JPH07235616A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法

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JPH07235616A
JPH07235616A JP6307466A JP30746694A JPH07235616A JP H07235616 A JPH07235616 A JP H07235616A JP 6307466 A JP6307466 A JP 6307466A JP 30746694 A JP30746694 A JP 30746694A JP H07235616 A JPH07235616 A JP H07235616A
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electrode
film
capacitor
dram
lower electrode
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Application number
JP6307466A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shimomura
浩 下村
Mitsuo Yasuhira
光雄 安平
Mizuki Segawa
瑞樹 瀬川
Takehiro Hirai
健裕 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の回路を内臓した半導体装置を小型化,
高機能化,低消費電力化し、かつその製造工程を簡略化
する。 【構成】 相異なる機能を有する複数の回路、例えば抵
抗素子,容量素子等を含むアナログ回路と、DRAMと
を同一のシリコン基板1上に形成し、この複数の回路の
主要部を同時に形成された共通層で構成する。例えば、
容量素子の容量下部電極131と、DRAMセルのスト
レージノード205とを、第3層ポリシリコン膜とアモ
ルファスシリコン膜との2層膜で構成し、この2層膜を
同時に堆積する。また、各部の容量絶縁膜132,20
6を同時に堆積されたシリコン窒化膜で、容量上部電極
133,プレート電極207を同時に堆積されたポリシ
リコン膜でそれぞれ構成する。特に、DRAMの製造プ
ロセスに他の回路の製造プロセスを適合させることで、
工程が円滑に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア機器や
携帯機器などのシステム全体の機能を1チップ化するい
わゆるシステム・オン・シリコンを実現させるための半
導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体技術、コンピュータ技
術,映像技術,通信技術の高度な融合であるマルチメデ
ィア機器や携帯機器などのシステムは、各々異なる機能
を有する複数の回路から構成される。例えば、図9に示
すように、DRAM,MPU,I/O回路,A/D変換
回路,D/A変換回路,SCF(スイッチト・キャパシ
タ・フィルタ)回路,MASK−ROM,f−EEPR
OM,High Voltage回路等である。そして、これらの
回路は、例えばディジタル回路(CMOS・バイポーラ
トランジスタ)、アナログ回路(バイポーラトランジス
タ)、メモリーなどそれぞれについて個別に製造プロセ
スが構築されており、一つの回路を製造するプロセスご
とに少なくとも1チップが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マルチメデ
ィア機器や携帯機器などの小型化,高機能化,低消費電
力化をめざし、これらを構成する半導体素子等の微細化
が進むに従ってディジタル回路とアナログ回路、論理回
路とメモリーを混載してシステムそのものを1チップ化
するシステム・オン・シリコンの実現への要求が高まっ
ているが、これらのLSI製造プロセスははじめから開
発するとなると、最適化するための開発工数が増え、大
きくコストがかかるという問題がある。
【0004】また、回路の種類によっては、微細化が困
難な回路がある。図10はこれらのLSIの世代ごとの
アナログ/ディジタル部の占める面積を概念的に示した
ものである。アナログ回路部は微細加工技術のトレンド
には乗りにくく、世代が進めばますますチップ全体に対
する割合が増えていく。
【0005】このように、アナログ回路部が微細化のト
レンドに乗りにくい理由として、次の点があげられる。
【0006】(1)アナログ回路用MISトランジスタ
の線形性の悪化 集積度を向上させるには、バイポーラトランジスタより
も電界効果型MOSトランジスタを多用することが好ま
しい。このMOSトランジスタの線形性はパラメータλ
であらわされるが、この線形性を維持すべく、アナログ
回路ではλがある値を越えないように最小ゲートよりも
長いゲート長のトランジスタを使用している。トランジ
スタの微細化に伴いゲート長が小さくなると、ドレイン
飽和電流が増えて、相互コンダクタンス(gm)が大き
くなるが、ドレイン空乏層がチャネルに影響を与え、ド
レイン電圧を増加させるとドレイン飽和電流値が増加
し、線形性が悪化する。
【0007】(2)容量素子の容量特性の悪化 容量絶縁膜の占有面積を低減しながら、必要な容量を維
持しようとすると、容量絶縁膜を薄膜化していく必要が
ある。例えばDRAMのキャパシタをアナログ回路の容
量として使用する場合、容量絶縁膜を薄膜化すると、少
しの厚みの変化や表面の凹凸が容量の変化となって現れ
るので、精度(絶対精度・比精度)が悪化し、特に容量
値の印加電圧依存性が大きくなってSCF(スイッチト
・キャパシタ・フィルタ)のようなアナログ回路に使用
できなくなる。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その第1の目的は、機能の異なる複数の回路を共
通の半導体基板に搭載して、小型化,高機能化及び低消
費電力化を図った半導体装置を簡略化された工程により
得られるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1の発明が講じた解決手段は、半導体装置
を、半導体基板上に形成された、DRAMのゲート電
極、プレート電極又はストレージ電極よりなる第1の導
電層と、前記半導体基板上に形成された、MOSトラン
ジスタのゲート電極、バイポーラトランジスタのエミッ
タ電極、PROMのゲート電極、DRAMの周辺回路以
外の回路に設けられた容量の下部電極若しくは上部電
極、抵抗又はインダクタよりなる第2の導電層とを備え
ており、前記第1の導電層と前記第2の導電層とは同一
工程により形成されている構成とするものである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の構成に、前
記第2の導電層は、DRAMの周辺回路以外の回路に設
けられた一の容量の下部電極であり、前記半導体基板上
に形成され、DRAMの周辺回路以外の回路に設けられ
た他の容量の上部電極をさらに備え、前記一の容量の下
部電極と前記他の容量の上部電極とは共通の導電層より
なるという構成を付加するものである。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の構成に、前
記第2の導電層はDRAMの周辺回路以外の回路に設け
られた容量の下部電極であり、前記容量の下部電極は、
互いに分離して設けられた第1の下部電極と第2の下部
電極とからなり、前記容量の上部電極は、互いに分離し
て設けられた第1の上部電極と第2の上部電極とからな
り、前記第1の下部電極と前記第2の上部電極とは電気
的に接続されていると共に前記第2の下部電極と前記第
1の上部電極とは電気的に接続されているという構成を
付加するものである。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の構成に、前
記第2の導電層はDRAMの周辺回路以外の回路に設け
られた容量の上部電極であり、前記容量の上部電極は、
互いに分離して設けられた第1の上部電極と第2の上部
電極とからなり、前記容量の下部電極は、互いに分離し
て設けられた第1の下部電極と第2の下部電極とからな
り、前記第1の上部電極と前記第2の下部電極とは電気
的に接続されていると共に前記第2の上部電極と前記第
1の下部電極とは電気的に接続されているという構成を
付加するものである。
【0013】請求項5の発明が講じた解決手段は、半導
体装置を、半導体基板上に形成された、異なる電源系を
持つ、LSIの入出力インターフェイス回路を構成する
トランジスタの第1のゲート絶縁膜と、前記半導体基板
上に形成された、DRAMのゲート絶縁膜よりも厚い膜
厚を有する、前記DRAMの周辺回路を構成するトラン
ジスタの第2のゲート絶縁膜とを備えており、前記第1
のゲート絶縁膜と前記第2のゲート絶縁膜とは同一工程
により形成されているという構成を付加するものであ
る。
【0014】請求項6の発明が講じた解決手段は、ビッ
ト線、ゲート電極、プレート電極及びストレージ電極よ
りなるn個(nは3以上の整数)の導電層を有するDR
AMと、下部電極、容量絶縁膜及び上部電極を有する容
量とを備えた半導体装置の製造方法を対象とし、前記n
個の導電層のうちの下から第(n−1)番目の導電層を
形成すると同時に前記下部電極を形成する第1の工程
と、前記第(n−1)番目の導電層の上に絶縁膜を形成
すると同時に前記下部電極の上に前記容量絶縁膜を形成
する第2の工程と、前記絶縁膜の上に前記n個の導電層
のうちの下から第n番目の導電層を形成すると同時に前
記容量絶縁膜の上に前記上部電極を形成する第3の工程
とを備えている構成とするものである。
【0015】請求項7の発明が講じた解決手段は、抵抗
又はインダクタと、ビット線、ゲート電極、プレート電
極及びストレージ電極よりなるn個(nは3以上の整
数)の導電層を有するDRAMとを備えた半導体装置の
製造方法を対象とし、前記抵抗又はインダクタを形成す
ると同時に、前記n個の導電層のうちの下から第(n−
1)番目又は第n番目の導電層を形成する工程を備えて
いる構成とするものである。
【0016】
【作用】請求項1の構成により、DRAMのゲート電
極、プレート電極又はストレージ電極よりなる第1の導
電層と、前記半導体基板上に形成された、MOSトラン
ジスタのゲート電極、バイポーラトランジスタのエミッ
タ電極、PROMのゲート電極、DRAMの周辺回路以
外の回路に設けられた容量の下部電極若しくは上部電
極、抵抗又はインダクタよりなる第2の導電層とは同一
の工程により形成されている。
【0017】請求項2の構成により、DRAMの周辺回
路以外の回路に設けられた一の容量の下部電極と、DR
AMの周辺回路以外の回路に設けられた他の容量の上部
電極は共通の導電層よりなるため、一の容量の下部電極
及び他の容量の上部電極に接続する配線の数を低減でき
る。
【0018】請求項3又は4の構成により、容量の下部
電極は互いに分離して設けられた第1の下部電極と第2
の下部電極とからなり、容量の上部電極は互いに分離し
て設けられた第1の上部電極と第2の上部電極とからな
り、第1の下部電極と第2の上部電極とは電気的に接続
されていると共に第2の下部電極と第1の上部電極とは
電気的に接続されているため、容量の極性が互いに逆に
して並列に接続されている。
【0019】請求項5の構成により、異なる電源系を持
つLSIの入出力インターフェイス回路を構成するトラ
ンジスタのゲート絶縁膜と、DRAMの周辺回路を構成
するトランジスタのゲート絶縁膜とは同一の工程により
形成される。
【0020】請求項6の構成により、容量の下部電極を
DRAMの最上層よりも1つ下の導電層と同時に形成す
ると共に、容量の上部電極をDRAMの最上層の導電層
と同時に形成するため、容量の下部及び上部の電極に対
する熱処理の回数が少なくなる。
【0021】請求項7の構成により、抵抗又はインダク
タを、DRAMの最上層又は最上層よりも1つ下の導電
層と同時に形成するため、抵抗又はインダクタに対する
熱処理の回数が少なくなる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0023】(実施例1)まず、実施例1について、図
1〜図2に基づき説明する。
【0024】図1は、実施例1に係る半導体装置の構造
を示す断面図である。図1において、1はシリコン基
板、2は深いNウェル、4はいずれもPウェル、5はフ
ィールド酸化膜である。そして、上記シリコン基板1の
表面付近には、アナログ回路100と、デジタル回路で
あるDRAMセル200とが形成されている。ここで、
アナログ回路100には、抵抗素子110と、NMOS
トランジスタ120と、容量素子130とが配設され、
その上方には、第1層間絶縁膜6、第1配線層7、第2
層間絶縁膜8、第2配線層9、第3層間絶縁膜10、第
3配線層11が順次設けられている。すなわち、上記ア
ナログ回路100は、深いNウェル2中のPウェル4内
に形成され、ディジタル回路であるDRAMセル200
のノイズからガードされている。
【0025】上記抵抗素子110は、フィールド酸化膜
5上に堆積された第3層ポリシリコン膜(以下、poly−
Si 膜という)及びアモルファスシリコン膜(以下、a
−Si 膜という)からなる抵抗体111を備え、この抵
抗体111の2か所に、上記第1配線層7が第1層間絶
縁膜6を貫通してコンタクトしている。すなわち、2か
所のコンタクト間のa−Si 膜及び第3層poly−Si 膜
による電気抵抗を利用して、抵抗素子110を形成して
いる。
【0026】上記NMOSトランジスタ120は、第1
層poly−Si 膜からなるゲート電極121と、該ゲート
電極121の側壁のサイドウォール及び上面の保護膜と
して機能するシリコン酸化膜122と、シリコン基板内
でゲート電極121側方かつ絶縁膜6の下方となる領域
に低濃度のN型不純物をドープしてなる低濃度ソース,
ドレイン領域125と、さらにその外方に高濃度のN型
不純物をドープしてなる高濃度ソース,ドレイン領域1
26とを備えている。そして、この高濃度ソース,ドレ
イン領域126に、上記第1配線層7が第1層間絶縁膜
6を貫通してコンタクトしている。すなわち、ゲート電
極121へのバイアスによってソース,ドレイン間のN
チャネルに流れる電流を制御するようにしている。その
際、第1層poly−Si 膜の導電特性を利用して、ゲート
電極121を形成している。特に、この構造では、高濃
度ソース,ドレイン領域126がゲート電極121側壁
に残置されたサイドウォール端より離して形成され、い
わゆるLDD構造となっているので、gmを大きく劣化
させることなく、ドレイン空乏層がチャネルに影響を与
えないようなトランジスタ構造となっている。
【0027】上記容量素子130は、フィールド酸化膜
5上に堆積された第3層poly−Si膜及びその上のa−
Si 膜からなる容量下部電極131と、容量下部電極1
31上に堆積された酸化されたシリコン窒化膜(以下、
酸化Si3N4 膜という)からなる容量絶縁膜132と、
該容量絶縁膜132上の容量上部電極133とを備えて
いる。すなわち、容量下部電極131と容量上部電極1
33との間に挟まれる容量絶縁膜132の誘電特性を利
用して、容量素子130を構成するとともに、a−Si
膜及び第3層poly−Si 膜の導電特性を利用して容量下
部電極131を形成している。
【0028】次に、上記DRAMセル200は、第1層
poly−Si 膜からなり、ワードラインを構成する2つの
ゲート電極201と、該ゲート電極201の側部及び上
面を被覆するシリコン酸化膜202と、第2層poly−S
i 膜及びその上のWSi 膜からなるいわゆるポリサイド
構造を有するビットライン203と、その上の保護膜2
04と、第3層poly−Si 膜及びその上に堆積されたa
-Si 膜からなるストレージノード205と、その上に堆
積された酸化Si3N4 膜からなる容量絶縁膜206と、
該容量絶縁膜206の上に堆積された第4層poly−Si
膜からなるプレート電極207と、シリコン酸化膜20
8とを備えている。また、シリコン基板1内には、2つ
のゲート電極210のサイドウォールの下方となる領域
に形成された低濃度ソース,ドレイン領域209(図中
の4か所)と、さらにその外方の高濃度ソース,ドレイ
ン領域210(図中の3か所)とが形成されており、こ
の3か所の高濃度ソース,ドレイン領域210のうち両
端側に、上記ストレージノード205がコンタクトし、
中央の高濃度ソース,ドレイン領域210にビットライ
ン203がコンタクトしている。
【0029】次に、上記半導体装置の製造方法につい
て、図2(a),(b)及び図3(a)〜(c)に基づ
き説明する。ただし、図2(a),(b)及び図3
(a)〜(c)では、図中右側はDRAMセル200の
断面状態を、図中左側はアナログ回路100の容量素子
130の断面状態をそれぞれ示し、アナログ回路100
の抵抗素子110及びNMOSトランジスタ120の断
面状態の図示は省略している。
【0030】まず、図2(a)に示すように、シリコン
基板1に、容量素子130側では深いNウェル2とその
上のPウェル4とを形成し、DRAMセル200側では
Pウェル4を形成し、その上にフィールド酸化膜5を堆
積する。その後、第1層poly−Si 膜を堆積してから、
DRAMセル200のゲート電極201を形成する。こ
の状態で、低濃度不純物を導入して、低濃度ソース,ド
レイン領域209を形成してから、ゲート電極201を
被覆するシリコン酸化膜202を堆積する。そして、こ
のシリコン酸化膜202のサイドウォール部をマスクと
して、高濃度不純物(ここではヒ素)をドープし、高濃
度ソース,ドレイン領域210を形成する。
【0031】次に、図2(b)に示すように、第2層po
ly−Si 膜とWSi 膜とを順次堆積し、いわゆるポリサ
イド構造のビットライン203を形成する。そして、そ
の上にシリコン酸化膜からなる保護膜204を形成す
る。
【0032】次に、図3(a)に示すように、DRAM
セル200のゲート電極201,ビットライン203,
フィールド酸化膜等を覆うシリコン酸化膜208を形成
した後、その上からシリコン酸化膜208を貫通して高
濃度ソース.ドレインにコンタクトする第3層poly−S
i 膜を堆積し、さらにその上にa−Si 膜を堆積して、
2層膜からなるストレージノード205を形成する。同
時に、容量素子130側でも、第3層poly−Si 膜とa
−Si 膜とを順次堆積し、2層膜からなる容量下部電極
を形成する。なお、上記第3層poly−Si 膜には、リン
がドープされている。
【0033】次に、図3(b)に示すように、DRAM
セル200及び容量素子130の双方において、上記a
−Si 膜の上にSi3N4 膜を同時に堆積し、これを酸化
する。すなわち、各部の容量絶縁膜132,206を形
成する。そして、その上から第4層poly−Si 膜を両領
域で同時に堆積した後パターニングして、容量素子13
0では容量上部電極133を、DRAMセル200では
プレート電極207をそれぞれ形成する。
【0034】さらに、図3(c)に示すように、基板全
体にBPSG膜を堆積して、第1層間絶縁膜6を形成す
る。そして、この上から、容量素子130の容量下部電
極131及び容量上部電極にそれぞれコンタクトするコ
ンタクト孔を形成し、この上から、Al /Ti N合金を
堆積して、第1配線層7を形成する。その後の工程は省
略するが、第2層間絶縁膜8,第2配線層9,第3層間
絶縁膜10及び第3配線層11を順次形成する。
【0035】なお、上記図2及び図3では省略したが、
アナログ回路100の抵抗素子110の抵抗体111
は、DRAMセル200のストレージノード205と同
時に堆積された第3層poly−Si 膜及びa−Si 膜から
なり、NMOSトランジスタ120のゲート電極121
はDRAMセル200のゲート電極201と同時に堆積
された第1層poly−Si 膜からなる。
【0036】したがって、上記実施例では、一つのシリ
コン基板1上に、異なる機能を有する複数の回路である
アナログ回路100とDRAMセル200とが搭載さ
れ、各回路の主要部が同じ工程で形成された少なくとも
一つの層で構成されている。したがって、1チップ化に
よる占有面積の低減と、接続信号線の短縮による動作速
度の高速化等の機能の向上と、低消費電力とが図られる
とともに、工程の簡略化による製造コストの低減を図る
ことができる。
【0037】特に、抵抗素子110の抵抗体111や、
容量素子130の電極(容量下部電極131)と、DR
AMセル200のストレージノード205とを同時に堆
積されたシリコン膜(上記実施例1では、第3層poly−
Si 膜及びa−Si 膜の2層膜)で構成することで、工
程の簡略化の効果が大きい。なお、上記実施例1では開
示していないが、インダクタンス素子のインダクタをも
上述のようなシリコン膜(例えば、第3層poly−Si 膜
及びa−Si 膜の2層膜)で構成することができること
は明らかである。
【0038】また、上記実施例1では、DRAMセル2
00のストレージノードと、抵抗素子110の抵抗体1
11や、容量素子130の容量下部電極131とを同時
に堆積されたシリコン膜で構成したが、例えばDRAM
セル200のゲート電極201(ワードライン)を構成
する第1層poly−Si 膜や、ビットライン203を構成
する第2層poly−Si 膜(あるいは第2層poly−Si 膜
及びWSi 膜の2層膜)を堆積する際に、上記抵抗体1
11や容量下部電極131を構成するpoly−Si 膜を堆
積し、単層膜又は2層膜からなる抵抗体等を形成するこ
ともできる。
【0039】特に、上記実施例1では、ストレージノー
ド205等を2層膜としたが、例えばpoly−Si 膜のみ
からなる単層膜や、3層膜以上の多層膜としてもよいこ
とはいうまでもない。特に、上記実施例1のごとく、ア
ナログ回路100の容量素子130の下部容量電極13
1の表面部をa−Si 膜つまり非晶質の半導体膜で構成
することで、平滑な界面が得られ、この半導体膜を酸化
して得られる容量絶縁膜のリーク特性や、耐圧性、容量
値の印加電圧依存性等を改善することができる。また、
抵抗素子110の抵抗体111の表面をa−Si 膜で構
成することで、極めて高精度の抵抗体とすることができ
る。
【0040】さらに、上記実施例1のように、アナログ
回路100のNMOSトランジスタ120をLDD構造
とすることで、gmを大きく劣化させることなく、ドレ
イン空乏層がチャネルに影響を与えないような微細化に
適したアナログ回路用MOSトランジスタを構成するこ
とが可能となった。
【0041】(実施例2)次に、実施例2に係る半導体
装置について説明する。
【0042】図4は、実施例2に係る半導体装置の断面
形状を示す。本実施例では、半導体基板1上に、EEP
ROMセル140と、DRAM周辺回路(又はデジタル
論理回路)のNMSトランジスタ220及びPMOSト
ランジスタ230とが搭載されている。なお、深いNウ
ェル2とPウェル4の他に、Nウェル3が形成されてお
り、このNウェル3の上に上記DRAM周辺回路のPM
OSトランジスタ230が形成されている。なお、フィ
ールド酸化膜5,層間絶縁膜6,8,10及び配線7,
9,11等は、上記実施例1と同様の構成であるので、
同一の符号を付して説明を省略する。
【0043】上記EEPROMセル300は、第2層po
ly−Si 膜からなるコントロールゲート電極301と、
第1層poly−Si 膜からなるフローティングゲート電極
302と、両電極の周囲を被覆するシリコン酸化膜30
3と、低濃度ソース,ドレイン領域305と、高濃度ソ
ース,ドレイン領域306とを備えている。
【0044】上記DRAM周辺回路のNMOSトランジ
スタ220は、第1層poly−Si 膜からなりワードライ
ンとして機能するゲート電極221と、その周囲を被覆
するシリコン酸化膜222と、高濃度ソース,ドレイン
領域224と、低濃度ソース,ドレイン領域223とを
備えている。この構造自体は上記実施例1のNMOSト
ランジスタ120と同様である。また、上記DRAM周
辺回路のPMOSトランジスタ230は、第1層poly−
Si 膜からなるゲート電極231と、その周囲を被覆す
るシリコン酸化膜232と、高濃度ソース,ドレイン領
域234と、低濃度ソース,ドレイン領域233とを備
えている。
【0045】すなわち、各MOSトランジスタ220,
230のゲート電極221,231と、EEPROM3
00のフローティングゲート電極302とを、共通の第
1層poly−Si 膜で構成することにより、集積度の向上
と、工程の簡略化とを図っている。
【0046】なお、上記実施例2では、EEPROMセ
ル300のフローティングゲート電極302と、DRA
Mのワードラインとなるゲート電極221,231とを
共通の材料で形成したが、本発明はかかる実施例に限定
されるものではなく、DRAMのビットラインやストレ
ージノード、プレート電極等を、EEPROMセル30
0のフローティングゲート電極302や、コントロール
ゲート電極301と共通の材料で形成してもよい。
【0047】(実施例3)次に、実施例3について説明
する。
【0048】図5は、実施例3に係る半導体装置の一部
である容量素子130の構造を示す。この容量素子13
0は、左右2つの部分に分割された構造となっており、
左右2つの部分は上記実施例1における構造と同じ構造
をしている。すなわち、第3層poly−Si 膜及びa−S
i 膜との2層からなる容量下部電極131a,131b
と、その上のSi3N4 膜からなる容量絶縁膜132a,
132bと、第4層poly−Si 膜からなる容量上部電極
133a,133bとを備えている。そして、上記一方
の容量上部電極133aと他方の容量下部電極131b
とは共通の第1端子135に、一方の容量下部電極13
1aと他方の容量上部電極133bとは共通の第2端子
136に、それぞれ接続されている。つまり、容量電極
を区画する2つの部分のうち一方の上部電極と他方の上
部電極とが交互に共通の端子に接続されている。
【0049】すなわち、本実施例3では、容量素子の極
性を逆にして並列に接続することにより、容量値の印加
電圧依存性を相殺することが可能となる。
【0050】(実施例4)次に、実施例4について説明
する。
【0051】図6は、実施例4に係る半導体装置の容量
素子130の断面構造を示し、上記実施例3と類似した
構造となっている。本実施例4では、容量電極は2つの
部分に区画されており、一方の部分は、第1層poly−S
i 膜からなる容量下部電極131aと、その上に堆積さ
れ酸化されたSi3N4 膜からなる容量絶縁膜132a
と、その上に堆積された第2層poly−Si 膜及びその上
のa−Si 膜からなる容量上部電極133aとを備えて
いる。また、他の部分は、第2層poly−Si 膜及びその
上のa−Si 膜からなる容量下部電極131bと、その
上に堆積され酸化されたSi3N4 膜からなる容量絶縁膜
132bと、その上に堆積された第3層poly−Si 膜か
らなる容量上部電極133bとを備えている。すなわ
ち、容量電極全体は、個別に堆積された少なくとも3つ
の導電層を有し、この3つの導電層のうち1つの導電層
(本実施例では、第2層poly−Si 膜及びa−Si 膜か
らなる2層膜)が、一方の容量上部電極133a及び他
方の容量下部電極131bとして機能するように、2つ
の部分に亘って連続的に堆積されている。
【0052】本実施例4では、上記実施例3に比べて、
第1端子135に接続する配線の構造がより簡素化され
る利点がある。尚、図6において、5はフィールド酸化
膜、136は第2の端子である。
【0053】図7は、上記実施例3又は4による容量素
子と従来の容量素子との電圧依存性を比較するデータで
あって、図中の実線は本発明による容量素子の特性を、
図中の破線は従来の容量素子の特性をそれそれぞれ示
す。同図に示されるように、本発明の容量素子では、従
来の容量素子に比べて電圧係数の変動が極めて小さく、
印加電圧の依存性の低減効果の著しいことがわかる。す
なわち、容量絶縁膜を薄膜化することで、必要なキャパ
シティを維持しながら容量素子を微細化することが可能
となり、上述のような占有面積の大きいアナログ回路の
集積度の向上に供することができるのである。
【0054】なお、上記実施例3及び4では、容量素子
130の電極のうち上部電極あるいは下部電極のいずれ
かをpoly−Si 膜上にa−Si 膜を積層した2層膜で構
成したが、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
ない。しかし、このように電極の表面部を非晶質の半導
体膜であるa−Si 膜で構成することで、酸化されたS
i3N4 膜の平滑な界面が得られ、酸化Si3N4 膜からな
る容量絶縁膜のリーク特性,耐圧,容量値の印加電圧依
存性が向上することになる。すなわち、良好な抵抗特性
を維持しながら、抵抗素子の微細化が可能となり、アナ
ログ回路の集積度の向上に供することができる。
【0055】さらに、上記容量素子130を厚いフィー
ルド膜5上に形成することで、さらに印加電圧依存性を
小さくしうる利点がある。
【0056】本発明の半導体装置において、1チップ化
されて搭載される回路の種類は上記各実施例に限定され
るものではない。図8は、1チップ化される回路の構成
例を示し、DRAM,A/D又はD/A変換器,f−E
EPROM,SCF,MASK−ROM,I/O装置,
High Voltage回路等の各種回路を搭載するに際し、各
回路の主要部を同時に形成された層で構成することで、
構成の簡素化及び製造工程の簡略化を図りつつ、1チッ
プ化による全体面積の低減つまり半導体装置全体として
の集積度の向上や動作の高速化等の効果を発揮すること
ができる。
【0057】なお、上記各実施例では省略したが、イン
ダクタンス素子やバイポーラトランジスタについても、
そのインダクタや電極等の主要部を他の回路の主要部と
の共通層(例えば上記実施例におけるpoly−Si 膜等)
で構成することができることはいうまでもない。
【0058】また、実施例は省略するが、駆動電圧が3
Vである3V系のDRAMを備えた半導体装置におい
て、外部の5V系デバイスとの間に3V−5V入出力イ
ンターフェース回路が搭載されることがある。かかる場
合、入出力インターフェース回路のトランジスタには、
高い電圧に耐えるべく厚いゲート酸化膜が要求される。
一方、3V系のDRAMの周辺回路のトランジスタに
は、通常は3Vの電圧が印加されるが、条件によっては
4.8V程度の高いピーク的な電圧が印加されることが
ある。その場合、本発明を適用し、DRAMの周辺回路
のトランジスタのゲート酸化膜と、入出力インターフェ
ース回路のトランジスタのゲート酸化膜とを共通層とし
て、厚いゲート酸化膜を形成することにより、DRAM
のピーク的な高い電圧に対する耐電圧性を確保すること
ができ、信頼性の向上を図ることができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明に係る半導体装置による
と、DRAMのゲート電極、プレート電極又はストレー
ジ電極よりなる第1の導電層と、前記半導体基板上に形
成された、MOSトランジスタのゲート電極、バイポー
ラトランジスタのエミッタ電極、PROMのゲート電
極、DRAMの周辺回路以外の回路に設けられた容量の
下部電極若しくは上部電極、抵抗又はインダクタよりな
る第2の導電層とは同一の工程により形成されているた
め、DRAMを備えた半導体装置の製造プロセスの簡略
化を図ることができる。
【0060】請求項2の発明に係る半導体装置による
と、DRAMの周辺回路以外の回路に設けられた一の容
量の下部電極と、DRAMの周辺回路以外の回路に設け
られた他の容量の上部電極とは共通の導電層よりなるた
め、一の容量の下部電極及び他の容量の上部電極に接続
する配線の数を低減できるので、半導体装置の小型化を
図ることができる。
【0061】請求項3又は4の発明に係る半導体装置に
よると、容量の下部電極は互いに分離して設けられた第
1の下部電極と第2の下部電極とからなり、容量の上部
電極は互いに分離して設けられた第1の上部電極と第2
の上部電極とからなり、第1の下部電極と第2の上部電
極とは電気的に接続されていると共に第2の下部電極と
第1の上部電極とは電気的に接続されているため、容量
の極性を互いに逆にして並列に接続されているので、容
量値の電源依存性を相殺することができる。
【0062】請求項5の発明に係る半導体装置による
と、異なる電源系を持つLSIの入出力インターフェイ
ス回路を構成するトランジスタのゲート絶縁膜、及びD
RAMの周辺回路を構成するトランジスタのゲート絶縁
膜は、いずれも他のゲート絶縁膜よりも厚い膜厚が要求
されるが、これらを同一の工程により形成するので、他
のゲート絶縁膜よりも厚い膜厚が要求されるゲート絶縁
膜を形成する工程を簡略化できる。
【0063】請求項6の発明に係る半導体装置による
と、容量の下部電極をDRAMの最上層よりも1つ下の
導電層と同時に形成すると共に、容量の上部電極をDR
AMの最上層の導電層と同時に形成するため、容量の下
部及び上部の電極に対する熱処理の回数が少なくなるの
で、容量値のバラツキを低減できる。
【0064】請求項7の発明に係る半導体装置による
と、抵抗又はインダクタを、DRAMの最上層又は最上
層よりも1つ下の導電層と同時に形成するため、抵抗又
はインダクタに対する熱処理の回数が少なくなるので、
抵抗の抵抗値又はインダクタのインダクタンスのバラツ
キを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る半導体装置の構造を示す断面図
である。
【図2】実施例1に係る半導体装置の製造工程のうちD
RAMセルのビットライン形成までの工程における基板
の状態を示す断面図である。
【図3】実施例1に係る半導体装置の製造工程のうち容
量素子とDRAMセルのビットラインよりも上方の部分
の製造工程における基板の状態を示す断面図である。
【図4】実施例2に係る半導体装置の構造を示す断面図
である。
【図5】実施例3に係る半導体装置の容量素子部分の構
造を示す断面図である。
【図6】実施例4に係る半導体装置の容量素子部分の構
造を示す断面図である。
【図7】上記実施例3又は4による容量素子と従来の容
量素子とについて、電圧係数の電圧依存性を比較するデ
ータである。
【図8】本発明の半導体装置によって、各種の回路を1
チップ化した例を示すブロック図である。
【図9】従来の半導体装置によって、各種の回路を個別
のチップに搭載した例を示すブロック図である。
【図10】集積度の向上とアナログ,デジタル回路の占
有面積の変化を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 Nウェル 3 Nウェル 4 Pウェル 5 フィールド酸化膜 6 第1層間絶縁膜 7 第1層配線 8 第2層間絶縁膜 9 第2層配線 10 第3層間絶縁膜 11 保護膜 100 アナログ回路 110 抵抗素子 111 抵抗体 120 NMOSトランジスタ 121 ゲート電極 122 シリコン酸化膜 125 低濃度ソース,ドレイン 126 高濃度ソース,ドレイン 130 容量素子 131 容量下部電極 132 容量絶縁膜 133 容量上部電極 200 DRAMセル 201 ワードライン 202 シリコン酸化膜 203 ビットライン 204 保護膜 205 ストレージノード 206 容量絶縁膜 207 プレート電極 208 シリコン酸化膜 209 低濃度ソース,ドレイン 210 高濃度ソース,ドレイン 220 NMOSトランジスタ 221 ゲート電極 222 シリコン酸化膜 223 低濃度ソース,ドレイン 224 高濃度ソース,ドレイン 230 PMOSトランジスタ 231 ゲート電極 232 シリコン酸化膜 233 低濃度ソース,ドレイン 234 高濃度ソース,ドレイン 300 EEPROMセル 301 コントロールゲート電極 302 フローティングゲート電極 303 シリコン酸化膜 305 低濃度ソース 306 高濃度ソース,ドレイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 21/8234 27/088 27/10 461 7210−4M 9170−4M H01L 27/08 102 H (72)発明者 平井 健裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された、DRAMの
    ゲート電極、プレート電極又はストレージ電極よりなる
    第1の導電層と、 前記半導体基板上に形成された、MOSトランジスタの
    ゲート電極、バイポーラトランジスタのエミッタ電極、
    PROMのゲート電極、DRAMの周辺回路以外の回路
    に設けられた容量の下部電極若しくは上部電極、抵抗又
    はインダクタよりなる第2の導電層とを備えており、 前記第1の導電層と前記第2の導電層とは同一工程によ
    り形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の導電層は、DRAMの周辺回
    路以外の回路に設けられた一の容量の下部電極であり、 前記半導体基板上に形成され、DRAMの周辺回路以外
    の回路に設けられた他の容量の上部電極をさらに備え、 前記一の容量の下部電極と前記他の容量の上部電極とは
    共通の導電層よりなることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の導電層はDRAMの周辺回路
    以外の回路に設けられた容量の下部電極であり、 前記容量の下部電極は、互いに分離して設けられた第1
    の下部電極と第2の下部電極とからなり、 前記容量の上部電極は、互いに分離して設けられた第1
    の上部電極と第2の上部電極とからなり、 前記第1の下部電極と前記第2の上部電極とは電気的に
    接続されていると共に前記第2の下部電極と前記第1の
    上部電極とは電気的に接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の導電層はDRAMの周辺回路
    以外の回路に設けられた容量の上部電極であり、 前記容量の上部電極は、互いに分離して設けられた第1
    の上部電極と第2の上部電極とからなり、 前記容量の下部電極は、互いに分離して設けられた第1
    の下部電極と第2の下部電極とからなり、 前記第1の上部電極と前記第2の下部電極とは電気的に
    接続されていると共に前記第2の上部電極と前記第1の
    下部電極とは電気的に接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に形成された、異なる電源
    系を持つ、LSIの入出力インターフェイス回路を構成
    するトランジスタの第1のゲート絶縁膜と、 前記半導体基板上に形成された、DRAMのゲート絶縁
    膜よりも厚い膜厚を有する、前記DRAMの周辺回路を
    構成するトランジスタの第2のゲート絶縁膜とを備えて
    おり、 前記第1のゲート絶縁膜と前記第2のゲート絶縁膜とは
    同一工程により形成されていることを特徴とする半導体
    装置。
  6. 【請求項6】 ビット線、ゲート電極、プレート電極及
    びストレージ電極よりなるn個(nは3以上の整数)の
    導電層を有するDRAMと、下部電極、容量絶縁膜及び
    上部電極を有する容量とを備えた半導体装置の製造方法
    であって、 前記n個の導電層のうちの下から第(n−1)番目の導
    電層を形成すると同時に前記下部電極を形成する第1の
    工程と、 前記第(n−1)番目の導電層の上に絶縁膜を形成する
    と同時に前記下部電極の上に前記容量絶縁膜を形成する
    第2の工程と、 前記絶縁膜の上に前記n個の導電層のうちの下から第n
    番目の導電層を形成すると同時に前記容量絶縁膜の上に
    前記上部電極を形成する第3の工程とを備えていること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 抵抗又はインダクタと、ビット線、ゲー
    ト電極、プレート電極及びストレージ電極よりなるn個
    (nは3以上の整数)の導電層を有するDRAMとを備
    えた半導体装置の製造方法であって、 前記抵抗又はインダクタを形成すると同時に、前記n個
    の導電層のうちの下から第(n−1)番目又は第n番目
    の導電層を形成する工程を備えていることを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
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