JPH08316283A - ダミーウエハー - Google Patents

ダミーウエハー

Info

Publication number
JPH08316283A
JPH08316283A JP7121367A JP12136795A JPH08316283A JP H08316283 A JPH08316283 A JP H08316283A JP 7121367 A JP7121367 A JP 7121367A JP 12136795 A JP12136795 A JP 12136795A JP H08316283 A JPH08316283 A JP H08316283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dummy wafer
wafer
dummy
mirror
film thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7121367A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsu Nishizawa
節 西澤
Kazuo Muramatsu
一生 村松
Tsutomu Watabe
勉 渡部
Tatsuhiro Yasaka
龍広 八坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP7121367A priority Critical patent/JPH08316283A/ja
Priority to TW085104777A priority patent/TW318943B/zh
Priority to US08/637,496 priority patent/US6150023A/en
Priority to EP96303539A priority patent/EP0743677A3/en
Priority to KR1019960016950A priority patent/KR100216389B1/ko
Publication of JPH08316283A publication Critical patent/JPH08316283A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • H01L22/30Structural arrangements specially adapted for testing or measuring during manufacture or treatment, or specially adapted for reliability measurements
    • H01L22/34Circuits for electrically characterising or monitoring manufacturing processes, e. g. whole test die, wafers filled with test structures, on-board-devices incorporated on each die, process control monitors or pad structures thereof, devices in scribe line
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24942Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.] including components having same physical characteristic in differing degree
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/30Self-sustaining carbon mass or layer with impregnant or other layer

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体デバイスの製造工程で用いられる検査
用のダミーウエハーであって、シリコンウエハーよりも
耐エッチング性に優れていると共に、基板として要求さ
れる鏡面性や平坦度に優れ、さらには製造プロセスにお
いて汚染源とならない様なダミーウエハーを提供する。 【構成】 ガラス状カーボンからなることを特徴として
おり、少なくとも片面が鏡面研磨され、研磨された面の
表面粗さがRa0.005μm以下のものを用いること
が好ましい。本発明のダミーウエハーはCVD成膜によ
る膜厚のモニター用として優れた特性を有するが、上記
固有電気抵抗値が、0.1Ω・cm以上である上記ダミ
ーウエハーを用いることにより、スパッタリング成膜に
よる膜厚のモニター用や清浄度確認用のダミーウエハー
としても優れた特性を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリーや半導
体集積回路などの半導体デバイスを製造する工程で使用
されるダミーウエハーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスを製造するにあたって
は、鏡面研磨されたシリコンウエハーが基板として使用
されており、目的とする半導体デバイスの種類に応じ
て、ポリシリコンやSi34 等がCVDにより上記基
板上に成膜されたり、W薄膜がスパッタリングにより形
成されている。
【0003】半導体デバイスの高性能化及び高集積密度
化に伴い、要求品質は厳しくなる一方であり、非常に高
レベルの加工精度や清浄度が求められている。そこで、
半導体デバイスの製造ラインにおいては、製品と同じ様
に鏡面研磨されたシリコンウエハーを、各種の検査項目
をチェックするテスト用ウエハー(以下、ダミーウエハ
ーという)として使用し、各工程での加工精度や清浄度
を確認しながら各プロセス処理が行われている。上記ダ
ミーウエハーの例としては、成膜後の膜厚モニター用の
ダミーウエハーや、ウエハー上に付着したパーティクル
数を測定することにより各工程の清浄度を検査するパー
ティクルカウント用のダミーウエハー等を挙げることが
できる。
【0004】上記半導体デバイスの製造ラインは、通常
100以上の工程から構成されているので、ダミーウエ
ハーは多数を必要とする。シリコンウエハーは高価であ
ることからダミーウエハーとして用いるシリコンウエハ
ーは、可能な限り繰り返し用いることが望まれている。
例えば前記膜厚モニター用のダミーウエハーの場合は、
成膜した薄膜をエッチング処理により除去して再使用さ
れている。しかしながら、エッチング処理後のシリコン
ウエハーは表面性状が劣化しており、再度鏡面加工する
ことが必要である。また、成膜される物質によってはシ
リコンウエハー自体が変質することから、エッチング処
理による変質層まで除去することが必要となることがあ
る。この様な場合には、エッチング処理後上記シリコン
ウエハーを再研磨することにより鏡面性は得られたとし
ても、ウエハーの厚さが次第に薄くなっていくので、繰
り返し使用する回数も限られている。従って、ダミーウ
エハーとして用いた場合に、シリコンウエハーと同様の
特性を有し、しかも耐エッチング性に優れた代替材料の
検討が行われている。
【0005】上記シリコンウエハーの代替材料として
は、SiCやSi34 等のセラミックス製基板に鏡面
研磨を施したダミーウエハーを使用する例がある。しか
しながら、鏡面性及び平坦度の点でシリコンウエハーに
劣り、しかも製造プロセス中で発塵して半導体デバイス
の汚染源になるという問題も有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に着
目してなされたものであって、シリコンウエハーよりも
耐エッチング性に優れていると共に、基板として要求さ
れる鏡面性や平坦度に優れ、さらには製造プロセスにお
いて汚染源とならない様なダミーウエハーを提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明とは、半導体デバイスの製造工程で用いられる検査用
のダミーウエハーであって、ガラス状カーボンからなる
ことを要旨とするものであり、少なくとも片面が鏡面研
磨され、研磨された面の表面粗さがRa0.005μm
以下のものを用いることが好ましい。
【0008】本発明に係る上記ダミーウエハーはCVD
成膜による膜厚のモニター用として優れた特性を有する
が、上記固有電気抵抗値が、0.1Ω・cm以上である
上記ダミーウエハーを用いることにより、スパッタリン
グ成膜による膜厚のモニター用や清浄度確認用のダミー
ウエハーとしても優れた特性を発揮する。
【0009】更に、熱間静水圧加圧処理を施すことによ
り高密度の成形体が得られ、該成形体に鏡面研磨を施せ
ば一層優れた鏡面性及び耐エッチング性を有するダミー
ウエハーが得られる。
【0010】
【作用】本発明者らは、半導体デバイスの製造工程で用
いられる検査用のダミーウエハーとして、シリコンウエ
ハーに代替可能な材料であり、しかも優れた耐エッチン
グ性を示す材料を求めて鋭意研究を重ねた結果、ガラス
状カーボンを用いることにより目的を達成できることを
見出した。
【0011】また、従来のセラミックス製基板では、鏡
面性や平坦度の低さが問題となると共に、製造プロセス
中にパーティクルが発生して汚染源となるいう問題を有
していた。これに対して、ガラス状カーボンをダミーウ
エハーとして用いることにより上記問題点をすべて解決
でき、以下の様に、本発明のダミーウエハーは鏡面性
や平坦度に優れ、しかも製造プロセス中にパーティ
クルを発生する汚染源となることもない。
【0012】 従来のセラミックス製ダミーウエハー
は、多結晶体であることから鏡面研磨により結晶粒界が
表面に出現し、得られる表面粗さはRaでせいぜい0.
008μmまでであった。これに対して、本発明のダミ
ーウエハーは、アモルファス構造のガラス状カーボンか
らなるので、鏡面研磨しても結晶粒界が出現することは
なく、Raで0.005μm以下の極めて良好な鏡面性
を有するダミーウエハーを得ることができる。
【0013】 また平坦度においても、従来のセラミ
ックス製ダミーウエハーは外形寸法における反りの量が
200μm程度と十分ではないのに対して、本発明のダ
ミーウエハーはシリコンウエハーと同程度の50μm程
度である。
【0014】 さらに、従来のセラミックス製ダミー
ウエハーは、製造プロセスによっては照射されるプラズ
マにより発塵してパーティクルとなり、半導体デバイス
の汚染源となることがあった。本発明のダミーウエハー
であっても、プラズマ照射により微粒子を発することは
あるが、該微粒子はカーボンであることからプラズマ雰
囲気下で容易にガス化して、半導体デバイスの汚染源と
はならない。
【0015】従って、ガラス状カーボンをダミーウエハ
ーとして用い、少なくとも片面に鏡面研磨を施してRa
0.005μm以下の表面粗さとすることにより、Si
3 4 やポリシリコン等をCVDにより成膜する際の膜
厚モニター用のダミーウエハーとして用いることができ
る。また、再使用するにあたり上記Si34 やポリシ
リコン等の薄膜をエッチング処理により除去しても、エ
ッチング処理後の表面粗さがシリコンウエハー程には損
なわれず耐エッチング性も非常に良好である。
【0016】さらに本発明者らは、ガラス状カーボンの
固有電気抵抗値を制御することにより、上記CVDによ
る成膜の膜厚モニターとしての用途以外のダミーウエハ
ーに用いることができることを突き止めた。具体的には
固有電気抵抗値を0.1Ω・cm以上に制御することに
より、スパッタリングによる成膜時の膜厚モニターとし
てシリコンウエハーと代替可能である。さらには、ダミ
ーウエハー上に付着したパーティクル数を測定すること
により、各工程の清浄度を検査するパーティクルカウン
ト用のダミーウエハーとして用いることもできる。
【0017】本発明のダミーウエハーを製造する方法に
ついては限定されるものではなく、公知の方法により、
熱硬化性樹脂粉末の成形体を作製し、不活性ガス中で焼
成した後、鏡面研磨を施して、少なくとも片面の表面粗
さをRa0.005μm以下とすればよい。また上記ダ
ミーウエハーの固有電気抵抗値は、焼成時の昇温速度、
焼成温度、焼成時間などを制御することによって調整す
ればよく、例えば、焼成温度を低く設定することによっ
て固有電気抵抗値を大きくすることが可能である。
【0018】尚、焼成に続いて熱間静水圧処理を施した
後、鏡面研磨を行えば、高密度なガラス状カーボンが得
られ、鏡面研磨により表面粗さの小さい非常に良好な表
面性状を有するダミーウエハーとなり、しかもより一層
耐エッチング性に優れたダミーウエハーを得ることがで
きる。
【0019】本発明は、ガラス状カーボンの組成を限定
するものではなく、通常の熱硬化性樹脂を材料として用
いることができ、例えば、フェノール樹脂,エポキシ樹
脂,ポリエスエル樹脂,フラン樹脂,ユリア樹脂,メラ
ミン樹脂,アルキド樹脂,キシレン樹脂など公知の材料
を利用すればよい。
【0020】以下実施例について説明するが、本発明は
下記の実施例に限定されるものではなく、前・後記の趣
旨に徴して適宜変更することは本発明の技術的範囲に含
まれる。
【0021】
【実施例】実施例1 まず以下に示す本発明例1〜3の3種類のダミーウエハ
ーを準備した。 (本発明例1)粒径100〜200μmのフェノールホ
ルムアルデヒド樹脂粉末を、100℃の温度で24時間
乾燥させ、インジェクション成形機の原料供給装置に供
給し、成形温度160℃、成形圧力200kg/cm2で1分
間保持し、外径φ150mm×板厚1.5mmの円盤状
に成形した。該成形体のスプールを取り外し、端面のバ
リを除去した後、120℃に保持したホットプレスに挟
持し、100kg/cm2の圧力で2分間保持し、成形体の歪
みを除去した。
【0022】次いで、上記成形体を高純度の黒鉛治具で
保持し、以下の条件で炭素化させた。即ち、100ml/m
inの流量の窒素ガス雰囲気下で、120〜450℃の温
度域を10±3℃/hr、450〜850℃の温度域を
15±3℃/hr、850〜1450℃の温度域を20
±3℃/hrの昇温速度で焼成した。最高到達温度で5
時間保持し、降温過程は850℃までの温度域を25℃
/hr、850℃以下は炉冷で冷却した。
【0023】電着ダイヤ砥石が先端に装填された砥石軸
と、加工する基板を固定・回転させる基板軸の2軸を有
する研削加工盤により、焼成後の基板を外径100±
0.5mmに加工した。上記電着ダイヤ砥石の番手は#
600であり、加工後の端面の表面粗さはRmax 0.2
μmであった。
【0024】次に、両面に鋳鉄の溝付き定盤が装着され
た両面研磨機(スピードファム社16B)を使用して基
板の研磨を行い、ダミーウエハーを作製した。研磨工程
は、粗研磨,中間研磨,仕上げ研磨の3工程に分け、粗
研磨は番手#800,中間研磨は番手#4000,仕上
げ研磨は番手#10000のアルミナ砥粒を使用した。
研磨後の表面粗さはRa0.003μmであり、固有電
気抵抗値は4×10-3Ω・cm、熱膨張係数は4×10
-6/℃であった。
【0025】(本発明例2)焼成時の最高到達温度を、
850℃とした以外は本発明例1と同様にして、本発明
例2のダミーウエハーを作製した。研磨後の表面粗さは
Ra0.004μmであり、固有電気抵抗値は0.12
Ω・cm、熱膨張係数は6×10-6/℃であった。
【0026】(本発明例3)焼成時の最高到達温度を1
550℃にして、850〜1550℃の温度域を20±
3℃/hrで昇温すること以外は本発明例1と同様にし
て焼成すると共に、2600℃,2000気圧,保持時
間5hrという条件で熱間静水圧加圧処理(HIP処
理)を両面研磨前に行ったこと以外は本発明例1と同様
にして、本発明例3のダミーウエハーを作製した。
【0027】研磨後の表面粗さはRa0.001μmで
あり、固有電気抵抗値は3×10-3Ω・cm、熱膨張係
数は3×10-6/℃であった。次に、上記本発明例1〜
3のダミーウエハーと、シリコンウエハーを用いて、C
VDによる成膜工程における膜厚モニター用としての特
性を調べた。
【0028】減圧CVDにより同一条件のもとで、上記
4種類のダミーウエハーを用いてSi34 を成膜し、
膜厚を測定すると共に、得られたSi34 を150℃
のH 3 PO4 を用いてエッチング処理を施し、Si3
4 を除去した後のダミーウエハーの表面粗さRaを測定
した。
【0029】同様にして、上記4種類のダミーウエハー
上に、ポリシリコンを成膜して膜厚を測定すると共に、
得られたポリシリコン薄膜を常温のフッ酸/硝酸を用い
てエッチング処理を施し、ポリシリコン薄膜を除去した
後のダミーウエハーの表面粗さRaを測定した。結果は
表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1の膜厚の結果から、本発明例1〜3の
ダミーウエハーは、いずれもシリコンウエハーと同程度
の膜厚となっており(許容誤差範囲±0.05μm)、本発
明例1〜3のダミーウエハーは、CVDの成膜工程にお
ける膜厚モニター用としてシリコンウエハーと代替可能
であることが分かる。
【0032】また、エッチング後の表面粗さの結果から
見ると、シリコンウエハーでは、Ra0.002μmで
あった表面粗さが、エッチングによりRa0.010μ
m以上となっているのに対し、本発明例1〜3は、いず
れもRa0.010μm未満であり、耐エッチング性に
優れていることが分かる。中でも、HIP処理を施した
本発明例3は成膜前の鏡面性が優れ、しかも耐エッチン
グ性が非常に良好である。
【0033】実施例2 前記本発明例1〜3のダミーウエハーと、シリコンウエ
ハーを用いて、スパッタリングによりWを成膜して膜厚
を測定すると共に、得られたW薄膜を50℃の過酸化水
素水によりエッチングし、W薄膜を除去した後のダミー
ウエハーの表面粗さRaを測定した。結果は表2に示
す。
【0034】
【表2】
【0035】本発明例1及び本発明例3は、固有電気抵
抗値が小さく、Wの膜厚が許容誤差範囲(±0.05μm)
を超えて厚く形成された。これに対して、固有電気抵抗
値が0.1Ω・cm以上である本発明例2は、Wの膜厚
がシリコンウエハーとほぼ同じであり、固有電気抵抗値
が0.1Ω・cm以上である本発明のダミーウエハーは
スパッタリングの膜厚モニター用としても採用できるこ
とが分かる。
【0036】尚、本発明例1〜3がいずれもエッチング
特性に優れていることは、実施例1の結果と同様である
が、HIP処理を施した本発明例3は、特にエッチング
特性に優れている。
【0037】実施例3 次に清浄度確認用のダミーウエハーとしての特性を調べ
ることを目的として、半導体デバイスの回路を形成する
フォトリソグラフィー工程後の洗浄工程に、前記4種類
のダミーウエハーを流して、表面に付着したパーティク
ル数を測定した。パーティクル数は、微分干渉顕微鏡に
より25cm2 当りのパーティクル数をカウントした。
結果は前記表2に併記した。
【0038】シリコンウエハーのパーティクル数が平均
10.6個であるのに対して、本発明例1及び本発明例
3のパーティクル数は半数以下であり、少な過ぎる。こ
れに対して、本発明例2のダミーウエハーは、シリコン
ウエハーと同程度のパーティクル数がカウントされてお
り、0.1Ω・cm以上の固有電気抵抗値をもつ本発明
のダミーウエハーは、清浄度確認用のダミーウエハーと
しても採用できることが分かる。
【0039】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されているの
で、シリコンウエハーよりも耐エッチング性に優れてい
ると共に、基板として要求される鏡面性や平坦度に優
れ、さらには製造プロセスにおいて汚染源とならない様
なダミーウエハーが提供できることとなった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八坂 龍広 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体デバイスの製造工程で用いられる
    検査用のダミーウエハーであって、ガラス状カーボンか
    らなることを特徴とするダミーウエハー。
  2. 【請求項2】 少なくとも片面が鏡面研磨され、研磨さ
    れた面の表面粗さがRa0.005μm以下である請求
    項1に記載のダミーウエハー。
  3. 【請求項3】 固有電気抵抗値が、0.1Ω・cm以上
    である請求項1または2に記載のダミーウエハー。
  4. 【請求項4】 熱間静水圧加圧処理が施されたものであ
    る請求項1〜3のいずれかに記載のダミーウエハー。
JP7121367A 1995-05-19 1995-05-19 ダミーウエハー Withdrawn JPH08316283A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121367A JPH08316283A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 ダミーウエハー
TW085104777A TW318943B (ja) 1995-05-19 1996-04-22
US08/637,496 US6150023A (en) 1995-05-19 1996-04-25 Dummy wafer
EP96303539A EP0743677A3 (en) 1995-05-19 1996-05-17 Dummy brochure
KR1019960016950A KR100216389B1 (ko) 1995-05-19 1996-05-20 더미 웨이퍼

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121367A JPH08316283A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 ダミーウエハー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08316283A true JPH08316283A (ja) 1996-11-29

Family

ID=14809496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7121367A Withdrawn JPH08316283A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 ダミーウエハー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6150023A (ja)
EP (1) EP0743677A3 (ja)
JP (1) JPH08316283A (ja)
KR (1) KR100216389B1 (ja)
TW (1) TW318943B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7060622B2 (en) 2002-09-27 2006-06-13 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method of forming dummy wafer
US7087980B2 (en) * 2001-03-05 2006-08-08 Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. Film thickness measuring monitor wafer

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6350520B1 (en) * 1998-08-26 2002-02-26 Reticle, Inc. Consolidated amorphous carbon materials, their manufacture and use
KR100427423B1 (ko) * 2000-05-25 2004-04-13 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 Cvd용 인너튜브
JP4538205B2 (ja) * 2003-07-23 2010-09-08 株式会社日立ハイテクノロジーズ 検査データの解析プログラム、検査データ解析装置
KR100870093B1 (ko) * 2007-02-20 2008-11-25 황병렬 더미 웨이퍼 및 이의 제작 방법
CN101657563B (zh) * 2007-04-18 2011-09-28 株式会社爱发科 伪基板和使用该伪基板的成膜装置的启动方法、成膜条件的维持或变更方法及停止方法
JP1534136S (ja) * 2014-11-13 2015-09-28
JP1534137S (ja) 2014-11-13 2015-09-28
JP1534138S (ja) 2014-11-13 2015-09-28
CN108666233B (zh) * 2017-03-31 2021-02-05 上海新昇半导体科技有限公司 一种可用作挡片或控片的晶片制备方法及晶片
JP7353209B2 (ja) * 2020-02-20 2023-09-29 東京エレクトロン株式会社 ダミーウエハ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4856887A (en) * 1987-04-01 1989-08-15 Hughes Aircraft Company Lightweight silicon carbide mirror
US5149338A (en) * 1991-07-22 1992-09-22 Fulton Kenneth W Superpolishing agent, process for polishing hard ceramic materials, and polished hard ceramics
JPH06244142A (ja) * 1993-02-19 1994-09-02 Sumitomo Electric Ind Ltd ウェハのエッチング方法
JPH07240401A (ja) * 1994-02-28 1995-09-12 Nisshinbo Ind Inc 半導体ウエハダミー、その製造方法及び前記半導体ウエハダミーによるプラズマエッチングチャンバー内等の清浄方法
EP0663687B1 (en) * 1994-01-18 1997-07-09 Nisshinbo Industries, Inc. Instrument for production of semiconductor and process for production thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7087980B2 (en) * 2001-03-05 2006-08-08 Mitsui Engineering & Shipbuilding Co., Ltd. Film thickness measuring monitor wafer
US7060622B2 (en) 2002-09-27 2006-06-13 Oki Electric Industry Co., Ltd. Method of forming dummy wafer

Also Published As

Publication number Publication date
US6150023A (en) 2000-11-21
KR960043075A (ko) 1996-12-23
TW318943B (ja) 1997-11-01
EP0743677A3 (en) 1997-07-02
KR100216389B1 (ko) 1999-08-16
EP0743677A2 (en) 1996-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Pei et al. Grinding induced subsurface cracks in silicon wafers
US9321647B2 (en) Polycrystalline aluminum nitride material and method of production thereof
JPH08316283A (ja) ダミーウエハー
JP2000505043A (ja) 高温圧縮炭化ケイ素ウェハー及びダミーウェハーとしてのその使用方法
JP2010016176A (ja) 試料保持具
EP0540227A1 (en) Non-conductive aluminum oxide-titanium carbide (Al2O3-TiC), method of making same, and slider element incorporating same
JP3317781B2 (ja) 半導体ウエハの熱処理用サセプタの製造方法
JPH08188468A (ja) 化学蒸着法による炭化ケイ素成形体及びその製造方法
CN107226692B (zh) 堇青石质烧结体、其制法及复合基板
JP2001237303A (ja) ウェハ用真空チャックおよびその製造方法
TW522451B (en) Monitoring wafer for measuring film thickness
JP4970712B2 (ja) 窒化アルミニウム焼結体、窒化アルミニウムの製造方法、及び窒化アルミニウムの評価方法
JPH1095671A (ja) 緻密な焼結体、その製造方法およびハードディスク記憶装置製造用の該焼結体からなる基板
JP2022012251A (ja) 板状成形体の製造方法
JP5038553B2 (ja) スパッタリングターゲットの製造方法
JP4795529B2 (ja) セラミック基板、薄膜回路基板およびセラミック基板の製造方法
JP4028753B2 (ja) 静電チャック
JP4062059B2 (ja) 低熱膨張セラミックス部材およびその製造方法ならびに半導体製造装置用部材
JP2006182641A (ja) 炭化珪素質焼結体及びその製造方法並びにそれを用いた半導体製造装置用部材
TW202221156A (zh) 濺鍍靶、其製造方法、及成膜方法
JP2002283244A (ja) 仕上げ用砥石及びその製造方法
JP2003282664A (ja) SiCパーティクルモニタウェハ
JP2001284275A (ja) CVD−SiC膜被覆半導体熱処理用部材
JP2004152900A (ja) 半導体製造装置用ウェハ保持リング及びその製造方法、並びに半導体ウェハの熱処理方法及び加熱処理装置
JP2007254190A (ja) 窒化アルミニウム焼結体、窒化アルミニウム焼結体の製造方法、及び部材

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806