JPH08314651A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH08314651A
JPH08314651A JP7119600A JP11960095A JPH08314651A JP H08314651 A JPH08314651 A JP H08314651A JP 7119600 A JP7119600 A JP 7119600A JP 11960095 A JP11960095 A JP 11960095A JP H08314651 A JPH08314651 A JP H08314651A
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JP7119600A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Sasano
強 笹野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホストコンピュータの拘束時間を短くでき、
印刷機構の使用効率が高い印刷装置を提供する。 【構成】 各入力I/F21に対する優先度を、印刷手
段(データ解釈部26ないしプリンタエンジン31)に
よって印刷が実行されたページ数と、各インタフェース
のデータ転送速度等を基に算出・設定し、印字データの
出力(印刷)を行う印刷手段が、ある入力I/F21か
らの印字データの印刷を行っている際に、高い優先度が
設定されている他の入力I/F21から印字データが入
力された場合には、その後着の印字データを記憶装置2
4にファイル化して退避する処理を開始し、印刷手段に
よる印刷が1ページ完了した段階で、印刷手段が対象と
する印字データが切り替えられ、その後着の印字データ
に関する印刷が行われるように各部を制御する入力制御
部25を印刷装置11に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置に係わり、特
に、複数のホストコンピュータからの印字データを同時
に受信することができる印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置には、印刷機構は1つしか備え
ていないが、複数のホストコンピュータからの印字デー
タを受信することができる装置が存在しており、入力さ
れた複数の印字データを処理する手順が異なる、さまざ
まな装置が知られている。
【0003】たとえば、特開平4−143826号公報
には、あるホストコンピュータからの印字データの印字
処理中に、優先度の高い他のホストコンピュータからの
印字データが入力された場合には、先着の印字データを
基に形成されたフレームメモリ上の画像データを補助記
憶装置に退避させ、後着の印字データの印字処理を実行
し、その印字処理の終了後、補助記憶装置に退避させて
いた画像データをフレームメモリ上に復帰(転送)さ
せ、先着の印字データに対する処理を続行する印刷装置
が示されている。
【0004】特開平5−143256号公報には、ホス
トコンピュータとのデータ授受を行う複数のインタフェ
ースに優先度が割り当てられており、印字データに対す
る処理が1ページ分終了するたびに、その印字データが
入力されたインタフェースより、優先度の高いインタフ
ェースからの入力があるか否かを判断し、優先度の高い
インタフェースからの入力がある場合には、そのインタ
フェースからの印字データに対する印字処理を行い、そ
の処理終了後に、先に印字処理を行っていた印字データ
の印字処理を再開する印刷装置が示されている。
【0005】特開平5−15570号公報には、複数の
ホストコンピュータからの印字データを細切れに、順番
に入力することによって、並列的な入力を可能とした印
刷装置が示されており、この印刷装置では、データ量の
小さなデータから出力が行われるようになっている。ま
た、特開平5−46331号公報には、複数のホストコ
ンピュータから入力される印字データを、一旦、ハード
ディスクにスプールする印刷装置が示されている。
【0006】特開平5−282110号公報には、複数
のホストコンピュータとそれぞれ接続されるインタフェ
ースごとに、入力データを格納する格納手段を設けるこ
とによって、複数のホストコンピュータからの印字デー
タの同時入力を可能にした印刷装置が示されている。こ
の印刷装置では、入力されたインタフェースの順番を記
憶する手段が設けられており、各格納手段に格納された
印字データは、入力された順で出力されている。
【0007】そして、特開平5−61617号公報およ
び特開平5−307451号公報には、あるホストコン
ピュータからの印字データの印字処理中に、他のホスト
コンピュータからの印字データが入力された場合には、
その後着の印字データを退避バッファに退避し、先着の
印字データに対する印字処理が終了した後に、退避させ
た印字データに対する印字処理を実行する印刷装置が示
されている。なお、この印刷装置では、退避させた印字
データの出力は、装置に設けられたボタンを押下するこ
とによって行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の印
刷装置では、その動作時に、以下に記すような問題が発
生する。
【0009】特開平4−143826号公報または特開
平5−143256号公報記載の印刷装置では、後着の
印字データが優先度の高いものの場合、先着の印字デー
タの印字処理が中断されることになるので、その処理が
中断されている印字データを出力しているホストコンピ
ュータは、後着の印字データの処理が完了し、自分の印
字データ出力が終了するまで開放されないことになる。
また、特開平5−143256号公報記載の印刷装置で
は、1ページ単位で入力インタフェースを切り換える構
成となっていので、1ページのデータ量が多い印字デー
タが優先度の低いインタフェースから入力された場合に
は、優先度を高く設定してあるインタフェースから印字
データの入力が行えるようになるまでに時間がかかって
しまうことになる。
【0010】特開平5−155070号公報記載の印刷
装置では、データ量の小さい印字データから出力される
構成となっているので、あるホストコンピュータが連続
して印字データを出力している際に、他のホストコンピ
ュータが、単発で小さな印字データを出力した場合、先
着のデータがなかなか処理されないという問題が生ず
る。また、特開平5−46331号記載の印刷装置で
は、全てのデータがスプールされるので、この印刷装置
には、単一のデータが入力されている場合の動作速度
が、一般の印刷装置よりも劣るといった問題があった。
【0011】特開平5−282110号公報、特開平5
−61617号公報、特開平5−307451号公報な
どに記載の印刷装置では、先に印字データが入力された
インタフェースの転送速度が、後に印字データが入力さ
れたインタフェースの転送速度よりも遅かった場合、後
着の印字データの入力が完了したにも拘わらず、先着の
印字データの入力が完了していないといったことが有り
得る訳であるが、これらの印刷装置では、このような場
合、印字データの入力が完了しているにも拘わらず、印
刷が実行されていないといった現象が生ずることにな
る。すなわち、これらの印刷装置は、インタフェースの
能力を十分に発揮できないものとなっていた。また、特
開平5−61617号公報、特開平5−307451号
記載の印刷装置では、退避したデータを出力する場合
に、印刷装置上のボタンを押下することになっている
が、ホストコンピュータと印刷装置は、離れた位置に設
置されることも多く、この技術は、実用的ではないとい
った問題もある。
【0012】このように、従来の印刷装置は、ホストコ
ンピュータの拘束時間、あるいは、印刷機構の使用効率
といった面で、問題を有するものとなっており、また、
各インタフェースのデータ転送速度に対する考慮が成さ
れていないものとなっていた。
【0013】そこで、本発明の目的は、各インタフェー
スからのデータの入力状況に応じて、いずれのインタフ
ェースからの印字データを出力するかが決定される、ホ
ストコンピュータの拘束時間を短くでき、印刷機構の使
用効率が高い印刷装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
(イ)データ転送速度の異なる複数のインタフェース
と、(ロ)これら複数のインタフェースのそれぞれに対
して設けられた、インタフェースを介して入力される印
字データを一時的に記憶するための複数の入力バッファ
と、(ハ)複数の入力バッファに記憶された印字データ
の格納が行える記憶装置と、(ニ)この記憶装置に記憶
された印字データあるいは複数の入力バッファに記憶さ
れた印字データに応じた印刷が行える印刷手段と、
(ホ)この印刷手段が動作していないときに、いずれか
のインタフェースから印字データの入力が開始された場
合には、そのインタフェースに対応する入力バッファ内
の印字データを印刷手段に印刷させる第1印字データ制
御手段と、(ヘ)印刷手段が動作しているときに、いず
れかのインタフェースから印字データの入力が開始され
た場合には、そのインタフェースに対応する入力バッフ
ァ内の印字データの記憶装置への退避を行わせる第2印
字データ制御手段と、(ト)印刷手段による1ページ分
の印刷が完了するたびに、各インタフェースからの印字
データの制御状況を監視して、第2印字データ制御手段
によって記録装置への退避が行われている印字データの
なかに印刷手段が印刷を行っている印字データが入力さ
れたインタフェースよりデータ転送速度が高いインタフ
ェースからの印字データが存在するか否かを判断する判
断手段と、(チ)この判断手段が、記録装置への退避が
行われている印字データのなかに印刷手段が印刷を行っ
ている印字データが入力されたインタフェースよりデー
タ転送速度が高いインタフェースからの印字データが存
在すると判断した場合に、そのデータ転送速度が高いイ
ンタフェースからの印字データが印刷手段によって印刷
されるように、各入力バッファあるいは記憶装置内の印
字データの供給先を変更する第3印字データ制御手段と
を具備する。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明では、印刷
装置に、データ転送速度が異なる複数のインタフェース
と、それぞれのインタフェースからの印字データを一時
的に記憶するための入力バッファと、印字データをファ
イルとして記憶するための記憶装置を設けるとともに、
印字データの出力(印刷)を行う印刷手段が、あるイン
タフェースからの印字データの印刷を行っている際に、
そのインタフェースより転送速度の高い他のインタフェ
ースから印字データが入力された場合には、その後着の
印字データを記憶装置にファイル化して退避する処理が
開始され、印刷手段による印刷が1ページ完了した段階
で、印刷手段が対象とする印字データが切り替えられ、
その後着の印字データに関する印刷が行われるように印
刷装置を構成する。
【0016】請求項2記載の発明は、(イ)複数のイン
タフェースと、(ロ)これら複数のインタフェースのそ
れぞれに対して設けられた、インタフェースを介して入
力される印字データを一時的に記憶するための複数の入
力バッファと、(ハ)複数の入力バッファに記憶された
印字データの格納が行える記憶装置と、(ニ)この記憶
装置に記憶された印字データあるいは複数の入力バッフ
ァに記憶された印字データに応じた印刷が行える印刷手
段と、(ホ)この印刷手段によって印刷が行われたペー
ジ数をインタフェース毎に管理する管理手段と、(ヘ)
この管理手段によって管理されている、それぞれのイン
タフェースに対するページ数と各インタフェースのデー
タ転送速度を基に、ページ数が多いインタフェースの方
が高い優先度を持ち、データ転送速度が高いインタフェ
ースの方が高い優先度を持つように、各インタフェース
に対して優先度を設定する優先度設定手段と、(ト)印
刷手段が動作していないときに、いずれかのインタフェ
ースから印字データの入力が開始された場合には、その
インタフェースに対応する入力バッファ内の印字データ
を印刷手段に印刷させる第1印字データ制御手段と、
(チ)印刷手段が動作しているときに、いずれかのイン
タフェースから印字データの入力が開始された場合に
は、そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印
字データの記憶装置への退避を行わせる第2印字データ
制御手段と、(リ)印刷手段による1ページ分の印刷が
完了するたびに、各インタフェースからの印字データの
制御状況を監視して、第2印字データ制御手段によって
記録装置への退避が行われている印字データのなかに印
刷手段が印刷を行っている印字データが入力されたイン
タフェースより、優先度設定手段によって高い優先度が
設定されているインタフェースからの印字データが存在
するか否かを判断する判断手段と、(ヌ)この判断手段
が、記録装置への退避が行われている印字データのなか
に印刷手段が印刷を行っている印字データが入力された
インタフェースより、優先度設定手段によって高い優先
度が設定されているインタフェースからの印字データが
存在すると判断した場合に、その高い優先度が設定され
ているインタフェースからの印字データが印刷手段によ
って印刷されるように、各入力バッファあるいは記憶装
置内の印字データの供給先を変更する第3印字データ制
御手段とを具備する。
【0017】すなわち、請求項2記載の発明では、印刷
装置に、複数のインタフェースと、それぞれのインタフ
ェースからの印字データを一時的に記憶するための入力
バッファと、印字データをファイルとして記憶するため
の記憶装置と、各インタフェースに対する優先度が、印
刷手段によって印刷が実行されたページ数と、各インタ
フェースのデータ転送速度とを基に算出・設定する優先
度設定手段とを設け、印字データの出力(印刷)を行う
印刷手段が、あるインタフェースからの印字データの印
刷を行っている際に、そのインタフェースより、高い優
先度が設定されている他のインタフェースから印字デー
タが入力された場合には、その後着の印字データを記憶
装置にファイル化して退避する処理が開始されて、印刷
手段による印刷が1ページ完了した段階で、印刷手段が
対象とする印字データが切り替えられ、その後着の印字
データに関する印刷が行われるように印刷装置を構成す
る。
【0018】請求項3記載の発明は、(イ)複数のイン
タフェースと、(ロ)これら複数のインタフェースのそ
れぞれに対して設けられた、インタフェースを介して入
力される印字データを一時的に記憶するための複数の入
力バッファと、(ハ)複数の入力バッファに記憶された
印字データの格納が行える記憶装置と、(ニ)この記憶
装置に記憶された印字データあるいは複数の入力バッフ
ァに記憶された印字データに応じた印刷が行える印刷手
段と、(ホ)この印刷手段によって印刷が行われた印字
データの1ページ分の平均データサイズをインタフェー
ス毎に管理する管理手段と、(ヘ)この管理手段によっ
て管理されている、それぞれのインタフェースに対する
平均データサイズと各インタフェースのデータ転送速度
を基に、平均データサイズが小さいインタフェースの方
が高い優先度を持ち、データ転送速度が高いインタフェ
ースの方が高い優先度を持つように、各インタフェース
に対して優先度を設定する優先度設定手段と、(ト)印
刷手段が動作していないときに、いずれかのインタフェ
ースから印字データの入力が開始された場合には、その
インタフェースに対応する入力バッファ内の印字データ
を印刷手段に印刷させる第1印字データ制御手段と、
(チ)印刷手段が動作しているときに、いずれかのイン
タフェースから印字データの入力が開始された場合に
は、そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印
字データの記憶装置への退避を行わせる第2印字データ
制御手段と、(リ)印刷手段による1ページ分の印刷が
完了するたびに、各インタフェースからの印字データの
制御状況を監視して、第2印字データ制御手段によって
記録装置への退避が行われている印字データのなかに印
刷手段が印刷を行っている印字データが入力されたイン
タフェースより、優先度設定手段によって高い優先度が
設定されているインタフェースからの印字データが存在
するか否かを判断する判断手段と、(ヌ)この判断手段
が、記録装置への退避が行われている印字データのなか
に、印刷手段が印刷を行っている印字データが入力され
たインタフェースより、優先度設定手段によって高い優
先度が設定されているインタフェースからの印字データ
が存在すると判断した場合に、その高い優先度が設定さ
れているインタフェースからの印字データが印刷手段に
よって印刷されるように、各入力バッファあるいは記憶
装置内の印字データの供給先を変更する第3印字データ
制御手段とを具備する。
【0019】すなわち、請求項3記載の発明では、印刷
装置に、複数のインタフェースと、それぞれのインタフ
ェースからの印字データを一時的に記憶するための入力
バッファと、印字データをファイルとして記憶するため
の記憶装置と、各インタフェースに対する優先度が、印
刷手段によって印刷が実行された印字データの1ページ
当たりの平均データサイズと、各インタフェースのデー
タ転送速度とを基に算出・設定する優先度設定手段とを
設け、印字データの出力(印刷)を行う印刷手段が、あ
るインタフェースからの印字データの印刷を行っている
際に、そのインタフェースより、高い優先度が設定され
ている他のインタフェースから印字データが入力された
場合には、その後着の印字データを記憶装置にファイル
化して退避する処理が開始されて、印刷手段による印刷
が1ページ完了した段階で、印刷手段が対象とする印字
データが切り替えられ、その後着の印字データに関する
印刷が行われるように印刷装置を構成する。
【0020】請求項4記載の発明は、(イ)複数のイン
タフェースと、(ロ)これら複数のインタフェースのそ
れぞれに対して設けられた、インタフェースを介して入
力される印字データを一時的に記憶するための複数の入
力バッファと、(ハ)複数の入力バッファに記憶された
印字データの格納が行える記憶装置と、(ニ)この記憶
装置に記憶された印字データあるいは複数の入力バッフ
ァに記憶された印字データに応じた印刷が行える印刷手
段と、(ヘ)この印刷手段によって印刷が行われた印字
データの1ページ分の平均データサイズおよび総ページ
数をインタフェース毎に管理する管理手段と、(ト)こ
の管理手段によって管理されている、それぞれのインタ
フェースに対する平均データサイズや総ページ数、各イ
ンタフェースのデータ転送速度を基に、優先度を算出す
る手順を、予め設定された複数の手順から選択する優先
度算出手順選択手段と、(チ)この優先度算出手順選択
手段によって選択された算出手順に従って、各インタフ
ェースに対する優先度を算出し設定する優先度設定手段
と、(リ)印刷手段が動作していないときに、いずれか
のインタフェースから印字データの入力が開始された場
合には、そのインタフェースに対応する入力バッファ内
の印字データを印刷手段に印刷させる第1印字データ制
御手段と、(ヌ)印刷手段が動作しているときに、いず
れかのインタフェースから印字データの入力が開始され
た場合には、そのインタフェースに対応する入力バッフ
ァ内の印字データの記憶装置への退避を行わせる第2印
字データ制御手段と、(ル)印刷手段による1ページ分
の印刷が完了するたびに、各インタフェースからの印字
データの制御状況を監視して、第2印字データ制御手段
によって記録装置への退避が行われている印字データの
なかに印刷手段が印刷を行っている印字データが入力さ
れたインタフェースより、優先度設定手段によって高い
優先度が設定されているインタフェースからの印字デー
タが存在するか否かを判断する判断手段と、(ヲ)この
判断手段が、記録装置への退避が行われている印字デー
タのなかに、印刷手段が印刷を行っている印字データが
入力されたインタフェースより、優先度設定手段によっ
て高い優先度が設定されているインタフェースからの印
字データが存在すると判断した場合に、その高い優先度
が設定されているインタフェースからの印字データが印
刷手段によって印刷されるように、各入力バッファある
いは記憶装置内の印字データの供給先を変更する第3印
字データ制御手段とを具備する。
【0021】すなわち、請求項4記載の発明では、印刷
装置に、複数のインタフェースと、それぞれのインタフ
ェースからの印字データを一時的に記憶するための入力
バッファと、印字データをファイルとして記憶するため
の記憶装置と、印刷手段によって印刷が実行された印字
データの1ページ当たりの平均データサイズやページ数
や、各インタフェースのデータ転送速度を基に、幾つか
の算出手順のうち、優先度算出手順選択手段によって択
一的に選択された算出手順に従って、各インタフェース
に対する優先度を算出・設定する優先度設定手段とを設
け、印字データの出力(印刷)を行う印刷手段が、ある
インタフェースからの印字データの印刷を行っている際
に、そのインタフェースより、高い優先度が設定されて
いる他のインタフェースから印字データが入力された場
合には、その後着の印字データを記憶装置にファイル化
して退避する処理が開始されて、印刷手段による印刷が
1ページ完了した段階で、印刷手段が対象とする印字デ
ータが切り替えられ、その後着の印字データに関する印
刷が行われるように印刷装置を構成する。
【0022】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0023】図1に、本発明の一実施例による印刷装置
の概略構成を示す。まず、この図を用いて、実施例の印
刷装置を構成する各回路の概要を説明する。
【0024】図示したように、実施例の印刷装置11に
は、2つのホストコンピュータ12 A 、12B と接続さ
れる2つの入力インタフェース(I/F)21A 、21
B が備えられている。そして、各入力I/F21には、
それぞれ、入力された印字データを一時的に記憶するた
めの入力バッファ22が接続されており、入力部23に
よって、入力I/F21を介して入力された印字データ
の入力バッファ22への格納が制御されている。また、
入力部23は、入力バッファ22に記憶された印字デー
タの記憶装置24への格納(ファイルのオープン、クロ
ーズ)等をも行う制御回路となっている。
【0025】入力制御部25は、入力部23あるいはデ
ータ解釈部26から通知される情報によってその内容が
更新される動作状況管理テーブルを備えた制御回路であ
り、入力制御部25は、動作状況管理テーブルの内容を
参照・更新しつつ、各部を統合的に制御する。データ解
釈部26は、印字データを解釈して、中間コードを生成
する回路であり、入力バッファ22A 、22B あるいは
記憶装置24に記憶された印字データに対して解釈処理
(中間コードを生成する処理)が行えるようになってい
る。このデータ解釈部26が、どの印字データに対して
解釈処理を行うかは、入力制御部25によって指定され
るようになっており、また、データ解釈部26には、1
ページ分の解釈処理が完了する度に、入力制御部24に
対してその旨を通知する機能が備えられている。
【0026】データ解釈部26によって生成された中間
コードは、セグメントメモリ27に格納され、画像デー
タ生成部28は、セグメントメモリ27上の中間コード
に応じた画像データを生成し、フレームメモリ29に格
納する。そして、フレームメモリ29上の画像データ
は、出力制御部30によって、プリンタエンジン31に
供給され、プリンタエンジン31によって、用紙上に、
印字データの内容に応じた印刷が行われることになる。
【0027】以下、入力部23と入力制御部25の動作
の詳細を説明する。まず、入力制御部25内に設けられ
ている動作状況管理テーブルの概要を説明する。
【0028】図2に、入力制御部内に設けられている動
作状況管理テーブルに記憶される情報の概要を示す。図
示してあるように、動作状況管理テーブル40には、そ
れぞれの入力I/Fに関する情報を記憶するための複数
の情報記憶欄が設けられており、各情報記憶欄には、デ
ータ入力状況情報41、データ供給先情報42、退避フ
ァイル情報43、転送速度情報44、全データサイズ情
報45、ページ数情報46、優先度47といった情報が
記憶されている。
【0029】データ入力状況情報41は、各入力I/F
21A 、21B (図では、入力I/F−A、入力I/F
−Bと表記してある)から印字データの入力が行われて
いるか否かを示す情報であり、データ供給先情報42
は、各入力I/F21から入力されている印字データ
が、記憶装置24あるいはデータ解釈部26のいずれに
供給されているかを示す情報である。また、退避ファイ
ル情報43は、記憶装置24内にファイルとして退避さ
れた印字データを管理するための情報であり、退避ファ
イル情報43としては、ファイル名と、そのファイルが
どのような状態でクローズされたかを示す情報とを組み
合わせた情報が記憶される。
【0030】転送速度情報44は、各入力I/F21に
対して設定されている転送速度を管理するための情報
(転送速度が速いほど、大きな値をとる)であり、全デ
ータサイズ情報45とページ数情報46は、それぞれ、
データ解釈部26によって処理された印字データのサイ
ズの総量と総ページ数を示す情報であり、たとえば、動
作状況管理テーブルの内容が、この図に示したようなも
のであった場合、入力I/F21A (図では入力I/F
−Aと表記)からの、サイズSA 分の印字データが解釈
され、その解釈によって、PA ページの印刷が行われた
ことになる。
【0031】優先度47は、実施例の印刷装置内に、未
処理の印字データが複数個存在している場合に、解釈処
理を実行すべき印字データを特定するための用いられる
情報であり、この情報は、転送速度情報44と全データ
サイズ情報45とページ数情報46と、優先度算出モー
ド指定情報とを基に算出される。なお、優先度算出モー
ド指定情報は、入力I/F21を介して、印刷装置に特
定の情報が入力されたとき、あるいは、印刷装置に設け
られた入力パネル(図1には示していない)が操作され
た際に、変更あるいは設定される情報であり、その設定
内容に応じて、以下のように優先度の算出手順が変更さ
れる。この際、入力パネルには、設定されたモードが表
示されるようになっている。
【0032】第1のモードでは、転送速度情報44だけ
が優先度47の算出に用いられており、優先度47は、
転送速度情報44に比例するように算出されている。ま
た、第2のモードでは、転送速度情報44とページ数情
報46とが優先度47の算出に用いられており、優先度
47は、転送速度情報44、ページ数情報46という両
情報に比例するように算出されている。そして、第3の
モードでは、優先度47は、転送速度情報44、ページ
数情報46に比例し、全データサイズ情報45に反比例
するように算出されている。
【0033】すなわち、転送速度をR、全データサイズ
をS、ページ数をPとしたとき、第1ないし第3のモー
ドにおける優先度I1 ないしI3 は、それぞれ、I1
1R、I2 =k2 RP、I3 =k3 RP/S(k1
いしk3 は、比例係数)という各式に従って算出されて
いる。
【0034】この動作状況管理テーブルの内容の更新
は、入力制御部25に対して、入力部23やデータ解釈
部26から何らかの情報が通知された際に、入力制御部
25によって行われる。
【0035】図3を用いて、入力制御部に対して各入力
部から通知されることになる情報、および、入力部の動
作を説明する。なお、この図は、入力I/Fからの印字
データの入力開始を検出した際に、各入力部が行う処理
の一例を示した流れ図であり、詳細の説明は後ほど行う
が、各入力部は、この図に示していない手順によって動
作する場合もある。
【0036】図示したように、入力I/Fからの印字デ
ータ入力が開始された際、入力部は、まず、印字データ
の入力開始を入力制御部に通知する(ステップS10
1:以下、この通知を“入力通知”と表記する)。そし
て、入力通知に対して、入力制御部が出す指示を受信
(ステップS102)し、その指示が、印字データの解
釈処理をデータ解釈部に実行させることを指示するもの
であった場合(ステップS103;Y)には、入力バッ
ファの内容をデータ解釈部に対して順次供給する処理を
行いとともに、入力I/Fからの印字データ入力が完了
したか否かを監視し(ステップS104)、入力が完了
したときに、入力制御部に対して、入力完了を通知し
(ステップS105)、処理を終了する。
【0037】また、入力制御部から受信した通知が、印
字データを記憶装置に退避することを指示するものであ
った場合(ステップS103;N)には、ファイル名を
生成し、生成したファイル名で、記憶装置上にファイル
をオープンする(ステップS106)。なお、このステ
ップにおけるファイル名の生成は、他方の入力部によっ
て記憶装置内に作成されるファイルとファイル名が一致
しないような手順で行われている。
【0038】そして、入力部は、入力I/Fからの印字
データを、入力バッファを介して、オープンしたファイ
ルに書き込む処理を実行するとともに、入力I/Fから
の印字データ入力が完了したか否かを監視し(ステップ
S107)、入力が完了したときに、入力制御部に対し
て、入力完了とステップS106で生成したファイル名
を通知し(ステップS108)、処理を終了する。
【0039】なお、ステップS104およびS107で
は、図中、()内に示したように、入力制御部からの動
作指示通知の監視も行われており、動作指示通知を検出
した場合、入力部は、この図に示していない処理を実行
することになる。
【0040】たとえば、入力バッファの内容をデータ解
釈部に供給する状態にあるときに、退避処理の実行を指
示された場合、入力部は、記憶装置内にファイルをオー
プンし、入力バッファの内容をそのファイルに書き込む
といった処理を開始する。また、逆に、記憶装置に印字
データを退避する状態にあるときに、退避処理の停止指
示がなされた際には、オープンしたファイルをクローズ
し、新たな指示が入力制御部からなされるのを待機する
ことになる。
【0041】このように、入力部からは、入力制御部に
対して、何種類かの情報が通知され、入力制御部は、入
力部からのこれらの情報、あるいは、データ解釈部から
の情報に応じて、以下のような手順で動作するように構
成されている。
【0042】図4に、入力制御部の動作の流れを示す。
図示してあるように、入力制御部は、常時、入力通知や
出力通知や入力完了通知の有無(ステップS201〜S
203)の監視を行っており、いずれかの通知を検出し
た際に、その通知内容に応じた動作を行うようになって
いる。なお、この図のステップS201でその有無が判
断されている入力通知は、入力部が、図3のステップS
101で行う通知であり、ステップS203でその有無
が判断されている入力完了通知は、入力部が、たとえ
ば、図2のステップS105またはステップS108で
行う通知である。そして、ステップS202でその有無
が判断されている出力通知は、図1を用いて説明したよ
うに、データ解釈部が1ページの解釈終了時に、入力制
御部に対して行う通知を示す。
【0043】図示してあるように、入力通知を検出した
場合(ステップS201;Y)、入力制御部は、データ
解釈部による解釈処理が実行中であるか否かを判断(ス
テップS204)し、解釈処理が実行中でない場合(ス
テップS204;N)には、入力通知を出した入力部と
データ解釈部に所定の指示を通知することによって、そ
の入力I/Fから入力が開始された印字データが、デー
タ解釈部によって解釈されるよう各部を制御する(ステ
ップS205)。次いで、動作状況管理テーブルの内容
を、その制御内容に応じて更新(ステップS208)
し、各部からの通知を監視する状態に移行する(ステッ
プS201に戻る)。
【0044】また、入力通知を検出した場合(ステップ
S201;Y)において、解釈処理が実行中である場合
(ステップS204;Y)には、入力通知を出した入力
部に対して、印字データの記憶装置への退避を指示(ス
テップS206)し、動作状況管理テーブルの内容を、
その制御内容に応じて更新(ステップS208)し、各
部からの通知を監視する状態に移行する(ステップS2
01に戻る)。
【0045】以下、入力通知を検出した際の入力制御部
の動作を、図3および図4と、動作状況管理テーブルの
内容の一部を抽出した図である図5と図6を参照して、
更に、具体的に説明する。
【0046】たとえば、実施例の印刷装置の入力I/F
21A から、最初に印字データの入力が開始された場合
を考える。この場合、入力I/F21A に接続されてい
る入力部23A (以下、入力部Aと記す)は、図3に示
した流れに従って、まず、入力制御部に、入力通知を出
力することになり、その通知を受けた入力制御部は、図
4に示した流れに従って、解釈処理が実行中であるか否
かを判断することになる。そして、このケースでは、解
釈処理が実行されている印字データは存在していないた
め、入力制御部は、図4のステップS205を実行し、
その結果、入力部Aは、図3のステップS104を実行
(入力バッファの内容のデータ解釈部への供給を開始)
することになる。
【0047】そして、入力制御部は、制御内容に応じ
て、動作状況管理テーブルの内容を更新する(ステップ
S208)ので、動作状況管理テーブルの内容は、図5
に示したようなものに変更されることになる。
【0048】また、動作状況管理テーブルの内容が、図
5に示したようなものであったときに、入力I/F21
B から、印字データの入力が開始された場合に、入力制
御部は、ステップS206(入力部Bへの印字データの
退避指示)を実行することになる。
【0049】すなわち、この場合、入力I/F21B
接続されている入力部23B (以下、入力部Bと記す)
は、図3に示した流れに従って、まず、入力制御部に、
入力通知を出力することになり、その通知を受けた入力
制御部は、図4に示した流れに従って、解釈処理が実行
中であるか否かを判断することになる。そして、このケ
ースでは、動作状況管理テーブル(図5)に解釈処理が
実行中の印字データが存在することが記憶されているの
で、入力制御部は、図4のステップS206を実行し、
その結果、入力部Bは、図3のステップS106、S1
07を実行(入力バッファの内容の記憶装置への退避を
開始)することになる。
【0050】そして、入力制御部は、制御内容に応じ
て、動作状況管理テーブルの内容を更新する(図4:ス
テップS208)ので、動作状況管理テーブルの内容
は、図6に示したように、入力I/F−Aからの印字デ
ータが、データ解釈部によって処理されており、入力I
/F−Bからの印字データが、記憶装置に退避されてい
ることを示すものに変更されることになる。
【0051】また、図4に示してあるように、印字部か
ら入力完了通知が通知された際(ステップS203;
Y)、入力制御部は、動作状況管理テーブルの内容の変
更(ステップS208)だけを行う。
【0052】たとえば、動作状況管理テーブルの内容
が、図5に示したようなものであったときに、入力部A
から入力完了通知が出された場合、入力制御部は、図7
に示したように、データ入力状況情報41を書き換え
て、処理を終了する。また、動作状況管理テーブルの内
容が、図6に示したようなものであったときに、入力部
Bから入力完了通知が出された場合(この場合、既に説
明を行ったように、入力部Bからファイル名も通知され
る)には、入力制御部は、図8に示したように、入力状
況情報41を書き換えるとともに、退避ファイル情報4
3として、通知されたファイル名“B001.001”と、その
ファイルが入力完了によってクローズされたものである
こと“(F) ”を記憶して処理を終了する。
【0053】そして、データ解釈部から、1ページ分の
処理が完了したことが通知された際(ステップS20
2;Y)、入力制御部は、動作状況管理テーブルの内容
を参照して、優先度が高い印字データの解釈処理が行わ
れるように各部を制御(ステップS207)し、その制
御内容に応じて動作状況管理テーブルの内容を変更する
(ステップS208)。
【0054】このステップS207において実行される
処理の詳細は、動作状況管理テーブルの内容に応じて全
く異なるものとなっている。以下、幾つかの具体例を基
に、ステップS207の処理の詳細を説明する。
【0055】ステップS207が実行されるのは、デー
タ解釈部によって1ページ分の処理が完了したときであ
り、当然、動作状況管理テーブルの内容が、図5ないし
図8に示したいずれのものであっても、データ解釈部か
ら出力通知が出される場合が存在することになる。
【0056】たとえば、動作状況管理テーブルの内容
が、図5に示したものであったときには、ステップS2
07において、入力制御部は、入力I/F−Aに関する
データ入力状況情報41が“有”であることから、印字
データ入力が続行されていると判断し、また、入力I/
F−Bに関するデータ入力状況情報41が“無”であ
り、入力I/F−Bに関する退避ファイル情報43に
も、情報が記憶されていないので、データ解釈部に解釈
させる印字データを変更させる必要はないものと判断
し、各部にそれまで行っていた処理を実行させる。
【0057】また、動作状況管理テーブルの内容が、図
7に示したものであったときには、入力制御部は、入力
I/F−Aに関するデータ入力状況情報41が“無”で
あることから、印字データ入力が完了している(データ
解釈部は、入力I/F−Aからの印字データの処理を完
了した)と判断し、また、入力I/F−Bに関するデー
タ入力状況情報41が“無”であり、入力I/F−Bに
関する退避ファイル情報43にも、情報が記憶されてい
ないので、データ解釈部に解釈させる印字データが装置
内に残っていないものと判断し、各部にそれまで行って
いた処理を停止させる。
【0058】このように、実施例の印刷装置では、処理
すべき印字データが1つしか存在していない場合には、
優先度47の内容が参照されることなく、動作内容は決
定される。そして、入力制御部が出力通知を検出した際
の、動作状況管理テーブルの内容が図6または図8に示
してあるように、複数種類の印字データが装置内に存在
していることを示すものであった場合に、以下に記すよ
うな、優先度47を参照した処理がステップS207に
おいて実行される。
【0059】たとえば、動作状況管理テーブルの内容
が、図6に示してあるように、入力I/F−Aからの印
字データがデータ解釈部によって処理されており、入力
I/F−Bからの印字データの退避処理が実行中である
場合に、データ解釈部から出力通知がなされた場合を考
える。
【0060】この際、IA <IB が成立していたときに
は、現在、解釈処理を実行している印字データ(入力I
/F−Aからの印字データ)より、入力I/F−Bから
記憶装置への退避が行われている印字データの方が優先
度が高いことになるので、入力制御部は、入力部Aに対
して、データ解釈部への印字データの供給を停止させる
指示と、記憶装置への退避を開始させる指示を出し、入
力部Bに対して、退避処理を中断させるための指示を出
す。
【0061】これにより、入力部Aは、ファイルをオー
プンする際に用いるファイル名を作成し、そのファイル
名を用いてオープンしたファイルへの印字データの退避
を開始することになり、入力部Bは、クローズしたファ
イル名(たとえば、“B001.001”) の入力制御部に対す
る通知を行うことになる。そして、クローズしたファイ
ル名(およびそのファイルが入力完了によらずクローズ
されたものであること)を認識した入力制御部は、デー
タ解釈部に対して、認識したファイル名の印字データの
解釈を実行させることになる。
【0062】そして、入力制御部は、このような一連の
処理(各処理は、図4のステップS207で実行され
る)を行った後に、その制御内容に応じて、動作状況管
理テーブルの内容を更新(ステップS208)するの
で、結局、動作状況管理テーブルの内容は、入力制御部
によって、図6に示したものから、図9に示したものに
更新されることになる。なお、図9において、退避ファ
イル情報43に表記してある“(N) ”が、そのファイル
が印字データの入力完了によってクローズされたもので
はないことを示す情報であり、この情報が、退避ファイ
ル情報43に記憶されていた場合には、入力制御部は、
ファイル内の印字データに関する解釈処理の完了後、直
ちに、対応する入力バッファ内の印字データの解釈処理
がデータ解釈部によって実行されるよう、各部を制御す
る。
【0063】このような制御を行っている理由を以下に
記す。
【0064】実施例の印刷装置において、動作状況管理
テーブルの内容が図9に示したものに変更されるのは、
既に説明したように、印刷装置の動作状況が図6に示し
たものであるときに、入力I/F−Aからの印字データ
に対する1ページ分の解釈処理が完了したときであるた
め、ファイル“B001.001”がクローズされる位置は、入
力I/F−Bからの印字データのページ単位の区切りの
位置とは、直接関係していない。このため、ファイル
“B001.001”の内容だけで1ページ分の出力を実行させ
た場合、ユーザが意図するものとは異なる印字が行われ
てしまうことになる。
【0065】このようなことを防止するために用いてい
るのが、“(F) ”、“(N) ”といった情報であり、
“(F) ”が記憶されている場合には、対応するデータ入
力状況情報41が“有”であっても、ファイルの内容と
入力バッファの内容は同一のページ上には出力されな
い。なお、動作状況管理テーブルに、“(F) ”が記憶さ
れ、対応するデータ入力状況情報41が“有”であると
いったケースは、たとえば、実施例の印刷装置が、図8
に示した状態にあるときに、さらに、入力I/F−Bか
らの印字データ入力が開始された場合に発生する。
【0066】さて、以上説明したように、動作状況管理
テーブルの内容が図6のようなものであり、かつ、IA
<IB が成立している際に、入力I/F−Bからの印字
データに関する1ページ分の処理が完了した際には、解
釈処理を実行させる印字データの切り替えが行われる訳
であるが、逆に、IA >IB が成立していたときには、
現在、解釈処理を実行している印字データ(入力I/F
−Aからの印字データ)の方が、入力I/F−Bから記
憶装置への退避が行われている印字データより優先度が
高いことになるので、入力制御部は、それまで行われて
いた処理を各部に続行させることになり、結局、動作状
況管理テーブルの内容は、総データサイズ情報、ページ
数情報等の更新は行われるものの、データ入力状況情報
41、データ供給先情報42の更新は行われないことに
なる。
【0067】また、動作状況管理テーブルの内容が、図
8に示したようなものであった場合に、1ページ分の処
理の完了が通知された場合における、入力制御部の動作
手順も同様のものであり、出力通知検出時に、IA <I
B が成立していた場合には、入力I/F−Aからの印字
データは、記憶装置内に退避され、記憶装置内に退避さ
れて、既にクローズされているファイル“B001.001”の
内容に関する解釈処理が実行されることになる。なお、
既に説明したように、図8では、退避ファイル情報43
に、“(F) ”が記憶されているので、たとえ、この後、
入力I/F−Bからの印字データ入力が行われても、フ
ァイル“B001.001”の内容に続けて、その内容が解釈さ
れることはなく、ファイル“B001.001”の内容と、入力
I/F−Bからの印字データは、別のページに印刷され
る。
【0068】以上、詳細に説明したように、実施例の印
刷装置では、各入力I/Fの転送速度や、各入力I/F
から入力された印字データ量、あるいは、印字データペ
ージ数に応じて、優先度が動的に算出され、算出された
優先度に応じて、出力すべき印字データが選択される。
たとえば、優先度の算出に第1のモードを選択した場合
には、転送速度の速い方の入力I/Fからの印字データ
を優先的に出力させることができることになり、第2の
モードを選択した場合には、優先度の算出に使用頻度の
大小関係が加味されることになるので、転送速度が遅い
入力I/Fであっても、その入力I/Fの使用頻度が高
くなった場合には、その入力I/Fからの印字データを
優先的に印刷させることができるようになる。また、第
3のモードを選択した場合には、1ページ分の印字デー
タを転送するのに要する平均時間によって、優先度が算
出されるので、各入力I/Fから入力される印字データ
の内容をも考慮に入れて、優先する入力I/Fが決定さ
れることになる。
【0069】なお、実施例の印刷装置では、総データサ
イズ、ページ数として、電源オンからの積算値を用いる
ように構成しているのであるが、総データサイズ、ペー
ジ数として、過去の所定時間分のデータを用いるように
構成しても良いことは当然である。また、実施例の印刷
装置では、第2のモードにおける優先度算出を、転送速
度とページ数を乗算することによって行っているが、転
送速度とページ数とを同オーダの情報としておき、両者
を加算することによって優先度を算出することもでき
る。同様に、転送速度と1ページ当たりの平均データサ
イズの逆数とを同オーダの情報としておけば、転送速度
と、1ページ当たりの平均データサイズの逆数との和
を、第3のモードにおける優先度として使用することも
できる。
【0070】そして、実施例の印刷装置では、複数の優
先度算出モードから1つのモードを選択するよう構成し
てあるが、当然、1つの算出モードしかもたないものと
して構成しても、効率的な印刷が行える印刷装置を得る
ことができる。
【0071】また、たとえば、入力にタイムアウトが発
生した場合や、特殊なコードが入力された場合には、優
先度に因らず、その入力印字データを強制的に出力する
ような機能を付加することも可能である。
【0072】さらに、実施例の印刷装置は、解釈処理を
行っていないときに、新たな印字データが入力された場
合、その印字データの解釈が実行されるように構成して
あるが、印字データの入力が行われた入力インタフェー
スの優先度が低いものであったときには、解釈処理が行
われていなくとも、一旦、記憶装置への退避が行われて
から、印刷が実行されるように構成しても、効率的な印
刷が行える印刷装置を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項4記載の発明によれば、各インタフェースからの印
字データの入力状況に応じて、印刷が実行される印字デ
ータが選択されることになるので、印刷手段が効率的に
使用されることになり、また、本発明の印刷装置に接続
される各ホストコンピュータが、印字データの転送のた
めに拘束される時間を短くすることができることにな
る。
【0074】そして、請求項2ないし請求項4記載の発
明のように、印刷装置を構成すれば、いずれのインタフ
ェースからの印字データが出力されるかが、各インタフ
ェースからの印字データの内容をも考慮に入れた形で決
定されることになるので、さらに、効率的な印刷が行わ
れる印刷装置が形成されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による印刷装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】 実施例の印刷装置に設けられている入力制御
部が、その動作時に参照・更新する動作状況管理テーブ
ルの概要を示した説明図である。
【図3】 実施例の印刷装置に設けられている各入力部
の、動作の流れを示した流れ図である。
【図4】 実施例の印刷装置に設けられている入力制御
部の、動作の流れを示した流れ図である。
【図5】 実施例の印刷装置に印字データ入力が始めて
行われた場合に、入力制御部によって動作状況管理テー
ブル内に記憶されることになる情報の概要を示した説明
図である。
【図6】 実施例の印刷装置が、図5に示した状態にあ
るときに、印字データ入力が行われた場合に、入力制御
部によって動作状況管理テーブル内に記憶されることに
なる情報の概要を示した説明図である。
【図7】 実施例の印刷装置が、図5に示した状態にあ
るときに、入力部Aから、入力完了通知がなされた場合
に、入力制御部によって動作状況管理テーブル内に記憶
されることになる情報の概要を示した説明図である。
【図8】 実施例の印刷装置が、図6に示した状態にあ
るときに、入力部Bから、入力完了通知がなされた場合
に、入力制御部によって動作状況管理テーブル内に記憶
されることになる情報の概要を示した説明図である。
【図9】 実施例の印刷装置が、図6に示した状態にあ
るときに、データ解釈部から出力通知がなされた場合
に、入力制御部によって動作状況管理テーブル内に記憶
されることになる情報の概要を示した説明図である。
【符号の説明】
11…印刷装置、12…ホストコンピュータ、21…入
力インタフェース(入力I/F)、22…入力バッフ
ァ、23…入力部、24…記憶装置、25…入力制御
部、26…データ解釈部、27…セグメントメモリ、2
8…画像データ生成部、29…フレームメモリ、30…
出力制御部、31…プリンタエンジン,40…動作状況
管理テーブル、41…データ入力状況情報、42…デー
タ供給先情報、43…退避ファイル情報、44…転送速
度情報、45…総データサイズ情報、46…ページ数情
報、47…優先度

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送速度が異なる複数のインタフ
    ェースと、 これら複数のインタフェースのそれぞれに対して設けら
    れた、インタフェースを介して入力される印字データを
    一時的に記憶するための複数の入力バッファと、 前記複数の入力バッファに記憶された印字データの格納
    が行える記憶装置と、 この記憶装置に記憶された印字データあるいは前記複数
    の入力バッファに記憶された印字データに応じた印刷が
    行える印刷手段と、 この印刷手段が動作していないときに、いずれかのイン
    タフェースから印字データの入力が開始された場合に
    は、そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印
    字データを前記印刷手段に印刷させる第1印字データ制
    御手段と、 前記印刷手段が動作しているときに、いずれかのインタ
    フェースから印字データの入力が開始された場合には、
    そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印字デ
    ータの前記記憶装置への退避を行わせる第2印字データ
    制御手段と、 前記印刷手段による1ページ分の印刷が完了するたび
    に、各インタフェースからの印字データの制御状況を監
    視して、前記第2印字データ制御手段によって記録装置
    への退避が行われている印字データのなかに前記印刷手
    段が印刷を行っている印字データが入力されたインタフ
    ェースよりデータ転送速度が高いインタフェースからの
    印字データが存在するか否かを判断する判断手段と、 この判断手段が、前記記録装置への退避が行われている
    印字データのなかに印刷手段が印刷を行っている印字デ
    ータが入力されたインタフェースよりデータ転送速度が
    高いインタフェースからの印字データが存在すると判断
    した場合に、そのデータ転送速度が高いインタフェース
    からの印字データが前記印刷手段によって印刷されるよ
    うに、各入力バッファあるいは記憶装置内の印字データ
    の供給先を変更する第3印字データ制御手段とを具備す
    ることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 複数のインタフェースと、 これら複数のインタフェースのそれぞれに対して設けら
    れた、インタフェースを介して入力される印字データを
    一時的に記憶するための複数の入力バッファと、 前記複数の入力バッファに記憶された印字データの格納
    が行える記憶装置と、 この記憶装置に記憶された印字データあるいは前記複数
    の入力バッファに記憶された印字データに応じた印刷が
    行える印刷手段と、 この印刷手段によって印刷が行われたページ数を前記イ
    ンタフェース毎に管理する管理手段と、 この管理手段によって管理されている、それぞれのイン
    タフェースに対するページ数と各インタフェースのデー
    タ転送速度を基に、ページ数が多いインタフェースの方
    が高い優先度を持ち、データ転送速度が高いインタフェ
    ースの方が高い優先度を持つように、各インタフェース
    に対して優先度を設定する優先度設定手段と、 前記印刷手段が動作していないときに、いずれかのイン
    タフェースから印字データの入力が開始された場合に
    は、そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印
    字データを前記印刷手段に印刷させる第1印字データ制
    御手段と、 前記印刷手段が動作しているときに、いずれかのインタ
    フェースから印字データの入力が開始された場合には、
    そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印字デ
    ータの前記記憶装置への退避を行わせる第2印字データ
    制御手段と、 前記印刷手段による1ページ分の印刷が完了するたび
    に、各インタフェースからの印字データの制御状況を監
    視して、前記第2印字データ制御手段によって記録装置
    への退避が行われている印字データのなかに前記印刷手
    段が印刷を行っている印字データが入力されたインタフ
    ェースより、前記優先度設定手段によって高い優先度が
    設定されているインタフェースからの印字データが存在
    するか否かを判断する判断手段と、 この判断手段が、前記記録装置への退避が行われている
    印字データのなかに印刷手段が印刷を行っている印字デ
    ータが入力されたインタフェースより、前記優先度設定
    手段によって高い優先度が設定されているインタフェー
    スからの印字データが存在すると判断した場合に、その
    高い優先度が設定されているインタフェースからの印字
    データが前記印刷手段によって印刷されるように、各入
    力バッファあるいは記憶装置内の印字データの供給先を
    変更する第3印字データ制御手段とを具備することを特
    徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 複数のインタフェースと、 これら複数のインタフェースのそれぞれに対して設けら
    れた、インタフェースを介して入力される印字データを
    一時的に記憶するための複数の入力バッファと、 前記複数の入力バッファに記憶された印字データの格納
    が行える記憶装置と、 この記憶装置に記憶された印字データあるいは前記複数
    の入力バッファに記憶された印字データに応じた印刷が
    行える印刷手段と、 この印刷手段によって印刷が行われた印字データの1ペ
    ージ分の平均データサイズを前記インタフェース毎に管
    理する管理手段と、 この管理手段によって管理されている、それぞれのイン
    タフェースに対する平均データサイズと各インタフェー
    スのデータ転送速度を基に、平均データサイズが小さい
    インタフェースの方が高い優先度を持ち、データ転送速
    度が高いインタフェースの方が高い優先度を持つよう
    に、各インタフェースに対して優先度を設定する優先度
    設定手段と、 前記印刷手段が動作していないときに、いずれかのイン
    タフェースから印字データの入力が開始された場合に
    は、そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印
    字データを前記印刷手段に印刷させる第1印字データ制
    御手段と、 前記印刷手段が動作しているときに、いずれかのインタ
    フェースから印字データの入力が開始された場合には、
    そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印字デ
    ータの前記記憶装置への退避を行わせる第2印字データ
    制御手段と、 前記印刷手段による1ページ分の印刷が完了するたび
    に、各インタフェースからの印字データの制御状況を監
    視して、前記第2印字データ制御手段によって記録装置
    への退避が行われている印字データのなかに前記印刷手
    段が印刷を行っている印字データが入力されたインタフ
    ェースより、前記優先度設定手段によって高い優先度が
    設定されているインタフェースからの印字データが存在
    するか否かを判断する判断手段と、 この判断手段が、前記記録装置への退避が行われている
    印字データのなかに、印刷手段が印刷を行っている印字
    データが入力されたインタフェースより、前記優先度設
    定手段によって高い優先度が設定されているインタフェ
    ースからの印字データが存在すると判断した場合に、そ
    の高い優先度が設定されているインタフェースからの印
    字データが前記印刷手段によって印刷されるように、各
    入力バッファあるいは記憶装置内の印字データの供給先
    を変更する第3印字データ制御手段とを具備することを
    特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 複数のインタフェースと、 これら複数のインタフェースのそれぞれに対して設けら
    れた、インタフェースを介して入力される印字データを
    一時的に記憶するための複数の入力バッファと、 前記複数の入力バッファに記憶された印字データの格納
    が行える記憶装置と、 この記憶装置に記憶された印字データあるいは前記複数
    の入力バッファに記憶された印字データに応じた印刷が
    行える印刷手段と、 この印刷手段によって印刷が行われた印字データの1ペ
    ージ分の平均データサイズおよび総ページ数を前記イン
    タフェース毎に管理する管理手段と、 この管理手段によって管理されている、それぞれのイン
    タフェースに対する平均データサイズや総ページ数、各
    インタフェースのデータ転送速度を基に、優先度を算出
    する手順を、予め設定された複数の手順から選択する優
    先度算出手順選択手段と、 この優先度算出手順選択手段によって選択された算出手
    順に従って、各インタフェースに対する優先度を算出し
    設定する優先度設定手段と、 前記印刷手段が動作していないときに、いずれかのイン
    タフェースから印字データの入力が開始された場合に
    は、そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印
    字データを前記印刷手段に印刷させる第1印字データ制
    御手段と、 前記印刷手段が動作しているときに、いずれかのインタ
    フェースから印字データの入力が開始された場合には、
    そのインタフェースに対応する入力バッファ内の印字デ
    ータの前記記憶装置への退避を行わせる第2印字データ
    制御手段と、 前記印刷手段による1ページ分の印刷が完了するたび
    に、各インタフェースからの印字データの制御状況を監
    視して、前記第2印字データ制御手段によって記録装置
    への退避が行われている印字データのなかに前記印刷手
    段が印刷を行っている印字データが入力されたインタフ
    ェースより、前記優先度設定手段によって高い優先度が
    設定されているインタフェースからの印字データが存在
    するか否かを判断する判断手段と、 この判断手段が、前記記録装置への退避が行われている
    印字データのなかに、印刷手段が印刷を行っている印字
    データが入力されたインタフェースより、前記優先度設
    定手段によって高い優先度が設定されているインタフェ
    ースからの印字データが存在すると判断した場合に、そ
    の高い優先度が設定されているインタフェースからの印
    字データが前記印刷手段によって印刷されるように、各
    入力バッファあるいは記憶装置内の印字データの供給先
    を変更する第3印字データ制御手段とを具備することを
    特徴とする印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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