JP2007215078A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007215078A
JP2007215078A JP2006034867A JP2006034867A JP2007215078A JP 2007215078 A JP2007215078 A JP 2007215078A JP 2006034867 A JP2006034867 A JP 2006034867A JP 2006034867 A JP2006034867 A JP 2006034867A JP 2007215078 A JP2007215078 A JP 2007215078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
item
input
item group
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006034867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4859103B2 (ja
Inventor
Takashi Toyoda
隆司 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2006034867A priority Critical patent/JP4859103B2/ja
Publication of JP2007215078A publication Critical patent/JP2007215078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4859103B2 publication Critical patent/JP4859103B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】設定メニュー表示画面において複数の機能間を関連付けて統一化することにより、操作性を向上させ、より多くの機能を容易に活用できるようにし、また、プログラム開発効率を向上させる。
【解決手段】画像データ入力手段の各々を示す入力項目群410Dと、入力された画像データを編集する編集項目群412Dと、画像データ出力手段の各々を示す出力項目群413Dとに分けて操作パネルに表示させる。ジョブ種は、入力項目群410Dのなかの項目の選択と出力項目群413Dのなかの項目の選択とにより定まる。ジョブ選択キー押下によりジョブを選択することもでき、この選択に対し、入力項目群410D及び出力項目群412Dのそれぞれについて1つの項目のみ選択表示させる。各項目群のなかの選択された項目を押下すると詳細設定項目が表示される。各項目は機能モジュールと対応付けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の画像入力装置と複数の画像出力装置を備えた画像形成装置に係り、特に、メニュー表示を行う操作パネルを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置の一種である複合機は、複数の機能で共通のハードウェア資源を用いるので、全体としてコストを低減できるとともに、省スペース化を図ることができる。
下記特許文献1には、UNIXなどの汎用オペレーティングシステム(汎用OS)を用い、コピー、プリント、スキャン及びファクシミリの各アプリケーションの共通機能を括りだして汎用OSとともにプラットフォームを構成することにより、各アプリケーションのプログラムステップ数を低減して、プログラム開発効率を高めることが開示されている。
しかしながら、ジョブ種別毎にアプリケーションを備え、各アプリケーションの共通機能を括り出しただけなので、アプリケーション毎に独自のジョブ生成モジュールが用いられ、メニュー表示画面も複数の機能間で統一性がなくて煩雑であるため、操作性が悪く、ユーザは備わっている機能を充分に活用することができない。
また、例えば3種類の画像入力手段と3種類の画像出力手段とを備えた画像形成装置は、これらを組み合わせた合計3×3=9通りの機能を有するが、従来では既存のジョブ種別毎にアプリケーションを備えているので、全ての機能を活用できない。たとえ機能を追加したとしても、個別アプリケーションの特殊機能として取り扱われるので、より複雑になり、ユーザは備わっている機能を充分に活用することができない。
特開2002−84383号公報
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、メニュー表示画面において複数の機能間を関連付けて統一化することにより、操作性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、メニュー表示画面において複数の機能間を関連付けて統一化することにより、より多くの機能を容易に活用することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、メニュー表示画面において複数の機能間を関連付けて統一化することにより、プログラム開発効率を向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明の第1態様では、複数の画像データ入力手段と、複数の画像データ出力手段と、指示及び設定値を入力する指示入力手段と、表示手段とが、制御手段に結合され、該制御手段は、該指示入力手段からの入力に応じてメニューを階層構造的に順次該表示手段に表示させる画像形成装置において、
該制御手段は、該複数の画像データ入力手段の各々を示す入力項目群と、入力された画像データを編集する編集項目群と、該複数の画像データ出力手段の各々を示す出力項目群とに分けてこれらの項目群を第1メニューとして該表示手段に表示させ、該入力項目群、該編集項目群又は該出力項目群のなかから該指示入力手段により選択された項目の詳細設定項目を第2メニューとして該表示手段に表示させ、
該入力項目群のなかの項目の選択と該出力項目群のなかの項目の選択とによりジョブ種が定まる。
本発明による画像形成装置の第2態様では、第1態様において、該編集項目群は該ジョブ種に依存しない項目群である。
本発明による画像形成装置の第3態様では、第1又は2態様において、該制御手段は、該表示手段に対し、該入力項目群と該出力項目群との間に該編集項目群を表示させる。
本発明による画像形成装置の第4態様では、第1乃至3態様のいずれか1つにおいて、該制御手段は、該指示入力手段により選択されたジョブ種に応じて、該入力項目群及び該出力項目群のそれぞれについて1つの項目のみ選択された状態を表示させる。
本発明による画像形成装置の第5態様では、第1乃至4態様のいずれか1つにおいて、該制御手段は、
プログラムに従って動作するプロセッサと、
該プロセッサに結合され、該プログラムが格納される記憶手段と、
を有し、該プログラムは、
該入力項目群及び該出力項目群の各項目に対応した処理を行う機能モジュールと該編集項目群の各項目の一部又は全部に対応した処理を行う機能モジュールとの集合と、
該指示入力手段からのジョブ選択及び起動指示に応じて、該機能モジュールの集合のうち、該入力項目群のなかの1つの項目に対応した機能モジュールを実行させ、該機能モジュールの集合のうち、該編集項目群のなかの選択された項目内の一部又は全部に対応した機能モジュールを実行させ、次いで、該機能モジュールの集合のうち、該出力項目群のなかの1つの項目に対応した機能モジュールを実行させるジョブ実行制御モジュールとを有する。
本発明による画像形成装置の第6態様では、第5態様において、該ジョブ実行制御モジュールは、該入力項目群のなかの1つの項目に対応した設定値を、この項目に対応した機能モジュールに与えてこの機能モジュールを実行させ、該編集項目群のなかの選択された項目内の一部又は全部に対応した設定値を、この項目内の一部又は全部に対応した機能モジュールに与えてこの機能モジュールを実行させ、該出力項目群のなかの1つの項目に対応した設定値を、この項目に対応した機能モジュールに与えてこの機能モジュールを実行させる。
上記第1態様の構成によれば、複数の画像データ入力手段の各々を示す入力項目群と、入力された画像データを編集する編集項目群と、複数の画像データ出力手段の各々を示す出力項目群とに分けてこれらの項目群を第1メニューとして表示手段に表示させ、該入力項目群、該編集項目群又は該出力項目群のなかから該指示入力手段により選択された項目の詳細設定項目を第2メニューとして該表示手段に表示させ、該入力項目群のなかの項目の選択と該出力項目群のなかの項目の選択とによりジョブ種が定まるので、ユーザは、統一的にメニュー表示された第1メニューでの選択により定まる各種ジョブを容易に活用することができる。
また、第1メニューの統一的表示により操作性が向上する。
さらに、入力項目群、編集項目群及び該出力項目群の分類表示と、このように分類された項目の詳細設定項目とにより、各項目に対応した機能モジュールとの対応付けが可能となるので、プログラム開発効率が向上する。
上記第2態様の構成によれば、該編集項目群がジョブ種に依存しない項目群であるので、ジョブ種に依存することによる混乱が避けられて操作性が向上する。
上記第3態様の構成によれば、該入力項目群と該出力項目群との間に、ジョブ種に依存しない該編集項目群を表示させるので、操作性がよい。また、編集処理は入力処理と出力処理との間で実行されるので、このような配置により、処理の流れを把握し易く、ユーザに対し全体の設定の理解を容易させる。
上記第4態様の構成によれば、該指示入力手段により選択されたジョブ種に応じて、該入力項目群及び該出力項目群のそれぞれについて1つの項目のみ選択された状態を表示させるので、ユーザは通常使用するジョブを容易に選択できるとともに、どの画像入力手段とどの画像出力手段とを使用するのかを容易に理解でき、これにより設定項目の内容を理解し易くなり、さらに、選択された状態から出力項目群内の出力先のみ変更することができるので、操作性がよく、ユーザは備わっている機能を充分に活用することが可能となる。
上記第5及び6態様の構成によれば、メニューと機能モジュールとが対応しているので、プログラム開発効率が向上する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
図21は、本発明の実施例1に係る画像形成装置10のハードウェア概略構成を示すブロック図である。
この画像形成装置10は、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信機能を有し、プロセッサ11に、チップセット12を介してメモリ13、ハードディスク装置14、拡張カード15〜18、ネットワークインタフェースカード(NIC)19及び通信モデム20が結合され、拡張カード15〜18にそれぞれ操作パネル25、搬送装置等26、プリントエンジン27及びスキャンエンジン28が結合されている。例えば、拡張カード15〜17はPCIカードであり、拡張カード18はPCIバス用SCSIインタフェースカードである。また、NIC19及び通信モデム20はそれぞれ、外部の通信モデム20及び公衆回線31に結合されている。搬送装置等26は、用紙搬送装置、定着装置及びフィニッシャ等を含む。
ハードディスク装置14には、マルチスレッド機能を備えた汎用オペレーティングシステム(OS)と、このOS上で動作する統合アプリケーションと、OSの下で動作するデバイスドライバとを備えている。
図1は、このアプリケーション40の要部全体構成を示す概略ブロック図である。
上記引用文献1がジョブ種別毎にアプリケーションを備えているのに対し、本実施例1の特徴の1つは、コピー、プリント、スキャン及びファクシミリ送信等の各ジョブを1つの統合型アプリケーションで処理し、かつ、各ジョブを複数のジョブステップに統一的に分割することにより、ソフトウェア構成を整理して、ソフトウェア開発効率を高めることができる点である。
各ジョブの実行は、機能モジュール群41から選択したものを順次実行することで遂行される。機能モジュール群41は、これら4つのジョブステップに対応して、入力機能モジュール群410、クリエイト機能モジュール群411、エディット機能モジュール群412及び出力機能モジュール群413に分類される。
図2は、機能モジュール群41の構成を示すブロック図である。各機能モジュールには、ジョブ制御及びジョブステップ制御において識別されるコードが付されている。
入力機能モジュール群410は、コード00、01及び02の機能モジュールを含んでおり、それぞれ図21のスキャンエンジン28、NIC19及び通信モデム20からデータを取得してメモリ13に格納させる。
クリエイト機能モジュール群411は、コード10、11及び12の機能モジュールを含んでおり、それぞれコード00、01及び02の機能モジュールでメモリ13に格納された画像データの1頁分を、展開されたビットマップデータに変換するものである。コード11の機能モジュールは、RIP処理を行うものであり、コード10及び12の機能モジュールは、圧縮されたデータの伸長処理を行うものである。
クリエイト機能モジュール群411での処理により、入力装置によらず、データフォーマットが統一されるので、入力装置に依存しない共通の処理を行うことができる。
エディット機能モジュール群412は、コード20、21及び22の機能モジュールを含み、それぞれ、クリエイト機能モジュール群411によりメモリ13に格納された画像データに対し、頁付け、2頁分の原稿画像を1枚の用紙サイズに集約する処理(2in1)、及び、4頁分の原稿画像を1枚の用紙サイズに集約する処理(4in1)を行うものである。実際にはより多種のエディットがあるが、図2では簡単化のため、3種のみ記載している。
出力機能モジュール群413は、コード20、21及び22の機能モジュールを含んでおり、それぞれ、エディット機能モジュール群412で編集された画像データをプリントエンジン27に対しそのまま供給し、ハードディスク装置14及び通信モデム20に対しては、定められたフォーマットに変換してこれらに出力する。
図1に戻って、GUIモジュール42は、ユーザによる操作パネル25の操作に応じて表示画面を変更するとともに、ユーザの操作に応じた入力データを設定情報としてメモリ13に格納させる。
図3は、図21のハードディスク装置14からメモリ13にロードされたプログラムに従って行われる制御を示すフローチャートであり、図4〜11を参照して以下にこれを説明する。このフローチャートは、ステップSC以外はGUIモジュール42での処理を示すものであり、この処理は、電源投入により開始され、又は、プロセッサ11がスタンドバイ状態で不図示のハードウェアスタートキーを押下することによりプロセッサ11に割り込みがかかりプロセッサ11がラン状態に遷移して開始される。以下、括弧内は図中のステップ識別符号である。
(S0)操作パネル25に、図4(A)に示すような初期画面を表示させる。
本実施例1では3種類の画像入力手段と3種類の画像出力手段とを備えているので、これらを組み合わせた合計3×3=9種の機能を有する。これら組み合わせ機能をユーザに充分に活用させるために、この初期画面に、図2の入力機能モジュール群410、エディット機能モジュール群412及び出力機能モジュール群413にそれぞれ対応した入力項目群410D、編集項目群412D及び出力項目群413Dからなるジョブステップ選択画像を含ませている。ユーザが容易に理解できるようにするために、図2の入力機能モジュール群410のSCAN入力、NIC入力及びMODEM入力に対応して、図4(A)入力項目群410Dではそれぞれ、「原稿読取」、「PC入力」及び「FAX受信」と表記している。同様に、図2の出力機能モジュール群413のPE(プリントエンジン)出力、HD(ハードディスク)出力及びMODEM出力に対応して、図4(A)出力項目群413Dではそれぞれ、「印刷」、「BOX」及び「FAX送信」と表記している。
図4(A)の初期画面に、図2のクリエイト機能モジュール群411に対応する項目群がないのは、入力の設定に応じてクリエイト処理が決まるので、設定する必要がないからである。なお、「FAX受信」と「FAX送信」の組み合わせは、受信したファクシミリデータを、図8(C)で設定した宛先へファクシミリ転送するジョブである。
また、通常使用するジョブをワンキーで選択できるようにするために、コピージョブ選択キー414D、プリントジョブ選択キー415D、スキャンジョブ選択キー416D及びファクシミリジョブ選択キー417Dからなるジョブ選択画像を含ませている。
図4(A)において、反転表示されている項目は、その項目が選択されていることを示す(他図においても同様)。図4(A)では、初期状態としてコピージョブが選択され、これに応じて「原稿読取」及び「印刷」が選択されている。エディットは、ジョブ種選択に依存せず、その項目は反転表示されていない。
編集項目群412Dは全ての機能で共通の項目群であり、そのキーが画面中央部に配置されているので、操作性がよい。また、エディットはインプットとアウトプットの間で実行されるので、そのキーを画面中央部に配置することのより、処理の流れを把握し易く、全体の設定の理解を容易にする。
編集項目群412Dについては、個々の機能モジュール毎に項目を表示してもよいが、表示画面が比較的大きい場合には、複数の機能モジュールを1つの項目に対応させた方が、設定しやすい。そこで、本実施例では、エディットを拡縮・集約と頁付・消去とに分けている。ここで消去とは、原稿周辺部(枠)又は両開き原稿の中央部の画像消去である。
(S1)ラン状態で該ハードウェアスタートキーが押下されるとステップSCへ進み、そうでなければステップS2へ進む。
(S2)ジョブ選択キー(コピージョブ選択キー414D、プリントジョブ選択キー415D、スキャンジョブ選択キー416D又はファクシミリジョブ選択キー417D)が押下された場合にはステップS3へ進み、そうでなければステップS5へ進む。
(S3)押下されたジョブ選択キーに対応するジョブを選択状態にする。すなわち、既に反転表示されているジョブ選択キーを通常表示に戻し、押下されたジョブ選択キーを反転表示させる。具体的には、コピージョブ選択キー414D、プリントジョブ選択キー415D、スキャンジョブ選択キー416D又はファクシミリジョブ選択キー417Dが押下された場合には、そのジョブを選択してジョブ選択キーをそれぞれ図4(A)、図4(B)、図5(A)及び図5(B)に示す状態にする。
このようにすることにより、ユーザは通常使用するジョブを容易に選択できるとともに、どの画像入力手段とどの画像出力手段とを使用するのかを容易に理解できるので、この状態から出力項目群413D内の出力先を変更するのも容易にできる。また、使用する画像入力手段及び画像出力手段を把握することで、それらの設定項目の内容を理解し易い。したがって、ユーザは備わっている機能を充分に活用することが可能となるとともに、操作性がよい。
(S4)選択されたジョブに応じて、入力項目群410Dの中の1つのみ及び出力項目群413Dの中の1つのみを白黒反転表示させる。すなわち、プリントジョブ選択キー415Dが押下された場合には、図4(B)に示す如く「PC入力」及び「印刷」を反転表示させ、スキャンジョブ選択キー416Dが押下された場合には図5(A)に示す如く「原稿読取」及び「印刷」を反転表示させ、ファクシミリジョブ選択キー417Dが押下された場合には図5(B)に示す如く「原稿読取」及び「FAX送信」を反転表示させる。
(S5)入力項目群410D、編集項目群412D又は出力項目群413Dの中の項目(ジョブステップキー)が押下された場合にはステップS6へ進み、そうでなければステップS1へ戻る。
ユーザは、ジョブ選択キー414D〜417Dを押下せずに入力項目群410Dの中の任意の1つのキーを押し、出力項目群413Dの中の任意の1つのキーを押してもよい。
(S6)押下されたキーが白黒反転状態(選択状態)であればステップS7へ進み、そうでなければステップS4Aへ進む。すなわち、ジョブステップキーは、ジョブステップの選択と、その設定の選択の2つの機能を有しており、後者の場合にはステップS7へ進み、前者の場合にはステップS4Aへ進む。
(S4A)押下されたジョブステップキーに対応するジョブステップを選択状態にする。すなわち、既に反転表示されているジョブステップキーを通常表示に戻し、押下されたジョブステップキーを反転表示させる。この時の画像入力手段と画像出力手段の組によりジョブ種が変わった場合には、対応するジョブ選択キーのみを反転表示させる。例えば、スキャン入力キー416D及びこれに対応した「原稿読取」キー及び「BOX」キーが反転表示状態である場合に、「印刷」キーを押下すると、「BOX」キー及び「SCAN」キーを非反転表示させ、「印刷」キー及び「PRINT」キーを反転表示させる。次にステップS1へ戻る。
(S7)選択された項目の詳細メニューを表示させる。すなわち、入力項目群410Dの「原稿読取」、「PC入力」又は「FAX受信」が選択された場合には、それぞれ図6(A)、(B)又は(C)の詳細メニュー画面が表示される。編集項目群412Dの拡縮・集約又は頁付・消去が選択された場合には、それぞれ図7(A)又は(B)の詳細メニュー画面が表示される。同様に、出力項目群413Dの「印刷」、「BOX」又は「FAX送信」が選択された場合には、それぞれ図8(A)、(B)又は(C)の詳細メニュー画面が表示される。この状態で、ユーザは詳細項目を設定する。詳細メニュー画面での設定は図を見ただけで容易に理解できるので、その説明を省略する。
(S8、S9、SA、SB)OKキーが押下された場合には、設定された値を確定してメインメニュー表示に戻り、さらにステップS1へ戻る。EXITキーが押下された場合には、設定された値を確定せずに、メインメニュー表示に戻り、さらにステップS1へ戻る。確定した値は、機能モジュールの実行段階で用いられる。
(SC)GUIモジュール42は、選択されたジョブのコードと設定情報とをジョブ制御モジュール43へ供給する。ジョブ制御モジュール43はこれに応答して、インプットステップ、クリエイトステップ、エディットステップ及びアウトプットステップの順に、選択された項目に対応する機能モジュールを実行させる。
次に、図1のジョブ制御モジュール43について説明する。
まず、図9に示すように、ジョブコードをそのジョブのインプット機能モジュールコードとアウトプット機能モジュールコードの結合で表す。また、以下では簡略化のため、ジョブステップ制御をJSCと表記する。
ジョブ制御モジュール43は、ジョブコードと設定情報の受け取りに応答して、ジョブステップ制御ブロック(JSCブロック)440〜443を生成し、これらに情報を記入することにより、ジョブを生成し、さらに、インプットJSCモジュール450に、ジョブシリアルナンバーJSNoを含むジョブ生成完了通知をする。複数種のエディットが設定された場合には、ジョブ制御モジュール43はその数だけエディットJSCブロック442を生成する。
プログラム的には、JSCブロックの生成は例えば、メソッドを含まないクラスのインスタンス生成に対応しており、また、モジュールAからモジュールBへの上記「通知」は例えば、モジュールAが変数に値を代入し、モジュールBが該変数の値を見ることを意味する。
図11(A)は、JSCブロックの構成を示す。このブロックは、機能モジュールコードFMC、ジョブシリアルナンバーJSNo及びページナンバーPNoからなる制御情報のフィールドと、機能モジュールの起動時に引き渡す設定情報のフィールドとを含んでいる。
ジョブ制御モジュール43は、JSCブロック440及び443の機能モジュールコードFMC欄に、ジョブコードに含まれる機能モジュールコードを記入し、JSCブロック441の機能モジュールコードFMC欄に、テーブル(図9の一部)を参照してインプット機能モジュールコードにより定まるコードを記入し、JSCブロック442の機能モジュールコードFMC欄には、GUIモジュール42からの設定情報に含まれるエディットの種類に応じて、コード20、21又は22等を記入する。
ジョブ制御モジュール43は、ジョブカウンタ430及びジョブIDキュー431を備えており、そのジョブカウンタ430の値をJSCブロック440〜443のジョブシリアルナンバーJSNo欄に記入するとともに、ジョブカウンタ430の値の先頭にジョブコードを付加したものをジョブIDとしてジョブIDキュー431に追加(図17参照)した後、ジョブカウンタ430を1だけインクリメントする。このジョブカウンタ430の初期値は0である。ジョブ制御モジュール43はまた、JSCブロック440〜443のページナンバーPNo欄に初期値1を記入する。
ジョブ制御モジュール43は、GUIモジュール42からの設定情報を、各ジョブステップで必要な設定情報に振り分けて、それぞれJSCブロック440〜443の設定情報フィールドに記入する。上述のように、エディット以外は機能モジュール毎に設定されており、また、エディットは複数の機能モジュールについて設定しているものの、容易にその設定値を機能モジュール毎に分けられるようになっているので、この振り分けは容易である。これは、プログラムの複雑化を避けるとともに、プログラム開発効率向上にも寄与している。
図11(B)は、インプットJSCブロック440の具体例を示し、図6(A)の設定画面に対応したものであって、スキャン入力の設定情報が、白黒、片面、A4縦、400dpi及び明るさ128であることを示している。図11(C)は、エディットJSCブロック442の具体例を示し、図7(B)の設定画面の左側部分に対応したものであって、頁付けの設定情報が、中央上、マージン10mm、書式が−?−(?は頁番号)であることを示している。同様に、図11(D)はエディットJSCブロック442の他の具体例を示し、図7(A)の設定画面の右側部分に対応したものであって、4頁の原稿画を1枚の用紙に集約(4in1)する設定情報として、上段左、下段左、上段右、下段右の順に頁画像を割り付け、それらの間に境界線を描くことを示している。
ジョブステップ制御モジュール(JSCモジュール)450〜453はそれぞれ、後述のように、頁毎に(但し、JSCモジュール450は全ページについて)、機能モジュール群内の対応する機能モジュールを起動させ(スレッドを生成させ)、機能モジュールの実行終了に応じて、それぞれJSCブロック440〜443の頁ナンバーPNoを1だけインクリメントするとともに、右隣(下流側隣)のJSCモジュールに対し後述のスレッド制御ブロックを生成する。また、このJSCモジュールは、スレッドの状態をWAIT(BLOCKED)からREADY(RUNNABLE)に変化させ、又は、自己のRUN(RUNNING)状態のスレッド御ブロックを消滅させる。
JSCモジュール450〜453は、ジョブ制御モジュール及びGUIモジュール42とともに、例えば20msec毎に起動されて、一巡処理される。これに対し機能モジュールは、JSCモジュール450〜453により起動されると、JSCモジュール450〜453とは独立にスレッドとして動作する。なお、GUIモジュール42、ジョブ制御モジュール及びJSCモジュール450〜453をスレッドとして動作させても同じ結果になる。
次に、どのように機能モジュール実行順を定めればスループットを向上させることができるかについて説明する。
図12(C)は、図12(A)と比較するために記載されたものであって、プリントジョブにおいて異なる頁の画像データが並行処理される場合を示す。
ホストコンピュータ30から、ページ記述言語(PDL)で記述されたプリント用画像データを受信し、ビットマップ展開(RIP)してプリントエンジン27に供給し、用紙にプリントする。この場合、第2頁のデータを受信しながら第1頁のRIP処理を並行して行う。次に、第1頁のRIP処理を行いながら第2頁のRIP処理を並行して行う。
このようにすれば、時分割並行処理により、プログラム切換のオーバーヘッドが生じ、スループットが低下する。また、第1頁のプリント中に、第2頁のプリント待ちとなり、出力期間が競合し易く、この状態でMPU空き時間が生じてスループットが低下する。
図12(B)も、図12(A)と比較するために記載されたものであって、RIP処理が頁順に行われた後にEDIT処理が頁順に行われる場合を示す。この場合も、前記同様にスループットが低下する。
以下においては、図12(A)に示すような機能モジュール実行順になる場合について説明する。
この場合、RIP処理が終了してから、同一頁のエディット処理が行われ、次に、この頁のプリント出力処理と次ページのRIP処理とが並行して行われる。
このようにすれば、複数の画像処理が時分割並行処理されることによる処理切替え時のオーバーヘッドが低減して、スループットが向上し、画像処理と入出力処理との並行処理の機会が多くなるので、MPU11の空き時間が少なくなり、スループットがさらに向上する。
図12(A)はプリントジョブの場合であるが、他のジョブも同様に4つのジョブステップに分けられているので、他の1つのジョブ又は任意の複数のジョブの組み合わせが並行処理される場合についても、同じ効果が得られる。
なお、コピー、プリント又はファクシミリ受信の2以上の組み合わせの場合には、出力装置が同じプリントエンジンであるので、ジョブ毎に出力結果を纏め、ジョブ単位で例えばFIFOの順に出力する。
次に、機能モジュールの起動順及び起動条件について説明する。
(1)同一のジョブシリアルナンバーJSNo及びページナンバーPNoについて、入力機能モジュール、クリエイト機能モジュール、エディット機能モジュール、出力機能モジュールの順に起動させる。
このような処理をすれば、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信のジョブはぞれぞれ、図10(A)〜(E)に示す順序で機能モジュールが起動されて遂行される。
(2)図13に示すように、第n頁についてクリエイト機能モジュールの処理が終了(第n頁のクリエイトスレッドが消滅)すると、第n頁についてエディット機能モジュールを実行(第n頁のエディットスレッドを生成)させる。このエディット機能モジュールでの処理が終了すると、第n頁についてアウトプット機能モジュールを実行(第n頁のアウトプットスレッドを生成)させるとともに、第(n+1)頁についてクリエイト機能モジュールを実行させる。
ここで、アプリケーション40は、図1の構成に加えて、図14のスキャンエンジン管理モジュール46、NIC管理モジュール47及びMODEM管理モジュール48を備えている。
スキャンエンジン管理モジュール46、NIC管理モジュール47及びMODEM管理モジュール48はそれぞれ、FMC=00、01及び02の機能モジュールからの指示に応答して、汎用OS50を介し、それぞれデバイスドライバであるスキャンエンジンドライバ56、NICドライバ57及びMODEMドライバ58とデータの授受を行い、それぞれ図21のスキャンエンジン28、NIC19及び通信モデム20を制御する。汎用OS50は、スキャンエンジン28、NIC19及び通信モデム20から入力された各頁の画像データをメモリ管理モジュール501に管理させる。スキャンエンジン管理モジュール46、NIC管理モジュール47及びMODEM管理モジュール48はいずれも、該データの授受により、メモリ管理モジュール501が1頁分の画像データを図21のメモリ13に格納させたことを確認するとともに、その格納開始アドレス及び格納終了アドレスを知得し、対応する機能モジュールからの指示に応じてこれらのアドレスを該機能モジュールへ渡す。
図15は、クリエイトモジュール制御状態CCS、エディットモジュール制御状態ECS及びアウトプットモジュール制御状態OCS(スレッドの状態)の遷移図である。
図16は、図12(A)の時刻t1〜t6における、図15の状態変化に対応したスレッド制御ブロック451a〜453aを示す。
このスレッド制御ブロックは、ジョブシリアルナンバー60と、機能モジュールによる処理対象のページナンバー61と、スレッド制御状態62と、このページナンバーの画像データの格納開始アドレス63及び格納終了アドレス64とのフィールドを有する。ジョブシリアルナンバー60は、JSCブロックと対応させるためのものであり、また、後述のようにジョブ実行順の決定において用いられる。機能モジュールのインスタンスは、このアドレス範囲の画像データに対して処理を行う。
スレッド制御状態62には、実行可能であることを示すREADYと、実行中を示すRUNと、実行終了を示すENDとがある。スレッド制御ブロックは、上流側隣のJSCモジュールによりREADY状態で生成される。このスレッド制御ブロックが属するJSCモジュールにより機能モジュールが起動されてスレッド制御状態62がRUNにされる。この機能モジュールは、実行を終了する直前に後処理としてスレッド制御状態62をENDにする。このスレッド制御ブロックが属するJSCモジュールは、ENDのスレッド制御ブロックを消滅させる。
次に、図15及び図16を参照して、JSCモジュール及びこれにより実行が制御される機能モジュールの動作について説明する。
ジョブ制御モジュールからの上記ジョブ生成完了通知に応答して、
(A)インプットJSCモジュール450は、インプットJSCブロック440を参照し、そのFMCで識別される機能モジュールIFMにJSCブロック440中の設定情報を与えて機能モジュールIFMを起動させる(機能モジュールIFMのインスタンスを生成する)。機能モジュールIFMは、管理モジュール46、47又は48を介して対応する入力装置に1頁分の画像データを入力させ、その格納開始及び終了アドレスを受け取ってインプットJSCモジュール450へ渡す。インプットJSCモジュール450はこれに応答して、インプットJSCブロック440のページナンバーPNoをインクリメントし、また、クリエイトJSCモジュール451に対し、クリエイトスレッド制御ブロック451aを、第1頁の場合にはREADY状態で生成し(図12のt1)、第2頁以降の場合にはWAIT状態で生成し(t2)、この(A)の先頭へ戻る。
インプットJSCモジュール450は、入力頁が最後である場合、そのページナンバーPNoを最終ページナンバーPENoとして図1のジョブ制御モジュール43へ通知する。
(B)クリエイトJSCモジュール451は、クリエイトJSCブロック441を参照し、そのFMCで識別されるクリエイト機能モジュールCFMにJSCブロック441中の設定情報を与えるとともに、クリエイトスレッド制御ブロック451aの画像データ格納アドレス範囲情報を与えて、該機能モジュールCFMを起動させ、クリエイトスレッド制御状態をRUNにする。機能モジュールCFMは、このアドレス範囲の画像データをビットマップ形式に変換して、OSを介しメモリ13に格納し、その格納開始及び終了アドレスを、クリエイトJSCモジュール451に渡し、クリエイトスレッド制御状態をENDにする。クリエイトJSCモジュール451はこれに応答して、クリエイトJSCブロック441のページナンバーPNoをインクリメントし、また、エディットJSCモジュール452に対し、レディ状態のエディットスレッド制御ブロック452aを生成し(t3)、終了したクリエイトスレッドの制御ブロックを消滅させる。
(C)エディットJSCモジュール452は、エディットJSCブロック442を参照し、そのFMCで識別される機能モジュールEFMに、テーブル442中の設定情報を与えるとともに、エディットスレッド制御ブロック452aの画像データ格納アドレス範囲情報を与えて、機能モジュールEFMを起動させ、エディットスレッド制御状態をRUNにする。機能モジュールEFMは、このアドレス範囲の画像データに対し編集処理を行い、その結果を、OSを介しメモリ13に格納し、その格納開始及び終了アドレスを、エディットJSCモジュール452へ渡し、エディットスレッド制御状態をENDにする。エディットJSCモジュール452は、これに応答して、エディットJSCブロック442のページナンバーPNoをインクリメントし、また、アウトプットJSCモジュール453に対しレディ状態のアウトプットスレッド制御ブロック453aを生成するとともに、クリエイトJSCモジュール451に対し次ページのWAIT状態のクリエイトスレッド制御状態をREADYにし(t4)、さらに、エディットスレッド制御ブロック452aを消滅させる。
但し、例えばエディットが上述の4in1の場合には、機能モジュールEFM、1頁分のクリエイト処理が終了する毎にその頁の配置処理を行い、これを4頁分繰り返した後に、エディットスレッド制御ブロック452aを消滅させる。
(D)次ページについて上記(B)へ進むと同時に、次のような動作を行う。すなわち、アウトプットJSCモジュール453は、前記READY状態への移行に応答して、アウトプットJSCブロック443を参照し、そのFMCで識別される機能モジュールOFMにJSCブロック443中の設定情報を与えるとともに、アウトプットスレッド制御ブロック453aの画像データ格納アドレス範囲情報を与えて、機能モジュールOFMを起動させ、アウトプットスレッド制御状態をRUNにする。機能モジュールOFMは、このアドレス範囲の画像データを、対応する出力装置から出力させ、これを終了すると、アウトプットスレッド制御状態をENDにする。アウトプットJSCモジュール453は、これに応答して、アウトプットJSCブロック443のページナンバーPNoをインクリメントし、また、アウトプットスレッド制御ブロック453aを消滅させる。
図1のジョブ制御モジュール43は、アウトプットJSCモジュール453による最終ページナンバーPENoのアウトプットスレッド制御ブロック消滅処理に応答して、このジョブシリアルナンバーJNoのJSCブロック440〜443を破棄するとともに、ジョブIDキュー431(図17参照)からこのジョブシリアルナンバーJNoを含むジョブIDを削除する。これにより、このジョブが終了する。
以上説明したように、本実施例1によれば、画像形成装置用アプリケーション40の構成が簡単かつ全ジョブについて統一的であるので、このアプリケーションの開発効率が高くなる。
また、複数の画像処理が時分割並行処理されることによる処理切替え時のオーバーヘッドが無くなって、スループットが向上するとともに、画像処理と入出力処理との並行処理の機会が多くなるので、MPU11の空き時間が少なくなり、スループットが向上する。
さらに、エディット機能モジュール群412が各ジョブで共通であるので、アプリケーション40の構成が簡単になるとともに、画像形成装置10のアプリケーション開発効率が高くなる。
また、引用文献1と異なり、メモリ資源管理は汎用OSに任せればよいので、構成が簡単となる。
次に、ジョブ実行順について説明する。
上述のように、ジョブが生成されるとジョブIDがジョブIDキュー431に追加され、アウトプットジョブステップで1つのジョブの全頁出力が完了するとそのジョブIDがジョブIDキュー431から削除されるので、複数のジョブが残っている場合には、ジョブIDキュー431の内容は例えば図17(A)に示す如くなる。これに対応して、ジョブIDキュー431内の各ジョブIDに対応したJSCブロック440〜443が存在している。
ジョブIDキュー431及びJSCブロック440〜443の内容は、GUIにも容易に利用することができる。すなわち、ユーザが操作パネル25上のジョブ状況表示キーを押下すると、GUIモジュール42はジョブ制御モジュール43に対しジョブ状況問い合わせをし、ジョブ制御モジュール43はこれに応答して、ジョブIDキュー431の内容を読み出し、その各ジョブIDのジョブシリアルナンバーJSNoについて、JSCブロック440、エディットJSCブロック442及びアウトプットJSCブロック443に記載されているページナンバーPNoを読み出し、これに基づいて出力完了予定時刻を概略計算し、これらをGUIモジュール42に渡す。GUIモジュール42はこれを操作パネル25に表示させる。
これにより、例えば図18(A)に示すような表示が行われる。図中、No.はジョブシリアルナンバーJSNoであり、No.列は、図17(A)のジョブIDキュー431内のジョブIDのJSNoをその順に示している。入力、処理及び出力はそれぞれ、対応するJSCブロック440、442及び443に記載されているページナンバーPNoであり、処理完了ページ数を示している。
操作パネル25はタッチパネルを備え、これにはアップキー66、ダウンキー67、優先キー68及び取消キー69が表示されており、これらはジョブ実行順を変更する場合に、以下のように用いられる。
例えば、図18(A)においてユーザがNo.3のジョブをNo.2より先に実行させたい場合、ダウンキー67を2回押して、No.1に在る矩形枠をNo.3へ移動させ、優先キー68を押す。これにより、図18(B)に示すように矩形枠内に格子点が表示されて、移動対象が選択状態となる。次にアップキー66を1回押すと、矩形枠が1つ上に移動して図19(A)に示す如くなり、この状態で優先キー68を押すと移動が確定して、図19(B)に示す如く格子点が消失する。これとともに、GUIモジュール42によりこの順番のNo.列にジョブコードを結合したジョブIDがジョブIDキュー431に上書きされて、その内容が図17(B)に示す如く、図19(B)のNo.列と対応したものになる。もし、この優先キー68の代わりに取消キー69を押すと、図18(A)に示す初期状態に戻る。
次に、図20を参照して、クリエイトJSCモジュール451のより詳細な動作を説明する。以下、括弧内は図中のステップ識別符号である。
(S10)対応するジョブステップでRUN状態のスレッド制御ブロック(SBC)が有れば処理を終了する。これにより、異なる頁又はジョブの画像処理が時分割並行処理されないので、プログラム切換のオーバーヘッドが生ぜず、スループットが向上する。RUN状態のSBCがなければステップS11へ進む。
(S11)END状態のSBCが有ればステップS16へ進み、なければステップS12へ進む。
(S12、S13)ジョブIDキュー431内のジョブID並び順に、次の(最初は先頭の)ジョブIDを1つ取り出し、そのジョブシリアルナンバーJSNoを含む、READY状態のスレッド制御ブロック(SCB)が有ればステップS15へ進み、なければステップS14へ進む。
(S14)ジョブIDキュー431に、次に取り出すべきジョブIDがなければ、処理を終了する。
(S15)このジョブIDのジョブシリアルナンバーJSNoを含むクリエイトJSCブロック441に記載の設定情報と、該JSNo及びクリエイトJSCブロック441に記載のページナンバーPNoを含むREADY状態のスレッド制御ブロックに記載されている画像データ格納開始アドレス及び画像データ格納終了アドレスを、該クリエイトJSCブロック441に記載の機能モジュールコードFMCの機能ブロックに与えて、該機能ブロックを起動させ、スレッド制御状態をRUNにして、処理を終了する。
この起動により、機能モジュールは、JSCモジュールの動作とは独立に、このアドレス範囲の画像データを処理して、OSを介しメモリ13に格納し、その格納開始及び終了アドレスを、クリエイトJSCモジュール451に渡し、また、制御ブロック451aのスレッド制御状態をENDにして、処理を終了する。
(S16)後処理として、対応するJSCブロックのページナンバーPNoを1だけインクリメントし、スレッド制御状態がENDのスレッド制御ブロック451aを消滅させ、さらに、エディットJSCモジュール452に対し、同一頁のREADY状態のエディットスレッド制御ブロック452aを生成する。
エディットJSCモジュール452及びアウトプットJSCモジュール453のいずれの動作も、図20と同様である。アウトプットJSCモジュール453の場合、ステップS15での機能モジュール起動により、この機能モジュールは、与えられたアドレス範囲の画像データを、対応する出力装置から出力させる。また、ステップS16では、対応するJSCブロックのページナンバーPNoを1だけインクリメントし、また、END状態のスレッドの制御ブロック453aを消滅させる。
図1のジョブ制御モジュール43は、アウトプットJSCモジュール453による最終ページナンバーPENoのアウトプットスレッド制御ブロック消滅処理に応答して、このジョブシリアルナンバーJNoのJSCブロック440〜442を破棄するとともに、ジョブIDキュー431(図17参照)からこのジョブシリアルナンバーJNoを含むジョブIDを削除する。これにより、このジョブが終了する。
このような簡単な処理により、ジョブIDキュー431に格納されているジョブIDの並び順かつ同一ジョブIDについてはページナンバーPNo順にジョブが実行されるので、ユーザの操作によりジョブIDキュー431内のジョブIDの順番を変えれば、これに応じてジョブ実行順がジョブ単位で変更される。
なお、エディットJSCモジュール452については、図20の通りでも問題ないが、上述のようにクリエイトJSCモジュール451で処理が終了した後に、この処理対象と同一のジョブシリアルナンバーJSNo及びページナンバーPNoを有するスレッド制御ブロックについて、機能ブロックを実行させる場合には、図20からステップS12〜14の処理を省略することができる。
また、図13を参照して説明した制限を付加するには、クリエイトJSCモジュール451において、図20のステップS13とS15との間で、READY状態のクリエイトSCBと同一頁に係るエディットSCBがREADY状態であれば、ステップS15へ進まずに処理を終了し、なければステップS15へ進むようにすればよい。
本実施例1によれば、3つの画像データ入力手段の各々を示す入力項目群410Dと、入力された画像データを編集する編集項目群412Dと、3つの画像データ出力手段の各々を示す出力項目群413Dとに分けてこれらの項目群をジョブステップ表示画面として操作パネル25に表示させ、入力項目群410Dのなかの項目の選択と出力項目群413Dのなかの項目の選択とによりジョブ種が定まるので、ユーザは、統一的にメニュー表示された1画面上での選択により定まる各種ジョブを容易に活用することができる。
また、1画面上にメニューがこのように統一的に表示されるとともに、これら入力項目群411D、編集項目群412D又は出力項目群413Dのなかからキー押下により選択された項目の詳細設定項目が操作パネル25に表示されるので、操作性が向上する。
さらに、入力項目群410D、編集項目群412D及び出力項目群413Dの各項目が機能モジュールと対応付けられているので、プログラム開発効率が向上する。
また、編集項目群412Dがジョブ種に依存しない項目群であるので、ジョブ種に依存することによる混乱が避けられて、操作性が向上する。
さらに、入力項目群410Dと出力項目群413Dとの間の画面中央部に、ジョブ種に依存しない編集項目群412Dを表示させるので、操作性がよい。また、編集処理は入力処理と出力処理との間で実行されるので、このような配置により、ユーザは処理の流れを把握し易く、ユーザに対し全体の設定の理解を容易させる。
また、ジョブ選択キーを操作パネル25に表示させ、そのキー押下によるジョブ選択に応じて、入力項目群410D及び出力項目群412Dのそれぞれについて1つの項目のみ選択された状態を表示させるので、ユーザは通常使用するジョブを容易に選択できるとともに、どの画像入力手段とどの画像出力手段とを使用するのかを容易に理解でき、これにより設定項目の内容を理解し易くなり、さらに、選択された状態から出力項目群413D内の出力先のみ変更することができるので、操作性がよく、ユーザは備わっている機能を充分に活用することが可能となる。
その上、ジョブ選択キーとジョブステップ選択キーとが同一画面に表示されるので、前記操作性がさらに向上する。
上記実施例ではアプリケーション40の論理構成を説明したが、この論理構成は各種の方法で実現可能であり、例えば、制御ブロックがREADYになったときにイベントを発生させて機能モジュールを起動させるイベントドリブン型プログラムで実現することができる。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、上記実施例では指示入力手段としてのジョブ選択キーが操作パネル25に表示されるソフトウェアキーである場合を説明したが、ジョブ選択キーはハードウェアキーであってもよい。ハードウェアキーを用いる場合には、そのキーの選択状態は、表示画面上で表す。特に画像形成装置が小型で表示部が小さい場合には、ジョブステップ選択キーについても同様である。1つのジョブ選択キー(ハードウェアキー又はソフトウェアキー)を押す毎にジョブ種が表示画面上で順次変化するようにしてもよい。同様に、1つのジョブステップ選択キーを1つの項目群に対応させ、そのキーを押す毎に選択項目が表示画面上で順次変化するようにしてもよい。
また、特に画像形成装置が小型で表示部が比較的小さい場合には、各項目の詳細項目を多画面に分けてより細かく設定する構成であってもよい。
さらに、上記スループット向上のための構成がなくても、簡単な構成で、アプリケーション開発効率を高めることができるとともに、ユーザへの詳細なジョブ状況表示処理を簡単化かつ統一化することが可能であるので、本発明にはこの構成がないものも含まれる。すなわち、本発明には、画像処理を並行処理する構成も含まれる。マルチコアプロセッサ又はマルチプロセッサを用いて、並行処理する構成であってもよい。
本発明の実施例1に係る画像形成装置を構成するアプリケーションソフトウェアの全体構成を示す概略ブロック図である。 ジョブの種類に応じて選択的に実行される、4群に分類された複数の機能モジュールを示すブロック図である。 操作パネルでの設定手順を示す概略フローチャートである。 (A)及び(B)はそれぞれメインメニューでコピージョブ及びプリントジョブを選択したときの表示を示す説明図である。 (A)及び(B)はそれぞれメインメニューでスキャンジョブ及びファクシミリ送信ジョブを選択したときの表示を示す説明図である。 (A)〜(C)はそれぞれメインメニューでインプットステップのスキャン、NIC入力及びモデム入力の項目を選択したときに表示される設定画面を示す説明図である。 (A)及び(B)はそれぞれメインメニューでエディットステップの拡縮・集約及び頁付・消去の項目を選択したときに表示される設定画面を示す説明図である。 (A)〜(C)はそれぞれメインメニューでアウトプットステップのプリントエンジン出力、ハードディスク出力及びモデム出力の項目を選択したときに表示される設定画面を示す説明図である。 コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信のジョブコードと、各ジョブで選択される、エディット以外の機能モジュールのコードとの対応関係を示すテーブルの説明図である。 (A)〜(E)はそれぞれ、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信のジョブ実行時に順次起動される機能モジュールを示す概略シーケンス図である。 (A)はジョブステップ制御(JSC)ブロックの構成を示す図、(B)はインプットJSCブロックに記述される情報の具体例を示す図、(C)及び(D)はクリエイトJSCブロックに記述される情報の具体例を示す図である。 (A)は本発明の実施例1のコピージョブ動作例を示す概略タイムチャートであり、(B)及び(C)は(A)の効果を示すために(A)と対比されるコピージョブ動作例を示す概略タイムチャートである。 スループットを向上させるための、クリエイト、エディット及びアウトプット機能モジュールの起動条件を説明するブロック図である。 クリエイトスレッド、エディットスレッド及びアウトプットスレッドの状態遷移図である。 画像入力に関するハードウェア資源管理部を示すブロック図である。 図12(A)の時刻t1〜t6における、図14の状態変化に対応したスレッド制御ブロックの説明図である。 (A)及び(B)はそれぞれジョブ実行順変更前と変更後のジョブIDキューの内容を説明する図である。 (A)及び(B)はジョブ実行順変更操作説明図である。 図18の続きを示すジョブ実行順変更操作説明図である。 ジョブIDキュー内のジョブID並び順に従った、JSCモジュール451〜453のうちの任意の1つの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る画像形成装置のハードウェア概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 プロセッサ
12 チップセット
13 メモリ
14 ハードディスク装置
15〜18 拡張カード
19 NIC
20 通信モデム
25 操作パネル
26 搬送装置等
27 プリントエンジン
28 スキャンエンジン
30 ホストコンピュータ
31 公衆回線
40 アプリケーション
41 機能モジュール群
410 入力機能モジュール群
410D 入力項目群
411 クリエイト機能モジュール群
412 エディット機能モジュール群
412D 編集項目群
413 出力機能モジュール群
413D 出力項目群
414D コピージョブ選択キー
415D プリントジョブ選択キー
416D スキャンジョブ選択キー
417D ファクシミリジョブ選択キー
42 GUIモジュール
43 ジョブ制御モジュール
430 ジョブカウンタ
431 ジョブIDキュー
440 インプットJSCブロック
441 クリエイトJSCブロック
442 エディットJSCブロック
443 アウトプットJSCブロック
450 インプットJSCモジュール
451 クリエイトJSCモジュール
452 エディットJSCモジュール
453 アウトプットJSCモジュール
46 スキャンエンジン管理モジュール
47 NIC管理モジュール
48 MODEM管理モジュール
50 汎用OS
501 メモリ管理モジュール
56 スキャンエンジンドライバ
57 NICドライバ
58 MODEMドライバ
60 ジョブシリアルナンバー
61 ページナンバー
62 状態
63 格納開始アドレス
64 格納終了アドレス
66 アップキー
67 ダウンキー
68 優先キー
69 取消キー
FMC 機能モジュールコード
JSNo ジョブシリアルナンバー
PNo ページナンバー
CCS クリエイトモジュール制御状態
ECS エディットモジュール制御状態
OCS アウトプットモジュール制御状態

Claims (6)

  1. 複数の画像データ入力手段と、複数の画像データ出力手段と、指示及び設定値を入力する指示入力手段と、表示手段とが、制御手段に結合され、該制御手段は、該指示入力手段からの入力に応じてメニューを階層構造的に順次該表示手段に表示させる画像形成装置において、
    該制御手段は、該複数の画像データ入力手段の各々を示す入力項目群と、入力された画像データを編集する編集項目群と、該複数の画像データ出力手段の各々を示す出力項目群とに分けてこれらの項目群を第1メニューとして該表示手段に表示させ、該入力項目群、該編集項目群又は該出力項目群のなかから該指示入力手段により選択された項目の詳細設定項目を第2メニューとして該表示手段に表示させ、
    該入力項目群のなかの項目の選択と該出力項目群のなかの項目の選択とによりジョブ種が定まることを特徴とする画像形成装置。
  2. 該編集項目群は該ジョブ種に依存しない項目群であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該制御手段は、該表示手段に対し、該入力項目群と該出力項目群との間に該編集項目群を表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 該制御手段は、該指示入力手段により選択されたジョブ種に応じて、該入力項目群及び該出力項目群のそれぞれについて1つの項目のみ選択された状態を表示させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 該制御手段は、
    プログラムに従って動作するプロセッサと、
    該プロセッサに結合され、該プログラムが格納される記憶手段と、
    を有し、該プログラムは、
    該入力項目群及び該出力項目群の各項目に対応した処理を行う機能モジュールと該編集項目群の各項目の一部又は全部に対応した処理を行う機能モジュールとの集合と、
    該指示入力手段からのジョブ選択及び起動指示に応じて、該機能モジュールの集合のうち、該入力項目群のなかの1つの項目に対応した機能モジュールを実行させ、該機能モジュールの集合のうち、該編集項目群のなかの選択された項目内の一部又は全部に対応した機能モジュールを実行させ、次いで、該機能モジュールの集合のうち、該出力項目群のなかの1つの項目に対応した機能モジュールを実行させるジョブ実行制御モジュールと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 該ジョブ実行制御モジュールは、該入力項目群のなかの1つの項目に対応した設定値を、この項目に対応した機能モジュールに与えてこの機能モジュールを実行させ、該編集項目群のなかの選択された項目内の一部又は全部に対応した設定値を、この項目内の一部又は全部に対応した機能モジュールに与えてこの機能モジュールを実行させ、該出力項目群のなかの1つの項目に対応した設定値を、この項目に対応した機能モジュールに与えてこの機能モジュールを実行させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
JP2006034867A 2006-02-13 2006-02-13 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4859103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006034867A JP4859103B2 (ja) 2006-02-13 2006-02-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006034867A JP4859103B2 (ja) 2006-02-13 2006-02-13 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007215078A true JP2007215078A (ja) 2007-08-23
JP4859103B2 JP4859103B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=38493089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006034867A Expired - Fee Related JP4859103B2 (ja) 2006-02-13 2006-02-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4859103B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105752A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2009111905A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報処理方法
WO2009104514A1 (en) * 2008-02-20 2009-08-27 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state imaging device and manufacturing method thereof
JP2009253982A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Sharp Corp 多機能プリンタの内部タスクスケジューリングポリシーの変更方法
US8102552B2 (en) 2008-04-03 2012-01-24 Sharp Laboratories Of America, Inc. Performance monitoring and control of a multifunction printer
JP2013106295A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Kazuyuki Tsubouchi コピー装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105752A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP2009111905A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び情報処理方法
WO2009104514A1 (en) * 2008-02-20 2009-08-27 Canon Kabushiki Kaisha Solid-state imaging device and manufacturing method thereof
JP2009196180A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Canon Inc 情報処理装置、ユーザインタフェース方法、記憶媒体、およびプログラム
US8793586B2 (en) 2008-02-20 2014-07-29 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, control method of the information processing apparatus, program thereof and storage medium storing the program
US10063721B2 (en) 2008-02-20 2018-08-28 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, control method of the information processing apparatus, program thereof and storage medium storing the program
JP2009253982A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Sharp Corp 多機能プリンタの内部タスクスケジューリングポリシーの変更方法
US8102552B2 (en) 2008-04-03 2012-01-24 Sharp Laboratories Of America, Inc. Performance monitoring and control of a multifunction printer
US8392924B2 (en) 2008-04-03 2013-03-05 Sharp Laboratories Of America, Inc. Custom scheduling and control of a multifunction printer
JP2013106295A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Kazuyuki Tsubouchi コピー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4859103B2 (ja) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8339636B2 (en) Multi-function peripheral apparatus for processing unified job steps
JP4482525B2 (ja) 画像形成装置
JP4315191B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム、印刷装置、印刷方法、印刷プログラム、及び記録媒体
JP2006259986A (ja) アイコン制御プログラム、コンピュータ、方法
EP2515222B1 (en) Display control apparatus, method for controlling display, and program therefore
JP4859103B2 (ja) 画像形成装置
JP2008120020A (ja) 情報処理装置及びその制御方法、プログラム
JP4303732B2 (ja) 画像形成装置
JPH10214350A (ja) 画像処理装置およびそのプログラム記録媒体
JP2011136441A (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム
JP4771528B2 (ja) 分散処理システムおよび分散処理方法
US8359564B2 (en) Circuit design information generating equipment, function execution system, and memory medium storing program
JP2001084245A (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JP4482526B2 (ja) 画像形成装置
JP4438754B2 (ja) 画像形成装置
JP6142890B2 (ja) 印刷制御プログラム及び印刷制御装置並びに印刷制御方法
JP2001290622A (ja) 分散印刷制御装置および分散印刷制御方法並びに記録媒体
JP4529583B2 (ja) 画像形成装置及びジョブ割込管理方法
JPH11122417A (ja) 画像形成システム及び該システムにおける情報処理装置とそれらの制御方法
JP4438755B2 (ja) 画像形成装置
JP2010282152A (ja) 画像形成装置
JP2006121577A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6204305B2 (ja) レイアウト設定プログラムおよび画像形成装置
JP2002368945A (ja) 画像入力装置および方法
JP2011123550A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、および画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111028

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4859103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees