JP4303732B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コピー、プリント、スキャン又はファクシミリの機能のうち2つ以上の機能を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置の一種である複合機は、複数の機能で共通のハードウェア資源を用いるので、全体としてコストを低減できるとともに、省スペース化を図ることができる。
下記特許文献1には、UNIXなどの汎用オペレーティングシステム(汎用OS)を用い、コピー、プリント、スキャン及びファクシミリの各アプリケーションの共通機能を括りだして汎用OSとともにプラットフォームを構成することにより、各アプリケーションのプログラムステップ数を低減して、プログラム開発効率を高めることが開示されている。
この引用文献1には並行処理について開示されていないが、UNIXのような汎用OS上で上記複数のアプリケーションを動作させているので、OSのマルチタスク機能により一般的な並行処理が行われる。
例えばホストコンピュータからPDLで記述されたプリント用画像データを受信中にモデムからファクシミリ画像データを受信をした場合、入出力についてはキューに入れられて順次処理されるので問題ないが、データ入力後、OSのマルチタスク機能により、プリントデータのラスタライズ処理と、圧縮されたファクシミリ画像データの伸長処理とが時分割並列処理されることになり、切換のオーバーヘッドによりスループットが低下する。また、画像処理が並列して行われるので、プリントとファクシミリの各ジョブについてプリントエンジンでプリントを開始するまでの時間が長くなるとともに、両ジョブの出力が競合し易く、一方の出力待ちでプロセッサに空き時間が生じて、スループットが低下することになる。
1つのジョブを複数のジョブステップに分け、各ジョブステップにおいて入力を頁単位でキューに入れて順に処理を行っても、ジョブステップ間で画像データが並行処理されるので、前記と同様の問題が生ずる。
特開2002−84383号公報
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、簡単な構成で、複数種のジョブのジョブステップ間を関連付けて、スループットを向上させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明による画像形成装置の一態様では、コピー、プリント、スキャン又はファクシミリ受信の機能のうち2つ以上の機能を備えた画像形成装置において、
プログラムに従って動作するプロセッサと、
該プロセッサに結合され、該プログラム及びジョブ識別コードキューが格納される記憶手段と、
該プロセッサに結合され、該2つ以上の機能において使用される複数の画像データ入力手段と、
該プロセッサに結合され、指示を入力する指示入力手段と、
該プロセッサに結合され、該2つ以上の機能において使用される画像データ出力手段と、
を有し、該プログラムは、
各機能のジョブを、該複数の画像データ入力手段のうちの対応するものから画像データを入力するインプットジョブステップと、該インプットジョブステップで入力された画像データのフォーマットを変換するクリエイトジョブステップと、該フォーマットに変換された画像データを編集するエディットジョブステップと、該編集された画像データを直接又はフォーマット変換して該画像データ出力手段に供給するアウトプットジョブステップとに分けたとき、それぞれのジョブステップで実行される機能モジュールを含む機能モジュール群と、
ジョブ実行制御部とを有し、該ジョブ実行制御部は、
該指示入力手段からのジョブ選択指示及び起動指示に応じて、各ジョブステップの機能モジュールを、選択的に、かつ、同一ジョブの同一頁について、該インプットジョブステップ、該クリエイトジョブステップ、該エディットジョブステップ及び該アウトプットジョブステップの順に実行させるとともに、
第n頁(n≧1)の画像データに対する該クリエイトジョブステップに対応した機能モジュールでの処理終了に応答して、該第n頁の画像データに対するエディットジョブステップに対応した機能モジュールを起動させ、この機能モジュールでの処理終了に応答して、第(n+1)頁の画像データに対するクリエイトジョブステップに対応した機能モジュールを起動させるとともに、該第n頁の画像データに対するアウトプットジョブステップに対応した機能モジュールを起動させる。
上記態様の構成によれば、複数のジョブがいずれも、インプットジョブステップと、クリエイトジョブステップと、エディットジョブステップと、アウトプットジョブステップとに統一的に分けられ、ジョブステップ実行制御部により、第n頁(n≧1)の画像データに対するクリエイトジョブステップに対応した機能モジュールでの処理終了に応答して、該第n頁の画像データに対するエディットジョブステップに対応した機能モジュールが起動され、この機能モジュールでの処理終了に応答して、第(n+1)頁の画像データに対するクリエイトジョブステップに対応した機能モジュールが起動されるとともに、該第n頁の画像データに対するアウトプットジョブステップに対応した機能モジュールが起動されるので、複数の画像処理が時分割並行処理されることによる処理切替え時のオーバーヘッドが低減して、スループットが向上し、画像処理と入出力処理との並行処理の機会が多くなるので、プロセッサの空き時間が少なくなり、スループットがさらに向上するという効果を奏する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
図15は、本発明の実施例1に係る画像形成装置10のハードウェア概略構成を示すブロック図である。
この画像形成装置10は、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信機能を有し、プロセッサ11に、チップセット12を介してメモリ13、ハードディスク装置14、拡張カード15〜18、ネットワークインタフェースカード(NIC)19及び通信モデム20が結合され、拡張カード15〜18にそれぞれ操作・表示パネル25、搬送装置等26、プリントエンジン27及びスキャンエンジン28が結合されている。例えば、拡張カード15〜17はPCIカードであり、拡張カード18はPCIバス用SCSIインタフェースカードである。また、NIC19及び通信モデム20はそれぞれ、外部の通信モデム20及び公衆回線31に結合されている。搬送装置等26は、用紙搬送装置、定着装置及びフィニッシャ等を含む。
ハードディスク装置14には、マルチスレッド機能を備えた汎用オペレーティングシステム(OS)と、このOS上で動作する統合アプリケーションと、OSの下で動作するデバイスドライバとを備えている。
図1は、このアプリケーション40の要部全体構成を示す概略ブロック図である。
上記引用文献1がジョブ種別毎にアプリケーションを備えているのに対し、本実施例1の特徴の1つは、コピー、プリント、スキャン及びファクシミリ送信の各ジョブを1つの統合型アプリケーションで処理し、かつ、各ジョブを複数のジョブステップに統一的に分割することにより、ソフトウェア構成を整理して、ソフトウェア開発効率を高めることができる点である。
各ジョブの実行は、機能モジュール群41から選択したものを順次実行することで遂行される。機能モジュール群41は、これら4つのジョブステップに対応して、入力機能モジュール群410、クリエイト機能モジュール群411、エディット機能モジュール群412及び出力機能モジュール群413に分類される。
図2は、機能モジュール群41の構成を示すブロック図である。各機能モジュールには、ジョブ制御及びジョブステップ制御において識別されるコードが付されている。
入力機能モジュール群410は、コード00、01及び02の機能モジュールを含んでおり、それぞれ図15のスキャンエンジン28、NIC19及び通信モデム20からデータを取得してメモリ13に格納させる。
クリエイト機能モジュール群411は、コード10、11及び12の機能モジュールを含んでおり、それぞれコード00、01及び02の機能モジュールでメモリ13に格納された画像データの1頁分を、展開されたビットマップデータに変換するものである。コード11の機能モジュールは、RIP処理を行うものであり、コード10及び12の機能モジュールは、圧縮されたデータの伸長処理を行うものである。
クリエイト機能モジュール群411での処理により、入力装置によらず、データフォーマットが統一されるので、入力装置に依存しない共通の処理を行うことができる。エディット機能モジュール群412は、コード20、21及び22の機能モジュールを含み、それぞれ、クリエイト機能モジュール群411によりメモリ13に格納された画像データに対し、頁付け、2頁分の原稿画像を1枚の用紙サイズに集約する処理(2in1)、及び、4頁分の原稿画像を1枚の用紙サイズに集約する処理(4in1)を行うものである。
出力機能モジュール群413は、コード20、21及び22の機能モジュールを含んでおり、それぞれ、エディット機能モジュール群412で編集された画像データをプリントエンジン27に対しそのまま供給し、ハードディスク装置14及び通信モデム20に対しては、定められたフォーマットに変換してこれらに出力する。
図1に戻って、GUIモジュール42は、ユーザによる操作・表示パネル25の操作に応じて表示画面を変更するとともに、ユーザの操作に応じた入力データを設定情報としてメモリ13に格納させる。ユーザがメインメメニューからコピー、プリント、スキャン又はファクシミリ送信のいずれかのジョブを選択すると、GUIモジュール42は、そのジョブの設定画面を表示させる。ユーザが、このジョブについて各種設定をした後(ディフォールトの設定値を使用する場合を含む。)にスタートキーを押下すると、GUIモジュール42は、選択されたジョブのコードと設定情報とをジョブ制御モジュール43へ供給する。
図3に示すように、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信のジョブコードをそれぞれ0〜4とする。また、以下では簡略化のため、ジョブステップ制御をJSCと表記する。
ジョブ制御モジュール43は、ジョブコードと設定情報の受け取りに応答して、ジョブステップ制御ブロック(JSCブロック)440〜443を生成し、これらに情報を記入することにより、ジョブを生成し、さらに、インプットJSCモジュール450に、ジョブシリアルナンバーJSNoを含むジョブ生成完了通知をする。複数種のエディットが設定された場合には、ジョブ制御モジュール43はその数だけエディットJSCブロック442を生成する。
プログラム的には、JSCブロックの生成は例えば、メソッドを含まないクラスのインスタンス生成に対応しており、また、モジュールAからモジュールBへの上記「通知」は例えば、モジュールAが変数に値を代入し、モジュールBが該変数の値を見ることを意味する。
図5(A)は、JSCブロックの構成を示す。このブロックは、機能モジュールコードFMC、ジョブシリアルナンバーJSNo及びページナンバーPNoからなる制御情報のフィールドと、機能モジュールの起動時に引き渡す設定情報のフィールドとを含んでいる。
ジョブ制御モジュール43は、図3に示すようなテーブルに従って、JSCブロック440、441及び443の機能モジュールコードFMC欄に、ジョブに対応した機能モジュールコードを記入し、JSCブロック442の機能モジュールコードFMC欄には、GUIモジュール42からの設定情報に含まれるエディットの種類に応じて、コード20、21又は22を記入する。
ジョブ制御モジュール43は、ジョブカウンタ430及びジョブIDキュー431を備えており、そのジョブカウンタ430の値をJSCブロック440〜443のジョブシリアルナンバーJSNo欄に記入するとともに、ジョブカウンタ430の値の先頭にジョブコードを付加したものをジョブIDとしてジョブIDキュー431に追加(図11参照)した後、ジョブカウンタ430を1だけインクリメントする。このジョブカウンタ430の初期値は0である。ジョブ制御モジュール43はまた、JSCブロック440〜443のページナンバーPNo欄に初期値1を記入する。
ジョブ制御モジュール43は、GUIモジュール42からの設定情報を、予め定められた方法で、各ジョブステップで必要な設定情報に振り分けて、それぞれJSCブロック440〜443の設定情報フィールドに記入する。
図5(B)は、インプットJSCブロック440の具体例を示しており、スキャン入力の設定情報が、白黒、片面、A4縦、400dpi及び明るさ128であることを示している。図5(C)は、エディットJSCブロック442の具体例を示しており、頁付けの設定情報が、中央上、マージン10mm、書式が−?−(?は頁番号)、フォントがMSゴシック、標準及び斜体であり、字間が0mmであることを示している。同様に、図5(D)はエディットJSCブロック442の他の具体例を示しており、4頁の原稿画を1枚の用紙に集約(4in1)する設定情報として、上段左、下段左、上段右、下段右の順に頁画像を割り付け、それらの間に仕切線を描かないことを示している。
ジョブステップ制御モジュール(JSCモジュール)450〜453はそれぞれ、後述のように、頁毎に(但し、JSCモジュール450は全ページについて)、機能モジュール群内の対応する機能モジュールを起動させ(スレッドを生成させ)、機能モジュールの実行終了に応じて、それぞれJSCブロック440〜443の頁ナンバーPNoを1だけインクリメントするとともに、右隣(下流側隣)のJSCモジュールに対し後述のスレッド制御ブロックを生成する。また、このJSCモジュールは、スレッドの状態をWAIT(BLOCKED)からREADY(RUNNABLE)に変化させ、又は、自己のRUN(RUNNING)状態のスレッド御ブロックを消滅させる。
JSCモジュール450〜453は、ジョブ制御モジュール及びGUIモジュール42とともに、例えば20msec毎に起動されて、一巡処理される。これに対し機能モジュールは、JSCモジュール450〜453により起動されると、JSCモジュール450〜453とは独立にスレッドとして動作する。なお、GUIモジュール42、ジョブ制御モジュール及びJSCモジュール450〜453をスレッドとして動作させても同じ結果になる。
次に、どのように機能モジュール実行順を定めればスループットを向上させることができるかについて説明する。
図6(C)は、図6(A)と比較するために記載されたものであって、プリントジョブにおいて異なる頁の画像データが並行処理される場合を示す。
ホストコンピュータ30から、ページ記述言語(PDL)で記述されたプリント用画像データを受信し、ビットマップ展開(RIP)してプリントエンジン27に供給し、用紙にプリントする。この場合、第2頁のデータを受信しながら第1頁のRIP処理を並行して行う。次に、第1頁のRIP処理を行いながら第2頁のRIP処理を並行して行う。
このようにすれば、時分割並行処理により、プログラム切換のオーバーヘッドが生じ、スループットが低下する。また、第1頁のプリント中に、第2頁のプリント待ちとなり、出力期間が競合し易く、この状態でMPU空き時間が生じてスループットが低下する。
図6(B)も、図6(A)と比較するために記載されたものであって、RIP処理が頁順に行われた後にEDIT処理が頁順に行われる場合を示す。この場合も、前記同様にスループットが低下する。
以下においては、図6(A)に示すような機能モジュール実行順になる場合について説明する。
この場合、RIP処理が終了してから、同一頁のエディット処理が行われ、次に、この頁のプリント出力処理と次ページのRIP処理とが並行して行われる。
このようにすれば、複数の画像処理が時分割並行処理されることによる処理切替え時のオーバーヘッドが低減して、スループットが向上し、画像処理と入出力処理との並行処理の機会が多くなるので、MPU11の空き時間が少なくなり、スループットがさらに向上する。
図6(A)はプリントジョブの場合であるが、他のジョブも同様に4つのジョブステップに分けられているので、他の1つのジョブ又は任意の複数のジョブの組み合わせが並行処理される場合についても、同じ効果が得られる。
なお、コピー、プリント又はファクシミリ受信の2以上の組み合わせの場合には、出力装置が同じプリントエンジンであるので、ジョブ毎に出力結果を纏め、ジョブ単位で例えばFIFOの順に出力する。
次に、機能モジュールの起動順及び起動条件について説明する。
(1)同一のジョブシリアルナンバーJSNo及びページナンバーPNoについて、入力機能モジュール、クリエイト機能モジュール、エディット機能モジュール、出力機能モジュールの順に起動させる。
このような処理をすれば、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信のジョブはぞれぞれ、図4(A)〜(E)に示す順序で機能モジュールが起動されて遂行される。
(2)図7に示すように、第n頁についてクリエイト機能モジュールの処理が終了(第n頁のクリエイトスレッドが消滅)すると、第n頁についてエディット機能モジュールを実行(第n頁のエディットスレッドを生成)させる。このエディット機能モジュールでの処理が終了すると、第n頁についてアウトプット機能モジュールを実行(第n頁のアウトプットスレッドを生成)させるとともに、第(n+1)頁についてクリエイト機能モジュールを実行させる。
ここで、アプリケーション40は、図1の構成に加えて、図9のスキャンエンジン管理モジュール46、NIC管理モジュール47及びMODEM管理モジュール48を備えている。
スキャンエンジン管理モジュール46、NIC管理モジュール47及びMODEM管理モジュール48はそれぞれ、FMC=00、01及び02の機能モジュールからの指示に応答して、汎用OS50を介し、それぞれデバイスドライバであるスキャンエンジンドライバ56、NICドライバ57及びMODEMドライバ58とデータの授受を行い、それぞれ図15のスキャンエンジン28、NIC19及び通信モデム20を制御する。汎用OS50は、スキャンエンジン28、NIC19及び通信モデム20から入力された各頁の画像データをメモリ管理モジュール501に管理させる。スキャンエンジン管理モジュール46、NIC管理モジュール47及びMODEM管理モジュール48はいずれも、該データの授受により、メモリ管理モジュール501が1頁分の画像データを図15のメモリ13に格納させたことを確認するとともに、その格納開始アドレス及び格納終了アドレスを知得し、対応する機能モジュールからの指示に応じてこれらのアドレスを該機能モジュールへ渡す。
図8は、クリエイトモジュール制御状態CCS、エディットモジュール制御状態ECS及びアウトプットモジュール制御状態OCS(スレッドの状態)の遷移図である。
図10は、図6(A)の時刻t1〜t6における、図8の状態変化に対応したスレッド制御ブロック451a〜453aを示す。
このスレッド制御ブロックは、ジョブシリアルナンバー60と、機能モジュールによる処理対象のページナンバー61と、スレッド制御状態62と、このページナンバーの画像データの格納開始アドレス63及び格納終了アドレス64とのフィールドを有する。ジョブシリアルナンバー60は、JSCブロックと対応させるためのものであり、また、後述のようにジョブ実行順の決定において用いられる。機能モジュールのインスタンスは、このアドレス範囲の画像データに対して処理を行う。
スレッド制御状態62には、実行可能であることを示すREADYと、実行中を示すRUNと、実行終了を示すENDとがある。スレッド制御ブロックは、上流側隣のJSCモジュールによりREADY状態で生成される。このスレッド制御ブロックが属するJSCモジュールにより機能モジュールが起動されてスレッド制御状態62がRUNにされる。この機能モジュールは、実行を終了する直前に後処理としてスレッド制御状態62をENDにする。このスレッド制御ブロックが属するJSCモジュールは、ENDのスレッド制御ブロックを消滅させる。
次に、図8及び図10を参照して、JSCモジュール及びこれにより実行が制御される機能モジュールの動作について説明する。
ジョブ制御モジュールからの上記ジョブ生成完了通知に応答して、
(A)インプットJSCモジュール450は、インプットJSCブロック440を参照し、そのFMCで識別される機能モジュールIFMにJSCブロック440中の設定情報を与えて機能モジュールIFMを起動させる(機能モジュールIFMのインスタンスを生成する)。機能モジュールIFMは、管理モジュール46、47又は48を介して対応する入力装置に1頁分の画像データを入力させ、その格納開始及び終了アドレスを受け取ってインプットJSCモジュール450へ渡す。インプットJSCモジュール450はこれに応答して、インプットJSCブロック440のページナンバーPNoをインクリメントし、また、クリエイトJSCモジュール451に対し、クリエイトスレッド制御ブロック451aを、第1頁の場合にはREADY状態で生成し(図6のt1)、第2頁以降の場合にはWAIT状態で生成し(t2)、この(A)の先頭へ戻る。
インプットJSCモジュール450は、入力頁が最後である場合、そのページナンバーPNoを最終ページナンバーPENoとして図1のジョブ制御モジュール43へ通知する。
(B)クリエイトJSCモジュール451は、クリエイトJSCブロック441を参照し、そのFMCで識別されるクリエイト機能モジュールCFMにJSCブロック441中の設定情報を与えるとともに、クリエイトスレッド制御ブロック451aの画像データ格納アドレス範囲情報を与えて、該機能モジュールCFMを起動させ、クリエイトスレッド制御状態をRUNにする。機能モジュールCFMは、このアドレス範囲の画像データをビットマップ形式に変換して、OSを介しメモリ13に格納し、その格納開始及び終了アドレスを、クリエイトJSCモジュール451に渡し、クリエイトスレッド制御状態をENDにする。クリエイトJSCモジュール451はこれに応答して、クリエイトJSCブロック441のページナンバーPNoをインクリメントし、また、エディットJSCモジュール452に対し、レディ状態のエディットスレッド制御ブロック452aを生成し(t3)、終了したクリエイトスレッドの制御ブロックを消滅させる。
(C)エディットJSCモジュール452は、エディットJSCブロック442を参照し、そのFMCで識別される機能モジュールEFMに、テーブル442中の設定情報を与えるとともに、エディットスレッド制御ブロック452aの画像データ格納アドレス範囲情報を与えて、機能モジュールEFMを起動させ、エディットスレッド制御状態をRUNにする。機能モジュールEFMは、このアドレス範囲の画像データに対し編集処理を行い、その結果を、OSを介しメモリ13に格納し、その格納開始及び終了アドレスを、エディットJSCモジュール452へ渡し、エディットスレッド制御状態をENDにする。エディットJSCモジュール452は、これに応答して、エディットJSCブロック442のページナンバーPNoをインクリメントし、また、アウトプットJSCモジュール453に対しレディ状態のアウトプットスレッド制御ブロック453aを生成するとともに、クリエイトJSCモジュール451に対し次ページのWAIT状態のクリエイトスレッド制御状態をREADYにし(t4)、さらに、エディットスレッド制御ブロック452aを消滅させる。
但し、例えばエディットが上述の4in1の場合には、機能モジュールEFM、1頁分のクリエイト処理が終了する毎にその頁の配置処理を行い、これを4頁分繰り返した後に、エディットスレッド制御ブロック452aを消滅させる。
(D)次ページについて上記(B)へ進むと同時に、次のような動作を行う。すなわち、アウトプットJSCモジュール453は、前記READY状態への移行に応答して、アウトプットJSCブロック443を参照し、そのFMCで識別される機能モジュールOFMにJSCブロック443中の設定情報を与えるとともに、アウトプットスレッド制御ブロック453aの画像データ格納アドレス範囲情報を与えて、機能モジュールOFMを起動させ、アウトプットスレッド制御状態をRUNにする。機能モジュールOFMは、このアドレス範囲の画像データを、対応する出力装置から出力させ、これを終了すると、アウトプットスレッド制御状態をENDにする。アウトプットJSCモジュール453は、これに応答して、アウトプットJSCブロック443のページナンバーPNoをインクリメントし、また、アウトプットスレッド制御ブロック453aを消滅させる。
図1のジョブ制御モジュール43は、アウトプットJSCモジュール453による最終ページナンバーPENoのアウトプットスレッド制御ブロック消滅処理に応答して、このジョブシリアルナンバーJNoのJSCブロック440〜443を破棄するとともに、ジョブIDキュー431(図11参照)からこのジョブシリアルナンバーJNoを含むジョブIDを削除する。これにより、このジョブが終了する。
以上説明したように、本実施例1によれば、画像形成装置用アプリケーション40の構成が簡単かつ全ジョブについて統一的であるので、このアプリケーションの開発効率が高くなる。
また、複数の画像処理が時分割並行処理されることによる処理切替え時のオーバーヘッドが無くなって、スループットが向上するとともに、画像処理と入出力処理との並行処理の機会が多くなるので、MPU11の空き時間が少なくなり、スループットが向上する。
さらに、エディット機能モジュール群412が各ジョブで共通であるので、アプリケーション40の構成が簡単になるとともに、画像形成装置10のアプリケーション開発効率が高くなる。
また、引用文献1と異なり、メモリ資源管理は汎用OSに任せればよいので、構成が簡単となる。
次に、ジョブ実行順について説明する。
上述のように、ジョブが生成されるとジョブIDがジョブIDキュー431に追加され、アウトプットジョブステップで1つのジョブの全頁出力が完了するとそのジョブIDがジョブIDキュー431から削除されるので、複数のジョブが残っている場合には、ジョブIDキュー431の内容は例えば図11(A)に示す如くなる。これに対応して、ジョブIDキュー431内の各ジョブIDに対応したJSCブロック440〜443が存在している。
ジョブIDキュー431及びJSCブロック440〜443の内容は、GUIにも容易に利用することができる。すなわち、ユーザが操作・表示パネル25上のジョブ状況表示キーを押下すると、GUIモジュール42はジョブ制御モジュール43に対しジョブ状況問い合わせをし、ジョブ制御モジュール43はこれに応答して、ジョブIDキュー431の内容を読み出し、その各ジョブIDのジョブシリアルナンバーJSNoについて、JSCブロック440、エディットJSCブロック442及びアウトプットJSCブロック443に記載されているページナンバーPNoを読み出し、これに基づいて出力完了予定時刻を概略計算し、これらをGUIモジュール42に渡す。GUIモジュール42はこれを操作・表示パネル25に表示させる。
これにより、例えば図12(A)に示すような表示が行われる。図中、No.はジョブシリアルナンバーJSNoであり、No.列は、図11(A)のジョブIDキュー431内のジョブIDのJSNoをその順に示している。入力、処理及び出力はそれぞれ、対応するJSCブロック440、442及び443に記載されているページナンバーPNoであり、処理完了ページ数を示している。
操作・表示パネル25はタッチパネルを備え、これにはアップキー66、ダウンキー67、優先キー68及び取消キー69が表示されており、これらはジョブ実行順を変更する場合に、以下のように用いられる。
例えば、図12(A)においてユーザがNo.3のジョブをNo.2より先に実行させたい場合、ダウンキー67を2回押して、No.1に在る矩形枠をNo.3へ移動させ、優先キー68を押す。これにより、図12(B)に示すように矩形枠内に格子点が表示されて、移動対象が選択状態となる。次にアップキー66を1回押すと、矩形枠が1つ上に移動して図13(A)に示す如くなり、この状態で優先キー68を押すと移動が確定して、図13(B)に示す如く格子点が消失する。これとともに、GUIモジュール42によりこの順番のNo.列にジョブコードを結合したジョブIDがジョブIDキュー431に上書きされて、その内容が図11(B)に示す如く、図13(B)のNo.列と対応したものになる。もし、この優先キー68の代わりに取消キー69を押すと、図12(A)に示す初期状態に戻る。
次に、図14を参照して、クリエイトJSCモジュール451のより詳細な動作を説明する。以下、括弧内は図中のステップ識別符号である。
(S10)対応するジョブステップでRUN状態のスレッド制御ブロック(SBC)が有れば処理を終了する。これにより、異なる頁又はジョブの画像処理が時分割並行処理されないので、プログラム切換のオーバーヘッドが生ぜず、スループットが向上する。RUN状態のSBCがなければステップS11へ進む。
(S11)END状態のSBCが有ればステップS16へ進み、なければステップS12へ進む。
(S12、S13)ジョブIDキュー431内のジョブID並び順に、次の(最初は先頭の)ジョブIDを1つ取り出し、そのジョブシリアルナンバーJSNoを含む、READY状態のスレッド制御ブロック(SCB)が有ればステップS15へ進み、なければステップS14へ進む。
(S14)ジョブIDキュー431に、次に取り出すべきジョブIDがなければ、処理を終了する。
(S15)このジョブIDのジョブシリアルナンバーJSNoを含むクリエイトJSCブロック441に記載の設定情報と、該JSNo及びクリエイトJSCブロック441に記載のページナンバーPNoを含むREADY状態のスレッド制御ブロックに記載されている画像データ格納開始アドレス及び画像データ格納終了アドレスを、該クリエイトJSCブロック441に記載の機能モジュールコードFMCの機能ブロックに与えて、該機能ブロックを起動させ、スレッド制御状態をRUNにして、処理を終了する。
この起動により、機能モジュールは、JSCモジュールの動作とは独立に、このアドレス範囲の画像データを処理して、OSを介しメモリ13に格納し、その格納開始及び終了アドレスを、クリエイトJSCモジュール451に渡し、また、制御ブロック451aのスレッド制御状態をENDにして、処理を終了する。
(S16)後処理として、対応するJSCブロックのページナンバーPNoを1だけインクリメントし、スレッド制御状態がENDのスレッド制御ブロック451aを消滅させ、さらに、エディットJSCモジュール452に対し、同一頁のREADY状態のエディットスレッド制御ブロック452aを生成する。
エディットJSCモジュール452及びアウトプットJSCモジュール453のいずれの動作も、図14と同様である。アウトプットJSCモジュール453の場合、ステップS15での機能モジュール起動により、この機能モジュールは、与えられたアドレス範囲の画像データを、対応する出力装置から出力させる。また、ステップS16では、対応するJSCブロックのページナンバーPNoを1だけインクリメントし、また、END状態のスレッドの制御ブロック453aを消滅させる。
図1のジョブ制御モジュール43は、アウトプットJSCモジュール453による最終ページナンバーPENoのアウトプットスレッド制御ブロック消滅処理に応答して、このジョブシリアルナンバーJNoのJSCブロック440〜442を破棄するとともに、ジョブIDキュー431(図11参照)からこのジョブシリアルナンバーJNoを含むジョブIDを削除する。これにより、このジョブが終了する。
このような簡単な処理により、ジョブIDキュー431に格納されているジョブIDの並び順かつ同一ジョブIDについてはページナンバーPNo順にジョブが実行されるので、ユーザの操作によりジョブIDキュー431内のジョブIDの順番を変えれば、これに応じてジョブ実行順がジョブ単位で変更される。
なお、エディットJSCモジュール452については、図14の通りでも問題ないが、上述のようにクリエイトJSCモジュール451で処理が終了した後に、この処理対象と同一のジョブシリアルナンバーJSNo及びページナンバーPNoを有するスレッド制御ブロックについて、機能ブロックを実行させる場合には、図14からステップS12〜14の処理を省略することができる。
また、図7を参照して説明した制限を付加するには、クリエイトJSCモジュール451において、図14のステップS13とS15との間で、READY状態のクリエイトSCBと同一頁に係るエディットSCBがREADY状態であれば、ステップS15へ進まずに処理を終了し、なければステップS15へ進むようにすればよい。
本実施例1によれば、機能モジュール群を備え、制御モジュールにより、ジョブ種別に応じて機能モジュールを選択的に起動させるので、各ジョブがジョブ実行順に関し対等の関係で取り扱われ、一方、制御モジュールで使用される制御情報を用いてジョブ状況を表示させ、これを用いてジョブ実行順を変更するので、簡単な構成で、複数種のジョブの実行順をジョブ単位で変更することが可能となる。
また、各ジョブのジョブステップが統一されているので、アウトプットジョブステップのみならずクリエイトジョブステップとエディットジョブステップの組である画像処理ジョブステップにおいても、ジョブIDキュー431内のジョブIDの並び順に参照し、未処理で実行可能なジョブIDのジョブステップがあれば、対応する機能モジュールを頁単位で実行させることが容易にでき、簡単なソフトウェア構成で、スループットを高く維持しつつ急ぎのジョブを優先的に処理して出力させることが可能となる。
上記実施例ではアプリケーション40の論理構成を説明したが、この論理構成は各種の方法で実現可能であり、例えば、制御ブロックがREADYになったときにイベントを発生させて機能モジュールを起動させるイベントドリブン型プログラムで実現することができる。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、図8において無条件でREADY状態からRUN状態に遷移するものについては、READY状態を省略した構成であっても実質的に同一になる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置を構成するアプリケーションソフトウェアの全体構成を示す概略ブロック図である。 ジョブの種類に応じて選択的に実行される、4群に分類された複数の機能モジュールを示すブロック図である。 ジョブ制御モジュールで用いられるテーブルの説明図であって、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信のジョブコードと、各ジョブで選択される、エディット以外の機能モジュールのコードとの対応関係を示すテーブルの説明図である。 (A)〜(E)はそれぞれ、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ送信及びファクシミリ受信のジョブ実行時に順次起動される機能モジュールを示す概略シーケンス図である。 (A)はジョブステップ制御(JSC)ブロックの構成を示す図、(B)はインプットJSCブロックに記述される情報の具体例を示す図、(C)及び(D)はクリエイトJSCブロックに記述される情報の具体例を示す図である。 (A)は本発明の実施例1のコピージョブ動作例を示す概略タイムチャートであり、(B)及び(C)は(A)の効果を示すために(A)と対比されるコピージョブ動作例を示す概略タイムチャートである。 スループットを向上させるための、クリエイト、エディット及びアウトプット機能モジュールの起動条件を説明するブロック図である。 クリエイトスレッド、エディットスレッド及びアウトプットスレッドの状態遷移図である。 画像入力に関するハードウェア資源管理部を示すブロック図である。 図6(A)の時刻t1〜t6における、図8の状態変化に対応したスレッド制御ブロックの説明図である。 (A)及び(B)はそれぞれジョブ実行順変更前と変更後のジョブIDキューの内容を説明する図である。 (A)及び(B)はジョブ実行順変更操作説明図である。 図12の続きを示すジョブ実行順変更操作説明図である。 ジョブIDキュー内のジョブID並び順に従った、JSCモジュール451〜453のうちの任意の1つの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る画像形成装置のハードウェア概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 プロセッサ
12 チップセット
13 メモリ
14 ハードディスク装置
15〜18 拡張カード
19 NIC
20 通信モデム
25 操作・表示パネル
26 搬送装置等
27 プリントエンジン
28 スキャンエンジン
30 ホストコンピュータ
31 公衆回線
40 アプリケーション
41 機能モジュール群
410 入力機能モジュール群
411 クリエイト機能モジュール群
412 エディット機能モジュール群
413 出力機能モジュール群
42 GUIモジュール
43 ジョブ制御モジュール
430 ジョブカウンタ
431 ジョブIDキュー
440 インプットJSCブロック
441 クリエイトJSCブロック
442 エディットJSCブロック
443 アウトプットJSCブロック
450 インプットJSCモジュール
451 クリエイトJSCモジュール
452 エディットJSCモジュール
453 アウトプットJSCモジュール
46 スキャンエンジン管理モジュール
47 NIC管理モジュール
48 MODEM管理モジュール
50 汎用OS
501 メモリ管理モジュール
56 スキャンエンジンドライバ
57 NICドライバ
58 MODEMドライバ
60 ジョブシリアルナンバー
61 ページナンバー
62 状態
63 格納開始アドレス
64 格納終了アドレス
66 アップキー
67 ダウンキー
68 優先キー
69 取消キー
FMC 機能モジュールコード
JSNo ジョブシリアルナンバー
PNo ページナンバー
CCS クリエイトモジュール制御状態
ECS エディットモジュール制御状態
OCS アウトプットモジュール制御状態

Claims (3)

  1. コピー、プリント、スキャン又はファクシミリ受信の機能のうち2つ以上の機能を備えた画像形成装置において、
    プログラムに従って動作するプロセッサと、
    該プロセッサに結合され、該プログラム及びジョブ識別コードキューが格納される記憶手段と、
    該プロセッサに結合され、該2つ以上の機能において使用される複数の画像データ入力手段と、
    該プロセッサに結合され、指示を入力する指示入力手段と、
    該プロセッサに結合され、該2つ以上の機能において使用される画像データ出力手段と、
    を有し、該プログラムは、
    各機能のジョブを、該複数の画像データ入力手段のうちの対応するものから画像データを入力するインプットジョブステップと、該インプットジョブステップで入力された画像データのフォーマットを変換するクリエイトジョブステップと、該フォーマットに変換された画像データを編集するエディットジョブステップと、該編集された画像データを直接又はフォーマット変換して該画像データ出力手段に供給するアウトプットジョブステップとに分けたとき、それぞれのジョブステップで実行される機能モジュールを含む機能モジュール群と、
    ジョブ実行制御部とを有し、該ジョブ実行制御部は、
    該指示入力手段からのジョブ選択指示及び起動指示に応じて、各ジョブステップの機能モジュールを、選択的に、かつ、同一ジョブの同一頁について、該インプットジョブステップ、該クリエイトジョブステップ、該エディットジョブステップ及び該アウトプットジョブステップの順に実行させるとともに、
    第n頁(n≧1)の画像データに対する該クリエイトジョブステップに対応した機能モジュールでの処理終了に応答して、該第n頁の画像データに対するエディットジョブステップに対応した機能モジュールを起動させ、この機能モジュールでの処理終了に応答して、第(n+1)頁の画像データに対するクリエイトジョブステップに対応した機能モジュールを起動させるとともに、該第n頁の画像データに対するアウトプットジョブステップに対応した機能モジュールを起動させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 該クリエイトジョブステップの機能モジュールは、該インプットジョブステップで入力された画像データのフォーマットを、各ジョブに共通の特定のフォーマットに変換するものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該特定のデータフォーマットは、ビットマップデータであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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