JPH08314450A - ミュージックシステムおよび電子楽器 - Google Patents

ミュージックシステムおよび電子楽器

Info

Publication number
JPH08314450A
JPH08314450A JP7124055A JP12405595A JPH08314450A JP H08314450 A JPH08314450 A JP H08314450A JP 7124055 A JP7124055 A JP 7124055A JP 12405595 A JP12405595 A JP 12405595A JP H08314450 A JPH08314450 A JP H08314450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
musical
sound
tone
synthesizing
performance data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7124055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3223756B2 (ja
Inventor
Satoru Kamiya
了 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP12405595A priority Critical patent/JP3223756B2/ja
Priority to SG1996009862A priority patent/SG46734A1/en
Priority to DE69615268T priority patent/DE69615268T2/de
Priority to US08/653,939 priority patent/US5750913A/en
Priority to EP96108169A priority patent/EP0744733B1/en
Priority to TW085106187A priority patent/TW411435B/zh
Publication of JPH08314450A publication Critical patent/JPH08314450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223756B2 publication Critical patent/JP3223756B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/002Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof
    • G10H7/004Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof with one or more auxiliary processor in addition to the main processing unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発音数を増加させるなど、処理能力を容易に
向上させる。 【構成】 ホストコンピュータ30は、空きチャンネル
管理の機能に加えて、ソフトウエアによって楽音を合成
するためのウエーブテーブル21および楽音合成プログ
ラムが格納されているプログラムメモリ22を備える。
通常、ハードディスク7やフロッピーディスク8から読
み込んだMIDIデータをサウンドボードへ送出し、サ
ウンドボード10側で楽音合成して発音する。これに対
して、サウンドボード10に空きチャンネルがなくなっ
た場合には、ホストコンピュータ10側でも楽音合成を
行い、サウンドボード10でミキシングして発音する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MIDIデータ等の
自動演奏データを再生するミュージックシステムおよび
電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスクやハードディスクに
記憶されているMIDIデータ等の自動演奏データを読
み出し、該自動演奏データに従って、FM(Frequency
Moduration)音源やWT(Wave Table)音源等により楽
音を生成して発音するコンピュータミュージックシステ
ム(総じて電子楽器と呼ぶ場合もある)が従来より知ら
れている。
【0003】図10は、従来のコンピュータミュージッ
クシステムの一例を示すブロック図である。図におい
て、コンピュータミュージックシステムは、メインシス
テムである通常のホストコンピュータ1と、該メインシ
ステムに所定のインターフェースを介して接続されたサ
ブシステムであるサウンドボード10とから構成されて
いる。ホストコンピュータ1は、通常のパーソナルコン
ピュータと同様の構成を有しており、CPU2、プログ
ラムメモリ3、ROM/RAM4、キーボード/マウス
5、CRT6、ハードディスク7、フロッピーディスク
8、およびMIDIインターフェース9から構成されて
いる。
【0004】CPU2は、プログラムメモリ3に格納さ
れているプログラム(この場合、自動演奏に関するプロ
グラム)に従って、外部記憶装置であるハードディスク
7やフロッピーディスク8からMIDIデータ等の演奏
データを読み出し、サウンドボード10へ送出する。R
OM/RAM4は、起動用のプログラムや、CPU2の
実行時における各種データ等を記憶する。また、該ホス
トコンピュータ1では、キーボード/マウス5やCRT
6を用いて、演奏データの作成や編集等が行えるように
なっている。また、MIDIインターフェース9は、外
部からのMIDIデータを取り込んだり、外部へMID
Iデータを送出する。
【0005】一方、サウンドボード10は、CPU1
1、プログラムメモリ12、通信インターフェース1
3、音源LSI14、およびD/A変換器15から構成
されている。CPU11は、プログラムメモリ12に格
納されているプログラム(この場合、自動演奏に関する
プログラム)に従って、通信インターフェース13を介
して上記ホストコンピュータ1からのMIDIデータを
受信し、音源LSI14によって楽音を生成し、D/A
変換器15によってアナログ信号に変換して、図示しな
いスピーカ等により発音する。
【0006】次に、図11は、従来のコンピュータミュ
ージックシステムの他の例を示すブロック図である。な
お、図10に対応する部分には同一の符号を付けて説明
を省略する。図において、コンピュータミュージックシ
ステムは、通常のパーソナルコンピュータ20から構成
されており、異なる点は、楽音の波形データが格納され
ているウエーブテーブル21と、D/A変換器15とを
備え、自身で楽音を合成するとともに、発音するところ
にある。CPU2は、プログラムメモリ3に格納されて
いる楽音合成プログラムに従って、外部記憶装置である
ハードディスク7やフロッピーディスク8からMIDI
データ等の演奏データを読み出し、該演奏データに基づ
いて上記ウエーブテーブル21から波形データを読み出
して、D/A変換器15でアナログ信号に変換して、図
示しないスピーカ等により発音する。なお、この場合、
CPU2は、並列処理が可能であり、通常、楽音合成・
発音以外にも他の処理を行うようになっている。
【0007】ここで、図12は、上記コンピュータミュ
ージックシステムによる楽音合成過程を示すフローチャ
ートである。図において、CPU2は、まず、ステップ
S1において、ハードディスク7やフロッピーディスク
8からMIDIデータ等の演奏データを読み出して解釈
する。次に、ステップS2において、MIDIデータが
キーオンやキーオフを示すデータであるか否かを判断す
る。そして、キーオンやキーオフを示すデータでなけれ
ば、ステップS2における判断結果は「NO」となり、
そのデータに対応する各種処理(図示略)へ移行する。
該各種処理(図示略)は、本発明の課題とすることに関
係しないので、説明を省略する。
【0008】一方、MIDIデータがキーオフやキーオ
ンである場合には、ステップS2における判断結果は
「YES」となり、ステップS3へ進む。ステップS3
では、楽音を発音すべき発音チャンネルを割り当てる。
なお、発音チャンネルは、通常、複数チャンネル用意さ
れており、同時に複数の楽音を発音できるようになって
いる。発音チャンネルが割り当てられると、ステップS
4へ進み、MIDIデータのベロシティデータ(押鍵、
離鍵の速度)に基づいて、楽音のエンベロープを生成す
る。次に、ステップS5において、MIDIデータのキ
ーコードに基づいて、どの波形データを読み出すかを決
める、ウエーブテーブル21のアドレスを生成する。
【0009】次に、ステップS6において、上記アドレ
スに基づいて、ウエーブテーブル21をアクセスし、波
形データを読み出す。そして、ステップS7において、
上記波形データにステップS4で生成したエンベロープ
を乗算し、最終的な波形データを作成し、D/A変換器
15へ転送する。D/A変換器15では、上記波形デー
タをアナログ信号に変換し、図示しないスピーカで発音
する。次に、ステップS8へ進み、自動演奏が終了した
か否かを判断する。そして、終了でなければ、ステップ
S8における判断結果は「NO」となり、ステップS1
へ戻る。以下、上述したステップS1〜S8を繰り返し
実行し、自動演奏を行う。一方、自動演奏が終了した場
合には、ステップS8における判断結果は「YES」と
なり、当該自動演奏処理を終了する。なお、図12で
は、楽音合成過程を簡略的(概念的)に表しているが、
S4〜S7の楽音波形の瞬時値を求める処理は、その楽
音の発音が終わるまで、サンプリング周期で繰り返し行
われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したホ
ストコンピュータ1とサウンドボード10からなる従来
のコンピュータミュージックシステムでは、楽音合成に
係る機能が全てサウンドボード10側にあるため、発音
チャンネル数等の楽音合成能力が当該サウンドボード1
0の能力で決定されてしまう。例えば、ハードディスク
7やフロッピーディスク8に記憶される演奏データや外
部から供給されるMIDIデータ等の演奏データがより
高い能力の音源を想定して作られた場合、サウンドボー
ド10では対応できなくなるという問題があった。ま
た、近年、ホストコンピュータ1側のCPU2の処理能
力(処理速度)が向上しているにも拘らず、チャンネル
管理や、演奏データの作成・編集等だけに使用されてし
まうため、十分に活用されていないという問題があっ
た。
【0011】また、ウエーブテーブル21を備えた、通
常のパーソナルコンピュータ20から構成されるコンピ
ュータミュージックシステムでは、楽音合成を全てソフ
トウエアによって行っているため、例えば、発音チャン
ネル数を増やそうとすると、プログラムに対する負荷が
大きくなり、並列動作を行っている他の処理に悪影響が
生じるという問題があった。また、他の処理との関係
で、単純な楽音合成アルゴリズムしか採用することがで
きず、専用のサウンドボードを使ったシステムと比較し
て、楽音の質が悪いという問題もあった。
【0012】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、発音数を増加させるなど、処理能力を容易に向
上できるコンピュータミュージックシステムおよび電子
楽器を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、外部から供給され
る演奏データに基づいて楽音を合成する第1の楽音合成
手段と、該第1の楽音合成手段によって合成された楽音
と外部から供給される外部楽音とを混合する混合手段と
を備えるサブシステムと、楽音の演奏データを管理し、
所定のタイミングで前記サブシステムに演奏データを送
出する演奏データ処理手段と、前記演奏データに基づい
て楽音を合成する第2の楽音合成手段とを備え、該第2
の楽音合成手段によって合成された楽音を前記サブシス
テムへ前記外部楽音として送出するメインシステムとを
具備することを特徴とする。
【0014】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載のミュージックシステムにおいて、前記第2の楽音
合成手段は、前記第1の楽音合成手段の処理能力が限界
に達すると、前記演奏データに基づいて楽音を合成する
ことを特徴とする。
【0015】また、請求項3記載の発明では、請求項1
または2記載のミュージックシステムにおいて、前記第
1の楽音合成手段は、ハードウエアによって楽音を合成
することを特徴とする。
【0016】また、請求項4記載の発明では、楽音の演
奏データを管理し、所定のタイミングで演奏データを送
出する演奏データ処理手段と、前記演奏データに基づい
て楽音を合成する第1の楽音合成手段と、前記第1の楽
音合成手段が所定の状態になった場合、前記第1の楽音
合成手段に代わって、前記演奏データに基づいて楽音を
合成する第2の楽音合成手段と、前記第1の楽音合成手
段によって合成された楽音と前記第2の楽音合成手段に
よって合成された楽音とを混合する混合手段と、前記混
合手段によって混合された楽音を発音する発音手段とを
具備することを特徴とする。
【0017】
【作用】この発明によれば、メインシステムにおいて、
演奏データ処理手段は、楽音の演奏データを管理し、所
定のタイミングでサブシステムに演奏データを送出す
る。一方、サブシステムでは、第1の楽音合成手段がメ
インシステムから供給される演奏データに基づいて楽音
を合成する。楽音は、所定のサウンドシステムによって
発音される。ここで、第1の楽音合成手段が所定の状態
になった場合には、サブシステムにおける第1の楽音合
成手段に代わって、メインシステムにおける第2の楽音
合成手段によって楽音を合成し、該楽音をサブシステム
へ送出する。サブシステムでは、混合手段によって、自
身の第1の楽音合成手段によって合成された楽音と、メ
インシステムから供給される外部楽音とを混合して出力
する。該混合された楽音は、上述したように、所定のサ
ウンドシステムによって発音される。これにより、発音
数を増加させるなど、処理能力を容易に向上させること
が可能となる。
【0018】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。 A.第1実施例 A−1.第1実施例の構成 図1は、本発明の第1実施例であるコンピュータミュー
ジックシステムの構成を示すブロック図である。なお、
図10もしくは図11に対応する部分には同一の符号を
付けて説明を省略する。第1実施例であるコンピュータ
ミュージックシステムは、ホストコンピュータ30と外
部接続されたサウンドボード10とから構成されてい
る。図1において、ホストコンピュータ30は、楽音の
波形データが格納されているウエーブテーブル21と、
MIDIデータ等の自動演奏データに基づいて、上記ウ
エーブテーブルから波形データを読み出して楽音を合成
するための楽音合成プログラム等が格納されているプロ
グラムメモリ22とを備えている。CPU2は、プログ
ラムメモリ22に格納されている楽音合成プログラムに
従って、外部記憶装置であるハードディスク7やフロッ
ピーディスク8からMIDIデータ等の自動演奏データ
を読み出し、サウンドボード10側に空きチャンネルが
ある場合には、読み出した自動演奏データ(MIDIデ
ータ)をサウンドボード10へ送信する一方、サウンド
ボード10側に空きチャンネルがない場合には、上記自
動演奏データに基づいて、自身が備えるウエーブテーブ
ル21から波形データを読み出し、サウンドボード10
へ送信するようになっている。
【0019】一方、サウンドボード10は、前述した図
10に示す従来のコンピュータミュージックシステムに
おけるサウンドボードと同様の構成であり、ROM/R
AM12に格納されているプログラムに従って、通信イ
ンターフェース13を介して上記ホストコンピュータ3
0からのMIDIデータを受信し、音源LSI14によ
って楽音を合成するとともに、ホストコンピュータ30
で合成された楽音と自身で合成した楽音とをミキシング
して、D/A変換器15によってアナログ信号に変換し
て、図示しないスピーカ等により発音するようになって
いる。このサウンドボード10では、負荷の大きい処理
のほとんどが音源LSI14によって行われるため、C
PU11、ROM/RAM12および通信I/F13を
省略してこのサウンドボード10を構成してもよい。
【0020】次に、図2は、上述した第1実施例による
コンピュータミュージックシステムの楽音合成(ソフト
ウエア)に係る概念図である。第1実施例では、図2に
示すように、ホストコンピュータ30内の演奏データ処
理部40でMIDIデータを解釈し、サウンドボードの
音源LSI12に送出するとともに、必要に応じて、W
T音源部41において、上記MIDIデータに基づいて
ソフトウエアによりウエーブテーブル21から波形デー
タを読み出して楽音を合成する。一方、サウンドボード
10では、ホストコンピュータ30からのMIDIデー
タに基づいて音源LSI(ハードウエア)14により楽
音を合成するとともに、上記ホストコンピュータ30で
合成された楽音と自身で合成した楽音とをミキサー43
により混合して出力するようになっている。通常、楽音
の合成は、サウンドボード10側で行われるようになっ
ているが、サウンドボード10に空きチャンネルがなく
なった場合には、ホストコンピュータ30で行うように
することで、チャンネル数を増加させるなど、能力を向
上させる場合でも容易に対応できるようになっている。
なお、図示するように、第1実施例では、ホストコンピ
ュータ30は、楽音が割り当て可能なチャンネルを3チ
ャンネル分備えており、一方、サウンドボード10は、
楽音が割り当て可能なチャンネルを7チャンネル分備え
ている。
【0021】A−2.第1実施例の動作 次に、上述した第1実施例の動作について説明する。こ
こで、図3および図4は第1実施例の動作を説明するた
めのフローチャートである。 (1)メインルーチン 図3において、ホストコンピュータ30は、まず、ステ
ップS10において、ハードディスク7やフロッピーデ
ィスク8に記憶されたMIDIデータ等の演奏データを
読み出して、データを解釈する。次に、ステップS11
において、MIDIデータがキーオンやキーオフを示す
データであるか否かを判断する。そして、キーオンやキ
ーオフを示すデータでなければ、ステップS11におけ
る判断結果は「NO」となり、そのデータに対応する各
種処理(図示略)へ移行する。該各種処理(図示略)
は、本発明と関係しないので、説明を省略する。
【0022】一方、MIDIデータがキーオフやキーオ
ンである場合には、ステップS11における判断結果は
「YES」となり、ステップS12へ進む。ステップS
12では、楽音を発音すべき発音チャンネルを割り当て
る。該発音割当処理では、サウンドボード10に空きチ
ャンネルがあれば、サウンドボード10に発音チャンネ
ルを割り当て、一方、サウンドボード10に空きチャン
ネルがなければ、ホストコンピュータ30に発音チャン
ネルを割り当てる。なお、該発音割当処理の詳細につい
ては後述する。
【0023】次に、ステップS13において、ホストコ
ンピュータ30に発音チャンネルを割り当てたか否かを
判断する。そして、ホストコンピュータ30に割り当て
ていなければ、すなわちサウンドボード10に割り当て
た場合には、ステップS13における判断結果は「N
O」となり、ステップS14へ進む。ステップS14で
は、通信インターフェース13を介してMIDIデータ
をサウンドボード10へ送信する。そして、ステップS
16へ進み、自動演奏が終了したか否かを判断する。そ
して、まだ、終了していなければ、ステップS16にお
ける判断結果は「NO」となり、ステップS10へ戻
る。以下、ステップS10〜S16を繰り返し実行す
る。このように、通常は、サウンドボード10に順次M
IDIデータを送信する。
【0024】これに対して、サウンドボード10では、
ステップS20において、MIDIデータを受信したか
否かを判断する。そして、ホストコンピュータ30から
のMIDIデータを受信した場合には、ステップS20
における判断結果は「YES」となり、ステップS21
へ進む。ステップS21では、音源LSI14によって
楽音データを生成する。次に、ステップS22におい
て、ホストコンピュータ30で合成された楽音データが
送信されてくれば、その楽音データと上記音源LSI1
4で合成した楽音データとミキンシグする。ステップS
23では、上記ミキシングした楽音データを、D/A変
換器15へ転送する。D/A変換器15では、ミキシン
グされた楽音データをアナログ信号に変換して、図示し
ないスピーカ等により発音する。
【0025】一方、サウンドボード10側に空きチャン
ネルがない場合には、楽音の発音チャンネルはホストコ
ンピュータ30に割り当てられる。この場合には、ステ
ップS13における判断結果が「YES」となり、ステ
ップS15へ進む。ステップS15では、プログラムメ
モリ22に格納されている楽音合成プログラムに従って
波形データを合成して、サウンドボード10へ送信す
る。すなわち、MIDIデータのベロシティデータ(押
鍵、離鍵の速度)に基づいて楽音のエンベロープを生成
し、次に、MIDIデータのキーコードに基づいて、ど
の波形データを読み出すかを決めるためにウエーブテー
ブル21のアドレスを生成する。さらに、上記アドレス
に基づいて、ウエーブテーブル21をアクセスし、波形
データを読み出す。そして、該波形データにエンベロー
プを乗算して最終的な波形データを合成し、サウンドボ
ード10へ送信する。したがって、この場合には、サウ
ンドボード10において、ステップS22で上記ホスト
コンピュータ30が送信した楽音(波形データ)とサウ
ンドボード10側で合成した楽音(波形データ)とがミ
キシングされて発音される。
【0026】(2)発音割当処理 次に、上述した発音割当処理について説明する。図4に
おいて、ホストコンピュータ30は、まず、ステップS
30において、MIDIデータがキーオンであるか否か
を判断する。そして、キーオンであれば、ステップS3
0における判断結果は「YES」となり、ステップS3
1へ進む。ステップS31では、サブシステムであるサ
ウンドボード10に空きチャンネルがあるか否かを判断
する。そして、サウンドボード10に空きチャンネルが
あれば、ステップS31における判断結果は「YES」
となり、ステップS32へ進む。ステップS32では、
楽音の発音チャンネルをサウンドボード10に割り当
て、割り当てたチャンネル(ch)とキーコード(K
C)とを記憶する。そして、前述したメインルーチンへ
戻り、ステップS13へ進む。
【0027】一方、サウンドボード10に空きチャンネ
ルがなければ、ステップS31における判断結果は「N
O」となり、ステップS33へ進む。ステップS33で
は、ホストコンピュータ30に空きチャンネルがあるか
否かを判断する。そして、ホストコンピュータ30に空
きチャンネルがなければ、すなわち、サウンドボード1
0およびホストコンピュータ30の全てのチャンネルが
使用されている場合には、ステップS33における判断
結果は「NO」となり、図示しないステップへ進み、発
音することを無視するか、あるいは、減衰過程に入った
楽音を消音して空きチャンネルを確保し、その空きチャ
ンネルに割り当てたりする。
【0028】一方、ホストコンピュータ30に空きチャ
ンネルがある場合には、ステップS33における判断結
果は「YES」となり、ステップS34へ進む。ステッ
プS34では、楽音の発音チャンネルをホストコンピュ
ータ30に割り当て、割り当てたチャンネル(ch)と
キーコード(KC)とを記憶する。そして、前述したメ
インルーチンへ戻り、ステップS13へ進む。
【0029】また、MIDIデータがキーオンでない場
合、すなわちキーオフである場合には、ステップS30
における判断結果は「NO」となり、ステップS35へ
進む。ステップS35では、キーコード(KC)および
チャンネル(ch)に基づいて、該当する楽音の発音チ
ャンネルを解放し、割り当てを解除する。そして、前述
したメインルーチンへ戻り、ステップS13へ進む。
【0030】このように、本第1実施例では、ホストコ
ンピュータ30に、空きチャンネル管理以外に、ソフト
ウエアによる楽音合成機能を備え、サウンドボード10
に空きチャンネルがなくなった場合には、ホストコンピ
ュータ10側でも楽音合成を行うようにしたので、コン
ピュータミュージックシステム全体の能力が向上し、効
率よく楽音合成ができるとともに、発音チャンネル数の
増加にも対応でき、同時発音数を増加することができ
る。また、ホストコンピュータ30のCPU2を他の処
理にも使用(並列処理)できる。
【0031】B.第2実施例 B−1.第2実施例の構成 図5は、本発明の第2実施例によるコンピュータミュー
ジックシステムの構成を示すブロック図である。なお、
図1に対応する部分には同一の符号を付けて説明を省略
する。第2実施例によるコンピュータミュージックシス
テムは、前述した第1実施例によるものと同じように、
ホストコンピュータ30と外部接続されたサウンドボー
ド50とから構成されているが、サウンドボード50に
は、ホストコンピュータ30と同じく、楽音の波形デー
タが格納されているウエーブテーブル51と、MIDI
データ等に基づいて、上記ウエーブテーブル51から波
形データを読み出して楽音を合成するための楽音合成プ
ログラムが格納されているプログラムメモリ52を備え
ている。すなわち、サウンドボード50側においても、
ホストコンピュータ30と同様、ソフトウエア的に楽音
を合成している。
【0032】次に、図6は、上述した第2実施例による
コンピュータミュージックシステムの楽音合成(ソフト
ウエア)を示す概念図である。本第2実施例では、ホス
トコンピュータ30では、演奏データ処理部60でMI
DIデータを解釈し、サウンドボード50に送出すると
ともに、必要に応じて、WT音源部61において、上記
MIDIデータに基づいてソフトウエアによりウエーブ
テーブル21から楽音を合成する。一方、サウンドボー
ド50では、ホストコンピュータ30からのMIDIデ
ータに基づいて、WT音源部62において、ソフトウエ
アによりウエーブテーブル51から楽音を合成するとと
もに、上記ホストコンピュータ30で合成された楽音と
自身で合成した楽音とをミキサー63により混合して出
力するようになっている。すなわち、通常、楽音の合成
は、サウンドボード50側で行われるようになっている
が、サウンドボード50に空きチャンネルがなくなった
場合にはホストコンピュータ30で行うようにすること
で、チャンネル数を増加させるなど、能力を向上させる
場合でも容易に対応できるようになっている。なお、チ
ャンネル数については、第1実施例と同様である。
【0033】B−2.第2実施例の動作 本第2実施例の動作は、前述した第1実施例とほぼ同じ
であり、異なる点は、図3に示すサウンドボードにおけ
るステップS21での楽音合成が、プログラムメモリ5
2に格納されている楽音合成プログラムに従って行われ
るところにある。すなわち、MIDIデータのベロシテ
ィデータ(押鍵、離鍵の速度)に基づいて楽音のエンベ
ロープを生成し、次に、MIDIデータのキーコードに
基づいて、どの波形データを読み出すかを決めるために
ウエーブテーブルのアドレスを生成する。さらに、上記
アドレスに基づいて、ウエーブテーブルをアクセスし、
波形データを読み出す。そして、該波形データにエンベ
ロープを乗算して最終的な楽音を合成している。
【0034】このように、第2実施例では、ホストコン
ピュータ30に、空きチャンネル管理以外に、ソフトウ
エアによる楽音合成機能を備えるとともに、サウンドボ
ード50にも、ハードウエア(音源LSI)に代えて、
ソフトウエアによる楽音合成機能を備え、サウンドボー
ド50に空きチャンネルがなくなった場合には、ホスト
コンピュータ30でも楽音合成を行うようにしたので、
コンピュータミュージックシステム全体の能力が向上
し、効率よく楽音合成ができるとともに、発音チャンネ
ル数の増加にも対応でき、同時発音数を増加することが
できる。
【0035】C.第3実施例 C−1.第3実施例の構成 図7は、本発明の第3実施例による電子楽器の構成を示
すブロック図である。図において、鍵盤70は、複数の
黒鍵および複数の白鍵から構成されており、各鍵には、
キーオン、キーオフおよびベロシティを検出するための
タッチ検出部71が配設されている。タッチ検出部71
は、キーオン、キーオフおよびベロシティを検出し、こ
れらをCPU75へ供給する。パネルスイッチ・表示部
72は、演奏の動作モードや音色を選択するパネルスイ
ッチと、各種情報を表示する表示部とから構成されてい
る。
【0036】また、プログラムROM73には、楽音合
成プログラム等、各部を制御するプログラムが格納され
ている。波形ROM74には波形データが格納されてお
り、CPU75の制御に基づいて楽音合成時に読み出さ
れる。CPU75は、タッチ検出部71からの各種情報
(キーコード、キーオン、キーオフ、ベロシティ)、お
よびパネルスイッチ72での設定情報に従って、合成・
発音すべきMIDIデータを音源LSI78に送出す
る。また、CPU75は、プログラムROM73に格納
されている楽音合成プログラムに従って、シーケンシャ
ルRAM77を用いて、波形ROM74から波形データ
を読み出し、加算器79へ供給する。図では、上記楽音
合成プログラムによる楽音合成機能を、WT(ウエーブ
テーブル)音源76で示している。
【0037】音源LSI78は、上記CPU75からの
MIDIデータに基づいて、波形データを生成し、加算
器79へ供給する。上述したWT音源76、または音源
LSI78のいずれの手段で発音すべき楽音の波形デー
タを合成するかは、音源LSI78に空きチャンネルが
あるか否かで振り分ける。すなわち、音源LSI78に
空きチャンネルがない場合には、WT音源(ソフトウエ
ア)76によって波形データを生成するようになってい
る。加算器79は、音源LSI78からの波形データ
と、WT音源76からの波形データとを加算(ミキシン
グ)し、D/A変換器80へ供給する。D/A変換器8
0は、ミキシングされた波形データをアナログ信号に変
換し、サウンドシステム81へ供給する。サウンドシス
テム81は、図示しないアンプやスピーカから構成され
ており、上記アナログ信号を楽音として発音する。
【0038】C−2.第3実施例の動作 次に、図8および図9は、本第3実施例の動作を説明す
るためのフローチャートである。 (1)メインルーチン まず、図8において、CPU75は、ステップS40
で、演奏に必要な各種レジスタ等をクリアするなど初期
設定を行う。次に、ステップS41において、鍵盤処理
を行う。該鍵盤処理では、押鍵時に、楽音を音源LSI
78で発音するか、あるいはWT音源76で発音するか
を決めるためにチャンネルの割り当てを行ったり、離鍵
時に、該当する楽音を消音し、そのチャンネルを解放す
る動作を実行する。なお、該鍵盤処理の詳細については
後述する。楽音の発音チャンネルが決まると、ステップ
S42へ進み、パネルスイッチ72からの各種設定情報
の入力や、表示部72へのデータ送出等を行う。次に、
ステップS43において、プログラムROM73に格納
されている楽音合成プログラムに従い、波形ROM74
を用いてWT音源76で楽音を合成する。なお、ステッ
プS41において、楽音の発音チャンネルがWT音源7
6に割り当てられていなければ、当然、WT音源76で
は楽音は合成されない。そして、ステップS41へ戻
り、以下、ステップS41〜S43を繰り返し実行し、
楽音合成、自動演奏を行う。
【0039】(2)鍵盤処理 次に、上述した鍵盤処理について図9を参照して説明す
る。まず、ステップS50において、キーオンであるか
否かを判断する。そして、キーオンである場合には、ス
テップS50における判断結果は「YES」となり、ス
テップS51へ進む。ステップS51では、音源LSI
78に空きチャンネルがあるか否かを判断する。そし
て、空きチャンネルがある場合には、ステップS51に
おける判断結果が「YES」となり、ステップS52へ
進む。ステップS52では、楽音の発音チャンネルを音
源LSI78に割り当てる。次に、ステップS53へ進
み、割り当てたチャンネル(ch)、および発音する楽
音のキーコード(KC)を記憶し、前述したメインルー
チンへ戻り、ステップS42へ進む。
【0040】一方、音源LSIに空きチャンネルがない
場合には、ステップS51における判断結果は「NO」
となり、ステップS54へ進む。ステップS54では、
WT音源76に空きチャンネルがあるか否かを判断す
る。WT音源76に空きチャンネルがある場合には、ス
テップS54における判断結果が「YES」となり、ス
テップS55へ進む。ステップS55では、楽音の発音
チャンネルをWT音源76に割り当てる。次に、上述し
たステップS53へ進み、割り当てたチャンネル(c
h)、および発音する楽音のキーコード(KC)を記憶
し、前述したメインルーチンへ戻り、ステップS42へ
進む。
【0041】このように、鍵盤処理では、音源LSI7
8に空きチャンネルがあれば、音源LSI78に発音チ
ャンネルに割り当て、一方、音源LSI78に空きチャ
ンネルがなければ、WT音源76に発音チャンネルに割
り当てる。言い換えると、ハードウエアで楽音を合成す
る音源LSI78を優先させ、該音源LSI78のチャ
ンネルが全て使用されている場合には、ソフトウエアに
よるWT音源76で楽音を合成する。
【0042】一方、WT音源76にも空きチャンネルが
なければ、すなわち、音源LSI78およびWT音源7
6の全てのチャンネルが使用されている場合には、ステ
ップS54における判断結果は「NO」となり、図示し
ないステップへ進み、発音することを無視するか、ある
いは、減衰過程に入った楽音を消音して空きチャンネル
を確保し、その空きチャンネルに割り当てたりする。
【0043】また、演奏データがキーオンでない場合、
すなわちキーオフである場合には、ステップS50にお
ける判断結果は「NO」となり、ステップS56へ進
む。ステップS56では、記憶しておいたキーコード
(KC)およびチャンネル(ch)に基づいて、該当す
る楽音の発音チャンネルを解放し、割り当てを解除す
る。そして、前述したメインルーチンへ戻り、ステップ
S42へ進む。
【0044】このように、本第3実施例では、ハードウ
エアによる楽音合成機能(音源LSI78)と、ソフト
ウエアによる楽音合成機能(WT音源76)とを備え、
音源LSI78を優先的に用いて楽音を合成し、該音源
LSI78に空きチャンネルがなくなった場合には、W
T音源76によってソフトウエア的に楽音を合成するよ
うにしたので、全体の能力が向上し、効率よく楽音合成
ができるとともに、発音チャンネル数の増加にも対応で
き、同時発音数を増加することができる。
【0045】なお、上述した第1ないし第3実施例で
は、優先的に楽音を合成する楽音合成手段、例えばサウ
ンドボードに空きチャンネルがなくなると、他の楽音合
成手段、例えばホストコンピュータによって楽音を合成
するようにしていたが、これに限定されることなく、並
列動作させるようにして、常に双方で楽音を合成するよ
うにしたり、音色等、合成する楽音の特徴で振り分けた
りするようにしてもよい。並列動作させると、制御の汎
用性が増すという利点が得られ、楽音の特徴で振り分け
ると、それぞれの特徴に応じた楽音発生を行うことがで
きる。特に、楽音の特徴で振り分ける場合には、例え
ば、リズム音等の単純な楽音は、ソフトウエアによって
楽音合成するWT音源に割り当てるようにしてもよい。
これは、WT音源は、単純にPCM波形を一通り読み出
すだけで生成可能な音色に向いているためであり、複雑
な楽音合成アルゴリズムを要する楽音(音色)は、音源
LSIで合成するようにすればよい。このようにすれ
ば、それぞれの特徴委を活かした楽音形成を行うことが
できる。以上のように、サウンドボードが所定の状態
(例えば、空きチャンネルなし、特定楽音の発音などの
状態)になったときに、他の楽音合成手段、例えば、ホ
ストコンピュータによって楽音を合成する。上述の変形
態様を請求項との関係でまとめると、以下のようにな
る。 前記第1の楽音合成手段および前記第2の楽音合成手
段は、並列動作することにより、前記演奏データに基づ
いて楽音を合成することを特徴とする請求項4記載の電
子楽器。 前記第1の楽音合成手段は、前記第1の楽音合成手段
の処理能力が限界に達すると、前記演奏データに基づい
て楽音を合成することを特徴とする請求項4記載の電子
楽器。 前記第1の楽音合成手段および前記第2の楽音合成手
段は、各々、異なる特徴を有する楽音を合成することを
特徴とする請求項4記載の電子楽器。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、通常、サブシステムにおいて楽音を合成するが、サ
ブシステムの第1の楽音合成手段が所定の状態になった
場合には、該第1の楽音合成手段に代わって、メインシ
ステムにおける第2の楽音合成手段によって楽音を合成
するようにしたので、発音数を増加させるなど、処理能
力を容易に向上できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例によるコンピュータミュ
ージックシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本第1実施例によるコンピュータミュージッ
クシステムの楽音合成に係る概念図である。
【図3】 本第1実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】 本第1実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】 本発明の第2実施例によるコンピュータミュ
ージックシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】 本第2実施例によるコンピュータミュージッ
クシステムの楽音合成に係る概念図である。
【図7】 本発明の第3実施例による電子楽器の構成を
示すブロック図である。
【図8】 本第3実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】 本第3実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】 従来のコンピュータミュージックシステム
の一例を示すブロック図である。
【図11】 従来のコンピュータミュージックシステム
の他の例を示すブロック図である。
【図12】 従来のコンピュータミュージックシステム
による楽音合成過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2……CPU(演奏データ処理手段)、4……ROM/
RAM、5……キーボード/マウス、6……CRT、7
……ハードディスク、8……フロッピーディスク、9…
…MIDIインターフェース、10……サウンドボード
(サブシステム)、11……CPU、12……ROM/
RAM、13……通信インターフェース、14……音源
LSI(第1の楽音合成手段)、15……D/A変換
器、21……ウエーブテーブル(第2の楽音合成手
段)、22……プログラムメモリ(第2の楽音合成手
段)、30……ホストコンピュータ、40,60……演
奏データ処理部(演奏データ処理手段)、41……WT
音源部(第2の楽音合成手段)、61……WT音源部
(第2の楽音合成手段)、62……WT音源部(第1の
楽音合成手段)、43,63……ミキサー(混合手
段)、50……サウンドボード(サブシステム)、51
……ウエーブテーブル(第1の楽音合成手段)、52…
…プログラムメモリ(第1の楽音合成手段)、70……
鍵盤、71……タッチ検出部、72……パネルスイッチ
/表示部、73……プログラムROM、74……波形R
OM、75……CPU(演奏データ処理手段)、76…
…WT音源(第2の楽音合成手段)、77……シーケン
シャルRAM、78……音源LSI(第1の楽音合成手
段)、79……加算器(混合手段)、80……D/A変
換器、81……サウンドシステム(発音手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から供給される演奏データに基づい
    て楽音を合成する第1の楽音合成手段と、該第1の楽音
    合成手段によって合成された楽音と外部から供給される
    外部楽音とを混合する混合手段とを備えるサブシステム
    と、 楽音の演奏データを管理し、所定のタイミングで前記サ
    ブシステムに演奏データを送出する演奏データ処理手段
    と、前記第1の楽音合成手段が所定の状態になった場
    合、第1の楽音合成手段に代わって、前記演奏データに
    基づいて楽音を合成する第2の楽音合成手段とを備え、
    該第2の楽音合成手段によって合成された楽音を前記サ
    ブシステムへ前記外部楽音として送出するメインシステ
    ムとを具備することを特徴とするミュージックシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第2の楽音合成手段は、前記第1の
    楽音合成手段の処理能力が限界に達すると、前記演奏デ
    ータに基づいて楽音を合成することを特徴とする請求項
    1記載のミュージックシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1の楽音合成手段は、ハードウエ
    アによって楽音を合成することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のミュージックシステム。
  4. 【請求項4】 楽音の演奏データを管理し、所定のタイ
    ミングで演奏データを送出する演奏データ処理手段と、 前記演奏データに基づいて楽音を合成する第1の楽音合
    成手段と、 前記第1の楽音合成手段が所定の状態になった場合、前
    記第1の楽音合成手段に代わって、前記演奏データに基
    づいて楽音を合成する第2の楽音合成手段と、 前記第1の楽音合成手段によって合成された楽音と前記
    第2の楽音合成手段によって合成された楽音とを混合す
    る混合手段と、 前記混合手段によって混合された楽音を発音する発音手
    段とを具備することを特徴とする電子楽器。
JP12405595A 1995-05-23 1995-05-23 ミュージックシステムおよび電子楽器 Expired - Fee Related JP3223756B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12405595A JP3223756B2 (ja) 1995-05-23 1995-05-23 ミュージックシステムおよび電子楽器
SG1996009862A SG46734A1 (en) 1995-05-23 1996-05-22 Music system and electronic musical instrument
DE69615268T DE69615268T2 (de) 1995-05-23 1996-05-22 Elektronisches Musikinstrument
US08/653,939 US5750913A (en) 1995-05-23 1996-05-22 Music system and electronic musical instrument
EP96108169A EP0744733B1 (en) 1995-05-23 1996-05-22 Electronic musical instrument
TW085106187A TW411435B (en) 1995-05-23 1996-05-24 Music system and electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12405595A JP3223756B2 (ja) 1995-05-23 1995-05-23 ミュージックシステムおよび電子楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08314450A true JPH08314450A (ja) 1996-11-29
JP3223756B2 JP3223756B2 (ja) 2001-10-29

Family

ID=14875861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12405595A Expired - Fee Related JP3223756B2 (ja) 1995-05-23 1995-05-23 ミュージックシステムおよび電子楽器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5750913A (ja)
EP (1) EP0744733B1 (ja)
JP (1) JP3223756B2 (ja)
DE (1) DE69615268T2 (ja)
SG (1) SG46734A1 (ja)
TW (1) TW411435B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5898125A (en) * 1995-10-17 1999-04-27 Foster-Miller, Inc. Ballistically deployed restraining net
US6069311A (en) * 1997-05-22 2000-05-30 Yamaha Corporation Electronic musical instrument having mother board communicable with plug-in board
JP2000029462A (ja) * 1998-05-18 2000-01-28 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法、並びに提供媒体
FR2781147B1 (fr) 1998-07-20 2000-09-15 Oreal Compositions pour la teinture des fibres keratiniques contenant des derives de 3-amino pyrazolines a titre de coupleur, procede de teinture et kit de teinture
JP3279304B2 (ja) * 2000-03-28 2002-04-30 ヤマハ株式会社 楽曲再生装置および楽曲再生機能を備える携帯電話装置
TWI227010B (en) * 2003-05-23 2005-01-21 Mediatek Inc Wavetable audio synthesis system
JP2006053170A (ja) * 2004-07-14 2006-02-23 Yamaha Corp 電子音楽装置およびその制御方法を実現するためのプログラム
JP4623060B2 (ja) * 2007-07-18 2011-02-02 ヤマハ株式会社 波形生成装置、音響効果付与装置、および楽音発生装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3318667C1 (de) * 1983-05-21 1984-10-11 WERSI-electronic GmbH & Co KG, 5401 Halsenbach Elektronisches Tastenmusikinstrument und Verfahren zu dessen Betrieb
US5119710A (en) * 1986-03-09 1992-06-09 Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha Musical tone generator
US5020410A (en) * 1988-11-24 1991-06-04 Casio Computer Co., Ltd. Sound generation package and an electronic musical instrument connectable thereto
US5198603A (en) * 1989-08-19 1993-03-30 Roland Corporation Automatic data-prereading playing apparatus and sound generating unit in an automatic musical playing system
US5200564A (en) * 1990-06-29 1993-04-06 Casio Computer Co., Ltd. Digital information processing apparatus with multiple CPUs
JP2626387B2 (ja) * 1991-12-24 1997-07-02 ヤマハ株式会社 電子楽器
US5446237A (en) * 1992-01-08 1995-08-29 Yamaha Corporation Electronic musical instrument having a control section memory for generating musical tone parameters
JP2671690B2 (ja) * 1992-01-08 1997-10-29 ヤマハ株式会社 電子楽器
JP2882311B2 (ja) * 1995-06-07 1999-04-12 ヤマハ株式会社 ミュージックシステム、音源および楽音合成方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69615268D1 (de) 2001-10-25
EP0744733A3 (en) 1997-01-15
EP0744733B1 (en) 2001-09-19
DE69615268T2 (de) 2002-06-13
TW411435B (en) 2000-11-11
EP0744733A2 (en) 1996-11-27
JP3223756B2 (ja) 2001-10-29
SG46734A1 (en) 1998-02-20
US5750913A (en) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3235409B2 (ja) ミュージックシステム、音源および楽音合成方法
EP3882906A1 (en) Electronic keyboard musical instrument and method of generating musical sound
JP3223756B2 (ja) ミュージックシステムおよび電子楽器
US5428183A (en) Tone signal generating apparatus for performing a timbre change by storing a full frequency band in a wave memory
JP4848371B2 (ja) 楽音出力切り換え装置、楽音出力切り換え方法、楽音出力切り換えのためのコンピュータプログラム
US6919502B1 (en) Musical tone generation apparatus installing extension board for expansion of tone colors and effects
JPH06259065A (ja) 電子楽器
US5074183A (en) Musical-tone-signal-generating apparatus having mixed tone color designation states
US6351475B1 (en) Mixing apparatus with compatible multiplexing of internal and external voice signals
JP3141789B2 (ja) コンピュータソフトウェアを用いた音源システム
JP3721789B2 (ja) ミキシング装置
JP2000231382A (ja) 楽音発生装置、電子楽器、及び記憶媒体
JP2570819B2 (ja) 電子楽器
JPH10149166A (ja) 楽音合成装置
JP3092588B2 (ja) 楽音発生装置
JP3334483B2 (ja) 外部波形を入力可能な波形メモリ型楽音発生装置
JP2817521B2 (ja) 電子楽器
JP3257400B2 (ja) エフェクト装置
JP2715003B2 (ja) 電子楽器
JP3026479B2 (ja) 楽音信号生成装置
JP2943492B2 (ja) 電子楽器
JP4124433B2 (ja) デジタル音源付き電子楽器
JPH06149246A (ja) 楽音発生装置
JPH0895569A (ja) 電子楽器
JPH07181963A (ja) 電子楽器の楽音信号発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070824

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080824

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090824

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110824

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees