JPH08313453A - 印刷物の汚れ識別装置 - Google Patents

印刷物の汚れ識別装置

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JPH08313453A
JPH08313453A JP7117457A JP11745795A JPH08313453A JP H08313453 A JPH08313453 A JP H08313453A JP 7117457 A JP7117457 A JP 7117457A JP 11745795 A JP11745795 A JP 11745795A JP H08313453 A JPH08313453 A JP H08313453A
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area
printed
printed matter
stain
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JP7117457A
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Inventor
Hiroyoshi Dobashi
浩慶 土橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印刷物のいずれか一方の領域に偏った汚れも高
精度に識別することができる印刷物の汚れ識別装置を提
供する。 【構成】印刷物Pの画像データは画像入力部 1でアナロ
グ信号として入力され、領域判定部 2は、入力されたア
ナログ信号により印刷物Pの印刷領域、非印刷領域を判
定し、増幅器 3〜 6は、判定された各領域内のアナログ
信号を増幅率G1〜G4で増幅し、A/D変換部 7〜10は、
増幅器 3〜 6の各出力をデジタル信号に変換し、セレク
タ部11は、A/D変換部 7〜10の各出力から所定の出力
を選択し、特徴量抽出部12〜14は、選択された出力に対
して物理的な特徴量を抽出し、汚れ判定部15〜17は、抽
出された各特徴量を基準値と比較することにより汚れを
判定し、総合判定部18は、汚れ判定部15〜17の各判定結
果を比較し、その比較結果に基づき、いずれか一方の判
定結果を最終的な汚れ識別結果として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、印刷物の印
刷状態を検査する印刷物検査装置において、印刷物の変
色、折り目、しわ、しみ、印刷のかすれ、穴、破れ、切
れなどの汚れを識別する印刷物の汚れ識別装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷物の汚れ識別装置は、印刷物
の一方の面あるいは両面の表面画像あるいは透過画像
を、テレビジョンカメラやラインセンサなどを用いた画
像入力装置により入力し、この入力された画像データに
より、まず印刷物が有るか無いかの検査を行ない、印刷
物が有れば、印刷物の端を検知し、この検知した端から
印刷物全面に亘って画像データを取込み、この取込んだ
画像データを、あらかじめ設定される基準データと比較
することにより、汚れの識別を行なっている。
【0003】このような印刷物の汚れ識別装置において
は、テレビジョンカメラやラインセンサの出力値のダイ
ナミックレンジは一定であるが、印刷物上の印刷領域と
非印刷領域とでは出力値は著しく異なる。したがって、
非印刷領域の汚れ具合がダイナミックレンジに対して埋
もれてしまう場合がある。
【0004】上記ダイナミックレンジを出力値によって
補正する方法の具体例としては、たとえば、特開昭62
−299748号公報に開示されているように、A/D
変換部からの出力が常に一定の範囲になるように制御を
行なう制御回路を設ける方法が考えられている。
【0005】さらに、印刷物の汚れ識別装置の具体例と
しては、たとえば、特開昭59−57107号公報や、
特開昭59−184807号公報に開示されているよう
に、印刷物の表裏それぞれの画像データから、それぞれ
汚れに関する物理量を計測し、表裏の各計測結果を加算
して、その加算結果をあらかじめ設定される基準データ
と比較する方法が考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述したよう
に、印刷物の有り無し検知と汚れの識別とを同一のテレ
ビジョンカメラやラインセンサを用いて行なう汚れ識別
装置においては、印刷物の有り無し検知は、その出力が
論理信号の「1」か「0」であり、汚れの識別は、ダイ
ナミックレンジに対して識別基準値と入力データとから
計算された値の差異が非常に僅かであり、その僅かな差
異により汚れ具合を識別している。
【0007】たとえば、非印刷領域の汚れ具合は、汚れ
無しの場合と汚れ有りの場合とでは、その差異が顕著で
あるが、印刷領域、特に汚れと同一色(同系色)に印刷
された部分での汚れ具合は、汚れ無しの場合と汚れ有り
の場合とでは、その差異がほとんど見られないなど、印
刷物の各部分で汚れの度合いが異なるため、ある部分の
汚れ具合しかとらえないという問題があった。そこで、
本発明は、印刷物のいずれか一方の領域に偏った汚れも
高精度に識別することができる印刷物の汚れ識別装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷物の汚れ識
別装置は、対象となる印刷物上の画像データをアナログ
信号として入力する画像入力手段と、この画像入力手段
により入力されたアナログ信号に基づき、このアナログ
信号に対応する画像データが印刷の施された印刷領域か
印刷されていない非印刷領域かを判定する領域判定手段
と、この領域判定手段により判定される各領域のアナロ
グ信号を印刷領域および非印刷領域に対応してあらかじ
め設定された増幅率でそれぞれ増幅する増幅手段と、こ
の増幅手段によりそれぞれ増幅されたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換手段と、このA/D変
換手段により変換された印刷領域のデジタル信号および
非印刷領域のデジタル信号から、それぞれ前記印刷物上
の汚れに関する特徴量を抽出することにより、前記印刷
物上における汚れを識別する識別手段とを具備してい
る。
【0009】また、本発明の印刷物の汚れ識別装置は、
対象となる印刷物上の画像データをアナログ信号として
入力する画像入力手段と、この画像入力手段により入力
されたアナログ信号に基づき、このアナログ信号に対応
する画像データが印刷の施された印刷領域か印刷されて
いない非印刷領域かを判定する領域判定手段と、この領
域判定手段により判定される各領域のアナログ信号を印
刷領域および非印刷領域に対応してあらかじめ設定され
た増幅率でそれぞれ増幅する増幅手段と、この増幅手段
によりそれぞれ増幅された各領域のアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換手段と、このA/D変換
手段により変換された印刷領域のデジタル信号から、前
記印刷物上の印刷領域における汚れに関する特徴量を抽
出する第1の特徴量抽出手段と、前記A/D変換手段に
より変換された非印刷領域のデジタル信号から、前記印
刷物上の非印刷領域における汚れに関する特徴量を抽出
する第2の特徴量抽出手段と、前記第1の特徴量抽出手
段により抽出された特徴量をあらかじめ設定された基準
値と比較することにより、前記印刷物上の印刷領域にお
ける汚れを判定する第1の汚れ判定手段と、前記第2の
特徴量抽出手段により抽出された特徴量をあらかじめ設
定された基準値と比較することにより、前記印刷物上の
非印刷領域における汚れを判定する第2の汚れ判定手段
と、前記第1の汚れ判定手段の判定結果と前記第2の汚
れ判定手段の判定結果とを比較し、この比較結果に基づ
き、いずれか1つの判定結果を前記印刷物に対する最終
的な汚れ識別結果として判定する総合判定手段とを具備
している。
【0010】さらに、本発明の印刷物の汚れ識別装置
は、対象となる印刷物上の画像データをアナログ信号と
して入力する画像入力手段と、この画像入力手段により
入力されたアナログ信号に基づき、このアナログ信号に
対応する画像データが印刷の施された印刷領域か印刷さ
れていない非印刷領域かを判定する領域判定手段と、こ
の領域判定手段により判定される各領域のアナログ信号
を印刷領域および非印刷領域に対応してあらかじめ設定
された増幅率でそれぞれ増幅する増幅手段と、この増幅
手段によりそれぞれ増幅された各領域のアナログ信号を
デジタル信号に変換するA/D変換手段と、このA/D
変換手段により変換された印刷領域のデジタル信号か
ら、前記印刷物上の印刷領域における汚れに関する特徴
量を抽出する第1の特徴量抽出手段と、前記A/D変換
手段により変換された非印刷領域のデジタル信号から、
前記印刷物上の非印刷領域における汚れに関する特徴量
を抽出する第2の特徴量抽出手段と、前記第1の特徴量
抽出手段により抽出された特徴量と前記第2の特徴量抽
出手段により抽出された特徴量とを比較し、この比較結
果に基づき、いずれか1つの特徴量を前記印刷物に対す
る特徴量として選択する特徴量統合手段と、この特徴量
統合手段により選択された特徴量をあらかじめ設定され
る基準値と比較することにより、前記印刷物に対する汚
れを判定する汚れ判定手段とを具備している。
【0011】
【作用】印刷物上の印刷領域の画像データを、その印刷
領域に応じた出力レベルに補正し、この補正した画像デ
ータから、汚れに関する特徴量を抽出して、汚れを判定
した結果と、非印刷領域の画像データを非印刷領域に応
じた出力レベルに補正し、この補正した画像データか
ら、同様に汚れを判定した結果とを合わせて評価するこ
とで、印刷物のいずれか一方の領域に偏った汚れも高精
度に識別することができる。
【0012】また、印刷物上の印刷領域で抽出した特徴
量と、非印刷領域で抽出した特徴量とを合わせて評価す
ることによっても、同様に印刷物のいずれか一方の領域
に偏った汚れであっても高精度に識別することができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。まず、第1の実施例について説明する。図
1は、第1の実施例に係る、印刷物の汚れ(たとえば、
変色)を識別する印刷物の汚れ識別装置の構成を概略的
に示すものである。すなわち、識別対象である印刷物P
の一方の面(表面)は、たとえば、テレビジョンカメラ
やラインセンサなどの光電変換部を含む画像入力部1に
よって、その表面全体が光学的に走査され、光電変換さ
れることにより全面の画像データが読取られ、アナログ
信号として入力される。画像入力部1によって入力され
た印刷物P上の画像データ(アナログ信号)は領域判定
部2に送られる。
【0014】領域判定部2は、画像入力部1によって入
力されたアナログ信号により、印刷物P上の印刷領域お
よび非印刷領域を判定する。複数の増幅器3,4,5,
6は、領域判定部2で判定される領域の数に対応して設
けられていて、領域判定部2で判定された各領域内のア
ナログ信号を、あらかじめ設定される増幅率G1,G
2,G3,G4でそれぞれ増幅することにより、各領域
ごとにアナログ信号の出力レベルを補正する。
【0015】複数のA/D変換部7,8,9,10は、
増幅器3,4,5,6から出力される補正後の各アナロ
グ信号をそれぞれデジタル信号に変換し、セレクタ部1
1に送る。セレクタ部11は、領域判定部2の判定結果
が入力されていて、その判定結果に応じてA/D変換部
7,8,9,10の各出力から所定の出力を選択するよ
う制御される。
【0016】汚れに関する特徴量の抽出は、本実施例で
は、その抽出領域に応じて補正された画像データ(デジ
タル信号)を用いて処理するが、その抽出領域の限定は
セレクタ部11によって行なわれる。
【0017】複数の特徴量抽出部12,13,14は、
限定された抽出領域内の画像データに対して所定の画像
処理を行なうことにより、印刷物P上に対する汚れの物
理的現象を、特徴量と呼ばれる数値データとして抽出す
る。
【0018】特徴量抽出部12,13,14から出力さ
れた各数値データは、それぞれ対応して設置された汚れ
判定部15,16,17に入力され、印刷物P上の判定
された領域(印刷領域、非印刷領域)ごとに汚れ具合、
たとえば、1(最もきれい)〜M(最も汚い)のいずれ
かの複数段の数値が出力され、各領域における汚れの判
定が行なわれる。
【0019】汚れ判定部15,16,17の各判定結果
は、それぞれ総合判定部18に入力される。総合判定部
18は、汚れ判定部15,16,17で判定された汚れ
具合を表す数値を入力し、印刷領域と非印刷領域の結果
を合わせて総合的な汚れ具合を表す数値を出力すること
により、印刷物Pに対する最終的な汚れ判定が行なわれ
る。
【0020】以下、各部の処理について詳細に説明す
る。画像入力部1は、印刷物Pの表面全体の画像データ
を読取り、アナログ信号として入力する。なお、ここで
は、画像入力部内の光電変換部を固定し、印刷物Pを搬
送させることにより画像データを読取る場合を例に説明
するが、これとは逆に、印刷物Pを固定し、画像入力部
内の光電変換部を移動させることにより読取る場合も同
様である。
【0021】図2、図3は、画像入力部1の構成例を示
している。すなわち、印刷物Pは、2本の搬送ベルト2
1,22によって挟持された状態で図示矢印方向に搬送
される。搬送ベルト21,22の図面に対する下部に
は、基準板23が固定されていて、この基準板23上の
ほぼ中央部を印刷物Pが搬送されるようになっている。
【0022】基準板23と対応する搬送ベルト21,2
2の図面に対する上部には、基準板23および搬送され
る印刷物Pを照明する照明用の光源24、および、基準
板23および搬送される印刷物P上からの反射光を受光
して電気信号に変換する光電変換部25が配設されてい
る。
【0023】なお、光電変換部25の受光面には、印刷
物P上から垂直に反射光(または、透過光でもよい)が
入力される。この場合、光源24は、図3に示すよう
に、印刷物Pと光電変換部25とを結ぶ直線Lからの角
度θが、0°もしくは90°に近くなることを避けるよ
うに設け、たとえば、角度θが30°〜60°の間に入
るように設置する。図3では、搬送方向に対して進行方
向から照明する場合を図示してあるが、後方から照明し
てもよい。
【0024】ここで、基準板23の役割について、図4
に示す印刷物Pを例として具体的に説明する。図4に示
す印刷物Pは、白紙上の中央部に白以外のインクにより
「A」の文字が印刷されている画像とし、特徴量を抽出
する抽出領域は、図5に示す斜線領域、すなわち、画像
データの中央領域とする。
【0025】特徴量を抽出する領域に当たる背景には、
反射率の高い物質を基準板23の中心部23aに用い
る。また、この反射率の高い物質は、表裏に印刷のある
印刷物Pを搬送させた場合、基準板23にインクなどが
付着して反射率が低下しないように、汚れにくい物質で
なければならない。すなわち、反射率が高く、かつ、汚
れにくい物質を搬送される印刷物Pの裏側に設置する。
この物質の例として、たとえば、オパールあるいはセラ
ミックなどがあげられる。
【0026】また、基準板23上の搬送ベルト21,2
2の外側に位置し、かつ、印刷物Pの搬送方向と直交す
る方向の両端部に対応する領域27,28は、印刷物P
の用紙とコントラストの高い色とする。たとえば、図4
のように白色の用紙の場合は黒色とする。これは、画像
データを解析する場合に、印刷物Pの位置を容易に決定
できるようにするためである。
【0027】増幅器3,4,5,6は、時間情報や濃度
情報(アナログ値)などを用いて、領域判定部2で判定
された領域ごとに、入力信号(アナログ信号)の出力レ
ベルを補正する。以下、図4の印刷物Pを対象として、
領域判定部2における出力レベル補正領域の判定方法お
よび増幅器3,4,5,6における出力レベル補正方法
を具体的に説明する。
【0028】まず、領域判定部2は、光電変換部25か
ら得られるアナログ信号により、印刷物P全面の領域を
抽出する。ここで、印刷物Pは搬送されている場合を想
定しているため、印刷物Pを固定位置で抽出する場合と
比較すると、搬送むらなどの影響で正しく抽出できない
場合が考えられる。そこで、本実施例では、濃度情報を
基に印刷物Pの領域を抽出する。ここで、印刷物Pの用
紙色と背景色とのコントラストが充分高くなるよう基準
板23を設定しているため、濃度値による閾値設定で印
刷物Pと背景との境界を容易に抽出できることは明白で
ある。
【0029】次に、領域判定部2は、抽出した印刷物P
の領域に対して、光電変換部25から得られるアナログ
信号を補正する領域(印刷領域および非印刷領域)を判
定し、各領域ごとにアナログ信号を増幅器3,4,5,
6で増幅(補正)する。ここで、領域判定方法および増
幅方法の一例として、濃度情報(アナログ値)を用いて
出力レベルを補正する領域を判定し、増幅(補正)する
方法について、図6を用いて説明する。
【0030】光電変換部25から得られたアナログ信号
Vinは、一定電流供給用のオペアンプ31を介して入
力される。入力されたアナログ信号Vinは、オペアン
プ32において、あらかじめ設定された比較値Aと比較
され、Vin>Aの場合、トランジスタ33がオンする
ことにより、アナログ信号Vinが抵抗R0,R1とオ
ペアンプ34とによって構成される増幅器3でR1/R
0(=G1)倍され、出力1((R1/R0)×Vi
n)が得られる。さらに、このとき、オペアンプ32の
出力が「アナログ信号Vinは印刷物Pのこの領域の信
号である」という領域判定結果信号1としてセレクタ部
11へ送られる。
【0031】Vin≦Aの場合、アナログ信号Vinは
オペアンプ35に入力され(実際には、図7に示すよう
にVin>Aの場合でも、アナログ信号Vinはオペア
ンプ35,38および増幅器6に入力されている)、あ
らかじめ設定された比較値Bと比較される。ここでも、
上記同様に、Vin>Bの場合、トランジスタ36がオ
ンすることにより、アナログ信号Vinが抵抗R0,R
2とオペアンプ37とによって構成される増幅器4でR
2/R0(=G2)倍され、出力2((R2/R0)×
Vin)が得られる。さらに、このとき、オペアンプ3
5の出力が「アナログ信号Vinは印刷物のこの領域の
信号である」という領域判定結果信号2としてセレクタ
部11へ送られる。
【0032】Vin≦Bの場合、アナログ信号Vinは
次のオペアンプに入力される(実際には、図7に示すよ
うにVin>Bの場合でも、アナログ信号Vinはオペ
アンプ38および増幅器6に入力されている)。アナロ
グ信号Vinが最後のオペアンプ38であらかじめ設定
された比較値Cと比較され、Vin>Cの場合、トラン
ジスタ39がオンすることにより、アナログ信号Vin
が抵抗R0,R3とオペアンプ40とによって構成され
る増幅器5でR3/R0(=G3)倍され、出力3
((R3/R0)×Vin)が得られる。さらに、この
とき、オペアンプ38の出力が「アナログ信号Vinは
印刷物のこの領域の信号である」という領域判定結果信
号3としてセレクタ部11へ送られる。
【0033】Vin≦Cの場合、アナログ信号Vinは
抵抗R0,R4とオペアンプ41とによって構成される
増幅器6に入力され(実際には、図7に示すようにVi
n>Cの場合でも、アナログ信号Vinは増幅器6に入
力されている)、ここでR4/R0(=G4)倍され、
出力4((R4/R0)×Vin)が得られる。さら
に、このとき、アナログ信号Vinが「アナログ信号V
inは印刷物のこの領域の信号である」という領域判定
結果信号4としてセレクタ部11へ送られる。
【0034】このようにして、アナログ信号Vinは、
オペアンプ31,32,35,38およびトランジスタ
33,36,39によって構成される領域判定部2、お
よび、抵抗R0とR1〜R4およびオペアンプ34,3
7,40,41によって構成される増幅器3〜6により
補正され、出力1〜4のいずれかの補正された出力を得
る。
【0035】なお、基準値A〜Cおよび増幅率G1〜G
4(R1/R0〜R4/R0)は、あらかじめ設定して
おくものとする。また、基準値AとBとCとの相対関係
は、A>B+α>C+αとする。ここに、αは印刷物P
の印刷領域あるいは非印刷領域の濃度値(アナログ値)
のばらつきの範囲を表している。すなわち、基準値Aと
BとCとは、それぞれの領域の濃度値の最低下限値を表
している。
【0036】なお、画像データのうち、たとえば、印刷
領域と非印刷領域の出力値が著しく異なっている場合
は、図6の回路は簡単に構成される。すなわち、オペア
ンプ32で比較され、Vin>Aの場合は、トランジス
タ33を介して増幅器3でR1/R0倍され、出力1
((R1/R0)×Vin)となり、Vin≦Aの場合
は増幅器6に直接入力され、出力4((R4/R0)×
Vin)となる。この場合も、上記同様に、それぞれ
「アナログ信号Vinは印刷物のこの領域の信号であ
る」という領域判定結果信号をセレクタ部11へ送る。
これは、図8に示す「方法1」に相当する補正方法であ
る。
【0037】また、細かくアナログ信号Vinを分けて
増幅したい場合、たとえば、印刷領域と非印刷領域の出
力レベルに微妙な相違が存在する印刷物の場合などは、
印刷領域の出力レベルの範囲と非印刷領域の出力レベル
の範囲との間に中間的な出力レベルの範囲を設けること
で、すなわち、図6のオペアンプおよび増幅器を追加す
ることで、より高精度に補正ができる。これは、図8に
示す「方法3」に相当する補正方法である。
【0038】さらに、入力時間情報を用いて出力レベル
を補正する領域を判定し、増幅(補正)する方法を説明
する。あらかじめ印刷物Pの搬送方向が分かっている場
合、読取り密度(分解能)から、印刷物Pの読取り部分
(縁)から印刷領域あるいは非印刷領域までの時間が分
かるので、あらかじめそれらの時間を設定しておき、
「ある時間からある時間までにはこの領域である」、と
いうような情報を基に印刷領域あるいは非印刷領域を抽
出する。具体的には、図6の入力部分にアナログ信号V
inとともにタイミングなどの時間情報をも入力し、オ
ペアンプとトランジスタとで構成される領域判定部によ
って領域を判定し、その結果を基に抵抗とオペアンプと
で構成される増幅器で増幅(補正)するという方法で実
現可能である。これは、図9に示す補正方法に相当す
る。
【0039】このようにして、増幅器3,4,5,6に
より各領域ごとに補正されたアナログ信号は、それぞれ
A/D変換部7,8,9,10によりデジタル信号に変
換され、セレクタ部11に入力される。セレクタ部11
は、図7に示すように、領域判定部2からの領域判定結
果信号に基づき二重丸印の出力を選択する。すなわち、
領域判定部2からの領域判定結果信号によりセレクタ部
11を制御することにより、所望の位置(印刷領域ある
いは非印刷領域)の画像データを得ることができる。
【0040】特徴量抽出部12,13,14は、セレク
タ部11によって指定された領域に対して、印刷物Pの
汚れに関す特徴量を抽出する。ここで、特徴量抽出部1
2,13,14は、基本的に同じ処理を行なうことを前
提に説明するが、本実施例においては、特徴量抽出部1
2,13,14が互いに異なった処理をしても、その効
果になんら変わりはない。
【0041】印刷物Pの汚れに関する特徴量としては、
たとえば、印刷物の変色、折り目、しわ、しみ、印刷の
かすれ、穴、破れ、切れなどがあげられる。これらの中
から、本実施例では、領域判定部2で判定した図4、図
5の領域に対する抽出方法を例としてあげる。
【0042】まず、図5に示す領域から抽出する印刷物
Pの汚れに関する特徴量の1つとして、印刷物Pの用紙
の変色があげられる。この変色の特徴抽出は、たとえ
ば、図10に示すフローチャートにしたがって処理され
る。すなわち、図5の画像データの各画素の濃度値から
濃度ヒストグラムを作成し(S1)、濃度値の最小値か
ら順次隣合う濃度値の累積値を比較し、濃度値dの累積
値が濃度値d−1の濃度値の累積値よりもはじめて下回
ったときの濃度値を第1極大点として抽出する(S
2)。
【0043】同様に、濃度値の最大値から順次隣合う濃
度値の累積値を比較し、濃度値dの累積値が濃度値d+
1の濃度値の累積値よりも下回ったときの濃度値を第2
極大点として抽出する(S3)。次に、抽出した第1極
大点と第2極大点との差分をとり(S4)、その差分値
を変色の特徴量とする。
【0044】なお、極大点の算出方法は、上記方法に限
定されるものではなく、たとえば、濃度ヒストグラムを
微分して2つのピークを求めることも勿論、可能であ
る。次に、図4に示す領域から抽出する別の印刷物Pの
汚れに関する特徴量の1つとして、印刷のかすれがあげ
られる。この印刷かすれの特徴量は、濃度値の分散をv
として、以下の式にしたがって抽出する。
【0045】 v=(ΣXi2 −((ΣXi)2 /n))/n ただし、Xi:濃度値 i:1〜n n:画素数の総数 なお、特徴量の抽出方法は、これらに限定されるもので
はなく、たとえば、図5の領域に対して、印刷物Pの裏
面に存在する基準版23の中心部23aの濃度値と印刷
物Pの濃度値とを比較することで、穴を抽出することも
勿論、可能である。
【0046】汚れ判定部15,16,17は、特徴量抽
出部12,13,14で抽出された各特徴量をそれぞれ
入力し、それに対応した汚れに対応した数値を出力す
る。たとえば、図11に示すように、印刷のかすれの抽
出値に応じてあらかじめ汚れ具合に相当する数値を基準
値として設定しておき、この基準値と実際に抽出した抽
出値とを比較することで、汚れを判定する。
【0047】総合判定部18は、汚れ判定部15,1
6,17で判定された印刷物Pの汚れ具合を表す数値を
入力し、印刷領域および非印刷領域の各判定結果を合わ
せて総合的な汚れ具合を表す数値を出力する。たとえ
ば、「汚いほうの汚れ具合を選択する」というルールが
あらかじめ設定されており、汚れ判定部15の出力値が
汚れ判定部16,17の各出力値よりも汚ければ、汚れ
判定部15の出力値が、総合判定部18の出力値(つま
り、最終的な汚れ識別結果)として出力される。
【0048】総合判定部18における判定用のルール
は、たとえば、「きれいなほうの汚れ具合を選択す
る」、あるいは、「複数の判定結果の平均の汚れ具合を
選択する」などでもよい。
【0049】なお、上記説明では、1つの領域に対して
1つの特徴量を抽出することにより、汚れを識別する場
合について説明したが、1つの領域に対して2つ以上の
複数の特徴量を抽出することにより、汚れを識別する場
合は、たとえば、図12に示すような構成で、図1と同
様の識別を行なうことが可能である。すなわち、たとえ
ば、2つの領域に対してそれぞれ複数の特徴量を抽出す
る場合、M個の特徴量抽出部121 〜12M およびN個
の特徴量抽出部131 〜13N をそれぞれ設け、これら
で抽出した各特徴量をそれぞれ汚れ判定部15,16に
入力し、それぞれにおいて汚れの判定を行なう。
【0050】この汚れの判定方法としては、たとえば、
前述した図11と同様、複数の特徴量それぞれに対し、
あらかじめ汚れ具合を設定しておく方法や、あらかじめ
設定した線形識別関数を用いる方法や、ニューラルネッ
トワークを用いる方法などがあげられる。また、印刷領
域や非印刷領域をさらに複数の領域に分けて、それぞれ
の領域ごとに汚れの判定を行ない、前記同様に総合判定
を行なうことも可能である。
【0051】さらに、限定する抽出領域を変更したい場
合、図示しないキーボードなどから領域指定制御信号を
領域判定部2に入力することにより、抽出領域を指定あ
るいは変更することが可能となっている。上記領域指定
制御信号としては、たとえば、あらかじめ抽出する印刷
領域や非印刷領域の複数に分けられた領域を設定してお
き、その領域に対応した数値や文字を入力する方法や、
位置情報や濃度情報など抽出に用いる数値情報を直接入
力する方法などがある。
【0052】なお、特徴量抽出部が1つの場合、たとえ
ば、印刷物Pの非印刷領域のみの特徴量から印刷物Pの
汚れを識別する場合は、図13に示すような構成で、図
1と同様の識別を行なうことが可能である。すなわち、
1つの特徴量抽出部12および1つの汚れ判定部15の
みを使用し、特徴量抽出部12で抽出した特徴量を汚れ
判定部15に入力し、前記同様に汚れの判定を行ない、
その判定結果を最終的な汚れ識別結果として出力するも
のである。
【0053】次に、第2の実施例について説明する。図
14は、第2の実施例に係る印刷物の汚れ識別装置の構
成を概略的に示すもので、特徴量抽出部12,13,1
4までは第1の実施例と同様である。すなわち、特徴量
抽出部12,13,14で印刷領域利および非印刷領域
それぞれの特徴量が抽出されると、この抽出された特徴
量が特徴量統合部19にそれぞれ入力される。特徴量統
合部19では、それぞれの領域の特徴を反映した特徴量
が求められ、その特徴量を汚れ判定部15に入力して、
汚れの判定が行なわれる。
【0054】以下に、濃度値を特徴量とした場合を例に
説明する。識別対象の印刷物Pは図4とし、特徴量を抽
出する領域は図15に示す斜線領域、すなわち、印刷物
Pの全面とする。たとえば、2つの領域(印刷領域と非
印刷領域)に限定した場合、特徴量抽出部12,13で
2つの領域の特徴量として濃度分散値(特徴量)を求め
る。この求めた印刷領域の濃度分散値を図16(a)に
示し、非印刷領域の濃度分散値を図16(b)に示す。
【0055】特徴量統合部19では、たとえば、非印刷
領域は汚れが目立つので特徴量を5倍にした後、印刷領
域および非印刷領域のそれぞれの特徴量のうち「高い方
を選択する」などのあらかじめ設定したルールを基に、
印刷領域および非印刷領域の汚れ具合を反映した特徴量
を求める。なお、このルールはこれに限定されるもので
はなく、たとえば、「低い方を選択する」あるいは「平
均値を選択する」などでも勿論、可能である。
【0056】汚れ判定部15では、特徴量統合部19で
求められた特徴量により、前述同様に印刷物Pの汚れの
判定が行なわれる。なお、本発明は、上記実施例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲にお
いて種々変形実施可能なことは勿論である。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の印刷物の汚
れ識別装置によれば、印刷物上の印刷領域の画像データ
を、その印刷領域に応じた出力レベルに補正し、この補
正した画像データから、汚れに関する特徴量を抽出し
て、汚れを判定した結果と、非印刷領域の画像データを
非印刷領域に応じた出力レベルに補正し、この補正した
画像データから、同様に汚れを判定した結果とを合わせ
て評価することで、印刷物のいずれか一方の領域に偏っ
た汚れも高精度に識別することができる。
【0058】また、印刷物上の印刷領域で抽出した特徴
量と、非印刷領域で抽出した特徴量とを合わせて評価す
ることによっても、同様に印刷物のいずれか一方の領域
に偏った汚れであっても高精度に識別することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る印刷物の汚れ識別
装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】画像入力部の構成を概略的に示す模式図。
【図3】画像入力部の要部を模式的に示す側面図。
【図4】印刷物の一例を示す平面図。
【図5】印刷物から抽出する領域の例を説明する図。
【図6】領域判定部および増幅器の具体的な構成例を示
す回路図。
【図7】セレクタ部の選択状態を説明する図。
【図8】領域判定方法および出力レベル補正方法を説明
する図。
【図9】領域判定方法および出力レベル補正方法を説明
する図。
【図10】特徴量抽出部が行なう処理の一例を示すフロ
ーチャート。
【図11】汚れ判定部が行なう処理の一例を説明するた
めの図。
【図12】第1の実施例の第1の変形例を示すブロック
図。
【図13】第1の実施例の第2の変形例を示すブロック
図。
【図14】本発明の第2の実施例に係る印刷物の汚れ識
別装置の構成を概略的に示すブロック図。
【図15】印刷物から抽出する領域の例を説明する図。
【図16】特徴量抽出部が行なう処理の具体例を説明す
る図。
【符号の説明】
P……識別対象(印刷物)、1……画像入力部、2……
領域判定部、3〜6……増幅器、7〜10……A/D変
換部、11……セレクタ部、12〜14……特徴量抽出
部、121 〜12M ,131 〜13N ……特徴量抽出
部、15〜17……汚れ判定部、18……総合判定部、
19……特徴量統合部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象となる印刷物上の画像データをアナ
    ログ信号として入力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力されたアナログ信号に基づ
    き、このアナログ信号に対応する画像データが印刷の施
    された印刷領域か印刷されていない非印刷領域かを判定
    する領域判定手段と、 この領域判定手段により判定される各領域のアナログ信
    号を印刷領域および非印刷領域に対応してあらかじめ設
    定された増幅率でそれぞれ増幅する増幅手段と、 この増幅手段によりそれぞれ増幅されたアナログ信号を
    デジタル信号に変換するA/D変換手段と、 このA/D変換手段により変換された印刷領域のデジタ
    ル信号および非印刷領域のデジタル信号から、それぞれ
    前記印刷物上の汚れに関する特徴量を抽出することによ
    り、前記印刷物上における汚れを識別する識別手段と、 を具備したことを特徴とする印刷物の汚れ識別装置。
  2. 【請求項2】 対象となる印刷物上の画像データをアナ
    ログ信号として入力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力されたアナログ信号に基づ
    き、このアナログ信号に対応する画像データが印刷の施
    された印刷領域か印刷されていない非印刷領域かを判定
    する領域判定手段と、 この領域判定手段により判定される各領域のアナログ信
    号を印刷領域および非印刷領域に対応してあらかじめ設
    定された増幅率でそれぞれ増幅する増幅手段と、 この増幅手段によりそれぞれ増幅された各領域のアナロ
    グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、 このA/D変換手段により変換された印刷領域のデジタ
    ル信号から、前記印刷物上の印刷領域における汚れに関
    する特徴量を抽出する第1の特徴量抽出手段と、 前記A/D変換手段により変換された非印刷領域のデジ
    タル信号から、前記印刷物上の非印刷領域における汚れ
    に関する特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段と、 前記第1の特徴量抽出手段により抽出された特徴量をあ
    らかじめ設定された基準値と比較することにより、前記
    印刷物上の印刷領域における汚れを判定する第1の汚れ
    判定手段と、 前記第2の特徴量抽出手段により抽出された特徴量をあ
    らかじめ設定された基準値と比較することにより、前記
    印刷物上の非印刷領域における汚れを判定する第2の汚
    れ判定手段と、 前記第1の汚れ判定手段の判定結果と前記第2の汚れ判
    定手段の判定結果とを比較し、この比較結果に基づき、
    いずれか1つの判定結果を前記印刷物に対する最終的な
    汚れ識別結果として判定する総合判定手段と、 を具備したことを特徴とする印刷物の汚れ識別装置。
  3. 【請求項3】 対象となる印刷物上の画像データをアナ
    ログ信号として入力する画像入力手段と、 この画像入力手段により入力されたアナログ信号に基づ
    き、このアナログ信号に対応する画像データが印刷の施
    された印刷領域か印刷されていない非印刷領域かを判定
    する領域判定手段と、 この領域判定手段により判定される各領域のアナログ信
    号を印刷領域および非印刷領域に対応してあらかじめ設
    定された増幅率でそれぞれ増幅する増幅手段と、 この増幅手段によりそれぞれ増幅された各領域のアナロ
    グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、 このA/D変換手段により変換された印刷領域のデジタ
    ル信号から、前記印刷物上の印刷領域における汚れに関
    する特徴量を抽出する第1の特徴量抽出手段と、 前記A/D変換手段により変換された非印刷領域のデジ
    タル信号から、前記印刷物上の非印刷領域における汚れ
    に関する特徴量を抽出する第2の特徴量抽出手段と、 前記第1の特徴量抽出手段により抽出された特徴量と前
    記第2の特徴量抽出手段により抽出された特徴量とを比
    較し、この比較結果に基づき、いずれか1つの特徴量を
    前記印刷物に対する特徴量として選択する特徴量統合手
    段と、 この特徴量統合手段により選択された特徴量をあらかじ
    め設定される基準値と比較することにより、前記印刷物
    に対する汚れを判定する汚れ判定手段と、 を具備したことを特徴とする印刷物の汚れ識別装置。
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