JPH04130589A - 文書読取装置 - Google Patents

文書読取装置

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JPH04130589A
JPH04130589A JP2252292A JP25229290A JPH04130589A JP H04130589 A JPH04130589 A JP H04130589A JP 2252292 A JP2252292 A JP 2252292A JP 25229290 A JP25229290 A JP 25229290A JP H04130589 A JPH04130589 A JP H04130589A
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JP
Japan
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level
photoelectric conversion
pixel
gray
conversion sensor
Prior art date
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Pending
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JP2252292A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Komata
小俣 恭一
Kikuo Mita
三田 喜久夫
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Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04130589A publication Critical patent/JPH04130589A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は文書読取装置、特に文書情報の読取りを行う
充電変換センサの各画素毎のリニアリティを補正する文
書読取装置に関する。
[従来の技術] 文書読取装置は、文書情報を光電変換センサで光学的に
読取ってデジタル信号化し、このデジタル信号を記録し
たりメインコンピュータへの送信が行われる。このよう
に、文書読取装置で読取られた文書の画像データは、電
気信号として処理できるため、保存、検索、複写あるい
は送信などを容易に高速かつ大量に処理することが可能
である。
現在、この種の文書読取装置は、情報化社会における情
報量の増大に伴う高速処理の要請に応じて開発されつつ
ある。
従来の文書読取装置は、通常、読取り文書を供給する供
給ブロックと、供給された文書を光学的に読取る読取ブ
ロックと、読取った文書を排出する排出ブロックとで構
成されている。
これら各ブロックのうち、読取ブロックでは文書情報を
高速かつ確実に読取ることが要請されている。
ところが、読取ブロックの光電変換センサを構成する各
画素毎の特性にバラツキがあるため、読取りデータにム
ラが生じるという問題がある。
そこで、従来は文書情報の読取りに先立って、光電変換
センサを構成する各画素毎に基準黒レベルと基準白レベ
ルとを予め検査し、レベルに異常かある場合に異常の程
度に応じて補正を行うメモリを用いて画素出力を校正し
たり、あるいは光電変換センサからの画素出力を二値化
した後、孤立白黒点除去フィルタを用いて異常画素出力
を除去補正することなどが行われていた。
そしてミ上記光電変換センサの各画素の基準点、白レベ
ルを検査する場合、従来は装置側の校正ボタンを押して
から基準白紙の挿入を行い、光電変換センサかこの基準
白紙を読取ることによって校正用の基準データを得てい
た。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、従来は光電変換センサの各画素の特性
のバラツキを校正するため、各画素毎に基準点、白レベ
ルを検査して、異常のある画素出力の校正を行っていた
ところが、上記従来の構成では、各画素毎に基準点、白
レベルを用いて異常検査を行うのみで、黒レベルと白レ
ベルとの間の中間調レベルに異常がある場合の補正、す
なわちリニアリティの補正までは行われていなかった。
このため、中間調を有する文書情報の読取りが正確に行
われないという問題があった。
従来からこの光電変換センサのリニアリティ補正手段は
あるにはあったが、大量のメモリ及び計算回路による多
量の計算を要するため、コストがかかりすぎて実用的で
なかった。
また、孤立白黒点除去フィルタを用いて異常画素出力を
校正する構成では、黒白レベルのみならずグレイレベル
をも有する文書情報を二値化する場合には使用できない
という問題がある。
更に、光電変換センサの各画素の基準点、白レベルを基
準紙等を用いて校正する場合、−々装置側の校正ボタン
を押して基準紙を指定してから挿入していたため操作か
煩わしく、その操作を誤って所定の基準紙以外の紙で校
正した場合にはそれ以降の文書情報の読取りデータが使
えなくなる恐れがあると共に、校正自体が正しい基準紙
で行われたか否かをチエツクすることができないという
問題がある。
発明の目的 本発明は、上記のような問題を解消することを課題とし
てなされたもので、その目的は、少ないメモリ容量と計
算量とで光電変換センサを構成する各画素毎のりニアリ
ティの補正が安価に行えると共に、基準紙等を用いた基
準レベルの校正時の操作を容易かつ正確に行うことがで
きる文書読取装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明に係る文書読取装置
は、文書情報を画素毎の電気信号に変換する光電変換素
子を複数個配列して構成される光電変換センサと、該光
電変換センサに基準白レベル光量を与えた時の各画素毎
の基準白レベル情報を格納する白レベルメモリと、前記
光電変換センサに基準黒レベル光量を与えた時の各画素
毎の基準黒レベル情報を格納する黒レベルメモリと、前
記光電変換センサに基準グレイレベル光量を与えた時の
各画素毎の基準グレイレベル情報を格納するグレイレベ
ルメモリと、前記光電変換センサの各画素に対応する前
記基準白レベルと基準黒レベルとのレベル差の中間値を
算出しリニア時のグレイレベルとして出力するグレイ出
力計算回路と、前記光電変換センサの各画素に対応する
前記基準グレイレベルと前記リニア時のグレイレベルと
のレベル差及び前記基準白レベルと基準黒レベルとによ
り各画素毎の出力特性パターンを選択し、該出力特性パ
ターンに基づいて前記光電変換センサからの画素信号を
リニアな値に補正するりニアリティ補正値計算用ROM
とを有することを特徴としている。
そして、本発明の文書読取装置は、更に前記充電変換セ
ンサに基準レベル光量を与える基準紙表面に基準紙の種
類を識別するマークが付され、該マークの読取りを行う
マークセンサと、該マークセンサで識別された基準紙の
種類に従って当該基準紙から入力される基準レベル情報
を所定のレベルメモリに格納する基準レベル制御部とを
有することを特徴としている。
また、本発明の文書読取装置は、更に基準レベル光量が
与えられた光電変換センサからの出力値を検出して基準
レベル情報の種類を判定する基準レベル判定部と、該基
準レベル判定部の判定結果に従って当該基準レベル情報
を所定のレベルメモリに格納する基準レベル制御部とを
有することを特徴としている。
[作用] 上記構成の文書読取装置によれば、文書読取りに先立っ
て光電変換センサに基準白レベル光量、基準グレイレベ
ル光量及び基準黒レベル光量をそれぞれ与え、この時の
各画素出力を基準白レベル、基準グレイレベル及び基準
黒レベルとして各メモリに格納される。
そして、文書情報の読取りの際には、各画素に対応する
基準白レベルと基準黒レベルかメモリから読出され、両
者のレベル差の中間値をグレイ出力計算回路で算出する
ことにより、特性がリニアな場合のグレイレベルを求め
、更にこのリニア時のグレイレベルとメモリから読出さ
れる基準グレイレベルとのレベル差を求める。
このようにして求められた各画素毎のリニア時のグレイ
レベルと基準グレイレベルとのレベル差、基準白レベル
及び基準黒レベルの3点がらりニアリティ補正値計算用
ROM内に記憶されている画素の出力特性パターンを選
択し、その出力特性パターンを使って光電変換センサが
ら出力される画素信号のりニアリティを補正する。
このように、リニアリティ補正値計算用ROMの中には
種々の出力特性パターンか予め記憶されており、各画素
毎のリニア時のグレイレベルと基準グレイレベルとのレ
ベル差、基準白レベル及び基準黒レベルの3点で決まる
出力特性パターンをそれぞれ選んで使うため、メモリ容
量が少なくて済み、この出力特性パターンに基づいて補
正値Jf算を行うので、リニアリティの補正を少ない計
算量で正確に行うことができる。
また、基準紙の表面には基準紙の種類を識別するマーク
が付され、そのマークをマークセンサで読取って基準紙
の種類を識別し、これに基づいて基準レベル制御部が入
力される基準レベル情報を自動的に所定のレベルメモリ
に格納したり、あるいは、基準レベル判定部を用いて光
電変換センサから出力される基準レベル情報の出力値を
検出して基準レベル情報の種類を判定し、その判定結果
に基づいて基準レベル制御部が基準レベル情報を自動的
に所定のレベルメモリに格納するようにしたため、基準
紙挿入前に一々校正ボタン等を押す煩わしい操作が無く
なり、基準紙以外の紙を誤って挿入してもこれを自動的
に判断して、適正な基準レベルの校正を行うことができ
る。
[実施例] 以下に、図面を参照しながら、本発明が適用される文書
読取装置の好適な実施例を説明する。
第]実施例 第7図は本発明の一実施例に係る文書読取装置の全体構
成図である。
図示した装置は、水平吸込み/垂直排出バスを有してお
り、更に、このバスはその流れ順に供給バス、読取バス
そして排出バスに区分されている。
そして、装置は前記バスを実現するために、単一の駆動
モータを有し、このモータ駆動力が歯車列及びブーりを
介し、前記バスに文書送り力を与える。
更に、本第1実施例の装置は、文書の両面から同時に読
取り可能な装置を提供しており、前記読取バスの両面に
それぞれ後述の如く、第1光源、第2光源が配置され、
また両光源と対応して第1読取りブロック及び第2読取
りブロックがそれぞれ配置されている。
まず、文書バスに関してその構造を説明する。
装置ケース]0の外部に供給トレイ12が突出しており
、後述する如く読取りに供される文書がこのトレイ12
上にストックされる。前記トレイ12と近接してフィー
ドローラ14とリタードローラ16とが上下に対向して
配置されており、ストックされた文書の最上紙のみが白
抜き矢印入方向から供給バスに吸い込まれる。
このために、フィードローラ14は図の反時計方向に、
そしてリタードローラ16も反時計方向に回転駆動され
、フィードローラ14が最上紙を吸込み方向に引き込む
と共に、その下にストックされている文書は、リタード
ローラ16によって一トレイ12側に押し戻され、効果
的な紙さばきが行われている。
前記フィードローラ14に続いて、供給バスは水平方向
に送りベルト18を有し、文書を次のターンローラ20
へ送り込む。
前記ターンローラ20は、供給バスの最後部を形成し、
文書は水平バスから垂直バスへ移行する。
前記ターンローラ20によって垂直パスに移行した文書
は、次に読取りバスに送られる。本実施例においては、
この読取りバスは第1アパーチヤプレート22、第2ア
パーチヤプレート24を含んでおり、文書が両アパーチ
ャプレート22. 24の間を通過する際に所定の読取
り作用が行われる。
読取りバスを通過した文書は、次に排出パスに送られる
。そして、前記排出パスから白抜き矢印B方向に排出さ
れた文書は、装置外のストッカ26に順次ストックされ
る。
以上のようにして文書バスが形成されるが、この文書バ
スに文書が吸い込まれ、かつ確実に排出されていること
を監視するために、文書バスに沿ってセンサが配置され
ている。
本第1実施例において、入側文書センサ28は送りベル
ト18の手前に設けられており、発光器と受光器を含む
光学センサからなる。
このセンサ28の照射光は文書バスを横切って上方に照
射されており、この照射位置に文書バスの上側でリフレ
クタ30が設けられている。
従って、供給バスに文書か存在しない場合には、入側文
書センサ28はリフレクタ30からの反射光を受光し、
一方供給バスに文書が吸い込まれた状態では、文書によ
って照射光が遮光されるので、これによって文書の入り
を検知することができる。
更に、この入側文書センサ28は、文書のり一ドエッジ
を検出することによって、文書バスの送り速度から後述
する読取り位置に文書が到達するタイミングを指示する
ことが可能である。
次に、文書読取り部の構造を説明する。
両アパーチャプレート22.24の略中央部がそれぞれ
第1及び第2読取り位置を形成している。
そして、前記両読取り位置へ所定の照射光を照射するた
めに光源32.34が設けられており、図の鎖線で示す
如く、前記読取り位置に向かって光を照射する。
前述した両照射光は、文書面にて反射され、その輝度に
応じた反射光を生じさせ、図の鎖線でしめず如き反射光
が後述する読取りブロックに導かれる。
文書の表側の反射光を読取るために、装置には読取りブ
ロック36.38が設けられている。
すなわち、第1読取りブロック36は、レンズ系40を
含み、前記第1読取り位置からの反射光は、レンズ系4
0を通って光電変換センサ42に入射し、1ライン毎に
光電変換センサ42でライン読取りされる。
一方、第2読取りブロック38は、前記第1読取りブロ
ック36とほぼ同一の構造からなり、その内部にレンズ
系44そして光電変換センサ46を有しており、前記第
2読取り位置からの反射光はレンズ系44を通って光電
変換センサ46に入射する。
そして、この第1実施例では、上記光電変換センサ42
,46は、光電変換素子が複数個1次元配列されたライ
ン型光電変換センサが用いられている。
以上のようにして、本第1実施例の文書ノ々ス及び読取
装置の構造が理解され、以下に第1図に示されるリニア
リティ補正回路の構成及び作用について詳細に説明する
まず、文書読取りに先立って、基準黒レベル光量として
、ここでは第7図に示す光源32を消した状態(レベル
が零の状態)での光電変換センサ42の出力は、増幅器
100で増幅された後、A/Dコンバータ102で8ビ
ツトのデジタル値に変換される。そして、このデジタル
基準黒レベル信号は、各画素毎にその平均値が求められ
て黒レベルメモリ104に格納される。
ここで、第2図を用いて基準レベルの平均値の算出過程
を以下説明する。
光電変換センサ42から出力され、A/Dコンバータ1
02でデジタル信号に変換された基準黒レベルは白レベ
ルメモリ106のその画素に対応するアドレス16ビツ
トの下位8ビツトに格納される。そして、格納された基
準黒レベルは読み出され、その画素の次のラインでの基
準黒レベルと加算器108にて加算され、再び同一のア
ドレスの下位8ビツトに格納される。以下同様にして格
納された基準黒レベルが読み出され、加算器108にて
次のラインでの基準黒レベルと加算されて収納される。
そして、このような動作は繰返し計256回行われる。
このように、8とットデータを順次加算して16ビツト
メモリの下位8ビツトに格納して行くと、その上位8ビ
ツトは256個の8ビツトデータの平均値に等しくなる
そこで、この白レベルメモリ106に格納された上位8
ビツトのデータ、すなわち基準黒レベルの計256ライ
ンの平均値を黒レベルメモリ104ヘコピーする。これ
によって光電変換センサを構成する画素全ての基準黒レ
ベルの平均値が黒レベルメモリ104に格納される。
次に、白レベルメモリ106のメモリ内容をクリアして
基準グレイレベルの校正を行う。
この基準グレイレベルの校正では、第6図(a)に示さ
れるように、搬送方向の前後が基準グレイ紙114て、
中央に基準白紙116が配された混合タイプの基準紙1
12を用いてスキャンしながら行う。この基準紙であれ
ば、紙の挿入方向が逆になっても校正は常にグレイから
白への一定の順序で行われるため、基準レベルの設定や
その格納を容易かつ正確に行うことができる。
なお、この基準紙112の基準グレイ紙114と基準白
紙116部分は、それぞれ校正を行うのに十分な長さが
持たせである。
また、基準紙は上記以外に1枚ずつ分かれた個別タイプ
の基準紙を用いて校正するようにしてもよい。
また、ここでは第6図(c)、  (d)に示されるよ
うに、基準紙112の種類を識別するノ(−コードのマ
ーク134が基準レベル光量の読取りに支障のない端面
位置に付記されている。一方、第7図の装置の搬送路上
にはこのマーク134を読取るためのマークセンサ13
0a、130b (ここではバーコードリーダ)が文書
バスに沿ってそれそれ両面に配設されている。そして、
第2図に示されるように、マークセンサ130で基準紙
上のマークを読取ることによって基準紙の種類を識別す
ることができる。
本第1実施例では、上記マークにバーコードを用いたが
これに限定されず、基準紙の種類を表示することが可能
なマークであり、そのマークを読み取る手段があればよ
い。例えば、マークは通常のインクの他に磁気インクを
用いて磁気読取センサで読取る手段を用いたり、更にコ
イル状の導体パターンを基準紙上に付記して電磁センサ
で読取るようにしてもよい。また、マークを基準紙上に
直接印刷するのでなく、シール状にして貼り付けてもよ
い。
そして、上記マークは、第6図(C)に示されるように
、基準紙の上下の先端部分に付記すれば挿入方向が逆に
なってもマークの読取りを行うことができる。
また、第6図(d)に示されるように、混合タイプの場
合は、各基準紙部分の(上下の)先頭にマークを付記す
れば、第6図(b)のように挿入方向によって校正順序
が異なる基準紙であっても正確な校正を自動的に行うこ
とができる。
そこで、基準グレイレベルの校正は、光電変換センサ4
2からの出力される基準グレイレベル情報に基づいて各
画素の256ライン分の平均値を上記基準黒レベルの場
合と同様にして白レベルメモリ106に一旦記憶させ、
これをグレイレベルメモリ110にコピーする。
そして、この白レベルメモリ106を再度クリアして、
次の基準白レベル情報に基づいて同様に各画素の256
ライン分の平均値を求める。
このようにして、黒レベルメモリ104、グレイレベル
メモリ110及び白レベルメモリ106にそれぞれ各画
素の基準黒レベル、基準グレイレベル及び基準白レベル
が格納されることとなる。
前段において以上のような準備を行い、文書読取り時に
は読取り文書が読取りブロックにかかると、前述した如
く光源32からの照射光が文書面でその輝度に応じて反
射され、レンズ系40を通って光電変換センサ42に入
射する。
これを第1図で見ると、光電変換センサ42は、入射し
た光を画素毎の電気信号に変換して、増幅器100にて
増幅し、A/Dコンバータ102によって8ビツトのデ
ジタル信号に変換される。そして、この画素信号はリニ
アリティ補正値計算用ROM118に出力される。
一方、前述したように白レベルメモリ106及び黒レベ
ルメモリ104に格納されたこの画素に対応する基準白
レベル及び基準黒レベルが各メモリから読出されグレイ
出力計算回路120に出力される。
このグレイ出力計算回路120は、リニア時のグレイレ
ベルを算出する回路である。この回路には、黒レベルメ
モリ104からの8ビツト基準黒レベルの最上位ビット
データ及び白レベルメモリ106からの8ビツト基準白
レベルの最上位ビットデータが入力され、両者のレベル
差の1/2の値、すなわちリニア時のグレイレベルが算
出される。これを第5図で見ると、基準白レベル122
と基準黒レベル124とを結ぶ実線の中間点がリニア時
のグレイレベル126となる。
そして、第1図のグレイレベルメモリ110からの基準
グレイレベルと上記グレイ出力計算回路120からのリ
ニア時のグレイレベルとの差を減算器128にて算出す
る。
これを第5図で見ると、画素の特性がリニアな場合のグ
レイレベル126に対して当該画素出力か中間調でリニ
アでない場合、基準グレイレベルは例えばal、bl、
a2.b2などのように異なった値をとり、各画素はこ
の何れかの点を通過する2点鎖線の画素出力特性を有す
ると考えられる。そして、上記各基準グレイレベルal
、bl。
a2.b2とリニア時のグレイレベル126との間のレ
ベル差が上記算出値となる。
従って、リニア時のグレイレベル126を求め、これと
の関係で基準グレイレベルを求めることにより、当該画
素が持っている出力特性が決定される。
このようにリニアリティ補正値計算用ROMI18には
、減算器128からのレベル差、基準白レベルの最上位
ビット及び基準黒レベルの最上位ビットが入力される。
そして、リニアリティ補正値計算用ROMll5内には
、第5図に示されるように、基準白レベル、基準黒レベ
ル及びリニア時のグレイレベルと基準グレイレベルとの
レベル差の3点を結ぶ種々の特性パターンが網羅されて
おり、各画素の特性合致したパターンが選択される。
例えば、画素の基準グレイレベルがalやa2を示す場
合は、それぞれ−点鎖線や二点鎖線で示す特性パターン
を当該画素が持っていることを意味する。このため、−
点鎖線や二点鎖線上の値は、実線で示すリニア時に相当
する値に補正する必要がある。ここでは、alやa2の
ようなグレイレベルの画像信号が入力された場合は、矢
印C方向のリニア時のグレイレベル126の値に下方修
正される。
また、逆に画素の基準グレイレベルがblやb2を示す
場合は、それぞれの−点鎖線や二点鎖線で示す特性パタ
ーンを当該画素が持っていることになる。このため、−
点鎖線や二点鎖線上の値は、実線で示すリニア時の値に
補正して出力する必要がある。ここでは、blやb2の
グレイレベルは矢印り方向のリニア時のグレイレベル1
26の値に上方修正される。
このように、本第1実施例では、リニアリティ補正値計
算用ROM118に記憶された画素の特性パターンの中
から各画素の特性に合致したパターンを選択し、そのパ
ターンに基づいて入力画像信号のレベルを補正するため
、少ないメモリ容量と計算量とで各画素のりニアリティ
の補正が安価で正確に行えるようなった。
また、上記したように、基準紙の種類を表示するマーク
をマークセンサで読み取り、これに従って基準レベル制
御部で各基準レベル情報を所望のレベルメモリに自動的
に格納するようにしたので、基準レベル校正時の操作が
容易かつ正確に行えるようになった。
第2実施例 第3図は第2実施例における基準レベルの算出回路図で
ある。
本第2実施例において特徴的なことは、上記第1実施例
の白レベルメモリ106、黒レベルメモリ104及びグ
レイレベルメモリ110の他に平均値を求めるための平
均レベル用メモリ136を別に備えていることである。
これは、上記第1実施例では基準レベル情報をメモリに
格納する際に、各画素毎に計256ラインの平均値を一
旦白レベルメモリ106を使って演算を行い、その結果
を各メモリにコピーしていたが、本第2実施例ではこれ
を平均レベル用メモリ136で行うようにしたものであ
る。
また、本第2実施例では光電変換センサから出力される
基準レベル情報のレベルを判定する基準レベル判定部1
38が途中に設けられ、その判定結果に従って現在出力
されている基準レベルの種類をリアルタイムで判断でき
るようにしたものである。
そして、基準レベル制御部132は、基準レベル判定部
138の判断に基づいて各基準レベル情報を制御して、
所望のメモリに格納するものである。この第2実施例で
は、第6図(b)に示すように、グレイ基準紙114と
白基準紙116とを組み合わせた基準紙112を用いて
基準グレイレベル校正と基準白レベル校正とを行った。
次に、この本第2実施例における基準レベルの校正動作
を説明する。
基準黒レベル光量は、光源32を消した状態での光電変
換センサ42の出力を増幅器100で増幅した後、A/
Dコンバータ102で8ビツトのデジタル値に変換して
基準レベル判定部138に入力される。この基準レベル
判定部138は、校正時に3つの異なるレベル範囲が設
定しであるため、これに該当する輝度信号が入力された
場合に該当する基準レベル情報が入力されたと判定する
まず、デジタル基準黒レベル信号は、平均レベル用メモ
リ136のその画素に対応するアドレス16ビツトの下
位8ビツトに格納される。そして、格納された基準黒レ
ベルは読み出され、その画素の次のラインでの基準黒レ
ベルと加算器108にて加算され、再び同一のアドレス
の下位8ビツトに格納される。以下同様にして格納され
た基準黒レベルが読み出され、加算器108にて次のラ
インでの基準黒レベルと加算されて収納される。そして
、このような動作を繰返し計256回行ってその上位8
ビツトから平均値を求める。
そこで、この平均レベル用メモリ136に格納された上
位8ビツトのデータ、すなわち基準黒レベルの計256
ラインの平均値は黒レベルメモリ104ヘコピーされ、
平均レベル用メモリ136はクリアされる。
次の基準グレイレベルの校正及び基準白レベルの校正も
同様にして平均レベル用メモリ136を使って求め、そ
の平均値のみが各メモリにコピーされる。
そして、このメモリ内容に従って上記第1実施例と同様
にリニアリティの補正計算が行われる。
この第2実施例の場合は、平均値演算用の平均レベル用
メモリ136を白レベルメモリ106と別にしたことに
より、一部のメモリのみが消耗するのを防止できる。
また、基準レベル判定部138によって、入力される基
準レベル情報を自動的に判定できるので、基準紙を誤っ
て挿入しても自動的に正しい校正が行われる。
第3実施例 第4図は第3実施例における基準レベルの算出回路図で
ある。
本第3実施例において特徴的なことは、上記第2実施例
の場合と比べて平均レベル用メモリ136を用いること
なく、白/グレイレベルメモリ140、グレイ/白レベ
ルメモリ142及び黒レベルメモリの3つのメモリを用
いて各基準レベルを格納させるようにしたものである。
すなわち、基準黒レベルの校正を白/グレイレベルメモ
リ140を使って平均値を求めてコピーする。
次に、基準白レベル情報または基準グレイレベル情報の
何れか先に入力された情報を白/グレイレベルメモリ1
40を使って平均値を求めてグレイ/白レベルメモリ1
42にコピーする。
そして、最後に校正される基準レベル情報の平均値が白
/グレイレベルメモリ140に格納される。
その際、何れの基準レベルが格納されたかを基準レベル
判定部138で判定してその結果を記憶し、その結果に
基づいて後段におけるリニアリティ補正値計算を行うよ
うにしたものである。
その結果、平均レベル用メモリを省略して、コストダウ
ンすることが可能となった。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の文書読取装置によれば、
少ないメモリ容量と計算量とで光電変換センサの各画素
毎のりニアリティの補正を安価に行うことができるよう
になり、更に基準紙等を用いた基準レベルの校正を正確
かつ容易な操作で行えるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るリニアリティ補正回路
図、 第2図は第1実施例の基準レベル算出回路図、第3図は
第2実施例の基準レベル算出回路図、第4図は第3実施
例の基準レベル算出回路図、第5図はりニアリティ補正
値計算用ROMの特性パターン図、 第6図(a)、(b)、(c)、(d)は本実施例にお
ける基準紙の一例を示す平面図、第7図は本発明の一実
施例に係る文書読取装置の全体構成図である。 42.46  ・・・ 光電変換センサ100 ・・・
 増幅器 102 ・・・ A/Dコンバータ 104 ・・・ 黒レベルメモリ 106 ・・・ 白レベルメモリ 110  ・・・ グレイレベルメモリ118 ・・・
 リニアリティ補正値計算用ROM120 ・・・ グ
レイ出力計算回路 128 ・・・ 減算器 OUT 本発明の一実施例に係るリニアリティ補正回路図第 図 基準レベル算出回路図 第4図 リニアリティ補正値計算用ROMの特性バタン図 第5図 (a) (b) 本実施例における基準紙の 例を示す平面図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)文書情報を画素毎の電気信号に変換する光電変換
    素子を複数個配列して構成される光電変換センサと、 該光電変換センサに基準白レベル光量を与えた時の各画
    素毎の基準白レベル情報を格納する白レベルメモリと、 前記光電変換センサに基準黒レベル光量を与えた時の各
    画素毎の基準黒レベル情報を格納する黒レベルメモリと
    、 前記光電変換センサに基準グレイレベル光量を与えた時
    の各画素毎の基準グレイレベル情報を格納するグレイレ
    ベルメモリと、 前記光電変換センサの各画素に対応する前記基準白レベ
    ルと基準黒レベルとのレベル差の中間値を算出しリニア
    時のグレイレベルとして出力するグレイ出力計算回路と
    、 前記光電変換センサの各画素に対応する前記基準グレイ
    レベルと前記リニア時のグレイレベルとのレベル差及び
    前記基準白レベルと基準黒レベルとにより各画素毎の出
    力特性パターンを選択し、該出力特性パターンに基づい
    て前記光電変換センサからの画素信号をリニアな値に補
    正するリニアリティ補正値計算回路と、 を有することを特徴とする文書読取装置。
  2. (2)請求項1記載の文書読取装置において、更に、前
    記光電変換センサに基準レベル光量を与える基準紙表面
    に基準紙の種類を識別するマークが付され、該マークの
    読取りを行うマークセンサと、 該マークセンサで識別された基準紙の種類に従って当該
    基準紙から入力される基準レベル情報を所定のレベルメ
    モリに格納する基準レベル制御部と、 を有することを特徴とする文書読取装置。
  3. (3)請求項1記載の文書読取装置において、更に、基
    準レベル光量が与えられた光電変換センサからの出力値
    を検出して基準レベル情報の種類を判定する基準レベル
    判定部と、 該基準レベル判定部の判定結果に従って当該基準レベル
    情報を所定のレベルメモリに格納する基準レベル制御部
    と、 を有することを特徴とする文書読取装置。
JP2252292A 1990-09-20 1990-09-20 文書読取装置 Pending JPH04130589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008276678A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Lasertec Corp 検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法
WO2009119489A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 シャープ株式会社 情報表示装置および情報読取装置

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