JP2008276678A - 検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法 - Google Patents

検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008276678A
JP2008276678A JP2007122312A JP2007122312A JP2008276678A JP 2008276678 A JP2008276678 A JP 2008276678A JP 2007122312 A JP2007122312 A JP 2007122312A JP 2007122312 A JP2007122312 A JP 2007122312A JP 2008276678 A JP2008276678 A JP 2008276678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linearity
pixels
output signal
output
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007122312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4761574B2 (ja
JP2008276678A5 (ja
Inventor
Yoshihiko Yamauchi
良彦 山内
Mitsuru Hamakawa
充 浜川
Shinobu Ohara
忍 大原
Masasuke Toriguchi
雅祐 鳥口
Masafumi Shinoda
雅文 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lasertec Corp
Original Assignee
Lasertec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lasertec Corp filed Critical Lasertec Corp
Priority to JP2007122312A priority Critical patent/JP4761574B2/ja
Publication of JP2008276678A publication Critical patent/JP2008276678A/ja
Publication of JP2008276678A5 publication Critical patent/JP2008276678A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4761574B2 publication Critical patent/JP4761574B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】多チャンネル型のイメージセンサを有する検査装置において、出力信号の各画素のリニアリティ特性を一致させ、出力信号のレベルの差を減少させること。
【解決手段】本発明の一態様に係る検査装置は、試料からの光を受光するCCDリニアセンサを用いて、マスクの検査を行う検査装置であって、CCDリニアセンサに設けられ、入射光量に応じた出力信号を出力する複数の画素51と、複数の画素51から出力される出力信号を複数のチャンネルに分割して出力する出力部52と、それぞれの画素の入射光量と出力信号との関係に基づいて設定されたリニアリティ補正データに応じて、複数の画素ごとに出力信号のリニアリティ補正を行うリニアリティ補正部22を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法に関し、特に、複数の画素からの出力信号を複数のチャンネルに分割して出力するイメージセンサを有する検査装置、イメージセンサの各チャンネルからの出力信号を補正する補正方法及びこれを用いた検査方法並びにパターン基板の製造方法に関する。
画像処理速度の高速化を実現させるために、複数の画素に蓄積された電荷を複数のチャンネルに分割して出力するCCDイメージセンサが広く用いられている。このような多チャンネル駆動型のCCDイメージセンサでは、各出力チャンネルの特性のばらつきにより、チャンネル間に出力信号のレベル差が生じてしまうという問題があった。
そこで、CCDイメージセンサの各チャンネル間に存在するレベル差を補正する方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載の画像読取装置では、CCDイメージセンサのチャンネル数に等しい数の連続する複数画素を順次選択して、平均化処理あるいは平滑化処理を行うことにより、個々のチャンネル系の特性のバラツキによるチャンネル間のレベル差を減少させている。
また、特許文献2に記載の画像読取装置では、画素に蓄積された電荷を転送するシフトレジスタが中央部から前半部と後半部に分割して出力されるCCDイメージセンサを備えており、前半部と後願部のつなぎ目近傍の画像データレベルを各出力方向ごとに検出して、前半部と後半部の継ぎ目の直線性を補正するための直線性の補正を行っている。
特開平11−275321号公報 特開2007−49673号公報
ところで、半導体検査装置、LCD検査装置、マスク検査装置等の欠陥検査装置においても、CCDイメージセンサを用いて基板をモニターすることにより、欠陥等の検査が行われる。これらの欠陥検査装置では、上述のような多チャンネル駆動型のCCDイメージセンサが用いられている。また、基板全面を検査するため、CCDイメージセンサや被検査基板を精度よく移動させて検査を行う。製造歩留等を向上させるため、半導体ウェハやマスクブランクス、フォトマスク等の表面の欠陥を検出する欠陥検査装置では、より高感度の検査が要求されている。
図8に示すように、多チャンネル駆動型のCCDイメージセンサでは、各画素の感度バラツキのほかに、各チャンネルの継ぎ目の先頭画素のリニアリティ誤差(各チャンネルの継ぎ目の先頭画素と中央付近の画素との感度差)が存在する。これを、単一の入力に対して単一のゲインを設定することによりゲイン補正/オフセット補正を行うと、当該単一の入力に対する各画素からの出力信号を一定にすることができる(図9)。しかしながら、グレートーン入力時には、図10のように、リニアリティ誤差の影響で、各チャンネルの継ぎ目の先頭画素でゲイン不足やオーバーゲインが発生し、継ぎ目の先頭画素の出力信号が他の画素の出力信号から突出するヒゲ信号が発生する場合がある。
LCDフォトマスク等、繰り返しパターンを検査する欠陥検査装置では、CCDイメージセンサにより取り込んだ画像と、繰り返しパターンピッチ分ずらした画像とを比較するピッチずらし検査(以下、セルシフト検査という)が知られている。セルシフト検査では、取り込んだ画像と、繰り返しパターンピッチ分ずらした画像との差分信号(ピッチシフト差分信号(図11))とスライスレベルとを比較することにより欠陥の検査を行う。上述の多チャンネル駆動型のCCDイメージセンサを用いてセルシフト検査を行った場合、ヒゲ信号の影響により各チャンネルの継ぎ目で、実際には欠陥がないにもかかわらず誤って欠陥として検出されてしまう疑似欠陥が発生するおそれがある。
スライスレベルを高く設定することにより、このような疑似欠陥を検出しないように排除することはできるものの、真の欠陥を検出できなくなるおそれがある。このように、欠陥の検出感度を上げることができないという問題がある。上記のような問題は、半導体ウェハの表面検査や、半導体装置製造用のマスクブランクス、フォトマスクのパターン検査等においても同様に生じるものである。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであり、各画素の感度バラツキを抑制することができる検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る検査装置は、試料からの光を受光するイメージセンサを用いて、前記試料の検査を行う検査装置であって、前記イメージセンサに設けられ、入射光量に応じた出力信号を出力する複数の画素と、前記複数の画素から出力される前記出力信号を複数のチャンネルに分割して出力する出力部と、それぞれの画素の入射光量と出力信号との関係に基づいて設定されたリニアリティ補正データに応じて、前記複数の画素ごとに前記出力信号のリニアリティ補正を行うリニアリティ補正部とを備えるものである。これにより、チャンネルの継ぎ目に発生するヒゲ信号の発生を抑制することができ、疑似欠陥の発生を防止し検査感度を向上させることができる。また、各画素の感度バラツキによる疑似欠陥の発生も抑制することができる。
本発明の第2の態様に係る検査装置は、上記の検査装置において、前記リニアリティ補正部は、前記チャンネルの継ぎ目の両側の画素のリニアリティが略一致するようにリニアリティ補正を行うものである。これにより、チャンネルの継ぎ目に発生するヒゲ信号の発生を抑制することができ、疑似欠陥の発生を防止し検査感度を向上させることができる。
本発明の第3の態様に係る検査装置は、上記の検査装置において、前記リニアリティ補正部は、前記複数の画素のそれぞれのリニアリティが基準レベルに一致するようにリニアリティの補正を行うものである。これにより、チャンネルの継ぎ目に発生するヒゲ信号の発生及び各画素の感度バラツキによる、疑似欠陥の発生を防止することができる。
本発明の第4の態様に係る検査装置は、上記の検査装置において、前記リニアリティ補正部は、前記複数の画素ごとに作成された前記リニアリティ補正データが設定されたルックアップテーブルを備えるものである。このように、ルックアップテーブルを設けることにより、リニアリティの補正に係る演算の時間を短縮することができる。
本発明の第5の態様に係る補正方法は、複数の画素からの出力信号を複数のチャンネルに分割して出力するイメージセンサの出力信号のリニアリティを補正する補正方法であって、第1光量及び第2光量の光を照射して、前記複数の画素のゲイン及びオフセットを設定するステップと、前記第1光量と第2光量の間の光量の光を照射して、前記複数の画素の出力信号それぞれのリニアリティ補正を行うためのリニアリティ補正データを作成するステップとを含む。これにより、各画素間の感度差を抑制することができる。
本発明の第6の態様に係る補正方法は、上記の補正方法において、前記チャンネルの継ぎ目の両側の画素の出力信号のリニアリティが略一致するようにリニアリティ補正データを作成する。これにより、チャンネルの継ぎ目のヒゲ信号の発生を抑制することができる。
本発明の第7の態様に係る補正方法は、上記の補正方法において、前記複数の画素のそれぞれの出力信号のリニアリティが基準レベルに一致するようにリニアリティ補正データを作成する。これにより、各画素間の感度差を抑制することができる。
本発明の第8の態様に係る検査方法は、試料からの上記の補正方法を用いたイメージセンサにより受光するステップと、リニアリティが補正された出力信号に基づいて欠陥を検出するステップとを含む。これにより、各画素間の感度差を抑制し、疑似欠陥の発生を抑制することができる。
本発明の第9の態様に係る検査方法は、前記試料は、繰り返しパターン有し、リニアリティを補正した出力信号と、当該出力信号を繰り返しパターンピッチ分ずらしたものとを比較して欠陥を検出する。本発明は、このような場合に特に有効である。
本発明の第10の態様に係るパターン基板の製造方法は、上記の検査方法により前記試料の欠陥を検出するステップを含む。これにより、パターン基板の製造歩留を向上させることができる。
本発明によれば、各画素の感度バラツキを抑制することができる検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態について以下に図面を参照して説明する。以下の説明は、本発明の好適な実施の形態を示すものであって、本発明の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものを実質的に同様の内容を示している。
本発明の実施の形態に係る検査装置について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る検査装置の構成を示す斜視図である。本実施の形態においては、被検査対象を鉛直に保持するタイプの検査装置について説明する。図2は、図1に示す検査装置に用いられる光学系の構成を説明するための図である。図3は、本実施の形態に係るCCDリニアセンサ及び補正部の構成を説明するための図である。ここでは、液晶ディスプレイの製造工程で用いられるフォトマスクを検査する検査装置を例に挙げて説明する。また、本実施の形態に係る検査装置は、フォトマスク上に所定のピッチで形成された繰り返しパターンを検査する検査装置である。
図1に示すように、本実施の形態に係る検査装置は、定盤1、角柱2、マスクホルダー3、ヘッド用直角ステージ4、CCDリニアセンサ5、エアパッド6、ワイヤー7、滑車8、バランスウェイト9、モーターステージ10、鉛直駆動機構11、水平駆動機構12、等を有している。本実施の形態に係る検査装置は、CCDリニアセンサ5によりマスク13の表面状態を観察し、欠陥検査を行うものである。
定盤1の上には、直方体の角柱2が取り付けられており、その横にマスクホルダー3が鉛直に立設されている。この角柱2は、加工の容易さの観点及び平面度を出すために御影石により形成されている。なお、角柱2としては金属やセラミックなど御影石以外の材質でもよい。マスクホルダー3には、被検査対象であるマスク13が取り付けられる。マスク13を鉛直に保持するために、マスク13とマスクホルダー3の取り付け角度は調整できるようになっている。検査時には、マスク13がX方向に移動する。
角柱2の隣接する2面には、ヘッド用直角ステージ4が設けられている。また、ヘッド用直角ステージ4には、CCDリニアセンサ5が取り付けられている。ヘッド用直角ステージ4と角柱2との間には、エアパッド6が設けられている。ヘッド用直角ステージ4、CCDリニアセンサ5、エアパッド6等からなる移動部が、上下に移動する。すなわち、CCDリニアセンサ5は、ヘッド用直角ステージ4に取り付けられた状態で、Y方向に移動する。
ヘッド用直角ステージ4の上部にはワイヤー7の一端が取り付けられている。また、ワイヤー7は滑車8を経て、その他端にバランスウェイト9が取り付けられている。バランスウェイト9は、CCDリニアセンサ5、ヘッド用直角ステージ4等の移動部と釣り合いが取れるような重さとなっている。ヘッド用直角ステージ4は、モーターステージ10と、ラックアンドピニオン等からなる鉛直駆動機構11により上下に移動する。直進性よく鉛直方向の移動を行うため、ワイヤー7は、CCDリニアセンサ5、ヘッド用直角ステージ4及びエアパッド6等からなる移動部の重心位置に設けられている。この上下移動の制御は外部に設けられた制御用のFAコンピューター等により行われ、CCDリニアセンサ5をマスク13の検査する位置に移動させることが可能となる。なお、装置内にはクリーンエアがダウンフローしておりパーティクルの発生を抑制している。
水平駆動機構12は、マスク13が固定されたマスクホルダー3をX方向に移動させる。水平駆動機構12は、レール、リニアモーター等により構成される。鉛直駆動機構11によりCCDリニアセンサ5を所定の位置に移動させ、この状態を保持したまま、水平駆動機構12によりマスクホルダー3をX方向に一定速度で移動させる。これにより、マスク13をCCDリニアセンサ5の前を通過させる。そして、CCDリニアセンサ5を鉛直方向に一定距離移動させた後、再びX方向にマスクホルダー3を移動させてマスク13の表面状態の検査が行われる。この動作を繰り返し行うことにより、マスク13の全面が検査できる。この鉛直方向の移動ステップとマスク水平方向の移動速度はCCDリニアセンサ5の視野範囲及び性能等により調整される。
図2に示すように、本実施の形態に係る検査装置には、光源14、レンズ15、処理部16、補正部20が設けられている。光源14は、例えば、ランプ光源であり、照明光をマスク13の方向に出射する。マスク13は、透明なガラス基板上に所定のピッチで繰り返し形成された遮光パターン17を有する。すなわち、マスク13の遮光パターン17が設けられている以外の箇所が透過パターンとなる。上述のとおり、マスク13はマスクホルダー3に固定されている。光源14からの照明光は、マスクホルダー3を透過して、マスク13に入射する。これにより、マスク13が裏面側から均一に照明される。マスク13の透過パターンでは、照明光のほとんどが、透過する。一方、マスク13の遮光パターン17では、照明光のほとんどが遮光される。
マスク13を透過した透過光は、レンズ14に入射する。レンズ14に入射した透過光は、屈折されて、CCDリニアセンサ5に入射する。CCDリニアセンサ5は、光を受光する1列に並ぶように配列された画素を有しており、マスク13表面からの光を受光する。ここで、CCDリニアセンサ5の画素が並んでいる方向をY方向とし、試料面に平行でY方向と垂直な方向をX方向とする。CCDリニアセンサ5は、各画素が受光した入射光量に応じて出力された出力信号を補正部20に出力する。CCDリニアセンサ5の出力信号は、マスク13の透過率を示している。
補正部20は、CCDリニアセンサ5の各画素からの出力信号のリニアリティ補正及びゲイン補正を行う。この各画素からの出力信号の補正方法については、後に詳述する。処理部16は、リニアリティ補正が行われた出力信号に基づいて、マスク13上の欠陥を検出するための演算処理を実行する。具体的には、CCDリニアセンサ5により取り込んだ画像と、繰り返しパターンピッチ分ずらした画像とを比較するピッチずらし検査(セルシフト検査)を行う。セルシフト検査においては、取り込んだ画像と、繰り返しパターンピッチ分ずらした画像との差分信号(ピッチシフト差分信号)を取得する。そして、処理部16は、あらかじめ設定されたスライスレベルとピッチシフト差分信号とを比較することにより欠陥の検出を行う。また、処理部16は、検出した欠陥のマスク13上の位置を特定する。すなわち、欠陥が検出されたタイミングが、マスク13上のどの位置に対応するかを判定し、マスク13上の欠陥位置を記憶する。これにより、マスク13上の欠陥箇所を特定することができる。
図3に示すように、CCDリニアセンサ5は、入射光量に応じた出力信号を出力する複数の画素51と、複数の画素51からの出力信号を転送して出力する出力部52とを備えている。複数の画素51は、光電変換により入射光量に応じた電荷を蓄積する。出力部52では、複数の画素51に蓄積された電荷をシフトレジスタにより転送し、可変アンプにより転送された電荷を電圧に変換する。本発明において用いられるCCDリニアセンサ5は、複数の画素51からの出力信号を複数のチャンネルに分割して出力する。従って、複数の画素51は複数のチャンネルに分けられ、それぞれのチャンネルごとに出力部52が設けられる。例えば、2048画素のCCDリニアセンサを用いた場合、各画素からの出力信号を連続する512画素ごとのCh1〜Ch4の4つのチャンネルに分割して出力することができる。なお、図3においては、図の簡略化のため、出力部52を1つのみ図示している。
また、補正部20には、ルックアップテーブル(LUT)21、リニアリティ補正部22、ゲイン補正部23が設けられている。LUT21は、複数の画素51ごとに設けられている。それぞれのLUT21には、それぞれの画素の51の入射光量と出力信号との関係に基づいて算出されたリニアリティ補正データが設定されている。LUT21は、テーブル変換により各画素の出力信号のリニアリティを補正し、各画素の感度差による出力信号の差を補正するためのものである。すなわち、非線形であった入力と出力との関係が、線形になるように補正を行う。
図4を参照して、リニアリティ補正データの一例について説明する。図4において、横軸は画素に入射する光の光量(入力レベルとする)、縦軸は画素から出力される出力信号のレベル(出力レベルとする)を表している。図4に示すように、本実施の形態においては、出力レベルを破線で示す線形の基準レベルに合わせるように、出力レベルのリニアリティの補正を行う。従って、LUT21には、画素の入力レベルに対応する出力レベルが基準レベルに一致するように、入力信号に加算するリニアリティ補正データが設定される。
CCDリニアセンサ5の各画素51からそれぞれ出力部52を介して出力された信号は、リニアリティ補正部22に伝送される。リニアリティ補正部22は、入力された出力信号のリニアリティを各画素ごとに補正する。具体的には、リニアリティ補正部22は、入力される信号がいずれの画素51から出力されたものかに応じて、当該画素51に対応するLUT21のリニアリティ補正データを参照し加算する。これにより、各画素からの出力信号のリニアリティ補正を行うことができる。また、リニアリティが補正された信号はゲイン補正部23に伝送され、ゲイン補正が行われる。これにより、同じレベルの入射光量の場合、各画素からの出力信号の傾きを補正して、各画素からの出力信号のレベルを略一定にすることができる。
このように、各画素ごとに、リニアリティ補正をするためのリニアリティ補正データを作成してリニアリティ補正を行うことにより、複数の画素51間に感度差があったとしても、出力レベルを一定にすることができる。また、リニアリティ補正データをマスク13の検査を行う前に作成しておくことにより、演算処理にかかる時間を短縮することができる。
従来から、各画素の最大出力は、単一の入力に対して単一の補正を行うゲイン補正を行うことにより補正していた。また、各画素の光が入力されない暗時の出力は、オフセット補正を行うことにより補正していた。このため、このゲイン補正を行ったときの入力に対する各画素の出力レベルの差は生じなかった。しかしながら、このゲイン補正を行うときの入射光よりも暗い(グレートーン)の入力があったときには、各画素の感度のリニアリティに差があるため、各画素からの出力にバラツキがあった。
本実施の形態においては、各画素ごとにそれぞれ設定されているリニアリティ補正データに応じて、各画素から出力される出力信号のレベルが基準レベルに略一致するように補正する。このため、図5に示すように、ゲイン補正を行うときに使用された入射光よりも暗いグレートーンの光が入力されたときでも、各画素からの出力、すなわち、感度を略一定にすることができる。各チャンネルの継ぎ目の先頭画素においても、他の画素との感度差は発生しない。このため、各チャンネルの継ぎ目の先頭画素の感度差に起因して発生していたヒゲ信号の発生を抑制することができる。
ここで、図6及び図7を参照して、CCDリニアセンサ5からの出力信号の補正方法及びマスク13の欠陥検査方法について説明する。図6は、本実施の形態に係る欠陥装置における出力信号のリニアリティ補正データの作成方法を説明するための図である。図7は、リニアリティ補正データの作成方法を説明するためのフロー図である。図7に示すように、最初にゲイン補正及びオフセット補正を行う(ステップS1)。まず、従来と同様に、光源からの光量が0(第2光量)のときの出力信号が等しく0となるように、オフセット補正を行う。そして、検査に用いられる光源14から所定の第1光量の光を照射して、各画素の最大出力信号が一定になるようにゲインを設定する。このとき、各画素51に同じ第1光量の光が照射されるように、均一に光を照射する。これにより、画素間の暗時出力と、最大出力のレベル差を少なくする。
そして、第1光量及び第2光量の間の光量の光、すなわち、グレートーンの光を照射して、リニアリティ補正データを作成する。リニアリティ補正データを作成するには、まず、光源14からグレートーンの光をCCDリニアセンサ5の各画素51に照射する(ステップS2)。このとき、各画素51に同じグレートーンの光が照射されるように、均一に光を照射する。そして、各画素の入射光量に対する出力信号をプロットする。その後、徐々に光量を減らしていきながら、それぞれの光量のときの入射光量に対する出力信号をプロットしていく。これにより、例えば、図4の曲線で示されるようなグラフが得られる。なお、入射光量に対する出力信号のグラフとしては、プロットした点間を直線補完してもよく、曲線補完してもよい。
その後、図7に示すように、各入力光量に対する出力信号が破線で示す基準レベルに略一致するように、リニアリティを補正するためのリニアリティ補正データを算出する(ステップS3)。そして、算出されたリニアリティ補正データをLUT21に設定する(ステップS4)。図6に示すように、このLUT21は、各画素ごとに複数作成される。これにより、各画素のリニアリティを補正して、各画素の感度差を小さくすることができる。
グレートーンの信号が入力された場合、各画素の出力信号には、入射光量に応じて、それぞれのリニアリティ補正データが加算される。これにより、グレートーンの信号が入力された場合でも、各画素の感度差に起因する出力レベルのバラツキを抑制することができる。
マスク13の欠陥を検査する際には、上記のように出力信号の補正が行われたCCDイメージセンサ5を用いて、マスク13からの光を受光する。そして、CCDリニアセンサ5から出力されるリニアリティが補正された信号と、パターンピッチ分ずらした信号との差分(ピッチシフト差分信号)を算出する。ピッチシフト差分信号は、異なる画素からの出力信号の差分から算出される。そして、ピッチシフト差分信号とあらかじめ設定されたスライスレベル(閾値)とを比較する。上述のとおり、各チャンネルの継ぎ目においてもヒゲ信号は発生しないため、スライスレベルを低く設定して、欠陥検出感度を向上させることができる。
なお、上述した例では、基準レベルに各画素からの出力信号のレベルを一致させるようにしたが、これに限定されるものではない。製造上、各チャンネルの先頭画素のリニアリティが他の画素からずれやすいことが知られている。このため、各チャンネル間のつなぎ目の両側の画素の出力レベルを一致させるようにしてもよい。
マスクやマスクブランクスの検査、あるいは、半導体ウェハの検査処理に本発明の検査装置を用いることによって、基板の欠陥検査を行いパターン基板を製造することにより、半導体デバイスの製造歩留まりを向上させることができる。典型的な半導体デバイスの製造においては、マスク原板が露光装置にセットされ、光、イオンビームあるいは電子ビームなどを利用して、レジストを形成されたウェハの露光処理がなされる。露光処理がなされた半導体ウェハは現像処理が施され、レジストパターンがウェハ上に形成される。これにより、パターン基板が製造される。このパターンに従って、広く知られた薄膜堆積処理、エッチング処理、酸化処理、イオン注入処理などがなされ、半導体デバイスが形成される。本発明の検査装置あるいは検査方法を用いて検査されたマスク、あるいはマスクブランクスを用いたマスクによって、半導体デバイスの製造における露光処理を実施することができる。又、本発明の検査装置あるいは検査方法を用いて検査されたウェハに広く知られた半導体デバイス製造処理を施し、半導体デバイスを製造することができる。また、公知の欠陥修正装置を用いて、欠陥修正を行ってもよい。
本実施の形態においては、試料表面の反射光により欠陥の検査を行う例について説明したが、試料表面での散乱光あるいは試料を透過する透過光を用いて上述の欠陥検査を行うことも可能である。
なお、マスクブランクス、マスク、半導体デバイス、半導体ウェハの欠陥検査に限らず、これ以外の試料にも利用することが可能である。本発明の光学系は、試料の状態の一つである欠陥の検査装置に限らず、顕微鏡など、一般的な試料の状態を検出する光学式走査装置に適用することができる。また、本発明は上述した実施例だけに限られず、様々な変更が可能である。例えば、図示した光学系に限られず、その他の種々の光学部品、光学素子を用いることによっても同様の効果を得ることができる。
実施の形態に係る欠陥検査装置の構成を示す図である。 実施の形態に係る欠陥検査装置の構成の一部を示す図である。 実施の形態に係る欠陥検査装置の構成の一部を示す図である。 リニアリティ補正データを説明するための図である。 実施の形態に係る欠陥検査装置の出力信号の一例を示す図である。 実施の形態に係る補正方法を説明するための図である。 実施の形態に係るリニアリティ補正データの作成方法を説明するためのフロー図である。 従来の欠陥検査装置の出力信号の一例を示す図である。 従来の欠陥検査装置のオフセット補正/ゲイン補正を行った後の出力信号の一例を示す図である。 従来の欠陥検査装置のグレートーンの光が入力されたときの出力信号の一例を示す図である。 従来の欠陥検査装置の欠陥検出時のピッチシフト差分信号の一例を示す図である。
符号の説明
1 定盤
2 角柱
3 マスクホルダー
4 ヘッド用直角ステージ
5 CCDリニアセンサ
6 エアパッド
7 ワイヤー
8 滑車
9 バランスウェイト
10 モーターステージ
11 鉛直駆動機構
12 水平駆動機構
13 マスク
14 光源
15 マスク
16 遮光パターン
20 処理装置
21 LUT
22 リニアリティ補正部
23 ゲイン補正部

Claims (10)

  1. 試料からの光を受光するイメージセンサを用いて、前記試料の検査を行う検査装置であって、
    前記イメージセンサに設けられ、入射光量に応じた出力信号を出力する複数の画素と、
    前記複数の画素から出力される前記出力信号を複数のチャンネルに分割して出力する出力部と、
    それぞれの画素の入射光量と出力信号との関係に基づいて設定されたリニアリティ補正データに応じて、前記複数の画素ごとに前記出力信号のリニアリティ補正を行うリニアリティ補正部とを備える検査装置。
  2. 前記リニアリティ補正部は、前記チャンネルの継ぎ目の両側の画素のリニアリティが略一致するようにリニアリティ補正を行う請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記リニアリティ補正部は、前記複数の画素のそれぞれのリニアリティが基準レベルに一致するようにリニアリティの補正を行う請求項1又は2に記載の検査装置。
  4. 前記リニアリティ補正部は、前記複数の画素ごとに作成された前記リニアリティ補正データが設定されたルックアップテーブルを備える請求項1、2又は3に記載の検査装置。
  5. 複数の画素からの出力信号を複数のチャンネルに分割して出力するイメージセンサの出力信号のリニアリティを補正する補正方法であって、
    第1光量及び第2光量の光を照射して、前記複数の画素のゲイン及びオフセットを設定するステップと、
    前記第1光量と第2光量の間の光量の光を照射して、前記複数の画素の出力信号それぞれのリニアリティ補正を行うためのリニアリティ補正データを作成するステップとを含む補正方法。
  6. 前記チャンネルの継ぎ目の両側の画素の出力信号のリニアリティが略一致するようにリニアリティ補正データを作成する請求項5に記載の補正方法。
  7. 前記複数の画素のそれぞれの出力信号のリニアリティが基準レベルに一致するようにリニアリティ補正データを作成する請求項5又は6に記載の補正方法。
  8. 試料からの光を請求項5〜7に記載の補正方法を用いたイメージセンサにより受光するステップと、
    リニアリティが補正された出力信号に基づいて欠陥を検出する検査方法。
  9. 前記試料は、繰り返しパターン有するパターン基板であり、
    リニアリティを補正した出力信号と、当該出力信号を繰り返しパターンピッチ分ずらしたものとを比較して欠陥を検出するステップとを含む請求項8に記載の検査方法。
  10. 請求項9又は10に記載の検査方法により前記試料の欠陥を検出するステップを含むパターン基板の製造方法。
JP2007122312A 2007-05-07 2007-05-07 検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法 Active JP4761574B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122312A JP4761574B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007122312A JP4761574B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008276678A true JP2008276678A (ja) 2008-11-13
JP2008276678A5 JP2008276678A5 (ja) 2008-12-25
JP4761574B2 JP4761574B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=40054528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007122312A Active JP4761574B2 (ja) 2007-05-07 2007-05-07 検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4761574B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04130589A (ja) * 1990-09-20 1992-05-01 Eastman Kodak Japan Kk 文書読取装置
JPH06111096A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Toshiba Corp 紙葉類判別装置
JPH09247443A (ja) * 1996-03-07 1997-09-19 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置
JP2001211297A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Canon Inc 画像読み取り装置、方法及び記憶媒体
JP2002039960A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Hitachi Ltd パターン欠陥検査方法及びその装置
JP2006527353A (ja) * 2003-06-12 2006-11-30 カール ツアイス エスエムエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 光学的結像系の結像品質を決定する方法
JP2007028004A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置及び画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04130589A (ja) * 1990-09-20 1992-05-01 Eastman Kodak Japan Kk 文書読取装置
JPH06111096A (ja) * 1992-09-28 1994-04-22 Toshiba Corp 紙葉類判別装置
JPH09247443A (ja) * 1996-03-07 1997-09-19 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置
JP2001211297A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Canon Inc 画像読み取り装置、方法及び記憶媒体
JP2002039960A (ja) * 2000-07-27 2002-02-06 Hitachi Ltd パターン欠陥検査方法及びその装置
JP2006527353A (ja) * 2003-06-12 2006-11-30 カール ツアイス エスエムエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 光学的結像系の結像品質を決定する方法
JP2007028004A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4761574B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4480009B2 (ja) 欠陥検査装置及び方法、並びにフォトマスクの製造方法
JP4537467B2 (ja) 試料検査装置及び試料検査方法
KR100751280B1 (ko) 검사 장치, 촬상 장치 및 검사 방법
JP4480002B2 (ja) ムラ欠陥検査方法及び装置、並びにフォトマスクの製造方法
JP4480001B2 (ja) ムラ欠陥検査マスク、ムラ欠陥検査装置及び方法、並びにフォトマスクの製造方法
JP2015232549A (ja) 検査方法、テンプレート基板およびフォーカスオフセット方法
JP4831607B2 (ja) パターン欠陥検査方法及びフォトマスクの製造方法
JP2009300426A (ja) レチクル欠陥検査装置およびレチクル欠陥検査方法
KR20100090657A (ko) 패턴 검사 방법, 패턴 검사 장치, 포토마스크 제조 방법, 및 패턴 전사 방법
JP2006266864A (ja) 試料検査装置及び試料検査方法
JP4583155B2 (ja) 欠陥検査方法及びシステム、並びにフォトマスクの製造方法
JP4851960B2 (ja) 異物検査方法、および異物検査装置
JP4949928B2 (ja) パターン欠陥検査方法、パターン欠陥検査装置、フォトマスク製品の製造方法、及び表示デバイス用基板の製造方法
JP4234703B2 (ja) 欠陥検査装置
JP2006275611A (ja) 試料検査装置、試料検査方法及びプログラム
JP4277026B2 (ja) パターン検査装置、及びパターン検査方法
JP4761574B2 (ja) 検査装置、補正方法、検査方法及びパターン基板の製造方法
JP4554661B2 (ja) パターン検査装置、パターン検査方法及びプログラム
JP2004271444A (ja) 検査方法、検査装置およびマスク欠陥検査方法
JP2006275780A (ja) パターン検査方法
JP4554635B2 (ja) パターン検査装置、パターン検査方法及びプログラム
JP2001281159A (ja) 検査方法、マスクの製造方法および検査装置、マスク
JP5201649B2 (ja) 検査装置及び検査方法並びにパターン基板の製造方法
JP2009156574A (ja) 検査装置及び検査方法
JP4446051B2 (ja) パターン基板の欠陥検査装置及び欠陥検査方法並びにパターン基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081002

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110606

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4761574

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250