JPH0831344B2 - 電気コネクタのシールシステム - Google Patents
電気コネクタのシールシステムInfo
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- JPH0831344B2 JPH0831344B2 JP5340749A JP34074993A JPH0831344B2 JP H0831344 B2 JPH0831344 B2 JP H0831344B2 JP 5340749 A JP5340749 A JP 5340749A JP 34074993 A JP34074993 A JP 34074993A JP H0831344 B2 JPH0831344 B2 JP H0831344B2
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- connector
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- electrical connector
- sealing system
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5202—Sealing means between parts of housing or between housing part and a wall, e.g. sealing rings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/73—Means for mounting coupling parts to apparatus or structures, e.g. to a wall
- H01R13/74—Means for mounting coupling parts in openings of a panel
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタに係り、
より詳細には、悪い環境条件において電気コネクタをシ
ールするシステムに係る。
より詳細には、悪い環境条件において電気コネクタをシ
ールするシステムに係る。
【0002】
【従来の技術】環境条件が広範に変化したり物理的に過
酷な使い方をしたりする種々の用途ではシール式の電気
コネクタが使用されている。例えば、このような用途と
して、自動車又は他の乗物のエンジンコンパートメント
に電気コネクタが取り付けられる場合が挙げられるが、
本発明はこのような用途に限定されるものではない。
酷な使い方をしたりする種々の用途ではシール式の電気
コネクタが使用されている。例えば、このような用途と
して、自動車又は他の乗物のエンジンコンパートメント
に電気コネクタが取り付けられる場合が挙げられるが、
本発明はこのような用途に限定されるものではない。
【0003】自動車用途においては、その種々の重要な
機能を監視及び/又は制御する回路に電気コネクタが組
み込まれる。例えば、多くの乗物では、ステアリング、
サスペンション及びエンジンの運転状態が常時監視され
る。感知された運転状態に対応する信号が運転席の表示
装置に送られ、そこに表示された情報に応じて運転者が
適当な操作を行うことができる。その他の感知状態は、
それを補償するように乗物性能を自動的に変更する制御
器によって監視される。電気回路は、湿度制御やサウン
ドシステム等を含む他のあまり重要でない乗物性能にも
及んでいる。
機能を監視及び/又は制御する回路に電気コネクタが組
み込まれる。例えば、多くの乗物では、ステアリング、
サスペンション及びエンジンの運転状態が常時監視され
る。感知された運転状態に対応する信号が運転席の表示
装置に送られ、そこに表示された情報に応じて運転者が
適当な操作を行うことができる。その他の感知状態は、
それを補償するように乗物性能を自動的に変更する制御
器によって監視される。電気回路は、湿度制御やサウン
ドシステム等を含む他のあまり重要でない乗物性能にも
及んでいる。
【0004】自動車の回路に組み込まれた電気コネクタ
は、広範囲の温度変化を受けたり、湿気に曝されたり、
運転中にほとんど常時振動を受けたり、物理的な衝撃を
頻繁に受けたりといった過酷な環境条件のもとで使用さ
れる。これらの電気コネクタは、汚染に曝されたり、水
や潤滑油や燃料の飛びはねをしばしば受けたりする。
又、これらの電気コネクタは、運転中に常時振動を受け
るのに加えて、でこぼこ道を走行するときにはきしみ運
動もしばしば受ける。
は、広範囲の温度変化を受けたり、湿気に曝されたり、
運転中にほとんど常時振動を受けたり、物理的な衝撃を
頻繁に受けたりといった過酷な環境条件のもとで使用さ
れる。これらの電気コネクタは、汚染に曝されたり、水
や潤滑油や燃料の飛びはねをしばしば受けたりする。
又、これらの電気コネクタは、運転中に常時振動を受け
るのに加えて、でこぼこ道を走行するときにはきしみ運
動もしばしば受ける。
【0005】上記の自動車用途のような悪い環境条件に
曝されるのとは別に、嵌合電気部品は、特に高い温度に
おいて長時間にわたって圧力状態にあると、クリープ、
屈曲及び歪みを生じる傾向がある。一対の電気部品を嵌
合状態でシールしたときには、このような傾向によって
シールの有効性が失われる。
曝されるのとは別に、嵌合電気部品は、特に高い温度に
おいて長時間にわたって圧力状態にあると、クリープ、
屈曲及び歪みを生じる傾向がある。一対の電気部品を嵌
合状態でシールしたときには、このような傾向によって
シールの有効性が失われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これまで、電気コネク
タのシールは、通常は、一方のコネクタ半部分即ち部品
に配置されたチャンネルに接続界面を取り巻くように配
置され、そしてその嵌合部品又はパネルのハウジングの
一部分によって係合されている。シールは、嵌合軸に平
行及び直角に加えた力によって圧縮状態にされる。又、
シールは、嵌合部品間に相互係合されたラッチ又はロッ
ク機構により圧縮状態に維持される。これらシールは最
初は有効であるが、上記の悪い環境条件により時間と共
に問題が生じ、即ちクリープが起きると、嵌合軸に平行
にシールに作用するシール力が減少する。シール力は、
シールが接続界面を水分や他の汚染物から保護するのに
もはや有効でなくなる点まで減少する。本発明は、これ
ら問題を解消するための改良されたシールに関する。
タのシールは、通常は、一方のコネクタ半部分即ち部品
に配置されたチャンネルに接続界面を取り巻くように配
置され、そしてその嵌合部品又はパネルのハウジングの
一部分によって係合されている。シールは、嵌合軸に平
行及び直角に加えた力によって圧縮状態にされる。又、
シールは、嵌合部品間に相互係合されたラッチ又はロッ
ク機構により圧縮状態に維持される。これらシールは最
初は有効であるが、上記の悪い環境条件により時間と共
に問題が生じ、即ちクリープが起きると、嵌合軸に平行
にシールに作用するシール力が減少する。シール力は、
シールが接続界面を水分や他の汚染物から保護するのに
もはや有効でなくなる点まで減少する。本発明は、これ
ら問題を解消するための改良されたシールに関する。
【0007】自動車用途に対する上記電気コネクタの別
の問題は、電磁障害、高周波障害、静電気放電及び/又
は電磁パルスによって生じるノイズから電気回路を保護
しなければならないことである。自動車用途では、コン
ピュータを含む電子回路を用いて自動車の運転系統の全
ての種類の電気回路を制御し、監視し又は相互接続する
ことが一般的となってきている。それ故、このような電
気コネクタを湿気やその他の汚染物に対してシールしな
ければならないだけでなく、このようなコネクタにフィ
ルタ及びシールド機能をもたせて、電磁障害や高周波障
害を抑制すると共に、静電気放電及び/又は電磁パルス
の過渡抑制もしなければならない。従って、本発明は、
嵌合電気部品対間のインターフェイスを改善して、これ
ら部品を接続界面のいずれの側においても電磁障害や高
周波障害等から分離することに関する。
の問題は、電磁障害、高周波障害、静電気放電及び/又
は電磁パルスによって生じるノイズから電気回路を保護
しなければならないことである。自動車用途では、コン
ピュータを含む電子回路を用いて自動車の運転系統の全
ての種類の電気回路を制御し、監視し又は相互接続する
ことが一般的となってきている。それ故、このような電
気コネクタを湿気やその他の汚染物に対してシールしな
ければならないだけでなく、このようなコネクタにフィ
ルタ及びシールド機能をもたせて、電磁障害や高周波障
害を抑制すると共に、静電気放電及び/又は電磁パルス
の過渡抑制もしなければならない。従って、本発明は、
嵌合電気部品対間のインターフェイスを改善して、これ
ら部品を接続界面のいずれの側においても電磁障害や高
周波障害等から分離することに関する。
【0008】そこで、本発明の目的は、電気コネクタと
別のコネクタ部品、パネル、ケース等との間の新規で且
つ改良された環境シールシステムを提供することであ
る。
別のコネクタ部品、パネル、ケース等との間の新規で且
つ改良された環境シールシステムを提供することであ
る。
【0009】本発明の別の目的は、一対のコネクタ部品
間に高周波障害等を保護するための新規で且つ改良され
た高周波シールを設けることである。
間に高周波障害等を保護するための新規で且つ改良され
た高周波シールを設けることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電気コ
ネクタは嵌合端を有するハウジングを備え、嵌合端には
シール受入チャンネルが設けられ、そして嵌合端を実質
的に取り巻くようにこのチャンネルに弾力性シールが受
け入れられる。シールは、所与の巾と所与の深さのシー
ルグループを含んでいる。電気コネクタは嵌合軸に沿っ
て別のコネクタ用部品、例えばパネルの穴に嵌合され、
このコネクタ用部品は、該部品と電気コネクタが嵌合軸
に沿って嵌合されたときにシールグループに挿入できる
周辺シールリップを含んでいる。
ネクタは嵌合端を有するハウジングを備え、嵌合端には
シール受入チャンネルが設けられ、そして嵌合端を実質
的に取り巻くようにこのチャンネルに弾力性シールが受
け入れられる。シールは、所与の巾と所与の深さのシー
ルグループを含んでいる。電気コネクタは嵌合軸に沿っ
て別のコネクタ用部品、例えばパネルの穴に嵌合され、
このコネクタ用部品は、該部品と電気コネクタが嵌合軸
に沿って嵌合されたときにシールグループに挿入できる
周辺シールリップを含んでいる。
【0011】本発明によれば、シールリップは、シール
グループの巾より大きな巾を有し、更に、シールグルー
プの深さに対し、コネクタとコネクタ用部品が嵌合状態
にあるときにシールリップがグループの底から離間され
るような長さを有している。従って、シールリップとシ
ールグループとの間には嵌合軸に直角なシール力のみが
作用する。その結果、コネクタとコネクタ用部品が環境
条件によって緩んだり又は分離したりする傾向になる
か、又は時間の経過に伴ってクリープや屈曲や歪みを生
じる傾向になったときにも、嵌合軸の方向の圧縮性のシ
ール力がないのでシールは有効に保たれる。
グループの巾より大きな巾を有し、更に、シールグルー
プの深さに対し、コネクタとコネクタ用部品が嵌合状態
にあるときにシールリップがグループの底から離間され
るような長さを有している。従って、シールリップとシ
ールグループとの間には嵌合軸に直角なシール力のみが
作用する。その結果、コネクタとコネクタ用部品が環境
条件によって緩んだり又は分離したりする傾向になる
か、又は時間の経過に伴ってクリープや屈曲や歪みを生
じる傾向になったときにも、嵌合軸の方向の圧縮性のシ
ール力がないのでシールは有効に保たれる。
【0012】本発明の別の特徴によれば、上記コネクタ
とコネクタ用部品が嵌合状態にあるときにシールリップ
がシールグループの底から離間されるようにシールグル
ープへの上記シールリップの挿入の程度を制限するため
に、上記コネクタとコネクタ用部品との間には相補的に
相互係合する当接表面が設けられる。本発明では、この
当接表面は導電性材料であって、それらの間に高周波シ
ールを画成するための接触点のパターンを含んでいる。
上記相補的に相互係合する当接表面は、上記コネクタ及
びそれに嵌合するコネクタ用部品の嵌合界面の周りに実
質的に完全に延びる。
とコネクタ用部品が嵌合状態にあるときにシールリップ
がシールグループの底から離間されるようにシールグル
ープへの上記シールリップの挿入の程度を制限するため
に、上記コネクタとコネクタ用部品との間には相補的に
相互係合する当接表面が設けられる。本発明では、この
当接表面は導電性材料であって、それらの間に高周波シ
ールを画成するための接触点のパターンを含んでいる。
上記相補的に相互係合する当接表面は、上記コネクタ及
びそれに嵌合するコネクタ用部品の嵌合界面の周りに実
質的に完全に延びる。
【0013】更に、上記接触点は嵌合中に変形し、嵌合
表面の平坦さの変化を吸収すると共に、表面間の電気的
接触を確保する。又、上記接触点は、2つの表面間の接
触がなされる場所を決定し、ある周波数のEMI/RF
I信号が電気的シールドシールを貫通するのを許す大き
な導電性ギャップが形成されないよう確保する。
表面の平坦さの変化を吸収すると共に、表面間の電気的
接触を確保する。又、上記接触点は、2つの表面間の接
触がなされる場所を決定し、ある周波数のEMI/RF
I信号が電気的シールドシールを貫通するのを許す大き
な導電性ギャップが形成されないよう確保する。
【0014】更に、本発明によれば、高周波障害の保護
性能を向上するために高周波シールを含む嵌合界面を通
して迷路が形成される。より詳細には、上記環境シール
リップは、コネクタ用部品からコネクタに向かって突出
する第1の周辺フランジによって画成され、そして上記
相補的に相互係合する当接表面は、上記コネクタからコ
ネクタ用部品に向かって突出する第2の周辺フランジを
備えている。上記リップはこの第2の周辺フランジの片
側に配置され、上記コネクタ用部品は、この第2の周辺
フランジの反対側にそのコネクタ用部品からコネクタに
向かって突出する第3の周辺フランジを備えている。こ
れらのフランジ及びリップは上記嵌合軸に直角に互いに
重畳して、高周波障害等に対する保護性能を向上する迷
路を画成する。
性能を向上するために高周波シールを含む嵌合界面を通
して迷路が形成される。より詳細には、上記環境シール
リップは、コネクタ用部品からコネクタに向かって突出
する第1の周辺フランジによって画成され、そして上記
相補的に相互係合する当接表面は、上記コネクタからコ
ネクタ用部品に向かって突出する第2の周辺フランジを
備えている。上記リップはこの第2の周辺フランジの片
側に配置され、上記コネクタ用部品は、この第2の周辺
フランジの反対側にそのコネクタ用部品からコネクタに
向かって突出する第3の周辺フランジを備えている。こ
れらのフランジ及びリップは上記嵌合軸に直角に互いに
重畳して、高周波障害等に対する保護性能を向上する迷
路を画成する。
【0015】この迷路は、冗長な信号減衰機能をもたら
し、界面を横切ろうとするEMI/RFI信号に対する
経路長さを著しく増大する。
し、界面を横切ろうとするEMI/RFI信号に対する
経路長さを著しく増大する。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照し本発明の実施例を詳
細に説明する。図1及び図2を参照すれば、本発明は多
端子のフィルタ付き電気コネクタ10に適用され、この
コネクタ10は別のコネクタ用部品12に嵌合すること
ができる。このコネクタ部品12は実際には細長い開口
16を有するパネル14であり、コネクタ10の嵌合端
18がこの開口16に挿入される。
細に説明する。図1及び図2を参照すれば、本発明は多
端子のフィルタ付き電気コネクタ10に適用され、この
コネクタ10は別のコネクタ用部品12に嵌合すること
ができる。このコネクタ部品12は実際には細長い開口
16を有するパネル14であり、コネクタ10の嵌合端
18がこの開口16に挿入される。
【0017】電気コネクタ10は、本発明の譲受人に譲
渡された参考としてここに取り上げる1992年10月
19日出願の米国特許出願第962,763号に開示さ
れた形式のものである。コネクタ10は、メインコネク
タ20と、サブコネクタ22とで構成される。サブコネ
クタ22は、フェライトのフィルタブロック26を取り
付けるハウジング24を備えており、複数の端子のテイ
ル28がフェライトのフィルタブロック26を貫通して
プリント回路板30(図2)の適当な穴に挿入され、そ
の回路板の適当な回路トレース又は穴に半田付けされ
る。
渡された参考としてここに取り上げる1992年10月
19日出願の米国特許出願第962,763号に開示さ
れた形式のものである。コネクタ10は、メインコネク
タ20と、サブコネクタ22とで構成される。サブコネ
クタ22は、フェライトのフィルタブロック26を取り
付けるハウジング24を備えており、複数の端子のテイ
ル28がフェライトのフィルタブロック26を貫通して
プリント回路板30(図2)の適当な穴に挿入され、そ
の回路板の適当な回路トレース又は穴に半田付けされ
る。
【0018】メインコネクタ20は、適当な固定手段3
4(図2)によってプリント回路板30に取り付けられ
たダイキャストハウジング32を備えている。端子の接
点ピン36はコネクタの嵌合端18へと突出して、矢印
Aの方向に嵌合端18に挿入される適当な嵌合電気コネ
クタの相補的な端子(図示せず)と係合できるようにな
っている。端子の接点ピンは、ハウジング32の背面に
取り付けられたフレキシブルなキャパシタフィルタ回路
38を貫通して突出している。又、これら接点ピンは、
ハウジング32の基壁42をサンドイッチしている一対
のシールブロック40(図1)も貫通して突出してい
る。電気コネクタ10のその他の一般的な特徴について
は前記の特許出願を参照されたい。
4(図2)によってプリント回路板30に取り付けられ
たダイキャストハウジング32を備えている。端子の接
点ピン36はコネクタの嵌合端18へと突出して、矢印
Aの方向に嵌合端18に挿入される適当な嵌合電気コネ
クタの相補的な端子(図示せず)と係合できるようにな
っている。端子の接点ピンは、ハウジング32の背面に
取り付けられたフレキシブルなキャパシタフィルタ回路
38を貫通して突出している。又、これら接点ピンは、
ハウジング32の基壁42をサンドイッチしている一対
のシールブロック40(図1)も貫通して突出してい
る。電気コネクタ10のその他の一般的な特徴について
は前記の特許出願を参照されたい。
【0019】本発明は、電気コネクタ10とコネクタ用
部品12(パネル14)との間のシールシステムに係る
ものであり、これは、環境シール44と、高周波シール
46とを含んでいる。より詳細には、図1及び図2と共
に図3及び図4を参照すれば、環境シール44はハウジ
ング32のシール受入チャンネル48によって形成さ
れ、該チャンネルは、嵌合端18と、ハウジングの前方
に突出する周囲フランジ49とによって画成される。チ
ャンネル48内には弾力性シール50が配置される。こ
のシールは一般的にU字型の断面をしていて一対の脚5
0aを画成し、その間にシールグループ52が形成され
る。このシールグループは、所望の大きさの巾と深さを
有している。グループ52及びシール50は、コネクタ
の嵌合端18を取り巻いている。
部品12(パネル14)との間のシールシステムに係る
ものであり、これは、環境シール44と、高周波シール
46とを含んでいる。より詳細には、図1及び図2と共
に図3及び図4を参照すれば、環境シール44はハウジ
ング32のシール受入チャンネル48によって形成さ
れ、該チャンネルは、嵌合端18と、ハウジングの前方
に突出する周囲フランジ49とによって画成される。チ
ャンネル48内には弾力性シール50が配置される。こ
のシールは一般的にU字型の断面をしていて一対の脚5
0aを画成し、その間にシールグループ52が形成され
る。このシールグループは、所望の大きさの巾と深さを
有している。グループ52及びシール50は、コネクタ
の嵌合端18を取り巻いている。
【0020】環境シール44は、更に、パネル14の後
方に突出するシールリップ54を備えており、これは、
メインコネクタ20及びその相補的なコネクタの嵌合方
向Aに一致する嵌合軸に沿ってシールグループ52に挿
入される。
方に突出するシールリップ54を備えており、これは、
メインコネクタ20及びその相補的なコネクタの嵌合方
向Aに一致する嵌合軸に沿ってシールグループ52に挿
入される。
【0021】図2の上半分と図3は、シールリップ54
がシール50のシールグループ52に挿入されようとし
ているところを示している。これは、コネクタ10とコ
ネクタ用部品12(即ち、パネル14)との非嵌合状態
に対応する環境シールの非嵌合状態である。シールリッ
プ54の巾はシールグループ52の巾よりも大きいこと
が明らかである。
がシール50のシールグループ52に挿入されようとし
ているところを示している。これは、コネクタ10とコ
ネクタ用部品12(即ち、パネル14)との非嵌合状態
に対応する環境シールの非嵌合状態である。シールリッ
プ54の巾はシールグループ52の巾よりも大きいこと
が明らかである。
【0022】図2の下部と図4は、シールリップ54が
シールグループ52に挿入されたところを示しており、
特に図4を参照すれば、シールリップは、その挿入方向
である嵌合軸Aの方向に対して直角即ち垂直の方向にシ
ール50の脚50aを圧縮することが明らかである。
又、シールリップは、シールグループの深さに対し、シ
ールリップの遠方端が完全嵌合状態においてグループの
底から離間されるような長さを有することが明らかであ
る。その結果、図4に矢印Bで示すように、シールリッ
プ54とシールグループ52との間には嵌合軸に直角な
シール力のみが作用する。
シールグループ52に挿入されたところを示しており、
特に図4を参照すれば、シールリップは、その挿入方向
である嵌合軸Aの方向に対して直角即ち垂直の方向にシ
ール50の脚50aを圧縮することが明らかである。
又、シールリップは、シールグループの深さに対し、シ
ールリップの遠方端が完全嵌合状態においてグループの
底から離間されるような長さを有することが明らかであ
る。その結果、図4に矢印Bで示すように、シールリッ
プ54とシールグループ52との間には嵌合軸に直角な
シール力のみが作用する。
【0023】図4について説明した環境シール44の構
造及び機能では、コネクタ10及びコネクタ用部品12
(パネル14)が圧力、温度又は振動状態のもとでクリ
ープや屈曲や歪みを生じても、その嵌合軸に平行なシー
ル力がないので、シールリップ54とシールグループ5
2との相互係合によって形成された環境シールには何の
影響も生じないことを理解されたい。もしシールリップ
がシールグループの底まで達しておりそしてこのような
シール手段によって形成されたシールに依存する場合に
は、相互接続された部品間に僅かにクリープが生じて
も、軸方向の圧縮性のシール力によってその有効性が失
われることになる。これは、ハウジング32の屈曲や歪
みによりコネクタの嵌合界面(即ち嵌合端18)の周り
の点で生じることがある。嵌合軸に対して直角なシール
力のみに依存する本発明の環境シール44では、コネク
タ、特にその細長いハウジングの広範なクリープ、屈曲
又は歪みが生じても、シール機能が有効に保たれる。
造及び機能では、コネクタ10及びコネクタ用部品12
(パネル14)が圧力、温度又は振動状態のもとでクリ
ープや屈曲や歪みを生じても、その嵌合軸に平行なシー
ル力がないので、シールリップ54とシールグループ5
2との相互係合によって形成された環境シールには何の
影響も生じないことを理解されたい。もしシールリップ
がシールグループの底まで達しておりそしてこのような
シール手段によって形成されたシールに依存する場合に
は、相互接続された部品間に僅かにクリープが生じて
も、軸方向の圧縮性のシール力によってその有効性が失
われることになる。これは、ハウジング32の屈曲や歪
みによりコネクタの嵌合界面(即ち嵌合端18)の周り
の点で生じることがある。嵌合軸に対して直角なシール
力のみに依存する本発明の環境シール44では、コネク
タ、特にその細長いハウジングの広範なクリープ、屈曲
又は歪みが生じても、シール機能が有効に保たれる。
【0024】図1及び図2と共に図5及び図6を参照す
れば、コネクタハウジング32のフランジ49の遠方端
に沿って形成された複数の接触点60によって高周波シ
ール46が設けられる。図5から明らかなように、接触
点60は行に配列され、隣接する行の接触点はフランジ
の縁の長さ方向に交互にずらされている。これらの接触
点は、シールリップ54とパネル14の後方に突出する
フランジ64との間でパネルの背面の領域62に係合す
るよう配置される。
れば、コネクタハウジング32のフランジ49の遠方端
に沿って形成された複数の接触点60によって高周波シ
ール46が設けられる。図5から明らかなように、接触
点60は行に配列され、隣接する行の接触点はフランジ
の縁の長さ方向に交互にずらされている。これらの接触
点は、シールリップ54とパネル14の後方に突出する
フランジ64との間でパネルの背面の領域62に係合す
るよう配置される。
【0025】図2の上半分と図3は、接触点60と表面
領域62が係合していない状態を示している。これは、
高周波シールの非嵌合状態を表している。図2の下半分
と図4は、接触点60が表面領域62に当接係合すると
ころを示している。これは、高周波シールの嵌合状態を
表しており、コネクタ10とコネクタ部品12(パネル
14)との嵌合状態に対応する。ハウジング32のよう
なパネルは、マグネシウムキャスティングのようなダイ
キャスト材料である。それ故、接触点60は、コネクタ
ハウジングと、穴16から突出するコネクタ20の嵌合
端18を取り巻いているパネルとの間に確実な共通接続
を確立する。
領域62が係合していない状態を示している。これは、
高周波シールの非嵌合状態を表している。図2の下半分
と図4は、接触点60が表面領域62に当接係合すると
ころを示している。これは、高周波シールの嵌合状態を
表しており、コネクタ10とコネクタ部品12(パネル
14)との嵌合状態に対応する。ハウジング32のよう
なパネルは、マグネシウムキャスティングのようなダイ
キャスト材料である。それ故、接触点60は、コネクタ
ハウジングと、穴16から突出するコネクタ20の嵌合
端18を取り巻いているパネルとの間に確実な共通接続
を確立する。
【0026】又、本発明では、高周波又は他の障害波の
伝達に対してシールの保護性能を向上するために高周波
シール46(即ち接触点60)を通る迷路も設けられ
る。より詳細には、図4を参照すれば、フランジ49
(その遠方端に沿って接触点60を有する)は、シール
リップ54と、パネル14から後方に突出するフランジ
64との間に配置されることが明らかである。換言すれ
ば、シールリップ54、フランジ49及びフランジ64
は、これら全てが部品嵌合軸に直角に互いに重畳する。
本質的に、接触点60は、シールリップ54とフランジ
64との間のデッドエンド位置に「隠れる」と考えるこ
とができる。それ故、直接的な障害波が高周波シールを
貫通するのを阻止するための迷路C−Cが設けられる。
障害波は、電気コネクタ20とコネクタ部品(パネル1
4)との間の界面領域を通り抜けるためには、フランジ
64の周りを通り、フランジ49の周りを通りそしてシ
ールリップ54の周りを通らなければならず、嵌合界面
のアスペクト比が効果的に増大する。
伝達に対してシールの保護性能を向上するために高周波
シール46(即ち接触点60)を通る迷路も設けられ
る。より詳細には、図4を参照すれば、フランジ49
(その遠方端に沿って接触点60を有する)は、シール
リップ54と、パネル14から後方に突出するフランジ
64との間に配置されることが明らかである。換言すれ
ば、シールリップ54、フランジ49及びフランジ64
は、これら全てが部品嵌合軸に直角に互いに重畳する。
本質的に、接触点60は、シールリップ54とフランジ
64との間のデッドエンド位置に「隠れる」と考えるこ
とができる。それ故、直接的な障害波が高周波シールを
貫通するのを阻止するための迷路C−Cが設けられる。
障害波は、電気コネクタ20とコネクタ部品(パネル1
4)との間の界面領域を通り抜けるためには、フランジ
64の周りを通り、フランジ49の周りを通りそしてシ
ールリップ54の周りを通らなければならず、嵌合界面
のアスペクト比が効果的に増大する。
【0027】このような迷路は、界面を横切って進もう
とするEMI/RFI信号に対する経路長さ対経路巾の
比を著しく増大する冗長信号減衰特性を与える。
とするEMI/RFI信号に対する経路長さ対経路巾の
比を著しく増大する冗長信号減衰特性を与える。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、一対の嵌合電気部品間の界面を改善してこれら
部品を接続界面のいずれの側においても電磁障害や高周
波障害等から分離することのできる電気コネクタのため
のシールシステムが提供され、電気コネクタと別のコネ
クタ部品、パネル、ケース等との間の新規で且つ改良さ
れた環境及び高周波シールシステムが提供された。
により、一対の嵌合電気部品間の界面を改善してこれら
部品を接続界面のいずれの側においても電磁障害や高周
波障害等から分離することのできる電気コネクタのため
のシールシステムが提供され、電気コネクタと別のコネ
クタ部品、パネル、ケース等との間の新規で且つ改良さ
れた環境及び高周波シールシステムが提供された。
【図1】本発明のシールシステムを組み込んだ電気コネ
クタの部分斜視図である。
クタの部分斜視図である。
【図2】図1の電気コネクタの縦断面図であって、シー
ルシステムを不作動状態と作動状態に分けて示した図で
ある。
ルシステムを不作動状態と作動状態に分けて示した図で
ある。
【図3】環境シールシステムを非嵌合状態で示した断面
図である。
図である。
【図4】図3と同様であるが、環境シールシステムを嵌
合状態で示した図である。
合状態で示した図である。
【図5】コネクタハウジングの尖端付き相互係合面を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】尖端付き相互係合面をパネル面と係合状態で示
した断面図である。
した断面図である。
10 電気コネクタ 12 別のコネクタ用部品 14 パネル 16 開口 18 コネクタの嵌合端 20 メインコネクタ 22 サブコネクタ 24 ハウジング 26 フェライトのフィルタブロック 28 端子のテイル 30 プリント回路板 32 ハウジング 36 接点ピン 40 シールブロック 44 環境シール 46 高周波シール 48 シール受入チャンネル 49 フランジ 50 シール 50a 脚 52 シールグループ 54 シールリップ 60 接触点 62 表面領域 64 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーク ジェイ クラン アメリカ合衆国 イリノイ州 ロムバード ハムプトン レーン 2 エス 135 (72)発明者 ドウアネ エム フエンクル アメリカ合衆国 イリノイ州 カントリイ サイド 7 アベニュー 5406
Claims (9)
- 【請求項1】 電気コネクタ10と、別のコネクタ用部
品12、パネル14等との間のシールシステム44であ
って、上記電気コネクタは嵌合端18を有するハウジン
グ32を備え、上記嵌合端には、シール受入チャンネル
48と、該チャンネルに受け入れられた弾力性シール5
0とが設けられ、該シールは所与の巾及び所与の深さの
シールグループ52を含み、上記コネクタ用部品は、該
部品と上記コネクタが嵌合軸Aに沿って嵌合されたとき
に上記シールグループへ挿入できるシールリップ54を
含んでいるようなシールシステムにおいて、上記シール
リップ54は、上記シールグループ52の巾より大きな
巾を有し、更に、上記シールグループの深さに対し、上
記コネクタと上記コネクタ用部品が嵌合状態にあるとき
に上記シールリップが上記グループの底から離間される
ような長さを有し、これにより、上記シールリップ54
と上記シールグループ52との間に上記嵌合軸Aに直角
なシール力のみが作用するようにしたことを特徴とする
電気コネクタのシールシステム。 - 【請求項2】 上記弾力性シール50は一般的にU字型
の断面をしていて、上記シールグループ52を形成する
一対の脚50aを画成する請求項1に記載の電気コネク
タのシールシステム。 - 【請求項3】 上記コネクタと上記コネクタ用部品が嵌
合状態にあるときに上記シールリップ54が上記シール
グループ52の底から離間されるように上記シールグル
ープへの上記シールリップの挿入の程度を制限するため
に、上記コネクタと上記コネクタ用部品との間には相補
的に相互係合する当接手段60,62が設けられている
請求項1に記載の電気コネクタのシールシステム。 - 【請求項4】 上記相補的に相互係合する当接手段6
0,62は導電性材料であって、それらの間に高周波シ
ール46を画成するための接触点60のパターンを含ん
でいる請求項3に記載の電気コネクタのシールシステ
ム。 - 【請求項5】 上記相補的に相互係合する当接手段6
0,62は、上記コネクタのハウジング32の嵌合端1
8の周りに実質的に完全に延びる請求項4に記載の電気
コネクタのシールシステム。 - 【請求項6】 上記シールリップ54は、上記コネクタ
用部品12から上記コネクタ10に向かって突出する第
1の周辺フランジによって画成され、上記相補的に相互
係合する当接手段60,62は、上記コネクタ10から
上記コネクタ用部品12に向かって突出する第2の周辺
フランジ49を含み、これらのフランジは上記嵌合軸A
に直角に互いに重畳して、上記高周波シール46を含む
界面領域を通る迷路を画成する請求項4に記載の電気コ
ネクタのシールシステム。 - 【請求項7】 上記リップ54は上記第2の周辺フラン
ジ49の片側に配置され、上記コネクタ用部品12は、
上記第2の周辺フランジ49の反対側にそのコネクタ用
部品から上記コネクタに向かって突出する第3の周辺フ
ランジ64を備えている請求項6に記載の電気コネクタ
のシールシステム。 - 【請求項8】 嵌合軸Aに沿って嵌合可能な第1(1
2)と第2(10)の電気コネクタ部品との間の高周波
シールシステム46において、 上記第1の電気コネクタ部品12は上記嵌合軸に一般的
に平行に突出する一対のフランジ54,64を含み、こ
れらフランジはそれらの間に当接表面62を画成するよ
うに上記軸に直角に離間されており、そして上記第2の
電気コネクタ部品10は、上記嵌合軸に一般的に平行に
突出して上記第1コネクタ部品の上記一対のフランジ5
4,64間に配置されるフランジ49を含み、該フラン
ジ49の遠方端は、両コネクタ部品が嵌合状態にあると
きに上記第1コネクタ部品の当接表面62に係合するた
めの複数の接触点60を含み、これにより、上記両コネ
クタ部品のフランジは、上記接触点60と当接表面62
との相互係合によりこれらコネクタ部品間の界面領域を
通る迷路を画成することを特徴とする高周波電気コネク
タのシールシステム。 - 【請求項9】 上記コネクタ部品の上記フランジ49,
54,64は、少なくとも一方のコネクタ部品10の嵌
合端18を実質的に取り巻く請求項8に記載の高周波電
気コネクタのシールシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/994,006 | 1992-12-21 | ||
US07/994,006 US5277610A (en) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | Sealing system for electrical connectors |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06260240A JPH06260240A (ja) | 1994-09-16 |
JPH0831344B2 true JPH0831344B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=25540189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5340749A Expired - Lifetime JPH0831344B2 (ja) | 1992-12-21 | 1993-12-09 | 電気コネクタのシールシステム |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5277610A (ja) |
EP (1) | EP0603740B1 (ja) |
JP (1) | JPH0831344B2 (ja) |
KR (1) | KR0128484B1 (ja) |
DE (1) | DE69326675T2 (ja) |
SG (1) | SG43828A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2964443B2 (ja) * | 1994-08-30 | 1999-10-18 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの防水パッキン |
FR2723893A1 (fr) * | 1994-08-30 | 1996-03-01 | Valeo Vision | Dispositif d'eclairage ou de signalisation de vehicule automobile comportant un ensemble de connecteurs a moyens d'etancheite perfectionnes |
US5589119A (en) * | 1994-12-22 | 1996-12-31 | New Southland, Inc. | Silicone elastomer seals for molded plastic parts |
DE19533723B4 (de) * | 1995-09-12 | 2005-05-25 | The Whitaker Corp., Wilmington | Anordnung mit einem zweiteiligen Gehäuse und mindestens einem Steckeranschluß, sowie Verfahren zur Herstellung einer solchen Anordnung |
DE19638590C1 (de) * | 1996-09-20 | 1998-03-05 | Delphi Automotive Systems Gmbh | Zweiteilige elektrische Verbindung, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
JP3570481B2 (ja) * | 1998-05-28 | 2004-09-29 | 住友電装株式会社 | パネル取り付けコネクタ |
DE19958808A1 (de) * | 1999-12-07 | 2001-06-21 | Bayerische Motoren Werke Ag | Beleuchtungseinrichtung für ein Fahrzeug |
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JP5467850B2 (ja) * | 2009-12-03 | 2014-04-09 | 矢崎総業株式会社 | L字型コネクタ |
KR20130014504A (ko) | 2010-03-03 | 2013-02-07 | 가부시키가이샤 에쿠세루 덴시 | 전자기기의 접속 기구 및 접속 장치 |
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-
1992
- 1992-12-21 US US07/994,006 patent/US5277610A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-12-09 JP JP5340749A patent/JPH0831344B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-16 DE DE69326675T patent/DE69326675T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-16 EP EP93120265A patent/EP0603740B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-12-16 SG SG1996001615A patent/SG43828A1/en unknown
- 1993-12-20 KR KR1019930028564A patent/KR0128484B1/ko not_active IP Right Cessation
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US5277610A (en) | 1994-01-11 |
KR940016998A (ko) | 1994-07-25 |
EP0603740B1 (en) | 1999-10-06 |
DE69326675T2 (de) | 2000-05-25 |
DE69326675D1 (de) | 1999-11-11 |
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SG43828A1 (en) | 1997-11-14 |
JPH06260240A (ja) | 1994-09-16 |
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