JPH067166U - フラットケーブルコネクタ - Google Patents

フラットケーブルコネクタ

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JPH067166U
JPH067166U JP9569691U JP9569691U JPH067166U JP H067166 U JPH067166 U JP H067166U JP 9569691 U JP9569691 U JP 9569691U JP 9569691 U JP9569691 U JP 9569691U JP H067166 U JPH067166 U JP H067166U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラットケーブルコネクタに連結されたフラ
ットケーブルの接続部が水滴等によって接触信頼性を低
下させることがないようにすることにある。 【構成】 ハウジング20に形成されたフラットケーブ
ル10が貫通する貫通口22の内周面と前記フラットケ
ーブル10の外周面との間に、前記貫通口22の内周面
とフラットケーブル10の外周面に密着する密封部材3
0を設けたことを特徴とするフラットケーブルコネクタ
である。 【効果】 コネクタハウジング20内に形成された空間
21内に水滴等が侵入するのを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主に自動車内の配線やOA機器の配線に用いられるフラットケー ブルを、他のフラットケーブルや機器等に接続するのに用いるフラットケーブル コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
実開昭55−136183号公報等には、フラットケーブル同士あるいはフラ ットケーブルと機器本体を接続するために、フラットケーブルの接続部を収容す る空間を備え、この空間において前記接続部を機器側のコネクタ等の接片と接続 させるようにしたフラットケーブルコネクタが開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来におけるフラットケーブルコネクタは、前記空間に対する フラットケーブルの貫通口あるいはこのフラットケーブルコネクタに結合される 機器側のコネクタの貫通口から前記空間に水滴等が侵入するため、フラットケー ブルの接続部や機器側コネクタの接続部等が酸化等により損傷し、接続部として の信頼性が低下してしまうという問題があった。
【0004】 この考案は上記のような事情に鑑みなされたものであって、前記空間に収容さ れたフラットケーブルの接続部が水滴等により接触の信頼性を低下させるような ことがないようにしたフラットケーブルコネクタを提供することを目的としてい る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するこの考案によるフラットケーブルコネクタは、コネクタハ ウジング内に、フラットケーブルの導体を露出させた接続部を収容する空間を設 けたフラットケーブルコネクタであって、前記空間とコネクタハウジングの外部 を連通させる貫通口に、前記コネクタハウジングと前記貫通口を貫通する部材と に密着することにより、前記空間と前記コネクタハウジングの外部を水密に封鎖 する弾性材でなる密封部材が設けられていることを特徴としている。
【0006】
【作用】
上記のようにしてなるフラットケーブルコネクタによると、フラットケーブル 等が貫通する貫通口を介してなされる、コネクタハウジングの外部からフラット ケーブルの接続部を収容した空間内への水滴の侵入を、密封部材によって阻止す ることができる。
【0007】
【実施例】
図1および図2に示すフラットケーブルコネクタは、ハウジング20内に形成 された空間21において、フラットケーブル10のフラット導体11を相手方コ ネクタCが備える金属片等でなる接片C1に接続するコネクタである。
【0008】 図3に示すように、前記フラットケーブル10は金属箔等でなる前記フラット 導体11の両面に絶縁フィルム12,13を設けてなる。また、前記絶縁フィル ム12はこのフラットケーブル10の先端部において切り欠かれており、これに よって、このフラットケーブル10の先端に前記導体11が露出した接続部14 が形成されている。
【0009】 ハウジング20は合成樹脂により形成されたもので、その内部には、前記フラ ットケーブル10の接続部14、およびこのフラットケーブルコネクタに結合さ れる相手方コネクタCの接片C1が収容される空間21が形成されている。前記 空間21は、前記フラットケーブル10が挿通する貫通口22と前記接片C1が 挿通する貫通口23とを介して、前記ハウジング20の外部と連通している。ま た、前記貫通口22の縦寸法および横寸法は、前記フラットケーブル10の厚み および幅よりも十分に大きな寸法に設定されている。このハウジング20の空間 21を形成する内壁面には、前記フラットケーブル10の先端が当接する当接面 24が形成されている。この当接面24は、前記貫通口23の内面に連続する前 記接片C1の摺動面25に、直交し且つ連続している。このハウジング20の外 周壁には、相手方コネクタCとの係合部26が形成されている。
【0010】 前記貫通口22の内周面と前記フラットケーブル10の外周面の間には、合成 ゴム等のエラストマでなる円環状の密封部材30が介設されている。この密封部 材30は、図3に示すように、フラットケーブル10に対し、前記接続部14に 交差しない位置にあらかじめ装着され、次いでフラットケーブル10とともに前 記貫通口22に押入されることにより、前記貫通口22の内周面と前記フラット ケーブル10の外周面の間に介設されたものである。この密封部材30は、図3 に示すようにして前記フラットケーブル10に装着された状態で、その内周面が フラットケーブル10の外周面に密着している。また、前記密封部材30は、そ の外径は前記貫通口22の内径よりも若干大きく形成されており、したがって、 貫通口22の内周面と前記フラットケーブル10の外周面の間に押入された状態 では、その外周面が貫通孔22の内周面に密着している。
【0011】 以上のようにしてなるフラットケーブルコネクタは、図2に示すように、金属 板を折り曲げてなる接片C1を有するコネクタCと結合されることにより、フラ ットケーブル10の接続部14において、導体11が前記接片C1に電気的に接 続される。また、このフラットケーブルコネクタは、密封部材30を備えている ことにより、フラットケーブル10の連結部である貫通口22を介して前記空間 21内に水滴等が侵入することがない。
【0012】 図1〜図3に示す実施例では、貫通口22とフラットケーブル10の間に円環 状の密封部材30を設けるようにしたが、このような密封部材30に代えて、図 4に示すような、共に弾性材でなり且つ互いに嵌合可能な分割部材130A,1 30Bにより構成される分割型の密封部材130を採用してもよい。分割部材1 30A,130Bは同一形状であり、矩形の平板131A,131Bの前半部も しくは後半部の両側辺に、前記平板131A,131Bから垂直に立ち上がる側 壁132A,132Bを設けてなる。このような密封部材130は、分割部材1 30A,130Bによってフラットケーブル10を挟み付けるだけでこのフラッ トケーブル10に装着することができ、この密封部材130をその弾性力に抗し て変形させながらフラットケーブル10に装着するような必要がないため、装着 作業がきわめて簡単になるという効果がある。また、図4に示すような密封部材 130を用いた場合、図5に示すように、フラットケーブル10の両側縁部を折 り曲げて折曲部15を形成し、この折曲部15を一方の分割部材130Aの平板 131Aの側面と他方の分割部材130Bの側壁132Bの内面の間に挟持する ようにすると、密封性をさらに向上させることができる。上記のような密封部材 130も、前記密封部材30と全く同様にして前記ハウジング20の貫通孔22 の内周面とフラットケーブル10の外周面の間に介設することにより、ハウジン グ20の外部と空間21の間を密封することができる。
【0013】 なお、上記実施例では、フラット導体11の両面に絶縁フィルム12,13を 設けた、いわゆるフレキシブルプリント回路と呼ばれるフラットケーブル10を 用いているが、図6に示すように、平行に配置した複数の導線11Aの周囲を一 体成型された絶縁樹脂材12Aで囲繞してなる一般的なフラットケーブル10A であってもよい。
【0014】 また、上記実施例は、フラットケーブル10が貫通する貫通口22にのみ、水 滴等の侵入を防止する密封部材30を設けるようにしているが、図7に示すフラ ットケーブルコネクタのように、フラットケーブル10の外周面とハウジング2 20に形成した貫通口222の内周面との間に、前記密封部材30に対応する密 封部材230を設けるとともに、相手方コネクタC′が挿入される貫通口223 の内周面に傾斜部223aを形成し、この傾斜部223aに、貫通口223に挿 入された相手方コネクタC′の外周面に密着する環状の密封部材230′を設け るようにしてもよい。この図7に示すフラットケーブルコネクタは、貫通口22 3を介して相手方コネクタC′の挿入部C′1が挿入されることにより、この挿 入部C′1内に設けられた接片C′2に、フラットケーブル10の接続部14に おいて露出した導線11が接触するようになっている。
【0015】 この図7に示すようなフラットケーブルコネクタによると、フラットケーブル が貫通する貫通口222ばかりでなく、このフラットケーブルコネクタと相手方 コネクタC′の結合部である貫通口223においても、ハウジング220の外部 から空間221内に水滴等が侵入するのを防止することができる。
【0016】 なお、考案によるフラットケーブルコネクタでは、水滴等が侵入しやすい貫通 口において、この貫通口の内周面とこの貫通口を貫通する部材の外周面の間に弾 性材でなる密封部材を設けるようにしていれば、全ての貫通口に密封部材を設け る必要はない。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、この考案のフラットケーブルコネクタによると、フラットケー ブルの接続部が収容されたコネクタハウジング内の空間への水滴等の侵入を阻止 することができるから、前記接続部の酸化等による信頼性の低下を防止すること ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】考案によるフラットケーブルコネクタの斜視図
である。
【図2】図1のフラットケーブルコネクタの縦断面図で
ある。
【図3】フラットケーブルに密封部材を装着した状態を
示す斜視図である。
【図4】密封部材の変形例を示す斜視図である。
【図5】図4の密封部材をフラットケーブルに装着した
状態の一例を示す斜視図である。
【図6】フラットケーブルの変形例を示す斜視図であ
る。
【図7】考案による他のフラットケーブルコネクタの断
面図である。
【符号の説明】
10 フラットケーブル 20,220 ハウジング 21,221 空間 22,23,222,223 貫通口 30,130,230 密封部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジング内に、フラットケー
    ブルの導体を露出させた接続部を収容する空間を設けた
    フラットケーブルコネクタであって、 前記空間とコネクタハウジングの外部を連通させる貫通
    口に、前記コネクタハウジングと前記貫通口を貫通する
    部材とに密着することにより、前記空間と前記コネクタ
    ハウジングの外部を水密に封鎖する弾性材でなる密封部
    材が設けられていることを特徴とするフラットケーブル
    コネクタ。
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JP2541071Y2 (ja) 1997-07-09

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