JPH0831225A - 照明器具備付け天井板およびそれを用いた照明器具施工方法 - Google Patents

照明器具備付け天井板およびそれを用いた照明器具施工方法

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JPH0831225A
JPH0831225A JP6186344A JP18634494A JPH0831225A JP H0831225 A JPH0831225 A JP H0831225A JP 6186344 A JP6186344 A JP 6186344A JP 18634494 A JP18634494 A JP 18634494A JP H0831225 A JPH0831225 A JP H0831225A
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ceiling board
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清 松川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天井の施工と同時に照明器具の取付けを行う
ことができ、天井空間を広く確保し、デザイン的にも斬
新な照明器具備付け天井板を提供する。 【構成】 本発明の天井板は、周縁部を残して中央部に
照明器具取付け用の孔2を切取った原版またはこれを
2、4もしくは8等分した規格寸法の天井板枠体1、内
部に照明器具11を収納し、少なくとも一つの側面を開放
させた函体3、および照明板13を内側に嵌装した額縁12
からなり、函体3は開放側面を下にして天井板枠体1の
孔2の周縁で天井板枠体1に一体的に結合するととも
に、額縁12を函体3に着脱自在に取付けている。本発明
の施工方法は、天井板を通常の天井板とともに嵌め、ク
ロス貼りし、その後額縁を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具備付け天井板
およびそれを用いた照明器具施工方法に関する。とく
に、洋風の照明器具備付け天井板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般住宅などの照明用には、照
明器具を天井から吊下げたり、天井に直接ビスで固定し
たりするタイプのものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、照明器具を
天井から吊下げたり固定するのは、天井に施工工事とは
別に電気工事を必要として手間がかかるし、とくに問題
となるのは、天井板取付後に照明器具取付用の孔を切り
抜かなければならないが、その作業は上向き仕事となる
ので、作業員にとって非常に大きな苦痛を強いるという
欠点がある。また、照明器具によって天井空間が狭くな
り、とくに天井の低い部屋では、デザイン的にもきわめ
て窮屈なものになってしまうという欠点がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、天井の施工と
同時に照明器具の取付けを極めて容易に行うことがで
き、天井空間を広く確保し、デザイン的にも斬新なもの
を実現することができる照明器具兼天井板を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の天井板は、周縁
部を残して中央部に照明器具取付け用の孔を切り取った
規格寸法またはこれを2、4もしくは8等分した天井板
枠体、内部に照明器具を収納し、少なくとも一つの側面
を開放させた函体、および照明板を内側に嵌装した額縁
からなり、前記函体は開放側面を下にして前記天井板枠
体の孔の周縁で該天井板枠体に一体的に結合するととも
に、前記額縁は前記函体に着脱自在に取付けてなるもの
である。また、前記額縁の前記函体への取付は、(a)
額縁に1個以上設けた懸架用金具を函体の側面に設けた
受け孔に挿入して該額縁の重量の一部を懸架保持させる
とともに、(b)額縁に1個以上設けた係止用金具の突
起部を函体に設けたキャッチ部に嵌挿して該額縁の重量
の残部を保持させるようにして行うことができる。な
お、ここで函体と額縁との結合は、上記(a)のような
懸架による方法に限定されるものではなく、たとえば
(a)の代わりに蝶番によりあらかじめ函体に額縁を結
合しておき、これと前記(b)を組合わせる方法等も場
合により選択することができる。本発明の施工方法は、
前記天井板を通常の天井板とともに、天井下地材にビス
止めして取付け、その後に天井用クロス等を貼付し、つ
ぎに額縁を函体に取付けることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の天井板は、原版またはその2、4もし
くは8等分した規格寸法の天井板枠体に、内部に照明器
具を装備した函体が一体的に取付けられているから、こ
の天井板は、天井工事の際、通常の天井板の施工と全く
同様に天井板の一部として施工することができる。その
後、内側に照明板を嵌装した額縁を前記函体に取付ける
ことにより天井照明工事は完了する。したがって、天井
板に照明器具取付用孔を改めてあける必要はなく、苦痛
の大きい上向き仕事が無くなるので、作業が極めて容易
に行える。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1および図2は、いずれも本発明の一実施例に
かかわる天井板の断面図であり、このうち図1は、函体
3に額縁12を組付ける途中の状態を示し、図2は、組付
け終った状態を示す。図1〜2において、1は原版また
はその2、4または8等分した規格寸法の天井板から中
央の孔2を切抜いた天井板枠体である。この天井板枠体
1の周縁は天井下地材にビス等で直接固定される。その
後、通常の天井板も含め、それらの下面に天井用クロス
が全面的に貼付される。3は函体であって、下側面が開
放され、この開放端には外側に折り返したフランジ4が
設けられており、このフランジ4が補強板5を介して天
井板枠体1にビス6a,6bにより一体的に固定されてい
る。
【0008】函体3の垂直側面の下方部分であって、前
記フランジ4の近傍には後述の額縁12に設けた懸架用金
具14を受入れて支持するための孔7が明けられており、
この孔7に対向する位置の同じく函体3の立上り側面内
側には、額縁12に設けた係止用金具17の突起16を嵌挿し
て保持するためのキャッチ8が取付けられている。ま
た、函体3の天面には、天板9がビス10などで着脱自在
に取付けられ、函体3内には、照明器具として蛍光灯11
が任意の個所に取付けられる。
【0009】図1および図2において、12は額縁であ
り、その内側に照明板13が嵌装されている。照明板13は
透光性の板状体で耐久性のあるものなら合成樹脂、ガラ
ス等いずれも使用することができるが、通常は、函体3
内の直接透視を妨げ、かつ、照明光を和らげるために、
半透明の材料を使用することが推奨される。額縁12の裏
側面には少くとも一箇所、通常は、安定性を確保するた
めに互いに近傍の2箇所程度に、懸架用金具14がビス15
a,15bによって付設され、この懸架用金具14が付設さ
れた対角線上の額縁12の裏側面には、前記函体3の内側
に設けられたキャッチ8に嵌合させるため、先端に突起
16を有する係止用金具17がビス18により付設される。函
体3に額縁12を取付けるには、既述のごとく天井工事を
終え、天井用クロスも貼付された後において、図1に示
されるとおり、まず、額縁12に付設された懸架用金具14
を函体側面の孔7に根元まで挿入したのち、額縁12を押
し上げ、係止用金具17先端の突起16を函体内側に設けら
れたキャッチ8に押込めばよい。また、取外すときは以
上の逆の操作を行えばよく、その着脱はきわめて容易で
ある。
【0010】図3および図4は、本発明に係わる天井板
の額縁を取付けた状態の一例の底面図である。本発明の
天井板は、現場工事を容易にするため、規格寸法の天井
板材、たとえば、石膏ボードを原版(1820mm×910mm)の
まま用いるか、これを2等分した正方形(910mm×910mm)
として用いるか、これをさらに2等分した長方形(910mm
×455mm)として用いるか、さらにこれを2等分した長方
形(455mm×455mm)として用いるか、いずれかの規格寸法
で使用する。このように、本発明の天井板は、正方形ま
たは長方形の規格寸法で用いられるものであり、図3は
正方形として用いる場合を、図4は長方形として用いる
場合をそれぞれ示すものである。図3および図4の天井
板は、額縁12の形をいずれも八角形に作った場合である
が、額縁の形は必ずしも八角形に限られるものではな
い。四角形や六角形、さらに円形や楕円形等いずれも可
能であり、目的とするデザインに応じて任意に選択する
ことができる。
【0011】図5および図6は、それぞれ天井工事によ
って本発明の天井板を組込んだ天井工事の一例を示す。
図中Aは、規格寸法の天井板を2等分してこれに本発明
の照明器具を備付けたもの、Bは、これをさらに2等分
したもの、Cは、これをさらに2等分したものであり、
AA,BBおよびCCは、それぞれ前記A,BおよびC
と同形の天井板であって、照明器具を備付けてない通常
のものを示す。換言すれば、図5、図6のように配置さ
せる場合、図中破線で区切ったように、通常の天井板と
本発明の照明器具備付け天井板とを天井下地材(天井裏
面に縦横に配した桟)にビス等により固着して組付ける
ことにより、常法どおりの天井工事によって、照明工事
を同時に完成させることができる。
【0012】図5および図6は、本発明に係わる天井板
を用いた照明工事の一例であって、A,BおよびCの3
種類の照明器具備付け天井板を使用するだけでも、多種
多様の配置設計を自由自在に行うことができることが理
解できる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、天井の施工と同時に照
明器具の取付けを行うことができるので、従来のように
照明器具取付用の孔を天井板に切り抜かなくてよくな
り、大きな苦痛を伴う上向き作業が不要となった。ま
た、その照明器具は天井板とともに、すべて天井に収納
されるから、室内の天井空間を広く確保し、デザイン的
にも斬新な照明器具備付け天井板を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる天井板の断面図であ
り、額縁を組付ける途中の状態を示す。
【図2】本発明の一実施例に係わる天井板の断面図であ
り、額縁を組付けた状態を示す。
【図3】本発明の天井板の一実施例の底面図である。
【図4】本発明の天井板の他の実施例の底面図である。
【図5】本発明の天井板を用いた天井配置の一実施例で
ある。
【図6】本発明の天井板を用いた天井配置の他の実施例
である。
【符号の説明】
1 天井板枠体 3 函体 12 額縁 13 照明板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁部を残して中央部に照明器具取付け用
    の孔を切り取った原版またはこれを2、4もしくは8等
    分した規格寸法の天井板枠体、内部に照明器具を収納
    し、少なくとも一つの側面を開放させた函体、および照
    明板を内側に嵌装した額縁からなり、前記函体は開放側
    面を下にして前記天井板枠体の孔の周縁で該天井板枠体
    に一体的に結合するとともに、前記額縁は前記函体に着
    脱自在に取付けてなることを特徴とする照明器具備付け
    天井板。
  2. 【請求項2】前記額縁の前記函体への取付けは、額縁に
    1個以上設けた懸架用金具を函体の側面に設けた受け孔
    に挿入して該額縁の重量の一部を保持させるとともに、
    額縁に1個以上設けた係止用金具の突起部を函体に設け
    たキャッチ部に嵌挿して該額縁の重量の残部を保持させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の照明器具
    備付け天井板。
  3. 【請求項3】請求項1記載の天井板を通常の天井板とと
    もに天井下地材にビス止めして取付け、その後に天井用
    クロス等を貼付し、つぎに額縁を函体に取付けることを
    特徴とする照明器具施工方法。
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