JP2707414B2 - 照明器具備付け天井板を用いた照明器具施工方法 - Google Patents

照明器具備付け天井板を用いた照明器具施工方法

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JP2707414B2
JP2707414B2 JP6186344A JP18634494A JP2707414B2 JP 2707414 B2 JP2707414 B2 JP 2707414B2 JP 6186344 A JP6186344 A JP 6186344A JP 18634494 A JP18634494 A JP 18634494A JP 2707414 B2 JP2707414 B2 JP 2707414B2
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清 松川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具備付け天井
用いた照明器具施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般住宅などの照明用には、照
明器具を天井から吊下げたり、天井に直接ビスで固定し
たりするタイプのものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、照明器具を
天井から吊下げたり固定するのは、天井に施工工事とは
別に電気工事を必要として手間がかかるし、とくに問題
となるのは、天井板取付後に照明器具取付用の孔を切り
抜かなければならないが、その作業は上向き仕事となる
ので、作業員にとって非常に大きな苦痛を強いるという
欠点がある。また、照明器具によって天井空間が狭くな
り、とくに天井の低い部屋では、デザイン的にもきわめ
て窮屈なものになってしまうという欠点がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、天井の施工と
同時に照明器具の取付けを極めて容易に行うことがで
き、天井空間を広く確保し、デザイン的にも斬新なもの
を実現することができる照明器具兼天井板を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の照明器
具施工方法は、規格寸法の通常の天井板と、予め照明器
具を取付けた規格寸法の天井板を用い、これらの天井板
を組合せて天井に取付ける施工工事を行うことを特徴と
する。 請求項2の発明の照明器具施工方法は、前記規格
寸法の天井板が、原版、原版の2等分、原版の4等分ま
たは原版の8等分の大きさのものを含むことを特徴とす
る。 請求項3の発明の照明器具施工方法は、前記照明器
具備付け天井板が、規格寸法の天井板の中央に開口を形
成し、該開口の周縁の上方に下面が開口した函体を取付
け、該函体の内部に照明具を収納し、前記函体の下面開
口に額縁を着脱自在に取付けるようにしたことを特徴と
する。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、通常の天井板も照明
器具を備えた天井板も全て規格寸法であるので、これら
を組合わすことで、どのような広さの天井にも隅間を生
じたり、あるいは天井板を再加工することなく現場で簡
単に取付けることができ、しかも部屋の照明器具を取付
けたい位置には、照明器具付の天井板を通常の天井板と
同様の工法で取付けるだけで照明器具の施工を終えるこ
とができる。このため、天井板に取付用孔を切り抜く等
の上向き作業をする必要がなくなり作業が簡単になっ
た。 請求項2の発明によれば、天井板の規格寸法が数種
類あるので、大小の寸法の 天井を任意のデザインで貼り
合わすことができ、照明器具の取付位置を多種多様に変
化させることができる。 請求項3の発明によれば、照明
器具が天井板の背面にあるので、室内空間が広くとれ、
種々のデザインの額縁を取付けることで、天井のデザイ
ンも任意に変えることができる。
【0007】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。図1および図2は、いずれも本発明で使用され
天井板の断面図であり、このうち図1は、函体3に額縁
12を組付ける途中の状態を示し、図2は、組付け終っ
た状態を示す。図1〜2において、1は原版またはその
2、4または8等分した規格寸法の天井板から中央の孔
2を切抜いた天井板である。本発明では、この規格寸法
の天井板を用いることが特徴である。この天井板1の周
縁は天井下地材にビス等で直接固定される。その後、通
常の天井板も含め、それらの下面に天井用クロスが全面
的に貼付される。本発明で用いる天井板1には、予め照
明器具が取付けられている。すなわち、3は函体であっ
て、下側面が開放され、この開放端には外側に折り返し
たフランジ4が設けられており、このフランジ4が補強
板5を介して天井板枠体1にビス6a,6bにより一体
的に固定されている。
【0008】函体3の垂直側面の下方部分であって、前
記フランジ4の近傍には後述の額縁12に設けた懸架用
金具14を受入れて支持するための孔7が明けられてお
り、この孔7に対向する位置の同じく函体3の立上り側
面内側には、額縁12に設けた係止用金具17の突起1
6を嵌挿して保持するためのキャッチ8が取付けられて
いる。また、函体3の天面には、天板9がビス10など
で着脱自在に取付けられ、函体3内には、照明具として
蛍光灯11が任意の個所に取付けられる。
【0009】図1および図2において、12は額縁であ
り、額縁12は予め天井板1(具体的には函体3)に取
付けていてもよく、天井施工工事の後から取付けてもよ
い。 この額縁12をいつ取付けるかは本発明において本
質的なものではない。 なお、額縁12の内側に照明板
13が嵌装されている。照明板13は透光性の板状体で
耐久性のあるものなら合成樹脂、ガラス等いずれも使用
することができるが、通常は、函体3内の直接透視を妨
げ、かつ、照明光を和らげるために、半透明の材料を使
用することが推奨される。額縁12の裏側面には少くと
も一箇所、通常は、安定性を確保するために互いに近傍
の2箇所程度に、懸架用金具14がビス15a,15b
によって付設され、この懸架用金具14が付設された対
角線上の額縁12の裏側面には、前記函体3の内側に設
けられたキャッチ8に嵌合させるため、先端に突起16
を有する係止用金具17がビス18により付設される。
函体3に額縁12を取付けるには、図1に示されるとお
り、まず、額縁12に付設された懸架用金具14を函体
側面の孔7に根元まで挿入したのち、額縁12を押し上
げ、係止用金具17先端の突起16を函体内側に設けら
れたキャッチ8に押込めばよい。また、取外すときは以
上の逆の操作を行えばよく、その着脱はきわめて容易で
ある。
【0010】図3および図4は、本発明に係わる天井板
の額縁を取付けた状態の一例の底面図である。本発明の
天井板は、現場工事を容易にするため、規格寸法の天井
板材、たとえば、石膏ボードを原版(1820mm×9
10mm)のまま用いるか、これを2等分した正方形
(910mm×910mm)として用いるか、これをさ
らに2等分した長方形(910mm×455mm)とし
て用いるか、さらにこれを2等分した長方形(455m
m×455mm)として用いるか、いずれかの規格寸法
で使用する。このように、本発明の天井板は、正方形ま
たは長方形の規格寸法で用いられるものであり、図3は
正方形として用いる場合を、図4は長方形として用いる
場合をそれぞれ示すものである。図3および図4の天井
板は、額縁12の形をいずれも八角形に作った場合であ
るが、額縁の形は必ずしも八角形に限られるものではな
い。四角形や六角形、さらに円形や楕円形等いずれも可
能であり、目的とするデザインに応じて任意に選択する
ことができる。
【0011】図5および図6は、それぞれ天井工事によ
って本発明の天井板を組込んだ天井工事の一例を示す。
図中Aは、規格寸法の天井板を2等分してこれに本発明
の照明器具を備付けたもの、Bは、これをさらに2等分
したもの、Cは、これをさらに2等分したものであり、
AA,BBおよびCCは、それぞれ前記A,BおよびC
と同形の天井板であって、照明器具を備付けてない通常
のものを示す。換言すれば、図5、図6のように配置さ
せる場合、図中破線で区切ったように、通常の天井板と
本発明の照明器具備付け天井板とを天井下地材(天井裏
面に縦横に配した桟)にビス等により固着して組付ける
ことにより、常法どおりの天井工事によって、照明工事
を同時に完成させることができる。
【0012】図5および図6は、本発明に係わる天井板
を用いた照明工事の一例であって、A,BおよびCの3
種類の照明器具備付け天井板を使用するだけでも、多種
多様の配置設計を自由自在に行うことができることが理
解できる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、通常の天井板
も照明器具を備えた天井板も全て規格寸法であるので、
これらを組合わすことで、どのような広さの天井にも隅
間を生じたり、あるいは天井板を再加工することなく現
場で簡単に取付けることができ、しかも部屋の照明器具
を取付けたい位置には、照明器具付の天井板を通常の天
井板と同様の工法で取付けるだけで照明器具の施工を終
えることができる。このため、天井板に取付用孔を切り
抜く等の上向き作業をする必要がなくなり作業が簡単に
なった。 請求項2の発明によれば、天井板の規格寸法が
数種類あるので、大小の寸法の天井を任意のデザインで
貼り合わすことができ、照明器具の取付位置を多種多様
に変化させることができる。 請求項3の発明によれば、
照明器具が天井板の背面にあるので、室内空間が広くと
れ、種々のデザインの額縁を取付けることで、天井のデ
ザインも任意に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられる天井板の断面図であり、額
縁を組付ける途中の状態を示す。
【図2】本発明で用いられる天井板の断面図であり、額
縁を組付けた状態を示す。
【図3】本発明の天井板の一実施例の底面図である。
【図4】本発明の天井板の他の実施例の底面図である。
【図5】本発明の天井板を用いた天井配置の一実施例で
ある。
【図6】本発明の天井板を用いた天井配置の他の実施例
である。
【符号の説明】
1 天井 3 函体 12 額縁 13 照明板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】規格寸法の通常の天井板と、予め照明器具
    を備付けた規格寸法の天井板を用い、これらの天井板を
    組合せて天井に取付ける施工工事を行うことを特徴とす
    る照明器具備付け天井板を用いた照明器具施工方法。
  2. 【請求項2】前記規格寸法の天井板が、原版、原版の2
    等分、原版の4等分または原版の8等分の大きさのもの
    を含むことを特徴とする請求項1記載の照明器具備付け
    天井板を用いた照明器具施工方法。
  3. 【請求項3】前記照明器具備付け天井板が、規格寸法の
    天井板の中央に開口を形成し、該開口の周縁の上方に下
    面が開口した函体を取付け、該函体の内部に照明具を収
    納し、前記函体の下面開口に額縁を着脱自在に取付ける
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の照明器具備
    付け天井板を用いた照明器具施工方法。
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