JPH0831221B2 - 補正された情報記録方式 - Google Patents
補正された情報記録方式Info
- Publication number
- JPH0831221B2 JPH0831221B2 JP60015795A JP1579585A JPH0831221B2 JP H0831221 B2 JPH0831221 B2 JP H0831221B2 JP 60015795 A JP60015795 A JP 60015795A JP 1579585 A JP1579585 A JP 1579585A JP H0831221 B2 JPH0831221 B2 JP H0831221B2
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- JP
- Japan
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- recording
- laser beam
- medium
- pit
- pits
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Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、高速で移動する記録媒体にレーザービーム
を照射し、それにより生じる熱及び必要に応じて印加さ
れる反転磁場を利用して光学的性質の異なる微小なピッ
トを形成し、ピット長の異なるピットにより情報を記録
する情報記録方法の改良に関する。
を照射し、それにより生じる熱及び必要に応じて印加さ
れる反転磁場を利用して光学的性質の異なる微小なピッ
トを形成し、ピット長の異なるピットにより情報を記録
する情報記録方法の改良に関する。
(発明の背景) 情報社会の進展に伴って、大容量の情報を高密度に記
録できる記録方法が求められ、ディスク状の記録媒体に
渦巻き状又は同心円状の巾の狭いコースを作り、そのコ
ース上に長さ(以下、ピット長と言う)が一定又は異な
る微小なピット例えば幅1ミクロン×長さ最小2ミクロ
ンのピットを飛び飛びに形成し、これらのピットの有無
によって情報を記録する方法が開発された。
録できる記録方法が求められ、ディスク状の記録媒体に
渦巻き状又は同心円状の巾の狭いコースを作り、そのコ
ース上に長さ(以下、ピット長と言う)が一定又は異な
る微小なピット例えば幅1ミクロン×長さ最小2ミクロ
ンのピットを飛び飛びに形成し、これらのピットの有無
によって情報を記録する方法が開発された。
そして、このようなピットを形成する手段として、微
小径に絞った一定強度のレーザービームを、高速で移動
する媒体に、所望のピット長Lに応じて所定時間(パル
ス幅とも呼ばれる)tpの間照射し、それにより生じる熱
によりピットを形成する方法が開発されている。例え
ば、(イ)熱によって媒体を溶解又は昇華させ、くぼみ
を作り、このくぼみをピットとするもの、(ロ)熱によ
って相転移を起こさせ、光学的性質例えば屈折率、反射
率が元の状態とは異なる区域を作り、この区域をピット
とするもの、(ハ)熱によって媒体の上向き又は下向き
に揃った垂直磁化の保磁力を低下させ、同時に反転磁場
を印加して磁化の向きを反転させ、その上でレーザービ
ームの照射をとめて磁化の向きが元の状態とは反応の区
域を作り、この区域をピットするもの(光磁気記録)、
などの情報記録方法が既に提案され、一部実用化されて
いる。
小径に絞った一定強度のレーザービームを、高速で移動
する媒体に、所望のピット長Lに応じて所定時間(パル
ス幅とも呼ばれる)tpの間照射し、それにより生じる熱
によりピットを形成する方法が開発されている。例え
ば、(イ)熱によって媒体を溶解又は昇華させ、くぼみ
を作り、このくぼみをピットとするもの、(ロ)熱によ
って相転移を起こさせ、光学的性質例えば屈折率、反射
率が元の状態とは異なる区域を作り、この区域をピット
とするもの、(ハ)熱によって媒体の上向き又は下向き
に揃った垂直磁化の保磁力を低下させ、同時に反転磁場
を印加して磁化の向きを反転させ、その上でレーザービ
ームの照射をとめて磁化の向きが元の状態とは反応の区
域を作り、この区域をピットするもの(光磁気記録)、
などの情報記録方法が既に提案され、一部実用化されて
いる。
そして、こうして記録された情報は、形成されたピッ
トが周囲とは光学的性質が相違することを利用して、高
速で移動する媒体にレーザービームを照射し、該媒体で
反射されたビームまたは該媒体を透過したビームの光学
的変化を検知することにより再生される。尚、ここで
は、ピットが単なる「くぼみ」であり、その「くぼみ」
のために回折や干渉を起こし、「くぼみ」がないと該回
折や干渉を起こさない場合も光学的性質が相違すること
に含める。
トが周囲とは光学的性質が相違することを利用して、高
速で移動する媒体にレーザービームを照射し、該媒体で
反射されたビームまたは該媒体を透過したビームの光学
的変化を検知することにより再生される。尚、ここで
は、ピットが単なる「くぼみ」であり、その「くぼみ」
のために回折や干渉を起こし、「くぼみ」がないと該回
折や干渉を起こさない場合も光学的性質が相違すること
に含める。
しかしながら、このようにレーザービームの照射によ
る熱を利用して情報を記録する方法では、これまで、記
録及び再生を2値デジタル信号で行なった場合には、情
報が正しく再生されないとか、記録及び再生をアナログ
信号で行なった場合には、S/N比が十分に高くならな
い、などのいくつかの欠点があった。
る熱を利用して情報を記録する方法では、これまで、記
録及び再生を2値デジタル信号で行なった場合には、情
報が正しく再生されないとか、記録及び再生をアナログ
信号で行なった場合には、S/N比が十分に高くならな
い、などのいくつかの欠点があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、レーザービームの照射による熱を利
用して情報を記録する方法に於いて、前記欠点を解決す
ることにある。
用して情報を記録する方法に於いて、前記欠点を解決す
ることにある。
(発明の概要) 一般に熱を利用してピットを形成する場合、媒体には
ピットの形成に必要な最低臨界温度(書込み可能温度
Tw)が決まっており、Tw以上になって初めてピットが形
成されることになる。
ピットの形成に必要な最低臨界温度(書込み可能温度
Tw)が決まっており、Tw以上になって初めてピットが形
成されることになる。
本発明者は、レーザービームの発光タイミング(レー
ザー光源への通電開始時刻又はパルス――レーザービー
ム発明用の電気信号パルス――の立上り時刻と言うこと
もできる)とTwとの関係について研究の結果、(1)レ
ーザー光源に通電しても媒体の温度が瞬時にTw以上にな
ることはないこと、(2)レーザービームの媒体面照射
領域(通常、円形であり、スポットと称す)のうち「Tw
以上に達しているスポット」が、発光開始時は小さく、
それ以降次第に大きくなり、やがて一定になることの2
点に起因して、発光タイミングとピット形成開始時刻と
の間に多少の遅れがあることが判った。
ザー光源への通電開始時刻又はパルス――レーザービー
ム発明用の電気信号パルス――の立上り時刻と言うこと
もできる)とTwとの関係について研究の結果、(1)レ
ーザー光源に通電しても媒体の温度が瞬時にTw以上にな
ることはないこと、(2)レーザービームの媒体面照射
領域(通常、円形であり、スポットと称す)のうち「Tw
以上に達しているスポット」が、発光開始時は小さく、
それ以降次第に大きくなり、やがて一定になることの2
点に起因して、発光タイミングとピット形成開始時刻と
の間に多少の遅れがあることが判った。
この遅れをここでは「初期タイムラグ」と呼ぶが、こ
の初期タイムラグを調べるため、初期タイムラグの目安
となる「t90」についてコンピュータ・シミュレーショ
ンを行なった。この「t90」とは、レーザービームを照
射して媒体を加熱した場合、媒体の温度が所定の飽和温
度Tsに達するまでの時間は、計算上、無限大となってし
まうので、計算の便宜上、Tsの90%に着眼し、このTsの
90%に相当する温度に達するまでの時間を言う。
の初期タイムラグを調べるため、初期タイムラグの目安
となる「t90」についてコンピュータ・シミュレーショ
ンを行なった。この「t90」とは、レーザービームを照
射して媒体を加熱した場合、媒体の温度が所定の飽和温
度Tsに達するまでの時間は、計算上、無限大となってし
まうので、計算の便宜上、Tsの90%に着眼し、このTsの
90%に相当する温度に達するまでの時間を言う。
その結果、「t90」は、パルス幅tpには無関係で、第
1図に示すように媒体の移動速度Vmの増加に応じて単調
に減少する関係にあり、一般に、媒体はディスク状でレ
コードのように一定回転数(つまり、一定角速度)で回
転させるので、中心から外側に行くに従って媒体の移動
速度Vm(線速度)が速くなるので、ピット形成の開始位
置が一定せず、このことが不用意に「意図しないピット
長のピット」の形成を許し、そのことが原因で、記録再
生を2値デジタル信号で行なった場合には、再生時にピ
ット始端で「1」信号と「0」信号を読み誤る場合が出
てきて情報が正しく再生されないこと、記録再生をアナ
ログ信号で行なった場合には、再生時にS/N比が十分に
向上しないことなどの欠点が生じることを突き止めた。
1図に示すように媒体の移動速度Vmの増加に応じて単調
に減少する関係にあり、一般に、媒体はディスク状でレ
コードのように一定回転数(つまり、一定角速度)で回
転させるので、中心から外側に行くに従って媒体の移動
速度Vm(線速度)が速くなるので、ピット形成の開始位
置が一定せず、このことが不用意に「意図しないピット
長のピット」の形成を許し、そのことが原因で、記録再
生を2値デジタル信号で行なった場合には、再生時にピ
ット始端で「1」信号と「0」信号を読み誤る場合が出
てきて情報が正しく再生されないこと、記録再生をアナ
ログ信号で行なった場合には、再生時にS/N比が十分に
向上しないことなどの欠点が生じることを突き止めた。
上述のように「t90」は、初期タイムラグの目安とな
るので、本発明者は、初期タイムラグがVmの減少に伴っ
て増加するのを解決するため、レーザービームの発光タ
イミングを媒体の移動速度Vmの増加に応じて遅らせる、
又はVmの減少に応じて早めるように補正することによ
り、補正前の発光タイミングにスポット中心がいる媒体
上の位置x0とピット形成開始位置x1との差xdをVmで割っ
た商(xd/Vm)をVmによらず常に一定にし、それによりV
mによらず常に所定位置からピット形成を開始させるこ
とを着想し、実験したところ、先の着想が有効であるこ
とを確証し、本発明を成すに至った。
るので、本発明者は、初期タイムラグがVmの減少に伴っ
て増加するのを解決するため、レーザービームの発光タ
イミングを媒体の移動速度Vmの増加に応じて遅らせる、
又はVmの減少に応じて早めるように補正することによ
り、補正前の発光タイミングにスポット中心がいる媒体
上の位置x0とピット形成開始位置x1との差xdをVmで割っ
た商(xd/Vm)をVmによらず常に一定にし、それによりV
mによらず常に所定位置からピット形成を開始させるこ
とを着想し、実験したところ、先の着想が有効であるこ
とを確証し、本発明を成すに至った。
従って、本発明は第一に、 記録媒体をレーザービームの照射位置によらず一定回
転数で回転させておき、そうすると、前記照射位置での
前記媒体の速度Vmは内周側では小さく、外周側では大き
くなるが、このとき、照射する前記レーザービームの強
度をVmの増大に応じて大きくなるように設定し、その上
でレーザービームを、所望のピット長に応じた所定時間
tp発光させて、これを前記記録媒体に照射し、照射によ
り生じる熱及び必要に応じて印加する反転磁場を利用し
て、前記媒体に一定ピット長又はピット長の異なるピッ
トを形成し、これらのピットの有無により、情報を記録
する情報記録方法において、 予定したピット形成開始時刻に対する、レーザービー
ム光源への通電開始時刻を、線速度が増大するのに応じ
て遅くすることを特徴とする記録方法を提供する。
転数で回転させておき、そうすると、前記照射位置での
前記媒体の速度Vmは内周側では小さく、外周側では大き
くなるが、このとき、照射する前記レーザービームの強
度をVmの増大に応じて大きくなるように設定し、その上
でレーザービームを、所望のピット長に応じた所定時間
tp発光させて、これを前記記録媒体に照射し、照射によ
り生じる熱及び必要に応じて印加する反転磁場を利用し
て、前記媒体に一定ピット長又はピット長の異なるピッ
トを形成し、これらのピットの有無により、情報を記録
する情報記録方法において、 予定したピット形成開始時刻に対する、レーザービー
ム光源への通電開始時刻を、線速度が増大するのに応じ
て遅くすることを特徴とする記録方法を提供する。
この第一発明は、ピット形成開始時の問題を解決する
ものであるが、今度はピット形成終了時の問題について
研究したところ、レーザー光源への通電を止めても同様
に瞬時に媒体温度がTw以下になることはなく、消光タイ
ッミング(レーザー光源への通電停止時刻又はレーザー
ビーム発光用の電気信号パルスの立下り時刻と言うこと
もできる)とピット形成終了時刻との間に多少の遅れが
あることが判った。
ものであるが、今度はピット形成終了時の問題について
研究したところ、レーザー光源への通電を止めても同様
に瞬時に媒体温度がTw以下になることはなく、消光タイ
ッミング(レーザー光源への通電停止時刻又はレーザー
ビーム発光用の電気信号パルスの立下り時刻と言うこと
もできる)とピット形成終了時刻との間に多少の遅れが
あることが判った。
この遅れをここでは「後期タイムラグ」と呼ぶが、こ
の後期タイムラグについてコンピュータ・シミュレーシ
ョンの結果、後期タイムラグは、a、b2つに分けられる
ことが判った。1つは、第2図に示すように、tpによら
ず媒体の移動速度Vmの増加に応じて「t10」が単調に減
少することに起因する後期タイムラグである。ここで、
「t10」とは、レーザービームを照射して媒体を加熱
し、媒体の温度が所定の飽和温度Tsに達したとして、そ
の後、消光し、それにより、媒体温度が冷えて、Tsの10
%に達するまでの消光タイミングからの時間を言い、
「t10」は、ピット幅tpによらず媒体の移動速度Vmの増
加に応じて単調に減少することが判った。
の後期タイムラグについてコンピュータ・シミュレーシ
ョンの結果、後期タイムラグは、a、b2つに分けられる
ことが判った。1つは、第2図に示すように、tpによら
ず媒体の移動速度Vmの増加に応じて「t10」が単調に減
少することに起因する後期タイムラグである。ここで、
「t10」とは、レーザービームを照射して媒体を加熱
し、媒体の温度が所定の飽和温度Tsに達したとして、そ
の後、消光し、それにより、媒体温度が冷えて、Tsの10
%に達するまでの消光タイミングからの時間を言い、
「t10」は、ピット幅tpによらず媒体の移動速度Vmの増
加に応じて単調に減少することが判った。
既述のように、一般に、媒体はディスク状でレコード
のように一定回転数(つまり、一定角速度)で回転させ
るので、中心から外側に行くに従って媒体の移動速度
(線速度)が速くなることから、ピット形成の終了位置
が一定せず、この後期タイムラグaが、不用意に「意図
しないピット長のピット」の形成を許し、そのことが原
因で、記録再生を2値デジタル信号で行なった場合に
は、再生時にピット終端で「1」信号と「0」信号を読
み誤る場合が出てきて情報が正しく再生されないこと、
記録再生をアナログ信号で行なった場合には、再生時に
S/N比が十分に向上しないことなどの欠点が生じること
を突き止めた。
のように一定回転数(つまり、一定角速度)で回転させ
るので、中心から外側に行くに従って媒体の移動速度
(線速度)が速くなることから、ピット形成の終了位置
が一定せず、この後期タイムラグaが、不用意に「意図
しないピット長のピット」の形成を許し、そのことが原
因で、記録再生を2値デジタル信号で行なった場合に
は、再生時にピット終端で「1」信号と「0」信号を読
み誤る場合が出てきて情報が正しく再生されないこと、
記録再生をアナログ信号で行なった場合には、再生時に
S/N比が十分に向上しないことなどの欠点が生じること
を突き止めた。
そこで本発明者は、この後期タイムラグaがVmの減少
に伴って増加するのを解決するため、レーザービームの
消光タイミングを媒体の移動速度Vmの増加に応じて遅ら
せる、又はVmの減少に応じて早めるように補正すること
により補正前の消光タイミングにスポット中心がいる媒
体上の位置x0とピット形成開始位置x1との差xdをVmで割
った商(xd/Vm)をVmによらず常に一定にし、それによ
りVmによらず常に所定位置でピット形成を終了させるこ
とを着想し、実験したところ、先の着想が有効であるこ
とを確証し、本発明の第二を成すに至った。
に伴って増加するのを解決するため、レーザービームの
消光タイミングを媒体の移動速度Vmの増加に応じて遅ら
せる、又はVmの減少に応じて早めるように補正すること
により補正前の消光タイミングにスポット中心がいる媒
体上の位置x0とピット形成開始位置x1との差xdをVmで割
った商(xd/Vm)をVmによらず常に一定にし、それによ
りVmによらず常に所定位置でピット形成を終了させるこ
とを着想し、実験したところ、先の着想が有効であるこ
とを確証し、本発明の第二を成すに至った。
従って、本発明は、第二に、 記録媒体をレーザービームの照射位置によらず一定回
転数で回転させておき、そうすると、前記照射位置での
前記媒体の速度Vmは内周側では小さく、外周側では大き
くなるが、このとき、照射する前記レーザービームの強
度をVmの増大に応じて大きくなるように設定し、その上
でレーザービームを、所望のピット長に応じた所定時間
tp発光させて、これを前記記録媒体に照射し、照射によ
り生じる熱及び必要に応じて印加する反転磁場を利用し
て、前記媒体に一定ピット長又はピット長の異なるピッ
トを形成し、これらのピットの有無により、情報を記録
する情報記録方法において、 予定したピット形成終了時刻に対する、レーザービー
ム光源への通電停止時刻を、線速度が増大するのに応じ
て遅くすることを特徴とする記録方法を提供する。
転数で回転させておき、そうすると、前記照射位置での
前記媒体の速度Vmは内周側では小さく、外周側では大き
くなるが、このとき、照射する前記レーザービームの強
度をVmの増大に応じて大きくなるように設定し、その上
でレーザービームを、所望のピット長に応じた所定時間
tp発光させて、これを前記記録媒体に照射し、照射によ
り生じる熱及び必要に応じて印加する反転磁場を利用し
て、前記媒体に一定ピット長又はピット長の異なるピッ
トを形成し、これらのピットの有無により、情報を記録
する情報記録方法において、 予定したピット形成終了時刻に対する、レーザービー
ム光源への通電停止時刻を、線速度が増大するのに応じ
て遅くすることを特徴とする記録方法を提供する。
また、2つめのタイムラグBは、第3図に示すように
パルス幅tpの増加に応じて単調に増加する後期タイムラ
グbである。
パルス幅tpの増加に応じて単調に増加する後期タイムラ
グbである。
第3図は、一定線速度Vm=7.54m/secで移動している
媒体に対して、レーザービームをパルス幅tpをP1、P2、
P3と変えて発光させて、それを照射したときに、レーザ
ービーム・スポット中心の媒体上の軌跡(第3図のx
軸)にそって、各点が経験する最高温度Tmを示すグラフ
であり、x軸上の0点は消光タイミングの位置に相当
し、これをもって全ての場合にピット形成が終了すれば
問題はない。しかし、実際には消光タイミングの位置で
あっても、なお、その後媒体は書込み可能温度Tw以上の
温度を維持し、ピット形成が続く。そのため、第4図に
示すようにピットの終端は、パルス幅tp(P1、P2、P3)
に応じて異なる位置まで延びる。第4図は、第3図の部
分拡大図と形成されるピットの終端付近の概念図を合成
したものである。
媒体に対して、レーザービームをパルス幅tpをP1、P2、
P3と変えて発光させて、それを照射したときに、レーザ
ービーム・スポット中心の媒体上の軌跡(第3図のx
軸)にそって、各点が経験する最高温度Tmを示すグラフ
であり、x軸上の0点は消光タイミングの位置に相当
し、これをもって全ての場合にピット形成が終了すれば
問題はない。しかし、実際には消光タイミングの位置で
あっても、なお、その後媒体は書込み可能温度Tw以上の
温度を維持し、ピット形成が続く。そのため、第4図に
示すようにピットの終端は、パルス幅tp(P1、P2、P3)
に応じて異なる位置まで延びる。第4図は、第3図の部
分拡大図と形成されるピットの終端付近の概念図を合成
したものである。
従って、消光タイミングから実際にピット形成が終了
するまでの時間差(タイムラグb)は、情報を「tpに応
じた異なるピット長」のピットで記録する場合に重要な
問題となる。
するまでの時間差(タイムラグb)は、情報を「tpに応
じた異なるピット長」のピットで記録する場合に重要な
問題となる。
そこで本発明者は、この後期タイムラグbがtpの増加
に伴って増加するのを解決するため、レーザービームの
消光タイミングをtpの減少に応じて遅らせる、又はtpの
増加に応じて早めるように補正することにより補正前の
消光タイミングとピット形成終了時刻との差をtpによら
ず常に一定にし、それによりtpによらず常に所定位置で
ピット形成を終了させることを着想し、実験したとこ
ろ、先の着想が有効であることを確証した。
に伴って増加するのを解決するため、レーザービームの
消光タイミングをtpの減少に応じて遅らせる、又はtpの
増加に応じて早めるように補正することにより補正前の
消光タイミングとピット形成終了時刻との差をtpによら
ず常に一定にし、それによりtpによらず常に所定位置で
ピット形成を終了させることを着想し、実験したとこ
ろ、先の着想が有効であることを確証した。
なお、一定回転数で回転している媒体ディスクに、ピ
ット長つまりtpの異なるピットで情報を記録する場合に
は、後期タイムラグa,b両者の問題解消が好ましく、そ
の場合には、第二発明の補正と上記補正とを合算して行
なってもよい。
ット長つまりtpの異なるピットで情報を記録する場合に
は、後期タイムラグa,b両者の問題解消が好ましく、そ
の場合には、第二発明の補正と上記補正とを合算して行
なってもよい。
さらに、また、発光タイミングの補正と消光タイミン
グの補正とを合算し、合算した補正をピット形成の開示
時に行なっても最終時に行なっても、ピットの位置が全
体に前又は後にシフトするだけでピット長に差はないの
で、本発明の実施に当たっては、発光タイミングの補正
と消光タイミングの補正とを合算してもよい。
グの補正とを合算し、合算した補正をピット形成の開示
時に行なっても最終時に行なっても、ピットの位置が全
体に前又は後にシフトするだけでピット長に差はないの
で、本発明の実施に当たっては、発光タイミングの補正
と消光タイミングの補正とを合算してもよい。
本発明は、第4〜5頁で述べた(イ)、(ロ)、
(ハ)に例示されるような記録方法、つまり速度Vmで移
動する記録媒体に、レーザービームを、所望のピット長
に応じた所定時間tpの間、照射し、照射により生じる熱
及び必要に応じて印加する反転磁場を利用して、前記媒
体に一定ピット長又はピット長の異なるピットを形成
し、これらのピットの有無により、情報を記録する情報
記録方法であれば、いずれの方法でも、実施可能である
が、以下(ハ)の光磁気記録を実施例にとり、本発明を
より具体的に照明する。
(ハ)に例示されるような記録方法、つまり速度Vmで移
動する記録媒体に、レーザービームを、所望のピット長
に応じた所定時間tpの間、照射し、照射により生じる熱
及び必要に応じて印加する反転磁場を利用して、前記媒
体に一定ピット長又はピット長の異なるピットを形成
し、これらのピットの有無により、情報を記録する情報
記録方法であれば、いずれの方法でも、実施可能である
が、以下(ハ)の光磁気記録を実施例にとり、本発明を
より具体的に照明する。
(実施例1:第一発明の実施例) 〔記録媒体〕……直径20cmのディスク状ガラス基板の上
に膜厚約1000ÅのTbFeCo非晶質合金薄膜を形成した光磁
気ディスク 〔記録装置〕……使用した装置の全体的な構成を第5図
に示す。この装置は、再生装置を兼ねたもので、第5図
中、1は、記録すべき2値化情報に基づきレーザー光源
を発光させるための電気信号(形成したいピット長Lに
応じた長さのパルス状信号)を発光するパルス発生回
路、2は、半導体レーザー光源、3は、コリメーターレ
ンズ、4は、ビームスプリッタ、5は、対物レンズ、6
は,ディスク状記録媒体を回転させるためのスピンドル
モータ、7は、集光レンズ、9は、ディテクタ(光電変
換素子)、10は、ディスク状記録媒体である。
に膜厚約1000ÅのTbFeCo非晶質合金薄膜を形成した光磁
気ディスク 〔記録装置〕……使用した装置の全体的な構成を第5図
に示す。この装置は、再生装置を兼ねたもので、第5図
中、1は、記録すべき2値化情報に基づきレーザー光源
を発光させるための電気信号(形成したいピット長Lに
応じた長さのパルス状信号)を発光するパルス発生回
路、2は、半導体レーザー光源、3は、コリメーターレ
ンズ、4は、ビームスプリッタ、5は、対物レンズ、6
は,ディスク状記録媒体を回転させるためのスピンドル
モータ、7は、集光レンズ、9は、ディテクタ(光電変
換素子)、10は、ディスク状記録媒体である。
そして発光又は消光タイミングを補正するために、前
記パルス発生回路1に、補正回路を組み入れ、発光又は
消光タイミングを所定量(=補正値)遅らせ、又は早め
る。
記パルス発生回路1に、補正回路を組み入れ、発光又は
消光タイミングを所定量(=補正値)遅らせ、又は早め
る。
ピット長の厳密さは、特に高周波数領域に於いてS/N
比に大きく影響するので、比較的高周波数の信号ピット
を記録することにする。
比に大きく影響するので、比較的高周波数の信号ピット
を記録することにする。
前記記録媒体及び記録装置を用い、下記条件: ・記録媒体回転速度;ケースAでは2700rpm ケースBでは1800rpm ケースCでは 900rpm ・記録位置;記録媒体の回転中心から半径8cmの位置 ・レーザービームのスポット径;1.5μm ・レーザービーム強度;8mW(on disk) ・補正前パルス幅tp;0.1μsec ・補正前パルス間隔;0.1μsec ・反転磁場;300 Oe ・記録周波数;5.0MHz ・補正値;下記第1表の通り で、発光タイミングを補正しながらピット群を形成し
た。
た。
〔再生実験〕 記録された前記媒体および前記記録装置を用い、下記
条件: ・記録媒体回転速度;記録時と同一にする ・レーザービーム強度;4mW(on disk)で再生し、S/N比
を測定した。この結果を第6図に示す。第6図中、実線
は実施例1のデータを示し、点線は比較例1a、一点鎖線
は、比較例1b、二点鎖線は比較例1cの各データを示す。
条件: ・記録媒体回転速度;記録時と同一にする ・レーザービーム強度;4mW(on disk)で再生し、S/N比
を測定した。この結果を第6図に示す。第6図中、実線
は実施例1のデータを示し、点線は比較例1a、一点鎖線
は、比較例1b、二点鎖線は比較例1cの各データを示す。
この図から、1/Vmに応じて発光タイミングの補正値を
大きくする実施例の記録方式が、全体比較で最も高いS/
N比を示すことが理解されよう。
大きくする実施例の記録方式が、全体比較で最も高いS/
N比を示すことが理解されよう。
(実施例2:第二発明の実施例) ピット長の厳密さは、特に高周波数領域に於いてS/N
比に大きく影響するので、比較的高周波数の信号ピット
を記録することにする。
比に大きく影響するので、比較的高周波数の信号ピット
を記録することにする。
〔記録媒体〕及び〔記録装置〕は実施例1と同じものを
使用し、下記条件: ・記録媒体回転速度;ケースAでは2700rpm ケースBでは1800rpm ケースCでは 900rpm ・記録位置;記録媒体の回転中心から半径8cmの位置 ・レーザービームのスポット径;1.5μm ・レーザービーム強度;8mW(on disk) ・補正前パルス幅tp;0.1μsec ・補正前パルス間隔;0.1μsec ・反転磁場;300 Oe ・記録周波数;5.0MHz ・補正値;下記第2表の通り で、消光タイミングを補正しながらピット群を形成し
た。
使用し、下記条件: ・記録媒体回転速度;ケースAでは2700rpm ケースBでは1800rpm ケースCでは 900rpm ・記録位置;記録媒体の回転中心から半径8cmの位置 ・レーザービームのスポット径;1.5μm ・レーザービーム強度;8mW(on disk) ・補正前パルス幅tp;0.1μsec ・補正前パルス間隔;0.1μsec ・反転磁場;300 Oe ・記録周波数;5.0MHz ・補正値;下記第2表の通り で、消光タイミングを補正しながらピット群を形成し
た。
〔再生実験〕 記録された前記媒体および前記記録装置を用い、下記
条件: ・記録媒体回転速度;記録時と同一にする ・レーザービーム強度;4mW(on disk) で再生し、S/N比を測定した。この結果を第7図に示
す。第7図中、実線は実施例2のデータを示し、点線は
比較例2a、一点鎖線は、比較例2b、二点鎖線は比較例2c
の各データを示す。
条件: ・記録媒体回転速度;記録時と同一にする ・レーザービーム強度;4mW(on disk) で再生し、S/N比を測定した。この結果を第7図に示
す。第7図中、実線は実施例2のデータを示し、点線は
比較例2a、一点鎖線は、比較例2b、二点鎖線は比較例2c
の各データを示す。
この図から、1/Vmに応じて消光タイミングの補正値を
大きくする実施例の記録方式が、全体比較では、最も高
いS/N比を示すことが理解されよう。
大きくする実施例の記録方式が、全体比較では、最も高
いS/N比を示すことが理解されよう。
(実施例3) 実験に当たっては、後期タイムラグbが概ね飽和値に
達する程度の、“tp”と、その50%、20%に当たるt
pで、記録した。何故ならば、ピット長の厳密さは、前
記“tp”とその50%、20%に当たるtpから逆算される程
度の高周波数領域において、S/N比に大きく影響するか
らである。〔記録媒体〕及び〔記録装置〕は実施例1と
同じものを使用し、下記条件: ・記録媒体回転速度;900rpm一定 ・レーザービームのスポット径;1.5μm ・レーザービーム強度;8mW(on disk) ・補正前パルス幅tp;下記第3表のとおり ・補正前パルス間隔;補正前パルス幅tpと同一値 ・反転磁場;300 Oe ・記録周波数;下記第3表の通り ・補正値;下記第3表の通り で、記録媒体の回転中心から半径8cmの位置にあるコー
ス(線速度Vm=7.54m/sec)上に消光タイミングを補正
しながらピット群を形成した。そして、この記録実験
を、同種の媒体に対して補正前パルス幅tp及び補正前パ
ルス間隔を変えて、繰り返した。
達する程度の、“tp”と、その50%、20%に当たるt
pで、記録した。何故ならば、ピット長の厳密さは、前
記“tp”とその50%、20%に当たるtpから逆算される程
度の高周波数領域において、S/N比に大きく影響するか
らである。〔記録媒体〕及び〔記録装置〕は実施例1と
同じものを使用し、下記条件: ・記録媒体回転速度;900rpm一定 ・レーザービームのスポット径;1.5μm ・レーザービーム強度;8mW(on disk) ・補正前パルス幅tp;下記第3表のとおり ・補正前パルス間隔;補正前パルス幅tpと同一値 ・反転磁場;300 Oe ・記録周波数;下記第3表の通り ・補正値;下記第3表の通り で、記録媒体の回転中心から半径8cmの位置にあるコー
ス(線速度Vm=7.54m/sec)上に消光タイミングを補正
しながらピット群を形成した。そして、この記録実験
を、同種の媒体に対して補正前パルス幅tp及び補正前パ
ルス間隔を変えて、繰り返した。
〔再生実験〕 記録された前記媒体および前記記録装置を用い、下記
条件: ・記録媒体回転速度;900rpm一定 ・レーザービーム強度;4mW(on disk) で再生し、S/N比を測定した。この結果を第8図に示
す。第8図中、実線は実施例3のデータを示し、点線は
比較例3a、一点鎖線は、比較例3b、二点鎖線は比較例3c
の各データを示す。
条件: ・記録媒体回転速度;900rpm一定 ・レーザービーム強度;4mW(on disk) で再生し、S/N比を測定した。この結果を第8図に示
す。第8図中、実線は実施例3のデータを示し、点線は
比較例3a、一点鎖線は、比較例3b、二点鎖線は比較例3c
の各データを示す。
この図から、パルス幅tpに応じて消光タイミングの補
正値を大きくする実施例の記録方式が、全体比較では、
最も高いS/N比を示すことが理解されよう。
正値を大きくする実施例の記録方式が、全体比較では、
最も高いS/N比を示すことが理解されよう。
(発明の効果) 以上のとおり、本発明によれば、Vmの変化に応じあて
補正して記録するので、Vmを変えて記録する場合に、Vm
によらず所定位置からピット形成を開始でき、また所定
位置でピット形成を終了できる。
補正して記録するので、Vmを変えて記録する場合に、Vm
によらず所定位置からピット形成を開始でき、また所定
位置でピット形成を終了できる。
そのため、所望のtpに相当する意図された、より正確
なピット長のピットを形成できる。その結果、記録再生
を2値デジタル信号で行なった場合には、再生時にピッ
ト端で「1」信号と「0」信号を読み誤ることが少なく
なって情報が正しく再生されるようになり、また、記録
再生をアナログ信号で行なった場合には、再生時に各V
m、各tpで最高のS/N比を得ることが可能になる。
なピット長のピットを形成できる。その結果、記録再生
を2値デジタル信号で行なった場合には、再生時にピッ
ト端で「1」信号と「0」信号を読み誤ることが少なく
なって情報が正しく再生されるようになり、また、記録
再生をアナログ信号で行なった場合には、再生時に各V
m、各tpで最高のS/N比を得ることが可能になる。
第1図は、初期タイムラグの原因となる「t90」と媒体
の移動速度Vmとの関係を示すグラフである。 第2図は、後期タイムラグaの原因となる「t10」と媒
体の移動速度Vmとの関係を示すグラフである。 第3図は、レーザービーム・スポット軌跡上の媒体各点
(x軸)とその各点が経験する最高温度Tm(縦軸)との
関係を示すグラフである。 第4図は、第3図の部分拡大図と形成されるピットの終
端付近の概念図とのを合成図である。 第5図は、本発明の実施例で使用した光磁気記録(兼再
生)装置の全体構成を示す概念図である。 第6図は、初期タイムラグに関して、記録時の速度Vmと
再生時のS/N比との関係を示すグラフである。 第7図は、後期タイムラグaに関して、記録時の速度Vm
と再生時のS/N比との関係を示すグラフである。 第8図は、後期タイムラグbに関して、記録時のパルス
幅tpと再生時のS/N比との関係を示すグラフである。 〔主要部分の符号の説明〕 1……パルス発生回路 2……レーザー光源 4……ビームスプリッタ 6……スピンドルモータ 9……ディテクタ 10……記録媒体
の移動速度Vmとの関係を示すグラフである。 第2図は、後期タイムラグaの原因となる「t10」と媒
体の移動速度Vmとの関係を示すグラフである。 第3図は、レーザービーム・スポット軌跡上の媒体各点
(x軸)とその各点が経験する最高温度Tm(縦軸)との
関係を示すグラフである。 第4図は、第3図の部分拡大図と形成されるピットの終
端付近の概念図とのを合成図である。 第5図は、本発明の実施例で使用した光磁気記録(兼再
生)装置の全体構成を示す概念図である。 第6図は、初期タイムラグに関して、記録時の速度Vmと
再生時のS/N比との関係を示すグラフである。 第7図は、後期タイムラグaに関して、記録時の速度Vm
と再生時のS/N比との関係を示すグラフである。 第8図は、後期タイムラグbに関して、記録時のパルス
幅tpと再生時のS/N比との関係を示すグラフである。 〔主要部分の符号の説明〕 1……パルス発生回路 2……レーザー光源 4……ビームスプリッタ 6……スピンドルモータ 9……ディテクタ 10……記録媒体
Claims (2)
- 【請求項1】記録媒体をレーザービームの照射位置によ
らず一定回転数で回転させておき、そうすると、前記照
射位置での前記媒体の線速度は内周側では小さく外周側
では大きくなるが、このとき、照射する前記レーザービ
ームの強度を線速度の増大に応じて大きくなるように設
定し、その上でレーザービームを、所望のピット長に応
じた時間発光させて、これを前記記録媒体に照射し、照
射により生じる熱及び必要に応じて印加する反転磁場を
利用して、前記媒体に一定ピット長又はピット長の異な
るピットを形成し、これらのピットの有無により、情報
を記録する情報記録方法において、 予定したピット形成開始時刻に対する、レーザービーム
光源への通電開始時刻を、線速度が増大するのに応じて
遅くすることを特徴とする記録方法。 - 【請求項2】記録媒体をレーザービームの照射位置によ
らず一定回転数で回転させておき、そうすると、前記照
射位置での前記媒体の線速度は内周側では小さく外周側
では大きくなるが、このとき、照射する前記レーザービ
ームの強度を線速度の増大に応じて大きくなるように設
定し、その上でレーザービームを、所望のピット長に応
じた時間発光させて、これを前記記録媒体に照射し、照
射により生じる熱及び必要に応じて印加する反転磁場を
利用して、前記媒体に一定ピット長又はピット長の異な
るピットを形成し、これらのピットの有無により、情報
を記録する情報記録方法において、 予定したピット形成終了時刻に対する、レーザービーム
光源への通電停止時刻を、線速度が増大するのに応じて
遅くすることを特徴とする記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60015795A JPH0831221B2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 補正された情報記録方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60015795A JPH0831221B2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 補正された情報記録方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61175948A JPS61175948A (ja) | 1986-08-07 |
JPH0831221B2 true JPH0831221B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=11898769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60015795A Expired - Lifetime JPH0831221B2 (ja) | 1985-01-30 | 1985-01-30 | 補正された情報記録方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0831221B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8703011A (nl) * | 1987-12-14 | 1989-07-03 | Philips Nv | Werkwijze voor het optekenen van informatie op een registratiedrager van het thermo-magnetische type, alsmede een inrichting voor het uitvoeren van de werkwijze. |
JP2655682B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1997-09-24 | 株式会社日立製作所 | 光磁気情報記録再生装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922239A (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-04 | Fujitsu Ltd | 光学的記録制御方式 |
JPS59140634A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-13 | Canon Inc | 光デイスク装置の記録方式 |
JPS60107741A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | Sansui Electric Co | 光学式記録装置 |
-
1985
- 1985-01-30 JP JP60015795A patent/JPH0831221B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61175948A (ja) | 1986-08-07 |
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