JPH05282726A - 光磁気記録方式 - Google Patents

光磁気記録方式

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JPH05282726A
JPH05282726A JP10404892A JP10404892A JPH05282726A JP H05282726 A JPH05282726 A JP H05282726A JP 10404892 A JP10404892 A JP 10404892A JP 10404892 A JP10404892 A JP 10404892A JP H05282726 A JPH05282726 A JP H05282726A
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JP
Japan
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light beam
recording
magnetic field
magneto
optical recording
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JP10404892A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Fujii
英一 藤井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生信号のジッターを低減し、情報の高密度
記録を可能とする。 【構成】 光磁気記録媒体に光ビームを照射しながら記
録情報に応じて変調された磁界を印加することにより、
情報の記録を行う光磁気記録方式において、前記光ビー
ムをチャネルクロックに同期してパルス状に照射すると
共に、前記磁界のピークを光ビームの立ち上がりに対し
て所定時間遅延する。また、光ビームをパルス状に照射
すると共に、この光ビームを1チャネルクロック内に2
パルス以上照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体に磁界
変調方式で情報の記録を行う光磁気記録方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、重ね書きが可能な情報記録方式と
しては、交換結合積層膜を用い、レーザビームのパワー
を変化させて重ね書きを行う光変調方式や、レーザビー
ムを照射しながら記録情報に応じて変調された外部磁界
を印加する磁界変調方式が知られている。これらの方式
の中でも、磁界変調方式はレーザビームの強度変化によ
るピットエッジのシフトが少ないために、記録密度を向
上させることが可能なピットエッジ記録方式に適してい
ると考えられ、そのためのいくつかの方法が提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来の磁界変調方式では、光ビームのパワー制御誤差、フ
ォーカシング及びトラッキングのサーボ制御誤差、外部
磁界の制御誤差、媒体の面振れや形状に起因する有効磁
界の変化など、種々の原因により信号のジッターが悪化
してしまう。そのため、情報をよりいっそう高密度に記
録するには、再生信号のジッターをより低減することが
望まれていた。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、再生信号のジッターを大幅に低減し、もって情
報の高密度記録に大きく貢献するようにした光磁気記録
方式を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光磁気
記録媒体に光ビームを照射しながら記録情報に応じて変
調された磁界を印加することにより、情報の記録を行う
光磁気記録方式において、前記光ビームをチャネルクロ
ックに同期してパルス状に照射すると共に、前記磁界の
ピークを光ビームの立ち上がりに対して所定時間遅延す
ることを特徴とする光磁気記録方式によって達成され
る。
【0006】また、本発明の目的は、光磁気記録媒体に
光ビームを照射しながら記録情報に応じて変調された磁
界を印加することにより、情報の記録を行う光磁気記録
方式において、前記光ビームをパルス状に照射すると共
に、この光ビームを1チャネルクロック内に2パルス以
上照射することを特徴とする光磁気記録方式によって達
成される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明に基づく光磁気記録
方式の一実施例を示した構成図である。図1において、
1は透明基板2上に光磁気記録層3が形成された光磁気
ディスクであり、図示しないモータの駆動によって一定
速度で回転する。4は光磁気ディスク1の上面に配設さ
れた磁気ヘッドで、励磁回路5の駆動により記録データ
に応じて変調された磁界を発生し、記録用磁界として光
磁気ディスク1に印加する。励磁回路5に入力される記
録データは遅延回路6により所定時間遅延され、従って
磁気ヘッド4の磁界のタイミングもその分遅らされる。
7は記録、再生用光ビームを照射したり、光磁気ディス
ク1から反射された光ビームを検出するための光ピック
アップで、光磁気ディスク1をはさんで磁気ヘッド4と
対向配置されている。光ピックアップ7は光源である半
導体レーザを始めとして、光ビームを微小光スポットに
絞るためのレンズ、光磁気ディスク1からの再生用光束
の反射光を検出するためのセンサなど、種々の光学素子
から構成されている。8は光ピックアップ7内の半導体
レーザを駆動するためのレーザ駆動回路であり、図示し
ない主制御部から送られる記録用チャネルクロックに同
期してパルス状のレーザビームを発光するよう半導体レ
ーザを駆動する。本実施例では、このパルス状の光ビー
ムの立ち上がりに対して、磁界のピークが0.2〜0.
5チャネルビット(1チャネルビットはチャネルクロッ
クの1周期に相当する)遅延するよう遅延回路6の遅延
時間が設定されている。
【0008】次に、図1の実施例の具体的動作を図2に
より説明する。図2(a)は光磁気ディスク1に記録す
べき記録データ、図2(b)は光ピックアップ7から照
射される記録用の光ビームである。なお、ここでは記録
データをピットポジション記録方式にて記録するものと
する。光ビームは前述したようにチャネルクロック(図
2(d))に同期してパルス状に照射され、回転状態の
光磁気ディスク1の情報トラック上に照射される。一
方、磁気ヘッド4は図2(c)に示すように記録データ
に応じて変調された磁界を発生し、光ビームの照射部位
へ印加する。これにより、光磁気ディスク1の光磁気記
録層3上に記録データに対応した磁化の向きの情報ピッ
トが記録され、情報トラック上には一連の記録データの
情報ピット列が記録されていく。磁気ヘッド4の磁界の
ピークは、図2(b)に示すように光ビームの立ち上が
りに対して0.2〜0.5チャネルビット遅延してあ
る。
【0009】ここで、パルス状の光ビームが回転状態の
光磁気ディスクに照射された場合、光磁気記録層の温度
は図3(a)に示すように変化する。ジッターは時間に
対する温度変化の勾配が大きいほど小さくなるという傾
向があるため、図3(b)に示すように光ビームの強度
を増せばジッターを低減することができる。しかし、光
ビームの強度を増しすぎると、図3(b)に示すように
記録層の劣化を引き起こすほど温度が上昇するため、光
ビームの強度をあまり上げることはできず、ある一定の
制約を受ける。この点において、本実施例ではパルス状
の光ビームを照射するために、記録層の温度が過渡に上
昇することはない。従って、媒体の劣化に制限されるこ
となく光ビームの強度を上げられるために、図3(c)
に示すように温度変化の勾配を大きくでき、ジッターを
低減することができる。一方、光磁気記録層が磁化反転
を起こすときの磁界と温度の間には、図4(a)に示す
ように記録磁界が強いほど低い温度で磁化反転が起きる
という関係がある。つまり記録磁界が強いほど低い温度
で記録を行うことができる。
【0010】ここで、記録層の温度に着目すると、前述
の如く記録磁界のピークを光ビームの立ち上がりに対し
て0.2〜0.5チャネルビット遅延してあるため、光
ビームが照射されている光磁気記録層の温度と記録磁界
の強度によって決まる記録温度との関係は図4(b)に
示すとおりとなる。図4(b)では記録層温度と記録温
度が交差するA点で磁化反転が生じ、この時点において
前述した磁界の遅延により交差角度θが大きくなるため
に、磁化反転位置の変動を小さくすることができる。つ
まり、交差角度θが小さいほど磁化反転の位置が変動し
やすくなるのであるが、本実施例では磁界の遅延作用に
よって交差角度を大きくしてあるため、磁化反転の位置
が変動しにくくなる。従って、記録中の光ビームのパワ
ー制御誤差、フォーカシング及びトラッキングのサーボ
制御誤差、外部磁界の制御誤差、媒体の面振れや形状に
起因する有効磁界の変化など、種々の原因によって記録
膜の温度や記録磁界の強度が変化しても、磁化反転の起
きる時刻があまり変化しないために、記録される情報ピ
ットのエッジ位置も安定し、ジッターを低減することが
できる。なお、磁界のピークの遅延時間を0.2〜0.
5チャネルビットとしたが、これは次の理由に基づく。
まず、上限を0.5チャネルビットとしたのはこれ以上
遅延すると、記録データと磁界のタイミングが合わなく
なるためである。また、0.2チャネルビット以上は実
験により得た値で、遅延時間を0.2〜0.5チャネル
ビットとしたときに、最もジッターが少なくなった。更
に、光ビームのパルス長を変化させてジッターを測定し
たところ、パルス長を0.5チャネルビット以下とした
ときに再生信号のジッターが最も少なくなるという結果
を得た。従って、磁界の遅延時間は0.2〜0.5チャ
ネルビット、光ビームのパルス長は0.5チャネルビッ
ト以下としたときに、最大のジッターの改善効果を得ら
れることがわかった。なお、以上の実施例はピットポジ
ション記録を行うものとしたが、ピットエッジ記録であ
ってももちろん同様の効果を得ることができる。
【0011】以上の再生信号のジッター改善効果を定量
的に検証するために、本願発明者は次の比較実験を行っ
た。以下、その実験結果について説明する。 (1)図1に示すような光磁気ドライブ装置を用い、ま
た直径86mmの光磁気ディスクを1800rpmで回
転して半径24mmのところに記録を行った。光ビーム
の波長は780nm、記録時の光ビームのパワーは10
mW、光ビームのパルス幅は40nS、記録データの1
チャネルビット長は80nSとした。なお光ビームの立
ち上がりに対する記録磁界のピークの遅延量は16nS
とした。こうして記録したデータを再生したところ、ジ
ッターは5.8nSと良好な値が得られた。更に、この
条件で10000回書換を行ってもジッターはまったく
変化しないことを確認した。 (2)これに対し、記録時の光ビームを連続点灯するよ
うにし、記録時の光ビームのパワーを5mW、他は
(1)と同じ条件で記録を行った。この記録データを再
生したところ、ジッターは7.8nSと悪い値であっ
た。 (3)同様に記録時の光ビームを連続点灯するように
し、記録時の光ビームのパワーを10mW、他は(1)
と同じ条件で記録を行った。この記録データを再生した
ところ、ジッターは6.2nSと比較的良い値であった
が、この条件で10000回書換を行うとジッターが1
0nS以上にまで悪化してしまった。 (4)記録時の光ビームのパワーは14mW、光ビーム
のパルス幅は15nSとし、他は(1)と同じ条件で記
録を行った。この記録データを再生したところ、ジッタ
ーは5.4nSと良好な値が得られた。更に、この条件
で10000回書換を行ってもジッターはまったく変化
しなかった。 (5)光ビームの立ち上がりに対する記録磁界のピーク
の遅延量は40nSとし他は(1)と同じ条件で記録を
行った。この記録データを再生したところ、ジッターは
5.9nSと良好な値が得られた。更に、この条件で1
0000回書換を行ってもジッターはまったく変化しな
かった。 (6)光ビームの立ち上がりに対する記録磁界のピーク
の遅延量は0nSとし、他は(1)と同じ条件で記録を
行った。この記録データを再生したところ、ジッターは
6.3nSと(1),(3)よりも悪い値が得られた。
【0012】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図5は本発明に基づく光磁気記録方式の他の実施例
を示した構成図である。なお、図5では図1の実施例と
同一部分は同一符号を付してある。図5において、9は
光ピックアップ内の半導体レーザをパルス駆動するため
のレーザ駆動回路、10は主制御部から送られるチャネ
ルクロックを逓倍するための逓倍回路である。本実施例
では、逓倍回路10はチャネルクロックを2逓倍してレ
ーザ駆動回路9へ出力し、従ってレーザ駆動回路9は1
チャネルクロック内に2つのパルス状レーザビームを発
光するよう半導体レーザを駆動する。なお、光ビームは
2逓倍に限ることなく、それ以上であってもよい。ま
た、記録データは励磁回路5に直接入力されている。図
6は図5の実施例の光ビームと磁界の関係を表わした図
で、図6(a)は記録データ、図6(b)は半導体レー
ザのパルス状光ビームである。また、図6(c)は磁気
ヘッド4の磁界、図6(d)はチャネルクロックであ
る。なお、ここではピットエッジ記録方式にてデータを
記録するものとする。半導体レーザは前述したようにレ
ーザ駆動回路9によってパルス駆動され、図6(b)に
示す如く1チャネルクロック内に2つのパルス状光ビー
ムが照射される。パルス状光ビームは回転状態の光磁気
ディスク1の情報トラック上に照射され、この光ビーム
照射部位に磁気ヘッド7から図6(c)に示した変調磁
界が印加される。これにより、記録層の磁化が記録情報
に応じて配向し、情報トラック上に一連の記録データの
情報ピット列が記録されていく。
【0013】ここで、光ビームを照射したときの記録層
の温度変化について説明する。まず図7は連続光ビーム
が光磁気記録層を通過したときの温度変化を示した図
で、20は光磁気記録層の特性と磁界の強度によって決
まる記録温度である。図7では記録温度は一定であるよ
うに示しているが、実際には磁界の変化に応じて変化す
る値である。光磁気記録層のある一点に光ビームが近づ
いてくると、その点の記録層の温度は次第に上昇し、記
録温度20を越えると記録層の磁化はそのとき印加され
ている磁界の方向に配向する。そして、光ビームが通過
し遠ざかっていくと、記録層の温度は次第に下降し、記
録温度20よりも低くなった21で示す時刻で、磁化の
向きはそのとき印加されている磁界の向きに確定する。
この場合、磁化の向きが確定する時刻21は、記録中の
光ビームのパワー制御誤差、フォーカシング及びトラッ
キングのサーボ制御誤差、外部磁界の制御誤差、光磁気
ディスクの面振れや形状に起因する有効磁界の変化など
種々の原因によって変動し、これが記録される情報ピッ
トのエッジ位置の変動となって再生信号のジッターを悪
化させる原因となる。
【0014】これに対し、図8はパルス状光ビームを照
射したときの記録層の温度変化を示した図である。22
は記録温度で、光磁気記録層の特性と磁界の強度に決ま
る温度である。ここでも記録温度は一定として示してい
るが、実際には磁界の変化に応じて変化する。パルス状
光ビームが記録層のある一点を通過する場合、その点の
温度は光ビームがパルス状であるため、図8に示すよう
に上昇と下降を繰り返しながら変化する。そして、記録
層の温度が最後に記録温度22よりも低くなった時刻2
3で、磁化の向きはそのとき印加されている磁界の向き
に確定する。この磁化の向きが確定する時刻23は、前
記と同様に種々の原因によって変動するが、記録層の温
度変化は図7の連続光ビームの照射のときに比べて急峻
であるために、その変動量を少なくすることができる。
即ち、パルス状光ビームを照射した場合、記録層の温度
変化が急峻となるために、情報ピットのエッジ位置の変
動が小さくなり、再生信号のジッターを改善することが
できる。なお、実験の結果パルス状光ビームのデューテ
ィーを50%以下としたときに、再生信号のジッターが
更に少なくなることを確認した。
【0015】以上の再生信号のジッター改善効果を定量
的に検証するために、本願発明者は前記と同様に次の比
較実験を行った。以下、その実験結果について説明す
る。 (1)図5に示した光磁気ドライブ装置を用い、また直
径86mmの光磁気ディスクを1800rpmで回転さ
せ、半径24mmのところに記録を行った。このときの
光ビームの波長は780nm、記録時の光ビームのパワ
ーは8mW、光ビームのパルス幅は20nSで、チャネ
ルクロックの2逓倍でパルス点灯した。なお、記録デー
タの1チャネルクロックは80nSとした。こうして記
録したデータを再生したところ再生信号のジッターは6
nSであり、良好な値が得られた。更に、この条件で1
0000回書換を行ってもジッターは全く変化しないこ
とを確認した。 (2)これに対し、記録時の光ビームを従来同様に連続
点灯するようにし、記録時の光ビームのパワーを5m
W、他は(1)と同じ条件で記録を行った。この記録デ
ータを再生したところ、ジッターは7.8nSと悪い値
であった。 (3)同様に記録時の光ビームを連続点灯するように
し、記録時の光ビームのパワーを8mW、他は(1)と
同じ条件で記録を行った。この記録データを再生したと
ころ、ジッターは6.5nSと比較的良い値であった
が、この条件で10000回書換を行うとジッターが1
0nS以上にまで悪化してしまった。 (4)記録時の光ビームのパワーは10mW、光ビーム
のパルス幅は10nS、光ビームはチャネルクロックの
4逓倍でパルス点灯し、他は(1)と同じ条件で記録を
行った。この記録データを再生したところ、ジッターは
5.8nSと良好な値が得られた。更に、この条件で1
0000回書換を行ってもジッターはまったく変化しな
かった。 (5)記録時の光ビームのパワーは12mW、光ビーム
のパルス幅は10nS、光ビームはチャネルクロックの
2逓倍でパルス点灯し、他は(1)と同じ条件で記録を
行った。この記録データを再生したところ、ジッターは
5.8nSと良好な値が得られた。更に、この条件で1
0000回書換を行ってもジッターはまったく変化しな
かった。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ビーム
をチャネルクロックに同期してパルス状に照射し、かつ
磁界のピークを光ビームの立ち上がりよりも所定時間遅
延させることにより、再生信号のジッターを従来に比べ
て大幅に低減できるという効果がある。従って、情報の
高密度記録を行うピットエッジ記録に対してジッターの
少ない光磁気記録方式として提供でき、情報の高密度記
録化に大きく寄与することができる。また、光ビームを
1チャネルクロック内に2パルス以上照射することによ
り、同様に再生信号のジッターを低減できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気記録方式の一実施例を示した図
である。
【図2】図1の実施例の動作を示したタイムチャートで
ある。
【図3】光ビームの強度と記録層の温度の関係を示した
図である。
【図4】光磁気記録層における記録温度と記録磁界との
関係において、磁化反転の起こる領域及び図1の実施例
の記録層温度と記録温度の関係を示した図である。
【図5】本発明の光磁気記録方式の他の実施例を示した
図である。
【図6】図5の実施例の動作を示したタイムチャートで
ある。
【図7】連続光ビームを光磁気記録層に照射したときの
記録層の温度変化を示した図である。
【図8】図5の実施例のパルス状光ビームを光磁気記録
層に照射したときの記録層の温度変化を示した図であ
る。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 4 磁気ヘッド 5 励磁回路 6 遅延回路 7 光ピックアップ 8,9 レーザ駆動回路 10 逓倍回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録媒体に光ビームを照射しなが
    ら記録情報に応じて変調された磁界を印加することによ
    り、情報の記録を行う光磁気記録方式において、前記光
    ビームをチャネルクロックに同期してパルス状に照射す
    ると共に、前記磁界のピークを光ビームの立ち上がりに
    対して所定時間遅延することを特徴とする光磁気記録方
    式。
  2. 【請求項2】 前記光ビームのパルス長が0.5チャネ
    ルビット以下であることを特徴とする請求項1の光磁気
    記録方式。
  3. 【請求項3】 前記遅延時間が0.2〜0.5チャネル
    ビットであることを特徴とする請求項1の光磁気記録方
    式。
  4. 【請求項4】 光磁気記録媒体に光ビームを照射しなが
    ら記録情報に応じて変調された磁界を印加することによ
    り、情報の記録を行う光磁気記録方式において、前記光
    ビームをパルス状に照射すると共に、この光ビームを1
    チャネルクロック内に2パルス以上照射することを特徴
    とする光磁気記録方式。
  5. 【請求項5】 前記パルス状光ビームがチャネルクロッ
    クの逓倍であることを特徴とする請求項4の光磁気記録
    方式。
  6. 【請求項6】 前記パルス状光ビームのデューティーが
    50%以下であることを特徴とする請求項4の光磁気記
    録方式。
JP10404892A 1992-03-31 1992-03-31 光磁気記録方式 Pending JPH05282726A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031731A1 (ja) * 2003-09-25 2005-04-07 Fujitsu Limited 光記録媒体の記録方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031731A1 (ja) * 2003-09-25 2005-04-07 Fujitsu Limited 光記録媒体の記録方法
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