JPH1055580A - 光磁気記録方法及び装置 - Google Patents
光磁気記録方法及び装置Info
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- JPH1055580A JPH1055580A JP21175596A JP21175596A JPH1055580A JP H1055580 A JPH1055580 A JP H1055580A JP 21175596 A JP21175596 A JP 21175596A JP 21175596 A JP21175596 A JP 21175596A JP H1055580 A JPH1055580 A JP H1055580A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光パルス磁界変調方式の光磁気記録方法にお
いて、磁界反転時間を緩和すると共に、記録マークの幅
を一定に保ち、エッジシフトを改善する。 【解決手段】 磁界の反転部だけでなく、その他の部分
においても光磁気ディスクに照射するパルス光のパター
ン(パワー,パルス間隔,パルス幅)を制御する。例え
ば、マーク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転
した後に、一定の磁界整定時間が経過すると、マーク先
頭形成用のパルス光Aを光磁気ディスクに照射する。ま
た、マーク長が長い場合には、適正なマーク幅を維持す
るために、マーク先頭形成用のパルス光Aよりもパワー
が小さいパルス光B(バイアス光)をマーク先頭形成用
のパルス光Aの後に照射する。
いて、磁界反転時間を緩和すると共に、記録マークの幅
を一定に保ち、エッジシフトを改善する。 【解決手段】 磁界の反転部だけでなく、その他の部分
においても光磁気ディスクに照射するパルス光のパター
ン(パワー,パルス間隔,パルス幅)を制御する。例え
ば、マーク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転
した後に、一定の磁界整定時間が経過すると、マーク先
頭形成用のパルス光Aを光磁気ディスクに照射する。ま
た、マーク長が長い場合には、適正なマーク幅を維持す
るために、マーク先頭形成用のパルス光Aよりもパワー
が小さいパルス光B(バイアス光)をマーク先頭形成用
のパルス光Aの後に照射する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に情報を
記録する光磁気記録方法及び装置に関し、特に、光ビー
ムを間欠的に照射する記録媒体に記録データに応じた変
調磁界を印加して情報を記録するパルス照射型の光磁気
記録方法及び装置に関する。
記録する光磁気記録方法及び装置に関し、特に、光ビー
ムを間欠的に照射する記録媒体に記録データに応じた変
調磁界を印加して情報を記録するパルス照射型の光磁気
記録方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁界変調方式の光磁気記録では、記録媒
体である光磁気ディスクの記録膜にレーザビームを照射
すると共に記録情報で変調された磁界を光磁気ディスク
に印加して、データを記録する。このような磁界変調方
式にあっては、記録済のデータを消去するプロセスを経
ることなく、新たなデータを直接書き込む、所謂、オー
バーライトが可能である。
体である光磁気ディスクの記録膜にレーザビームを照射
すると共に記録情報で変調された磁界を光磁気ディスク
に印加して、データを記録する。このような磁界変調方
式にあっては、記録済のデータを消去するプロセスを経
ることなく、新たなデータを直接書き込む、所謂、オー
バーライトが可能である。
【0003】このような光磁気記録方法において、一定
のパワーのレーザビームを連続的に光磁気ディスクに照
射しながら、記録データに応じた変調磁界を光磁気ディ
スクに印加していく手法、所謂、連続照射型の光磁気記
録方法が、従来より知られている。しかしながら、この
手法では、光磁気ディスクの温度が常に一定であるの
で、磁界の変化が緩やかである部分についても、弱い磁
化として記録されてしまうため、十分な再生特性(S/
N比)を得られないという問題があった。
のパワーのレーザビームを連続的に光磁気ディスクに照
射しながら、記録データに応じた変調磁界を光磁気ディ
スクに印加していく手法、所謂、連続照射型の光磁気記
録方法が、従来より知られている。しかしながら、この
手法では、光磁気ディスクの温度が常に一定であるの
で、磁界の変化が緩やかである部分についても、弱い磁
化として記録されてしまうため、十分な再生特性(S/
N比)を得られないという問題があった。
【0004】そこで、十分な磁界が印加される時にのみ
所定のクロックを基準にしたタイミングでレーザビーム
を光磁気ディスクに照射し、これに同期して記録データ
に応じた変調磁界を光磁気ディスクに印加していく手
法、所謂、パルス照射型の光磁気記録方法が提案されて
いる。この手法では、1つのチャネルビット毎にレーザ
ビームのパルス光を照射する必要がある。よって、記録
密度が低い場合には隣合う記録マークの重なり部分が少
ないので、この手法は有効であるが、記録密度が高くな
ってくると、温度が十分下がらない内に次のパルス光が
照射されるので、ある記録マークを形成するために照射
したパルス光の影響が次の記録マークに及ぶことにな
り、結果として連続照射型の光磁気記録方法と変わりが
なくなるという課題がある。
所定のクロックを基準にしたタイミングでレーザビーム
を光磁気ディスクに照射し、これに同期して記録データ
に応じた変調磁界を光磁気ディスクに印加していく手
法、所謂、パルス照射型の光磁気記録方法が提案されて
いる。この手法では、1つのチャネルビット毎にレーザ
ビームのパルス光を照射する必要がある。よって、記録
密度が低い場合には隣合う記録マークの重なり部分が少
ないので、この手法は有効であるが、記録密度が高くな
ってくると、温度が十分下がらない内に次のパルス光が
照射されるので、ある記録マークを形成するために照射
したパルス光の影響が次の記録マークに及ぶことにな
り、結果として連続照射型の光磁気記録方法と変わりが
なくなるという課題がある。
【0005】このような課題を解決するためのパルス照
射型の光磁気記録方法が、特開平3−183047号公報に開
示されている。この手法は、磁界が反転する部分につい
ては照射するパルス光を間引くことを特徴とする。以
下、記録時のタイミングを示す図13を参照して、この手
法について説明する。
射型の光磁気記録方法が、特開平3−183047号公報に開
示されている。この手法は、磁界が反転する部分につい
ては照射するパルス光を間引くことを特徴とする。以
下、記録時のタイミングを示す図13を参照して、この手
法について説明する。
【0006】図13は、上述の光磁気記録方法におけるチ
ャネルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピ
ット状態の関係を示すタイミング図である。図13に示す
ように、チャネルクロックを基準にしてパルス光を照射
しているが、印加する磁界が反転する点に対応した位置
のパルス光は間引きしている。なお、NRZI方式の場
合では、チャネルクロックが最小マーク1つに対応する
ので、このような間引きは行えず、1チャネルビット分
のビットを形成するために複数のチャネルクロックが必
要である変調方式(1/7,2/7変調等)を用いる場
合に、間引きを行う。このような間引きを行うことによ
り、1/7,2/7変調方式を用いた場合に、隣合うビ
ット間で配向が急峻に反転する磁化パターンを形成で
き、磁化の反転領域(遷移領域)で弱い磁化として記録
されることがなくなる。
ャネルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピ
ット状態の関係を示すタイミング図である。図13に示す
ように、チャネルクロックを基準にしてパルス光を照射
しているが、印加する磁界が反転する点に対応した位置
のパルス光は間引きしている。なお、NRZI方式の場
合では、チャネルクロックが最小マーク1つに対応する
ので、このような間引きは行えず、1チャネルビット分
のビットを形成するために複数のチャネルクロックが必
要である変調方式(1/7,2/7変調等)を用いる場
合に、間引きを行う。このような間引きを行うことによ
り、1/7,2/7変調方式を用いた場合に、隣合うビ
ット間で配向が急峻に反転する磁化パターンを形成で
き、磁化の反転領域(遷移領域)で弱い磁化として記録
されることがなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した特
開平3−183047号公報に開示されている光磁気記録方法
では、磁化の変化点における明瞭な磁化分布を得ること
は可能であるが、次に示すような問題がある。
開平3−183047号公報に開示されている光磁気記録方法
では、磁化の変化点における明瞭な磁化分布を得ること
は可能であるが、次に示すような問題がある。
【0008】記録密度が高くなってきた場合、同極性の
磁界が印加され続けると熱が蓄積されて、長い記録マー
クの領域ではその中央部(図13のQ)のマーク幅が広く
なって膨らんでしまう。このようにマーク幅が広くなる
と、その記録トラックの両隣にある他の記録トラックの
情報を消去したり、その記録トラックの記録データが隣
の記録トラックの再生時に干渉するという、所謂、クロ
スイレースまたはクロストークが発生するという問題が
ある。逆に、このような問題を起こさないように、長い
記録マークの中央部の幅を適正にすべくパルス光のパワ
ーを下げると、間引き部分における記録マークの幅が狭
くなりすぎて、以前に記録されたマークが残存するとい
う、所謂、消し残りが発生する。以上のように、磁界が
反転する部分についてのみパルス光を制御して、磁界の
変化点に対応する位置の光パルスを間引く方法では、短
い記録マークと長いマークとでマーク幅が異なり、光磁
気ディスクの記録トラック密度の向上に支障を来すこと
になる。
磁界が印加され続けると熱が蓄積されて、長い記録マー
クの領域ではその中央部(図13のQ)のマーク幅が広く
なって膨らんでしまう。このようにマーク幅が広くなる
と、その記録トラックの両隣にある他の記録トラックの
情報を消去したり、その記録トラックの記録データが隣
の記録トラックの再生時に干渉するという、所謂、クロ
スイレースまたはクロストークが発生するという問題が
ある。逆に、このような問題を起こさないように、長い
記録マークの中央部の幅を適正にすべくパルス光のパワ
ーを下げると、間引き部分における記録マークの幅が狭
くなりすぎて、以前に記録されたマークが残存するとい
う、所謂、消し残りが発生する。以上のように、磁界が
反転する部分についてのみパルス光を制御して、磁界の
変化点に対応する位置の光パルスを間引く方法では、短
い記録マークと長いマークとでマーク幅が異なり、光磁
気ディスクの記録トラック密度の向上に支障を来すこと
になる。
【0009】また、最小記録マークが連続する場合に
は、間引きが頻繁に行われるのでマーク先頭記録時の温
度が低下し、一方、長い記録マークが連続する場合に
は、間引きがあまり行われないのでマーク先頭記録時の
温度が上昇する。このように、連続する記録マークの長
さの違いによって、磁化反転直後の記録マーク先頭を形
成する際の温度が異なるので、記録マークパターンの構
成に応じて記録マークの長さが適正な長さより長くなっ
たり短くなったりする、所謂、エッジシフトが生じ、再
生エラーを招来することにもなる。
は、間引きが頻繁に行われるのでマーク先頭記録時の温
度が低下し、一方、長い記録マークが連続する場合に
は、間引きがあまり行われないのでマーク先頭記録時の
温度が上昇する。このように、連続する記録マークの長
さの違いによって、磁化反転直後の記録マーク先頭を形
成する際の温度が異なるので、記録マークパターンの構
成に応じて記録マークの長さが適正な長さより長くなっ
たり短くなったりする、所謂、エッジシフトが生じ、再
生エラーを招来することにもなる。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、磁化の反転領域において弱い磁化として記録さ
れることを防止でき、しかも、短い記録マークと長いマ
ークとでマーク幅を均一にすることができ、エッジシフ
トの発生を防ぐことができる光磁気記録方法及び装置を
提供することを目的とする。
であり、磁化の反転領域において弱い磁化として記録さ
れることを防止でき、しかも、短い記録マークと長いマ
ークとでマーク幅を均一にすることができ、エッジシフ
トの発生を防ぐことができる光磁気記録方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0011】磁気変調方式では磁気ヘッドの周波数応答
特性に制限があるので、記録/再生時の転送速度の向上
を図るためには、出来る限り磁界反転間隔を長くする変
調方式が望まれる。そして、パルス光を光磁気ディスク
に照射した場合、光スポットは一定の広がりを持ち、ま
た熱が拡散するため、記録マークは広がりをもって形成
されるので、照射するパルス光を多少間引いても光磁気
ディスクへのデータ記録には支障がない。そこで、磁界
反転間隔をなるべく長くとれるように、また、上述した
従来例の2つの問題(マーク幅の問題,エッジシフトの
問題)を解決できるパルス光の制御パターンを提示する
ことが、本発明の光磁気記録方法及び装置の趣旨であ
る。
特性に制限があるので、記録/再生時の転送速度の向上
を図るためには、出来る限り磁界反転間隔を長くする変
調方式が望まれる。そして、パルス光を光磁気ディスク
に照射した場合、光スポットは一定の広がりを持ち、ま
た熱が拡散するため、記録マークは広がりをもって形成
されるので、照射するパルス光を多少間引いても光磁気
ディスクへのデータ記録には支障がない。そこで、磁界
反転間隔をなるべく長くとれるように、また、上述した
従来例の2つの問題(マーク幅の問題,エッジシフトの
問題)を解決できるパルス光の制御パターンを提示する
ことが、本発明の光磁気記録方法及び装置の趣旨であ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る光磁気記
録方法は、ビーム光を間欠的に記録媒体に照射すると共
に、記録情報に応じて極性を変調した磁界を前記記録媒
体に印加して前記記録情報を記録する光磁気記録方法に
おいて、印加する前記磁界の極性が反転するタイミング
に応じて、間欠的に照射する前記ビーム光の照射パター
ンを制御することを特徴とする。
録方法は、ビーム光を間欠的に記録媒体に照射すると共
に、記録情報に応じて極性を変調した磁界を前記記録媒
体に印加して前記記録情報を記録する光磁気記録方法に
おいて、印加する前記磁界の極性が反転するタイミング
に応じて、間欠的に照射する前記ビーム光の照射パター
ンを制御することを特徴とする。
【0013】請求項2に係る光磁気記録方法は、パルス
照射型の磁界変調方式の光磁気記録方法において、記録
情報を変調データに変調し、その変調データに基づいた
変調磁界を発生して記録媒体に印加し、印加する前記磁
界の極性が反転するタイミングに応じたパルス信号を生
成し、そのパルス信号に基づいて間欠的なビーム光を前
記記録媒体に照射することを特徴とする。
照射型の磁界変調方式の光磁気記録方法において、記録
情報を変調データに変調し、その変調データに基づいた
変調磁界を発生して記録媒体に印加し、印加する前記磁
界の極性が反転するタイミングに応じたパルス信号を生
成し、そのパルス信号に基づいて間欠的なビーム光を前
記記録媒体に照射することを特徴とする。
【0014】請求項3に係る光磁気記録方法は、請求項
1または2において、印加する前記磁界の極性が反転し
た後の所定時間後に、記録マークを形成するためのパル
ス光を前記記録媒体に照射することを特徴とする。
1または2において、印加する前記磁界の極性が反転し
た後の所定時間後に、記録マークを形成するためのパル
ス光を前記記録媒体に照射することを特徴とする。
【0015】請求項4に係る光磁気記録方法は、請求項
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、前記パルス光よりパワーが低い
ビーム光を連続的に照射することを特徴とする。
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、前記パルス光よりパワーが低い
ビーム光を連続的に照射することを特徴とする。
【0016】請求項5に係る光磁気記録方法は、請求項
4において、連続的に照射するビーム光において、最後
のパワーが他の部分のパワーよりも高いことを特徴とす
る。
4において、連続的に照射するビーム光において、最後
のパワーが他の部分のパワーよりも高いことを特徴とす
る。
【0017】請求項6に係る光磁気記録方法は、請求項
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、前記パルス光よりパワーが低い
ビーム光を一定の間隔で間欠的に照射することを特徴と
する。
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、前記パルス光よりパワーが低い
ビーム光を一定の間隔で間欠的に照射することを特徴と
する。
【0018】請求項7に係る光磁気記録方法は、請求項
6において、一定の間隔で間欠的に照射するビーム光の
中で、最後のビーム光のパワーが他のビーム光のパワー
より高いことを特徴とする。
6において、一定の間隔で間欠的に照射するビーム光の
中で、最後のビーム光のパワーが他のビーム光のパワー
より高いことを特徴とする。
【0019】請求項8に係る光磁気記録方法は、請求項
7において、前記最後のビーム光のパワーが、前記パル
ス光のパワーと等しいことを特徴とする。
7において、前記最後のビーム光のパワーが、前記パル
ス光のパワーと等しいことを特徴とする。
【0020】請求項9に係る光磁気記録方法は、請求項
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、間欠時間を異ならせた複数種の
ビーム光を間欠的に照射することを特徴とする。
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、間欠時間を異ならせた複数種の
ビーム光を間欠的に照射することを特徴とする。
【0021】請求項10に係る光磁気記録方法は、請求項
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、照射時間を異ならせた複数種の
ビーム光を間欠的に照射することを特徴とする。
3において、前記パルス光を照射した後に前記磁界の極
性が次に反転するまで、照射時間を異ならせた複数種の
ビーム光を間欠的に照射することを特徴とする。
【0022】請求項11に係る光磁気記録方法は、請求項
9または10において、前記パルス光を照射した後に前記
磁界の極性が次に反転するまでに照射するビーム光のパ
ワーは、前記パルス光のパワーと等しいことを特徴とす
る。
9または10において、前記パルス光を照射した後に前記
磁界の極性が次に反転するまでに照射するビーム光のパ
ワーは、前記パルス光のパワーと等しいことを特徴とす
る。
【0023】請求項12に係る光磁気記録方法は、請求項
1または2において、印加する前記磁界の極性が反転し
た後に、記録マークを形成できない程度のパワーのパル
ス光または連続光を照射し、その後、記録マークを形成
できる程度のパワーのパルス光を照射することを特徴と
する。
1または2において、印加する前記磁界の極性が反転し
た後に、記録マークを形成できない程度のパワーのパル
ス光または連続光を照射し、その後、記録マークを形成
できる程度のパワーのパルス光を照射することを特徴と
する。
【0024】請求項13に係る光磁気記録方法は、請求項
1〜3の何れかにおいて、間欠的に照射する前記ビーム
光のパワー,間欠タイミング及び照射時間からなる群か
ら選ばれた少なくとも1つのパラメータを制御して、前
記ビーム光の照射パターンを制御することを特徴とす
る。
1〜3の何れかにおいて、間欠的に照射する前記ビーム
光のパワー,間欠タイミング及び照射時間からなる群か
ら選ばれた少なくとも1つのパラメータを制御して、前
記ビーム光の照射パターンを制御することを特徴とす
る。
【0025】請求項14に係る光磁気記録装置は、ビーム
光を間欠的に記録媒体に照射する光学系と、記録情報に
応じて極性を変調した磁界を前記記録媒体に印加する磁
気系とを備える光磁気記録装置において、前記光学系
は、印加する前記磁界の極性が反転するタイミングに応
じたパルス信号を生成する信号生成手段と、生成された
パルス信号に基づいて間欠的なビーム光を前記記録媒体
に照射する光学手段とを有することを特徴とする。
光を間欠的に記録媒体に照射する光学系と、記録情報に
応じて極性を変調した磁界を前記記録媒体に印加する磁
気系とを備える光磁気記録装置において、前記光学系
は、印加する前記磁界の極性が反転するタイミングに応
じたパルス信号を生成する信号生成手段と、生成された
パルス信号に基づいて間欠的なビーム光を前記記録媒体
に照射する光学手段とを有することを特徴とする。
【0026】請求項15に係る光磁気記録装置は、請求項
14において、前記磁気系は、記録情報を変調データに変
調する変調回路と、その変調データに基づいた変調磁界
を発生して前記記録媒体に印加する磁界ヘッドとを有す
ることを特徴とする。
14において、前記磁気系は、記録情報を変調データに変
調する変調回路と、その変調データに基づいた変調磁界
を発生して前記記録媒体に印加する磁界ヘッドとを有す
ることを特徴とする。
【0027】請求項16に係る光磁気記録装置は、請求項
15において、前記変調データに基づいて記録マークのパ
ターンを認識する認識回路を備えることを特徴とする。
15において、前記変調データに基づいて記録マークのパ
ターンを認識する認識回路を備えることを特徴とする。
【0028】本発明の光磁気記録方法では、上述した従
来例とは異なり、磁界の反転部だけでなく、整定磁界が
印加される部分を含む磁界の反転部以外の部分について
も、照射するパルス光を制御する。具体的には、照射す
るパルス光の間引き,パワー,照射タイミング及び/ま
たは照射時間等を制御する。本発明は、このパルス光の
制御パターンの違いによって、大きく分類して3種の方
式を含む。以下、これらの3種の方式について説明す
る。
来例とは異なり、磁界の反転部だけでなく、整定磁界が
印加される部分を含む磁界の反転部以外の部分について
も、照射するパルス光を制御する。具体的には、照射す
るパルス光の間引き,パワー,照射タイミング及び/ま
たは照射時間等を制御する。本発明は、このパルス光の
制御パターンの違いによって、大きく分類して3種の方
式を含む。以下、これらの3種の方式について説明す
る。
【0029】図1は、本発明の第1方式におけるチャネ
ルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピット
状態の関係を示すタイミング図である。第1方式では図
1に示すように、マーク長の長さには関係なく、磁界の
反転域ではパルス光を照射せず(間引き)、印加する磁
界が反転した後で一定の磁界整定時間が経過すると、マ
ーク先頭形成用のパルス光Aを光磁気ディスクに照射す
る。また、マーク長が長い場合には、適正なマーク幅を
維持するために、マーク先頭形成用のパルス光Aよりも
パワーが小さいパルス光B(バイアス光)をマーク先頭
形成用のパルス光の後に照射する。
ルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピット
状態の関係を示すタイミング図である。第1方式では図
1に示すように、マーク長の長さには関係なく、磁界の
反転域ではパルス光を照射せず(間引き)、印加する磁
界が反転した後で一定の磁界整定時間が経過すると、マ
ーク先頭形成用のパルス光Aを光磁気ディスクに照射す
る。また、マーク長が長い場合には、適正なマーク幅を
維持するために、マーク先頭形成用のパルス光Aよりも
パワーが小さいパルス光B(バイアス光)をマーク先頭
形成用のパルス光の後に照射する。
【0030】図2(a),(b),(c)は、長い記録
マークにおいてそのマーク幅を維持するためのバイアス
光の照射方法が図1の例とは異なる第1方式の変形例に
おけるチャネルクロック,記録データ,印加磁界,パル
ス光の関係を示すタイミング図である。図2(a)に示
す例では、図1の場合と同様にマーク先頭形成用のパル
ス光Aを照射した後に、これよりパワーが低い連続光C
をマークの長さに応じた所定時間だけ照射する。また、
図2(b)に示す例では、図1の場合と同様にマーク先
頭形成用のパルス光を照射した後にパルス光Bを間欠的
に照射するが、最後のパルス光B′(次の磁界反転の前
のパルス光)だけ、他のパルス光Bよりもパワーを大き
く、例えば、マーク先頭形成用のパルス光Aと同じパワ
ーにする。また、図2(c)に示す例では、図2(a)
に示す例と同様に、マーク先頭形成用のパルス光Aを照
射した後に連続光Cを照射するが、その連続光の最後の
パワーを他の部分よりも高くする。
マークにおいてそのマーク幅を維持するためのバイアス
光の照射方法が図1の例とは異なる第1方式の変形例に
おけるチャネルクロック,記録データ,印加磁界,パル
ス光の関係を示すタイミング図である。図2(a)に示
す例では、図1の場合と同様にマーク先頭形成用のパル
ス光Aを照射した後に、これよりパワーが低い連続光C
をマークの長さに応じた所定時間だけ照射する。また、
図2(b)に示す例では、図1の場合と同様にマーク先
頭形成用のパルス光を照射した後にパルス光Bを間欠的
に照射するが、最後のパルス光B′(次の磁界反転の前
のパルス光)だけ、他のパルス光Bよりもパワーを大き
く、例えば、マーク先頭形成用のパルス光Aと同じパワ
ーにする。また、図2(c)に示す例では、図2(a)
に示す例と同様に、マーク先頭形成用のパルス光Aを照
射した後に連続光Cを照射するが、その連続光の最後の
パワーを他の部分よりも高くする。
【0031】図3は、本発明の第2方式におけるチャネ
ルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピット
状態の関係を示すタイミング図である。第2方式では、
マーク長の長さには関係なく、磁界の反転域ではパルス
光を照射せず(間引き)、印加する磁界が反転して一定
の磁界整定時間が経過した後に、マーク先頭形成用のパ
ルス光Aを光磁気ディスクに照射する点は、第1方式と
同じであるが、その後、長い記録マークについては、マ
ーク先頭形成用のパルス光Aと等しいパワーのパルス光
Dを、そのパルス光Dの照射タイミングを制御して、光
磁気ディスクに照射する。このように第2方式では、パ
ルス光の複数の照射間隔を利用して、記録マーク間での
照射パルス光を補間する。なお、図3に示す例では、1
回のパルス光の照射時間は一定としたが、パワーは等し
いがその照射時間が異なる複数の照射パターンを組み合
わせて、記録マーク間での照射パルス光を補間すること
も可能である。第2方式では、照射するパルス光のパワ
ーが均一であるのでパルス光のパワー制御を必要としな
い点は第1方式に比べて有利であるが、磁界整定時間が
短くなる点では第1方式に比べて不利である。
ルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピット
状態の関係を示すタイミング図である。第2方式では、
マーク長の長さには関係なく、磁界の反転域ではパルス
光を照射せず(間引き)、印加する磁界が反転して一定
の磁界整定時間が経過した後に、マーク先頭形成用のパ
ルス光Aを光磁気ディスクに照射する点は、第1方式と
同じであるが、その後、長い記録マークについては、マ
ーク先頭形成用のパルス光Aと等しいパワーのパルス光
Dを、そのパルス光Dの照射タイミングを制御して、光
磁気ディスクに照射する。このように第2方式では、パ
ルス光の複数の照射間隔を利用して、記録マーク間での
照射パルス光を補間する。なお、図3に示す例では、1
回のパルス光の照射時間は一定としたが、パワーは等し
いがその照射時間が異なる複数の照射パターンを組み合
わせて、記録マーク間での照射パルス光を補間すること
も可能である。第2方式では、照射するパルス光のパワ
ーが均一であるのでパルス光のパワー制御を必要としな
い点は第1方式に比べて有利であるが、磁界整定時間が
短くなる点では第1方式に比べて不利である。
【0032】図4は、本発明の第3方式におけるチャネ
ルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピット
状態の関係を示すタイミング図である。第3方式では、
印加する磁界が反転した後に、マークは形成されない程
度に低パワーのパルス光Eを光磁気ディスクに照射し、
その後、マーク先頭形成用のパルス光Aを照射する。な
お、マーク長が長い場合には、マーク先頭形成用のパル
ス光Aの後にバイアス用のパルス光Bを照射する。第3
方式では、磁界反転域のパルス光を完全に間引くのでは
なく、間引きに伴う急激な温度変化を起こさないよう
に、マーク形成できない程度に弱いパルス光を照射す
る。
ルクロック,記録データ,印加磁界,パルス光,ピット
状態の関係を示すタイミング図である。第3方式では、
印加する磁界が反転した後に、マークは形成されない程
度に低パワーのパルス光Eを光磁気ディスクに照射し、
その後、マーク先頭形成用のパルス光Aを照射する。な
お、マーク長が長い場合には、マーク先頭形成用のパル
ス光Aの後にバイアス用のパルス光Bを照射する。第3
方式では、磁界反転域のパルス光を完全に間引くのでは
なく、間引きに伴う急激な温度変化を起こさないよう
に、マーク形成できない程度に弱いパルス光を照射す
る。
【0033】以上のように、本発明では、磁界反転の部
分だけでなく全体について照射するパルス光を制御する
ようにしたので、その制御パターンを適正にすることに
より、従来例の2つの問題を解決して、容易に磁界整定
時間を出来る限り長くすることができる。
分だけでなく全体について照射するパルス光を制御する
ようにしたので、その制御パターンを適正にすることに
より、従来例の2つの問題を解決して、容易に磁界整定
時間を出来る限り長くすることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。
示す図面を参照して具体的に説明する。
【0035】図5は、本発明の磁界変調記録方法を適用
できる光磁気ディスク記録/再生装置の構成を示す概略
図である。図5において、1は記録媒体としての光磁気
ディスクである。光磁気ディスク1はスピンドルモータ
(図示せず)により所定の回転数で回転される。
できる光磁気ディスク記録/再生装置の構成を示す概略
図である。図5において、1は記録媒体としての光磁気
ディスクである。光磁気ディスク1はスピンドルモータ
(図示せず)により所定の回転数で回転される。
【0036】6は変調回路であり、変調回路6は、供給
された記録データを入力されるチャネルクロックに応じ
て所定の変調方式(本例では1/7変調方式)に従って
変調し、その変調データをレジスタ4へ出力する。レジ
スタ4は、少なくとも8T分(T:チャネルビット間
隔)の変調データを格納できる容量を有し、順次入力さ
れる変調データを格納した後にヘッド駆動回路3へ変調
データを順次出力する。予めパルス光の複数の照射パタ
ーンを有しているパターン認識回路5は、まず、1つの
パルス光の照射パターンを選択し、レジスタ4に格納さ
れている変調データを参照して記録マークのパターンを
認識し、選択した照射パターンにおける認識した記録マ
ークに合ったパルスデータをAND回路15へ出力する。
された記録データを入力されるチャネルクロックに応じ
て所定の変調方式(本例では1/7変調方式)に従って
変調し、その変調データをレジスタ4へ出力する。レジ
スタ4は、少なくとも8T分(T:チャネルビット間
隔)の変調データを格納できる容量を有し、順次入力さ
れる変調データを格納した後にヘッド駆動回路3へ変調
データを順次出力する。予めパルス光の複数の照射パタ
ーンを有しているパターン認識回路5は、まず、1つの
パルス光の照射パターンを選択し、レジスタ4に格納さ
れている変調データを参照して記録マークのパターンを
認識し、選択した照射パターンにおける認識した記録マ
ークに合ったパルスデータをAND回路15へ出力する。
【0037】光磁気ディスク1の上方には、記録データ
に応じた変調磁界を光磁気ディスク1に印加する磁気ヘ
ッド2が設けられている。磁気ヘッド2は、レジスタ
4,ヘッド駆動回路3を介した変調回路6の出力(変調
データ)を入力し、この変調データに基づいた変調磁界
を光磁気ディスク1に印加する。
に応じた変調磁界を光磁気ディスク1に印加する磁気ヘ
ッド2が設けられている。磁気ヘッド2は、レジスタ
4,ヘッド駆動回路3を介した変調回路6の出力(変調
データ)を入力し、この変調データに基づいた変調磁界
を光磁気ディスク1に印加する。
【0038】AND回路15は、入力されるチャネルクロ
ックとパターン認識回路5からの発光パターンを示すパ
ルスデータとのANDを求めて発光タイミングを示すパ
ルス信号を作成してタイミング補正回路14へ出力する。
タイミング補正回路14は、光磁気ディスク1の温度特
性,熱特性等に基づいて、パルス光が磁界の最大点にな
るように、入力されたパルス信号を補正し、補正後のパ
ルス信号をレーザ駆動回路13へ出力する。レーザ駆動回
路13は、このパルス信号に従ってレーザダイオード(L
D)12を駆動し、レーザダイオード12からレーザビーム
を間欠的に出力させる。
ックとパターン認識回路5からの発光パターンを示すパ
ルスデータとのANDを求めて発光タイミングを示すパ
ルス信号を作成してタイミング補正回路14へ出力する。
タイミング補正回路14は、光磁気ディスク1の温度特
性,熱特性等に基づいて、パルス光が磁界の最大点にな
るように、入力されたパルス信号を補正し、補正後のパ
ルス信号をレーザ駆動回路13へ出力する。レーザ駆動回
路13は、このパルス信号に従ってレーザダイオード(L
D)12を駆動し、レーザダイオード12からレーザビーム
を間欠的に出力させる。
【0039】レーザダイオード12のレーザビーム出射方
向には、光磁気ディスク1との間に、入射光を平行光に
変えるコリメータレンズ11,レーザダイオード12からの
レーザビームは透過し、光磁気ディスク1からの反射光
は後述する再生系に反射するビームスプリッタ8及び集
光機能を有する対物レンズ7が配置されている。また、
再生系は、対物レンズ7及びビームスプリッタ8を介し
た光磁気ディスク1からの反射光を受光するフォトダイ
オード(PD)9と、フォトダイオード9からの出力に
基づいて光磁気ディスク1の記録データを検出する信号
処理回路10とから構成される。
向には、光磁気ディスク1との間に、入射光を平行光に
変えるコリメータレンズ11,レーザダイオード12からの
レーザビームは透過し、光磁気ディスク1からの反射光
は後述する再生系に反射するビームスプリッタ8及び集
光機能を有する対物レンズ7が配置されている。また、
再生系は、対物レンズ7及びビームスプリッタ8を介し
た光磁気ディスク1からの反射光を受光するフォトダイ
オード(PD)9と、フォトダイオード9からの出力に
基づいて光磁気ディスク1の記録データを検出する信号
処理回路10とから構成される。
【0040】なお、予め光磁気ディスク1に基準パター
ンの情報を試験的に書き込み記録し、その基準パターン
の情報を光磁気ディスク1から読み出して得られる再生
信号により、上記チャネルクロックは生成される。ま
た、この再生信号に基づいて、タイミング補正回路14の
補正処理のパラメータとなる光磁気ディスク1の温度特
性,熱特性等も得られる。
ンの情報を試験的に書き込み記録し、その基準パターン
の情報を光磁気ディスク1から読み出して得られる再生
信号により、上記チャネルクロックは生成される。ま
た、この再生信号に基づいて、タイミング補正回路14の
補正処理のパラメータとなる光磁気ディスク1の温度特
性,熱特性等も得られる。
【0041】次に、動作について説明する。まず、実際
の情報記録開始に先立って、光磁気ディスク1に記録し
た基準パターンの再生信号から、チャネルクロックが生
成されると共に、タイミング補正回路14における補正処
理のパラメータが求められる。また、光磁気ディスク1
の特性に基づいて、複数のパルス光の照射パターン(例
えば、後述する実施例1〜6)から1つのパルス光の照
射パターンがパターン認識回路5で選択される。
の情報記録開始に先立って、光磁気ディスク1に記録し
た基準パターンの再生信号から、チャネルクロックが生
成されると共に、タイミング補正回路14における補正処
理のパラメータが求められる。また、光磁気ディスク1
の特性に基づいて、複数のパルス光の照射パターン(例
えば、後述する実施例1〜6)から1つのパルス光の照
射パターンがパターン認識回路5で選択される。
【0042】変調回路6に供給された記録データは、こ
のチャネルクロックに応じて1/7変調方式に従って変
調され、その変調データがレジスタ4に転送される。レ
ジスタ4に格納された変調データから、パターン認識回
路5にて記録マークのパターンが認識され、選択された
1つのパルス光の照射パターンを参照して認識された記
録マークに合ったパルスデータが求められてAND回路
15へ出力される。磁気ヘッド2には、レジスタ4,ヘッ
ド駆動回路3を介した変調回路6の出力(変調データ)
が供給される。そして、磁気ヘッド2からはこの変調デ
ータに基づいた変調磁界が発生され、この変調磁界が光
磁気ディスク1に印加される。
のチャネルクロックに応じて1/7変調方式に従って変
調され、その変調データがレジスタ4に転送される。レ
ジスタ4に格納された変調データから、パターン認識回
路5にて記録マークのパターンが認識され、選択された
1つのパルス光の照射パターンを参照して認識された記
録マークに合ったパルスデータが求められてAND回路
15へ出力される。磁気ヘッド2には、レジスタ4,ヘッ
ド駆動回路3を介した変調回路6の出力(変調データ)
が供給される。そして、磁気ヘッド2からはこの変調デ
ータに基づいた変調磁界が発生され、この変調磁界が光
磁気ディスク1に印加される。
【0043】AND回路15で、チャネルクロックとパル
スデータとのANDがとられた後、そのパルス信号がタ
イミング補正回路14でタイミング補正されてレーザ駆動
回路13へ出力される。レーザ駆動回路13のパルス信号に
基づく駆動によって、レーザダイオード12からレーザビ
ームが間欠的に出射され、出射されたレーザビームは、
コリメータレンズ11を介して平行ビームに変えられ、ビ
ームスプリッタ8,対物レンズ7を通過して光磁気ディ
スク1の記録膜に集光される。
スデータとのANDがとられた後、そのパルス信号がタ
イミング補正回路14でタイミング補正されてレーザ駆動
回路13へ出力される。レーザ駆動回路13のパルス信号に
基づく駆動によって、レーザダイオード12からレーザビ
ームが間欠的に出射され、出射されたレーザビームは、
コリメータレンズ11を介して平行ビームに変えられ、ビ
ームスプリッタ8,対物レンズ7を通過して光磁気ディ
スク1の記録膜に集光される。
【0044】そして、光磁気ディスク1にレーザビーム
を間欠的に照射しながら、磁気ヘッド2にて記録データ
に応じて変調した磁界を光磁気ディスク1に印加するこ
とにより、光磁気ディスク1の記録膜に情報が記録され
る。
を間欠的に照射しながら、磁気ヘッド2にて記録データ
に応じて変調した磁界を光磁気ディスク1に印加するこ
とにより、光磁気ディスク1の記録膜に情報が記録され
る。
【0045】再生時には、レーザダイオード12からコリ
メータレンズ11,対物レンズ7,ビームスプリッタ8を
介して光磁気ディスク1の記録膜にレーザビームが照射
され、その反射光は、対物レンズ7を通過し、ビームス
プリッタ8で反射されてフォトダイオード9で受光され
る。受光信号はフォトダイオード9で電気信号に変換さ
れ、その電気信号に基づいて信号処理回路10にて光磁気
ディスク1の記録データが再生される。
メータレンズ11,対物レンズ7,ビームスプリッタ8を
介して光磁気ディスク1の記録膜にレーザビームが照射
され、その反射光は、対物レンズ7を通過し、ビームス
プリッタ8で反射されてフォトダイオード9で受光され
る。受光信号はフォトダイオード9で電気信号に変換さ
れ、その電気信号に基づいて信号処理回路10にて光磁気
ディスク1の記録データが再生される。
【0046】次に、本発明の特徴部分である、光磁気デ
ィスク1に照射するレーザビームのパルスパターンの6
種の具体例について、各記録マーク(2T〜8T)毎の
パターンを示す図6〜図12を参照して説明する。
ィスク1に照射するレーザビームのパルスパターンの6
種の具体例について、各記録マーク(2T〜8T)毎の
パターンを示す図6〜図12を参照して説明する。
【0047】(実施例1)図6,図7は、実施例1にお
ける記録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記
録ビットあたりの平均レーザパワーの値とを示す図であ
る。この図6,図7に示す実施例1は、前述した第1方
式(図1参照)に準じたパターンを呈する。即ち、マー
ク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転して一定
の磁界整定時間が経過した時点でマーク先頭形成用のパ
ルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル1)を
照射し、マーク長が3T以上の記録マークの場合には、
その後にマーク先頭形成用のパルス光より低パワーのパ
ルス光(パワーレベル0.5)を照射する。このようにすれ
ば、2T〜8Tのすべての記録マークにおいて、レーザ
パワーの平均値を完全に同一(0.25)にすることができ
る。
ける記録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記
録ビットあたりの平均レーザパワーの値とを示す図であ
る。この図6,図7に示す実施例1は、前述した第1方
式(図1参照)に準じたパターンを呈する。即ち、マー
ク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転して一定
の磁界整定時間が経過した時点でマーク先頭形成用のパ
ルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル1)を
照射し、マーク長が3T以上の記録マークの場合には、
その後にマーク先頭形成用のパルス光より低パワーのパ
ルス光(パワーレベル0.5)を照射する。このようにすれ
ば、2T〜8Tのすべての記録マークにおいて、レーザ
パワーの平均値を完全に同一(0.25)にすることができ
る。
【0048】(実施例2)図8は、実施例2における記
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図8に示す実施例2は、前述した第1方式の変形例
(図2(a)参照)に準じたパターンを呈する。即ち、
マーク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転して
一定の磁界整定時間が経過した時点でマーク先頭形成用
のパルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル
1)を照射し、マーク長が3T以上の記録マークの場合
には、その後にマーク先頭形成用のパルス光より低パワ
ーの連続光(パワーレベル0.25)を次の磁界反転時点ま
で照射する。このようにすれば、2T〜8Tのすべての
記録マークにおいて、レーザパワーの平均値を完全に同
一(0.25)にすることができる。なお、前述した図2
(c)に示すように、この連続光の最後のパワーだけを
他の部分よりも高く、例えばマーク先頭形成用のパルス
光と同パワーにするようにしても良い。
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図8に示す実施例2は、前述した第1方式の変形例
(図2(a)参照)に準じたパターンを呈する。即ち、
マーク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転して
一定の磁界整定時間が経過した時点でマーク先頭形成用
のパルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル
1)を照射し、マーク長が3T以上の記録マークの場合
には、その後にマーク先頭形成用のパルス光より低パワ
ーの連続光(パワーレベル0.25)を次の磁界反転時点ま
で照射する。このようにすれば、2T〜8Tのすべての
記録マークにおいて、レーザパワーの平均値を完全に同
一(0.25)にすることができる。なお、前述した図2
(c)に示すように、この連続光の最後のパワーだけを
他の部分よりも高く、例えばマーク先頭形成用のパルス
光と同パワーにするようにしても良い。
【0049】(実施例3)図9は、実施例3における記
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図9に示す実施例3は、前述した第1方式の変形例
(図2(b)参照)に準じたパターンを呈する。即ち、
マーク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転して
一定の磁界整定時間が経過した時点でマーク先頭形成用
のパルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル
1)を照射し、マーク長が3T以上の記録マークの場合
には、次の記録反転の直前に所定のパワーのパルス光
(パワーレベル0.5(3Tのとき),パワーレベル1(4
T〜8Tのとき))を必ず照射して、反転前のマークを大
きくするようにする。また、5T以上のマーク長である
記録マークの場合には、このマーク先頭形成用のパルス
光と最後のパルス光との間に、適当なパワーを有するパ
ルス光(パワーレベル1,0.5 または0.25)を1つまた
は複数回照射する。このようにすれば、2T〜8Tのす
べての記録マークにおいて、レーザパワーの平均値を完
全に同一(0.25)にすることができる。なお、マーク長
5Tの場合には、パワーレベル0.5 のパルス光を1回照
射する例(前半部)とパワーレベル0.25のパルス光を2
回照射する例(後半部)との2つの例を示しているが、
何れの例も採用可能である。
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図9に示す実施例3は、前述した第1方式の変形例
(図2(b)参照)に準じたパターンを呈する。即ち、
マーク長の長さには関係なく、印加する磁界が反転して
一定の磁界整定時間が経過した時点でマーク先頭形成用
のパルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル
1)を照射し、マーク長が3T以上の記録マークの場合
には、次の記録反転の直前に所定のパワーのパルス光
(パワーレベル0.5(3Tのとき),パワーレベル1(4
T〜8Tのとき))を必ず照射して、反転前のマークを大
きくするようにする。また、5T以上のマーク長である
記録マークの場合には、このマーク先頭形成用のパルス
光と最後のパルス光との間に、適当なパワーを有するパ
ルス光(パワーレベル1,0.5 または0.25)を1つまた
は複数回照射する。このようにすれば、2T〜8Tのす
べての記録マークにおいて、レーザパワーの平均値を完
全に同一(0.25)にすることができる。なお、マーク長
5Tの場合には、パワーレベル0.5 のパルス光を1回照
射する例(前半部)とパワーレベル0.25のパルス光を2
回照射する例(後半部)との2つの例を示しているが、
何れの例も採用可能である。
【0050】(実施例4)図10は、実施例4における記
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図10に示す実施例4は、前述した第2方式(図3参
照)に準じたパターンを呈する。なお、本例では、パル
ス光の間隔として、1チャネルクロックと1.5 チャネル
クロックとの2種類を併用している。マーク長の長さに
は関係なく、印加磁界反転の一定時間後(1チャネルク
ロック後)に必ずマーク先頭形成用のパルス光(ハッチ
ングを付した部分:パワーレベル1)を照射する。ま
た、マーク長が3T以上の記録マーク(但し、4Tの記
録マークは除く)の場合には、次の記録反転の直前にマ
ーク先頭形成用のパルス光と同パワーのパルス光(パワ
ーレベル1)を照射する。また、マーク長4Tの記録マ
ークではマーク先頭形成用のパルス光の後に、マーク長
が5T以上の記録マークでは、マーク先頭形成用のパル
ス光と最後のパルス光との間に、マーク先頭形成用のパ
ルス光と同パワーの1または複数のパルス光(パワーレ
ベル1)を照射する。この際、隣合う2つのパルス光の
間隔は、1チャネルクロックまたは1.5 チャネルクロッ
クとする。このようにすれば、2T〜8Tのすべての記
録マークにおいて、レーザパワーの平均値をほぼ同一
(0.25〜0.333)にすることができる。
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図10に示す実施例4は、前述した第2方式(図3参
照)に準じたパターンを呈する。なお、本例では、パル
ス光の間隔として、1チャネルクロックと1.5 チャネル
クロックとの2種類を併用している。マーク長の長さに
は関係なく、印加磁界反転の一定時間後(1チャネルク
ロック後)に必ずマーク先頭形成用のパルス光(ハッチ
ングを付した部分:パワーレベル1)を照射する。ま
た、マーク長が3T以上の記録マーク(但し、4Tの記
録マークは除く)の場合には、次の記録反転の直前にマ
ーク先頭形成用のパルス光と同パワーのパルス光(パワ
ーレベル1)を照射する。また、マーク長4Tの記録マ
ークではマーク先頭形成用のパルス光の後に、マーク長
が5T以上の記録マークでは、マーク先頭形成用のパル
ス光と最後のパルス光との間に、マーク先頭形成用のパ
ルス光と同パワーの1または複数のパルス光(パワーレ
ベル1)を照射する。この際、隣合う2つのパルス光の
間隔は、1チャネルクロックまたは1.5 チャネルクロッ
クとする。このようにすれば、2T〜8Tのすべての記
録マークにおいて、レーザパワーの平均値をほぼ同一
(0.25〜0.333)にすることができる。
【0051】(実施例5)図11は、実施例5における記
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図11に示す実施例5は、前述した第2方式(照射時間
を補間した例)に準じたパターンを呈する。なお、本例
では、パルス光の照射時間として、0.5 チャネルクロッ
クと1チャネルクロックとの2種類を併用している。マ
ーク長の長さには関係なく、印加磁界反転の一定時間後
(1チャネルクロック後)に必ずマーク先頭形成用のパ
ルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル1,照
射時間1チャネルクロック)を照射する。また、マーク
長が3T以上の記録マークの場合には、次の記録反転の
直前にマーク先頭形成用のパルス光と同パワーのパルス
光(パワーレベル1,照射時間0.5 チャネルクロック
(3Tのとき)1チャネルクロック(4T〜8Tのと
き))を照射する。また、マーク長が5T以上の記録マー
クでは、マーク先頭形成用のパルス光と最後のパルス光
との間に、マーク先頭形成用のパルス光と同パワーの1
または複数のパルス光(パワーレベル1)を照射する
が、このパルス光の照射時間は、0.5 チャネルクロック
または1チャネルクロックの何れかを選択する。このよ
うにすれば、2T〜8Tのすべての記録マークにおい
て、レーザパワーの平均値を完全に同一(0.5)にするこ
とができる。
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図11に示す実施例5は、前述した第2方式(照射時間
を補間した例)に準じたパターンを呈する。なお、本例
では、パルス光の照射時間として、0.5 チャネルクロッ
クと1チャネルクロックとの2種類を併用している。マ
ーク長の長さには関係なく、印加磁界反転の一定時間後
(1チャネルクロック後)に必ずマーク先頭形成用のパ
ルス光(ハッチングを付した部分:パワーレベル1,照
射時間1チャネルクロック)を照射する。また、マーク
長が3T以上の記録マークの場合には、次の記録反転の
直前にマーク先頭形成用のパルス光と同パワーのパルス
光(パワーレベル1,照射時間0.5 チャネルクロック
(3Tのとき)1チャネルクロック(4T〜8Tのと
き))を照射する。また、マーク長が5T以上の記録マー
クでは、マーク先頭形成用のパルス光と最後のパルス光
との間に、マーク先頭形成用のパルス光と同パワーの1
または複数のパルス光(パワーレベル1)を照射する
が、このパルス光の照射時間は、0.5 チャネルクロック
または1チャネルクロックの何れかを選択する。このよ
うにすれば、2T〜8Tのすべての記録マークにおい
て、レーザパワーの平均値を完全に同一(0.5)にするこ
とができる。
【0052】(実施例6)図12は、実施例6における記
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図12に示す実施例6は、前述した第3方式(図4参
照)に準じたパターンを呈する。即ち、マーク長の長さ
には関係なく、印加磁界が反転している間にマークは形
成されない程度の低パワーのパルス光(パワーレベル0.
5)を照射し、その後、マーク先頭形成用のパルス光(ハ
ッチングを付した部分:パワーレベル1)を照射する。
また、マーク長が3T以上の記録マークの場合には、次
の記録反転の直前にマーク先頭形成用のパルス光と同パ
ワーのパルス光(パワーレベル1)を照射する。更に、
マーク長が4T以上の記録マークでは、マーク先頭形成
用のパルス光と最後のパルス光との間に、1または複数
のパルス光(パワーレベル0.5 または1)を照射する。
このようにすれば、2T〜8Tのすべての記録マークに
おいて、レーザパワーの平均値をほぼ同一(0.35〜0.41
7)にすることができる。
録データ及びパルス光のタイミングと、1つの記録ビッ
トあたりの平均レーザパワーの値とを示す図である。こ
の図12に示す実施例6は、前述した第3方式(図4参
照)に準じたパターンを呈する。即ち、マーク長の長さ
には関係なく、印加磁界が反転している間にマークは形
成されない程度の低パワーのパルス光(パワーレベル0.
5)を照射し、その後、マーク先頭形成用のパルス光(ハ
ッチングを付した部分:パワーレベル1)を照射する。
また、マーク長が3T以上の記録マークの場合には、次
の記録反転の直前にマーク先頭形成用のパルス光と同パ
ワーのパルス光(パワーレベル1)を照射する。更に、
マーク長が4T以上の記録マークでは、マーク先頭形成
用のパルス光と最後のパルス光との間に、1または複数
のパルス光(パワーレベル0.5 または1)を照射する。
このようにすれば、2T〜8Tのすべての記録マークに
おいて、レーザパワーの平均値をほぼ同一(0.35〜0.41
7)にすることができる。
【0053】なお、上述した各実施例におけるパルス光
のパワーの値,パルス光の間隔,照射時間は一例であ
り、本発明がこれらの値に限定されるものでないことは
言うまでもない。
のパワーの値,パルス光の間隔,照射時間は一例であ
り、本発明がこれらの値に限定されるものでないことは
言うまでもない。
【0054】また、1/7変調を例にして説明したが、
これは例示であり、2/7変調等、他の変調方式を採用
する場合についても、本発明を同様に適用できることは
勿論である。
これは例示であり、2/7変調等、他の変調方式を採用
する場合についても、本発明を同様に適用できることは
勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明では、印加磁界が反
転する部分だけでなく、その他の部分においても照射す
るパルス光のパターンを制御するようにしたので、磁界
反転時間を緩和することができ、磁界反転時間が同じで
あればデータ転送速度の向上を図れると共に、記録マー
クの幅を均一にしてクロストークの問題を解消でき、か
つ、エッジシフトを改善して再生エラーを防止できる
等、本発明は優れた効果を奏する。
転する部分だけでなく、その他の部分においても照射す
るパルス光のパターンを制御するようにしたので、磁界
反転時間を緩和することができ、磁界反転時間が同じで
あればデータ転送速度の向上を図れると共に、記録マー
クの幅を均一にしてクロストークの問題を解消でき、か
つ、エッジシフトを改善して再生エラーを防止できる
等、本発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明の第1方式における記録時のタイミング
図である。
図である。
【図2】本発明の第1方式の変形例における記録時のタ
イミング図である。
イミング図である。
【図3】本発明の第2方式における記録時のタイミング
図である。
図である。
【図4】本発明の第3方式における記録時のタイミング
図である。
図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す光磁気ディスク記録
/再生装置の構成図である。
/再生装置の構成図である。
【図6】本発明の実施例1のパルス光のパターン図であ
る。
る。
【図7】本発明の実施例1のパルス光のパターン図であ
る。
る。
【図8】本発明の実施例2のパルス光のパターン図であ
る。
る。
【図9】本発明の実施例3のパルス光のパターン図であ
る。
る。
【図10】本発明の実施例4のパルス光のパターン図で
ある。
ある。
【図11】本発明の実施例5のパルス光のパターン図で
ある。
ある。
【図12】本発明の実施例6のパルス光のパターン図で
ある。
ある。
【図13】従来例における記録時のタイミング図であ
る。
る。
1 光磁気ディスク 2 磁気ヘッド 3 ヘッド駆動回路 4 レジスタ 5 パターン認識回路 6 変調回路 12 レーザダイオード(LD) 13 レーザ駆動回路 14 タイミング補正回路 15 AND回路
Claims (16)
- 【請求項1】 ビーム光を間欠的に記録媒体に照射する
と共に、記録情報に応じて極性を変調した磁界を前記記
録媒体に印加して前記記録情報を記録する光磁気記録方
法において、印加する前記磁界の極性が反転するタイミ
ングに応じて、間欠的に照射する前記ビーム光の照射パ
ターンを制御することを特徴とする光磁気記録方法。 - 【請求項2】 パルス照射型の磁界変調方式の光磁気記
録方法において、記録情報を変調データに変調し、その
変調データに基づいた変調磁界を発生して記録媒体に印
加し、印加する前記磁界の極性が反転するタイミングに
応じたパルス信号を生成し、そのパルス信号に基づいて
間欠的なビーム光を前記記録媒体に照射することを特徴
とする光磁気記録方法。 - 【請求項3】 印加する前記磁界の極性が反転した後の
所定時間後に、記録マークを形成するためのパルス光を
前記記録媒体に照射することを特徴とする請求項1また
は2記載の光磁気記録方法。 - 【請求項4】 前記パルス光を照射した後に前記磁界の
極性が次に反転するまで、前記パルス光よりパワーが低
いビーム光を連続的に照射することを特徴とする請求項
3記載の光磁気記録方法。 - 【請求項5】 連続的に照射するビーム光において、最
後のパワーが他の部分のパワーよりも高いことを特徴と
する請求項4記載の光磁気記録方法。 - 【請求項6】 前記パルス光を照射した後に前記磁界の
極性が次に反転するまで、前記パルス光よりパワーが低
いビーム光を一定の間隔で間欠的に照射することを特徴
とする請求項3記載の光磁気記録方法。 - 【請求項7】 一定の間隔で間欠的に照射するビーム光
の中で、最後のビーム光のパワーが他のビーム光のパワ
ーより高いことを特徴とする請求項6記載の光磁気記録
方法。 - 【請求項8】 前記最後のビーム光のパワーが、前記パ
ルス光のパワーと等しいことを特徴とする請求項7記載
の光磁気記録方法。 - 【請求項9】 前記パルス光を照射した後に前記磁界の
極性が次に反転するまで、間欠時間を異ならせた複数種
のビーム光を間欠的に照射することを特徴とする請求項
3記載の光磁気記録方法。 - 【請求項10】 前記パルス光を照射した後に前記磁界
の極性が次に反転するまで、照射時間を異ならせた複数
種のビーム光を間欠的に照射することを特徴とする請求
項3記載の光磁気記録方法。 - 【請求項11】 前記パルス光を照射した後に前記磁界
の極性が次に反転するまでに照射するビーム光のパワー
は、前記パルス光のパワーと等しいことを特徴とする請
求項9または10記載の光磁気記録方法。 - 【請求項12】 印加する前記磁界の極性が反転した後
に、記録マークを形成できない程度のパワーのパルス光
または連続光を照射し、その後、記録マークを形成でき
る程度のパワーのパルス光を照射することを特徴とする
請求項1または2記載の光磁気記録方法。 - 【請求項13】 間欠的に照射する前記ビーム光のパワ
ー,間欠タイミング及び照射時間からなる群から選ばれ
た少なくとも1つのパラメータを制御して、前記ビーム
光の照射パターンを制御することを特徴とする請求項1
〜3の何れかに記載の光磁気記録方法。 - 【請求項14】 ビーム光を間欠的に記録媒体に照射す
る光学系と、記録情報に応じて極性を変調した磁界を前
記記録媒体に印加する磁気系とを備える光磁気記録装置
において、前記光学系は、印加する前記磁界の極性が反
転するタイミングに応じたパルス信号を生成する信号生
成手段と、生成されたパルス信号に基づいて間欠的なビ
ーム光を前記記録媒体に照射する光学手段とを有するこ
とを特徴とする光磁気記録装置。 - 【請求項15】 前記磁気系は、記録情報を変調データ
に変調する変調回路と、その変調データに基づいた変調
磁界を発生して前記記録媒体に印加する磁界ヘッドとを
有することを特徴とする請求項14記載の光磁気記録装
置。 - 【請求項16】 前記変調データに基づいて記録マーク
のパターンを認識する認識回路を備えることを特徴とす
る請求項15記載の光磁気記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21175596A JPH1055580A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 光磁気記録方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21175596A JPH1055580A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 光磁気記録方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1055580A true JPH1055580A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16611049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21175596A Pending JPH1055580A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 光磁気記録方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1055580A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6826129B1 (en) * | 1999-09-03 | 2004-11-30 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for recording magnetized mark utilizing magnetic field generated by adjacent magnetized mark to reduce energy level for generating pulsed magnetic field |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP21175596A patent/JPH1055580A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6826129B1 (en) * | 1999-09-03 | 2004-11-30 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for recording magnetized mark utilizing magnetic field generated by adjacent magnetized mark to reduce energy level for generating pulsed magnetic field |
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---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041224 |
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A02 | Decision of refusal |
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