JPH09219021A - 情報記録再生方法 - Google Patents

情報記録再生方法

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JPH09219021A
JPH09219021A JP9066008A JP6600897A JPH09219021A JP H09219021 A JPH09219021 A JP H09219021A JP 9066008 A JP9066008 A JP 9066008A JP 6600897 A JP6600897 A JP 6600897A JP H09219021 A JPH09219021 A JP H09219021A
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博子 岩崎
Yukio Ide
由紀雄 井手
Yoshiyuki Kageyama
喜之 影山
Masato Harigai
眞人 針谷
Michiharu Abe
通治 安倍
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Abstract

(57)【要約】 【課題】量産を前提として設計される光ディスク記録装
置に対しては実用上十分な精度で最適記録パワーを設定
することが極めて困難になっていたという課題。 【解決手段】記録パワーPを逐次変化させながら未記録
部と記録部とからなるパターンに情報をテスト記録し、
このテスト記録した情報を再生して記録パワーPに対応
した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜g
(P)を、g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P)、Δ
P:Pの近傍における微小変化量、Δm:mの近傍にお
けるΔPに対応した微小変化量、なる式で求め、g
(P)に基づいて記録パワーの過不足を評価することに
より最適記録パワーを決定して設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンパクトディスク
等の情報記録媒体に対する情報の記録、再生を行い、か
つ、書き換えが可能である情報記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁波、特にレーザビームの照射による
情報の記録、再生及び消去が可能な情報記録媒体の一つ
として、結晶ー非結晶相間、あるいは結晶ー結晶相間の
転移を利用する、いわゆる相変化型情報記録媒体がよく
知られている。特に、光磁気メモリは困難な単一ビーム
によるオーバーライトが可能であり、光磁気メモリに情
報の記録、再生及び消去を行うドライブ装置の光学系も
より単純であることなどから、最近はその研究開発が活
発になっている。
【0003】一方、近年、CD(コンパクトディスク)
の急速な普及にともない、一回だけの情報の書き込みが
可能な追記型コンパクトディスク(CD−R)が開発さ
れ、市場に普及され始めた。しかし、CD−Rでは、情
報の書き込み時に一度でも失敗すると、その修正が不可
能であるために使用不能となってしまい、廃棄せざるを
得ない。そこで、この欠点を補い得る書き換え可能なコ
ンパクトディスクの実用化が待望されていた。
【0004】研究開発された書き換え可能なコンパクト
ディスクの例としては、光磁気ディスクを利用した書き
換え可能なコンパクトディスクがあるが、このコンパク
トディスクは、オーバーライトの困難さや、CD−RO
M、CD−Rとの互換性がとりにくい等といった欠点を
有するため、原理的に互換性確保に有利な相変化型光デ
ィスクの実用化開発が活発化してきた。
【0005】相変化型光ディスクを用いた書き換え可能
なコンパクトディスクの研究発表例としては、古谷
(他):第4回相変化記録研究会シンポジウム講演予稿
集,70(1992)、神野(他):第4回相変化記録
研究会シンポジウム講演予稿集,76(1992)、川
西(他):第4回相変化記録研究会シンポジウム講演予
稿集,82(1992)、T.Handa(et a
l):Jpn.J.Appl.Phys.32(199
3)5226、米田(他):第5回相変化記録研究会シ
ンポジウム講演予稿集,9(1993)、富永(他):
第5回相変化記録研究会シンポジウム講演予稿集,5
(1993)等がある。
【0006】これらは、いずれもCD−Rとの互換性確
保、記録消去性能、記録感度、書き換えの繰り返し可能
回数、再生回数、保存安定性等、総合性能を十分に満足
するものではなく、これらの欠点は主に記録材料の組
成、構造に起因する消去比の低さに因るところが大きか
った。
【0007】これらの事情から消去比が高く、高感度の
記録、消去に適する相変化記録材料の開発、さらには高
性能で書き換え可能な相変化型コンパクトディスクシス
テムが望まれていた。
【0008】本発明の発明者等は、上記欠点を解決する
新材料として、AgInSbTe系記録材料を見いだし
開示してきた。その代表例としては、特開平7ー780
31号公報、特願平4ー123551号公報、H.Iw
asaki(et al):pn.J.Appl.Ph
ys.31(1992)461、井手(他):第3回相
変化記録研究会シンポジウム講演予稿集,102(19
91)、H.Iwasaki(et al):pn.
J.Appl.Phys.32(1993)5241等
があげられる。
【0009】これらの開示技術により、きわめて優れた
性能を有する相変化型光ディスクを獲得できることは既
に明らかであるが、これらの開示技術はCD−Rとの互
換性確保等、上記総合性能を完璧に満足し、新たな市場
を形成し得るに足る相変化型光ディスクシステムを得る
ために、より一層の改良が必要である。特に、コンパク
トディスクで用いられるEFM(Eight−to−F
ourteen Modulation)変調方式のP
WM(Pulse Width Modulatio
n)記録を行う場合には、歪の少ない長マークを安定し
て繰り返して記録する技術が記録信号品質の向上とオー
バーライト繰り返し時の安定性を確保するために不可欠
である。
【0010】相変化記録における記録信号の品質を向上
させる方式としては、様々な記録補償方式が開示されて
いる。例えば、特開昭63ー266632号公報記載の
ものでは、結晶化速度の大きい記録膜を用いた場合のP
WM記録において、パルス列を用いて長いアモルファス
マークを記録する方式が有効であるとしている。また、
特開昭63ー266633号公報及び米国特許第515
0351号明細書記載のものでは、パルス列の先頭及び
後尾のレーザエネルギーを高めたり、照射時間を長くす
ることにより、マークのエッジ部の位置揺らぎを抑える
ことでジッタの改良を行っている。
【0011】また、従来、特公昭63ー29336号公
報に記載されているように、光ディスク記録装置におい
て、レーザ光などの光スポットを光ディスク上に照射し
ながら走査し、レーザ光などの光スポットを情報信号で
強弱変調して光ディスクに情報信号を記録する方法は知
られており、また、光ディスクに記録された情報信号を
再生してその再生信号の振幅や記録マークの長さをモニ
ターすることにより記録(光)パワーや記録光パルスの
幅などの記録条件を最適に調整し設定する方法も知られ
ている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記方法では、量産さ
れる光ディスク記録装置を用いて光ディスクに実際に情
報信号を記録しても以下のような理由により常に最適な
条件を設定することは、実用上困難である。すなわち、
上記方法としては、光ディスクにおける代表的な再生信
号である記録信号の振幅(未記録部からの信号のレベル
と記録部からの信号のレベルとの差)値をモニターして
個々の光ディスク記録装置に対して最適記録パワーを設
定する方法が挙げられるが、記録信号の振幅値は、単に
記録パワーだけでなく、光学ピックアップの開口数、リ
ムインテンシティ(集光レンズに入射するレーザ光の強
度分布)、光スポットのサイズや形状により、また、経
時変化で光学系が汚染されることにより変化し、個々の
光学ピックアップの間にオフセットが通常20%〜40
%程度発生するので、上記オフセットの影響により最適
記録パワーの設定値が大きくずれてしまう。このため、
量産を前提として設計される光ディスク記録装置に対し
ては、実用上十分な精度(±5%程度)で最適記録パワ
ーを設定することが極めて困難になっていた。
【0013】また、個々の光ディスク記録装置の間には
同じ記録パワーでも記録信号のレベルが同じにならない
などのバラツキがあって光ディスク記録装置毎に記録パ
ワーの微調整が必要であった。
【0014】本発明は、最適記録パワーを設定すること
ができる情報記録再生方法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、電磁波を情報記録媒体に照
射することにより該情報記録媒体の記録層に相変化を生
じさせ、前記情報記録媒体に対する情報の記録、再生を
行い、かつ、書き換えが可能である情報記録再生方法に
おいて、前記情報記録媒体に対して記録パワーPを逐次
変化させながら未記録部と記録部とからなるパターンに
情報をテスト記録し、このテスト記録した情報を再生し
て記録パワーPに対応した記録信号振幅mをモニター
し、規格化された傾斜g(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、前記規格化された傾斜g(P)に基づい
て記録パワーの過不足を評価することにより最適記録パ
ワーを決定して設定する。このため、情報記録再生装置
が異なっても全て唯一の記録パワーをバラツキなく確実
に設定することができて消去可能な回数の増大及び記録
の信頼性向上を計ることができ、汎用性の高さと記録パ
ワーの設定精度に優れている。
【0016】請求項2に係る発明は、電磁波を情報記録
媒体に照射することにより該情報記録媒体の記録層に相
変化を生じさせ、前記情報記録媒体に対する情報の記
録、再生を行い、かつ、書き換えが可能である情報記録
再生方法において、前記情報記録媒体に対して記録パワ
ーPを逐次変化させながら未記録部と記録部とからなる
パターンに情報をテスト記録し、このテスト記録した情
報を再生して記録パワーPに対応した記録信号振幅mを
モニターし、規格化された傾斜g(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、0.2〜2.0から選ばれる特定の値S
を設定し、前記規格化された傾斜g(P)がSに一致す
るような記録パワーPsを検出し、Psに対して1.0
〜1.7を乗じて最適記録パワーを設定する。このた
め、最適記録パワーを更に高精度に設定することがで
き、情報記録再生装置を低コストにできる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の前提となる情報記
録再生方法の一例を適用した相変化型情報記録再生装置
の第1の実施形態における記録波のパルス波形を4T信
号の例について模式的に示したものである。この実施形
態は、図4に示すように相変化型光ディスクからなる相
変化型情報記録媒体11をスピンドルモータからなる駆
動手段12により回転駆動し、記録再生用ピックアップ
13にて光源駆動手段としてのレーザ駆動回路14によ
り半導体レーザからなる光源を駆動して該半導体レーザ
から図示しない光学系を介して情報記録媒体11に電磁
波としてレーザ光を照射することにより該情報記録媒体
の記録層に相変化を生じさせ、情報記録媒体11からの
反射光を記録再生用ピックアップ13で受光して情報記
録媒体11に対する情報の記録や再生を行う。記録再生
用ピックアップ13の最適記録パワーは記録パワー設定
手段としての記録パワー設定回路15により設定され
る。
【0018】このように、第1の実施形態は、記録再生
用ピックアップ13にて電磁波としてレーザ光を相変化
型情報記録媒体11に照射することにより該情報記録媒
体11の記録層に相変化を生じさせ、情報記録媒体11
に対する情報の記録、再生を行い、かつ、書き換えが可
能である相変化型情報記録再生装置であり、記録すべき
信号を変調部で変調して記録再生用ピックアップ13に
て情報記録媒体に記録することにより情報の記録を行う
記録手段を備えている。このピックアップ13を含む記
録手段は、情報記録媒体の記録層に対してマークの幅と
して信号を記録するようにマークを記録する、いわゆる
PWM記録方式で情報の記録を行う。記録手段は記録す
べき信号を変調部にてクロックを用いて例えば書き換え
型コンパクトディスクの情報記録に適したEFM(Ei
ght−to−FourteenModulatio
n)変調方式、あるいはその改良変調方式で変調する。
【0019】記録手段は、PWM記録を行う際に、変調
後の信号幅がnT(nは所定の値、Tはクロック時間:
信号の変調に用いるクロックの周期に相当する時間)で
ある0信号の記録あるいは書き換えを行う時の記録光を
パワーレベルeの連続光とし、変調後の信号幅がnTで
ある1信号の記録あるいは書き換えを行う時の記録光の
パルス列を、時間幅xとパワーレベルaを持つパルス部
fpと、合計でTの時間幅を持つパワーレベルbの低レ
ベルパルスとパワーレベルcの高レベルパルスとが交互
にデューティ比yで計(n−n’)回連続するマルチパ
ルス部mpと、時間幅zとパワーレベルdを持つパルス
部opからなる電磁波パルス列とし、x,y,zを0.
5T≦x≦2T、0.4≦y≦0.6、0.5T≦z≦
1Tとし、nを1以上の正の整数とし、n’をn’≦n
の正の整数とし、(a及びc)>e>(b及びd)とす
る。図1(b)はn’=1の場合、図1(c)はn’=
2の場合、図1(c)はn’=3の場合である。
【0020】一般に、相変化型情報記録媒体における1
信号(2値信号の‘1’の部分)の記録は、相変化型情
報記録媒体の記録層にアモルファス部(アモルファス
相)を形成することによって行われる。相変化型情報記
録媒体の記録層におけるアモルファス相の形成には、記
録層の融点以上への昇温と、その後の十分な冷却速度が
必要である。ここに、パルス部fpは相変化型情報記録
媒体の記録層を融点以上に昇温させて記録マークの先頭
部を形成させ、マルチパルス部mpは記録層を昇温させ
て記録マークの中間部を形成させ、パルス部opは記録
層を冷却させて記録マークの後端部を形成させる。相変
化型情報記録媒体の線速を可変すれば相変化型情報記録
媒体に対する電磁波照射量が変化して記録層の融点以上
への昇温とその後の冷却速度が変化することになり、相
変化型情報記録媒体の線速の可変で記録層の融点以上へ
の昇温とその後の冷却速度を適切に設定することが有効
である。
【0021】一方、相変化型情報記録媒体の記録層にP
WM記録方式で情報の記録を行う場合には、記録マーク
のエッジ部に情報を持たせるので、記録層上の記録部と
未記録部との境界が不明確になったり記録部が結晶化さ
れて消去されたりすることを避けるため、記録層におけ
る記録を行いたい部分以外の部分に対しては熱の影響を
抑えなければならない。
【0022】このように、記録層の記録すべき部分と常
温に保つべき部分との昇温条件を明確に区別するために
は、記録層で余剰な熱を発生させないこと、記録層の膜
内での熱の伝導を低く抑えることが有効である。このよ
うにすることにより、記録部と未記録部との境界が明確
となり、ジッタが小さくて品質の良い記録信号を得るこ
とができる。
【0023】記録手段が図1に示す記録波形を用いたこ
とにより、これらの条件を満たす最適な記録条件を得る
ことが可能となり、相変化型情報記録媒体の記録層にP
WM記録を行う場合に品質の良い記録マークを安定に記
録、書き換えできる。ここに、好適な記録条件は、x,
y,zを0.5T≦x≦2T、0.4≦y≦0.6、
0.5T≦z≦1Tとし、(a及びc)>e>(b及び
d)とすることである。
【0024】このように、この第1の実施形態は、電磁
波を情報記録媒体に照射することにより該情報記録媒体
の記録層に相変化を生じさせ、前記情報記録媒体に対す
る情報の記録、再生を行い、かつ、書き換えが可能であ
る情報記録再生方法において、信号を変調して前記情報
記録媒体にPWM記録することにより情報の記録を行う
際に、変調後の信号幅がnT(Tはクロック時間)であ
る0信号の記録あるいは書き換えを行う時の記録波をパ
ワーレベルeの連続電磁波とし、変調後の信号幅がnT
である1信号の記録あるいは書き換えを行う時の記録波
パルス列を、時間幅xとパワーレベルaを持つパルス部
fpと、合計でTの時間幅を持つパワーレベルbの低レ
ベルパルスとパワーレベルcの高レベルパルスとが交互
にデューティ比yで計(n−n’)回連続するマルチパ
ルス部mpと、時間幅zとパワーレベルdを持つパルス
部opからなる電磁波パルス列とし、x,y,zを0.
5T≦x≦2T、0.4≦y≦0.6、0.5T≦z≦
1Tとし、n’をn’≦nの正の整数とし、(a及び
c)>e>(b及びd)とするので、相変化型情報記録
媒体にPWM記録方式で情報を記録する方法において品
質の良い信号を安定に記録、書き換えすることができ
る。
【0025】本発明の前提となる情報記録再生方法の他
の例を適用した相変化型情報記録再生装置の第2の実施
形態では、上記第1の実施形態において、信号を変調し
て情報記録媒体にPWM記録方式により情報の記録を行
う記録手段と、この記録手段を制御する記録制御手段と
を備え、記録手段は信号を変調部により変調して記録再
生用ピックアップ13にて情報記録媒体に記録すること
により情報の記録を行う。
【0026】記録手段は、信号を変調して情報記録媒体
にPWM記録方式により情報の記録を行う際に、変調後
に所定の信号幅を有する0信号の記録あるいは書き換え
を行う時の記録波を第1のパワーレベルeの連続電磁波
とし、変調後に所定の信号幅nTを有する1信号の記録
あるいは書き換えを行う時の記録波パルス列を、第1の
時間幅xと第2のパワーレベルaを持つパルス部fp
と、合計でクロック時間の時間幅Tを有する第3のパワ
ーレベルbの低レベルパルスと第4のパワーレベルのc
高レベルパルスとが交互に所定のデューティ比yで所定
回数(n−n’)連続するマルチパルス部mpと、第2
の時間幅zと第5のパワーレベルdを有するパルス部o
pからなる電磁波パルス列とする。記録制御手段は、記
録部を制御することにより、時間幅x、デューティ比
y、時間幅zの各々を情報記録媒体の線速に応じて設定
する。
【0027】このように、この第2の実施形態は、電磁
波を情報記録媒体に照射することにより該情報記録媒体
の記録層に相変化を生じさせ、前記情報記録媒体に対す
る情報の記録、再生を行い、かつ、書き換えが可能であ
る情報記録再生方法において、信号を変調して前記情報
記録媒体にPWM記録方式により情報の記録を行う際
に、変調後に所定の信号幅を有する信号の記録あるいは
書き換えを行う時の記録波を第1のパワーレベルeの連
続電磁波とし、変調後に所定の信号幅nTを有する1信
号の記録あるいは書き換えを行うときの記録波パルス列
を、第1の時間幅xと第2のパワーレベルaを有するパ
ルス部fpと、合計でクロック時間の時間幅Tを有する
第3のパワーレベルbの低レベルパルスと第4のパワー
レベルcの高レベルパルスとが交互に所定のデューティ
比yで所定回数(n−n’)連続するマルチパルス部m
pと、第2の時間幅zと第5のパワーレベルdを有する
パルス部opとからなる電磁波パルス列とし、前記第1
の時間幅x、前記デューティ比y、前記第2の時間幅z
の各々を線速に応じて設定するので、相変化型情報記録
媒体にPWM記録方式で情報を記録する方法において品
質の良い信号を安定に記録、書き換えすることができ
る。
【0028】請求項1に係る発明の一実施形態は、上記
情報記録再生方法の一例又は他の例において、情報記録
再生装置にて記録手段により情報記録媒体に対して記録
パワーPを逐次変化させながら未記録部と記録部とから
なるパターンに情報をテスト記録し、そのテスト記録し
た情報を再生手段により情報記録媒体から再生し、モニ
ター手段によりその再生手段からの記録パワーPに対応
した記録信号振幅(未記録部からの再生信号のレベルと
記録部からの再生信号のレベルとの差)mをモニター
し、記録パワー設定手段により規格化された傾斜g
(P)を g(P)=(Δm/m)(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、前記規格化された傾斜g(P)に基づい
て記録パワーの過不足を評価することにより最適記録パ
ワーを決定して設定する。
【0029】また、請求項2に係る発明の一実施形態
は、上記情報記録再生方法の一例又は他の例において、
情報記録再生装置にて記録手段により情報記録媒体に対
して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部と記録
部とからなるパターンに情報をテスト記録し、この記録
手段でテスト記録した情報を再生手段により情報記録媒
体から再生し、モニター手段によりその再生手段からの
記録パワーPに対応した記録信号振幅(未記録部からの
再生信号のレベルと記録部からの再生信号のレベルとの
差)mをモニターし、記録パワー設定手段により、規格
化された傾斜g(P)を g(P)=(Δm/m)(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、0.2〜2.0から選ばれる特定の値S
を設定し、前記規格化された傾斜g(P)がSに一致す
るような記録パワーPsを検出し、Psに対して1.0
〜1.7を乗じて最適記録パワーを設定する。
【0030】この請求項1、2に係る発明の実施形態
は、記録信号振幅mと記録パワーPとの関係により夫々
規格化した変化率の比を用いることにより、個々の情報
記録再生装置の間で生じ易いmとPの両方のオフセット
の影響を受けずに最適記録パワーを設定でき、特に、量
産を前提として設計される光ディスク装置等の情報記録
再生装置に対して実用上十分な精度(±5%)で最適記
録パワーを容易に設定できる。なお、ここでいう記録パ
ワーPとは、図1におけるaまたはcのパワーレベルを
示し、eのパワーレベルは固定値、またはaまたはcに
比例したパワーレベルに設定されたものでよい。
【0031】次に、請求項1、2に係る発明の実施形態
の理論的背景について説明する。標準の情報記録再生装
置によって観測される標準の記録信号振幅m0と標準の
記録パワーP0とが次の関係式 m0=m0(P0) で与えられたとき、m0とP0の夫々対応した変化量Δm
0、ΔP0を更に夫々m0、P0で規格化して求められる比
率g0(P0)はP0の関数として次式 g0(P0)=(Δm0/m0)(ΔP0/P0) で表わされる。ここで、g0(P0)は、m0のP0に対す
る規格化された傾斜を示すので、「規格化された傾斜」
と呼ぶことにする。
【0032】この「規格化された傾斜」を用いることに
よる利点は、次式で与えられるような標準からずれた
(オフセットを持った)一般の記録信号振幅mと記録パ
ワーPとの関係 m(P)=km0(P)、P=qP0 k,q:ゼロでない定数 に対しても普遍性を持っていることにある。次の簡単な
計算式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ={Δ(km0)/(km0)}/{Δ(qP)/(qP)} =(Δm0/m0)/(ΔPw/Pw)=g0(P0) より明らかなように規格化された傾斜の値g(P)を観
測する限り、常に標準の値g0(P0)と同じになる。
【0033】すなわち、g(P)の値はm及びPのオフ
セットの有無に拘らず保存される数値であるから、記録
パワーの過不足の状態を普遍的に正確に表わしている数
値であるといえる。従って、情報記録再生装置にて規格
化された傾斜の値g(P)が同じになるように記録パワ
ーPを設定して情報を記録すれば、異なる情報記録再生
装置で情報を記録しても常に同一の記録状態で情報を記
録できることになり、情報記録の再現性を重視する産業
上の応用にとって極めて都合がよい。
【0034】当然、記録パワーPの値が大きくなるにつ
れてmの値が飽和し、g(P)がゼロに収束するのが一
般的であるから、記録の過不足の状態をより正確に見出
すには、g(P)の値を0.2〜2.0、好ましくは
0.7〜1.7の範囲に設定しておき、これに対応する
Pの値の1.0〜1.7倍、好ましくは1.0〜1.5
倍が最適記録パワーになるようにすると、効果的であ
る。
【0035】次に、規格化された傾斜gを求めるための
具体的方法について説明する。
【0036】規格化された傾斜gを求める一般形の式
は、記録パワーPの微小変化ΔPに対応して記録信号振
幅mの微小変化がΔmであるという表現として次式 g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) で表わされる。
【0037】規格化された傾斜gを求める実用形の式
は、i、i+1番目のテスト記録の記録パワーがP
(i)、P(i+1)、記録信号振幅がm(i)、m
(i+1)である時、次式 g[{P(i)+P(i+1)}/2]=[{m(i+
1)−m(i)}/{m(i+1)+m(i)}]/
[{P(i+1)−P(i)}/{{P(i+1)+P
(i)}] で表わされる。
【0038】規格化された傾斜gを求める他の実用形の
式は、i−1、i、i+1番目のテスト記録の記録パワ
ーがP(i−1)、P(i)、P(i+1)、記録信号
振幅がm(i−1)、m(i)、m(i+1)であって
P(i)={P(i+1)+P(i−1)}/2である
時、次式 g(i)=[{m(i+1)−m(i−1)}/{m
(i+1)+m(i−1)}]/[{Pw(i+1)−
Pw(i−1)}/{{Pw(i+1)+Pw(i−
1)}] で表わされる。
【0039】図2は請求項1に係る発明の実施形態の作
用効果の実例を示す。この実施形態と同様な3種類の異
なる情報記録再生装置で記録再生した記録信号振幅mと
記録パワーPとの関係は、図2に示すように記録信号振
幅の飽和値がそれぞれ0.60、075、0.50と異
なるため、夫々異なった曲線m(0)、m(1)、m
(2)を描いており、一定の記録信号振幅レベルを基準
にしても目標とする最適な記録パワーを一意的に決定す
ることができず、曲線m(0)、m(1)、m(2)の
ずれに対応してバラツキが生じてしまう。更に、P>1
2mWでは、3本の曲線(0)、m(1)、m(2)が
ほぼ平行線になっているため、記録信号レベルの共通の
基準を設定することさえ不可能である。
【0040】請求項1に係る発明の実施形態における規
格化された傾斜gと記録パワーPとの関係については、
規格化された傾斜gを前記定義式を用いて演算した結果
は曲線(0)、m(1)、m(2)が全く重なってい
る。従って、規格化された傾斜gの曲線を用いて所定の
判定レベル、例えばgset=0.25を与える記録パワ
ーを決定すると、情報記録再生装置が異なっても全て唯
一の記録パワーPsetをバラツキなく確実に設定するこ
とができる。すなわち、この実施形態では、記録可能な
光学的情報記録媒体に対してテスト記録を行うことによ
り確実に最適な記録パワーを設定でき、消去可能な光学
的情報記録媒体に対しては過剰な記録パワーの光を照射
して記録膜に損傷を与えるようなことなく情報の記録を
行うことができ、消去可能な回数を多くすることができ
るとともに、情報記録の信頼性を向上させることができ
る。さらに、個々の光学的情報記録再生装置の間におい
て同じ記録パワーでも記録信号のレベルが同じにならな
いなどのバラツキに影響されることなく最適な記録パワ
ーを自動的に設定することができ、低コストの光学的情
報記録再生装置を実現できる。これは、請求項1に係る
発明の実施形態の優れた作用効果を示すものであり、汎
用性の高さと記録パワーの設定精度に優れていることを
示している。
【0041】このように、請求項1に係る発明の実施形
態では、電磁波を情報記録媒体に照射することにより該
情報記録媒体の記録層に相変化を生じさせ、前記情報記
録媒体に対する情報の記録、再生を行い、かつ、書き換
えが可能である情報記録再生方法において、前記情報記
録媒体に対して記録パワーPを逐次変化させながら未記
録部と記録部とからなるパターンに情報をテスト記録
し、このテスト記録した情報を再生して記録パワーPに
対応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾
斜g(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、前記規格化された傾斜g(P)に基づい
て記録パワーの過不足を評価することにより最適記録パ
ワーを決定して設定するので、情報記録再生装置が異な
っても全て唯一の記録パワーをバラツキなく確実に設定
することができて消去可能な回数の増大及び記録の信頼
性向上を計ることができ、汎用性の高さと記録パワーの
設定精度に優れている。
【0042】図3は請求項2に係る発明の実施形態の作
用効果の実例を示す。この実施形態の記録信号振幅mと
記録パワーPとの関係、規格化された傾斜gと記録パワ
ーPとの関係については請求項1に係る発明の実施形態
の場合と同様である。請求項1に係る発明の実施形態で
は、最適記録パワーを設定する場合、記録信号振幅mが
記録パワーに対して飽和するP>13mWの領域では、
規格化された傾斜gは、その値そのものが当然に小さく
なり、Pに対する変化もゆるやかになって外乱やノイズ
の影響を受けやすくなり、Pの検出精度が低下するとい
う懸念がある。すなわち、Pの検出精度を上げるにはg
の値が大きくPに対する変化が大きい(傾斜が大きい)
条件を使った方がよい。
【0043】請求項2に係る発明の実施形態は、図3に
特定の値SとしてS=10の例の作用効果が示されてお
り、規格化された傾斜gの値がSに一致する記録パワー
をPsとして検出する方法の作用効果が示されている。
Psは実際の最適記録パワーPOPTよりも小さいので、
この例ではPsを1.20倍してPOPTを設定してい
る。上記特定の値Sとしては、ノイズの影響が少なくな
るように0.2〜2.0から選べばよく、設定値Sに対
応する記録パワーPsを高精度に検出できる。記録パワ
ーPsの最適記録パワーPOPTからのずれは、1.0〜
1.7倍の範囲で適当な数値に決めておき、この数値を
Psに乗じて最適記録パワーPOPTを求めてから設定す
ればよい。従って、最適記録パワーを更に高精度に設定
することができる。
【0044】このように、請求項2に係る発明の実施形
態では、電磁波を情報記録媒体に照射することにより該
情報記録媒体の記録層に相変化を生じさせ、前記情報記
録媒体に対する情報の記録、再生を行い、かつ、書き換
えが可能である情報記録再生方法において、前記情報記
録媒体に対して記録パワーPを逐次変化させながら未記
録部と記録部とからなるパターンに情報をテスト記録
し、このテスト記録した情報を再生して記録パワーPに
対応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾
斜g(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、0.2〜2.0から選ばれる特定の値S
を設定し、前記規格化された傾斜g(P)がSに一致す
るような記録パワーPsを検出し、Psに対して1.0
〜1.7を乗じて最適記録パワーを設定するので、最適
記録パワーを更に高精度に設定することができ、情報記
録再生装置を低コストにできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、電磁波を情報記録媒体に照射することにより該情報
記録媒体の記録層に相変化を生じさせ、前記情報記録媒
体に対する情報の記録、再生を行い、かつ、書き換えが
可能である情報記録再生方法において、前記情報記録媒
体に対して記録パワーPを逐次変化させながら未記録部
と記録部とからなるパターンに情報をテスト記録し、こ
のテスト記録した情報を再生して記録パワーPに対応し
た記録信号振幅mをモニターし、規格化された傾斜g
(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、前記規格化された傾斜g(P)に基づい
て記録パワーの過不足を評価することにより最適記録パ
ワーを決定して設定するので、情報記録再生装置が異な
っても全て唯一の記録パワーをバラツキなく確実に設定
することができて消去可能な回数の増大及び記録の信頼
性向上を計ることができ、汎用性の高さと記録パワーの
設定精度に優れている。
【0046】請求項2記載の発明によれば、電磁波を情
報記録媒体に照射することにより該情報記録媒体の記録
層に相変化を生じさせ、前記情報記録媒体に対する情報
の記録、再生を行い、かつ、書き換えが可能である情報
記録再生方法において、前記情報記録媒体に対して記録
パワーPを逐次変化させながら未記録部と記録部とから
なるパターンに情報をテスト記録し、このテスト記録し
た情報を再生して記録パワーPに対応した記録信号振幅
mをモニターし、規格化された傾斜g(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、0.2〜2.0から選ばれる特定の値S
を設定し、前記規格化された傾斜g(P)がSに一致す
るような記録パワーPsを検出し、Psに対して1.0
〜1.7を乗じて最適記録パワーを設定するので、最適
記録パワーを更に高精度に設定することができ、情報記
録再生装置を低コストにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となる情報記録再生方法の一例を
適用した相変化型情報記録再生装置の第1の実施形態に
おける記録波のパルス波形を3T信号でn’=1〜3の
例について模式的に示す波形図である。
【図2】請求項1に係る発明の実施形態の作用効果の実
例を示す図である。
【図3】請求項2に係る発明の実施形態の作用効果の実
例を示す図である。
【図4】上記実施形態の一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 情報記録媒体 13 記録再生用ピックアップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 針谷 眞人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 安倍 通治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁波を情報記録媒体に照射することによ
    り該情報記録媒体の記録層に相変化を生じさせ、前記情
    報記録媒体に対する情報の記録、再生を行い、かつ、書
    き換えが可能である情報記録再生方法において、前記情
    報記録媒体に対して記録パワーPを逐次変化させながら
    未記録部と記録部とからなるパターンに情報をテスト記
    録し、このテスト記録した情報を再生して記録パワーP
    に対応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された
    傾斜g(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、前記規格化された傾斜g(P)に基づい
    て記録パワーの過不足を評価することにより最適記録パ
    ワーを決定して設定することを特徴とする情報記録再生
    方法。
  2. 【請求項2】電磁波を情報記録媒体に照射することによ
    り該情報記録媒体の記録層に相変化を生じさせ、前記情
    報記録媒体に対する情報の記録、再生を行い、かつ、書
    き換えが可能である情報記録再生方法において、前記情
    報記録媒体に対して記録パワーPを逐次変化させながら
    未記録部と記録部とからなるパターンに情報をテスト記
    録し、このテスト記録した情報を再生して記録パワーP
    に対応した記録信号振幅mをモニターし、規格化された
    傾斜g(P)を g(P)=(Δm/m)/(ΔP/P) ΔP:Pの近傍における微小変化量 Δm:mの近傍におけるΔPに対応した微小変化量 なる式で求め、0.2〜2.0から選ばれる特定の値S
    を設定し、前記規格化された傾斜g(P)がSに一致す
    るような記録パワーPsを検出し、Psに対して1.0
    〜1.7を乗じて最適記録パワーを設定することを特徴
    とする情報記録再生方法。
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