JPH0636377A - 情報の記録再生制御方法 - Google Patents

情報の記録再生制御方法

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JPH0636377A
JPH0636377A JP4186586A JP18658692A JPH0636377A JP H0636377 A JPH0636377 A JP H0636377A JP 4186586 A JP4186586 A JP 4186586A JP 18658692 A JP18658692 A JP 18658692A JP H0636377 A JPH0636377 A JP H0636377A
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Toshimitsu Kaku
敏光 賀来
Seiichi Mita
誠一 三田
Kazuo Shigematsu
和男 重松
Hiroshi Ide
井手  浩
Takeshi Toda
戸田  剛
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体に記録すべき記録マ−クの長さと幅
を高精度に制御し、情報の信頼性および記録容量の向上
を図る。 【構成】 試し書きパタ−ン発生回路10と記録パルス
生成回路12により記録パルス列を生成し、レ−ザドラ
イバ13で記録媒体5に記録マ−クを記録する。記録媒
体5からの再生信号から試し書きパタ−ン中心レベル検
出回路19において2種類からなる試し書きパタ−ン中
心レベルを検出し、その差が0となるときの記録パワ−
を最適記録パワ−として正規の記録動作をすることによ
り、記録感度変動などによる記録マ−ク変動を抑圧す
る。 【効果】 記録再生装置と記録媒体との適合性を向上さ
せるとともに、高精度に記録マ−クを制御できるので、
記録再生装置の信頼性および記録容量や情報の転送レ−
トを向上させる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、記録媒体上に記録再
生を行なう情報の記録再生制御方法に係り、特に光ディ
スク装置の如くレーザにて熱的に記録マークの符号列を
記録する情報記録再生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、この様な光学的記録再生方法と
しては、特開平3−22223号公報に記載のように、
記録マークの記録符号列をパルス化して記録符号列の長
さに対応する一連のパルス列を形成し、パルス列の長
さ、振幅を記録符号列の直前にある記録符号列の逆相の
長さに応じて制御し、パルス列を3つの部分に分け、各
パルスのパルス幅を変化させて記録を行なうものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 上記従来技術は、記
録媒体の膜厚変動や環境温度変動による記録媒体に対す
る記録感度変動が発生する点について考慮されておら
ず、高精度に記録マークを制御できないために記録容量
の低下を引き起こす問題がある。
【0004】本発明の目的は、前記記録感度変動による
記録マークの変動を極力抑制し、高精度な記録マーク制
御をすることにある。
【0005】本発明の他の目的は、記録再生装置と記録
媒体との相性を向上させるとともに、記録再生装置によ
る記録感度変動さらに記録パワ−変動も抑圧することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、記録再生装置の信頼
性及び記憶容量や情報の転送レ−トを向上させることに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに、記録媒体と記録を行なう装置との適合性を向上さ
せるために、あらかじめ記録媒体の所定の位置に試し書
きを行い、試し書きによって得られる再生信号から最適
記録パワ−を見つけだし、その後に正規の情報の記録を
開始するものである。
【0008】また、試し書きデータならびに正規の情報
の入力データビット列を、記録を行う装置の変調方式に
対応する符号列にするとともに、前記符号列を記録媒体
に記録するためのデータ列を生成し、レーザ光源を駆動
して記録媒体に記録領域を形成することによって、正確
な記録を行なうものである。
【0009】上記他の目的を達成するために、試し書き
データならびに正規の情報の入力データビット列の記録
マークに応じた記録パルス列と記録補助パルスを発生さ
せ、記録パルス列と記録補助パルスに対する2つの光強
度または、2つのエネルギーレベルを用いて記録媒体に
記録したものである。
【0010】上記他の目的を達成するために、記録パル
ス列と記録補助パルスの光強度を変調することによっ
て、情報の重ね書きを可能とする記録媒体において、記
録パワーと消去パワーに適用させたものである。
【0011】また、あらかじめ記録媒体の所定の位置に
試し書きを行い、試し書きによって得られる最適記録パ
ワ−に基づいて正規の情報の記録を開始するにあたっ
て、試し書きデータならびに正規の情報の入力データビ
ット列を、記録を行う装置の符号列にするとともに、前
記符号列を記録媒体に記録するためのデータ列を生成
し、レーザ光源を駆動して記録媒体に記録領域を形成す
る記録波形において、記録マ−クに応じた記録パルス列
と記録補助パルスに対する光強度またエネルギ−レベル
を制御するものである。
【0012】
【作用】 試し書きは記録媒体と記録を行なう装置との
適合性を向上させるために、あらかじめ記録媒体の所定
の位置に、記録媒体の交換にともなう記録媒体の膜厚変
動等や、環境温度変動及び記録を行なう装置の特性変化
による記録媒体に対する記録感度変動等を検知するため
に、記録すべき厳しい記録マ−クを正規の情報の記録を
行なう前に記録媒体上に書き込む動作をする。さらに、
記録した試し書きデ−タから得られる再生信号から最適
記録パワ−を見つけだすために、記録するための記録波
形の光強度またはエネルギ−を変化させて記録動作を実
行する。それによって、常に記録媒体に対する最適な記
録条件を得ることが出来るので、上述した記録感度変動
にともなう情報の記録誤動作がなくなるとともに信頼性
のある記録再生が出来る。
【0013】さらに、正規の情報の記録直後またはある
周期での記録再生によって行なわれる試し書きを極力低
減するために、記録マークに応じた記録パルス列と記録
補助パルスを発生させ、記録パルス列と記録補助パルス
に対する2つの光強度または、2つのエネルギーレベル
を用いて記録媒体の温度をほぼ一定にして記録マークの
長さや幅を制御した記録である。
【0014】
【実施例】 以下、本発明の実施例を説明する。図1
は、本発明の装置構成の一実施例を示す。情報記録再生
装置は、レ−ザ1を中心とする光ヘッドと情報を記憶さ
せるための記録媒体5と記録パルス生成回路12を中心
とする記録処理系と光ヘッドから得られた再生信号を情
報に変換する再生回路16を中心とした再生処理系から
構成される。記録媒体5は、記録膜とそれを保持する基
板から構成される。
【0015】上位ホストからの命令や情報デ−タはコン
トロ−ラ8において命令の解読や記録デ−タの変調が行
われ、変調方式に対応する符号列に変換される。シンセ
サイザ9は装置全体の基準クロックを発生させる発振器
であり、大容量化の手法としてゾ−ンごとに基準クロッ
クを変えて内外周での記録密度を略一定とするZCAV
(Zoned Constant Angular V
elocity)と呼ばれる記録方法を採用した場合に
は、シンセサイザ9の発振周波数もゾ−ンに応じて変え
ていく必要がある。
【0016】試し書きは記録媒体と記録を行なう装置と
の適合性を向上させるために、あらかじめ記録媒体の所
定の位置に、記録媒体の交換にともなう記録媒体の膜厚
変動等や、環境温度変動及び記録を行なう装置の特性変
化による記録媒体に対する記録感度変動等を検知するた
めの試し書きパタ−ンを正規の情報の記録を行なう前に
記録媒体上に書き込む動作をする。この試し書きパタ−
ンは変調方式に対応する符号列に変換されており、試し
書きパタ−ン発生回路10において生成する。
【0017】コントロ−ラ8からの正規の情報デ−タに
応じて変調された符号列と試し書きパタ−ン発生回路1
0からの符号列はセレクタ11に入力され、コントロ−
ラ8の制御信号により試し書き処理あるいは通常の記録
処理に対応して切り換えられる。セレクタ11からの符
号列は記録パルス生成回路12に入り、記録マークの長
さや幅を制御するための記録パルス列に変換される。こ
れら記録パルス列はレ−ザドライバ13に入力され、レ
−ザドライバ13からの記録電流によりレ−ザ1を高出
力発振させ、レ−ザ1から出た光はレンズ1 2で平行
光となってプリズム3を通り、レンズ2 4により記録
媒体5上に収束して符号列に応じた記録マークを記録す
る。高周波重畳回路14はレ−ザ1に起因するレ−ザ雑
音を低減するために設けてあり、記録/消去時にはレ−
ザの寿命の関点から高周波重畳を休止することもある。
【0018】再生時はレ−ザ1を低出力発振させ、記録
媒体5に入射させる。記録媒体5からの反射光はプリズ
ム3で光路を分離して光検出器7に入射させる。光検出
器7で光電変換した後、プリアンプ15で増幅し、再生
回路16に入力する。再生回路16は波形等化回路、自
動利得制御回路、二値化回路などから構成されており、
入力された再生信号を二値化信号とする。再生回路16
からの二値化信号はセルフクロッキングのためにPLL
(Phase Locked Loop)回路17に入
力される。PLL17で得られる、二値化信号に同期し
た再生クロックと二値化信号はデ−タ弁別のために弁別
回路18に入力され、その結果としてのデ−タ弁別信号
はコントロ−ラ8に入力され、デ−タが復調される。外
部印加磁界を用いて情報の記録、再生、消去を行う光磁
気ディスク装置においては、外部磁場発生器6を設けて
記録/消去時に磁界の向きを切り換えて記録/消去パワ
−を照射することにより実施する。また、再生時は光検
出器7の前に配置した波長板(図示せず)により反射光
をp偏光、s偏光に分離して光検出器(2分割)7でそ
れぞれを差動することにより光磁気信号を得ることがで
きる。
【0019】試し書き処理時は再生回路16の中からア
ナログ信号状態の再生信号を試し書きパタ−ン中心レベ
ル検出回路19に導く。試し書き処理時に使用する記録
パタ−ンとして当該装置における最高周波数の最密パタ
−ンと最低周波数の最疎パタ−ンの組合せパタ−ンを用
い、その再生信号において最密パタ−ンの中心レベルと
最疎パタ−ンの中心レベルを試し書きパタ−ン中心レベ
ル検出回路19で検出して、その中心レベルの差をA/
D変換器20によってコントロ−ラ8に取り込み、その
差が0となる時の記録パワ−が最適記録パワ−と判定し
て正規の記録を実施する。この様に試し書きにより、常
に最適パワ−を設定することで高精度な記録マ−クを記
録することが可能となる。
【0020】図2に、本発明の記録媒体上に記録する記
録方式の一実施例を示す。ここでは変調方式として
(1,7)RLLコ−ドを採用した場合について説明す
る。図1で説明したコントロ−ラ8からの正規の情報デ
−タに応じて変調された符号列と試し書きパタ−ン発生
回路10からの符号列で、セレクタ11からの出力が記
録符号列である。この記録符号列は、(1,7)RLL
コ−ドの場合2TW〜8TWの7通りあり、マ−クエッジ
記録のために変調コ−ドの”1”で極性を反転するNR
ZI(Non Return To Zero Inv
erse)信号となっている。ここでTWは窓幅を表わ
し、シンセサイザ9で発振する基準クロック周期はTW
に等しい。5インチ光ディスクを回転数3000rpm
で記録再生する場合、記録ピット長を0.75μmとす
れば(1,7)RLLコ−ドでは内周2MB/s、外周
4MB/sの転送速度を実現することができ、この時の
Wは内周で40ns、外周で20nsの時間となる。
記録パルス生成回路12によって、記録符号列のパルス
部に対応した記録パルス列を発生させる。記録パルス列
は、先頭パルスと2番目以降のパルスの長さが異なり、
先頭パルスは最短パルス幅2TWに対して3/2TWのパ
ルス幅と、1/2TW分短くする。3TW以降のパルス幅
は先頭パルス3/2TWと2番目以降のパルス幅1/2
Wとギャップ幅1/2TWの組合せ(基準クロック波形
と同じ)を加算していくことにより得られる。これらの
パルスは基準クロックに同期して発生させる。これによ
り、パルス幅およびパルス間隔の制御が向上する。
【0021】図3に記録マ−ク形状、レ−ザの記録電流
波形および制御信号を示す。レ−ザの記録電流波形は記
録パルス列とギャップの組合せにより構成され、それぞ
れの記録パルス列の後縁には記録補助パルスによって時
間幅の休止期間を設ける。記録補助パルスは、記録符号
列の立ち下がり位置からある時間幅(例えばTW)のギ
ャップ部を設けることによって、記録パルス列最終立ち
下がり位置からの熱が次の記録パルス列の先頭立ち上が
り位置の温度をほとんど変化させないようにする。レー
ザパワーは5つのパワ−レベルに設定されている。再生
時の再生パワーPr、記録時に高周波重畳を休止するた
めに再生パワーが変調度分低下した時の再生パワ−P
r’、記録補助パルスによる記録パワ−がPph、先頭
パルスの記録パワ−がPw1、2番目以降の後方パルス
の記録パワ−がPw2である。このパワ−を実現するた
めに電流源として再生パワ−を一定に保つAPC(Au
toPower Control)からの電流源I
r’、Ir’に重畳する記録補助パルス用電流源Ip
h、さらに重畳する先頭パルス用電流源Iw1、後方パ
ルスを生成するのに必要な電流源Iwrを設けて、記録
補助パルスパワ−Pphは電流をIr’+Iphとし、
先頭パルスパワ−Pw1はIr’+Iph+Iw1と
し、後方パルスパワ−Pw2はIr’+Iph+Iw1
+Iw2としてレ−ザを発光させることにより目的の記
録波形を得ることができる。再生時はIr’と高周波重
畳回路からの電流Ihfの加算により、再生電流Irを
実現する。次に記録時の制御信号の説明を行う。WRG
ATE−Nは記録状態を表わすゲ−ト信号であって、通
常のセクタ内の記録デ−タ領域においてイネ−ブルとな
る。また、高周波重畳回路のON/OFF制御信号とし
て用い、再生中はONし、記録中はOFFするように動
作する。WRPLS−Pは記録パルス列に対応し、PH
PLS−Pは記録補助パルスを生成する信号であり、各
記録パルス列の後端において熱遮断のためにTWの休止
期間を有している。PEAKPLS−Pは後方パルスを
先頭パルスよりもパワ−を上げるために用いる制御信号
である。これらの制御信号は次の図4に示すレ−ザドラ
イバ内の演算回路21に入力される。重ね書きができな
い光磁気ディスク装置における消去時の制御信号は、W
RPLS−P、PHPLS−P、PEAKPLS−Pは
WRGATE−P(WRGATE−N信号の逆極性信
号)と同じ波形にすることによりデ−タの消去が可能に
なる。この記録波形では先頭パルスのパワ−を後方パル
スのパワ−より低く設定している。こうすることによ
り、先頭パルスによる記録マ−ク幅と後方パルスによる
記録マ−ク幅を等しくし、記録マ−ク長も高精度に制御
することができる。これは先頭パルスによる記録媒体上
の温度と後方パルスによる温度を一定にすることにほか
ならず、記録マ−ク幅が一定となるので記録媒体を再生
して得られるデ−タ部の再生信号振幅を一定とすること
ができる。再生信号の中心またはあるレベルで直接スラ
イスすることによって、二値化信号を生成することがで
きる。また、この記録パルス列と記録補助パルスの組合
せを用いて、特開昭62−175948記載の交換結合
膜による重ね書き可能な光磁気ディスクにおいて記録補
助パルスのパワ−レベルを消去パワ−に、記録パルスの
パワ−を記録パワ−とすることにより重ね書きが実現で
きる。
【0022】図4にレ−ザの記録波形を生成するレ−ザ
ドライバの一実施例を示す。記録電流波形に対してそれ
ぞれ電流源Iw1,Iw2,Iphおよび再生パワ−を
一定に保つAPC(Auto Power Contr
ol)からの電流源Ir’を設ける。電流源Iw1,I
w2,IphはZCAVに対応して各ゾ−ンにおいて可
変可能としておく必要があり、コントロ−ラ8からのゾ
−ンデ−タをデ−タバスDBUS0〜7−P経由で各電
流源に設けたD/A変換器にセットすることにより実現
できる。また、D/A変換器はレ−ザの発光効率、光ヘ
ッドの利用効率を考慮して所定のパワ−になるように出
力ゲインを調整する。その調整デ−タは、それぞれのD
/A変換器に対して例えばEEPROMに内蔵しておく
ことにより実現できる。各電流源は高速スィッチング可
能なカレントスィッチCS1、CS2、CS3に接続さ
れており、図3の示す記録パルス制御信号により高速ス
ィッチングを実行し、所望の記録電流波形を得ることが
できる。この回路では+駆動レ−ザの高速スィッチング
に対応するためにpnp形トランジスタの代わりに、高
速スィッチング可能なnpn形トランジスタを使用す
る。電流源Iには各電流源に設けたD/A変換器の合計
電流をカレントミラ−回路(図示せず)により合計電流
を流しておき、各カレントスィッチによってカレントス
ィッチ側に電流を吸い込み、レ−ザに流れる電流を制御
する形をとる。−駆動レ−ザの場合はそれぞれの電流源
からの電流を加算することで実現できる。高周波重畳回
路は制御信号WRGATE−Pによって再生中はON
し、記録中はOFFするように動作する。ここで使用す
るスィッチとしては特開昭63−90037号記載のP
INダイオ−ドが好適である。
【0023】試し書き処理は記録媒体と記録を行なう装
置との適合性を向上させるために、あらかじめ記録媒体
の所定の位置に、記録媒体の交換にともなう記録媒体の
膜厚変動等や、環境温度変動及び記録を行なう装置の特
性変化による記録媒体に対する記録感度変動等を検知
し、常に最適条件下で記録を実行することを目的として
正規の情報の記録を行なう前に記録媒体上に書き込む動
作をする。図5に試し書き処理手順のフロ−チャ−トの
一例を示す。試し書き用のトラックはZCAVの場合、
各ゾ−ンにおいて数トラック設置されており、たとえば
内、中、外周3ゾ−ンでの試し書き結果を基に全ゾ−ン
の記録条件を設定する方法をとる。まず最初に内周の試
し書きトラックへ光ヘッドを位置付ける。ここでは所定
の試し書きトラックをまず消去し、試し書きに備える。
この時の消去パワ−としてはあらゆる環境温度を想定し
て高く設定しておく必要がある(たとえば、0℃におけ
る消去パワ−)。次に試し書きの記録開始パワ−を設定
する。この時の設定パワ−は低くする必要があり、たと
えば50℃時の記録パワ−とする。当該トラックにおい
て試し書き先頭セクタが検出されたならば試し書きパタ
−ンを記録し始める。
【0024】図6に試し書きパタ−ンの1例と記録パワ
−の設定方法について示す。試し書きパタ−ンとして当
該装置での最高周波数である最密パタ−ン((1,7)
RLLコ−ドの場合、2TW)と最低周波数である最疎
パタ−ン(8TW)の繰り返しパタ−ンを使用する。マ
−クエッジ記録の場合、記録マ−クの時間軸制御が重要
であり、最密パタ−ンと最疎パタ−ンの再生信号の中心
レベルが等しいときに各パタ−ンの時間軸が制御された
ことになり、この時の記録パワ−を最適パワ−とする。
このように本実施例では時間軸変動を振幅レベル変動で
検出することになる。記録パワ−は1セクタあたり1条
件として、順次セクタを更新しながら記録パワ−を更新
していく。ZCAVの場合、記録条件はコントロ−ラか
らデ−タバスDBUS0〜7−Pを経由してレ−ザドラ
イバに設定する必要があり、その設定時間を考慮すると
記録するセクタは最低1セクタおきとなる(図6)。1
処理あたりの記録条件数は5〜10程度で十分あり、ピ
ット長を0.75μmとすると5インチ円板の最内周で
は1024B/セクタフォ−マットの場合、セクタ数は
30程度となるので1トラック以内で記録処理は終了す
る。この時の最密パタ−ンと最疎パタ−ンを1組とした
時の1セクタ内の繰り返し周期は、再生時の信号変動よ
りも高く選択すれば試し書きパタ−ン信号と信号変動を
分離することが可能となり、検出精度を高くすることが
できる。再生時の信号変動成分としてはディスク基板自
身が持つリタ−デ−ションによる周波数成分が主流であ
り、試し書きパタ−ンの繰り返し周期としてリタ−デ−
ションの主周期の2倍以上の周期を選択するとよい。
【0025】試し書き処理の再生動作は光ヘッドを試し
書きトラックに位置付けることから始まる。上述した記
録動作にてパワ−を変えながら記録したセクタを選択的
に順次よく読みだしていく。図1の試し書きパタ−ン中
心レベル検出回路19において各セクタの再生信号の中
から最密パタ−ンの中心レベル(V1)と最疎パタ−ン
の中心レベル(V2)を検出し、その電圧差ΔV=V1
2を求める。ΔVはA/D変換器20でディジタルデ
−タとしてコントロ−ラ8に取り込み、その中から最適
記録パワ−の判定条件であるΔV=0となるセクタの記
録条件を見つけだす。この一連の処理において、ΔV=
0となるセクタがない場合にはΔVの正負極性から記録
条件の大小を判定してそれに応じて再度記録開始パワ−
を設定し、試し書き処理を実行する。同一トラックにお
いて2回以上の試し書き処理を実行してもΔV=0とな
るセクタがない場合は装置異常として処理を終了する。
ΔV=0となるセクタを見つけだした後は、このセクタ
に対する設定パワ−を最適パワ−としてコントロ−ラ内
のメモリに保管しておく。こうして試し書きにより最適
パワ−が決定した試し書きトラックは次の試し書き処理
に備えるために消去しておく。この時の消去パワ−は当
該試し書き処理に使用した最大記録パワ−に設定するこ
とにより消し残りなく消去することができる。内周での
試し書き処理が終了した後に中周での試し書き処理を実
行する。同様にして中周でのΔV=0となるセクタを見
つけだした後は、このセクタに対する設定パワ−を最適
パワ−としてコントロ−ラ内のメモリに保管しておく。
最後に外周においても同様の試し書き処理を実行してΔ
V=0となるセクタを見つけだした後は、このセクタに
対する設定パワ−を最適パワ−としてコントロ−ラ内の
メモリに保管しておく。内、中、外周での最適パワ−か
ら内挿計算によって各ゾ−ンの最適パワ−を計算してメ
モリ内に記憶することにより、試し書き処理が終了し、
正規の情報の記録再生を開始する。上述の実施例におけ
る試し書き開始時の試し書きトラック消去動作におい
て、消去動作の代わりに未記録セクタ検出動作を実行し
て、検出した未記録セクタに順次記録パワ−を代えなが
ら記録動作を実行してもよい。ただし、記録するセクタ
は最低1セクタおきとなる。以上の実施例では内、中、
外周において試し書き処理を実行することにしている
が、記録媒体の記録感度があらかじめ明らかになってい
る場合にはディスク内のある1ゾ−ンの試し書きトラッ
クでの試し書き処理を実行するだけでも同様の効果を得
ることができる。
【0026】図7に試し書き処理において得られた再生
信号と実測例の1例を示す。再生信号において、記録パ
ワ−の大きさによって最密パタ−ンと最疎パタ−ンの再
生信号の中心レベルの差ΔVが変化する。最密パタ−ン
と最疎パタ−ンの周期に合わせて2種類のサンプリング
パルスSAMPLE1−P、SAMPLE2−Pをコン
トロ−ラ8より発行し、それぞれのパタ−ンから中心レ
ベルとしてV1、V2を検出する。(3).に試し書き処
理において得られた記録パワ−条件に対するΔV=V1
−V2の1実測例を示す。記録パワ−とΔVはほぼ比例
関係にあることがわかる。ΔV=0となる記録条件がな
い場合には0に最も近い負極性の記録条件と正極性の記
録条件からΔV=0となる記録条件を算出することが可
能である。図8に試し書きパタ−ン中心レベル検出回路
19の第1の実施例を示す。ここでは再生回路16から
の再生信号に対してピ−クホ−ルド回路22とボトムホ
−ルド回路23によりエンベロ−プを検出し、それぞれ
を抵抗分割により中心レベルを検出する。その後、2個
のサンプルホ−ルド回路24、25によってそれぞれの
パタ−ンに対応する中心レベルとしてV1、V2を検出
し、さらに差動アンプ26によりΔVを求めてその結果
をA/D変換器20へ入力する。A/D変換器20では
ΔVをディジタルデ−タとしてコントロ−ラ8に送出す
る。
【0027】図9に試し書きパタ−ン中心レベル検出回
路19の第2の実施例を示す。ここでは再生回路16か
らの再生信号に対して低域周波数遮断回路(LPF)2
7を設け、これにより再生信号の平均レベルを検出し、
その後は第1の実施例と同様に2個のサンプルホ−ルド
回路24、25によってそれぞれのパタ−ンに対する平
均レベルとしてV1、V2を検出し、さらに差動アンプ2
6によりΔVを求めてその結果をA/D変換器20へ入
力する。
【0028】
【発明の効果】 本発明によれば、記録媒体の膜厚変動
や環境温度変動による記録媒体に対する記録感度変動お
よび記録再生装置による記録感度変動も抑圧し、記録再
生装置と記録媒体との適合性を向上させるとともに、高
精度に記録マ−クを制御できるので、記録再生装置の信
頼性および記録容量や情報の転送レ−トを向上させる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するためのブロッ
ク図
【図2】使用する記録符号列、記録パルス列の説明図
【図3】記録電流波形を示す説明図
【図4】レ−ザドライバのブロック図
【図5】試し書き処理手順のフロ−チャ−トの一例
【図6】試し書きパタ−ンの一例と記録パワ−設定法の
説明図
【図7】試し書き処理において得られた再生信号と1実
測例
【図8】試し書きパタ−ン中心レベル検出回路19の第
1の実施例
【図9】試し書きパタ−ン中心レベル検出回路19の第
2の実施例
【符号の説明】
8……コントロ−ラ、10……試し書きパタ−ン発生回
路、12……記録パルス生成回路、13……レ−ザドラ
イバ、16……再生回路、17……PLL、18……弁
別回路、19……試し書きパタ−ン中心レベル検出回
路、20……A/D変換器、22……ピ−クホ−ルド回
路、23……ボトムホ−ルド回路、24、25……サン
プルホ−ルド回路、26……差動アンプ、27……低域
周波数遮断回路(LPF)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井手 浩 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 戸田 剛 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の所定の位置に光学的記録パワ
    −を可変しながら試し書きデータを記録し、この記録さ
    れた試し書きデータを再生し、この再生信号から得られ
    る最適記録パワ−の情報をもとに記録媒体に正規の情報
    を記録するために、光源からの光で記録媒体の所定の領
    域に光スポットを照射し、記録媒体上に未記録部分とは
    物理的に異なる記録領域を形成することにより情報の記
    録を行う記録方法において、上記試し書きデータならび
    に正規の情報の入力データビット列を記録を行う装置の
    変調方式に基づく符号列にし、該符号列を記録媒体に記
    録するためのデータパルス列を生成し、光源を駆動して
    記録媒体に情報の記録を行なうことを特徴とする情報の
    記録再生制御方法。
  2. 【請求項2】 試し書きデータならびに正規の情報の入
    力データビット列の記録マークに応じた記録パルス列と
    記録補助パルスを発生させ、前記記録パルス列の先頭パ
    ルスと2番目以降のパルスの長さを異ならせるととも
    に、各記録パルス列の後側に休止期間を持つ前記記録補
    助パルスを設け、記録に関して少なくても2つの光強度
    または、2つのエネルギーレベルを設けるように光源を
    駆動することを特徴とする請求項1記載の情報の記録再
    生制御方法。
  3. 【請求項3】 前記記録パルス列と前記記録補助パルス
    の光強度を変調することによって、情報の重ね書きを可
    能とする記録媒体を用い、記録パワーと消去パワーに適
    用させたことを特徴とする請求項1記載の情報の記録再
    生制御方法。
  4. 【請求項4】 少なくともレーザー光と外部印加磁界と
    を用いて記録、再生、或いは消去を行う方法において、
    記録パルスとしてレーザー光を不連続でかつ微小なパル
    スから構成されたものを記録媒体に照射して記録するこ
    とにより記録媒体内を拡散する熱の流れを制御し、形成
    される磁区の幅と長さを制御したことを特徴とする光磁
    気記録の記録制御方法。
  5. 【請求項5】 少なくともレーザー光と外部印加磁界と
    を用いて記録、再生、或いは消去を行う光記録におい
    て、用いる記録パルスとして少なくともデータ記録領域
    及びプリヒート領域の2つの部分よりなることを特徴と
    する光磁気記録の記録制御方法。
  6. 【請求項6】 少なくともレーザー光と外部印加磁界と
    を用いて記録、再生、或いは消去を行う光記録におい
    て、記録パルスと記録パルスとの間に一定期間の記録レ
    ベルの低い部分を設け、さらに優位にはその部分により
    記録パルスからの熱流を制御しピット間の熱による干渉
    を抑制したことを特徴とする光磁気記録の記録制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4、5、又は6記載の記録パルス
    のデータ記録領域において、少なくとも2種類以上のパ
    ワーレベルから構成されることを特徴とする光磁気記録
    の記録制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の記録パルスのデー
    タ記録領域において、用いる不連続でかつ微小なパルス
    のパルス幅を少なくとも先頭のパルスの幅をその後方の
    パルスの幅より長くしたことを特徴とする光磁気記録の
    記録制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項6又は7記載の記録パルスのデー
    タ記録領域において、用いる不連続でかつ微小なパルス
    のパルス幅を制御するのに記録クロックにより行い、そ
    れにより形成される検出窓幅の整数分の一としたことを
    特徴とする光磁気記録の記録制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項6又は7記載の記録パルスのデ
    ータ記録領域において、用いる不連続でかつ微小なパル
    スのパルス間隔を制御するのに記録クロックにより行
    い、それにより形成される検出窓幅の整数分の一とした
    ことを特徴とする光磁気記録の記録制御方法。
  11. 【請求項11】 請求項6又は7記載の記録パルスのデ
    ータ記録領域において、用いる不連続でかつ微小なパル
    スのパワーレベルを少なくとも先頭のパルスのパワーレ
    ベルを後方のパルスのそれより低くしたことを特徴とす
    る光磁気記録の記録制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項6記載の少なくともレーザー光
    と外部印加磁界とを用いて記録、再生、或いは消去を行
    う光記録において、記録パルスと記録パルスとの間に設
    けた一定期間の記録レベルの低い部分において、その間
    隔を制御するのに記録クロックにより行い、それにより
    形成される検出窓幅の整数分の一としたことを特徴とす
    る光磁気記録の記録制御方法。
  13. 【請求項13】 少なくともレーザー光と外部印加磁界
    とを用いて記録、再生、或いは消去を行う光記録におい
    て、用いる記録パルスとして少なくともデータ記録領域
    及びプリヒート領域の2つの部分よりなり、さらにその
    記録パルスと記録パルスとの間に設けた一定期間の記録
    レベルの低い部分を用いる記録媒体或いは使用環境条件
    に応じてその設定値のすべて或いはその内の少なくとも
    1つを独立してあるいは連動させて変化させたことを特
    徴とする光磁気記録の記録制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項1において、試し書きによって
    記録波形の中で記録パルスのレベルと補助パルスのレベ
    ルの両方あるいはそのうちの少なくとも1つのレベルを
    制御することを特徴とする情報の記録再生制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項1において、試し書き処理時に
    使用する記録パタ−ンとして当該装置における最高周波
    数の最密パタ−ンと最低周波数の最疎パタ−ンを用い、
    その再生信号において最密パタ−ンの中心レベルと最疎
    パタ−ンの中心レベルを検出して、それぞれの中心レベ
    ルが等しくなるような記録パワ−に設定して正規の記録
    を実施することを特徴とする情報の記録再生制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、試し書きの記録
    動作ではセクタ毎に記録パワ−を順次可変しながら記録
    し、再生動作では当該セクタを順次再生しながら最密パ
    タ−ンと最疎パタ−ンの中心レベルを検出して、それぞ
    れのレベルが等しくなる、すなわち差が0となるセクタ
    において設定した記録パワ−を最適パワ−として正規の
    記録を実施することを特徴とする情報の記録再生制御方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、試し書きの記録
    パタ−ンの再生信号の中心レベルの検出にピ−クホ−ル
    ド回路とボトムホ−ルド回路を用いることを特徴とする
    情報の記録再生制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項15において、試し書きの記録
    パタ−ンの再生信号の中心レベルの検出に低域周波数遮
    断回路を用いることを特徴とする情報の記録再生制御方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項15において、試し書き処理時
    の記録パタ−ンである最密パタ−ンと最疎パタ−ンの組
    合せの繰り返し周期をディスク基板自身が持つリタ−デ
    −ションが変化する周期に対して2倍以上とすることを
    特徴とする情報の記録再生制御方法およびその装置。
  20. 【請求項20】 請求項15において、試し書き処理を
    実行したトラックに対して、処理終了時には試し書き処
    理で使用した最大パワ−によって当該トラックを消去し
    ておくことを特徴とする情報の記録再生制御方法および
    その装置。
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