JPH08311298A - アミノ−置換アリールリチウム重合開始剤を用いた低−ヒステリシスエラストマー組成物 - Google Patents
アミノ−置換アリールリチウム重合開始剤を用いた低−ヒステリシスエラストマー組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヒステリシス性が低下したエラストマー組成
物を与える官能基化ポリマーのためのアニオン重合開始
剤。 【解決手段】 加硫性エラストマー配合物及び空気入り
タイヤなどの製品をアニオン重合開始剤から誘導される
官能基を有する官能基化ポリマーから生成する。アニオ
ン重合開始剤は一般式 【化1】 [式中、R1〜R5は同一又は異なり、水素;炭素数が1
〜約12のアルキル;炭素数が7〜約20のアラルキ
ル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミノ;及び炭素
数が3〜約20のジアルキルアミノアルキルから成る群
より選ばれる]を含む。R1〜R5の少なくとも1つはジ
アルキルアミノ及びジアルキルアミノアルキルから成る
群より選ばれる。本発明の方法は、官能基化ポリマーの
製造及び加硫性エラストマー配合物のヒステリシスを低
下させることを含む。
物を与える官能基化ポリマーのためのアニオン重合開始
剤。 【解決手段】 加硫性エラストマー配合物及び空気入り
タイヤなどの製品をアニオン重合開始剤から誘導される
官能基を有する官能基化ポリマーから生成する。アニオ
ン重合開始剤は一般式 【化1】 [式中、R1〜R5は同一又は異なり、水素;炭素数が1
〜約12のアルキル;炭素数が7〜約20のアラルキ
ル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミノ;及び炭素
数が3〜約20のジアルキルアミノアルキルから成る群
より選ばれる]を含む。R1〜R5の少なくとも1つはジ
アルキルアミノ及びジアルキルアミノアルキルから成る
群より選ばれる。本発明の方法は、官能基化ポリマーの
製造及び加硫性エラストマー配合物のヒステリシスを低
下させることを含む。
Description
【0001】
【関連出願】本出願は係属中の米国特許出願番号08/
104,678の一部継続出願であり、それ自身は現在
米国特許第5,274,106号として公開されている
米国特許出願番号07/814,935の分割である。
104,678の一部継続出願であり、それ自身は現在
米国特許第5,274,106号として公開されている
米国特許出願番号07/814,935の分割である。
【0002】
【技術的分野】本発明はジエンポリマー及びコポリマー
エラストマーのアニオン重合に関する。さらに特定的に
は、本発明はアミノ−置換アリールリチウム開始剤化合
物を用いるアニオン重合に関する。
エラストマーのアニオン重合に関する。さらに特定的に
は、本発明はアミノ−置換アリールリチウム開始剤化合
物を用いるアニオン重合に関する。
【0003】本発明に従って製造されるジエンポリマー
及びコポリマーはヒステリシス性が低下している。これ
らのポリマーから製造されるタイヤ、パワーベルトなど
の製品は弾性反発力の増加、回転抵抗性の減少及び機械
的応力操作の間の発熱の減少を示す。
及びコポリマーはヒステリシス性が低下している。これ
らのポリマーから製造されるタイヤ、パワーベルトなど
の製品は弾性反発力の増加、回転抵抗性の減少及び機械
的応力操作の間の発熱の減少を示す。
【0004】
【発明の背景】当該技術分野において、ヒステリシスが
低下したエラストマー配合物を製造することが望まれて
いる。そのようなエラストマーは、配合してタイヤ、パ
ワーベルトなどの製品を形成すると、弾性反発力の増
加、回転抵抗性の減少を示し、機械的応力が加えられる
時に発熱が少ないであろう。
低下したエラストマー配合物を製造することが望まれて
いる。そのようなエラストマーは、配合してタイヤ、パ
ワーベルトなどの製品を形成すると、弾性反発力の増
加、回転抵抗性の減少を示し、機械的応力が加えられる
時に発熱が少ないであろう。
【0005】ヒステリシスが低下した製品の製造におけ
る以前の試みは、配合材料強化を促進するための選択的
−反応性促進剤の存在下における充填剤−ゴム混合物の
高温混合;配合材料の表面酸化;テトラメチルジアミノ
ベンゾフェノン(Michler’sケトン)、錫カッ
プリング剤、アミノアルデヒド、テトラクロロフルベ
ン、種々のアミド及びウレア、ある種の環状アミド及び
ラクタム、ジメチルイミダゾリジノン、カルボジイミ
ド、ピリジンなどを用いたポリマーの末端への化学的修
飾;ならびにそれへの表面グラフトを含んだ。これらの
方法はすべてエラストマー及び配合材料の間の相互作用
の増加に焦点を当ててきた。
る以前の試みは、配合材料強化を促進するための選択的
−反応性促進剤の存在下における充填剤−ゴム混合物の
高温混合;配合材料の表面酸化;テトラメチルジアミノ
ベンゾフェノン(Michler’sケトン)、錫カッ
プリング剤、アミノアルデヒド、テトラクロロフルベ
ン、種々のアミド及びウレア、ある種の環状アミド及び
ラクタム、ジメチルイミダゾリジノン、カルボジイミ
ド、ピリジンなどを用いたポリマーの末端への化学的修
飾;ならびにそれへの表面グラフトを含んだ。これらの
方法はすべてエラストマー及び配合材料の間の相互作用
の増加に焦点を当ててきた。
【0006】ゴム配合物において強化充填剤として用い
られるカーボンブラックは、種々の物理的性質を向上さ
せるためにゴム全体に十分に分散されねばならないこと
も認識されてきた。認識の1つの例が公開ヨーロッパ特
許出願EP 0 316 255 A2に与えられてお
り、それは金属末端ポリジエンをキャッピング剤、例え
ばハロゲン化ニトリル、ヘテロ環式芳香族窒素含有化合
物又はアルキルベンゾエートと反応させることによりポ
リジエンを末端キャッピングするための方法を開示して
いる。さらにその出願は、リチウムアミドなどの官能基
化開始剤を用いることによりポリジエン鎖の両末端を極
性基でキャッピングできることを開示している。
られるカーボンブラックは、種々の物理的性質を向上さ
せるためにゴム全体に十分に分散されねばならないこと
も認識されてきた。認識の1つの例が公開ヨーロッパ特
許出願EP 0 316 255 A2に与えられてお
り、それは金属末端ポリジエンをキャッピング剤、例え
ばハロゲン化ニトリル、ヘテロ環式芳香族窒素含有化合
物又はアルキルベンゾエートと反応させることによりポ
リジエンを末端キャッピングするための方法を開示して
いる。さらにその出願は、リチウムアミドなどの官能基
化開始剤を用いることによりポリジエン鎖の両末端を極
性基でキャッピングできることを開示している。
【0007】本発明は、ポリマー鎖中に挿入され、配合
の間のエラストマー組成物全体へのカーボンブラックの
分散性を非常に向上させる官能基を与える、アニオン重
合のための新規な開始剤を提供する。下文に記載される
通り、これらの開始剤はアミノ−置換アリール基を含む
化合物である。
の間のエラストマー組成物全体へのカーボンブラックの
分散性を非常に向上させる官能基を与える、アニオン重
合のための新規な開始剤を提供する。下文に記載される
通り、これらの開始剤はアミノ−置換アリール基を含む
化合物である。
【0008】有機リチウム重合開始剤も当該技術分野に
おいて既知である。登録の譲受人により所有されている
米国特許第3,439,049号は、炭化水素媒体中の
ハロフェノールから製造される有機リチウム開始剤を開
示している。
おいて既知である。登録の譲受人により所有されている
米国特許第3,439,049号は、炭化水素媒体中の
ハロフェノールから製造される有機リチウム開始剤を開
示している。
【0009】米国特許第4,015,061号は、ジエ
ンモノマーを重合させ、酸加水分解するとモノ−又はジ
−第1アリールアミン−末端ジエンポリマーを形成する
アミノ−官能基開始剤を目的としている。
ンモノマーを重合させ、酸加水分解するとモノ−又はジ
−第1アリールアミン−末端ジエンポリマーを形成する
アミノ−官能基開始剤を目的としている。
【0010】米国特許第4,914,147号は、ヒス
テリシス性が低下したゴム組成物における、N,N’−
ジメチルアミノベンゾフェノン及びp−ジメチルアミノ
スチレンなどのジアルキルアミノ−置換芳香族ビニル化
合物を含む末端修飾剤を開示している。米国特許第4,
894,409号において、アミノ基−含有モノマー、
例えば2−N,N−ジメチルアミノスチレンが重合さ
れ、アミノ基−含有ジエンベースポリマーが生成されて
いる。
テリシス性が低下したゴム組成物における、N,N’−
ジメチルアミノベンゾフェノン及びp−ジメチルアミノ
スチレンなどのジアルキルアミノ−置換芳香族ビニル化
合物を含む末端修飾剤を開示している。米国特許第4,
894,409号において、アミノ基−含有モノマー、
例えば2−N,N−ジメチルアミノスチレンが重合さ
れ、アミノ基−含有ジエンベースポリマーが生成されて
いる。
【0011】かくして前記の技術は、クエンチングの前
に反対の末端にリチウム原子を有する鎖の1つの末端に
アミノ−置換アリール官能基を挿入するための、アミノ
−置換アリールリチウム開始剤化合物を用いてはいな
い。
に反対の末端にリチウム原子を有する鎖の1つの末端に
アミノ−置換アリール官能基を挿入するための、アミノ
−置換アリールリチウム開始剤化合物を用いてはいな
い。
【0012】
【発明の概略】従って本発明の目的は、ポリマー鎖にお
ける官能性活性基の挿入を促進するアニオン重合開始剤
を提供することである。
ける官能性活性基の挿入を促進するアニオン重合開始剤
を提供することである。
【0013】本発明の他の目的は、アニオン重合開始剤
の製造法を提供することである。
の製造法を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、活性末端基を有する
官能基化ポリマーを提供することである。
官能基化ポリマーを提供することである。
【0015】本発明の他の目的は、活性末端基を有する
官能基化ポリマーの製造法を提供することである。
官能基化ポリマーの製造法を提供することである。
【0016】本発明のさらに他の目的は、官能基化ポリ
マーの製造法を提供することである。
マーの製造法を提供することである。
【0017】本発明のさらに別の目的は、エラストマー
加硫性配合物のヒステリシスを低下させる方法を提供す
ることである。
加硫性配合物のヒステリシスを低下させる方法を提供す
ることである。
【0018】本発明の別の目的は、ヒステリシスが低下
した加硫性エラストマー配合物を提供することである。
した加硫性エラストマー配合物を提供することである。
【0019】本発明のさらに別の目的は、回転抵抗性が
減少した改良空気入りタイヤを提供することである。
減少した改良空気入りタイヤを提供することである。
【0020】これらの、及び他の目的は、下記の明細書
から明らかになる現存の技術を越えるその利点と共に、
後文に記載し、特許請求される本発明により達成され
る。
から明らかになる現存の技術を越えるその利点と共に、
後文に記載し、特許請求される本発明により達成され
る。
【0021】一般に本発明は、一般式
【0022】
【化2】
【0023】[式中、R1〜R5は同一又は異なり、水
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を含むアニオン重合開始剤
を提供する。R1〜R5の少なくとも1つはジアルキルア
ミノ及びジアルキルアミノアルキルから成る群より選ば
れる。
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を含むアニオン重合開始剤
を提供する。R1〜R5の少なくとも1つはジアルキルア
ミノ及びジアルキルアミノアルキルから成る群より選ば
れる。
【0024】本発明に従い、鎖の1つの末端に官能基、
及びクエンチングの前に鎖の他の末端にリチウム原子を
有するポリマー鎖を含む官能基化ポリマーも提供する。
官能基は一般式
及びクエンチングの前に鎖の他の末端にリチウム原子を
有するポリマー鎖を含む官能基化ポリマーも提供する。
官能基は一般式
【0025】
【化3】
【0026】[式中、R1〜R5は同一又は異なり、水
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
【0027】本発明に従い、少なくとも1種のアニオン
重合可能なモノマーの重合により生成される種類のもの
であり、そのヒステリシス性に関して改良されている官
能基化合ポリマーも提供する。改良は一般式
重合可能なモノマーの重合により生成される種類のもの
であり、そのヒステリシス性に関して改良されている官
能基化合ポリマーも提供する。改良は一般式
【0028】
【化4】
【0029】[式中、R1〜R5は同一又は異なり、水
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する重合開始剤の存在
下でモノマーを重合させることを含む。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する重合開始剤の存在
下でモノマーを重合させることを含む。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
【0030】さらに本発明に従うと、ヒステリシス性が
低下した加硫性エラストマー配合物は複数の鎖を有する
エラスマーポリマーを含む。実質的に各鎖は鎖の開始剤
末端において官能基、及びクエンチングの前に鎖の他の
末端においてリチウム原子を有する。官能基は一般式
低下した加硫性エラストマー配合物は複数の鎖を有する
エラスマーポリマーを含む。実質的に各鎖は鎖の開始剤
末端において官能基、及びクエンチングの前に鎖の他の
末端においてリチウム原子を有する。官能基は一般式
【0031】
【化5】
【0032】[式中、R1〜R5は同一又は異なり、水
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
【0033】本発明の改良されたタイヤは回転抵抗性が
減少しており、複数の鎖を有するエラストマーポリマー
を含む加硫性エラストマー組成物を含むトレッドストッ
クから得られる。実質的に各鎖は鎖の開始剤末端に官能
基、およびクエンチングの前に鎖の他の末端にリチウム
原子を有する。官能基は一般式
減少しており、複数の鎖を有するエラストマーポリマー
を含む加硫性エラストマー組成物を含むトレッドストッ
クから得られる。実質的に各鎖は鎖の開始剤末端に官能
基、およびクエンチングの前に鎖の他の末端にリチウム
原子を有する。官能基は一般式
【0034】
【化6】
【0035】[式中、R1〜R5は同一又は異なり、水
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれる]を有する。R1〜R5の少な
くとも1つはジアルキルアミノ及びジアルキルアミノア
ルキルから成る群より選ばれる。
【0036】本発明は、溶媒中の1種又はそれ以上のア
ニオン重合可能なモノマーの溶液を形成し;一般式
ニオン重合可能なモノマーの溶液を形成し;一般式
【0037】
【化7】
【0038】[式中、R1〜R5は同一又は異なり、水
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれ、R1〜R5の少なくとも1つは
ジアルキルアミノ及びジアルキルアミノアルキルから成
る群より選ばれる]を有する重合開始剤の存在下でモノ
マーを重合させる段階を含む官能基化ポリマーの製造法
も提供する。
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれ、R1〜R5の少なくとも1つは
ジアルキルアミノ及びジアルキルアミノアルキルから成
る群より選ばれる]を有する重合開始剤の存在下でモノ
マーを重合させる段階を含む官能基化ポリマーの製造法
も提供する。
【0039】最後に、一般式
【0040】
【化8】
【0041】[式中、R1〜R5は同一又は異なり、水
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれ、R1〜R5の少なくとも1つは
ジアルキルアミノ及びジアルキルアミノアルキルから成
る群より選ばれる]を有する開始剤の存在下で1種又は
それ以上のアニオン重合可能なモノマーを重合させ;重
合をクエンチしてエラストマーを生成し;100部のエ
ラストマー当たりに約5〜80重量部のカーボンブラッ
クを加えて加硫性エラストマー組成物の配合物を形成す
る段階を含む加硫性エラストマー配合物のヒステリシス
を低下させる方法を提供する。
素;炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約2
0のアラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミ
ノ;及び炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキ
ルから成る群より選ばれ、R1〜R5の少なくとも1つは
ジアルキルアミノ及びジアルキルアミノアルキルから成
る群より選ばれる]を有する開始剤の存在下で1種又は
それ以上のアニオン重合可能なモノマーを重合させ;重
合をクエンチしてエラストマーを生成し;100部のエ
ラストマー当たりに約5〜80重量部のカーボンブラッ
クを加えて加硫性エラストマー組成物の配合物を形成す
る段階を含む加硫性エラストマー配合物のヒステリシス
を低下させる方法を提供する。
【0042】本発明に従いヒステリシス性が低下した加
硫性エラストマー組成物は、複数の鎖を有し、ジエンホ
モポリマー及びモノビニル芳香族ポリマーとのコポリマ
ーから成る群より選ばれるエラストマーポリマーを含
む。実質的にそれぞれの鎖は、鎖の開始剤末端に官能基
及びクエンチングの前に鎖の他の末端にリチウム原子を
有する。鎖は一般式 R6−ポリマー−Li [式中、R6は
硫性エラストマー組成物は、複数の鎖を有し、ジエンホ
モポリマー及びモノビニル芳香族ポリマーとのコポリマ
ーから成る群より選ばれるエラストマーポリマーを含
む。実質的にそれぞれの鎖は、鎖の開始剤末端に官能基
及びクエンチングの前に鎖の他の末端にリチウム原子を
有する。鎖は一般式 R6−ポリマー−Li [式中、R6は
【0043】
【化9】
【0044】から成る群より選ばれる構造を有する官能
基であり、ここで各R7は同一又は異なり、炭素数が1
〜約8のアルキル基であり、各R8は同一又は異なり炭
素数が1〜約8のアルキル基である]を有する。組成物
はエラストマーポリマーの100部当たり約5〜80重
量部のカーボンブラックも含む。
基であり、ここで各R7は同一又は異なり、炭素数が1
〜約8のアルキル基であり、各R8は同一又は異なり炭
素数が1〜約8のアルキル基である]を有する。組成物
はエラストマーポリマーの100部当たり約5〜80重
量部のカーボンブラックも含む。
【0045】
【発明を行うための好ましい様式】下記の説明から明ら
かになる通り、本発明はジエンホモポリマー及びコポリ
マーエラストマーのアニオン重合のための新規な開始剤
を提供する。これらの開始剤を用いて製造されるポリマ
ーは官能性末端基を含み、そのような官能基末端ポリマ
ーに基づく加硫性エラストマー配合物及びそれらの製品
は有用な性質、特にヒステリシスの低下を示すことが本
明細書において見いだされた。配合されてタイヤ、パワ
ーベルトなどの製品が製造されると、これらのポリマー
製品は反発力の増加、回転抵抗性の減少及び機械的応力
が加えられている期間のより少ない発熱を示す。
かになる通り、本発明はジエンホモポリマー及びコポリ
マーエラストマーのアニオン重合のための新規な開始剤
を提供する。これらの開始剤を用いて製造されるポリマ
ーは官能性末端基を含み、そのような官能基末端ポリマ
ーに基づく加硫性エラストマー配合物及びそれらの製品
は有用な性質、特にヒステリシスの低下を示すことが本
明細書において見いだされた。配合されてタイヤ、パワ
ーベルトなどの製品が製造されると、これらのポリマー
製品は反発力の増加、回転抵抗性の減少及び機械的応力
が加えられている期間のより少ない発熱を示す。
【0046】本発明の開始剤はアミノ−置換アリールリ
チウム化合物である。さらに特定的には、本発明の開始
剤は以下の一般式
チウム化合物である。さらに特定的には、本発明の開始
剤は以下の一般式
【0047】
【化10】
【0048】を有する。基R1、R2、R3、R4及びR5
(本明細書では集合的に「R1〜R5」と呼ぶ)は同一又
は異なることができる。基R1〜R5のそれぞれは水素、
炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約20の
アラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミノ;
又は炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキルで
あることができる。基R1〜R5の少なくとも1つはジア
ルキルアミノ又はジアルキルアミノアルキルのいずれか
1つである。R1〜R5として有用なジアルキルアミノ基
の中に、式
(本明細書では集合的に「R1〜R5」と呼ぶ)は同一又
は異なることができる。基R1〜R5のそれぞれは水素、
炭素数が1〜約12のアルキル;炭素数が7〜約20の
アラルキル;炭素数が2〜約20のジアルキルアミノ;
又は炭素数が3〜約20のジアルキルアミノアルキルで
あることができる。基R1〜R5の少なくとも1つはジア
ルキルアミノ又はジアルキルアミノアルキルのいずれか
1つである。R1〜R5として有用なジアルキルアミノ基
の中に、式
【0049】
【化11】
【0050】[式中、各R8は独立してメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピルなどである]の基がある。
ジアルキルアミノアルキルの中にN,N’−ジアルキル
ジアミノアルキレンアルキル基があり、それはアルデヒ
ド基との縮合を介してN,N”−ジ(アルキル)アルキ
レンジアミンから誘導される。縮合生成物は多くの場
合、アミンとアルデヒドの反応生成物であるアミナール
と呼ばれる。一般にそれはビス(N,N−ジアルキルアミ
ノ)アルキル基である。典型的アルキレンジアミンは、
ル、プロピル、イソプロピルなどである]の基がある。
ジアルキルアミノアルキルの中にN,N’−ジアルキル
ジアミノアルキレンアルキル基があり、それはアルデヒ
ド基との縮合を介してN,N”−ジ(アルキル)アルキ
レンジアミンから誘導される。縮合生成物は多くの場
合、アミンとアルデヒドの反応生成物であるアミナール
と呼ばれる。一般にそれはビス(N,N−ジアルキルアミ
ノ)アルキル基である。典型的アルキレンジアミンは、
【0051】
【化12】
【0052】[式中、各R7はメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピルなどである]などの5−又は6−員環
ジアミン構造を有するエチレン−、1,2−プロピレン
−及び1,3−プロピレン−ジアミンである。ジアルキ
ルアミノアルキルの2個の窒素がアルキレン基を介して
結ばれ、環を形成する場合、構造は2−(N,N’−ジ
アルキル−ジアザアルキレン)基、2(1,3−ジアル
キル−1,3−ジアザシクロアルカン)又は2−(N,
N’−ジアルキル−1,3−ジアザシクロアルカン)基
と呼ばれる。これらの特定の環構造はヘテロ環式命名法
に従って命名されることもできる:5−員環構造は2−
(1,3−ジアルキルイミダゾリジン)又は2−N,
N’−ジアルキルイミダゾリジン、6−員環は2−
(N,N’−ジアルキルテトラヒドロピリミジン)、7
−員環は2−(N,N’−ジアルキルパーヒドロジアゼ
ピンなどである。
ル、イソプロピルなどである]などの5−又は6−員環
ジアミン構造を有するエチレン−、1,2−プロピレン
−及び1,3−プロピレン−ジアミンである。ジアルキ
ルアミノアルキルの2個の窒素がアルキレン基を介して
結ばれ、環を形成する場合、構造は2−(N,N’−ジ
アルキル−ジアザアルキレン)基、2(1,3−ジアル
キル−1,3−ジアザシクロアルカン)又は2−(N,
N’−ジアルキル−1,3−ジアザシクロアルカン)基
と呼ばれる。これらの特定の環構造はヘテロ環式命名法
に従って命名されることもできる:5−員環構造は2−
(1,3−ジアルキルイミダゾリジン)又は2−N,
N’−ジアルキルイミダゾリジン、6−員環は2−
(N,N’−ジアルキルテトラヒドロピリミジン)、7
−員環は2−(N,N’−ジアルキルパーヒドロジアゼ
ピンなどである。
【0053】本発明の開始剤は例えばアミノアリール化
合物の環金属化;又はアミノアリールハライドとの金属
−ハロゲン交換反応;又はリチウムを用いたアミノアリ
ールハライドの還元の生成物である。1つの好ましい開
始剤はn−ブチルリチウム又はsec−ブチルリチウム
の、N’,N”−ジメチルエチレンジアミンと4−
(N,N−ジエチルアミノ)ベンズアルデヒドの反応生
成物との反応により生成される。後文で「構造I」と称
されるこの開始剤化合物は式
合物の環金属化;又はアミノアリールハライドとの金属
−ハロゲン交換反応;又はリチウムを用いたアミノアリ
ールハライドの還元の生成物である。1つの好ましい開
始剤はn−ブチルリチウム又はsec−ブチルリチウム
の、N’,N”−ジメチルエチレンジアミンと4−
(N,N−ジエチルアミノ)ベンズアルデヒドの反応生
成物との反応により生成される。後文で「構造I」と称
されるこの開始剤化合物は式
【0054】
【化13】
【0055】を有し、この場合一般式のR1、R3及びR
4が水素であり、R2がジエチルアミノであり、R5が2
−N,N’−ジメチルイミダゾリジノである。
4が水素であり、R2がジエチルアミノであり、R5が2
−N,N’−ジメチルイミダゾリジノである。
【0056】他の好ましい開始剤は後文で「構造II」
と称されるテトラメチル−p−フェニレンジアミンであ
り、それは式
と称されるテトラメチル−p−フェニレンジアミンであ
り、それは式
【0057】
【化14】
【0058】を有し、この場合一般式のR1及びR4はそ
れぞれ
れぞれ
【0059】
【化15】
【0060】であり、それぞれの場合にR8はメチルで
ある。
ある。
【0061】さらに別の好ましい開始剤は後文で「構造
III」と称される、N,N’−ジメチルエチレンジア
ミンと4−ブロモベンズアルデヒドの環状アミナールの
金属−ハロゲン交換生成物であり、それは式
III」と称される、N,N’−ジメチルエチレンジア
ミンと4−ブロモベンズアルデヒドの環状アミナールの
金属−ハロゲン交換生成物であり、それは式
【0062】
【化16】
【0063】を有し、この場合一般式のR3はジアルキ
ルジアミノアルキル、すなわちN,N’−ジアルキルジ
アミノアルキレンアルキル基であり、ここで各アルキル
R7はメチルであり、アルキレンはエチレンである。
ルジアミノアルキル、すなわちN,N’−ジアルキルジ
アミノアルキレンアルキル基であり、ここで各アルキル
R7はメチルであり、アルキレンはエチレンである。
【0064】他の適した開始剤は例えばリチウム金属を
用いた他のアミノアリールブロミドの還元により、又は
アルキルリチウム化合物との交換により生成することが
できる。
用いた他のアミノアリールブロミドの還元により、又は
アルキルリチウム化合物との交換により生成することが
できる。
【0065】さらに他の好ましい開始剤は、N,N’−
ジアルキルエチレンジアミンとベンズアルデヒド又はジ
アルキルアミノベンズアルデヒドの環状アミナールの生
成物を、アミン又はエーテルなどの金属化促進剤の存在
下で有機リチウム試薬で処理することにより得られる環
リチウム化生成物である。ジアルキルアミノベンズアル
デヒドとの反応により生成されるそのような開始剤の例
は以下の一般式:
ジアルキルエチレンジアミンとベンズアルデヒド又はジ
アルキルアミノベンズアルデヒドの環状アミナールの生
成物を、アミン又はエーテルなどの金属化促進剤の存在
下で有機リチウム試薬で処理することにより得られる環
リチウム化生成物である。ジアルキルアミノベンズアル
デヒドとの反応により生成されるそのような開始剤の例
は以下の一般式:
【0066】
【化17】
【0067】を有し、この場合一般式のR1はN,N’
−ジアルキルジアミノアルキレンアルキル基であり、一
般式のR4はジアルキルアミノ基である。ベンズアルデ
ヒドとの反応により生成されるそのような開始剤の例は
以下の一般式:
−ジアルキルジアミノアルキレンアルキル基であり、一
般式のR4はジアルキルアミノ基である。ベンズアルデ
ヒドとの反応により生成されるそのような開始剤の例は
以下の一般式:
【0068】
【化18】
【0069】を有する。上記の一般式において各R7は
同一又は異なり、炭素数が1〜約8のアルキル基であ
り、各R8は同一又は異なり、炭素数が1〜約8のアル
キル基である。構造IVeにおいて各R7がメチル基で
ある場合、構造は上文の構造IIIと同じである。同様
に、構造IVaにおいて各R7がメチル基であり、各R8
がエチル基である場合、構造は上文の構造Iと同じであ
る。
同一又は異なり、炭素数が1〜約8のアルキル基であ
り、各R8は同一又は異なり、炭素数が1〜約8のアル
キル基である。構造IVeにおいて各R7がメチル基で
ある場合、構造は上文の構造IIIと同じである。同様
に、構造IVaにおいて各R7がメチル基であり、各R8
がエチル基である場合、構造は上文の構造Iと同じであ
る。
【0070】かくして製造される開始剤はアニオン重合
エラストマー、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン
など、及びモノビニル芳香族化合物、例えばスチレン、
アルファメチルスチレンなど、又はミルセンなどのトリ
エンとのそのコポリマーの製造に用いられる。かくして
エラストマーはジエンホモポリマー、A、及びモノビニ
ル芳香族ポリマー、B、とのそのコポリマーを含む。典
型的ジエンホモポリマーは、炭素数が4〜約12のジオ
レフィンモノマーから製造されるものである。典型的ビ
ニル芳香族ポリマーは、炭素数が8〜約20のモノマー
から製造されるものである。好ましいエラストマーはジ
エンホモポリマー、例えばポリブタジエン及びポリイソ
プレン、ならびにスチレンブタジエンゴム(SBR)な
どのコポリマーを含む。コポリマーは約99〜20重量
%のジエン単位及び約1〜約80重量%のモノビニル芳
香族又はトリエン単位を含み、合計が100%であるこ
とができる。本発明のポリマー及びコポリマーは、ジエ
ン含有率に基づいて約10〜約80%の範囲の1,2−
微細構造含有率を有することができ、好ましいポリマー
又はコポリマーは約25〜65%の1,2−微細構造含
有率を有する。本発明に従って製造されるポリマーの分
子量は、プロトン−クエンチ試料が約10〜約150の
ゴムムーニー粘度(ML/4/22)を示すような分子
量であるのが好ましい。
エラストマー、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン
など、及びモノビニル芳香族化合物、例えばスチレン、
アルファメチルスチレンなど、又はミルセンなどのトリ
エンとのそのコポリマーの製造に用いられる。かくして
エラストマーはジエンホモポリマー、A、及びモノビニ
ル芳香族ポリマー、B、とのそのコポリマーを含む。典
型的ジエンホモポリマーは、炭素数が4〜約12のジオ
レフィンモノマーから製造されるものである。典型的ビ
ニル芳香族ポリマーは、炭素数が8〜約20のモノマー
から製造されるものである。好ましいエラストマーはジ
エンホモポリマー、例えばポリブタジエン及びポリイソ
プレン、ならびにスチレンブタジエンゴム(SBR)な
どのコポリマーを含む。コポリマーは約99〜20重量
%のジエン単位及び約1〜約80重量%のモノビニル芳
香族又はトリエン単位を含み、合計が100%であるこ
とができる。本発明のポリマー及びコポリマーは、ジエ
ン含有率に基づいて約10〜約80%の範囲の1,2−
微細構造含有率を有することができ、好ましいポリマー
又はコポリマーは約25〜65%の1,2−微細構造含
有率を有する。本発明に従って製造されるポリマーの分
子量は、プロトン−クエンチ試料が約10〜約150の
ゴムムーニー粘度(ML/4/22)を示すような分子
量であるのが好ましい。
【0071】コポリマーは、当該技術分野において既知
の通りの、A及びBポリマーブロックを形成するモノマ
ーの同時共重合から生ずるランダムコポリマーが好まし
い。ブロックコポリマー(ポリ(b−B−b−A−b−
B))は、当該技術分野において既知の通り、A及びB
ポリマーブロックを形成するモノマーの別々の重合から
生ずる。ポリ(スチレン−ブタジエン−スチレン)を含
むブロックコポリマーは熱可塑性エラストマーである。
の通りの、A及びBポリマーブロックを形成するモノマ
ーの同時共重合から生ずるランダムコポリマーが好まし
い。ブロックコポリマー(ポリ(b−B−b−A−b−
B))は、当該技術分野において既知の通り、A及びB
ポリマーブロックを形成するモノマーの別々の重合から
生ずる。ポリ(スチレン−ブタジエン−スチレン)を含
むブロックコポリマーは熱可塑性エラストマーである。
【0072】本発明の開始剤は前記のモノマーから「リ
ビングポリマー」を生成し、クエンチングの前のその一
般式は R6−ポリマー−Li であり、ここでポリマーは前記のジエンホモポリマー、
モノビニル芳香族ホモポリマー、ジエン/モノビニル芳
香族ランダムコポリマー及びブロックコポリマーのいず
れかであり、R6は開始剤から誘導される官能基であ
る。R6は
ビングポリマー」を生成し、クエンチングの前のその一
般式は R6−ポリマー−Li であり、ここでポリマーは前記のジエンホモポリマー、
モノビニル芳香族ホモポリマー、ジエン/モノビニル芳
香族ランダムコポリマー及びブロックコポリマーのいず
れかであり、R6は開始剤から誘導される官能基であ
る。R6は
【0073】
【化19】
【0074】[式中、R1〜R5は上文で定義された通り
である]であるのが好ましい。リチウムは重合が継続し
ている時、反応がクエンチされるまで、成長している鎖
を下って進む。
である]であるのが好ましい。リチウムは重合が継続し
ている時、反応がクエンチされるまで、成長している鎖
を下って進む。
【0075】重合は通常、アニオン重合のための従来の
溶媒、例えばヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼンなど
において行われる。重合のための他の方法、例えば半−
バッチ及び連続重合を用いることができる。共重合にお
けるランダム化を促進し、ビニル含有率を高くするため
に、場合により調節剤を重合成分に加えることができ
る。量はリチウムの当量当たり0〜90当量か又はそれ
以上の範囲である。量は所望のビニルの量、用いられる
スチレンの量及び重合の温度、ならびに選択される調節
剤に依存する。
溶媒、例えばヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼンなど
において行われる。重合のための他の方法、例えば半−
バッチ及び連続重合を用いることができる。共重合にお
けるランダム化を促進し、ビニル含有率を高くするため
に、場合により調節剤を重合成分に加えることができ
る。量はリチウムの当量当たり0〜90当量か又はそれ
以上の範囲である。量は所望のビニルの量、用いられる
スチレンの量及び重合の温度、ならびに選択される調節
剤に依存する。
【0076】調節剤として有用な化合物は有機化合物で
あり、酸素又は窒素ヘテロ原子及び非結合電子対を有す
る化合物を含む。例にはモノ及びオリゴアルキレングリ
コールのジアルキルエーテル;「クラウン」エーテル;
第3アミン、例えばテトラメチルエレチンジアミン(T
MEDA);THF;THFオリゴマー;線状及び環状
オリゴマーオキソラニルアルカンなどが含まれる。線状
オリゴマーオキソラニル調節剤の詳細は、登録の譲受人
により所有されている米国特許第4,429,091号
に見いだすことができ、その主題は引用することにより
本明細書の内容となる。
あり、酸素又は窒素ヘテロ原子及び非結合電子対を有す
る化合物を含む。例にはモノ及びオリゴアルキレングリ
コールのジアルキルエーテル;「クラウン」エーテル;
第3アミン、例えばテトラメチルエレチンジアミン(T
MEDA);THF;THFオリゴマー;線状及び環状
オリゴマーオキソラニルアルカンなどが含まれる。線状
オリゴマーオキソラニル調節剤の詳細は、登録の譲受人
により所有されている米国特許第4,429,091号
に見いだすことができ、その主題は引用することにより
本明細書の内容となる。
【0077】重合は通常モノマー及び溶媒の配合物を適
した反応容器に装填し、続いて前記の調節剤及び開始剤
溶液を加えることにより開始される。別の場合、モノマ
ー及び調節剤を開始剤に加えることができる。方法は無
水、嫌気的条件下で行われる。反応物は約30o〜12
0℃の温度に加熱され、約0.15〜24時間、撹拌さ
れる。重合の完了後、生成物を熱から取り出し、1つ又
はそれ以上の方法で停止させる。
した反応容器に装填し、続いて前記の調節剤及び開始剤
溶液を加えることにより開始される。別の場合、モノマ
ー及び調節剤を開始剤に加えることができる。方法は無
水、嫌気的条件下で行われる。反応物は約30o〜12
0℃の温度に加熱され、約0.15〜24時間、撹拌さ
れる。重合の完了後、生成物を熱から取り出し、1つ又
はそれ以上の方法で停止させる。
【0078】例えばプロトン性クエンチング剤を用い、
一官能基性ポリマー鎖を与えることができる。クエンチ
ングは水、蒸気又はアルコール、例えばイソプロパノー
ルにおいて、又は他の適した方法において行うことがで
きる。クエンチングは官能基性停止剤を用いて行うこと
もでき、二官能基性ポリマーを生ずる。例えば有用な官
能基性停止剤にはアルケニル芳香族ビニル化合物、ハロ
ゲン化錫化合物、例えばトリブチル錫クロリド及び四塩
化錫、ハロゲン化シリコン化合物、イソシアナート化合
物、ジアルキルアミノ−置換芳香族ビニル化合物、窒素
−含有芳香族ヘテロ化合物、環状ウレア、及び酸素、窒
素、硫黄、リン、非−干渉性ハロゲンなどの他のヘテロ
原子を含むことができる他の反応性ヒステリシス−低下
停止化合物が含まれる。他の停止剤にはビニルピリジン
異性体、ジメチルイミダゾリジノン、Schiff塩基
などが含まれる。リビングポリマーは、四塩化ケイ素な
どの既知のカップリング試薬のいずれかとカップリング
させ、ジキャップドポリマーを製造することもできる。
一官能基性ポリマー鎖を与えることができる。クエンチ
ングは水、蒸気又はアルコール、例えばイソプロパノー
ルにおいて、又は他の適した方法において行うことがで
きる。クエンチングは官能基性停止剤を用いて行うこと
もでき、二官能基性ポリマーを生ずる。例えば有用な官
能基性停止剤にはアルケニル芳香族ビニル化合物、ハロ
ゲン化錫化合物、例えばトリブチル錫クロリド及び四塩
化錫、ハロゲン化シリコン化合物、イソシアナート化合
物、ジアルキルアミノ−置換芳香族ビニル化合物、窒素
−含有芳香族ヘテロ化合物、環状ウレア、及び酸素、窒
素、硫黄、リン、非−干渉性ハロゲンなどの他のヘテロ
原子を含むことができる他の反応性ヒステリシス−低下
停止化合物が含まれる。他の停止剤にはビニルピリジン
異性体、ジメチルイミダゾリジノン、Schiff塩基
などが含まれる。リビングポリマーは、四塩化ケイ素な
どの既知のカップリング試薬のいずれかとカップリング
させ、ジキャップドポリマーを製造することもできる。
【0079】停止剤の他の例には係属出願番号07/5
06,305及び米国特許第5,066,729号に記
載されている停止剤が含まれ、その主題は引用すること
により本明細書の内容となる。ポリマー結合炭素−リチ
ウム部分と反応性である他の化合物を選択して所望の官
能基を与えることができるので、本発明の実行はこれら
の停止剤のみに制限されるものではないことが理解され
ねばならない。
06,305及び米国特許第5,066,729号に記
載されている停止剤が含まれ、その主題は引用すること
により本明細書の内容となる。ポリマー結合炭素−リチ
ウム部分と反応性である他の化合物を選択して所望の官
能基を与えることができるので、本発明の実行はこれら
の停止剤のみに制限されるものではないことが理解され
ねばならない。
【0080】クエンチングは通常、ポリマー及びクエン
チング剤を約30o〜120℃の温度で約0.05〜約
2時間撹拌し、完全な反応を保証することにより行われ
る。上文で議論されたような官能基を有して停止される
ポリマーは、続いてアルコール又は上文に記載されてい
るような他のクエンチング剤を用いてクエンチされる。
チング剤を約30o〜120℃の温度で約0.05〜約
2時間撹拌し、完全な反応を保証することにより行われ
る。上文で議論されたような官能基を有して停止される
ポリマーは、続いてアルコール又は上文に記載されてい
るような他のクエンチング剤を用いてクエンチされる。
【0081】最後に水、アルコール又は蒸気を用いた凝
固と組み合わせることができるドラム乾燥、押し出し機
乾燥(extruder drying)、真空乾燥な
どによりポリマーから溶媒が除去される。水又は蒸気を
用いた凝固が用いられる場合、オーブン乾燥が望まし
い。
固と組み合わせることができるドラム乾燥、押し出し機
乾燥(extruder drying)、真空乾燥な
どによりポリマーから溶媒が除去される。水又は蒸気を
用いた凝固が用いられる場合、オーブン乾燥が望まし
い。
【0082】本発明のポリマーは鎖の末端にではなくポ
リマー鎖の頭に官能基を含む。これらの官能基はシリカ
及びカーボンブラックなどの配合材料に対する親和性を
有する。そのような配合は、ヒステリシスの低下を示す
製品を生じ、それは反発力の増加、回転抵抗性の減少を
有し、機械的応力に供された場合の発熱が少なくなった
製品を意味する。タイヤ、パワーベルトなどを含む製品
が意図されている。もちろん回転抵抗性の減少は、ラジ
アル及びバイアスプライ型の両方の空気入りタイヤのた
めに有用な性質であり、かくして本発明の加硫性エラス
トマー組成物はそのようなタイヤのトレッドストックの
形成に用いることができる。
リマー鎖の頭に官能基を含む。これらの官能基はシリカ
及びカーボンブラックなどの配合材料に対する親和性を
有する。そのような配合は、ヒステリシスの低下を示す
製品を生じ、それは反発力の増加、回転抵抗性の減少を
有し、機械的応力に供された場合の発熱が少なくなった
製品を意味する。タイヤ、パワーベルトなどを含む製品
が意図されている。もちろん回転抵抗性の減少は、ラジ
アル及びバイアスプライ型の両方の空気入りタイヤのた
めに有用な性質であり、かくして本発明の加硫性エラス
トマー組成物はそのようなタイヤのトレッドストックの
形成に用いることができる。
【0083】本発明のポリマーはトレッドストック配合
物においてゴムの100部として用いることができ、あ
るいはそれらは従来用いられてきたトレッドストックゴ
ムと配合することができ、それには天然ゴム、合成ゴム
及びそれらの配合物が含まれる。本発明のポリマーが従
来のゴムと配合される場合、量は広く変えることがで
き、低限はゴム全体の約10〜20重量%を含む。最少
量は主に望まれるヒステリシスの低下の程度に依存する
ことが認識されるべきである。
物においてゴムの100部として用いることができ、あ
るいはそれらは従来用いられてきたトレッドストックゴ
ムと配合することができ、それには天然ゴム、合成ゴム
及びそれらの配合物が含まれる。本発明のポリマーが従
来のゴムと配合される場合、量は広く変えることがで
き、低限はゴム全体の約10〜20重量%を含む。最少
量は主に望まれるヒステリシスの低下の程度に依存する
ことが認識されるべきである。
【0084】ポリマーはすべての形態のカーボンブラッ
クと、ゴムの100部当たり(phr)約5〜80重量
部の範囲の量で配合することができ、約35〜60ph
rが好ましい。カーボンブラックは通常入手可能な、商
業的に製造されたカーボンブラックのいずれをも含むこ
とができるが、少なくとも20m2/グラム、より好ま
しくは少なくとも35m2/グラムから最高200m2/
グラムか又はそれ以上の表面積(EMSA)を有するも
のが好ましい。本出願において用いられる表面積値は、
セチルトリメチル−アンモニウムブロミド(CTAB)
法を用いてASTM試験D−1765により決定される
値である。有用なカーボンブラックの中に、ファーネス
ブラック、チャンネルブラック及びランプブラックがあ
る。さらに特定的には、カーボンブラックの例には超摩
擦ファーネス(SAF)ブラック(super abr
asion furnace blacks)、高摩擦
ファーネス(HAF)ブラック(high abras
ion furnaceblacks)、速押し出しフ
ァーネス(FEF)ブラック(fast extrus
ion furnace blacks)、微細ファー
ネス(FF)ブラック(fine furnace b
lacks)、中間超摩擦ファーネス(ISAF)ブラ
ック(intermediate super abr
asionfurnace blacks)、半−強化
ファーネス(SRF)ブラック(semi−reinf
orcing furnace blacks)、中加
工チャンネルブラック(medium process
ing channelblacks)、硬加工チャン
ネルブラック(hard processingcha
nnel blacks)及び導電性チャンネルブラッ
クが含まれる。用いることができる他のカーボンブラッ
クにはアセチレンブラックが含まれる。本発明のカーボ
ンブラック製品の製造に上記のブラックの2種又はそれ
以上の混合物を用いることができる。有用なカーボンブ
ラックの表面積に関する典型的値を下記の表1にまとめ
る。
クと、ゴムの100部当たり(phr)約5〜80重量
部の範囲の量で配合することができ、約35〜60ph
rが好ましい。カーボンブラックは通常入手可能な、商
業的に製造されたカーボンブラックのいずれをも含むこ
とができるが、少なくとも20m2/グラム、より好ま
しくは少なくとも35m2/グラムから最高200m2/
グラムか又はそれ以上の表面積(EMSA)を有するも
のが好ましい。本出願において用いられる表面積値は、
セチルトリメチル−アンモニウムブロミド(CTAB)
法を用いてASTM試験D−1765により決定される
値である。有用なカーボンブラックの中に、ファーネス
ブラック、チャンネルブラック及びランプブラックがあ
る。さらに特定的には、カーボンブラックの例には超摩
擦ファーネス(SAF)ブラック(super abr
asion furnace blacks)、高摩擦
ファーネス(HAF)ブラック(high abras
ion furnaceblacks)、速押し出しフ
ァーネス(FEF)ブラック(fast extrus
ion furnace blacks)、微細ファー
ネス(FF)ブラック(fine furnace b
lacks)、中間超摩擦ファーネス(ISAF)ブラ
ック(intermediate super abr
asionfurnace blacks)、半−強化
ファーネス(SRF)ブラック(semi−reinf
orcing furnace blacks)、中加
工チャンネルブラック(medium process
ing channelblacks)、硬加工チャン
ネルブラック(hard processingcha
nnel blacks)及び導電性チャンネルブラッ
クが含まれる。用いることができる他のカーボンブラッ
クにはアセチレンブラックが含まれる。本発明のカーボ
ンブラック製品の製造に上記のブラックの2種又はそれ
以上の混合物を用いることができる。有用なカーボンブ
ラックの表面積に関する典型的値を下記の表1にまとめ
る。
【0085】 表1 カーボンブラック ASTM指定 表面積(m2/g) (D−1765−82a) (D−3765) ─────────────────────────── N−110 126 N−220 111 N−339 95 N−330 83 N−351 74 N−550 42 N−660 35 本発明のゴム配合物の製造において用いられるカーボン
ブラックはペレット化形態又は非ペレット化凝集塊であ
ることができる。好ましくはより均一な混合のために、
非ペレット化カーボンブラックが好ましい。
ブラックはペレット化形態又は非ペレット化凝集塊であ
ることができる。好ましくはより均一な混合のために、
非ペレット化カーボンブラックが好ましい。
【0086】強化ゴム配合物は従来の方法で、既知の加
硫剤を約0.1〜10phrで用いて加硫することがで
きる。適した加硫剤の一般的開示に関し、Kirk−O
thmer,Encyclopedia of Che
mical Technology,3rd ed.,
Wiley Interscience,N.Y.19
82,Vol.20,pp.365−468、特に「V
ulcanization Agents and A
uxiliary Meterials」pp.390
−402を参照することができる。加硫剤は単独で、又
は組み合わせて用いることができる。
硫剤を約0.1〜10phrで用いて加硫することがで
きる。適した加硫剤の一般的開示に関し、Kirk−O
thmer,Encyclopedia of Che
mical Technology,3rd ed.,
Wiley Interscience,N.Y.19
82,Vol.20,pp.365−468、特に「V
ulcanization Agents and A
uxiliary Meterials」pp.390
−402を参照することができる。加硫剤は単独で、又
は組み合わせて用いることができる。
【0087】本発明の加硫性エラストマー組成物は、本
明細書における官能基化ポリマーをカーボンブラック及
び、例えばシリカなどの充填剤、可塑剤、酸化防止剤、
加硫剤などを含む他の従来のゴム添加物と、標準的なゴ
ム混合装置及び方法を用いて配合又は混合することによ
り製造することができる。そのようなエラストマー組成
物は、従来のゴム加硫条件を用いて加硫されると、ヒス
テリシス性が低下しており、回転抵抗性が減少したタイ
ヤのためのトレッドゴムとして用いるために特に適合し
ている。
明細書における官能基化ポリマーをカーボンブラック及
び、例えばシリカなどの充填剤、可塑剤、酸化防止剤、
加硫剤などを含む他の従来のゴム添加物と、標準的なゴ
ム混合装置及び方法を用いて配合又は混合することによ
り製造することができる。そのようなエラストマー組成
物は、従来のゴム加硫条件を用いて加硫されると、ヒス
テリシス性が低下しており、回転抵抗性が減少したタイ
ヤのためのトレッドゴムとして用いるために特に適合し
ている。
【0088】
一般的実験 本発明に従って製造されるエラストマーの製造及び性質
を示すために、上記で成された開示に従って数種の開始
剤を製造した。開始剤を用い、スレチンブタジエンゴム
(SBR)を重合させた。上記の通り、本発明の範囲か
ら逸脱することなく、これらの開始剤を用い、重合を行
うための当該技術分野において既知の種々の方法を用い
ることができる。
を示すために、上記で成された開示に従って数種の開始
剤を製造した。開始剤を用い、スレチンブタジエンゴム
(SBR)を重合させた。上記の通り、本発明の範囲か
ら逸脱することなく、これらの開始剤を用い、重合を行
うための当該技術分野において既知の種々の方法を用い
ることができる。
【0089】実施例1 構造Iの開始剤からのポリマーの製造 開始剤の製造 当量のN,N’−ジメチルエチレンジアミンのp−ジエ
チルアミノベンズアルデヒドとの縮合を還流トルエン中
で、水を連続的に共沸除去しながら行うことにより、構
造Iの環状アミナール前駆体を製造した。生成物を1ト
ールにおいて123〜125℃で蒸留し、GC/MSに
より96+%の純度であることが見いだされた。環状ア
ミナールを、ヘキサン/シクロヘキサン溶液において5
0℃で16時間、1.0当量のsec−ブチルLi及び
0.8当量のテトラメチルエチレンジアミン(TMED
A)で処理することによりオルト−Li誘導体を製造し
た。得られた溶液は約0.57モルであり、重合の開始
に用いた。
チルアミノベンズアルデヒドとの縮合を還流トルエン中
で、水を連続的に共沸除去しながら行うことにより、構
造Iの環状アミナール前駆体を製造した。生成物を1ト
ールにおいて123〜125℃で蒸留し、GC/MSに
より96+%の純度であることが見いだされた。環状ア
ミナールを、ヘキサン/シクロヘキサン溶液において5
0℃で16時間、1.0当量のsec−ブチルLi及び
0.8当量のテトラメチルエチレンジアミン(TMED
A)で処理することによりオルト−Li誘導体を製造し
た。得られた溶液は約0.57モルであり、重合の開始
に用いた。
【0090】ブタジエン及びスチレンの重合 上記の方法で製造された開始剤の0.57M溶液をヘキ
サン中のブタジエン及びスチレンの75/25重量%配
合物に、0.8ミリ当量Li/100gモノマーの量で
加えた。混合物を50℃で4.5時間撹拌し、ポリマー
への約100%の変換が進行した。実際には用いられる
反応容器、撹拌の種類などにおける落差があるので、反
応時間及び温度に有意な落差がある。処理されたセメン
トを次いで1.5mlのイソプロピルアルコール(i−
PrOH)の注入によりクエンチし、酸化防止剤(ヘキ
サン中に2.0重量%DBPC/及び0.07重量%U
OP−88を含む2mlの混合物)で処理し、i−Pr
OH中で凝固させ、室温で空気−乾燥し、次いでドラム
−乾燥した。適した特性化を行った。生成物ポリマーは
25.4%のスチレン(2.8%ブロック)、30.4
%ビニル(BD=100%の場合42%ビニル)を含
み、Tg−27.1℃、GPC(THF):Mn147
748、MWD1.66、粗ML/4/100=54で
あった。
サン中のブタジエン及びスチレンの75/25重量%配
合物に、0.8ミリ当量Li/100gモノマーの量で
加えた。混合物を50℃で4.5時間撹拌し、ポリマー
への約100%の変換が進行した。実際には用いられる
反応容器、撹拌の種類などにおける落差があるので、反
応時間及び温度に有意な落差がある。処理されたセメン
トを次いで1.5mlのイソプロピルアルコール(i−
PrOH)の注入によりクエンチし、酸化防止剤(ヘキ
サン中に2.0重量%DBPC/及び0.07重量%U
OP−88を含む2mlの混合物)で処理し、i−Pr
OH中で凝固させ、室温で空気−乾燥し、次いでドラム
−乾燥した。適した特性化を行った。生成物ポリマーは
25.4%のスチレン(2.8%ブロック)、30.4
%ビニル(BD=100%の場合42%ビニル)を含
み、Tg−27.1℃、GPC(THF):Mn147
748、MWD1.66、粗ML/4/100=54で
あった。
【0091】配合された性質の評価 生成物ポリマーを配合し、表Iに示される試験法におい
て示されている通りに試験し、下記に従って加硫した:
1.5”x4”x0.040”引っ張り試験プラック、
300oFにおいて35分間;ダイナスタット(Dyn
astat)ボタン、300oFにおいて40分間。
て示されている通りに試験し、下記に従って加硫した:
1.5”x4”x0.040”引っ張り試験プラック、
300oFにおいて35分間;ダイナスタット(Dyn
astat)ボタン、300oFにおいて40分間。
【0092】 表II ヒステリシスの評価のための配合物処方成分 100部のゴム当たりの部 ポリマー 100 ナフテン系石油 10 カーボンブラック、N−351 55 ZnO 3 酸化防止剤 1 ワックス配合物 2 合計 171 マスターバッチ マスターバッチを145o〜155℃及び60rpmにおいて5分間混合した。
【0093】 ステアリン酸 2 硫黄 1.5 促進剤 1 最終合計 175.5 77o〜93℃及び40rpmにおいて3分間最終混合。
【0094】物理的試験の結果は以下の通りであった:実施例 ML/4/212 1Hzダイナスタットtanδ リング応力−歪 番号 50℃ 室温 (gum)(cpd) M300 T.S. %Eb 1 54 83 0.1037 2251a 2996a 442 a)psi この試験の結果は、このポリマーにおけるヒステリシス
の低下に関する優れた証拠を与えた。ダイナスタットt
anδ(50℃)=0.1037は、典型的アルキルリ
チウム開始剤を用いて製造されるこの分子量の非修飾ポ
リマーの場合に見られる値より約30%低い。
の低下に関する優れた証拠を与えた。ダイナスタットt
anδ(50℃)=0.1037は、典型的アルキルリ
チウム開始剤を用いて製造されるこの分子量の非修飾ポ
リマーの場合に見られる値より約30%低い。
【0095】実施例2 構造IIの開始剤からのポリマーの製造及び評価 テトラメチル−p−フェニレンジアミンを上記の方法と
類似の方法でシクロヘキサン中においてs−BuLi/
TMEDAで処理した。それは重合を開始させ、26.
1%スチレン(0%ブロック)、47.8%ビニル、T
g−23.6℃、Mn150148、Mw/Mn1.6
2を有するSBRを与えた。ダイナスタットを用いた標
準的方法で試験すると、配合されたポリマーはtanδ
(50℃)=0.1323を有し、それは典型的アルキ
ルリチウム開始剤を用いて製造されるこの分子量の非修
飾ポリマーの場合に予測される値より約10%低い。
類似の方法でシクロヘキサン中においてs−BuLi/
TMEDAで処理した。それは重合を開始させ、26.
1%スチレン(0%ブロック)、47.8%ビニル、T
g−23.6℃、Mn150148、Mw/Mn1.6
2を有するSBRを与えた。ダイナスタットを用いた標
準的方法で試験すると、配合されたポリマーはtanδ
(50℃)=0.1323を有し、それは典型的アルキ
ルリチウム開始剤を用いて製造されるこの分子量の非修
飾ポリマーの場合に予測される値より約10%低い。
【0096】実施例3 構造IIIの開始剤からのポリマーの製造 p−ブロモベンズアルデヒドの環状アミナールをIの前
駆体の場合の方法と類似の方法で製造した:10モル%
過剰のN,N’−ジメチルエチレンジアミンをトルエン
中でp−ブロモベンズアルデヒドの存在下に、水を共沸
除去しながら3日間還流させた。蒸留により溶媒を除去
した後、残留物を真空下で蒸留し、96%の収率で環状
アミナールを得た。生成物の構造を1HNMR(CDC
l3);δ2.13(s,6H),2.49(m,2
H);3.21(s,1H);3.40(m,2H);
7.42(m,4H)(7.5δ以下で吸収なし)によ
り確認した。それはヘキサンに容易に溶解性であった。
このアミナールのヘキサン溶液を当量のヘキサン中のn
−BuLiで処理すると、沈澱が生成された。
駆体の場合の方法と類似の方法で製造した:10モル%
過剰のN,N’−ジメチルエチレンジアミンをトルエン
中でp−ブロモベンズアルデヒドの存在下に、水を共沸
除去しながら3日間還流させた。蒸留により溶媒を除去
した後、残留物を真空下で蒸留し、96%の収率で環状
アミナールを得た。生成物の構造を1HNMR(CDC
l3);δ2.13(s,6H),2.49(m,2
H);3.21(s,1H);3.40(m,2H);
7.42(m,4H)(7.5δ以下で吸収なし)によ
り確認した。それはヘキサンに容易に溶解性であった。
このアミナールのヘキサン溶液を当量のヘキサン中のn
−BuLiで処理すると、沈澱が生成された。
【0097】この不均質開始剤を以下の方法で用い、ブ
タジエン及びスチレンの混合物を重合させた:乾燥し、
窒素パージしたびんをゴムの内張りを含む王冠で閉め、
内張りを通る針により427.0グラムのブタジエンと
スチレンの75/25(w/w)配合物のヘキサン中の
25重量%溶液を装填した。次いで線状オリゴマーオキ
ソラニルエーテルの0.5Mヘキサン溶液を針により、
Liの1モル当たりに0.15モルのエーテルが存在す
るように装填し、次いでp−Li−フェニルアミナール
(III)の0.33M(不均質)混合物の2.59m
lを装填した(モノマーの100グラム当たり約0.8
ミリ当量のLi)。びんを80℃において16時間撹拌
し、次いで冷却させ、実施例Iに示されている通りに内
容物を仕上げた。生成物ポリマーは54%の収率で回収
され、15.4%スチレン(0%ブロックスチレン)、
28.4%ビニル(ブタジエン=100%の場合33.
6%ビニル)を含み、Tg=−65℃(DSC、開始
(onset))、GPC(THF):Mn10447
1、Mw/Mn2.31であった。生成物ポリマーを配
合し、実施例Iに概述した通りに試験した。
タジエン及びスチレンの混合物を重合させた:乾燥し、
窒素パージしたびんをゴムの内張りを含む王冠で閉め、
内張りを通る針により427.0グラムのブタジエンと
スチレンの75/25(w/w)配合物のヘキサン中の
25重量%溶液を装填した。次いで線状オリゴマーオキ
ソラニルエーテルの0.5Mヘキサン溶液を針により、
Liの1モル当たりに0.15モルのエーテルが存在す
るように装填し、次いでp−Li−フェニルアミナール
(III)の0.33M(不均質)混合物の2.59m
lを装填した(モノマーの100グラム当たり約0.8
ミリ当量のLi)。びんを80℃において16時間撹拌
し、次いで冷却させ、実施例Iに示されている通りに内
容物を仕上げた。生成物ポリマーは54%の収率で回収
され、15.4%スチレン(0%ブロックスチレン)、
28.4%ビニル(ブタジエン=100%の場合33.
6%ビニル)を含み、Tg=−65℃(DSC、開始
(onset))、GPC(THF):Mn10447
1、Mw/Mn2.31であった。生成物ポリマーを配
合し、実施例Iに概述した通りに試験した。
【0098】物理的試験の結果は以下の通りであった:実施例 ML/4/212 1Hzダイナスタットtanδ リング応力−歪 番号 (cpd) 50℃ 23℃ 室温 M300 T.S. %Eb 3 76 0.1361 0.1549 1972a 2952a 459 a)psi この試験の結果は、ダイナスタットtanδ(50℃)
=0.1361が典型的アルキルリチウム開始剤を用い
て製造されるこの分子量の非修飾ポリマーの場合に見ら
れる値より約30%低いという点で、このポリマーにお
けるヒステリシスの低下に関する証拠を示している。p
−ブロモベンズアルデヒドの環状アミナールから誘導さ
れるリチウム塩を用いて類似の方法で製造され、同じ方
法で配合され、評価された2つの他のSBRポリマー
は、それらの分子量の非修飾SBRポリマーの場合に予
測される値より34%及び20%低いtanδ(50
℃)を示した。
=0.1361が典型的アルキルリチウム開始剤を用い
て製造されるこの分子量の非修飾ポリマーの場合に見ら
れる値より約30%低いという点で、このポリマーにお
けるヒステリシスの低下に関する証拠を示している。p
−ブロモベンズアルデヒドの環状アミナールから誘導さ
れるリチウム塩を用いて類似の方法で製造され、同じ方
法で配合され、評価された2つの他のSBRポリマー
は、それらの分子量の非修飾SBRポリマーの場合に予
測される値より34%及び20%低いtanδ(50
℃)を示した。
【0099】実施例4 構造IVの開始剤からのポリマーの製造 ベンズアルデヒド及びN,N’−ジエチルエチレンジア
ミンからの環状アミナール生成物は、シクロヘキサン、
ヘキサン又はそれらの混合物中で0.5〜16時間、約
1.0当量のs−ブチルリチウム及び約0.8〜1当量
のTMEDAで処理すると、構造IVc、IVd及びI
Ve、ならびに金属化の程度がもっと高いいくつかの関
連生成物を含む生成物の混合物を与える。主な化学種は
構造IVcから誘導されている。
ミンからの環状アミナール生成物は、シクロヘキサン、
ヘキサン又はそれらの混合物中で0.5〜16時間、約
1.0当量のs−ブチルリチウム及び約0.8〜1当量
のTMEDAで処理すると、構造IVc、IVd及びI
Ve、ならびに金属化の程度がもっと高いいくつかの関
連生成物を含む生成物の混合物を与える。主な化学種は
構造IVcから誘導されている。
【0100】この開始剤は実施例1の方法と同じ方法に
おいて、例えばブタジエン、イソプレン、スチレン及び
それらの種々の混合物を重合させてゴム状ポリマーを得
るのに有用である。これらの生成物は鎖の末端又は主鎖
に結合した、開始剤から誘導される官能基を含むであろ
う。上記で議論されたような適した充填剤及びゴム薬品
と配合されると、これらのポリマーを含む加硫された組
成物は、官能基を含まずに製造されるポリマーと比較し
た場合、改良されたヒステリシス性を示すであろう。
おいて、例えばブタジエン、イソプレン、スチレン及び
それらの種々の混合物を重合させてゴム状ポリマーを得
るのに有用である。これらの生成物は鎖の末端又は主鎖
に結合した、開始剤から誘導される官能基を含むであろ
う。上記で議論されたような適した充填剤及びゴム薬品
と配合されると、これらのポリマーを含む加硫された組
成物は、官能基を含まずに製造されるポリマーと比較し
た場合、改良されたヒステリシス性を示すであろう。
【0101】結局、前記の実施例及び明細書の開示か
ら、本発明の開始剤がジエンモノマーをアニオン重合さ
せてホモポリマー、ならびにモノビニル芳香族モノマー
又はトリエンとのコポリマーを生成するのに有用である
ことが明らかである。得られるエラストマーポリマーは
開始の部位に官能基、及び末端の「リビング」末端にリ
チウム原子を有する。クエンチ後、ポリマーはまだ開始
の部位に官能基を保持しており、それはカーボンブラッ
クとの均一及び均質な混合を促進する。結果として、こ
れらのポリマーを含む加硫性エラストマー配合物は改良
されたヒステリシスを示し、それはタイヤにおける比較
的低い回転抵抗性及び燃費の向上を与える。さらにリチ
ウム末端ポリマーを、末端官能基を与え、従って2官能
基性ポリマー鎖を与える化合物でクエンチすることがで
きる。
ら、本発明の開始剤がジエンモノマーをアニオン重合さ
せてホモポリマー、ならびにモノビニル芳香族モノマー
又はトリエンとのコポリマーを生成するのに有用である
ことが明らかである。得られるエラストマーポリマーは
開始の部位に官能基、及び末端の「リビング」末端にリ
チウム原子を有する。クエンチ後、ポリマーはまだ開始
の部位に官能基を保持しており、それはカーボンブラッ
クとの均一及び均質な混合を促進する。結果として、こ
れらのポリマーを含む加硫性エラストマー配合物は改良
されたヒステリシスを示し、それはタイヤにおける比較
的低い回転抵抗性及び燃費の向上を与える。さらにリチ
ウム末端ポリマーを、末端官能基を与え、従って2官能
基性ポリマー鎖を与える化合物でクエンチすることがで
きる。
【0102】本発明は特定の反応物、開始剤又は開示さ
れている他の化合物、あるいは特定の調節剤又は溶媒に
制限されないことが理解されねばならない。同様に、実
施例は単に本発明の実行を示すために与えられており、
本発明の制限を構成するものではない。当該技術分野に
おける熟練者は他のモノマー及び方法条件を、上記の開
示に従って容易に選択することができる。
れている他の化合物、あるいは特定の調節剤又は溶媒に
制限されないことが理解されねばならない。同様に、実
施例は単に本発明の実行を示すために与えられており、
本発明の制限を構成するものではない。当該技術分野に
おける熟練者は他のモノマー及び方法条件を、上記の開
示に従って容易に選択することができる。
【0103】かくして本明細書に開示されている可変要
因のいずれも、本明細書に開示され、説明されている本
発明の範囲から逸脱することなく容易に決定し、制御す
ることができると思われる。さらに本発明の範囲は添付
の特許請求の範囲内に含まれるすべての修正及び変動を
含むものとする。
因のいずれも、本明細書に開示され、説明されている本
発明の範囲から逸脱することなく容易に決定し、制御す
ることができると思われる。さらに本発明の範囲は添付
の特許請求の範囲内に含まれるすべての修正及び変動を
含むものとする。
【0104】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
である。
【0105】1.複数の鎖を有し、ジエンホモポリマー
及びモノビニル芳香族ポリマーとのコポリマーから成る
群より選ばれ;実質的にそれぞれの該鎖が該鎖の開始剤
末端に官能基、及びクエンチの前に該鎖の他の端にリチ
ウム原子を有し、一般式 R6−ポリマー−Li [式中、R6は
及びモノビニル芳香族ポリマーとのコポリマーから成る
群より選ばれ;実質的にそれぞれの該鎖が該鎖の開始剤
末端に官能基、及びクエンチの前に該鎖の他の端にリチ
ウム原子を有し、一般式 R6−ポリマー−Li [式中、R6は
【0106】
【化20】
【0107】から成る群より選ばれる構造を有する官能
基であり、ここで各R7は同一又は異なり、炭素数が1
〜約8のアルキル基であり、各R8は同一又は異なり炭
素数が1〜約8のアルキル基である]を有するエラスト
マーポリマー;ならびに該エラストマーポリマーの10
0部当たりに約5〜80重量部のカーボンブラックを含
むヒステリシス性が低下した加硫性エラストマー組成
物。
基であり、ここで各R7は同一又は異なり、炭素数が1
〜約8のアルキル基であり、各R8は同一又は異なり炭
素数が1〜約8のアルキル基である]を有するエラスト
マーポリマー;ならびに該エラストマーポリマーの10
0部当たりに約5〜80重量部のカーボンブラックを含
むヒステリシス性が低下した加硫性エラストマー組成
物。
【0108】2.該エラストマーポリマーが炭素数が約
4〜約12のジオレフィン、炭素数が8〜約20のモノ
ビニル芳香族モノマー及びトリエンから成る群より選ば
れる少なくとも1種のモノマーから製造される上記1項
に記載の加硫性エラストマー組成物。
4〜約12のジオレフィン、炭素数が8〜約20のモノ
ビニル芳香族モノマー及びトリエンから成る群より選ば
れる少なくとも1種のモノマーから製造される上記1項
に記載の加硫性エラストマー組成物。
【0109】3.該ポリマーがブタジエン及びスチレン
モノマーのコポリマーである上記2項に記載の加硫性エ
ラストマー組成物。
モノマーのコポリマーである上記2項に記載の加硫性エ
ラストマー組成物。
フロントページの続き (72)発明者 マーク・エル・ステイヤー・ジユニア アメリカ合衆国オハイオ州44260サフイー ルド・クラマードライブ1213 (72)発明者 ジヨン・アール・シユレフラー アメリカ合衆国オハイオ州44216クリント ン・レツドバードテラス6344 (72)発明者 小松 秀樹 東京都小平市小川東町3−5−5−702
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の鎖を有し、ジエンホモポリマー及
びモノビニル芳香族ポリマーとのコポリマーから成る群
より選ばれ;実質的にそれぞれの該鎖が該鎖の開始剤末
端に官能基、及びクエンチの前に該鎖の他の端にリチウ
ム原子を有し、一般式 R6−ポリマー−Li [式中、R6は 【化1】 から成る群より選ばれる構造を有する官能基であり、 ここで各R7は同一又は異なり、炭素数が1〜約8のア
ルキル基であり、各R8は同一又は異なり炭素数が1〜
約8のアルキル基である]を有するエラストマーポリマ
ー;ならびに該エラストマーポリマーの100部当たり
に約5〜80重量部のカーボンブラックを含むヒステリ
シス性が低下した加硫性エラストマー組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/418,703 US5519086A (en) | 1991-12-30 | 1995-04-07 | Low-hysteresis elastomer compositions using amino-substituted aryllithium polymerization initiators |
US418703 | 2003-04-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08311298A true JPH08311298A (ja) | 1996-11-26 |
Family
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