JPH08310777A - エスカレーターの低速運転装置 - Google Patents

エスカレーターの低速運転装置

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JPH08310777A
JPH08310777A JP12180095A JP12180095A JPH08310777A JP H08310777 A JPH08310777 A JP H08310777A JP 12180095 A JP12180095 A JP 12180095A JP 12180095 A JP12180095 A JP 12180095A JP H08310777 A JPH08310777 A JP H08310777A
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Japan
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circuit
speed operation
escalator
low speed
power supply
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JP12180095A
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Tadaaki Chiba
忠昭 千葉
Takeyoshi Ando
武喜 安藤
Tomoya Takei
智也 竹井
Shizuo Nishikawa
志津雄 西川
Noboru Wakabayashi
昇 若林
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 平常運転から低速運転に切り替えられても、
非常時に動作してエスカレーターを非常停止させる安全
装置を有効に機能させることができるエスカレーターの
低速運転装置。 【構成】 低速運転時はエスカレーター装置1に低速運
転駆動装置2および低速運転操作装置3が取り付けら
れ、上昇低速運転スイッチO.UPが押下げられると、
上行投入コイルが励磁され、常開予備接点UPa1〜U
Pa4が閉路する。インバーター装置21に上昇低速運
転指令が与えられ、整流回路14からの直流電力が電磁
ブレーキ15に供給され、エスカレーターの上昇低速運
転が開始する。安全装置が動作した時には安全回路16
1の常閉接点が開路し、上行投入コイルUPC、下行投
入コイルDNCおよび主接触子投入コイルDRVCが励
磁された状態にあっても消磁し、エスカレーターは非常
停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非常時に動作する安全装
置によりエスカレーターを非常停止させる安全回路を具
え、主電源回路により駆動される交流駆動電動機を低速
回転させてエスカレーターを低速運転するエスカレータ
ーの低速運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】作業の都合等でエスカレーターを低速で
運転させる必要がある時には、従来は作業員が交代で手
回しハンドルを操作して低速運転させていた。しかし、
かかる手作業による駆動運転方法では作業能率が悪く、
運転速度も極限られた速度しか得られないという問題点
があった。そこで、実公昭52−37589号公報に
は、エスカレーターの駆動装置の電動機の回転軸に減速
機を内蔵する小型電動機を連結して、低速運転させる時
には、この小型電動機によりエスカレーターを駆動する
エスカレーターの低速運転装置の発明が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、低速運転時にはエスカレーターの主開閉
器を開路するため、エスカレーター本体の安全装置が無
効になり、万が一、挟まれ事故等が発生した時にエスカ
レーターを非常停止させることができないという欠点が
あった。本発明は従来技術におけるかかる課題を解決す
べく為されたものであり、平常運転から低速運転に切り
替えられても、非常時に動作してエスカレーターを非常
停止させる安全装置を有効に機能させることができるエ
スカレーターの低速運転装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、交流電源供給の断続を行う主接触子と交流
駆動電動機との間に平常運転切替端子と低速運転切替端
子を具えた切替器を接続すると共に、非常時に動作する
安全装置によりエスカレーターを非常停止させる安全回
路は主電源回路とは独立して交流電源に接続し、低速運
転時には交流電源と低速運転切替端子との間に低速運転
電源回路を接続可能とし、該低速運転電源回路が交流電
源と低速運転切替端子との間に接続された時は、主接触
子の投入を禁止する投入禁止回路を動作させるようにし
たものである。さらには、平常運転時には投入禁止回路
の動作を無効にする投入禁止動作無効回路を接続可能と
したものである。
【0005】
【作用】低速運転時には低速運転電源回路が交流電源と
低速運転切替端子との間に接続されると共に、切替器は
低速運転切替端子側に切替え操作される。これによっ
て、投入禁止回路が動作して主接触子の投入を禁止す
る。交流駆動電動機には低速運転電源回路から交流電力
が供給され、エスカレーターの低速運転が行われる。安
全回路には交流電源から電力供給されているから、非常
時には安全回路が動作してエスカレーターを非常停止さ
せる。投入禁止回路の動作により主接触子の投入が禁止
されているから、運転者が切替器の切替え操作を忘れて
も、交流駆動電動機に主電源回路から平常運転用の交流
電力が供給されることはない。平常運転時には投入禁止
動作無効回路が接続されるから、投入禁止回路の動作が
無効とされ、エスカレーターの上昇運転と下降運転を選
択する接触子が閉路すると共に主接触子が投入されて、
交流駆動電動機に主電源回路から平常運転用の交流電力
が供給され、エスカレーターの平常運転が行われる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1および図2はそれぞれ低速運転時お
よび平常運転時の本実施例の構成を示す回路図である。
これらの図において、1はエスカレーター装置、2は低
速運転時にエスカレーター装置1に接続される低速運転
駆動装置、3は同様に、低速運転時にエスカレーター装
置1の反対側に接続される低速運転操作装置、4は三相
交流電源、20は平常運転時にエスカレーター装置1に
接続される平常運転接続装置である。
【0007】エスカレーター装置1において、11は三
相交流電源4のエスカレーター装置1への通電の断続を
行うための開閉器、12は電源回路系統を平常運転側と
低速運転側に切り替えるための主切替スイッチ、13は
三相交流電源4から供給された三相交流電力を単相交流
電力に変換する変圧器、14は変圧器13から供給され
た単相交流電力を直流電力に変換する整流回路、15は
直流電力で励磁され、エスカレーターの制動状態を開放
する電磁ブレーキ、16はエスカレーター装置1の運転
制御を行う制御回路である。
【0008】さらに、制御回路16において、161は
非常時に開動作する安全回路、162は上昇運転回路、
163は下降運転回路、164は主接触子投入回路であ
る。低速運転駆動装置2において、21は三相交流電力
を一旦、直流電力に変換した後、出力電圧と出力周波数
の比が常に一定の三相交流電力に再変換するインバータ
ー装置である。
【0009】まず、平常運転時に三相交流電力を交流駆
動電動機IMに導く主電源系統は、開閉器11の出力側
に上昇運転または下降運転を選択するための上行接触子
UPと下行接触子DNが接続され、これらの接触子U
P,DNの出力側に平常運転時に閉動作する主接触子D
RVが接続され、主接触子DRVの出力側に接続された
主切替スイッチ12を介して交流駆動電動機IMが接続
される。また、変圧器13から出力される電力を電磁ブ
レーキ15に導く制動電源系統は、変圧器13の出力側
に整流回路14が接続され、この整流回路14の出力側
に接続された後述する上行投入コイルと下行投入コイル
の常開予備接点UPa2,DNa2の並列回路および同
じく、常開予備接点UPa3,DNa3の並列回路を介
して電磁ブレーキ15が接続される。
【0010】制御回路16の内部構成は、変圧器13の
一方の出力側に安全回路161が接続され、この安全回
路161と変圧器13の他方の出力側との間に、上昇運
転回路162、下降運転回路163および主接触子投入
回路164の並列回路が接続される。上昇運転回路16
2は上昇運転時に押下られる上昇運転釦SUP、下行投
入コイルの常閉予備接点DNb1および上行接触子UP
の上行投入コイルUPCから成る直列回路で構成され、
下降運転回路163は下降運転時に押下られる下降運転
釦SDN、上行投入コイルUPCの常閉予備接点UPb
1および下行接触子DNの下行投入コイルDNCから成
る直列回路で構成され、主接触子投入回路164は上行
投入コイルUPCの常開予備接点UPa1と下行投入コ
イルDNCの常開予備接点DNa1との並列回路と主接
触子DRVの主接触子投入コイルDRVCから成る直列
回路で構成されている。常開予備接点UPa1,DNa
1の電源側と変圧器13の一方の出力側との間は、引出
し点、の間で分離されており、引出し点、に接
続された引出し線は主切替スイッチ12の低速運転切替
端子の主回路線と共に外部に引き出されて接続器b−1
に接続されていて、接続器b−1に外部装置が接続され
るようになっている。
【0011】エスカレーター装置1の接続器b−1が設
けられた側には、この外に低速運転駆動装置2との回路
接続のための接続器a−1,c−1が設けられており、
接続器a−1は開閉器11の出力側に接続され、接続器
c−1は上行投入コイルUPCの常開予備接点UPa4
と下行投入コイルDNCの常開予備接点DNa4が接続
されている。エスカレーター装置1の他方の側には、低
速運転操作装置3との回路接続のための3つの接続器S
1−1,S2−1,S3−1が設けられており、それぞ
れ安全回路161の出力側、下降運転釦SDNと常閉予
備接点UPb1との間の接続点および上昇運転釦SUP
と常閉予備接点DNb1との間の接続点に接続されてい
る。
【0012】低速運転時に取り付けられる低速運転駆動
装置2にはエスカレーター装置1の一方の側に設けられ
た接続器a−1,b−1,c−1と接続される接続器a
−2,b−2,c−2が設けられており、三相交流電源
4からの三相交流電力は接続器a−2を介してインバー
ター装置21に供給される。インバーター装置21から
出力された三相交流電力は接続器b−2,b−1を介し
て主切替スイッチ12の低速運転切替端子の主回路線に
供給される。接続器c−2,c−1を介してインバータ
ー装置21に接続される常開予備接点UPa4,DNa
4は何れかの閉路によりインバーター装置21に低速運
転方向指令が与えられる。インバーター装置21がエス
カレーター装置1に取り付けられた時には、接続器b−
1に接続された引出し点、からの引出し線の先端は
開放状態となっている。
【0013】また、同じく低速運転時に取り付けられる
低速運転操作装置3にはエスカレーター装置1の他方の
側に設けられた接続器S1−1,S2−1,S3−1と
接続される接続器S1−2,S2−2,S3−2が設け
られており、接続器S1−2と接続器S2−2および接
続器S3−2の間にはそれぞれ低速運転方向を選択する
下降低速運転スイッチO.DNおよび上昇低速運転スイ
ッチO.UPが接続されている。
【0014】一方、平常運転時には低速運転駆動装置2
の代わりに平常運転接続装置20がエスカレーター装置
1の一方の側に取り付けられ、他方の側は開放状態とな
る。平常運転接続装置20の内部回路は接続器b−1に
接続された引出し点、からの引出し線の先端間は短
絡、主切替スイッチ12の低速運転切替端子の主回路線
の先端は開放状態となっている。
【0015】本実施例の動作をまず、エスカレーターが
平常運転される時について説明する。図2に示すよう
に、この場合はエスカレーター装置1には、その一方の
側に平常運転接続装置20のみが取り付けられる。そし
て、主切替スイッチ12は平常運転側に切り替えられて
いる。この状態で開閉器11が投入されると、三相交流
電力を交流駆動電動機IMに導く主電源系統は通電可能
になる。
【0016】そこで、運転者が制御回路16の上昇運転
回路162の上昇運転釦SUPを押下げると、安全回路
161、上昇運転釦SUP、常閉予備接点DNb1およ
び上行投入コイルUPCの直列回路が閉路し、上行投入
コイルUPCが励磁される。これにより、常開予備接点
UPa1〜UPa4は閉路し、常閉予備接点DNb1は
開路する。引出し点、からの引出し線の先端間は接
続器b−1を介して取り付けられた平常運転接続装置2
0の内部回路により短絡され、常開予備接点UPa1が
閉路したことにより、制御回路16の安全回路161、
常開予備接点UPa1および主接触子投入コイルDRV
Cの直列回路が閉路し、主接触子投入コイルDRVCが
励磁される。これにより、主接触子DRVが投入され、
主電源系統は開閉器11、接触子UP、主接触子DRV
および主切替スイッチ12の直列回路が閉路し、交流駆
動電動機IMに三相交流電力が供給される。
【0017】一方、整流回路14の出力側に接続された
常開予備接点UPa2,UPa3が閉路したことによ
り、整流回路14からの直流電力が電磁ブレーキ15に
供給されて電磁ブレーキ15が励磁され、エスカレータ
ーの制動状態が開放される。これにより、エスカレータ
ーの上昇運転が開始する。
【0018】運転者が制御回路16の下降運転回路16
3の下降運転釦SDNを押下げた時にも、全く同様に主
電源系統は開閉器11、接触子DN、主接触子DRVお
よび主切替スイッチ12の直列回路が閉路して交流駆動
電動機IMに三相交流電力が供給されると共に、常開予
備接点DNa2,DNa3が閉路して整流回路14から
供給された直流電力により励磁された電磁ブレーキ15
がエスカレーターの制動状態を開放する。これにより、
エスカレーターの下降運転が開始する。
【0019】平常運転中にエスカレーター装置1の図示
しない安全装置が動作した時には、制御回路16の安全
回路161の常閉接点が開路するから、上昇運転回路1
62、下降運転回路163および主接触子投入回路16
4の並列回路への交流電力の供給が絶たれ、上行投入コ
イルUPC、下行投入コイルDNCおよび主接触子投入
コイルDRVCが励磁された状態にあっても消磁する。
その結果、主接触子DRVおよび常開予備接点UPa
2,UPa3または常開予備接点DNa2,DNa3が
開路するから、交流駆動電動機IMへの交流電力の供給
が絶たれると共に、電磁ブレーキ15が消磁してエスカ
レーターが制動状態となり、エスカレーターは非常停止
する。
【0020】次に、エスカレーターが低速上昇運転する
場合の動作を説明する。運転者はまず、開閉器11を遮
断した後、エスカレーター装置1から平常運転接続装置
20を取り外して低速運転駆動装置2に付け替えると共
に反対側に低速運転操作装置3を取り付け、対応する接
続器をそれぞれ接続する。次に、主切替スイッチ12を
低速運転側に切り替えた後、開閉器11を投入して三相
交流電源4からの三相交流電力を出力側に供給させる。
【0021】そして、エスカレーター装置1に接続され
た低速運転操作装置3の上昇低速運転スイッチO.UP
を押下げると、安全回路161、上昇低速運転スイッチ
O.UP、常閉予備接点DNb1および上行投入コイル
UPCの直列回路が閉路し、上行投入コイルUPCが励
磁される。これにより、常開予備接点UPa1〜UPa
4は閉路する。引出し点、からの引出し線の先端は
接続器b−1に接続されているが、対向する接続器b−
2には接続される端子がないので開放状態となってい
る。従って、常開予備接点UPa1は閉路するが、引出
し点、の間が断路状態となっているので、主接触子
投入コイルDRVCは励磁されず、主接触子DRVは開
路したままとなるから、主切替スイッチ12側には三相
交流電源4からの三相交流電力は供給されない。
【0022】一方、常開予備接点UPa4が閉路するこ
とによって、インバーター装置21に上昇低速運転指令
が与えられ、インバーター装置21の出力側にはインバ
ーターを上昇低速運転させる三相交流電力が出力され、
接続器b−2,b−1、主切替スイッチ12を介して交
流駆動電動機IMにインバーター装置21からの三相交
流電力が供給される。
【0023】また、整流回路14の出力側に接続された
常開予備接点UPa2,UPa3が閉路したことによ
り、整流回路14からの直流電力が電磁ブレーキ15に
供給されて電磁ブレーキ15が励磁され、エスカレータ
ーの制動状態が開放される。これにより、エスカレータ
ーの上昇運転が開始する。エスカレーターが低速下降運
転する場合も上述の低速上昇運転の動作と同様であるか
ら、説明を省略する。
【0024】上述のように、上昇低速運転スイッチO.
UP(下降低速運転スイッチO.DN)が押下げられて
も、主接触子DRVは開路したままとなるので、運転者
がうっかり主切替スイッチ12の切替えを忘れた場合で
も、交流駆動電動機IMに三相交流電源4からの三相交
流電力が供給されて交流駆動電動機IMが平常運転され
ることはないから、予想外の高速運転により災害が発生
するのを防止することができる。また、エスカレーター
が低速運転する場合であっても、安全回路161には常
に変圧器13からの単相交流電力が供給されて動作可能
な状態にあるから、平常運転時と同様に、エスカレータ
ー装置1の安全装置が動作した時には、上昇運転回路1
62、下降運転回路163および主接触子投入回路16
4の並列回路への交流電力の供給が絶たれるから、交流
駆動電動機IMへの交流電力の供給が絶たれると共に、
電磁ブレーキ15が消磁してエスカレーターが制動状態
となり、エスカレーターは非常停止する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、主接触子と交流駆動電動機との間に平常運転
切替端子と低速運転切替端子を具えた切替器を接続する
と共に、安全回路は主電源回路とは独立して交流電源に
接続し、低速運転時には交流電源と低速運転切替端子と
の間に低速運転電源回路を接続可能とし、該低速運転電
源回路が接続された時は、主接触子の投入を禁止する投
入禁止回路を動作させるようにしたので、平常運転から
低速運転に切り替えられても、非常時に動作してエスカ
レーターを非常停止させる安全装置を有効に機能させる
ことができると共に、運転者が切替器の切替え操作を忘
れても、投入禁止回路が強制的に主接触子を開路して主
電源回路から交流駆動電動機への電力供給を遮断するか
ら、低速運転作業時の安全性を高めることができる。
【0026】請求項2記載の発明によれば、平常運転時
には投入禁止回路の動作を無効にする投入禁止動作無効
回路を接続可能としたので、投入禁止動作無効回路が接
続されると、投入禁止動作無効回路は投入禁止回路の動
作を無効にするから、主電源回路からの交流駆動電動機
への平常運転用の交流電力の供給が妨げられない。
【図面の簡単な説明】
【図1】低速運転時の本実施例の構成を示す回路図
【図2】平常運転時の本実施例の構成を示す回路図
【符号の説明】
1 エスカレーター装置 2 低速運転駆動装置 3 低速運転操作装置 4 三相交流電源 11 開閉器 12 主切替スイッチ 13 変圧器 14 整流回路 15 電磁ブレーキ 16 制御回路 20 平常運転接続装置 21 インバーター装置 161 安全回路 162 上昇運転回路 163 下降運転回路 164 主接触子投入回路 IM 交流駆動電動機 DRV 主接触子 UP 上行接触子 DN 下行接触子 UPC 上行投入コイル DNC 下行投入コイル DRVC 主接触子投入コイル UPa1〜UPa4,DNa1〜DNa4 常開予備接
点 UPb1,DNb1 常閉予備接点 O.UP 上昇低速運転スイッチ O.DN 下降低速運転スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 志津雄 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 若林 昇 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非常時に動作する安全装置によりエスカ
    レーターを非常停止させる安全回路を具え、交流電源、
    エスカレーターの上昇運転と下降運転を選択する接触子
    および前記交流電源供給の断続を行う主接触子を含む主
    電源回路により駆動される交流駆動電動機を低速回転さ
    せて、エスカレーターを低速運転するエスカレーターの
    低速運転装置において、前記主接触子と前記交流駆動電
    動機との間に平常運転切替端子と低速運転切替端子を具
    えた切替器を接続すると共に、前記安全回路は前記主電
    源回路とは独立して前記交流電源に接続し、低速運転時
    には前記交流電源と前記低速運転切替端子との間に低速
    運転電源回路を接続可能とし、該低速運転電源回路が前
    記交流電源と前記低速運転切替端子との間に接続された
    時は、前記主接触子の投入を禁止する投入禁止回路を動
    作させるようにしたことを特徴とするエスカレーターの
    低速運転装置。
  2. 【請求項2】 平常運転時には投入禁止回路の動作を無
    効にする投入禁止動作無効回路を接続可能としたことを
    特徴とする請求項1記載のエスカレーターの低速運転装
    置。
JP12180095A 1995-05-19 1995-05-19 エスカレーターの低速運転装置 Pending JPH08310777A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980081576A (ko) * 1997-04-23 1998-11-25 가나이쯔도무 승객컨베어

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980081576A (ko) * 1997-04-23 1998-11-25 가나이쯔도무 승객컨베어

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