JPH08310587A - 収納容器および取出用治具 - Google Patents

収納容器および取出用治具

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JPH08310587A
JPH08310587A JP7141238A JP14123895A JPH08310587A JP H08310587 A JPH08310587 A JP H08310587A JP 7141238 A JP7141238 A JP 7141238A JP 14123895 A JP14123895 A JP 14123895A JP H08310587 A JPH08310587 A JP H08310587A
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JP
Japan
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qfp
storage container
semiconductor device
storage
sealing body
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Withdrawn
Application number
JP7141238A
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English (en)
Inventor
Kazuya Tsuboi
和哉 坪井
Masahito Numazaki
雅人 沼崎
Tamaki Wada
環 和田
Usuke Enomoto
宇佑 榎本
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置を安全に収納かつ取り出せる収納
容器を提供する。 【構成】 同一性を有するものが複数枚用意されて互い
に上下に重ね合わされて使用されるQFP・IC用収納
容器10の本体11の下面には、下段の収納容器10の
収納凹部12に収納されたQFP・IC1の樹脂封止体
4の各側面に近接して横移動を規制する位置決め凸部1
6が4個で一組、下向きに突設され、各位置決め凸部1
6の内側側面には下方広がりに傾斜した迎え角面17が
形成されている。収納凹部12の各コーナ部には支持台
13に支持された樹脂封止体4の各コーナ部5を露出さ
せる大きさの貫通孔14がそれぞれ開設されている。 【効果】 QFP・IC収納済み収納容器上に次の収納
容器が重ねられると、下段の収納凹部に収納されたQF
P・ICは上下の収納容器の協働で上下前後左右の遊動
を防止されるため、遊動によるアウタリード曲がりを防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納容器およびその被
収納物品の取り出し技術に関し、特に、表面実装形パッ
ケージを備えている半導体装置を多数個安全に収納する
とともに、安全に取り出す技術に係り、例えば、樹脂封
止形クワッド・フラット・パッケージを備えている半導
体集積回路装置(以下、QFP・ICという。)を収納
するのに利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】QFP・ICを収納する従来の収納容器
として、平板形状に形成された本体の上面にQFP・I
Cの外形と大きめに相似する収納凹部が没設されてお
り、この収納凹部の底面上にQFP・ICの樹脂封止体
を載置して支持する支持台が突設されているトレーがあ
る。このトレーの収納凹部に収納された状態において、
アウタリード群の先端が収納凹部の内周面に近接するた
め、QFP・ICは収納凹部内で横移動を規制された状
態になる。また、このトレーは同一性を有するものが複
数枚用意されて互いに上下に重ね合わされて使用され、
上下に重ね合わされた状態において、下段のトレーの収
納凹部に収納されたQFP・ICは下段トレーの支持台
と上段トレーの下面との間で樹脂封止体の上下移動を規
制された状態になるため、上下を位置決めされた状態に
なる。
【0003】なお、従来のこの種の収納容器を述べてあ
る例として、特開平3−169043号公報、実開昭6
4−53091号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たトレーにおいては、収納凹部に収納されたQFP・I
Cの横移動がアウタリード群の先端に対する収納凹部の
内周面によって規制されているため、樹脂封止体の外径
が同一であってもアウタリード長が異なると、そのアウ
タリード長に対応する内径の収納凹部を有するトレーを
新たに用意する必要があり、トレーの標準化が困難であ
るという問題点がある。
【0005】また、前記したトレーにおいては、QFP
・ICがトレーの収納凹部内で動くのを充分に防止する
ことができないため、運搬時にアウタリードが変形され
るという問題点があった。
【0006】これを解決するために、QFP・ICの樹
脂封止体が載置される支持台の上面外周辺部に上方に突
出する突堤を形成したトレーが提案されている。突堤は
QFP・ICにおける樹脂封止体部分が支持台に載置さ
れた状態において樹脂封止体の下部部分を取り囲むよう
にして近接配置され、QFP・ICの収納凹部内におけ
る横方向の移動を規制するようになっている。
【0007】しかしながら、突堤はQFP・ICにおけ
る樹脂封止体の側面から側方に突出しているアウタリー
ドに干渉するために、その高さを高くすることができな
い。すなわち、樹脂封止体の下側半分の高さしか有する
ことができない。このため、運搬時等において発生する
わずかな震動でQFP・ICが突堤を乗り越えて飛び出
してしまうことがある。この場合、アウタリードに変形
を生じたり、あるいは、自動機でのQFP・ICの取り
出しに不都合が生じたりする。また、トレーを重ねたと
きに、アウタリードに変形を生じさせる場合もある。
【0008】本発明の目的は、半導体装置を安全に収納
することができるとともに、安全に取り出すことがで
き、かつまた、標準化を推進することができる収納容器
および取り出し技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0011】すなわち、同一性を有するものが複数枚用
意されて互いに上下に重ね合わされて使用され、四角形
平盤形状の封止体の側面からアウタリード群が突設され
たパッケージを備えている半導体装置を収納する収納容
器において、平板形状に形成された本体の下面における
収納凹部の各辺の中央部にそれぞれ対応する位置には位
置決め凸部が、下段の収納容器の収納凹部に収納された
半導体装置の封止体の各側面に近接して横移動を規制す
るようにそれぞれ下向きに突設されており、これら位置
決め凸部の封止体の側面に近接する内側面には下方広が
りに傾斜した迎え角面が形成されており、また、収納凹
部の各コーナ部には支持台に支持された封止体の各コー
ナ部を露出させる大きさの貫通孔がそれぞれ開設されて
いることを特徴とする。
【0012】この収納容器の収納凹部に収納された半導
体装置を取り出すのには、次の取出治具を使用すると便
利である。すなわち、この取出治具は、前記貫通孔のそ
れぞれに対応する位置に各位置決め突起が突設されてい
るとともに、各位置決め突起は前記半導体装置の封止体
の各コーナ部に下側からそれぞれ当接して半導体装置を
位置決め保持するように構成されていることを特徴とす
る。
【0013】
【作用】前記した収納容器において、半導体装置は本体
の収納凹部内に封止体が支持台に載置された状態に収納
される。そして、収納凹部に半導体装置が収納された収
納容器の上に同一の収納容器が積み重ねられると、上段
の収納容器における本体下面に突設された位置決め凸部
が下段の収納容器に収納された半導体装置の封止体の側
面に近接した状態になるため、半導体装置は横方向の遊
動を規制された状態になる。また、下段の収納容器の収
納凹部に収納された半導体装置は下段収納容器の支持台
と上段収納容器の下面との間で封止体の上下移動を規制
された状態になる。
【0014】このようにして、半導体装置はそれが収納
された収納凹部を有する下段の収納容器と、その上に重
ねられた上段の収納容器との協働によって全方位につい
て位置規制された状態になるため、運搬中に震動を受け
ても収納凹部内で遊動することはない。したがって、半
導体装置が収納凹部内で遊動することによって発生する
アウタリードの変形不良等の発生は未然に防止すること
ができる。また、半導体装置の横方向の移動は位置決め
凸部の封止体側面に対する規制によって阻止されるた
め、収納凹部の外径の大きさはアウタリード長に制約さ
れずに自由に設定することができる。その結果、収納容
器の標準化を推進することができる。
【0015】ところで、収納凹部に収納された半導体装
置が取り出されるに際して、上段の収納容器が取り除か
れると位置決め凸部の規制が無くなるため、下段の収納
容器に収容された半導体装置は収納凹部内で位置ずれを
起こす可能性がある。半導体装置の位置がずれると、収
納容器から半導体装置を自動的に取り出して所定の場所
に位置合わせして移載する作業が困難になる。
【0016】そこで、前記した収納容器の収納凹部に収
納された半導体装置が取り出されるに際しては、専用の
取出治具を使用することにより、収納凹部内での半導体
装置の位置ずれが修正される。すなわち、半導体装置を
これから取り出そうとする収納容器が前記した取出治具
の上に載置されると、治具の各位置決め突起が収納容器
の各貫通孔を上方にそれぞれ挿通することにより、各位
置決め突起が半導体装置の封止体の各コーナ部に下側か
らそれぞれ当接して半導体装置を位置決め保持するた
め、半導体装置の収納凹部内における位置ずれは自動的
に修正されることになる。このようにして半導体装置の
収納凹部における位置が適正に維持されているならば、
収納容器から半導体装置を自動的に取り出して所定の場
所に位置合わせして移載する作業は容易に、かつ、適正
に実行することができる。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるQFP・IC
用収納容器を示しており、(a)は収納状態の拡大部分
正面断面図、(b)は(a)のb−b線に沿う平面断面
図である。図2はそのQFP・IC用収納容器の全体を
示しており、(a)は一部省略平面図、(b)は一部切
断正面図、(c)は一部省略底面図である。図3は本発
明の一実施例である取出治具の全体を示しており、
(a)は一部省略平面図、(b)は一部切断正面図、
(c)は(a)のc部を示す拡大斜視図である。図4は
その取出治具の作用を説明する図であり、(a)は
(b)のa−a線に沿う正面断面図、(b)は拡大部分
平面図である。
【0018】本実施例において、本発明に係る収納容器
は、樹脂封止形クワッド・フラット・パッケージ(以
下、パッケージという。)2を備えている半導体集積回
路装置(QFP・IC)1を多数個収納するように構成
されている。被収納物品であるQFP・IC1のパッケ
ージ2は、樹脂が用いられてトランスファ成形等の加圧
成形法により正方形の平盤形状に形成されている樹脂封
止体4と、この樹脂封止体4の4つの側面にそれぞれ配
されて外部に突設されて所謂ガル・ウイング形状に屈曲
成形されているアウタリード3群とを備えており、樹脂
封止体4の内部には集積回路を作り込まれた半導体ペレ
ット(図示せず)が樹脂封止されている。そして、半導
体ペレットに作り込まれた集積回路は、半導体ペレット
の電極パッドと各アウタリードに一体的に連設されたイ
ンナリードとの間に橋絡されているボンディングワイヤ
(いずれも図示せず)を介して、各アウタリード3によ
り樹脂封止体4の外部に電気的に引き出されるようにな
っている。
【0019】このQFP・IC用収納容器10は長方形
の平板形状に形成された本体11を備えており、本体1
1は塩化ビニール等の樹脂が用いられて射出成形法や圧
縮成形法、押出成形法等の金型成形法(melt fo
rming)によって一体成形されている。
【0020】本体11の上面には正方形の穴形状に形成
された収納凹部12が複数個、縦横に規則的に整列され
て同一形状にそれぞれ没設されている。本実施例におい
て、収納凹部12の大きさは標準化を推進するために、
複数規格の大きさのQFP・IC1を収納し得るように
大きめに設定されている。すなわち、収納凹部12の正
方形穴形状の内径は、収納しようとするQFP・IC1
の複数規格のうちアウタリード3の先端間外径の最大値
よりも若干大きくなるように設定されている。また、収
納凹部12の深さは収納しようとする複数規格のうちQ
FP・IC1の全高の最大値よりも深くなるように設定
されている。ちなみに、離型の必要上、この収納凹部1
2の立ち上がり側面はその内径が上方に行くに従って次
第に大きくなるようにテーパ形状に形成されている。
【0021】収納凹部12の底面上には略正方形の平盤
形状に形成されている支持台13が、収納凹部12の中
央部において収納凹部12と同心的に配されて垂直方向
上向きに突設されている。支持台13はその外径がQF
P・IC1の樹脂封止体4の外径よりも小さい正方形平
盤形状に形成されているとともに、その高さが樹脂封止
体4が載置された状態においてアウタリード3を収納凹
部12の底面から浮かせることができる一定高さに形成
されている。ちなみに、離型の必要上、この支持台13
の立ち上がり側面はその外径が上方に行くに従って次第
に小さくなるようにテーパ形状に形成されている。
【0022】収納凹部12の4箇所のコーナ部には、支
持台13に支持された樹脂封止体4の各コーナ部5を露
出させるための貫通孔14が垂直方向にそれぞれ開設さ
れている。各貫通孔14は正方形の貫通孔形状に形成さ
れており、収納凹部12の各コーナ部において相似する
ようにそれぞれ配置されている。各貫通孔14の大きさ
は、収納凹部12の中心側(以下、内側とする。)に位
置するコーナ部15が支持台13に支持された樹脂封止
体4のコーナ部5を露出させ得るように設定されてい
る。すなわち、貫通孔14の内側コーナ部15は支持台
13に近接するように位置されている。
【0023】他方、本体11の下面にはQFP・ICの
横移動を規制するための位置決め凸部16が4個、本体
11の上面における収納凹部12の各辺の中央部にそれ
ぞれ対応する位置に配されて垂直方向下向きに突設され
ている。4個の位置決め凸部16は略面が下向き台形の
直方体にそれぞれ形成されており、収納凹部12の中心
に対して回転対称形に配置されている。各位置決め凸部
16の収納凹部12の内側を向く立ち下がり側面には下
方に行くに従って外側に行くように傾斜した迎え角面1
7がそれぞれ形成されており、この迎え角面17は後述
するように下段の収納容器10の収納凹部12に収納さ
れたQFP・IC1の樹脂封止体4の各側面に近接して
横移動を規制し得るように設定されている。本実施例に
おいて、この迎え角面17の最下端の位置は、その位置
と収納凹部12の内周面との距離Sが、収納しようとす
るQFP・IC1の複数規格のアウタリード長Lのうち
の最短値以下になるように設定されている。ちなみに、
離型の必要上、各位置決め凸部16の外側側面は、4個
の位置決め凸部16が構成する外径が下方に行くに従っ
て次第に小さくなるようにテーパ形状に形成されてい
る。
【0024】なお、空の収納容器10やQFP・IC1
が満杯になった実収納容器10は複数枚が上下に積み重
ねられて多段積みされる。このように多段積みされた際
の荷崩れを防止するためや、上下に重ねられた収納容器
10、10同士の位置合わせを確保するために、収納容
器本体11の外周の上下面には互いに嵌合する雄嵌合部
18と雌嵌合部19とがそれぞれ形成されている。
【0025】次に、以上の構成に係るQFP・IC用収
納容器10に収納されたQFP・IC1が取り出される
際に使用される取出治具20の構成を説明する。
【0026】本実施例において、取出治具20は塩化ビ
ニール等の樹脂が用いられて射出成形法や圧縮成形法、
押出成形法等の金型成形法(melt formin
g)によって一体成形されている本体21を備えてお
り、本体21はQFP・IC用収納容器10の本体11
と同一の長方形の平板形状に形成されている。本体21
の上面には4個で一組の位置決め突起22がQFP・I
C用収納容器10における収納凹部12と同数組、各収
納凹部12に対応する場所にそれぞれ配されて垂直方向
上向きに突設されている。4個の位置決め突起22は各
収納凹部12に対応する場所において4個の貫通孔14
に対応する各位置にそれぞれ配されており、各位置決め
突起22は貫通孔14の正方形よりも若干小さい正方形
の角柱形状に形成されている。位置決め突起22の高さ
は収納容器10の位置決め凸部16の下面から支持台1
3の上面までの寸法よりも大きく設定されており、その
上端部には迎え角部23が形成されている。迎え角部2
3は正方形角柱形状の対角線を中心に対称形で対角線が
谷線になる上方広がりの傾斜面に形成されている。すな
わち、4個の位置決め突起22は収納凹部12における
4箇所の貫通孔14を下から挿通した状態において、収
納凹部12の支持台13に載置された樹脂封止体4を各
コーナ部5を迎え角部23で迎え入れつつ持ち上げ得る
ように設定されており、かつ、樹脂封止体4を支持した
状態において、QFP・IC1と収納凹部12とを芯合
わせした状態に位置決め保持し得るように設定されてい
る。
【0027】取出治具20の本体21における外周の上
面には収納容器10の本体11における外周の下面に形
成された雌嵌合部19に嵌合する雄嵌合部24が形成さ
れており、この取出治具20の上に収納容器10が重ね
られた状態において、各組の位置決め突起22と各貫通
孔14との整合を確保し得るようになっている。
【0028】次に、前記構成に係るQFP・IC用収納
容器10および取出治具20の使用方法、並びにその作
用を説明する。
【0029】前記構成に係るQFP・IC用収納容器1
0は使用される際、同一性を有する構成のものが多数枚
製造されて用意される。取付治具20は一枚が、また
は、QFP・IC用収納容器10の複数枚当たり一枚が
適当に用意される。
【0030】この収納容器10にQFP・IC1が収納
される際、QFP・IC1はアウタリード3の開放側先
端を下向きにされた状態、すなわち、このQFP・IC
1についての通常の表面実装状態で、その樹脂封止体4
が支持台13の上に載置されて収納凹部12内に収めら
れる。
【0031】一番目のQFP・IC用収納容器10にお
ける全ての収納凹部12内にQFP・IC1が収納され
た後に、一番目のQFP・IC用収納容器10の本体1
1の上に二番目のQFP・IC用収納容器10の本体1
1が積み重ねられる。このとき、上段の本体11の外周
部における下面に一体的に形成された雌嵌合部19が、
下段の本体11の外周部における上面に形成された雄嵌
合部18に嵌入される。この嵌合によって、上段の収納
容器10と下段の収納容器10とが適正に位置合わせさ
れることになる。
【0032】このようにして、収納凹部12にQFP・
IC1が収納された一番目の収納容器10の上に、二番
目の収納容器10が適正に位置合わせされて積み重ねら
れると、上段の収納容器10における本体11の下面に
突設された4個の位置決め凸部16の迎え角面17が、
下段の収納容器10の凹部12に収納されているQFP
・IC1の樹脂封止体4の外周面に近接して臨む状態に
なる。そして、上段の収納容器10の下面が樹脂封止体
4の上面に近接するため、QFP・IC1は横方向およ
び上下方向の移動を規制された状態になる。
【0033】ここで、上段の収納容器10が下段の収納
容器10に積み重ねられるに際して、下段の収納容器1
0における収納凹部12に収納されたQFP・IC1の
アウタリード3の先端面が収納凹部12の内周面から離
間している場合には、そのQFP・IC1は支持台13
に載置されただけの状態になるため、収納凹部12の中
心に対して水平方向に偏心(位置ずれ)した状態で収納
されている可能性がある。しかし、この下段の収納容器
10におけるQFP・IC1の収納凹部12に対する偏
心は、上段の収納容器10の積み重ねに伴う4個の位置
決め凸部16の迎え角面17によって自動的に修正され
る。すなわち、上段の収納容器10が下段の収納容器1
0に積み重ねられると、上段の収納容器10の下面に突
設された位置決め凸部16の迎え角面17が真下の収納
凹部12に偏心して収納されたQFP・IC1における
樹脂封止体4の側面に接触することによって中心方向に
迎え入れる状態になるため、QFP・IC1の収納凹部
12に対する偏心は自動的に修正される。つまり、下段
の収納容器10に収納されたQFP・IC1は収納凹部
12に芯合わせされた状態で収納されていることにな
る。
【0034】殊に、本実施例に係る迎え角面17はその
最下端の位置と収納凹部12の内周面との距離Sが収納
しようとするQFP・IC1の複数規格のアウタリード
長Lのうちの最短値以下になるように設定されているた
め、アウタリード3の長さが最短の規格のQFP・IC
1が収納凹部12に収納された場合であっても、適正に
芯合わせすることができる。すなわち、アウタリード長
さが最短のQFP・IC1が収納凹部12内で最も偏心
した状態になるのは、四辺のうち一辺のアウタリード3
の先端が収納凹部12の一側面に接した場合であるが、
この場合であっても、S≦L、に設定されていると、そ
の一側面に位置する位置決め凸部16の迎え角面17は
偏心した樹脂封止体4の側面に必ず外側から接触するこ
とができるため、上段の収納容器10の被せ付けに伴っ
て、偏心した樹脂封止体4を収納凹部12の中心方向に
迎え入れる状態になる。
【0035】以上のようにして、上段の収納容器10を
被せられた下段の収納容器10における収納凹部12に
収納されたQFP・IC1は、収納凹部12内において
横方向の移動を樹脂封止体4が位置決め凸部16により
規制されるとともに、上下方向の移動を支持台13およ
び上段の収納容器10の下面により規制された状態にな
るため、その収納状態における内部の遊動を停止される
ことになる。そして、QFP・IC1は収納凹部12の
収納状態において遊動することを規制されるため、アウ
タリード3の曲がり事故や、樹脂封止体4の破損事故の
発生は未然、かつ、確実に防止されることになる。
【0036】ちなみに、多数個のQFP・IC1が保管
されたり輸送されたりする場合には、QFP・IC1が
収納された同一のQFP・IC用収納容器10が多数段
に積み上げられることになる。このように多数段に積み
上げられた中間段の収納容器10は、前述した下段の収
納容器10の役目と上段の収納容器10の役目を同時に
果たすことになる。
【0037】収納されたQFP・IC1を各収納容器1
0から取り出したい場合には、上段の収納容器10の各
収納凹部12からQFP・IC1を順次取り出して行け
ばよい。また、上段の収納容器10を垂直に持ち上げて
下段の収納容器10上から取り外せば、下段の収納容器
10の凹部12からQFP・IC1を取り出すことがで
きる。QFP・IC1を各収納容器10の収納凹部12
からピックアップする際、本実施例においては、パッケ
ージ2が上向きに収納されているため、ピックアップし
易いとともに、各QFP・IC1についての電気的特性
試験や実装作業時等における取り扱いにきわめて便利で
ある。
【0038】ところで、収納凹部12に収納されたQF
P・IC1が取り出されるに際して、上段の収納容器1
0が取り除かれると位置決め凸部16による位置規制が
無くなるため、下段の収納容器10に収容されたQFP
・IC1は収納凹部12内で位置ずれを起こす可能性が
ある。万一、QFP・IC1の位置がずれると、収納容
器10からQFP・IC1を自動的に取り出して、例え
ば、実装基板上における所定の場所に位置合わせして実
装する作業が困難になる。
【0039】そこで、本実施例においては、前記したQ
FP・IC用収納容器10の収納凹部12に収納された
QFP・IC1が取り出されるに際しては、専用の取出
治具20を使用することにより、収納凹部12内でのQ
FP・IC1の不測の位置ずれが修正される。以下、本
発明の一実施例である取出治具によるQFP・ICの取
り出し方法を説明する。
【0040】取出治具20はQFP・ICの自動実装装
置等のローディングステージに上向きに据え付けられ
る。収納したQFP・IC1をこれから取り出そうとす
る収納容器10はローディングステージに据え付けられ
た取出治具20の上に一枚ずつ順次に載置される。この
とき、取出治具20の上面外周部に形成された雄嵌合部
24が収納容器10の下面外周部に形成された雌嵌合部
19に相対的に嵌入されるため、取出治具20と収納容
器10とは適正に位置合わせされる。
【0041】QFP・IC1を収納した収納容器10が
取出治具20の上に位置合わせされた状態で載置される
と、取出治具20の各組における4個の位置決め突起2
2は収納容器10の各収納凹部12における4箇所のコ
ーナ部に開設された各貫通孔14を上方にそれぞれ挿通
する状態になる。各貫通孔14をそれぞれ挿通した4個
の位置決め突起22はQFP・IC1の樹脂封止体4の
4箇所のコーナ部5に下側からそれぞれ当接して樹脂封
止体4を位置決め保持する。このとき、4個の位置決め
突起22の各迎え角部23は樹脂封止体4の各コーナ部
5に対角線外側方向から接触して、その傾斜面に沿って
樹脂封止体4を収納凹部12の中心方向に迎え入れるた
め、QFP・IC1の収納凹部12内における位置ずれ
は自動的に修正されることになる。
【0042】以上のようにして取出治具20を使用する
ことによってQFP・IC1の収納凹部12における位
置を適正に維持させることができるため、自動実装装置
はローディングステージにおいて常に予め設定された位
置からQFP・IC1を払い出すことができる。したが
って、ローディングステージの上に設置されたQFP・
IC用収納容器10からQFP・IC1を自動的に取り
出して実装基板上の所定の場所に位置合わせして実装す
る作業は、簡単な構造および制御機能を有する自動実装
装置によっても適正に実行することができる。
【0043】前記実施例によれば次の効果が得られる。 (1) 同一性を有するものが複数枚用意されて互いに
上下に重ね合わされて使用されるQFP・IC用収納容
器10の本体11の下面に4個で一組の位置決め凸部1
6を、下段の収納容器10の収納凹部12に収納された
QFP・IC1の樹脂封止体4の各側面に近接して横移
動を規制するようにそれぞれ下向きに突設することによ
り、収納凹部12にQFP・IC1が収納された収納容
器10の上に同一の収納容器10が積み重ねられると、
上段の収納容器10の4個の位置決め凸部16が下段の
収納容器10の収納凹部12に収納された樹脂封止体4
の各側面に近接した状態になって横方向の遊動を規制し
た状態になるとともに、下段の収納容器10の収納凹部
12に収納されたQFP・IC1は下段収納容器の支持
台13と上段の収納容器10の下面との間で樹脂封止体
4の上下移動を規制された状態になるため、運搬中に震
動を受けてもQFP・IC1が収納凹部12内で遊動す
るのを防止することができる。
【0044】(2) 前記(1)により、QFP・IC
1が収納凹部12内で遊動することによって発生するア
ウタリード3の変形不良や、樹脂封止体4の割れ欠け等
は未然に防止することができる。
【0045】(3) 前記(1)により、QFP・IC
1の横方向の移動は4個の位置決め凸部16の樹脂封止
体4の各側面に対する規制によって阻止されるため、収
納凹部12の内径の大きさはアウタリード3の長さLに
制約されずに自由に設定することができ、その結果、収
納容器10の標準化を推進することができる。つまり、
位置決め凸部16によって規制される樹脂封止体4の外
径が同一であるQFP・IC1については、アウタリー
ド3の長さLが異なった機種であっても、収納凹部12
の内径を最大のアウタリード3の長さLに対応し得るよ
うに予め設定してにことによって全ての機種を収納する
ことができる。
【0046】(4) 各位置決め凸部16の樹脂封止体
4の側面に近接する内側面に下方広がりに傾斜した迎え
角面17を形成することにより、下段の収納容器10に
おけるQFP・IC1の収納凹部12に対する偏心を上
段の収納容器10の積み重ねに伴う4個の位置決め凸部
16の迎え角面17によって自動的に修正することがで
きるため、QFP・IC1を収納凹部12に常に芯合わ
せされた状態で収納しておくことができる。
【0047】(5) 迎え角面17はその最下端の位置
と収納凹部12の内周面との距離Sが収納しようとする
QFP・IC1の複数規格のアウタリード長Lのうちの
最短値以下になるように設定することにより、アウタリ
ード3の長さが最短の規格のQFP・IC1が収納凹部
12に収納された場合であっても適正に芯合わせするこ
とができるため、前記(3)の収納容器10の標準化を
より一層確実に推進することができる。
【0048】(6) 収納凹部12の各コーナ部に支持
台13に支持された樹脂封止体4の各コーナ部5を露出
させる大きさの貫通孔14をそれぞれ開設することによ
り、取出治具20に突設された各位置決め突起22をそ
れぞれ挿通させることができるため、収納凹部12に収
納されたQFP・IC1を取り出す際に、QFP・IC
1が収納凹部12に対して偏心していた場合であって
も、各位置決め突起22の樹脂封止体4のガイドによっ
て適正に修正させることができる。
【0049】(7) 前記(6)により、収納容器10
に収納されたQFP・IC1を取り出すに際してQFP
・IC1を収納凹部12に常に芯合わせすることができ
るため、収納容器10からQFP・IC1を自動的に取
り出して所定の場所に位置合わせして移載する作業は容
易に、かつ、適正に実行することができる。
【0050】(8) 同一性を有する収納容器を多数枚
製作すればよいため、大量生産に適し、コスト増を抑制
することができるとともに、リサイクルが可能であるた
め、環境にやさしい。また、再使用可能であるため、収
納容器および取出用治具を製作する材料としては比較的
高価な樹脂や、金属を使用することができ、収納容器お
よび取出用治具の耐久性や耐候性を高めることができ
る。
【0051】(9) 取出治具を自動実装装置のローデ
ィングステージ等に対して据え付け自在に構成すること
により、収納容器に対応して専用の取出治具を予め用意
しておいてQFP・ICをプリント配線基板に実装する
ユーザー等に適宜に供給することができるため、ユーザ
ーは自動実装装置を改造せずに本発明に係る収納容器を
使用することができる。
【0052】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0053】例えば、位置決め凸部は正方形枠形状に配
置するに限らず、長方形枠形状に配置してもよく、要
は、被収納物品である半導体装置のパッケージにおける
封止体の側面の少なくとも一部に係合することにより、
その横移動を規制し得る構成であればよい。
【0054】貫通孔は正方形に形成するに限らず、三角
形や六角形等に形成してもよく、要は、収納凹部12内
の支持台13に支持された封止体4のコーナ部5を露出
させ得る構成であればよい。
【0055】収納凹部12は正方形の穴形状に形成する
に限らず、長方形の穴形状に形成してもよく、要は、被
収納物品である半導体装置のパッケージの外形に対応し
て設定すればよい。
【0056】また、支持台は平盤形状に形成するに限ら
ず、複数本の柱形状に形成してもよく、要は、被収納物
品である半導体装置の封止体を凹部の底面から浮かせる
とともに、複数枚の収納容器が積み重ねられた状態にお
いて、上段の収納容器における下端面を下段の収納容器
に収納された被収納物品としての半導体装置の封止体の
上向き面に近接させ得るように構成すればよい。
【0057】取出治具はローディングステージ等に据え
付け自在に構成するに限らず、 ローディングステージ
のベース等に直接的に構成してもよい。
【0058】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である樹脂封
止形QFP・ICに適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、気密封止形QFP・I
Cや、SOP・IC(スモール・アウトライン・パッケ
ージIC)、QFI・IC(クワッド・フラット・I−
リーデッド・パッケージIC)や、QFJ・IC(クワ
ッド・フラット・J−リーデッド・パッケージIC)等
の半導体装置を収納する収納容器全般に適用することが
できる。
【0059】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0060】すなわち、同一性を有するものが複数枚用
意されて互いに上下に重ね合わされて使用されて四角形
平盤形状の封止体の側面からアウタリード群が突設され
たパッケージを備えている半導体装置を収納する収納容
器において、本体の下面における収納凹部の各辺の中央
部にそれぞれ対応する位置に位置決め凸部を、下段の収
納容器の収納凹部に収納された半導体装置の封止体の各
側面に近接して横移動を規制するようにそれぞれ下向き
に突設するとともに、これら位置決め凸部の封止体の側
面に近接する内側面に下方広がりに傾斜した迎え角面を
形成することにより、収納凹部に半導体装置が収納され
た収納容器の上に同一の収納容器が積み重ねられると、
上段の収納容器における本体下面に突設された位置決め
凸部が下段の収納容器に収納された半導体装置の封止体
の側面に近接した状態になるため、半導体装置は横方向
の遊動を規制された状態になり、また、下段の収納容器
の収納凹部に収納された半導体装置は下段収納容器の支
持台と上段収納容器の下面との間で封止体の上下移動を
規制された状態になるため、運搬中に震動を受けても収
納凹部内で半導体装置が遊動するのを防止することがで
き、半導体装置が収納凹部内で遊動することによって発
生するアウタリードの変形不良等は未然に防止すること
ができる。
【0061】また、半導体装置の横方向の移動は位置決
め凸部の封止体側面に対する規制によって阻止されるた
め、収納凹部の外径の大きさはアウタリード長に制約さ
れずに自由に設定することができる。その結果、収納容
器の標準化を推進することができる。
【0062】さらに、収納凹部の各コーナ部に支持台に
支持された封止体の各コーナ部を露出させる大きさの貫
通孔をそれぞれ開設するとともに、収納容器の収納凹部
に収納された半導体装置を取り出すのに使用される取出
治具であって、前記貫通孔のそれぞれに対応する位置に
各位置決め突起が突設されているとともに、各位置決め
突起は前記半導体装置の封止体の各コーナ部に下側から
それぞれ当接して半導体装置を位置決め保持するように
構成されている取出治具を用意することにより、半導体
装置をこれから取り出そうとする収納容器を取出治具の
上に載置させると、治具の各位置決め突起が収納容器の
各貫通孔を上方にそれぞれ挿通することにより、各位置
決め突起が半導体装置の封止体の各コーナ部に下側から
それぞれ当接して半導体装置を位置決め保持するため、
半導体装置の収納凹部内における位置ずれを自動的に修
正させることができる。このようにして半導体装置の収
納凹部における位置が適正に維持されているならば、収
納容器から半導体装置を自動的に取り出して所定の場所
に位置合わせして移載する作業は容易に、かつ、適正に
実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるQFP・IC用収納容
器を示しており、(a)は収納状態の拡大部分正面断面
図、(b)は(a)のb−b線に沿う平面断面図であ
る。
【図2】そのQFP・IC用収納容器の全体を示してお
り、(a)は一部省略平面図、(b)は一部切断正面
図、(c)は一部省略底面図である。
【図3】本発明の一実施例である取出治具の全体を示し
ており、(a)は一部省略平面図、(b)は一部切断正
面図、(c)は(a)のc部を示す拡大斜視図である。
【図4】その取出治具の作用を説明する図であり、
(a)は(b)のa−a線に沿う正面断面図、(b)は
拡大部分平面図である。
【符合の説明】
1…QFP・IC(半導体装置)、2…クワッド・フラ
ット・パッケージ、3…アウタリード、4…樹脂封止体
(封止体)、5…コーナ部、10…QFP・IC用収納
容器、11…本体、12…収納凹部、13…支持台、1
4…貫通孔、15…コーナ部、16…位置決め凸部、1
7…迎え角面、18…雄嵌合部、19…雌嵌合部、20
…取出治具、21…本体、22…位置決め突起、23…
迎え角部、24…雄嵌合部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼崎 雅人 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 和田 環 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 榎本 宇佑 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一性を有するものが複数枚用意されて
    互いに上下に重ね合わされて使用され、四角形平盤形状
    の封止体の側面からアウタリード群が突設されたパッケ
    ージを備えている半導体装置を収納する収納容器であっ
    て、平板形状に形成された本体の上面に前記半導体装置
    の外形と大きめに相似する収納凹部が没設されており、
    この収納凹部の底面上に前記封止体を載置して支持する
    支持台が突設されている収納容器において、 前記本体の下面における前記収納凹部の各辺の中央部に
    それぞれ対応する位置に、下段の収納容器の収納凹部に
    収納された半導体装置の前記封止体の各側面に近接して
    横移動を規制する位置決め凸部がそれぞれ下向きに突設
    されているとともに、各位置決め凸部の封止体の側面に
    近接する内側面には下方広がりに傾斜した迎え角面が形
    成されており、 また、前記収納凹部の各コーナ部には前記支持台に支持
    された封止体の各コーナ部を露出させる大きさの貫通孔
    がそれぞれ開設されていることを特徴とする収納容器。
  2. 【請求項2】 前記迎え角面の最下端の位置は、その位
    置と収納凹部の内周面との距離が、収納しようとする半
    導体装置の複数規格のアウタリード長のうちの最短値以
    下になるように設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載の収納容器。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の収納容
    器の収納凹部から半導体装置を取り出すのに使用される
    取出治具であって、 前記貫通孔のそれぞれに対応する位置に各位置決め突起
    が突設されているとともに、各位置決め突起は前記半導
    体装置の封止体の各コーナ部に下側からそれぞれ当接し
    て半導体装置を位置決め保持するように構成されている
    ことを特徴とする取出治具。
JP7141238A 1995-05-16 1995-05-16 収納容器および取出用治具 Withdrawn JPH08310587A (ja)

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