JPH08310083A - 画像形成装置における複数部印刷方法 - Google Patents

画像形成装置における複数部印刷方法

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JPH08310083A
JPH08310083A JP7121843A JP12184395A JPH08310083A JP H08310083 A JPH08310083 A JP H08310083A JP 7121843 A JP7121843 A JP 7121843A JP 12184395 A JP12184395 A JP 12184395A JP H08310083 A JPH08310083 A JP H08310083A
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JP
Japan
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printing
copies
time
operator
remaining number
Prior art date
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Application number
JP7121843A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Yoshioka
達郎 吉岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙と時間の浪費を防止して作業効率の向上
を計る。 【構成】 ステップ1,2,3でホストマシンから入力
した画像データをビットマップに展開し、処理中にエラ
ーが発生しなければステップ4で指定部数だけ印刷して
ステップ11へ行く。エラーが発生していればステップ
5,6で最初の1枚だけ印刷してビープ音でエラー発生
を報知し、1部印刷ならステップ11へ行く。複数部印
刷であればステップ7で印刷続行か否かのメッセージを
表示し、ステップ8でオペレータの選択指示の入力を待
機する。ステップ9で入力した選択が印刷続行であれば
ステップ10で残り部数を印刷してステップ11へ、否
すなわち中止であればそのままステップ11へ行く。ス
テップ11では印刷済又は印刷中止したビットマップを
クリアしてエンドになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置における
複数部印刷方法に関り、特に同一内容のデータを予め指
定された部数だけ印刷するマルチコピー機能を備えた画
像形成装置における複数部印刷方法に関る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置例えばページプリンタは、
ユーザからの高画質化と高速化の要求に応えるために、
その性能が急速に向上している。しかしながら、高画質
化と高速化の実現には、常に互いに相反する面をもって
いる。
【0003】ページプリンタは、コンピュータ等のホス
トマシンから転送された画像データをそのまま、或いは
文字コードを文字フォントによって変換して、ページバ
ッファ上にビットマップ展開する画像処理を行った後、
そのページバッファ上のビットマップを、プリンタエン
ジンにより印刷して出力する。
【0004】例えば高画質の一要素である高解像度化の
ために画素密度を上げると、原理的には画素密度に比例
して印刷時間が長くなり、画素密度の自乗に比例してペ
ージバッファが大容量化すると共に画像処理に要する時
間が長くなって、高速化の要求に逆行することになる。
従って、印刷速度と画像処理の高速化が平行しながら、
性能の向上が計られて来た。
【0005】さらに総合的に高速で印刷を可能にするた
めに、予め印刷部数を設定して置いて、画像処理により
ページバッファ上に展開したビットマップを保持したま
ま、1ページ分の同一内容のデータを設定された部数だ
け連続的に印刷するマルチコピー機能を備えたページプ
リンタが数多く市販されている。マルチコピー機能によ
って、複数部印刷しても1ページ分の画像処理時間が1
回で済むだけでなく、用紙の間を空けずに連続的な印刷
が可能になり、トータル印刷時間を短縮することが出来
た。
【0006】しかしながら、マルチコピー機能を用いて
印刷を行うと、当然のことながら設定された印刷部数ま
で印刷が進行して了うから、リセットボタンを押す等の
リセット操作を行わない限り、途中で中止することが出
来ない。また、一度リセットすると、印刷していたペー
ジの始めからやり直すか、又は中止したところから再開
するために熟練したオペレータによる複雑な操作が必要
であった。
【0007】原稿が多数のページからなっていても印刷
部数が少なければ、全部印刷終了した後にチェックし
て、エラーが生じたページだけ修正して、印刷し直して
もよいが、印刷部数が多い場合には大量の用紙と時間が
無駄になる。また、修正した時に次ページ以降に行ズレ
等の影響が出る場合は、それが多数ページの原稿の始め
の方であれば、印刷部数が少なくても大量の無駄が生じ
る。
【0008】そのため、本出願人が先に出願したよう
に、試し印刷モード設定手段を設け、試し印刷モードが
設定された時には1ページ毎に最初の1枚だけ印刷して
一時停止し、印刷された最初の1枚を点検したオペレー
タの指示に応じて、オペレータが続行を選択すれば残り
部数の印刷を続行し、中止を選択すれば印刷を中止する
提案があった。
【0009】さらに、試し印刷を実行してからタイマに
設定された時間が経過しても、オペレータによる選択の
指示が入力しなかった時には、残り部数の印刷を続行す
るという提案もあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
提案では、1台のページプリンタを一人のオペレータが
専有している場合は、印刷された最初の1枚の点検が確
実に行われるから問題にならないが、例えばLANのよ
うなネットワークに接続されたページプリンタを複数の
オペレータが共用している場合は、プリンタとオペレー
タの位置が離れた所にあることが多く、さらに自分のジ
ョブがいつ印刷されるか明らかでない。
【0011】したがって、試し印刷モードの自分のジョ
ブが、最初の1枚が印刷されてページプリンタが停止し
ているのに気付かずにいて、他のオペレータに迷惑を及
ぼしたり、設定時間が経過して複数部の印刷が終了し、
試し印刷機能を生かすことが出来なかったという問題が
あった。
【0012】また、仮りにページプリンタが停止してい
るのに気が付いても、選択を指示するための残り時間が
分らないために、印刷された最初の1枚を点検している
間に、残り部数の印刷が始まって了い、画像にエラーが
あっても中止出来なくなるという問題があった。
【0013】さらに、試し印刷モードが設定されなかっ
た時には、画像処理又は印刷処理中に意図する描画にコ
マンドエラー、例えば上余白又は左余白と縮小率の指定
に誤りがあると、データの下端又は右端が印字領域を超
えて印刷されない等のエラーが発生した場合でも、複数
部の意図しない画像が印刷されて了うという問題もあっ
た。
【0014】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、用紙と時間の無駄な浪費を防止して作業効率の
向上を計ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、同一内容のデータを予め指定された部数
だけ印刷するマルチコピー機能を備えた画像形成装置に
おいて、複数部印刷モードでホストマシンから入力した
データの処理中にエラーが発生した場合に、最初の1枚
だけ印刷して残り部数の印刷を続行するか否かをオペレ
ータに選択させるための表示を行い、続行が選択された
時のみ残り部数の印刷を行う複数部印刷方法である。
【0016】上記の複数部印刷方法において、残り部数
の印刷を続行するか否かをオペレータに選択させるため
の表示を行うと共に、タイムアウト時間を表示してその
タイムアウト時間をカウントダウンし、タイムアウト時
間内にオペレータの選択が入力されなかった時には残り
部数の印刷を中止するようにしてもよい。
【0017】あるいは、同一内容のデータを予め指定さ
れた部数だけ印刷するマルチコピー機能を備えた画像形
成装置において、複数部印刷モード時に最初の1枚だけ
印刷して残り部数の印刷を続行するか否かをオペレータ
に選択させるための表示を行うと共に、タイムアウト時
間を表示してそのタイムアウト時間をカウントダウン
し、オペレータが続行しないことを選択した時のみ残り
部数の印刷を中止し、オペレータが続行を選択したか又
はタイムアウト時間内にオペレータの選択が入力されな
かった時には残り部数の印刷を続行する複数部印刷方法
である。
【0018】これらのタイムアウト時間を表示してカウ
ントダウンを行う画像形成装置における複数部印刷方法
において、タイムアウト時間のカウントダウンを音声又
はビープ音によって報知するとさらによい。
【0019】
【作用】上記のようなマルチコピー機能を備えた画像形
成装置における複数部印刷方法によれば、複数部印刷モ
ードで処理中にエラーが発生すると、最初の1枚だけ印
刷して残り部数の印刷を続行するか否かをオペレータに
選択させるための表示を行い、表示によってエラーの発
生を知ったオペレータが、印刷された最初の1枚を見
て、続行を選択した時のみ、残り部数の印刷を行う。
【0020】したがって、試し印刷機能を備えていない
画像形成装置であっても、オペレータはエラーの発生を
知ってその画像が実用上差支えがあるか否かを判定し、
続行するか中止するかを指示出来るから、用紙と時間の
無駄な浪費を防止することが出来る。
【0021】また、残り部数の印刷を続行するか否かを
オペレータに選択させるための表示を行うと共に、タイ
ムアウト時間を表示してカウントダウンし、タイムアウ
ト時間内に、即ち表示がゼロになっても、オペレータの
選択が入力されなかった時には、エラーが発生している
画像の残り部数の印刷を中止する。したがって、オペレ
ータは表示によってエラーの発生を知ると共にタイムア
ウトの残り時間が分るから、急いで選択するか、十分に
点検してから選択出来るかを判断出来る。
【0022】さらに、ネットワークに接続された画像形
成装置で、その停止と選択させるための表示にオペレー
タが気付かなかった場合でも、タイムアウト時間が経過
すれば、残り部数の印刷を中止して次のジョブに移るか
ら、停止による時間の浪費や他のオペレータに迷惑を及
ぼすことを防止出来る。
【0023】あるいは、エラーの有無に関係なく、最初
の1枚だけ印刷して残り部数の印刷を続行するか否かを
オペレータに選択させるための表示を行うと共に、タイ
ムアウト時間を表示してカウントダウンし、オペレータ
が続行を選択したか又はタイムアウト時間内にオペレー
タの選択が入力されなかった時には、残り部数の印刷を
続行する。
【0024】この場合には、エラー発生による場合と異
なり、各ページ毎に必ず複数部の最初の1枚が印刷され
ることが分っているから、オペレータは予め待機してい
ることが多く、選択のための表示と共に表示されるタイ
ムアウトの残り時間を参照しながら、残り部数の印刷を
続行するか否かを選択出来る。
【0025】また、タイムアウト時間を過ぎれば残り部
数の印刷を続行するから、画像形成装置がネットワーク
に接続されていても他のオペレータに迷惑を及ぼさない
のみならず、印刷された最初の1枚を見て直ちに気が付
く著しいエラーがない時には、続行を画像形成装置に任
せて、タイムアウト一杯まで細かいエラーをチェックし
ていることも出来る。
【0026】さらに、これらのタイムアウト時間を表示
してカウントダウンを行う複数部印刷方法において、タ
イムアウト時間のカウントダウンを音声又はビープ音に
よって報知すれば、オペレータが離れていたり最初の1
枚の印刷に気が付かなかった場合でも、すぐに印刷され
た最初の1枚のチェックを開始することが出来る。
【0027】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
具体的に説明する。図2は、この発明の一実施例であり
ページプリンタであるLBP(以下「レーザプリンタ」
という)の内部機構を示す概略構成図である。
【0028】図2に示したレーザプリンタは、上下2段
の給紙カセット10a,10bのいずれか、例えば上段
の給紙カセット10a上の用紙スタック11aから給紙
ローラ12によって用紙11が給送され、その用紙11
はレジストローラ対13によってタイミングをとられた
後、感光体ドラム15の転写位置へ搬送される。
【0029】メインモータ14により矢示方向に回転駆
動される感光体ドラム15は、帯電チャージャ16によ
ってその表面が帯電され、光書込ユニット26からの変
調されたスポットで走査されて表面に静電潜像が形成さ
れる。形成された潜像は、現像ユニット17によってト
ナーを付着され可視像化される。
【0030】トナー像は、レジストローラ対13により
搬送されてきた用紙11上に転写チャージャ18によっ
て転写される。トナー像が転写された用紙11は感光体
ドラム15から分離された後、搬送ベルト19により定
着ユニット20に送られて、加圧ローラ20aによって
定着ローラ20bに圧接され、その圧力と予め加熱され
ている定着ローラ20bの温度とによって定着される。
【0031】定着ユニット20を出た用紙11は、排紙
ローラ21によってプリンタの側面に設けられた排紙ト
レー22へ排出される。一方、感光体ドラム15に残留
しているトナーは、クリーニングユニット23によって
除去され回収される。また、プリンタ内の上方には、コ
ントローラおよびエンジンドライバを搭載したプリント
回路基板24が配置されている。
【0032】図3は、このレーザプリンタの制御系の一
例を示すブロック図である。図3に示したコントローラ
30は、CPU1,プログラムROM31,フォントR
OM32,NVRAM33,RAM34,スピーカ37
と、それぞれプリンタエンジン2,操作パネル35,デ
ィスク36,ホストマシン28に接続されたインタフェ
ースであるエンジンI/F2a,パネルI/F35a,
ディスクI/F36a,ホストI/F28aとにより構
成され、互いにバスラインによって接続されている。
【0033】CPU1は、プログラムROM31に格納
されているプログラムやディスク36に格納され使用時
にRAM34に転送されたプログラムに従って、レーザ
プリンタ全体のシーケンス制御を行うと共に、ホストI
/F28aを介してホストマシン28から入力する画像
データを処理して、RAM34内のビットマップ領域に
ビットマップとして展開する。
【0034】フォントROM32に格納されている文字
フォントは、CPU1が画像データのうちの文字コード
をビットマップに展開するために用いられる。不揮発性
RAMであるNVRAM33は、電源がオフになっても
保存する必要がある主として管理上の諸データを記憶す
る。RAM34は、レーザプリンタがオンである間だけ
必要なデータを一時的に記憶し、その一部は印刷すべき
画像データのビットマップ領域に使用される。
【0035】操作パネル35には、オペレータがホスト
マシン28を介さずにレーザプリンタに指示するための
入力ボタン、例えば印刷された最初の1枚を見て残り部
数の印刷を続行するか否かの選択を指示する続行ボタ
ン,中止ボタンや、レーザプリンタの状態を示す表示ラ
ンプ,続行か中止かの選択待ちを表示するディスプレイ
等が配置されている。
【0036】ディスク36は、拡張文字フォントや拡張
プログラム、あるいは印字データ,ビットマップ等のデ
ータを記憶する大容量のフロッピディスク,ハードディ
スク等の記憶装置である。スピーカ37は、タイムアウ
ト時間のカウントダウンを合成音声やビープ音等によっ
て報知するための装置である。
【0037】ホストマシン28は、パーソナルコンピュ
ータ,ワードプロセッサ,通信装置あるいはイメージス
キャナ(画像入力装置)等からなり、印刷すべき画像デ
ータの出力ソースである。プリンタエンジン2は、図2
に示したレーザプリンタの画像を形成するための本体機
構部である。
【0038】図1は、この発明の第1実施例である複数
部印刷方法のルーチンを示すフロー図であり、データの
処理中にエラーが発生した場合に、1枚だけ印刷して残
り部数の印刷を続行するか否かをオペレータに選択させ
るものである。図1に示した複数部印刷方法のルーチン
がスタートすると、先ずステップ1でホストマシン28
から画像データを入力して、ステップ2でその画像デー
タをRAM34のページバッファ上にビットマップ展開
する。
【0039】ステップ3では画像処理,印刷処理中にエ
ラー、例えば上余白又は左余白と縮小率を指定したの
に、縮小率が足りないために下余白又は右余白がなくな
ったり、画像の下端又は右端がはみ出すようなコマンド
エラー等が発生したか否かを判定して、否であればステ
ップ4に進んで指定された部数を印刷した後、ステップ
11にジャンプして印刷済のビットマップをクリアし、
エンドになる。
【0040】エラーが発生していればステップ5に進ん
で、エラーが発生した画像を最初の1枚だけ印刷すると
共に、その印刷中スピーカ37からビープ音を出力し
て、オペレータにエラー発生を報知する。印刷が終った
用紙を排出したら、ステップ6で複数部印刷モードか否
か、即ち2部以上印刷か1部だけ印刷するのかを判定し
て、否すなわち1部だけ印刷ならばステップ11にジャ
ンプする。
【0041】複数部印刷であればステップ7に進んで、
エラーが発生したので残り部数の印刷を続行するか否す
なわち中止するかのメッセージを操作パネル35に表示
して、一時停止の原因を明らかにし、ステップ8でオペ
レータがいずれを選択したのか指示(通常操作パネル3
5の押ボタンによる)入力を待機する。
【0042】オペレータの指示が入力するとステップ9
に進んで、残り部数印刷続行の指示か否かを判定し、否
すなわち中止であればステップ11にジャンプし、印刷
続行であればステップ10に進んで、残り部数を印刷し
た後、ステップ11に進む。ステップ11では印刷済又
は印刷を中止したビットマップをクリアして、次のペー
ジの処理に備えた後、エンドになる。
【0043】上記の複数部印刷方法の第1実施例によれ
ば、試し印刷機能を備えていないプリンタであっても、
オペレータはエラー発生を知って、形成された画像が実
用上差支えがあるか否かを判定し、続行するか中止にす
るかを、リセットや割り込み等の複雑な命令操作を行う
代りに、押ボタン等によって簡単に指示出来るから、用
紙と時間の無駄を防止することが出来る。
【0044】しかしながら、多数のページからなる多数
部の印刷でトータルの印刷時間が長くなった場合や、プ
リンタがネットワークに接続されているため、何時自分
のジョブが始まるか分らない場合に、エラーが発生して
もオペレータ不在で直ちに選択指示が行われないと、そ
の間プリンタが入力待機状態になっているから、時間の
浪費や他のオペレータに迷惑を及ぼすという問題が生じ
る。
【0045】図4は、この発明の第2実施例である複数
部印刷方法のルーチンを示すフロー図であり、図1に示
した第1実施例にタイムアウト機能を設け、残り時間を
操作パネル35に表示すると共に、音声やビープ音で時
間経過を知らせ、タイムアウト時間が過ぎても選択指示
が入力しなければ、エラーが発生した画像の残り部数の
印刷を中止するものである。なお、第1実施例と同一部
分には同一ステップ番号を付して説明を省略する。
【0046】ステップ6で複数部印刷モードであると判
断されればステップ14に進んで、残りの部数の印刷続
行か否かのメッセージと共に、予め設定されたタイムア
ウト時間を操作パネル35上に表示し、ステップ8に進
んでオペレータによる選択が指示されたか否かを判定
し、指示入力であればステップ9に進み、否であればス
テップ15にジャンプする。
【0047】ステップ15では操作パネル35上に表示
された時間を減算、例えば1秒毎に1を減算して残り時
間を刻々に表示させ、ステップ16でスピーカ37から
ビープ音を発生させて時間経過を報知する。ステップ1
7では、ステップ15における減算によって残り時間が
0になったか否かを判定し、否ならばステップ8に戻
り、0になった即ちタイムアウト時間を過ぎたらステッ
プ11にジャンプする。
【0048】残り時間が0になる前に、ステップ8でオ
ペレータによる選択指示が入力すればステップ9に進
み、それ以降の入力された指示が続行か否かを判定する
等のルーチンは第1実施例と同様である。
【0049】この第2実施例によれば、最初の1枚を印
刷した後、印刷続行か否かのメッセージと共にタイムア
ウト時間が表示され、そのタイムアウト時間が刻々に減
算されて残り時間を表示すると共にビープ音で報知する
から、オペレータが離れていたり、最初の1枚を印刷し
て一時停止したことに気が付かなかった場合でも、すぐ
に印刷された最初の一枚のチェックを開始することが出
来る。
【0050】さらに、タイムアウト時間が経過してもオ
ペレータの指示が入力しなかった場合は、残り部数の印
刷を中止して次のジョブに移るから、時間の浪費や他の
オペレータに迷惑を及ぼすことがない。
【0051】図5は、この発明の第3実施例である複数
部印刷方法のルーチンを示すフロー図であり、選択的に
設定可能な試し印刷機能を備えたプリンタに、タイムア
ウト機能を設けて、残り時間を表示すると共にその残り
時間を人工合成音声等の音声で報知するか、ビープ音で
時間経過を報知し、タイムアウト時間が過ぎても選択指
示が入力しなければ、残り部数の印刷を続行するもので
ある。
【0052】図5に示した複数部印刷方法のルーチンが
スタートすると、始めのステップ20及びステップ21
はそれぞれ第1実施例(図1)のステップ1及びステッ
プ2と同一であるから説明を省略する。ステップ22で
は試し印刷モードが設定されているか否かを判定し、否
であればステップ23及びステップ30で指定部数印刷
及びビットマップクリアを行うことも、第1実施例のス
テップ4及びステップ11と同一である。
【0053】ステップ22で試し印刷モードが設定され
ていると判定すると、ステップ24に進んで最初の1枚
だけ印刷してステップ25に進むが、試し印刷モードの
時には各ページ毎に1枚印刷して停止し、1部印刷の時
に試し印刷モードを設定するのは無意味であるから、第
1実施例のステップ5のようにビープ音を発生させる必
要がなく、ステップ6の複数部印刷モードの判定は不要
である。
【0054】ステップ25では、第2実施例(図4)の
ステップ14と同様に、残り部数の印刷続行か否かのメ
ッセージと共に、予め設定されたタイムアウト時間を操
作パネル35上に表示し、ステップ26に進んで表示さ
れている残り時間を人工合成音声等の音声によって報知
するか、又はビープ音で時間の経過を報知してステップ
27に進む。
【0055】ステップ27ではオペレータによる選択が
指示されたか否かを判定し、否であればステップ31に
ジャンプし、指示が入力していればステップ28に進ん
で指示が印刷続行か否かを判定するが、ステップ28以
降のステップ29,ステップ30は、それぞれ第1又は
第2実施例のステップ9,ステップ10,ステップ11
と同一であるから説明を省略する。
【0056】ステップ31にジャンプすると、第2実施
例のステップ15と同様に、操作パネル35上に表示さ
れた時間を減算して残り時間を刻々に表示させ、ステッ
プ32で残り時間が0になったか否かを判定して、否な
らばステップ26に戻り、0になったらステップ29に
ジャンプして残り部数を印刷する。
【0057】この第3実施例によれば、各ページ毎に複
数部の最初の1枚が印刷されると、オペレータは表示さ
れているタイムアウトの残り時間や、音声により報知さ
れる残り時間を参照したり、ビープ音によって時間の経
過を確認しながら、残り部数の印刷を続行するか中止す
るかを選択することが出来る。
【0058】また、タイムアウト時間を過ぎれば残り部
数の印刷を続行するから、オペレータが試し印刷に気付
かずにいても、徒に指示入力を待機して時間を浪費した
り、ネットワークで接続された他のオペレータに迷惑を
及ぼす恐れがない。また、印刷された最初の1枚に大き
なエラーがなければ、タイムアウト一杯まで細かいエラ
ーをチェックすることも出来る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による画
像形成装置における複数部印刷方法によれば、用紙と時
間の無駄な浪費を防止して、作業効率を向上させること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である複数部印刷方法の
ルーチンを示すフロー図である。
【図2】この発明の一実施例であるレーザプリンタの内
部機構を示す構成図である。
【図3】図2に示したレーザプリンタの制御系の一例を
示すブロック図である。
【図4】この発明の第2実施例である複数部印刷方法の
ルーチンを示すフロー図である。
【図5】この発明の第3実施例である複数部印刷方法の
ルーチンを示すフロー図である。
【符号の説明】
1:CPU 2:プリンタエンジン 28:ホストマシン 30:コントローラ 34:RAM 35:操作パネル(選択させるための表示とタイムアウ ト時間を表示する手段,選択を指示する手段) 37:スピーカ(音声又はビープ音を出力する手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 G06F 3/12 K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一内容のデータを予め指定された部数
    だけ印刷するマルチコピー機能を備えた画像形成装置に
    おいて、 複数部印刷モードでホストマシンから入力したデータの
    処理中にエラーが発生した場合に、最初の1枚だけ印刷
    して、残り部数の印刷を続行するか否かをオペレータに
    選択させるための表示を行い、続行が選択された時のみ
    残り部数の印刷を行うことを特徴とする複数部印刷方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置における複
    数部印刷方法において、 前記残り部数の印刷を続行するか否かをオペレータに選
    択させるための表示を行うと共に、タイムアウト時間を
    表示してそのタイムアウト時間をカウントダウンし、タ
    イムアウト時間内にオペレータの選択が入力されなかっ
    た時には残り部数の印刷を中止することを特徴とする複
    数部印刷方法。
  3. 【請求項3】 同一内容のデータを予め指定された部数
    だけ印刷するマルチコピー機能を備えた画像形成装置に
    おいて、 複数部印刷モード時に最初の1枚だけ印刷して残り部数
    の印刷を続行するか否かをオペレータに選択させるため
    の表示を行うと共に、タイムアウト時間を表示してその
    タイムアウト時間をカウントダウンし、オペレータが続
    行しないことを選択した時のみ残り部数の印刷を中止
    し、オペレータが続行を選択したか又はタイムアウト時
    間内にオペレータの選択が入力されなかった時には残り
    部数の印刷を続行することを特徴とする複数部印刷方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の画像形成装置にお
    ける複数部印刷方法において、 前記タイムアウト時間のカウントダウンを音声又はビー
    プ音によって報知することを特徴とする複数部印刷方
    法。
JP7121843A 1995-05-19 1995-05-19 画像形成装置における複数部印刷方法 Pending JPH08310083A (ja)

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JP7121843A JPH08310083A (ja) 1995-05-19 1995-05-19 画像形成装置における複数部印刷方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1139119A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Sharp Corp 画像形成装置
KR100296591B1 (ko) * 1999-04-09 2001-07-12 윤종용 오류가 발생한 데이터를 검출하여 출력을 제어하는 방법
JP2006088355A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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