JPH0983743A - 複写プリンタ装置 - Google Patents

複写プリンタ装置

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JPH0983743A
JPH0983743A JP7232154A JP23215495A JPH0983743A JP H0983743 A JPH0983743 A JP H0983743A JP 7232154 A JP7232154 A JP 7232154A JP 23215495 A JP23215495 A JP 23215495A JP H0983743 A JPH0983743 A JP H0983743A
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章 北村
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正徳 長嶋
Chukei Sugita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントと複写を選択して行うことのできる
複写プリンタ装置でプリント優先モードが選択されてい
る場合、複写を行おうとするオペレータに複写が可能に
なるまでの時間を推察可能にさせる。 【解決手段】 複写プリンタ装置でプリントモードに設
定されている場合には、このモードを保持する期間とし
てのプリント保護時間の現在までの残り時間を表示部4
1の一番上の領域42に表示するようにしている。複写
を行おうとする者は、これを見て複写までの時間を推察
することができる。プリント保護時間内に新たなプリン
ト要求があった場合には、そのプリントジョブが終了し
た後にプリント保護時間が再設定されて、待ち時間が新
しく開始しその内容がこの領域42に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装置内の読取手段に
よって読み取られた画像情報の複写と外部から入力され
る画像情報の印刷を選択的に行うことのできる複写プリ
ンタ装置に係わり、特に複写機能とプリント機能の切り
替えの際の便宜を図った複写プリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ある種の複写機では、画像を1次元イメ
ージセンサによって読み取ってレーザプリンタ等のプリ
ント手段で複写を行う一方、コンピュータ等の外部機器
から画像情報を入力する端子を備えており、外部から入
力された画像情報も同様にプリントアウトすることがで
きるようになっている。図面の複写を行う大型の複写装
置についても同様であり、例えばCAD(Computer Aid
ed Design )を使用して作成したディジタル的な図面デ
ータをこの複写装置の印字部で印字し、大型図面の出力
を可能にすることが提案されている。
【0003】特開昭55−28007号公報では、複写
動作中に回線を介してプリント要求があった場合に、1
ページの複写動作が終了した段階で複写機能を禁止状態
に設定し、その後、直ちにプリント要求に基づいたプリ
ント動作を開始させるようにした技術が開示されてい
る。この技術では、このプリント作業が終了すると複写
機能の禁止状態が解除され、オペレータからの複写要求
の操作が待機される状態となる。
【0004】一方、実公昭5−35638号公報では、
複写要求があった場合に、プリント機能に基づく作動を
禁止すると共に、複写動作が終了してから所定時間が経
過した後にプリント機能に基づいた作動の禁止状態を解
除するようにした技術が開示されている。また、特開平
7−38685号公報では、操作部のキー操作がプリン
トを指示するもので、かつ複写動作が休止中であればす
ぐにプリント機能を実行するようにした技術を開示して
いる。更に、特開昭55−28007号公報では、プリ
ント要求があると現在実行している複写動作の切れ目、
すなわちページの終了で複写を禁止してプリントアウト
を実施し、このプリントアウトが終了した時点で複写を
可能にするような技術を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにオフライン
的に装置内部で複写を行う複写機能と、オンライン的に
装置外部から画像情報を取り入れてそのプリントを行う
プリント機能を併せ持った複写プリンタ装置では、複写
とプリントを1つの装置で行うことができる点で省スペ
ース化やコストダウンを図ることができるものの、両機
能をうまく切り替えて使用しなければならないという制
限がある。そこで従来のこのような複写プリンタ装置で
は、複写機能かプリント機能のいずれかを優先させるよ
うにしている。
【0006】このうち複写機能を優先させる場合には、
いつプリント作業が可能になるかは比較的簡単に判別す
ることができる。これは、複写プリンタ装置で複写作業
を行う場合、通常の複写機と同様に未処理の原稿がどの
程度存在するかは一目瞭然だからである。コンピュータ
等の外部機器がこの複写プリンタ装置にあまり距離を置
かずに接続されていれば、その操作者はこれを容易に判
別可能である。また、コンピュータ等の外部機器側で
は、画像情報の出力を待機する状態に設定しておけば、
特に操作者を必要とすることなく画像情報の送出が可能
なので、操作者が複写作業の終了するまで外部機器側に
張り付いて、以後の画像情報の送信操作のために待機し
ているという必要もない。
【0007】ところが、プリント機能を優先させた場合
には幾つかの問題が発生する。プリント機能が実行され
ている場合、プリントのための画像情報がどれだけ存在
するかは原稿のように複写プリンタ装置本体側で直接確
認することができない。したがって、複写を行おうとす
るオペレータは複写プリンタ装置がプリント動作中の場
合に、コンピュータ等の外部機器側に出向いて所定の操
作を行わない限り、プリントのための画像情報の残量を
予測あるいは把握することができない。また、オペレー
タが外部機器側に出向いてその操作を行うことは必ずし
も可能なことではなく、場合によっては画像情報の出力
の安全性を確保するために禁止されなければならない。
【0008】次に、プリント機能が優先されていて複写
プリンタ装置がプリント用紙を排出して静止状態に移行
した場合でも、これによってプリント動作が終了したと
直ちに判別することはできない。すなわち、この状態に
移行したことを確認して複写作業のために複写プリンタ
装置の前にオペレータが待機しても、この静止期間が次
のページのプリントアウトのためのイメージ形成あるい
は画像情報転送のための期間であることがあるからであ
る。
【0009】以上のような理由で、複写プリンタ装置が
プリント機能を優先させた場合(以下、これをプリント
優先モードという。)、複写作業を行おうとするオペレ
ータは装置の前で待機していても、いつ複写が可能とな
るかの判別を行うことができなかった。また、プリント
優先モードでは、プリントの要求が存在しない状態で複
写の要求があれば複写を行うことができるが、複写が行
われていない状態で新たなプリント要求があれば再び複
写作業への移行を禁止するようにしている。したがっ
て、複写が可能な状態になったことを知らされて複写プ
リンタ装置の設置されている場所に出向いても、この時
点で新たなプリント要求が外部機器から到来していれ
ば、オペレータは複写作業を行うことができない。そこ
で複写作業のオペレータは、プリント優先モードの下で
は複写が可能な状態になるのを機械の前で待つしかな
く、事務作業の効率を害するばかりでなく、オペレータ
に精神的な苦痛を与えることになった。
【0010】そこで本発明の目的は、プリントと複写を
選択して行うことのできる複写プリンタ装置でプリント
優先モードが選択されている場合、複写を行おうとする
オペレータに複写が可能になるまでの時間を推察させる
ことのできる複写プリンタ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)装置内部の所定の情報源から画像情報を読み
取る読取手段と、(ロ)外部機器から画像情報を入力す
る画像情報入力手段と、(ハ)これらの画像情報のいず
れかを入力して印字する印字手段と、(ニ)外部機器か
ら入力される画像情報を印字するためのプリントモード
から読取手段で読み取られた画像情報を印字手段で印字
する複写モードへ移行するモード移行手段と、(ホ)こ
のモード移行手段によってプリントモードから複写モー
ドへ移行するまでの時間または移行する時刻を逐次算出
する移行時間情報算出手段と、(ヘ)この移行時間情報
算出手段によって算出される移行時間情報を表示する移
行時間情報表示手段とを複写プリンタ装置に具備させ
る。
【0012】すなわち請求項1記載の発明は、読取手段
で装置内部の所定の情報源から画像情報を読み取り印字
手段でこれを印字する(複写する)複写機能と、ホスト
コンピュータ等の外部機器から画像情報を入力して印字
手段で印字する(プリントあるいはプロットする)プリ
ント機能を有する複写プリンタ装置に関するもので、こ
の装置はプリントを行うプリントモードから複写を行う
複写モードに移行するモード移行手段を備えている。そ
して、プリントモードから複写モードへ移行するまでの
必要な時間または移行する時刻は、移行時間情報として
表示するようにしており、複写を行おうとするオペレー
タは複写が可能になるまでの時間をこれによって推察す
ることができる。
【0013】請求項2記載の発明では、(イ)装置内部
の所定の情報源から画像情報を読み取る読取手段と、
(ロ)外部機器から画像情報を入力する画像情報入力手
段と、(ハ)これらの画像情報のいずれかを入力して印
字する印字手段と、(ニ)外部機器から入力される画像
情報を印字するためのプリントモードから読取手段で読
み取られた画像情報を印字手段で印字する複写モードへ
移行するモード移行手段と、(ホ)外部機器から受信し
た画像情報によるプリントが終了してから次に到来する
画像情報をプリントモードを維持したまま待機する最大
時間としてのプリント保護時間を設定するプリント保護
時間設定手段と、(ヘ)このプリント保護時間設定手段
によって設定されたプリント保護時間の経過状況を表示
するプリント保護時間経過状況表示手段とを複写プリン
タ装置に具備させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明も、読取手段
で装置内部の所定の情報源から画像情報を読み取り印字
手段でこれを印字する(複写する)複写機能と、ホスト
コンピュータ等の外部機器から画像情報を入力して印字
手段で印字する(プリントあるいはプロットする)プリ
ント機能を有する複写プリンタ装置に関するもので、こ
の装置はプリントを行うプリントモードから複写を行う
複写モードに移行するモード移行手段を備えている。そ
して、プリントモードで画像情報がページごとに中断し
たような場合にも途中で複写モードに切り替わることな
くプリントが続行できるようにプリントモードから複写
モードへの移行に際しては、プリントモードを所定の時
間だけ保持するプリント保護時間を設定することができ
るようにしている。プリント保護時間経過状況表示手段
は、この設定されたプリント保護時間がどのように経過
しているかを表示する。これにより、複写を行おうとす
るオペレータは複写が可能になるまでの時間をこれによ
って推察することができる。
【0015】請求項3記載の発明では、(イ)装置内部
の所定の情報源から画像情報を読み取る読取手段と、
(ロ)外部機器から画像情報を入力する画像情報入力手
段と、(ハ)これらの画像情報のいずれかを入力して印
字する印字手段と、(ニ)外部機器から入力される画像
情報を印字するためのプリントモードから読取手段で読
み取られた画像情報を印字手段で印字する複写モードへ
移行するモード移行手段と、(ホ)外部機器から受信し
た画像情報によるプリントが終了してから次に到来する
画像情報をプリントモードを維持したまま待機する最大
時間としてのプリント保護時間を設定するプリント保護
時間設定手段と、(ヘ)このプリント保護時間設定手段
によって設定されたプリント保護時間の残り時間または
残りがゼロになる時刻を待ち時間として表示する待ち時
間表示手段と、(ト)プリント保護時間の残りが存在す
る期間内に外部機器から新たな画像情報が受信されたと
きその新たな画像情報についてのプリント終了時点から
プリント保護時間設定手段によって既に設定されたプリ
ント保護時間を再設定して待ち時間の表示動作を再開さ
せる待ち時間表示動作再開手段とを複写プリンタ装置に
具備させる。
【0016】すなわち請求項3記載の発明でも、読取手
段で装置内部の所定の情報源から画像情報を読み取り印
字手段でこれを印字する(複写する)複写機能と、ホス
トコンピュータ等の外部機器から画像情報を入力して印
字手段で印字する(プリントあるいはプロットする)プ
リント機能を有する複写プリンタ装置に関するもので、
この装置はプリントを行うプリントモードから複写を行
う複写モードに移行するモード移行手段を備えている。
そして、プリントモードで画像情報がページごとに中断
したような場合にも途中で複写モードに切り替わること
なくプリントが続行できるようにプリントモードから複
写モードへの移行に際しては、プリントモードを所定の
時間だけ保持するプリント保護時間を設定することがで
きるようにしている。待ち時間表示手段は、プリント保
護時間設定手段によって設定されたプリント保護時間の
残り時間または残りがゼロになる時刻を待ち時間として
表示する。このようにして複写を行おうとする者はそれ
までの待ち時間を把握することができるが、このプリン
ト保護時間内に外部機器から新たな画像情報が到来した
場合には、これがまず処理されてから更に再度プリント
保護時間を設定し直すことになる。そこで、待ち時間表
示動作再開手段が設けられており、プリント保護時間の
残りが存在する期間内に外部機器から新たな画像情報が
受信されたときにはその新たな画像情報についてのプリ
ント終了時点からプリント保護時間設定手段によって既
に設定されたプリント保護時間を再設定して待ち時間の
表示動作を再開させるようにしている。複写をとろうと
するオペレータは、これによりプリント保護期間内に新
たなプリント要求があった場合にも、待ち時間の変化を
把握することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】
【実施例】以下発明の実施の形態を一実施例を基にして
詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例における複写プリ
ンタ装置の概要を表わしたものである。この複写プリン
タ装置は、大型図面をプリントアウトするための装置で
あり、画像形成と形成された画像のプリントアウトを行
う画像形成部11と、画像の読み取りおよび処理を行う
画像読取処理部12と、この画像読取処理部12と通信
ケーブル13を介して1対1で接続されたホストコンピ
ュータ部14とから構成されている。
【0020】このうち画像形成部11は、記録用紙の給
紙を行う給紙装置16と、ここから送られてきた用紙に
対してレーザビームを使用して印字を行う印字部17と
によって構成されている。また、印字された用紙を折り
込む紙折り装置10を接続する事もできる。印字された
用紙18は画像形成部11の上部へと排出されるように
なっている。画像読取処理部12は、何らかの手段で作
成された比較的大型のシート状の原稿(図示せず)を読
み取る読取部19と、画像の読み取りやその他の処理を
行うための操作パネル21を備えている。操作パネル2
1には、CRTや液晶ディスプレイ等のディスプレイが
付属しており、必要な情報が表示されるようになってい
る。また、この画像読取処理部12の内部には、CPU
(中央処理装置)が配置されている他、システムメモ
リ、画像記憶メモリ等のメモリが備えられている。ま
た、画像読取処理部12には外部機器との接続を行うた
めの外部機器インターフェース回路が組み込まれてお
り、通信ケーブル13の一端が接続されている。画像読
取処理部12にはチャネル接続のための通信ケーブル1
3の他に、イーサネット等のLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)を構成するケーブルが接続されていてもよ
い。
【0021】この通信ケーブル13の他端に接続された
ホストコンピュータ部14は、パーソナルコンピュータ
あるいはワークステーション等のホストコンピュータ2
3と、CRTディスプレイ24、キーボード25および
ポインティング・デバイスとしてのマウス26から構成
されている。ホストコンピュータ23には、各種図面を
作成するためのプログラムが組み込まれており、キーボ
ード25およびマウス26を使用しながらCRTディス
プレイ24上に所望の図面が作成される。これらの図面
はホストコンピュータ23内部の磁気ディスク等の記憶
装置に格納され、必要に応じてそのビットマップメモリ
に展開される。そして、通信ケーブル13を介して画像
読取処理部12に送られることになる。
【0022】図2は、この複写プリンタ装置の全体的な
回路構成を表わしたものである。すでに説明したように
画像読取処理部12はシステム全体の制御を行うための
CPU31を備えている。CPU31はデータバス等の
バス32を介して各部と接続されており、各種制御を行
うようになっている。このうちシステムメモリ34は、
このシステムの制御に必要な各種プログラムを格納した
メモリである。作業用メモリ35は、各種制御に一時的
に必要とされるデータを格納するメモリである。不揮発
性メモリ36は、例えばRAMを電池によってバックア
ップした構成となっており、装置の電源を遮断した状態
で保持する必要のあるデータを格納するようになってい
る。画像記憶メモリ37は、印字用に画像を展開するた
めに使用するメモリである。
【0023】内部機器インターフェース部38は、各種
内部機器とバス32を接続するための1または複数のイ
ンターフェース回路で構成されている。ここには前記し
た読取部19、操作パネル21、給紙装置16および印
字部17が接続されている。外部機器インターフェース
部39は本実施例ではホストコンピュータ23を接続し
ている。本実施例ではSCSI(Small Computer Syste
m Interface )を使用している。タイマ回路40はカウ
ンタ回路からなるタイマである。この回路はソフトウェ
アによっても実現することができる。
【0024】このような構成の複写プリンタ装置では、
画像読取処理部12に配置された操作パネル21上の図
示しない電源ボタンを押すと、システムに電源が投入さ
れる。これと共に、各部に電源が供給され、これと共に
画像形成部11の図示しない定着装置のヒータの加熱が
開始され、ウォームアップが行われる。ウォームアップ
が終了すると、画像のプリントアウトが可能な状態とな
る。システムは初期的に複写モードに設定されており、
この状態で複写機能を実行できる状態となる。すなわ
ち、オペレータが読取部19に図示しない原稿をセット
してその読み取りを開始させると、読み取られた画像デ
ータは所定の処理が行われた後に画像記憶メモリ37に
蓄積される。また、原稿のサイズや縮倍率から求められ
たサイズの用紙が給紙装置16から送り出されて印字部
17に送られる。
【0025】印字部17は図示しないが典型的なレーザ
プリンタとしての構成を有しており、チャージコロトロ
ンによって一様に帯電した感光体ドラムにレーザビーム
を照射して画像に対応した静電潜像を形成する。この静
電潜像は現像装置のトナーで現像され、トナー像が作成
される。トナー像はトランスファコロトロンと呼ばれる
転写器によって用紙に転写される。トナー像の転写され
た用紙は前記した定着装置で定着される。そして、図1
に示したように用紙18は画像形成部11の上部に配置
された排紙トレイから排出されることになる。
【0026】図3は、この複写プリンタ装置における複
写モードからプリントモードへの切り替え制御の様子を
表わしたものである。定着装置が定着温度に到達して画
像形成部11がプリントアウトできる状態(レディ)に
なると(ステップS101;Y)、CPU31(図2)
は複写プリンタ装置を複写モードに設定すると共に操作
パネル21に「複写できます。」という表示を行う(ス
テップS102)。これ以後、オペレータは図面等の原
稿を読取部19にセットして、その読み取りを行わせ、
その画像をプリントアウトすることができる。CPU3
1はこのような複写機能による原稿の複写動作が開始す
るか否かを監視している(ステップS103)。そし
て、複写動作が開始することなく時間T1 が経過したと
きには(ステップS104;Y)、複写モードからプリ
ントモードにモード変更を行う(ステップS105)。
【0027】これに対して、時間T1 が経過する前にオ
ペレータが原稿の読み取りを開始させる等によって複写
作業が開始したら(ステップS103;Y)、印字部1
7による一連の複写機能によるプリントアウトが終了す
る時点で(ステップS106;Y)、再びステップS1
03に戻って次の複写動作の開始を監視する。このよう
にして何らの複写動作も行われることなく時間T1 が経
過したら(ステップS104;Y)、前記したようにプ
リントモードへのモード変更が行われる。なお、時間T
1 は例えば30秒に設定される。30秒は比較的短い時
間なので、本実施例のシステムでは複写モードからプリ
ントモードに変更するためのマニュアル操作用のボタン
は設けられていない。
【0028】図4は、操作パネルの表示内容の一例とし
てプリントモードにおける表示例を示したものである。
図1に示した画像読取処理部12の操作パネル21の表
示部41は、タッチパネルで構成されており、ここには
各種の情報が表示されるようになっている。一番上の領
域42には、装置の状態が表示される。この例では、
「プリントできます。複写する場合には〔複写モード〕
ボタンを押してください」という文字が表示されてい
る。この状態は装置の待機状態であり、図1に示したホ
ストコンピュータ部14から画像情報を転送させてプリ
ントを行うこともできるし、図1に示した読取部19を
操作して原稿の複写を行うこともできる。ただし、複写
を行うには「複写モード」に設定する必要がある。この
ときには、表示部41の右下部に配置されている複写モ
ードボタン43を押して複写モードへの変更を要求する
ことが必要である。この要求があると、複写予約状態と
なり、所定の条件のもとで複写モードに移行することに
なる。
【0029】なお、プリントモードでプリントが実行中
の場合には、「プリント中です。複写する場合には〔複
写モード〕ボタンを押してください」という文字が表示
される。これについては後に詳しく説明する。。
【0030】表示部41の上から2番目の領域44に
は、装置が現在設定されているモードが表示される。こ
こではプリントモードに設定されていることを表わして
いる。2番目の領域44の下の枠45内には、設定され
ているモードを視覚的に識別させるためのアイコン(絵
文字)46が表示される。ここでは、プリントモード用
のアイコンが示されている。枠45の右側の一番上の領
域47には、蓄積されているプリントジョブ数(ここで
は6件)が表示される。〔複写モード〕ボタンが押され
て複写予約状態となっても、少なくとも、これら蓄積さ
れているプリントジョブが実行されるまで複写モードに
移行することはできない。
【0031】表示部41のその下にはプリントモードに
おいて紙折りのローカル設定状況が表示される。ここで
「折り種類」が「ファン」とはファンフォールド紙のよ
うに蛇腹折りすることを意味する。なお、表示部41は
設定されているモードの内容等によってその表示内容が
異なる。これについては、他の場合について必要に応じ
て後に説明する。
【0032】図5は、本実施例の複写プリンタ装置がプ
リントモードに設定されているときのホストコンピュー
タからのジョブ受け付けの制御内容を表わしたものであ
る。本実施例の複写プリンタ装置では、プリントが行わ
れるプリントモードで更に2つのモードのいずれかに設
定されるようになっている。1つは複写優先モードであ
る。この複写優先モードでは、プリントモードでプリン
トが終了したら直ちに複写モードに移行する。もう1つ
は、プリント優先モードである。プリント優先モードで
は、プリントが終了し、その時点でホストコンピュータ
23から次のプリント要求のための画像情報が送られて
こない場合であっても、所定の保護時間が経過するまで
プリントモードを保持するようにしている。すなわち、
その保護期間内にホストコンピュータ23からプリント
のための画像情報が送られてくれば、継続してプリント
モードが保持され、その間はプリント動作のみが可能と
なる。
【0033】このように保護期間を設定しているのは、
例えば画像の展開に時間を要する線画が多く含まれてい
るページで、全体的なビットマップデータの展開に時間
を要することによる。1ページ分の画像情報の展開に時
間を要すると、先のページの画像情報が送信されてから
次のページの画像情報の送信までに画像情報の全然送信
されない空白時間がある程度の時間にわたって発生する
可能性がある。そこで、これらの時間よりも若干長い時
間を保護期間に設定することで、各ページの画像情報を
連続して送信してプリントアウトさせることができるよ
うにすると共に、展開途中の画像情報がある場合にはそ
の展開が完了し転送が行われるまでプリントモードを保
つことによって、画像情報の個々の展開作業を無駄にさ
せないようにしている。
【0034】図2に示したCPU31は、ホストコンピ
ュータ23(図1)からプリント要求が行われているか
どうかをチェックする(ステップS201)。プリント
要求が行われている場合には(Y)、現在設定されてい
るモードが複写優先モードでるかどうかをチェックする
(ステップS202)。複写優先モードでない場合
(N)、すなわちプリント優先モードの場合にはこのプ
リント要求を受け付ける(ステップS203)。そし
て、タイマ回路40(図2)の一部を構成する保護タイ
マの計時を中止させると共に、前のプリントジョブの終
了から新たなプリントジョブの受け付けまでに要したジ
ョブ間隔の測定を指示する(ステップS204)。この
ジョブ間隔は、保護時間を自動的に設定する際のデータ
として使用することができる。
【0035】一方、プリント要求があったときのプリン
トモードが複写優先モードであれば(Y)、複写予約状
態であるかどうかのチェックが行われる(ステップS2
05)。前記したようにプリントモードの状態で複写モ
ードボタン43が押されてすでに複写が要求されていれ
ば(Y)、ホストコンピュータ23からのプリント受け
付けは禁止される(ステップS206)。現在までに受
信したデータについてのプリントがすべて行われた時点
で複写モードに切り替えて、複写動作への移行をできる
だけ早くするためである。
【0036】これに対して、複写優先モードに設定され
ていても現時点で複写が要求されていない状態ではプリ
ント受け付けを行う(ステップS207)。そして、ス
テップS204に進んで前記したと同様の作業を行うこ
とになる。
【0037】図6は、プリント優先モードでの各種の制
御の様子を表わしたものである。このうち同図(a)
は、複写要求が生じない状態を表わしている。時刻t2
にプリントジョブが終了したとすると、このときから時
間T2 の間、プリント保護時間が設定される。時刻t4
にこのプリント保護時間が終了してもこの図(a)では
複写要求が発生しないので、システムは依然としてプリ
ント受け付けが可能である。
【0038】これに対して、同図(b)は時刻t2 より
も前のプリントジョブの実行中に複写要求が発生した場
合を扱っている。プリント優先モードなので、時刻t2
に現在のプリントジョブが終了した後も、プリント保護
時間T2 が経過するまではプリントモードに保たれ、プ
リントジョブの受け付けが可能な状態に保持される。そ
して、この期間にプリントジョブが発生しない場合にの
み、複写モードに移行する。したがって、時刻t4 以前
に他のプリントジョブが発生すれば、複写モードへの移
行は、このプリントジョブが実行され、更に新たなプリ
ント保護時間T 2 が経過した後となる。
【0039】同図(c)は、プリント保護時間中の時刻
3 に複写要求が発生した場合を扱っている。この場合
にもプリント保護時間T2 中はプリントジョブの受け付
けが可能であり、時刻t4 から複写モードに移行するこ
とになる。
【0040】図7は、複写優先モードでの各種の制御の
様子を表わしたものである。このうち同図(a)は、複
写要求が生じない状態を表わしている。時刻t2 にプリ
ントジョブが終了しても複写要求が発生しないので、複
写プリンタ装置は依然としてプリント受け付けが可能で
ある。
【0041】同図(b)は時刻t2 よりも早い時刻t1
に複写要求が発生した場合を扱っている。複写が優先さ
れるモードなので、その時刻t1 まではプリントの受け
付けが可能であるが、これ以後は受け付けが禁止される
(ステップS206参照)。そして、時刻t2 にプリン
トジョブが終了した時点で複写モードにモード切り替え
が行われることになる。
【0042】同図(c)は時刻t2 にプリントジョブが
終了した後の時刻t3 に複写要求が発生した場合を扱っ
ている。この場合には、その時点でプリントの受け付け
が禁止され、直ちに複写モードに移行することになる。
【0043】図8は、プリントモードから複写モードへ
の遷移の流れを示したものである。複写モードからプリ
ントモードに移行すると(ステップS301;Y)、現
在設定されているモードが複写優先モードであるかどう
かのチェックが行われる(ステップS302)。複写優
先モードであれば(Y)、プリントジョブが終了したら
直ちに複写モードに移行できるように保護時間T2
“0”に設定され(ステップS303)、ステップS3
04に進む。複写優先モードではない場合、すなわちプ
リント優先モードの場合には(ステップS302;
N)、保護時間T2 を短縮する必要がないので直ちにス
テップS304に進む。
【0044】ステップS304では複写予約状態である
かどうかの判別が行われる。複写予約状態であれれば
(Y)、プリントジョブが終了した後に計時を開始する
保護タイマの値が保護時間T2 以上になっているかどう
かのチェックが行われる(ステップS305)。なって
いれば(Y)、複写モードへ移行することになる(ステ
ップS306)。保護タイマの値が保護時間T2 未満で
あれば(N)、後に詳しく説明する待ち時間表示の内容
を更新して(ステップS307)、ステップS302に
制御が戻り、最終的に保護タイマの値が保護時間T2
なった時点で複写モードへ移行する(ステップS30
6)。
【0045】これに対して、ステップS304で複写予
約状態となっていない場合には(N)、複写要求がある
まで待機する(ステップS308;N)。複写要求があ
ったら(Y)、保護タイマの現在の値TX が保護時間T
2 以上となっているかどうかを判別し(ステップS30
9)、なっていなければ(N)、複写予約へ遷移する
(ステップS310)。この場合には、複写が可能にな
るまでの待ち時間を表示する(ステップS311)。こ
れに対して、値TX が保護時間T2 以上になっていれば
(ステップS309;Y)、複写モードに遷移すること
になる(ステップS312)。
【0046】図9は、プリントモードで優先モードを設
定する際の表示部の表示内容を表わしたものである。プ
リントモードでは、プリント優先モードと複写優先モー
ドのいずれかを選択することはすでに説明した。表示部
41の一番上の領域51には、この設定が行われる状態
で「仕様設定」の文字が表示される。また、枠52内の
一番上の領域53には「優先モード」という文字と「設
定取消し」および「設定終了」の2つのボタン54、5
5が表示される。これらの指示によって、上位階層の画
面に戻すことができる。
【0047】領域53の下の左端近傍には4つのボタン
56〜59が表示されている。このうち「複写優先」ボ
タン56は、複写優先モードを選択するためのボタンで
ある。その下の「プリント優先−設定値」ボタン57
は、プリント優先モードの指定を行うためのボタンであ
る。このボタン57が押された場合には、プリント保護
時間T2 を表示した合計6つのボタン61〜66から1
つを選択することができる。この例では、30秒から1
0分までの時間から所望の時間をプリント保護時間T2
に選択することが可能である。これら6つのボタン61
〜66の上の領域68には、プリント優先と複写優先の
うちの選択されたモードについての機能が文章で表示さ
れる。
【0048】図9に示した例では複写優先モードに選択
された文章が表示されている。このように複写優先モー
ドでは、現在受け付けているプリントが終了してから直
ちに複写モードに切り替わるので、その時点に表示部4
1の表示内容も複写画面に切り替えられることになる。
なお、プリント優先モードに設定されている場合には、
表示部41のこの領域68に例えば「プリント終了後、
一定時間プリント待機した後に、コピー画面に切り替え
ます。待機時間を選択してください。」という文章が表
示される。ここでコピー画面とは複写モードの画面をい
う。
【0049】図10は本実施例におけるプリント保護時
間の制御の様子を表わしたものである。図1に示した画
像形成部11がホストコンピュータ23から送られてき
たプリントデータによるプリントを終了させると(ステ
ップS401;Y)、現在のプリントモードがプリント
優先モードであるかどうかのチェックが行われる(ステ
ップS402)。プリント優先モードであれば(Y)、
保護タイマの計時動作を“0”から開始させるための指
示が行われる(ステップS403)。これに対して複写
優先モードでは(ステップS402;N)、保護タイマ
のカウント開始が指示されずに処理が終了する(エン
ド)。これは、保護タイマの計時が“0”の状態で直ち
に複写モードにモード変更が行われることによる。
【0050】図11は、保護タイマによるプリント保護
時間T2 のカウント制御の様子を表わしたものである。
CPU31はプリント要求が到来したかどうかをチェッ
クし(ステップS501)、到来していなければ
(N)、保護タイマのカウントについて中止の指示が出
ているかどうかをチェックする(ステップS502)。
出ている場合には(Y)、そのカウント値をクリアする
(ステップS503)。これに対して、保護タイマのカ
ウントの指示がでている場合には(ステップS504;
Y)、現在のカウント値を“1”だけカウントアップす
る(ステップS505)。そして、保護タイマのカウン
ト値がプリント保護時間T2 に相当する値に到達したら
(ステップS506;Y)、処理を終了する(エン
ド)。到達していない場合には(N)、再びステップS
501に戻って処理が行われる。
【0051】このようにして保護タイマによるプリント
保護時間T2 のカウントアップが行われるが、その途中
でプリント要求が発生する場合がある(ステップS50
1;Y)。この場合には次に説明する待機中表示を中止
して、表示部41にはプリント中である旨の表示が行わ
れる(ステップS507)。この表示は図4に示した表
示内容と基本的に同一であるが、一番上の領域42の装
置の状態を示す箇所には、「プリントできます」という
文章の代わりに、「プリント中です」という文章が表示
される。また、「受け付けジョブ数」は“0”ではなく
なり、受け付けられたジョブの内容も表示されることに
なる。受け付けられたプリントジョブがすべて終了する
まで表示部41にはこのようなプリント中の表示が行わ
れることになる(ステップS508)。
【0052】このようにして新たに追加されたプリント
ジョブがすべて終了すると(ステップS508;Y)、
図9で説明した待機時間の選択値が再度設定される。そ
して、その内容が待ち時間として表示されることになる
(ステップS509)。これと共に、保護タイマがクリ
アされ(ステップS503)、プリント保護時間T2
カウントアップが再度ゼロから開始することになる。す
なわち、プリント保護時間T2 は図9で選択した時間ま
で順にカウントアップされていく(ステップS505)
が、途中で新たなプリント要求が発生すると(ステップ
S501;Y)、そのプリントが実行された後に再度、
プリント保護時間T2 がゼロからカウントアップされる
ことになる。
【0053】図12は、図8のステップS307および
S311で説明した待ち時間表示の一例を表わしたもの
である。表示部41の2番目の領域44には「プリント
モード」という文字が表示されており、ホストコンピュ
ータ23から送られてきたプリントデータ(画像情報)
によるプリントが行われるモードであることが示されて
いる。一番上の領域42には、10分後にコピー画面に
切り替わって複写が可能になることが文章で表示されて
いる。これが待ち時間表示である。
【0054】図13は、図12の表示からしばらく経過
した段階での表示部の表示内容を示したものである。表
示部41には、9分後にコピー画面に切り替わる旨の表
示が行われている。複写を行おうとする者は、待ち時間
表示を見て何分後に複写ができるかを知ることができ
る。ただし、待ち時間が順調に短くなっていくのは、受
け付けジョブ件数が“0”件の状態で最後まで固定され
ている場合であり、この保護時間T2 の間にプリントの
要求があれば、これらのプリントが終了した後に再び保
護時間T2 が最初から進行することは前記した通りであ
る。
【0055】以上説明した実施例では、複写が可能にな
るまでの待ち時間を分単位で表示したが、分ならびに秒
単位で表示することも可能である。また、現在時刻を表
示し、併せて複写が可能になる予定時刻を表示するよう
にしてもよい。現在時刻は必ずしも表示しなくてもよい
が、複写を行おうとする者の所持している時計との間で
時間が狂っているかどうかを確認する上で表示を行うメ
リットがある。
【0056】更に実施例では複写が可能になるまでの残
り時間を待ち時間として表示したが、プリント保護時間
の経過時間を表示したり、プリント保護時間と実際の経
過時間あるいは残りの時間を分母と分子の関係で表示す
ることも可能である。
【0057】また、実施例では待ち時間の表示をディス
プレイで数字を用いて行ったが、絵文字や時計の図形を
用いて表示を行う等のように他の手段を用いて視覚的に
行うことも可能である。また、装置によっては音声等の
他の表示手段を単独で使用したり、これと視覚的な表示
手段を併用するようにしてもよい。例えば待ち時間が少
なくなってきたときや、プリント保護時間内に新たなプ
リント要求があったような場合には、注意を喚起するた
めに音声や警告音を表示するようにしてもよい。視覚的
な表示の場合でも、このような場合には表示のための色
や文字あるいは図形の大きさを変化させるようにしても
よいことはもちろんである。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、プリントモードから複写モードへ移行するま
での必要な時間または移行する時刻を移行時間情報とし
て表示するようにしているので、複写を行おうとするオ
ペレータは複写が可能になるまでの時間をこれによって
推察することができ、複写までの時間が十分ある場合に
は他の作業を行うことができるので、事務を効率的に行
うことができる。
【0059】また、請求項2記載の発明によれば複写プ
リンタ装置にプリント保護時間の概念を導入し、プリン
ト保護時間経過状況表示手段がプリント保護時間の経過
を表示するようにしたので、複写を行おうとするオペレ
ータは複写までの状況を把握することができそれに応じ
て事務を効率的に実行することができる他、プリント保
護時間の設定内容の適否についても判断し、プリントモ
ードを実行する際のプリント保護時間の設定についての
助言を行うことで複写プリンタ装置全体の運用を円滑か
つ効率的に行わせることができる。
【0060】更に請求項3記載の発明によれば、プリン
ト保護時間を設定すると共に、待ち時間表示手段は、プ
リント保護時間設定手段によって設定されたプリント保
護時間の残り時間または残りがゼロになる時刻を待ち時
間として表示するようにしている。したがって、複写を
行おうとする者はそれまでの待ち時間を把握することが
できる。またプリント保護時間内に外部機器から新たな
画像情報が到来した場合には、待ち時間表示動作再開手
段が設けられているので、プリント保護時間の残りが存
在する期間内に外部機器から新たな画像情報が受信され
たときにはその新たな画像情報についてのプリント終了
時点からプリント保護時間設定手段によって既に設定さ
れたプリント保護時間を再設定して待ち時間の表示動作
を再開させることができ、複写を行おうとするオペレー
タは、待ち時間の増加側の変化に対してもこれを正確に
把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における複写プリンタ装置
を概要を表わした外観図である。
【図2】 この複写プリンタ装置の全体的な回路構成を
表わしたブロック図である。
【図3】 この複写プリンタ装置における複写モードか
らプリントモードへの切り替え制御の様子を表わした流
れ図である。
【図4】 本実施例のプリントモードにおける操作パネ
ルの表示内容の一例を示した平面図である。
【図5】 本実施例の複写プリンタ装置がプリントモー
ドに設定されているときのホストコンピュータからのジ
ョブ受け付けの制御を表わした流れ図である。
【図6】 本実施例のプリント優先モードでの各種の制
御の様子を表わしたタイミング図である。
【図7】 本実施例の複写優先モードでの各種の制御の
様子を表わしたタイミング図である。
【図8】 プリントモードから複写モードへの遷移の流
れを示した流れ図である。
【図9】 プリントモードで優先モードを設定する際の
表示部の表示内容を表わした平面図である。
【図10】 本実施例におけるプリント保護時間の制御
の様子を表わした流れ図である。
【図11】 本実施例の保護タイマによるプリント保護
時間T2 のカウント制御の様子を表わした流れ図であ
る。
【図12】 プリント優先モードにおける表示部の表示
内容の一例を表わした平面図である。
【図13】 図12の表示からしばらく経過した段階で
の表示部の表示内容を示した平面図である。
【符号の説明】
11…画像形成部、12…画像読取処理部、14…ホス
トコンピュータ部、17…印字部、19…読取部、21
…操作パネル、23…ホストコンピュータ、31…CP
U、34…システムメモリ、35…作業用メモリ、36
…不揮発性メモリ、40…タイマ回路、41…表示部、
42…(待ち時間を表示する)領域、61〜66…(保
護時間を各種設定した)ボタン、T2 …プリント保護時

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内部の所定の情報源から画像情報を
    読み取る読取手段と、 外部機器から画像情報を入力する画像情報入力手段と、 これらの画像情報のいずれかを入力して印字する印字手
    段と、 前記外部機器から入力される画像情報を印字するための
    プリントモードから前記読取手段で読み取られた画像情
    報を印字手段で印字する複写モードへ移行するモード移
    行手段と、 このモード移行手段によってプリントモードから複写モ
    ードへ移行するまでの時間または移行する時刻を逐次算
    出する移行時間情報算出手段と、 この移行時間情報算出手段によって算出される移行時間
    情報を表示する移行時間情報表示手段とを具備すること
    を特徴とする複写プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 装置内部の所定の情報源から画像情報を
    読み取る読取手段と、 外部機器から画像情報を入力する画像情報入力手段と、 これらの画像情報のいずれかを入力して印字する印字手
    段と、 前記外部機器から入力される画像情報を印字するための
    プリントモードから前記読取手段で読み取られた画像情
    報を印字手段で印字する複写モードへ移行するモード移
    行手段と、 前記外部機器から受信した画像情報によるプリントが終
    了してから次に到来する画像情報をプリントモードを維
    持したまま待機する最大時間としてのプリント保護時間
    を設定するプリント保護時間設定手段と、 このプリント保護時間設定手段によって設定されたプリ
    ント保護時間の経過状況を表示するプリント保護時間経
    過状況表示手段とを具備することを特徴とする複写プリ
    ンタ装置。
  3. 【請求項3】 装置内部の所定の情報源から画像情報を
    読み取る読取手段と、 外部機器から画像情報を入力する画像情報入力手段と、 これらの画像情報のいずれかを入力して印字する印字手
    段と、 前記外部機器から入力される画像情報を印字するための
    プリントモードから前記読取手段で読み取られた画像情
    報を印字手段で印字する複写モードへ移行するモード移
    行手段と、 前記外部機器から受信した画像情報によるプリントが終
    了してから次に到来する画像情報をプリントモードを維
    持したまま待機する最大時間としてのプリント保護時間
    を設定するプリント保護時間設定手段と、 このプリント保護時間設定手段によって設定されたプリ
    ント保護時間の残り時間または残りがゼロになる時刻を
    待ち時間として表示する待ち時間表示手段と、 プリント保護時間の残りが存在する期間内に前記外部機
    器から新たな画像情報が受信されたときその新たな画像
    情報についてのプリント終了時点から前記プリント保護
    時間設定手段によって既に設定されたプリント保護時間
    を再設定して前記待ち時間の表示動作を再開させる待ち
    時間表示動作再開手段とを具備することを特徴とする複
    写プリンタ装置。
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