JPH0830882B2 - 銀塩拡散転写による画像形成方法 - Google Patents

銀塩拡散転写による画像形成方法

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JPH0830882B2
JPH0830882B2 JP63201769A JP20176988A JPH0830882B2 JP H0830882 B2 JPH0830882 B2 JP H0830882B2 JP 63201769 A JP63201769 A JP 63201769A JP 20176988 A JP20176988 A JP 20176988A JP H0830882 B2 JPH0830882 B2 JP H0830882B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、銀塩拡散転写による画像形成方法並びにそ
こで使用するフイルムユニツトに関するものである。
(従来の技術) ハロゲン化銀等の銀塩を使用する拡散転写による画像
形成方法は周知である。該方法を具体的に説明すると、
例えば画像露光された感光性ハロゲン化銀乳剤を現像
剤、ハロゲン化銀溶剤およびフイルム形成剤(増粘剤)
を含むアルカリ水溶液で処理して、露光されたハロゲン
化銀粒子を現像剤により銀に還元し、残された未露光の
ハロゲン化銀粒子をハロゲン化銀溶剤により転写性の銀
錯塩とし、この銀錯塩を前記乳剤層と重ね合わされた銀
沈殿剤含有層(受像層)へインビビジヨンにより拡散・
転写させ、そこで銀錯塩を銀沈殿剤の助けを借りて現像
剤で還元して銀像を得ることからなる。
この方法を実施するに際しては、例えば通常支持体上
に感光性ハロゲン化銀乳剤層を設けた感光要素、支持体
上に銀沈殿剤を含有する受像層を設けた受像要素および
現像剤、ハロゲン化銀溶剤やフイルム形成剤を含む活性
アルカリ水溶液よりなる処理要素を組合せてなるフイル
ムユニツトが使用される。
先ず感光要素の乳剤層を画像露光したのち、該乳剤層
と受像要素の受像層とが対向するように感光要素を重ね
合わせつつ、その間に処理要素の粘性アルカリ水溶液が
展開されるように一対のローラーの間を通す。そして、
所定の時間放置したのちに受像要素を感光要素から剥離
すると、受像層に所望の画像が形成されたプリントを得
ることができる。
(発明が解決しようとする問題点) 銀塩拡散転写法では、画像のあし階調を硬くする方法
として ハロゲン化銀乳剤の粒子サイズ分布を小さくする ハロゲン化銀溶剤に溶けにくいハロゲン化銀乳剤
(AgI含量の多い乳剤、粒子サイズの大きい乳剤など)
を用いる 現像主薬の活性を上げる(添加量を増やす、還元力
の高い現像主薬を用いるなど) 物理現像抑制剤を用いる などが挙げられるが、それぞれに欠点がある。すなわ
ち、 では技術的な難易度が高い、 では転写が遅れたり、粒状性が悪くなる、 では色調が赤味になつたり、生保存性がわるくなる では最高濃度が下がつたり、転写が遅れる このように銀塩拡散転写法では、画像の最高濃度を下げ
ないなどの悪影響を与えないでかつ簡単に、あし階調を
硬くすることがむずかしかつた。
さらに、銀塩拡散転写法では、画像の色調は極めて重
要である。それを漆黒調にすることが好ましいが、実用
されている色調はまだ不十分である。従来はメルカプト
化合物を色調剤として使用する方法がよく知られてい
る。例えば、メルカプトテトラゾール誘導体、チオ尿素
誘導体、メルカプトトリアゾール誘導体、メルカプトチ
アジアゾール誘導体などがよく知られた色調剤である。
(発明の目的) 本発明の目的は銀塩拡散転写による新規画像形成方法
を提供することにある。
本発明の他の目的は、画像の最高濃度を下げないなど
の悪影響を与えないで、あし階調を硬くする方法を提供
することにある。
さらに本発明の他の目的は、画像の色調を漆黒調に変
える方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記の目的は 画像露光された感光性ハロゲン化銀乳剤層を含む感光
要素をハロゲン化銀溶剤の存在下で、アルカリ処理組成
物を用いて現像して、該乳剤層の未露光ハロゲン化銀の
少なくとも一部を転写性銀錯塩とし、該錯塩の少なくと
も一部を銀沈殿剤含有受像層へ転写して該受像層に画像
を形成させることを含む銀塩拡散転写による画像形成方
法において、 該ハロゲン化銀乳剤はヨウ化銀を少なくとも1モル%
含有し、 かつ、 処理組成物にヒドロキシルアミン現像剤と水溶性ヨウ
化物を含有させることにより達成することができた。
通常の現像法では、かぶり防止剤や現像抑制剤として
現像液にヨウ化物を使用することは公知である。
例えば、L.F.A.MASON著THE FOCAL PRESS刊“PHOTOGRA
PHIC PROCESSING CHEMISTRY"に記載されている。
また銀塩拡散転写法でも、処理組成物にヨウ化物を使
用することは公知である。
例えば、米国特許3,432,298号では塩臭化銀乳剤にお
いて、安定剤としてヨウ化物を用いている。西独特許出
願(OLS)1,801,330号ではヨウ化物をアクチベーターに
含有させて色調剤の1−フエニル−5−メルカプトテト
ラゾールと組合せて転写を遅らせないことが特開昭58−
18,628号では直接ポジ用乳剤に利用すると転写を速め、
かつ得られた銀像の金属光沢を無くすことができること
の記載がある。
ところが、本発明のように通常のネガ用乳剤を用い
て、現像剤としてヒドロキシルアミン化合物を含有した
処理組成物にヨウ化物を加えると、驚いたことに最高濃
度を下げないであし階調を硬くすることができた。さら
に、従来の色調剤と共存させると驚くべきことに色調が
漆黒調になつた。この効果は従来の銀塩拡散転写法では
全く予想できないものであることが理解できよう。
またヨウ化カリウムに類似する臭化カリウムを用いる
と、あし階調は硬くならないで最高濃度が下がつたり、
転写が遅れたりするのでヨウ化物が特異的に作用してい
ると考えられる。
あし階調を硬くする水溶性ヨウ化物とは、ヨウ化ナト
リウム、ヨウ化カリウムやヨウ化セシウムなどのアルカ
リ金属ヨウ化物や窒素、りんを含む四級塩ヨウ化物が挙
げられるが、ヨウ化ナトリウムやヨウ化カリウムが好ま
しい。
使用量は1×10-6〜1×10-2モル/Lが好ましいが、特
に、1×10-5〜1×10-3モル/Lが好ましい。さらに1×
10-4〜1×10-3が好ましい。
また水溶性ヨウ化物を用いると副次的な効果として色
調が好ましい漆黒調になる。この効果は色調剤の作用を
助長する結果と推定している。
本発明において、色調剤として、特に、米国特許3236
642に記載のテトラヒドロピリミジンチオン化合物、特
開昭59−195236に記載のメルカプトトリアゾール化合
物、特開昭61−241749、特開昭61−241750や特開昭61−
241751に記載の水溶性メルカプト化合物や特願昭62−76
587に記載のフエニルメルカプトイミダゾール化合物な
どを用いると、あし階調が硬くなる効果が大きい。その
中でもテトラヒドロピリミジンチオン、3−メルカプト
−4,5−ジメチルトリアゾール、3−(5−メルカプト
テトラゾリル)スルホン酸ナトリウムや1−フエニルメ
ルカプトイミダゾールにおいて効果が大きい。
ヒドロキシアミン現像剤としては下記一般式で表され
る化合物が好ましい。これらの化合物は、例えば、米国
特許3287125および同3293034に記載されている。
ここで、少なくとも1つのR1とR2はアルコキシアルあ
るいはアルコキシアルコキシアルキル基であり、もう一
方のR1とR2はアルキル基、アルコキシアルキル基、アル
コキシアルコキシアルキル基あるいはアルケニル基であ
る。それらの基の炭素数は1から4である。
ヒドロキシアミン現像剤の使用量は処理組成物100g当
たり0.1g〜40g含有させることが好ましく、1〜20gが最
も好ましい。
本発明における受像要素は、銀沈殿剤を含有する受像
層を担持する支持体、例えば、バライタ紙、三酢酸セル
ロースあるいはポリエステル化合物上に塗布される。こ
のような受像要素は、好ましくは、銀沈殿剤を分散させ
た適当なセルロースエステル、例えば二酢酸セルロース
の被覆用溶液で、必要により、下塗りした支持体を被覆
することにより作ることができる。得られたセルロース
エステルの層をアルカリ加水分解させて、セルロースエ
ステルの深度方向の少なくとも一部分をセルロースに変
える。特に有用な具体例において、銀沈殿層および/あ
るいは下にある加水分解を受けなかつた下層のセルロー
スエステル、例えば二酢酸セルロースを含有するセルロ
ースエステル層の加水分解を受けなかつた部分は、銀転
写像の色調、安定性あるいは他の写真性能を改良するの
に適している1種あるいはそれ以上のメルカプト化合物
を含んでいる。このようなメルカプト化合物はインビビ
シヨン中に、これが最初に置かれた位置から拡散して利
用される。この型の受像要素は米国特許3,607,269号に
記載されている。
該メルカプト化合物として特開昭49−120634、特公昭
56−44418、英国特許1276961、特公昭56−21140、特開
昭59−231537、特開昭60−122939に記載されている化合
物が好ましい。
銀沈殿剤の具体例としては重金属、例えば鉄、鉛、亜
鉛、ニツケル、カドミウム、錫、クロム、銅、コバル
ト、特に貴金属、例えば金、銀、白金およびパラジウム
がある。他の有用な銀沈殿剤は重金属や貴金属の硫化物
およびセレン化物、特に水銀、銅、アルミニウム、亜
鉛、カドミウム、コバルト、ニツケル、銀、鉛、アンチ
モン、ビスマス、セリウム、マグネシウム、金、白金お
よびパラジウムの硫化物および鉛、亜鉛、アンチモンお
よびニツケルのセレン化物を挙げることができる。特
に、金、白金、パラジウムかそれらの硫化物が好まし
い。
また該未ケン化層(タイミング層)と支持体との間に
中和用酸性ポリマー層(アルカリ中和層)を設けること
が好ましい。
本発明に用いるアルカリ中和層には例えば特公昭48−
33697に記載の重合体酸などが用いられる。好ましい重
合体酸としては無水マレイン酸共重合体例えばスチレン
−無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテル−無
水マレイン酸共重合体、エチル−無水マレイン酸共重合
体など、(メタ)アクリル酸(共)重合体例えば、アク
リル酸−アルキルアクリレート共重合体、アクリル酸−
アルキルメタアクリレート共重合体、メタアクリル酸−
アルキルアクリレート共重合体、メタアクリル酸−アル
キルメタアクリレート共重合体などが挙げられる。
この他にポリスチレンスルホン酸、ベンズアルデヒド
スルホン酸とポリビニルアルコールとのアセタール化物
のようなスルホン酸基を含むポリマーも有用である。
また中和層にタイミング層で用いられるメルカプト化
合物を含んでいても良い。また膜物理性改良の目的でこ
れらの重合体酸と加水分解可能なアルカリ非浸透性ポリ
マー(特に前記のセルロースエステルが好ましい)また
はアルカリ浸透性ポリマーを混合しても良い。
また受像シートには、画像保存性を良化するための画
像安定化層を有することが好ましく、この安定化剤とし
てカチオン高分子電解質が好ましく、特に特開昭59−16
66940、米国特許3958995、特開昭55−142339、同54−12
6027、同54−155835、同53−30328、同54−92274に記載
されている水分散ラテツクスや米国特許2548564、同314
8061、同3756814に記載のポリビニルピリジニウム塩や
米国特許3709690に記載の水溶性四級アンモニウム塩ポ
リマーや米国特許3898088に記載の水不溶性四級アンモ
ニウム塩ポリマーがカチオン高分子電解質として好まし
い。
また、画像安定化層のバインダーとして、酢酸セルロ
ースが好ましく、特に酢化度が40〜49%の二酢酸セルロ
ースが好ましい。この画像安定化層は前述の中和層とタ
イミング層の間に設けることが好ましい。
また、タイミング層には、長期保存したときにセルロ
ースエステルの変化によつてタイミング時間が長くなる
ことを防いだり、タイミング時間を短縮したりする目的
のために、酸ポリマー(例えば、メチルビニルエーテル
と無水マレイン酸の共重合体やメチルビニルエーテルと
無水マレイン酸ハーフエステルの共重合体)を含ませる
ことができる。
さらに、タイミング層や中和層には、光がシートの断
面方向から内部まで侵入すること(ライトパイピング)
を防ぐ目的で、白色顔料(例えば、二酸化チタン、二酸
化珪素、カオリン、二酸化亜鉛、硫酸バリウム)を含ま
せることができる。
また、受像層とタイミング層との間に中間層を設ける
こともある。中間層として好ましいものは、アラビアゴ
ム、ポリビニルアルコール、ポロアクリルアミドなどの
親水性ポリマーを使用することができる。
また、受像層の表面には、処理液展開後の剥離時に処
理液が受像層の表面に付着するのを防止するために、剥
離層を設けることが好ましい。このような剥離層として
好ましいものは、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセル
ロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポ
リアクリルアミド、アルギン酸ソーダの他に、米国特許
3772024、同3820999および英国特許1360653に記載され
ているものを挙げることができる。
遮光の方法として、支持体の紙の中に遮光剤(例え
ば、カーボンブラツクや有機黒色顔料)を含ませる方法
や、支持体の裏面に上記遮光剤によつて黒くなつた裏面
を白くするために白色顔料(例えば、二酸化チタン、二
酸化珪素、カオリン、二酸化亜鉛や硫酸バリウム)を塗
布することが好ましい。
また、カールや脆性を良くする目的で、グリセリンな
どの吸湿剤やポリエチルアクリレートラテツクスのよう
な膜質改良剤を含ませてもよい。
また、それらの最上層に保護層を設けることが好まし
い。その保護層には、マツト剤を含ませて接着性を良化
させたり、筆記性を持たせたりすることができる。
これらのバインダーとしては、ゼラチン、セルロース
エステルやポリビニルアルコールなどが用いられる。
本発明では二酸化チタンまたはカーボンブラツクを含
むポリエチレンテレフタレートフイルムの両面に下塗り
層を有する支持体の一方に感光性ハロゲン化銀乳剤層、
その上に保護層をもうけ、もう一方の面にはカーボンブ
ラツク層とその上に保護層を設ける感光要素が好ましく
用いられる。
上記層構成のほか、二酸化チタンまたはカーボンブラ
ツクを含むポリエチレンテレフタレートフイルムの両面
に下塗り層を有する支持体の一方に二酸化チタンの層、
その上に感光性ハロゲン化銀乳剤層、さらにその上に保
護層をもうけ、もう一方の面にはカーボンブラツク層と
その上に保護層を設ける感光要素が好ましく用いられ
る。また上述のカーボンブラツクの代わり、または、そ
れに追加して有色染料を用いることができる。また、ポ
リエチレンテレフタレートにカーボンブラツクおよび/
または有色染料を含む場合は、一方の面にカーボンブラ
ツクおよび/または有色染料の層を設けなくても良い。
また、上記二酸化チタンは他の白色顔料に置き換えても
良い。
支持体としては、上記ポリエステル化合物の他にポリ
エチレンでラミネートされた紙、バライタ紙および三酢
酸セルロースが用いられる。
上記の感光性ハロゲン化銀乳剤層、保護層、カーボン
ブラツク層などには、通常、親水性バインダー、例え
ば、ゼラチンなどを含む。
ハロゲン化銀乳剤は沃化銀を少なくとも1モル%を含
有するがここで「沃化銀を少なくとも1モル%」とは全
ハロゲン化銀中の沃化銀の含有量が1モル%以上を意味
し、従つてハロゲン化銀乳剤は純塩化銀、塩臭化銀、純
臭化銀、又は純沃化銀粒子を含んでいてもよいが、沃臭
化銀、又は沃塩臭化銀粒子が全ハロゲン化銀の90%以上
であって、沃臭化銀、又は沃塩臭化銀粒子のみからなる
ことが好ましい。
沃臭化銀、又は沃塩臭化銀中の沃化銀は2モル%から
10モル%が好ましく、さらに2.5モル%〜8モル%が好
ましい。
ハロゲン化銀粒子の平均サイズ(球状または球に近似
の粒子の場合は粒子直径、立方体粒子の場合は稜長を粒
子サイズとし、投影面積に基尽く平均で表す)は特に問
わないが3μ以下が好ましく、さらに2μ以下が好まし
く、特に好ましいのは0.4〜1.6μである。
粒子サイズ分布は狭くても広くてもいずれでもよい。
ハロゲン化銀乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、
八面体のような等軸晶系結晶形を有するものでもよく、
また球状、板状などのような異形結晶形をもつもの、あ
るいはこれらの結晶形の複合形をもつものでもよい。
ハロゲン化銀粒子は、内部と表層とが異なる相で構成
されていても、均一な相から成つていてもよい。また潜
像が主として表面に形成されているような粒子でもよ
く、粒子内部に主として形成されるような粒子であつて
もよく、さらに潜像がそれらのいずれにも局在していな
くてもよい。特に、潜像が主として表面に形成される粒
子の方が好ましい。
ハロゲン化銀乳剤層の厚さは0.5〜8.0μ、特に0.6〜
6.0μであり、ハロゲン化銀粒子の塗布量は銀量として
0.1〜3g/m2、好ましくは0.2〜1.5g/m2である。
感光性ハロゲン化銀乳剤層には、写真材料の製造工
程、保存中あるいは写真処理中のかぶりを防止し、ある
いは写真性能を安定化させる目的で種々の化合物を含有
させることができる。すなわち、アゾール類、例えば、
ベンゾチアゾリウム塩、ニトロイミダゾール類、ニトロ
ベンズイミダゾール類、クロロベンズイミダゾール類、
ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾール
類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズ
イミダゾール類、メルカプトチアジアゾール類、アミノ
トリアゾール類、ニトロベンゾトリアゾール類、ベンゾ
トリアゾール類などが好ましい。例えば、1−フエニル
−2−メルカプトテトラゾールが代表的である。またメ
ルカプトピリミジン類、メルカプトトリアジン類、例え
ばオキサドリンチオンのようなチオケト化合物、アザイ
ンデン類、例えばトリアザインデン類、テトラザインデ
ン類、ペンタアザインデン類が好ましい。例えば、4−
ヒドロキシ−6−メチル、1,3,3a,7−テトラザインデン
が代表的である。また、ベンゼンスルフオン酸類、ベン
ゼンスルフイン酸類、ベンゼンスルフオン酸アミド類や
α−リポ酸などのよく知られたかぶり防止剤や安定剤が
用いられる。
これらの更に詳しい具体例およびその使用方法につい
ては、例えば米国特許3954474、同3982947、特公昭52−
28660にきさいされたものを用いることができる。
また、本発明で用いる感光要素などで分光増感するこ
とができる。用いられる増感色素は、シアニン色素、メ
ロシアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシアニン
色素、ホロポーラーシアニン色素、ヘミシアニン色素、
スチリル色素およびヘミオキソノール色素が好ましい。
特に有用な色素は、シアニン色素、メロシアニン色素お
よび複合メロシアニン色素に属する色素である。また特
開昭59−114533、同61−163334に記載されているように
増感色素を複数組み合わせて使用することができる。
本発明の感光要素には無機または有機の硬膜剤を含ま
せることができる。例えば、クロム塩(クロムニヨウバ
ン、酢酸クロムなど)アルデヒド類(ホルムアルデヒ
ド、グリオキザール、グルタールアルデヒドなど)、N
−メチロール化合物(ジメチロール尿素、メチロールメ
チルヒダントインなど)、ジオキサン誘導体(2,3−ジ
ヒドロキシジオキサンなど)、活性ビニル化合物(1,3,
5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−トリアジン
など)、ムコハロゲン酸類(ムコクロル酸、ムコフエノ
キシクロル酸など)などを単独または組み合わせて用い
ることができる。
本発明の感光要素のハロゲン化銀乳剤層およびその他
の親水性コロイド層には塗布助剤を用いることができ
る。塗布助剤としては、リサーチ・デイスクロジヤー
(Research Disclosure)第176巻、17643、26頁(1978.
12発行)の「coating aids」の項に記載されている化合
物や特開昭61−20035に記載されている化合物を用いる
ことができる。
本発明の感光要素のハロゲン化銀乳剤層およびその他
の親水性コロイド層には感度上昇、コントラスト上昇、
または、現像促進の目的で、例えば、ポリアルキレンオ
キシドまたはそのエーテル、エステル、アミンなどの誘
導体、チオエーテル化合物、チオモルフオリン類、四級
アンモニウム化合物、ウレタン誘導体、尿素誘導体、イ
ミダゾール誘導体、3−ピラゾリドン類などの化合物を
含んでも良い。このような化合物例として米国特許2400
532、同2423549、同2716062、同3617280、同3772021、
同3808003などに記載されている化合物を用いることが
できる。
本発明の感光要素のハロゲン化銀乳剤層およびその他
の親水性コロイド層には寸度安定性の改良の目的で、水
不溶性または難溶性合成ポリマーの分散物を含むことが
できる。例えば、アルキル(メタ)アクリレート、アル
コキシアルキル(メタ)アクリレート、グリシジル(メ
タ)アクリルアミド、(メタ)アクリルアミド、ビニル
エステル(例えば、酢酸ビニル)、アクリロニトリル、
オレフイン、スチレンなどの単独もしくは組み合わせ、
またはこれらとアクリル酸、メタクリル酸、α,β−不
飽和ジカルボン酸、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリ
レート、スチレンスルホン酸などの組合せを単量体成分
とするポリマーを用いることができる。
本発明の感光要素に用いるハロゲン化銀乳剤層の上に
保護層を設けることができる。その保護層はゼラチンな
どの親水性ポリマーからなり、特開昭61−47946、同61
−75338に記載されているようなポリメチルメタアクリ
レートラテツクスやシリカなどのマツト剤またはすべり
剤を含むことができる。
本発明の感光要素には、感光性ハロゲン化銀乳剤層お
よびその他の親水性コロイド層にフイルター染料とし
て、あるいは、イラジエーシヨン防止などの目的で染料
や紫外線吸収剤を含ませても良い。
その他、本発明の感光要素には、帯電防止剤、可塑剤
や空気かぶり防止剤を含むことができる。
本発明の感光要素の構成としては、感光要素単独であ
つたり、感光要素と受像要素とが同じ支持体上に設ける
こともできるが、特に、感光要素単独が好ましい。
現像剤は感光要素もしくは処理組成物要素に存在しう
る。好ましくは現像剤は処理組成物に含まれる。
また現像剤として特公昭49−13580に記載されている
1−アリール−3−ピラゾリジノン化合物やアルキル置
換p−アミノフエノールを上記ヒドロキシルアミン現像
剤と併用しても良い。
ハロゲン化銀溶剤は処理要素、感光要素および/また
は受像要素に存在しうる。その中でも処理要素が最も好
ましい。米国特許2857274、同2857275および同2857276
に記載されている環状化合物が適しており、その中でも
ウラシル、6−メチルウラシルなどが好ましい例であ
る。
さらにアルカリ金属チオ硫酸塩、特にナトリウムまた
はカリウム塩が好ましい。また米国特許3958992、同397
6647、同4009167、同4032538、同4046568、同4047954、
同4047955、同4107176および特開昭47−330のジスルホ
ニルメタン化合物や米国特許4126459、同4150228、同42
11559および同4211562のチオエーテル基をもつジヒドロ
キシピリミジン化合物などや米国特許4251617、同42672
54および同4267256のアミノチオエーテルから選ぶこと
ができる。これらは単独または複数で使用することがで
き、二種以上の環状イミド化合物やチオエーテル基もつ
ジヒドロキシピリミジンを併用する場合には長時間プリ
ントを保存してもその表面に白い結晶が析出することが
なくなる利点がある。
ハロゲン化銀溶剤の添加量はアルカリ性処理組成物10
0g当たり0.1〜30g含有させることが好ましく、0.5〜10g
が最も好ましい。
アルカリ剤としては、水酸化アルカリ(例えば、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウムや水酸化リチウム)、リ
ン酸塩や炭酸塩が用いられる。
重ね合わされた感光要素と受像要素との間に処理液を
薄い層として展開される場合、処理液は重合体フイルム
形成剤、濃厚化剤あるいは増粘剤を含んでいることが好
ましい。ヒドロキシエチルセルロースおよびナトリウム
カルボキシメチルセルロースは、この目的のために特に
有用であり、拡散転写写真法の公知の原理により適当な
粘度を与えるのに効果的な濃度で処理液中に含有させ
る。
処理液にはさらに、銀塩拡散転写法において公知の別
の助剤、例えばかぶり防止剤、安定化剤、画像安定化剤
や剥離性良化剤等を含有させても良い。特に安定剤とし
て1−フエニル−2−メルカプトイミダゾールを含むこ
とができる。また、オキシエチルアミノ化合物、例え
ば、トリエタノールアミンを含有させることは、米国特
許3619185に記載のように、処理液の貯蔵寿命を増加さ
せるのに有用である。また、1−ヒドロキシエチリデン
−1,1−ホスホン酸のような有機ホスホン酸化合物を画
像安定剤に用いることができる。また、酸化亜鉛、酢酸
亜鉛や硝酸亜鉛などのような亜鉛化合物を剥離性良化剤
に用いることができる。
処理液に添加する遮光剤としては、白色顔料(例え
ば、二酸化チタン、二酸化珪素、カオリン)や黒色顔料
(例えば、カーボンブラツクや有機黒色顔料)が用いら
れる。
上述のような処理液は、好ましくは破壊可能な容器に
収容されて処理要素とされる。破壊可能な容器およびそ
の材質については、公知のいかなるものを使用すること
ができ、これらについては例えば米国特許3056491、同3
056492、同3173580、同3750907、同383381、同430375
0、同4303751等に詳しく記載されている。
(発明の効果) 本発明によれば、最高濃度を下げたり、転写を遅らせ
たりすることなくあし階調を硬くすることができる。
(実施例) 以下に、実施例および比較例をあげて、本発明をさら
に詳細に説明する。
実施例 1.受像シートの作成 支持体ポリエチレンラミネート紙の上に順に次の層を
設け受像シートを作成した。( )内の数値は塗布量を
g/m2で示すものである。
(1)中和層: 酢酸セルロース(酢化度55%)(6)、メチルビニル
エーテル−無水マレイン酸共重合体(4)、ユビテツク
ス(uvitex)OB(チバガイギー社の商品名)(0.04)、
1−(4−ヘキシルカルバモイルフエニル)−2,3−ジ
ヒドロキシイミダゾール−2−チオン(0.25) (2)画像安定化層 酢酸セルロース(酢化度46%)(4)、下記化合物
(2) (3)タイミング層 酢酸セルロース(酢化度55%)(8) (4)受像層 酢酸セルロース(酢化度55%)(2)、硫化パラジウ
ム(7.5×10-4)、1−(4−ヘキシルカルバモイルフ
エニル)−2,3−ジヒドロイミダゾール−2−チオン
(1.0×10-2) (5)ケン化 水酸化ナトリウム12gとグリセリン24gとメタノール28
0mlを混合した液で表面からケン化し、水洗した。
(6)剥離層 ブチルメタアクリレート−アクリル酸共重合体(モル
比15:85)(0.1) (7)バツク層 上記支持体の裏面には遮光層、白色層および保護層が
塗布される (7−1)遮光層 カーボンブラツク(4)、ゼラチン(8)、ポリエチ
ルアクリレート球状粒子(平均直径0.05μm) (7−2)白色層 二酸化チタン(3)、ゼラチン(0.7) (7−3)保護層 ポリメチルメタアクリレート(平均直径2.5μm)
(0.2)、ゼラチン(1.6) 2.感光シートの作成 支持体(ポリエチレンテレフタレート)上に下記の各
層を塗布して感光シートを作成した。( )内の数値は
塗布量をg/m2で示すものである。
(1)感光層 平均粒径1.1μmのヨウ臭化銀(沃素含量3.7モル%)
(銀換算0.3)と平均粒径0.6μmのヨウ臭化銀(沃素含
量3.0モル%)(銀換算0.3)4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a−7テトラザインデン(0.02)、下記増感色
素(各0.004),ゼラチン(4.0) (2)保護層 ゼラチン(0.7)、ポリメチルメタクリレート粒子
(0.1) (3)バツク層 (3−1)遮光層 カーボンブラツク(4)、ゼラチン(2) (3−2)保護層 ゼラチン(0.7)、ポリメチルメタクリレート粒子
(0.1) 3.処理液の調製 処理液は空気によつて酸化されてしまうので、窒素気
流中で調製される。
二酸化チタン 5 g 水酸化カリウム 280 g ウラシル 90 g テトラヒドロピリミジン チオン 0.2g 1−フエニル−2−メル カプトイミダゾール 0.2g 硝酸亜鉛・9H2O 40 g トリエタノールアミン 6 g 1−ヒドロキシエチリデ ン−1,1−ホスホン 酸
(60%水溶液) 15 g ヒドロキシエチルセルロ ース 45 g N,N−ビス−メトキシ エチルヒドロキシルア ミ
ン(17%水溶液) 220 g 4−メチル,4−ヒドロ キシメチル−1−フエ ニ
ル−3−ピラゾリジノン 1.5g 水 1300 ml この処理液にヨウ化カリウムを0.02g、0.1g、
0.2g添加し、無添加の結果と比較した。
受像シート、感材シートと本発明の処理液を組合せて
展開処理をした。展開と剥離の条件を25℃30″とした。
得られた写真のセンシトメトリーデータと色調の結果
を表−1で示す。
あし階調は〔(最低濃度+0.1)の濃度:A〕と〔Aの
濃度を与える露光量からlogスケールで0.4低い露光量に
おける濃度:B〕を結んだ直線の勾配から決められる。
あし階調=(B−A)/0.4 相対感度は濃度で0.6を与える相対露光量で示した。
(コントロールを100とした。) この表からヨウ化カリウムがあし階調を硬くし、か
つ、色調を好ましい漆黒調に変えていることが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像露光された感光性ハロゲン化銀乳剤層
    を含む感光要素をハロゲン化銀溶剤の存在下で、アルカ
    リ処理組成物を用いて現像して、該乳剤層の未露光ハロ
    ゲン化銀の少なくとも一部を転写性銀錯塩とし、該錯塩
    の少なくとも一部を銀沈殿剤含有受像層へ転写して該受
    像層に画像を形成させることを含む銀塩拡散転写による
    画像形成方法において、 該ハロゲン化銀乳剤はヨウ化銀を少なくとも1モル%含
    有し、沃臭化銀、又は沃塩臭化銀が全ハロゲン化銀の90
    モル%以上であってかつ、 処理組成物にヒドロキシルアミン現像剤と水溶性ヨウ化
    物を含有させることを特徴とする画像形成方法
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