JPH08308387A - 植木鉢 - Google Patents

植木鉢

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JPH08308387A
JPH08308387A JP8045794A JP4579496A JPH08308387A JP H08308387 A JPH08308387 A JP H08308387A JP 8045794 A JP8045794 A JP 8045794A JP 4579496 A JP4579496 A JP 4579496A JP H08308387 A JPH08308387 A JP H08308387A
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JP
Japan
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pot
bowl
main body
tree
wall surface
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JP8045794A
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Akio Matsuhashi
昭生 松橋
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MEIWA SOGO KK
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MEIWA SOGO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹木の移動を容易にすべく、鉢本体の内部に
樹木の土付き根本部を固定可能とする。 【解決手段】 鉢本体12は上部が開口され、内部に樹
木14の土付き根本部16が収納可能である。固定手段
32は鉢本体12に収納された土付き根本部16の上面
を押圧して、土付き根本部16を鉢本体12に固定す
る。一例として固定手段32は、鉢本体12の底面に立
設され、上端部が上方向へ延出する複数の支柱34と、
支柱34の上端部間に掛け渡し可能であると共に、支柱
34に沿って上下方向に移動可能な横架材40と、横架
材40を所定位置で、上方向への移動を規制する締付ナ
ット42とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植木鉢に関し、さら
に詳細には特に大型の樹木(いわゆる高木と呼ばれる5
メートル前後の樹木)を植える植木鉢に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人の生活空間における植物が果た
す役割の重要性が見直されてきており、建築物を新たに
設計する場合には、建築物やその敷地内にある土地を利
用して樹木を植えて緑化を図ることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の緑化方式には次の様な課題が有る。建築物の設計
時において、緑化計画を完璧に行うことは困難であるた
め、建築完了後に樹木の配置や種類を変更したい場合が
発生したり、また緑化後のメンテナンスの関係上、樹木
の植え替え作業が発生する場合もあるが、樹木が大型で
あるため、その植え替えには手間がかかるという課題が
ある。
【0004】さらに樹木の位置を、特に今まで樹木が植
えられていない場所へ変更する場合には、建築物の床面
や連絡路等の一部を取り壊して、土を入れる作業が必要
となるため、変更作業には一層多くの時間がかかると共
に、作業費用も多大となるという課題がある。この課題
を解決するために、最近ではコンクリート製の大きな植
木鉢を製作して、緑化したい建築物やその敷地内の場所
にその植木鉢を置き、植木鉢内に樹木を植えて緑化する
方法が行われている。しかし、設置までの作業は比較的
容易であるが、一旦設置した後に樹木を植木鉢ごと他の
場所へ移動したい場合には、樹木が大型であることから
根本部が植木鉢内で移動しやすいので樹木が倒れる危険
性があり、植木鉢ごとの移動が困難となるという課題が
ある。従って、本発明は上記課題を解決すべくなされ、
その目的とするところは、樹木の移動を容易にすべく、
鉢本体の内部に樹木の土付き根本部を固定可能な植木鉢
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、上部が開口さ
れ、内部に樹木の土付き根本部が収納可能な鉢本体と、
該鉢本体に収納された前記土付き根本部の上面を押圧し
て、土付き根本部を鉢本体に固定する固定手段とを具備
することを特徴とする。また、前記固定手段は、前記鉢
本体の底面に立設され、上端部が上方向へ延出する複数
の支柱と、該支柱の前記上端部間に掛け渡し可能である
と共に、支柱に沿って上下方向に移動可能な横架材と、
該横架材を所定位置で、上方向への移動を規制する規制
手段とを用いて構成すれば、鉢本体に収納された前記土
付き根本部の上面を押圧して、土付き根本部を鉢本体に
固定できる。さらに、前記鉢本体の底面には壁面に沿っ
て長孔を複数形成し、前記複数の支柱の下端部は、前記
長孔内に、長孔に沿って移動可能に取り付ければ、鉢本
体に収納された前記土付き根本部の大きさに応じて支柱
を移動することができるため、種々の大きさの土付き根
本部の上面を押圧して鉢本体に固定できる。
【0006】また、前記固定手段は、前記鉢本体の内壁
面に形成された上下方向へ延びる複数のガイドレール
と、該ガイドレールに摺動自在にガイドされた複数の移
動体と、該移動体を前記ガイドレールに沿って移動させ
る移動手段と、異なる前記移動体間に掛け渡して取り付
けられ、移動体と共に少なくとも下方向に移動可能な横
架材とを用いて構成しても良い。また、前記固定手段
は、前記鉢本体の内壁面に形成された上下方向へ延びる
複数のガイドレールと、異なる前記ガイドレール間に掛
け渡され、両端部がガイドレールに摺動自在にガイドさ
れた横架材と、該横架材を所定位置で、上方向への移動
を規制する規制手段とで構成することもできる。
【0007】また、前記固定手段は、前記鉢本体の内壁
面に設けられ、上端部が上方向へ延出する複数の支柱
と、該支柱の前記上端部間に掛け渡し可能であると共
に、支柱に沿って上下方向に移動可能な横架材と、該横
架材を所定位置で、上方向への移動を規制する規制手段
とを用いて構成することもできる。また、さらに前記固
定手段は、一端が前記鉢本体の内壁面に、該一端を中心
に他端が上下方向に回動可能に取り付けられた押圧部材
と、前記鉢本体の内壁面に、該押圧部材の前記一端に対
向して設けられ、押圧部材の前記他端の上方向への移動
を規制する規制手段とで構成することも可能である。
【0008】また、前記鉢本体は鋼材を用いて形成すれ
ば、コンクリートを用いた場合に比べて強度を保持した
まま軽量化が図れる。また、前記鉢本体の外壁面には木
製の外枠を取付可能とすることにより、外観を美しくす
ることができる。また、前記鉢本体の外壁面と前記外枠
との間には断熱材を取付可能とすれば、外部の温度変化
が大きい場合でも樹木の根をこの温度変化から守ること
ができる。
【0009】また、前記鉢本体の壁面は、鋼材を用いた
骨組の周囲に木製の板材を取り付けて形成するようにす
れば、さらなる軽量化が図れる。また、前記鉢本体の壁
部の少なくとも一部を着脱自在な構造とすれば、植木鉢
から樹木を取り出す場合も容易に作業が行える。
【0010】また、上記の植木鉢を使用することで、前
記鉢本体の内部に樹木の土付き根本部を収納し、前記固
定手段により、前記土付き根本部の上面を押圧して、土
付き根本部を鉢本体に固定し、前記樹木を前記植木鉢と
共に所望位置へ移動させて設置することが可能となり、
所望位置の緑化が容易に行える。
【0011】
【作用】植木鉢は、上部が開口され、内部に樹木の土付
き根本部が収納可能な鉢本体と、該鉢本体に収納された
前記土付き根本部の上面を押圧して、土付き根本部を鉢
本体に固定する固定手段とを具備するから、樹木を植木
鉢に対して固定することができ、樹木を植木鉢と共に容
易に移動させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る植木鉢の好適
な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、植木鉢10の構成について
図1〜図5を用いて説明する。12は鉢本体であり、上
部が開口され、内部に樹木14の土付き根本部16が収
納可能な箱体に形成されている。なお、鉢本体12は本
実施の形態では、強度や重量を考慮して鋼材を用いて製
造されているが、さらに強度が確保できれば強化プラス
チックを使用して製造したり、また鋼材と強化プラスチ
ックを複合して製造するようにしても良く、さらなる軽
量化が図れる。また、外形は四角柱形状に代えて、円柱
形状や楕円柱形状としても良いし、また多角柱形状とし
ても当然良い。鉢本体12の底面18は図2に示すよう
に、水はけを考慮して、パンチングメタルを使用して形
成されているが、その他網材を使用して底面を形成する
ようにしても良い。
【0013】また、鉢本体12は図3に示すように、壁
面を構成する4つの壁部20a、20b、20c、20
dの内の2つの壁部20c、20dが、他の壁部20
a、20bおよび底面18から分離可能に形成されてお
り、鉢本体12内部への樹木14の土付き根本部16の
出し入れを容易にしている。分離可能な壁部20c、2
0dは複数のボルト22およびナット(不図示)を使用
して他の壁部20a、20bおよび底面18と固定され
る。なお、分離可能な壁部の数は、2つに限定されるも
のではなく、1つであっても良いし、また3つの壁部、
さらには全部の壁部が底面18から分離できる構造とし
ても良いが、各壁部を底面18に組付けた際の鉢本体1
2の全体の強度を考慮すると、本実施の形態のように少
なくとも2つの壁部20a、20bが底面18に分離不
能に溶接により固定されていた方がより強度が上がる。
【0014】また、鉢本体12の各壁部20a、20
b、20c、20dの外壁面には、図4に示すように、
木製の外枠24が取付可能である。外枠24は、鋼材で
製作された鉢本体12を隠し、植木鉢10の美観を高め
るための化粧枠としての機能を果たす。この外枠24の
取付構造は、図4のA−A断面図である図5に示すよう
に、各外枠24に設けられた2つの係止片26を各壁部
20a、20b、20c、20dの外壁面に設けられた
係止横枠28に係合させて取り付ける構造となってい
る。この取付構造により、植木鉢10の外壁面への取付
ネジ等の金属部分の露出を少なくすることが可能とな
り、植木鉢10の美観を一層高めることができる。な
お、外枠24の取付構造は、本実施の形態の取付構造に
限定されるものではなく、係止片26や係止横枠28の
数、また外枠24の大きさや形状等を種々変更しても良
い。
【0015】また、鉢本体12の外壁面と外枠24との
間には、例えば発泡スチロール等の断熱材30が取り付
けられている。植木鉢10に植えられた樹木14にとっ
て、特にその根本部分が冷えたり、また逆に高温となっ
たりすることは、成育上問題がある。特に、本発明の植
木鉢10は、鉢本体12が鋼材を使用して製作されてお
り、熱伝導性が良いため、外気温度が根本部16に伝わ
りやすい。上述したように、鉢本体12の各壁部20
a、20b、20c、20dに木製の外枠24を取り付
けることで、外気温度の変化が鉢本体12の内部に伝わ
りにくい構造とはなっているが、さらに断熱材30を鉢
本体12の外壁面と外枠24との間に配することで樹木
14の根本部分の温度変化に対する一層確実な保護が可
能となる。
【0016】32は固定手段であり、鉢本体12に収納
された土付き根本部16の上面を下方向(底面18方
向)に押圧して、土付き根本部16を鉢本体12に固定
する機能を有する。この固定手段32について、さらに
詳細に説明する。34は支柱であり、本実施の形態では
鉢本体12の底面18の四隅にそれぞれ、上端部が上方
向へ延出するように立設され、その上端部は雄螺に形成
されている。また、各支柱34の下端部は、鉢本体12
の底面18の四隅のそれぞれに内壁面に沿うように形成
された長孔36内に、長孔36に沿って移動自在に取り
付けられている。その具体的な取付構造は、各支柱34
の下端部も雄螺に形成され、当該雄螺に長孔36の開口
幅よりも幅広の鉄片38が底面18の上面および下面か
ら底面18を挟むようにネジ止めされて取り付けられて
いる。
【0017】40は横架材であり、2本の支柱34の上
端部間に掛け渡し可能であると共に、支柱34に沿って
上下方向に移動可能である。本実施の形態では横架材4
0は棒状に形成され、その両端には支柱34の上端部が
貫通可能な透孔(不図示)が設けられている。なお、横
架材40の形状は棒状に代えて、幅広の板状として土付
き根本部16の上面の略全体を押圧するようにしても良
い。42は横架材40を所定位置で、上方向への移動を
規制する規制手段としての締付ナットである。締付ナッ
ト42は、雄螺に形成された各支柱34の上端部と螺合
可能である。
【0018】次に、上述した植木鉢10の使用方法につ
いて説明する。まず、周囲が筵や藁で覆われ、その筵等
が縄で縛って固定された樹木14の土付き根本部16を
鉢本体12内部に収納する。この収納作業の際には、分
離可能な壁部20c、20dを分離させてから収納し、
その後に鉢本体12を組み立てて完成させるようにして
も良いし、また分離せずに開口する上部から鉢本体12
に収納するようにしても良い。収納の位置は、土付き根
本部16が4本の支柱34の間に配される位置とする。
なお、土付き根本部16の大きさは樹木14によって異
なるため、各支柱34を長孔36内で適宜に移動させ
て、土付き根本部16が適切な位置となるようにする。
続いて、2つの横架材40をそれぞれ、2本の支柱34
の上端部間に掛け渡す。詳細には、各横架材40の両端
に形成された透孔内に支柱34の上端部を貫通させて掛
け渡す。最後に、各支柱34の上端部に締付ナット42
を螺合させ、締付ナット42を回転させて横架材40を
下方向へ移動させる。横架材40が土付き根本部16の
上面と当接した後もさらに締付ナット42を回転させて
横架材40を下方向へ移動させれば、土付き根本部16
は横架材40と底面18との間で挟持されて鉢本体12
内に固定することができる。そして、土付き根本部16
と鉢本体12の内壁面との間に、さらに土を詰めれば、
植木鉢10への樹木14の移植が完了する。
【0019】なお、横架材40で直接、土付き根本部1
6を押圧するようにしても良いが、図1に示すように横
架材40と土付き根本部16との間に他の棒材44(板
状部材であっても良い)を配し、この棒材44を介して
土付き根本部16を底面18に押圧するようにしても良
い。このように棒材44を用いて押圧する構成を採用す
れば、鉢本体12の底面18に長孔36が形成されてお
らず、支柱34の位置を変更できない場合でも、横架材
40に対して棒材44を適宜移動させることによって、
種々の大きさの土付き根本部16を押圧することが可能
となる。なお、締付ナット42を緩めることで、容易に
土付き根本部16の押圧を解除することもできる。
【0020】このように植木鉢10に樹木14の土付き
根本部16を固定することにより、樹木14を植木鉢1
0に植えた状態で遠距離をトラック等で運送することが
可能となり、例えば都会の郊外に位置する園芸場から植
木鉢10ごと樹木14を、緑化したい建築物やその敷地
内の場所に移動させて配することが可能となり、短時間
で所望の場所を緑化することができる。なお、植木鉢1
0を設置した際には、図3に示すような水受け皿46を
植木鉢10の下に配し、植木鉢10の底面18から落ち
る水を収容するようにしても良い。なお、樹木14は植
木鉢10に植えた状態でも水や温度などの管理を十分に
行えば長期間、例えば約半年〜2年程度、にわたり、十
分活力を保つことも可能であるが、それ以上の期間にな
ると養生が必要となる。しかし、この場合にも上述した
ように樹木14を植木鉢10に植えた状態でトラック等
で運送して園芸場に戻すことが容易に行えるので樹木1
4の養生も簡単である。さらに、鉢本体12は壁部20
c、20dが分離可能であり、また容易に土付き根本部
16の押圧を解除することもできるため、樹木14を植
木鉢10から取り出し、土に戻して養生することも容易
となる。このため、一つの樹木14を繰り返し緑化のた
めに植木鉢10に植えて使用することも可能である。ま
た、一旦設置した後に植木鉢10を移動させる場合に
は、水受け皿46を挿入する植木鉢10の下部に設けら
れたスペースを利用し、油圧ジャッキを当該スペースに
挿入して植木鉢10を持ち上げ、移動すれば良い。ま
た、樹木14を植木鉢10に植えた状態で運送する場合
には、図6に示すような載置台48を用いると良い。こ
の載置台48は植木鉢10の載置角度を一例として3段
階に設定可能な構造となっており、樹木14の高さが変
わっても、地上から樹木14の先端までの高さをトラッ
クの最高積載高さ以下に抑えることができる。
【0021】この載置台48の構造について概略説明す
る。載置台48は、一例として金属材料等の剛性材料を
用いて形成されている。50は基台である。基台50の
両側の上端縁には、それぞれ3つの溝52が上部に形成
された4つの側壁54が、互いに向かい合って立設され
ている。56は90度の角度に折曲されて形成された支
持枠であり、折曲部分は基台50の同一側縁に立設され
た2つの側壁54の間に設けられた延出部58に回動自
在に枢支されている。60は側壁54の各溝52内に装
着可能な直径に形成された固定棒であり、対向する2つ
の側壁54間に横架され、支持枠56を基台50に対し
て所定の角度に保持する機能を有する。この固定棒60
を装着する溝52を3つの溝52のいずれか一つに選択
することで、支持枠56の傾き角度を変更することがで
きる。なお、溝52の数は3つに限定されるものではな
く、必要とされる植木鉢10の載置角度の種類に応じて
1つ、2つ、または4つ以上設けるようにしても良い。
【0022】また、樹木14を植木鉢10ごとトラック
の荷台上に吊り上げ、上記当該荷台上に設置された載置
台48に載置する際には、図7に示す金具62を使用す
ると良い。この金具62は、両端にリング部64が形成
され、植木鉢10の高さより若干長い金属棒66を、植
木鉢10の幅より若干広げた状態で、連結棒68で連結
させたものである。使用方法は、各金属棒66の一端側
(図7中の下端側)のリング部64を、植木鉢10の下
端の四隅に取り付けられた4つのリング部70の内の2
つに、例えばリング材等を用いて回動自在に連結する。
そして、吊り下げ用ワイヤ72の一端を、各金属棒66
の他端側(図7中の上端側)の2つのリング部64と植
木鉢10の残りの2つのリング部70とに取り付け、ワ
イヤ72の他端をクレーンのフック部74に取り付け
る。この状態で吊り上げ作業を開始すると、植木鉢10
は図7に示すように、金具62の各金属棒66の他端側
のリング部64が植木鉢10の上端縁から突出した状態
で、かつ金具62の連結棒68が下に向いた壁部20d
と当接し、当該壁部20dを支えた状態で吊り上げられ
る。これにより、植木鉢10の上端縁にリング部70を
設けなくとも、樹木14と植木鉢10とを傾いた状態で
容易に吊り上げることができる。
【0023】(第2の実施の形態)まず、植木鉢76の
構造について図8を用いて説明する。なお、第1の実施
の形態と同様の構成要素については同じ符号を付し、説
明は省略する。本実施の形態の植木鉢76と第1の実施
の形態の植木鉢10との相違点は固定手段であり、固定
手段32は第1の実施の形態で説明した支柱34と締付
ナット42に加えて、鉢本体12の対向する一対の壁部
20a、20cの内壁面に上下方向(支柱34の延出方
向と平行方向)に延びるように取り付けられたガイドレ
ール78が設けられている。また、横架材40の両端部
にはフランジ部80が形成され、そのフランジ部80が
それぞれ異なるガイドレール78内に摺動自在に装着さ
れてガイドレール78間に掛け渡され、支柱34に沿っ
て移動可能となっている。さらに詳細には、ガイドレー
ル78は、断面形状が略コの字状に形成され、コの字の
先端部分が内側に折曲された管材を使用しているが、壁
部20a、20cの内壁面に溝を形成しても良い。
【0024】上記構造により、締付ナット42を回転さ
せることにより、フランジ部80がガイドレール78内
を摺動しながら、横架材40が支柱34に沿って移動す
る。この構造を採用すると、対向する壁部20a、20
cがガイドレール78と横架材40を介して連結される
ために、植木鉢76の強度が向上するという利点があ
る。また、支柱34の上端部も同様にして横架材40を
介して鉢本体12の壁部20a、20cと連結されるた
め、第1の実施の形態と比べて土付き根本部16の固定
が一層強固に行える。
【0025】(第3の実施の形態)まず、植木鉢82の
構造について図9と図10を用いて説明する。なお、第
1の実施の形態と同様の構成要素については同じ符号を
付し、説明は省略する。本実施の形態の植木鉢82と第
1の実施の形態の植木鉢10との相違点は固定手段にあ
り、固定手段84は、鉢本体12の対向する一対の内壁
面に形成された上下方向へ延びる複数のガイドレール7
8と、ガイドレール78に摺動自在にガイドされた複数
の移動体86と、移動体86をガイドレール78に沿っ
て移動させる移動手段88と、異なる移動体86間に掛
け渡して取り付けられ、移動体86と共に少なくとも下
方向に移動可能な横架材40とを有する。
【0026】さらに詳細に固定手段84の各構成要素に
ついて説明する。ガイドレール78は、一例として壁部
20a、20cの内壁面に上下方向に延びる長孔として
形成されている。ガイドレール78は第1の実施の形態
で説明した支柱34が立設された位置に近接する壁部2
0aの両隅部に1つずつ形成され、また壁部20aと対
向する壁部20cの両隅部にも1つずつ形成されてい
る。また、移動体86は、鉢本体12の内側方向の一面
が少なくとも開口し、横架材40の端部が当該開口部分
から挿着可能な箱体に形成された嵌合部90と、嵌合部
90の壁部20aとの対向面に突設されてガイドレール
78内に挿入され、ガイドレール78により摺動自在に
案内されるネック部92と、当該ネック部92に連結さ
れて壁部20a内部に移動自在に配せられ、一部に雌螺
孔(不図示)が設けられた柱状体94とから構成され
る。移動体86は各ガイドレール78に設けられてい
る。移動手段88は、壁部20a、20c内に移動体8
6ごとに設けられ、上下方向に延びる軸線Bを中心に回
動自在に取り付けられ、柱状体94の雌螺孔と螺合する
ボール螺子96と、壁部20a、20cの上面から突設
するボール螺子96の上端部に形成された拡径部98
と、当該拡径部98に設けられた透孔(不図示)内に一
端が着脱自在に挿着可能なハンドル100とから構成さ
れる。なお、横架材40は、第1の実施の形態のように
両端に透孔が形成される必要はなく、単なる棒体でもよ
い。
【0027】上記構成を有する固定手段84は、鉢本体
12内に樹木の土付き根本部16を収納し、その後、嵌
合部90内に横架材40の両端部を挿着して、移動体8
6間に横架材40を掛け渡す。この状態で拡径部98に
ハンドル100を装着してハンドル100を回し、ボー
ル螺子96を軸線Bを中心に回転させれば、壁部20
a、20c内の柱状体94がボール螺子96の回転方向
によって上下動し、嵌合部90もガイドレール78に沿
って上下動する。従って、適宜にハンドル100の回転
操作を行うことで、嵌合部90と共に横架材40を下方
向に移動させて、土付き根本部16を鉢本体12の底面
方向(下方向)へ押圧することができ、土付き根本部1
6を鉢本体12に固定することができる。押圧作業が終
了したらハンドル100を拡径部98から取り外せば良
い。
【0028】(第4の実施の形態)まず、植木鉢102
の構造について図11を用いて説明する。なお、第1の
実施の形態と同様の構成要素については同じ符号を付
し、説明は省略する。本実施の形態の植木鉢102と第
1の実施の形態の植木鉢10との相違点も固定手段にあ
り、固定手段104は第1の実施の形態で説明した支柱
34と締付ナット42に加えて、鉢本体12の内壁面に
取り付けられ、支柱34を回動自在に支持するLアング
ル106と、支柱34の上端部に貫通して配された嵌合
部90とから構成される。なお、嵌合部90は第3の実
施の形態で説明した構造に加え、上面に支柱34の先端
部が貫通可能な透孔(不図示)を設けるようにしても良
いが、本実施の形態のように単に断面コ字状の鉄骨を切
断した端片を使用し、同様の透孔を上面に設けるように
しても良い。
【0029】上記構造により、締付ナット42を回転さ
せることにより、嵌合部90を介して横架材40を下方
向へ移動させ、土付き根本部16を固定することが可能
となる。この構造を採用すると、支柱34の上端部がL
アングル106を介して鉢本体12の壁部20a、20
cと連結されるため、第1の実施の形態と比べて土付き
根本部16の固定が一層強固に行える。
【0030】(第5の実施の形態)まず、植木鉢108
の構造について図12〜図14を用いて説明する。な
お、第1の実施の形態と同様の構成要素については同じ
符号を付し、説明は省略する。本実施の形態の植木鉢1
08と第1の実施の形態の植木鉢10との相違点は、特
に鉢本体110の形状と、固定手段にある。まず鉢本体
110の形状について説明すると、鉢本体110は図1
2、図13に示すように有底の円筒状に鋼材を用いて形
成されており、鉢本体110の底面112には一例とし
て外形が円形に形成されると共に、断面弧状の凹部11
4が設けられている。この凹部114は樹木14の土付
き根本部16の下端部が収納可能な大きさに形成されて
おり、樹木14の根本部16を鉢本体110内に入れた
際に根本部16の据わりがよくなるように考慮されてい
る。なお、凹部114の形状は通常土付き根本部16の
形状が球形に近いため、外形が円形で断面弧状な構造を
採用しているが、これに限定されるものではなく、外形
は方形や多角形であってもよいし、また断面形状は断面
弧状でなくとも窪んでいればよい。このように、鉢本体
110の底面112に凹部114を設ければ、根本部1
6の据わりが良く、鉢本体110内部で樹木14が安定
して自立することができ、樹木14を支えている必要が
ない。従って、図12のように樹木14を鉢本体110
に入れる際に取り外した壁部116aを、底面112お
よび底面112と一体の他の壁部116bに取り付ける
作業や、後述する固定手段で根本部16を固定する作
業、さらには鉢本体110内に土を入れる作業が少ない
人数で迅速に行える。なお、凹部114中央部分には水
抜き孔117が設けられている。
【0031】次に固定手段118の説明を行う。固定手
段118は、鉢本体110の内壁面に設けられ、上端部
が上方向へ延出する複数の支柱120と、支柱120の
上端部間に掛け渡し可能であると共に、支柱120に沿
って上下方向に移動可能な横架材40と、横架材40を
所定位置で、上方向への移動を規制する規制手段とを有
している。支柱120は鉢本体110の内壁面の予め決
められた位置に上方に向けて延出させておいても良い
が、本実施の形態では、鉢本体110の内壁面には内側
に突出すると共に、透孔122が設けられた係合片12
4を2対設け、支柱120は一端が係合片124の透孔
122に係合可能なフック状に形成され、他端は雄螺に
形成された棒材に構成されている。なお、支柱120の
雄螺には、第1の実施の形態と同様に規制手段としての
締付ナット42が螺合可能であり、また支柱120の雄
螺側は横架材40の両端部に設けられた透孔内に挿通可
能となっている。
【0032】本実施の形態では、鉢本体110内に根本
部16を入れる際には、支柱120は嵌めない状態にし
ておいて、根本部16を入れやすくし、根本部16を入
れた後に4本の支柱120の各フック状の一端を4個の
係合片124にそれぞれ係合させ、第1の実施の形態と
同様に図14に示すように横架材40を支柱120に嵌
めて締付ナット42で締めつけ、根本部16を横架材4
0で固定する。この構造によって、第1の実施の形態の
ように鉢本体110内部に予め支柱120が立設されて
いる場合と比べて、樹木14の根本部16を鉢本体11
0に入れる際に支柱120がない分、入れやすくなり、
作業性が向上するという効果がある。
【0033】(第6の実施の形態)まず、植木鉢126
の構造について図15〜図16を用いて説明する。な
お、第5の実施の形態と同様の構成要素については同じ
符号を付して、説明は省略する。本実施の形態の植木鉢
126と第5の実施の形態の植木鉢10との相違点は固
定手段にあり、この固定手段128の説明を行う。固定
手段126は、一端が鉢本体110の内壁面に、当該一
端を中心に他端が上下方向に回動可能に取り付けられ、
鉢本体110内の締付位置(図15の実線で示される位
置)と鉢本体110の上方の開放位置(図15の一点鎖
線で示される位置)との間を移動可能な押圧部材130
と、鉢本体110の内壁面に、押圧部材130の一端に
対向して設けられ、押圧部材130の他端の上方向への
移動を規制する規制手段とから成る。また押圧部材13
0の他端には貫通孔132が設けられている。
【0034】押圧部材130は一例として、中央部分が
樹木14を避けるように互いに反対方向へ略コ字状に折
曲された一対の棒材で構成されている。そして、押圧部
材130の一端が回動自在に支持された内壁面の対向位
置には、根本部16を押さえるべく回動して図15に示
すように鉢本体110内で倒れた状態(締付位置)とな
った押圧部材130の貫通孔132と連通する固定孔1
34を有する規制片136が突設されている。この規制
片136は規制手段を構成する。従って、押圧部材13
0を倒して根本部16を押圧した状態で押圧部材130
の貫通孔132と規制片136の固定孔134とを連通
する状態とし、金棒138を貫通孔132と固定孔13
4に貫通させることにより、根本部16の固定が可能と
なる。この金棒138は規制手段を構成する。なお、根
本部16を押圧しながら押圧部材130の他端を下方に
回動させるには大きな力が必要であるが、この場合には
一例として次の締付工具140を使用すれば良い。な
お、予め規制片136が突設された鉢本体110の内壁
面側には、規制片136を挟むように2本の係合棒14
2を突設させておく。
【0035】締付工具140は図16に示すように、略
コ字状に形成され、折曲された両辺の先端には係合棒1
42が挿通可能な係合孔144が透設された本体部14
6と、本体部146の折曲された両辺を連絡する連絡部
の中央に、両辺の折曲方向に沿って透設された雌螺部1
48と、雌螺部148に螺合されると共に、本体部14
6の両辺間に位置する先端には押圧片150が回動自在
に取り付けられ、他端側にはハンドル152が設けられ
た締付部材154とからなる。使用方法は、押圧部材1
30を規制片136側に倒し、ハンドル152が上側に
位置するように本体部146の係合孔144を係合棒1
42に引っかける。そして、押圧部材130の他端側を
押圧片150の下面に配した後に、ハンドル152を回
して押圧片150を下方に移動させ、押圧部材130の
他端を押し下げるようにすれば良い。この構成とするこ
とにより、ワンタッチで根本部16の固定が可能とな
る。
【0036】(第7の実施の形態)まず、植木鉢156
の構造について図17を用いて説明する。なお、第1の
実施の形態と同様の構成要素については同じ符号を付
し、説明は省略する。本実施の形態の植木鉢156と第
1の実施の形態の植木鉢10との相違点は、特に鉢本体
158の構造にある。その構造は、鉢本体158は図1
7に示すようにその壁面が、鋼材を用いた骨組160の
周囲に木製の板材162が取り付けられて形成されてい
る。なお、鉢本体158の底面には鋼板が使用されてい
る。この構造を採用することによって、第1の実施の形
態の植木鉢10のように壁面(壁部20a〜20dから
成る)が底面と同様に鋼板を用いて形成されている場合
と比べて、植木鉢156全体の軽量化が図れる。また第
1の実施の形態と同様に木材を使用することによって植
木鉢156の美観を高められると同時に根本部16の外
気の温度変化からの保護が行える。
【0037】以上、本発明の好適な実施の形態について
種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定
されるものではなく、鉢本体の外形は四角柱形状、円柱
形状、楕円柱形状としても良いし、さらに多角柱形状と
しても良い等、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改
変を施し得るのはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る植木鉢を用いると、鉢本体
の内部に樹木の土付き根本部を固定手段を用いて容易に
固定することができるため、樹木を植木鉢に植えた状態
でも安定した運送が可能となる。従って、例えば都会の
郊外に位置する園芸場等から植木鉢ごと樹木を、緑化し
たい建築物やその敷地内の場所に移動させて配すること
が可能となり、短時間で所望の場所を緑化することがで
きるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る植木鉢の第1の実施の形態の構成
を示す要部斜視図である。
【図2】図1の固定手段の構成を示す要部斜視図であ
る。
【図3】図1の鉢本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】図1の植木鉢の外枠および断熱材の取付構造を
示す要部切欠正面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】本発明に係る植木鉢の載置台の構成を示す斜視
図である。
【図7】本発明に係る植木鉢を吊り上げた状態を示す斜
視図である。
【図8】本発明に係る植木鉢の第2の実施の形態の構成
を示す要部平面図である。
【図9】本発明に係る植木鉢の第3の実施の形態の構成
を示す要部斜視図である。
【図10】図9の固定手段の構成を示す一部切欠正面図
である。
【図11】本発明に係る植木鉢の第4の実施の形態の構
成を示す要部正面図である。
【図12】本発明に係る植木鉢の第5の実施の形態の構
成を示す正面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】図12の固定手段の構造を示す説明図であ
る。
【図15】本発明に係る植木鉢の第6の実施の形態の構
成を示す要部斜視図である。
【図16】図15の押圧部材を締めつける締付工具の構
成を示す斜視図である。
【図17】本発明に係る植木鉢の第7の実施の形態の構
成を示す一部切欠正面図である。
【符号の説明】
10 植木鉢 12 鉢本体 16 土付き根本部 32 固定手段 34 支柱 40 横架材 42 締付ナット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が開口され、内部に樹木の土付き根
    本部が収納可能な鉢本体と、 該鉢本体に収納された前記土付き根本部の上面を押圧し
    て、土付き根本部を鉢本体に固定する固定手段とを具備
    することを特徴とする植木鉢。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、 前記鉢本体の底面に立設され、上端部が上方向へ延出す
    る複数の支柱と、 該支柱の前記上端部間に掛け渡し可能であると共に、支
    柱に沿って上下方向に移動可能な横架材と、 該横架材を所定位置で、上方向への移動を規制する規制
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載の植木
    鉢。
  3. 【請求項3】 前記鉢本体の底面には壁面に沿って長孔
    が複数形成され、 前記複数の支柱の下端部は、前記長孔内に、長孔に沿っ
    て移動可能に取り付けられていることを特徴とする請求
    項2記載の植木鉢。
  4. 【請求項4】 前記固定手段は、 前記鉢本体の内壁面に形成された上下方向へ延びる複数
    のガイドレールと、 該ガイドレールに摺動自在にガイドされた複数の移動体
    と、 該移動体を前記ガイドレールに沿って移動させる移動手
    段と、 異なる前記移動体間に掛け渡して取り付けられ、移動体
    と共に少なくとも下方向に移動可能な横架材とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の植木鉢。
  5. 【請求項5】 前記固定手段は、 前記鉢本体の内壁面に形成された上下方向へ延びる複数
    のガイドレールと、 異なる前記ガイドレール間に掛け渡され、両端部がガイ
    ドレールに摺動自在にガイドされた横架材と、 該横架材を所定位置で、上方向への移動を規制する規制
    手段とから成ることを特徴とする請求項1記載の植木
    鉢。
  6. 【請求項6】 前記固定手段は、 前記鉢本体の内壁面に設けられ、上端部が上方向へ延出
    する複数の支柱と、 該支柱の前記上端部間に掛け渡し可能であると共に、支
    柱に沿って上下方向に移動可能な横架材と、 該横架材を所定位置で、上方向への移動を規制する規制
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載の植木
    鉢。
  7. 【請求項7】 前記固定手段は、 一端が前記鉢本体の内壁面に、該一端を中心に他端が上
    下方向に回動可能に取り付けられた押圧部材と、 前記鉢本体の内壁面に、該押圧部材の前記一端に対向し
    て設けられ、押圧部材の前記他端の上方向への移動を規
    制する規制手段とから成ることを特徴とする請求項1記
    載の植木鉢。
  8. 【請求項8】 前記鉢本体は鋼材を用いて形成されてい
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6また
    は7記載の植木鉢。
  9. 【請求項9】 前記鉢本体の前記底面中央部分には、前
    記根本部の下端部が収納可能な凹部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7また
    は8記載の植木鉢。
  10. 【請求項10】 前記鉢本体の壁面は鋼板を用いて形成
    されると共に、該壁面の外面には木製の外枠が取付可能
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8または9記載の植木鉢。
  11. 【請求項11】 前記鉢本体の前記壁面外面と前記外枠
    との間には断熱材が取付可能であることを特徴とする請
    求項10記載の植木鉢。
  12. 【請求項12】 前記鉢本体の壁面は、鋼材を用いた骨
    組の周囲に木製の板材が取り付けられて形成されている
    ことを特徴とする1、2、3、4、5、6、7、8また
    は9記載の植木鉢。
  13. 【請求項13】 前記鉢本体の壁部の少なくとも一部が
    着脱自在であることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、11または12記載の
    植木鉢。
  14. 【請求項14】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12または13記載の植木鉢を設
    け、 前記鉢本体の内部に樹木の土付き根本部を収納し、 前記固定手段により、前記土付き根本部の上面を押圧し
    て、土付き根本部を鉢本体に固定し、 前記樹木を前記植木鉢と共に所望位置へ移動させて設置
    することを特徴とする緑化方法。
JP8045794A 1995-03-14 1996-03-04 植木鉢 Pending JPH08308387A (ja)

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JP5395395 1995-03-14
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109168942A (zh) * 2018-07-11 2019-01-11 长兴朗诗绿建科技有限公司 装配式屋顶绿化植物支撑
KR102117339B1 (ko) * 2019-08-26 2020-06-26 남궁주희 대형 목재 화분 및 그 제조방법

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