JP2005155063A - 支柱用錘 - Google Patents
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Abstract
【課題】 イベント用テントやパーゴラ(藤棚)等の据置型構造物に用いられる支柱用錘に於て、据置型構造物の支柱の移動を防止できるだけでなく、見栄えを良くして利用者に癒しや和みの効果を与える。
【解決手段】 植物Aとこれを植栽する為の土壌Bとを収容する容器状の本体2と、本体2に設けられて据置型構造物50の支柱52の下部が着脱可能に取付けられる取付体3とで構成する。本体2の内側には、本体2を持ち上げる為の取っ手6が設けられているのが好ましい。取付体3は、本体2の内側に設けられているのが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】 植物Aとこれを植栽する為の土壌Bとを収容する容器状の本体2と、本体2に設けられて据置型構造物50の支柱52の下部が着脱可能に取付けられる取付体3とで構成する。本体2の内側には、本体2を持ち上げる為の取っ手6が設けられているのが好ましい。取付体3は、本体2の内側に設けられているのが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばイベント用テントやパーゴラ(藤棚)等の据置型構造物に用いられる支柱用錘の改良に関する。
従来、例えばイベント用テント等の据置型構造物に於ては、風に依り移動したり吹き飛ばされない様に、支柱の下部には、所定の重量を有する砂袋やコンクリートブロックや鉄塊等の錘を置くのが一般的であった。
又、支柱の下部に複数の錘を積み重ねて置く様に工夫したもの(特許文献1〜5)や布袋と水袋とを用いてペグ代わりにするもの(特許文献6)も知られている。
又、支柱の下部に複数の錘を積み重ねて置く様に工夫したもの(特許文献1〜5)や布袋と水袋とを用いてペグ代わりにするもの(特許文献6)も知られている。
然しながら、従来の何れのものも、支柱の移動を防止する錘の機能しか備えて居らず、見栄えが悪くて邪魔な存在であった。
本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その課題とする処は、据置型構造物の支柱の移動を防止できるだけでなく、見栄えを良くして利用者に癒しや和みの効果を与え得る支柱用錘を提供するにある。
本発明の支柱用錘は、基本的には、植物とこれを植栽する為の土壌とを収容し得る容器状の本体と、本体に設けられて据置型構造物の支柱の下部が着脱可能に取付けられる取付体と、から構成した事に特徴が存する。
取付体には、据置型構造物の支柱の下部が取付けられると共に、本体には、植物とこれを植栽する土壌とが収容される。
本体とこれに収容した植物と土壌との全重量が錘として機能するので、据置型構造物の支柱の移動が確実に防止される。
据置型構造物の支柱と本体が一体化されてこの本体に植物が植栽されているので、恰も据置型構造物の支柱の下部には植物を有する植木箱が置かれている様に見える。その結果、据置型構造物の見栄えが良くなり、これの利用者に癒しや和みの効果を与える事ができる。
本体とこれに収容した植物と土壌との全重量が錘として機能するので、据置型構造物の支柱の移動が確実に防止される。
据置型構造物の支柱と本体が一体化されてこの本体に植物が植栽されているので、恰も据置型構造物の支柱の下部には植物を有する植木箱が置かれている様に見える。その結果、据置型構造物の見栄えが良くなり、これの利用者に癒しや和みの効果を与える事ができる。
本体の内側には、本体を持ち上げる為の取っ手が設けられているのが好ましい。この様にすれば、取っ手を利用して本体を持ち上げて運搬する事ができると共に、取っ手が本体の内側に設けられているので、本体の設置後には、植物や土壌に依り取っ手を隠す事ができる。
取付体は、本体の内側に設けられているのが好ましい。この様にすれば、取付体は元より据置型構造物の支柱の下部を植物や土壌に依り隠す事ができる。植物が藤やぶどう等の蔓性植物の場合には、支柱を利用して蔓を絡める事ができる。
本発明に依れば、次の様な優れた効果を奏する事ができる。
(1) 植物とこれを植栽する為の土壌とを収容する容器状の本体と、本体に設けられて据置型構造物の支柱の下部が着脱可能に取付けられる取付体とで構成したので、据置型構造物の支柱の移動を防止できるだけでなく、見栄えを良くして利用者に癒しや和みの効果を与える事ができる。
(1) 植物とこれを植栽する為の土壌とを収容する容器状の本体と、本体に設けられて据置型構造物の支柱の下部が着脱可能に取付けられる取付体とで構成したので、据置型構造物の支柱の移動を防止できるだけでなく、見栄えを良くして利用者に癒しや和みの効果を与える事ができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の支柱用錘を示す縦断正面図。図2は、図1の平面図。図3は、支柱用錘を適用した据置型構造物を示す斜視図である。
図1は、本発明の支柱用錘を示す縦断正面図。図2は、図1の平面図。図3は、支柱用錘を適用した据置型構造物を示す斜視図である。
支柱用錘1は、本体2と取付体3とからその主要部が構成されて居り、据置型構造物50に適用される。
据置型構造物50は、この例では、パーゴラ(藤棚)にしてあり、平面長方形を呈する棚体51と、これを支える適数(四つ)の支柱52とから成っている。
棚体51は、四枠状を呈すべく配された縦横の梁材53と、隣接する梁材53同士を着脱可能に連結する継手54と、対角線上に位置する継手54間に着脱可能に張設されて棚体51の形状を保つと共に棚の一部を形成する為の第一索条55と、対向する梁材53間に着脱可能に張設されて格子状の棚を形成する為の第二索条56とを備えている。
支柱52は、各継手54に垂下して設けられて居り、梁材53に折重なる折畳み位置から垂直位置まで折畳み可能にしてある。
梁材53は、アルミ製の角パイプが用いられていると共に、継手54は、アルミダイキャストに依り作製されている。各索条55,56は、ワイヤロープが用いられて居り、図略しているが、これの張力を調節する為のターンバックルが設けられている。
本体2は、植物Aとこれを植栽する為の土壌Bとを収容し得る容器状を呈するもので、この例では、側壁4と底壁5を備えて上方が開放した平面が正方形の角箱状を呈している。本体2の対向する二つの側壁4の上位内面には、平面略U型を呈する一対の取っ手6が付設されていると共に、底壁5の四隅には、水抜き穴7が形成されて居り、底壁5の下面には、接地面から底壁5を離間させる為の四つの足部8が付設されている。本体2は、鋼板や鋼材を用いて溶接する事に依り作製されている。
取付体3は、本体2に設けられて据置型構造物50の支柱52の下部が着脱可能に取付けられるもので、この例では、本体2の底壁5の上面中央に付設されて据置型構造物50の支柱52の下部が挿入される角筒9と、これと支柱52を着脱可能に取り付ける為の固定具(ボルトと蝶ナット)10とを備えている。取付体3の角筒9は、鋼製パイプが用いられて本体2とは溶接されている。
植物Aは、藤やぶどう等の蔓性植物にしてあり、土壌Bは、これに適したものを取っ手6が隠れる程度に本体2内に充填されている。
次に、この様な構成に基づいてその作用を述解する。
据置型構造物50は、工場や据置現場で組み立てられて、各支柱52が梁材53に折重なる様に折畳まれた状態にされる。そして、据置現場では、各支柱52が垂直位置にされると共に、各支柱52の下部には支柱用錘1が取付けられる。この時、支柱用錘1は、取っ手6を利用して移動されると共に、取付体3の角筒9に支柱52が挿入されて固定具10に依りこれらが取付けられる。
その後、支柱用錘1の本体2には、植物Aとこれを植栽する土壌Bとが収容される。植物Aが藤やぶどう等の蔓性植物の場合には、蔓が支柱52に絡む様にされたり棚体51の梁材53や各索条55,56に這う様にされる。本体2には、水抜き穴7と足部8が設けられているので、灌水しても水捌けが良く、植物Aの生育に支障を与える事がない。
据置型構造物50は、工場や据置現場で組み立てられて、各支柱52が梁材53に折重なる様に折畳まれた状態にされる。そして、据置現場では、各支柱52が垂直位置にされると共に、各支柱52の下部には支柱用錘1が取付けられる。この時、支柱用錘1は、取っ手6を利用して移動されると共に、取付体3の角筒9に支柱52が挿入されて固定具10に依りこれらが取付けられる。
その後、支柱用錘1の本体2には、植物Aとこれを植栽する土壌Bとが収容される。植物Aが藤やぶどう等の蔓性植物の場合には、蔓が支柱52に絡む様にされたり棚体51の梁材53や各索条55,56に這う様にされる。本体2には、水抜き穴7と足部8が設けられているので、灌水しても水捌けが良く、植物Aの生育に支障を与える事がない。
本体2とこれに収容した植物Aと土壌Bとの全重量が錘として機能するので、据置型構造物50の支柱52の移動が確実に防止される。
据置型構造物50の支柱52と本体2が一体化されてこの本体5に植物Aが植えられているので、恰も据置型構造物50の支柱52の下部には植物Aを有する植木箱が置かれている様に見える。その結果、据置型構造物50の見栄えが良くなり、これの利用者に癒しや和みの効果を与える事ができる。
据置型構造物50の支柱52と本体2が一体化されてこの本体5に植物Aが植えられているので、恰も据置型構造物50の支柱52の下部には植物Aを有する植木箱が置かれている様に見える。その結果、据置型構造物50の見栄えが良くなり、これの利用者に癒しや和みの効果を与える事ができる。
尚、本体2は、先の例では、角箱状であったが、これに限らず、例えば丸箱状等でも良い。
取付体3は、先の例では、本体2の内側に設けたが、これに限らず、例えば本体2の外側に設けても良い。
取っ手6は、先の例では、本体2の内側に設けたが、これに限らず、例えば本体2の外側に設けても良い。
据付型構造物50は、先の例では、パーゴラ(藤棚)であったが、これに限らず、例えばイベント用テント等でも良い。イベント用テントの場合には、支柱の下部に取付ける座体の代わりに支柱用錘1を取付ける様にする。
植物Aは、先の例では、蔓性植物であったが、これに限らず、例えば他の草花や樹木でも良い。
取付体3は、先の例では、本体2の内側に設けたが、これに限らず、例えば本体2の外側に設けても良い。
取っ手6は、先の例では、本体2の内側に設けたが、これに限らず、例えば本体2の外側に設けても良い。
据付型構造物50は、先の例では、パーゴラ(藤棚)であったが、これに限らず、例えばイベント用テント等でも良い。イベント用テントの場合には、支柱の下部に取付ける座体の代わりに支柱用錘1を取付ける様にする。
植物Aは、先の例では、蔓性植物であったが、これに限らず、例えば他の草花や樹木でも良い。
1…支柱用錘、2…本体、3…取付体、4…側壁、5…底壁、6…取っ手、7…水抜き穴、8…足部、9…角筒、10…固定具、50…据置型構造物、51…棚体、52…支柱、53…梁材、54…継手、55…第一索条、56…第二索条、A…植物、B…土壌。
Claims (3)
- 植物とこれを植栽する為の土壌とを収容し得る容器状の本体と、本体に設けられて据置型構造物の支柱の下部が着脱可能に取付けられる取付体と、から構成した事を特徴とする支柱用錘。
- 本体の内側には、本体を持ち上げる為の取っ手が設けられている請求項1に記載の支柱用錘。
- 取付体は、本体の内側に設けられている請求項1に記載の支柱用錘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003391970A JP2005155063A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 支柱用錘 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003391970A JP2005155063A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 支柱用錘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005155063A true JP2005155063A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34718825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003391970A Pending JP2005155063A (ja) | 2003-11-21 | 2003-11-21 | 支柱用錘 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005155063A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8424549B1 (en) * | 2010-09-14 | 2013-04-23 | Giffy Tent Barrels, Inc. | Tent pole anchor apparatus |
US8714174B1 (en) * | 2011-07-15 | 2014-05-06 | Daniel Anthony DeSousa | Canopy weight case |
RU2529703C1 (ru) * | 2013-05-21 | 2014-09-27 | Государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт гидротехники и мелиорации им. А.Н. Костякова Российской академии сельскохозяйственных наук (ГНУ ВНИИГиМ Россельхозакадемии) | Водопойный пункт для пастбищного степного животноводства |
-
2003
- 2003-11-21 JP JP2003391970A patent/JP2005155063A/ja active Pending
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US8714174B1 (en) * | 2011-07-15 | 2014-05-06 | Daniel Anthony DeSousa | Canopy weight case |
RU2529703C1 (ru) * | 2013-05-21 | 2014-09-27 | Государственное научное учреждение Всероссийский научно-исследовательский институт гидротехники и мелиорации им. А.Н. Костякова Российской академии сельскохозяйственных наук (ГНУ ВНИИГиМ Россельхозакадемии) | Водопойный пункт для пастбищного степного животноводства |
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