JP3112587U - 栽培容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 建物の屋上やベランダ等に分解して搬入でき、連結することで設置スペースや栽培物の種類、管理者の要望等に応じた大きさに形成することができ使用性に優れ、且つ、余分な水が円滑に排水されるので育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることなく、家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる栽培容器を提供することを目的とする。
【解決手段】 本考案の栽培容器1は、底壁部4と対向側壁部5と端部側壁部6とを有する一対の端部ユニット2a,2bと、底壁部8と対向側壁部9とを有する1乃至複数の中間ユニット3と、端部ユニット2a,2bと中間ユニット3を連結する連結部10と、を備え、連結部10は、連結する2の対向側壁部5,9の端部を突き合わせた状態で各々の対向側壁部5,9の側面に添設される連結板11と、連結板11と対向側壁部5,9とを固定する固定部材14と、を備えた構成を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本考案の栽培容器1は、底壁部4と対向側壁部5と端部側壁部6とを有する一対の端部ユニット2a,2bと、底壁部8と対向側壁部9とを有する1乃至複数の中間ユニット3と、端部ユニット2a,2bと中間ユニット3を連結する連結部10と、を備え、連結部10は、連結する2の対向側壁部5,9の端部を突き合わせた状態で各々の対向側壁部5,9の側面に添設される連結板11と、連結板11と対向側壁部5,9とを固定する固定部材14と、を備えた構成を有する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、建物の屋上や住宅のベランダ等に設置して野菜や草花等の等の植物を栽培するための栽培容器に関するものである。
従来、職場や家庭等において環境を和ませて日々の生活に潤いを与えるために観賞用植物等の種々の植物が用いられている。オフィスやマンション等の住宅の室内において植物を栽培する場合は、一般的に鉢植えやプランタ等が用いられている。
また、家庭等において野菜等の栽培を楽しむために家庭菜園を作ることが広く普及している。家庭菜園を作る場合、家庭菜園が可能な庭等の土地があれば該土地に作ればよいが、土地が無いマンション等の集合住宅において家庭菜園を行うには、一般的にベランダや屋上、或いは室内等に鉢植えやプランタを設置したり、或いは、屋上等の床面に複数のブロックを並設して囲いを形成しその中に耐根シート等を敷設して客土を投入した簡易的な花壇等を設置したりしている。
さらに、近年、ヒートアイランド現象が深刻化しており、その対応策の一つとしてビルやマンション等の建物の屋上緑化が強く求められており、建物の屋上に鉢植えやプランタ等を多数設置したり、簡易的な花壇を設置したりすることが行われている。
また、家庭等において野菜等の栽培を楽しむために家庭菜園を作ることが広く普及している。家庭菜園を作る場合、家庭菜園が可能な庭等の土地があれば該土地に作ればよいが、土地が無いマンション等の集合住宅において家庭菜園を行うには、一般的にベランダや屋上、或いは室内等に鉢植えやプランタを設置したり、或いは、屋上等の床面に複数のブロックを並設して囲いを形成しその中に耐根シート等を敷設して客土を投入した簡易的な花壇等を設置したりしている。
さらに、近年、ヒートアイランド現象が深刻化しており、その対応策の一つとしてビルやマンション等の建物の屋上緑化が強く求められており、建物の屋上に鉢植えやプランタ等を多数設置したり、簡易的な花壇を設置したりすることが行われている。
しかしながら、屋上やベランダ等に多数の鉢植えやプランタ等を設置する場合、その搬入作業及び設置作業が極めて煩雑であると共に、設置後の灌水や施肥等を個々の鉢植えやプランタに対して行う必要があり管理作業が極めて煩雑であるという問題があった。また、鉢植えやプランタではその容積が小さいため、1の植物しか植え付けることができなかったり育ちが悪かったりするという問題があった。このような問題を解決するために、分解して持ち運び可能であると共に連結して大きな容積を有し、多数の植物の栽培が1つの容器で可能な箱状の栽培容器が用いられている。このような栽培容器としては、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1には「複数の容器単体を一連に連結して一つの栽培容器に構成するようにした栽培装置において、容器単体の底板の上面に排水溝を設け、該底板の端部に端面側が開口した嵌入溝を設けると共に容器単体を接続すると隣り合う容器単体の嵌入溝が連通するようになし、嵌入溝に継手を嵌入して容器単体を連結した水耕栽培装置」が記載されている。
また、特許文献2には「コ字状の横桁組合せ溝を両端部近傍の下辺部に有すると共に、複数のコ字状の切り込み溝を上辺部及び下辺部に有する帯板状の横桁と、下部をL字状に折曲し上端部に上向きコ字状の組合せ溝又は横桁挿通孔を有する左右一対の板状立脚体と、を備えた園芸用支柱保持具」が記載されている。
しかしながら、上記従来の技術では以下のような課題を有していた。
(1)特許文献1は水耕栽培用の栽培容器であるので、底板に排水溝を形成する必要があると共にビニールシートやロックウールベッド等の装備する必要があり、部品点数が多く屋上やベランダへの搬入作業や設置作業が煩雑であり、また、設置時には若干傾斜した床を形成し該床に容器単体を並べて設置する作業、容器内部にビニールシートを敷設する作業、ロックウールベッドを装入する作業、ポットの側部に給液パイプを配置する作業等が必要であり、専門の知識がなければ正しい設置作業が困難であり、さらに、構造が複雑であると共に水耕栽培であるので根腐れし易く専門の知識がなければ正しい管理も困難であるという課題を有していた。
(2)容器単体がスチレン系樹脂の発泡体により形成されているので、強度が小さく耐久性が低いため長期に渡って使用できないと共に外観に欠けるという課題を有していた。
(3)特許文献2では、園芸用支柱保持具を用いなければ支柱を立設することができず、特に土を浅く投入した場合は土に直接支柱を立てることができないので支柱の立設が困難であると共に、植物を保護するためにプランタを防風ネットや防鳥ネット等で被覆する際には該ネット等の保持具を別途設置しなければならず使用性に欠けるという課題を有していた。
(1)特許文献1は水耕栽培用の栽培容器であるので、底板に排水溝を形成する必要があると共にビニールシートやロックウールベッド等の装備する必要があり、部品点数が多く屋上やベランダへの搬入作業や設置作業が煩雑であり、また、設置時には若干傾斜した床を形成し該床に容器単体を並べて設置する作業、容器内部にビニールシートを敷設する作業、ロックウールベッドを装入する作業、ポットの側部に給液パイプを配置する作業等が必要であり、専門の知識がなければ正しい設置作業が困難であり、さらに、構造が複雑であると共に水耕栽培であるので根腐れし易く専門の知識がなければ正しい管理も困難であるという課題を有していた。
(2)容器単体がスチレン系樹脂の発泡体により形成されているので、強度が小さく耐久性が低いため長期に渡って使用できないと共に外観に欠けるという課題を有していた。
(3)特許文献2では、園芸用支柱保持具を用いなければ支柱を立設することができず、特に土を浅く投入した場合は土に直接支柱を立てることができないので支柱の立設が困難であると共に、植物を保護するためにプランタを防風ネットや防鳥ネット等で被覆する際には該ネット等の保持具を別途設置しなければならず使用性に欠けるという課題を有していた。
本考案は、上記従来の課題を解決するもので、建物の屋上やベランダ等に分解して搬入できるため搬入作業が容易であると共に簡単に連結でき連結することで設置スペースや栽培物の種類、管理者の要望等に応じた大きさに形成することができ使用性に優れ、且つ、余分な水が円滑に排水されるので育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることなく、家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる栽培容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本考案の栽培容器は、以下の構成を有している。
本考案の請求項1に記載の栽培容器は、野菜や草花等の植物を栽培するための栽培容器であって、a.多角形状又は略半楕円形状に形成された底壁部と、前記底壁部の対向する2辺に立設された対向側壁部と、前記底壁部の他の辺に前記対向側壁部と一体若しくは別体に形成され立設された端部側壁部又は分割端部側壁部と、を有する一対の端部ユニットと、b.矩形状の底壁部と、前記底壁部の対向する2辺に立設された対向側壁部と、を有する1乃至複数の中間ユニットと、c.前記端部ユニットと前記中間ユニット、又は、前記一対の端部ユニット同士、若しくは、隣り合う前記中間ユニット同士を連結する連結部と、を備え、前記連結部は、連結する2の前記対向側壁部の端部を突き合わせた状態で各々の前記対向側壁部の側面に添設される連結板と、前記連結板と各々の前記対向側壁部とを固定する固定部材と、を備えた構成を有している。
本考案の請求項1に記載の栽培容器は、野菜や草花等の植物を栽培するための栽培容器であって、a.多角形状又は略半楕円形状に形成された底壁部と、前記底壁部の対向する2辺に立設された対向側壁部と、前記底壁部の他の辺に前記対向側壁部と一体若しくは別体に形成され立設された端部側壁部又は分割端部側壁部と、を有する一対の端部ユニットと、b.矩形状の底壁部と、前記底壁部の対向する2辺に立設された対向側壁部と、を有する1乃至複数の中間ユニットと、c.前記端部ユニットと前記中間ユニット、又は、前記一対の端部ユニット同士、若しくは、隣り合う前記中間ユニット同士を連結する連結部と、を備え、前記連結部は、連結する2の前記対向側壁部の端部を突き合わせた状態で各々の前記対向側壁部の側面に添設される連結板と、前記連結板と各々の前記対向側壁部とを固定する固定部材と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)一対の端部ユニットと1乃至複数の中間ユニットに分解することができるので、各ユニットを個別に搬送することにより建物の屋上やベランダ等への搬入及び設置を容易に行うことができる。
(2)端部ユニットと中間ユニット、又は、一対の端部ユニット同士、若しくは、隣り合う中間ユニット同士を対向側壁部の側面に添設した連結板と固定部材とで容易に連結でき連結するだけで栽培容器を容易に組み立てることができる。
(3)連結する中間ユニットの数を増減することにより、建物の屋上やベランダ等の設置スペースの広さ、栽培物の種類や植付け数、或いは管理者の管理能力等に応じて、それに適した大きさに形成することができる。
(4)容器の内部に土を投入するだけで栽培物を植え付けることができ、煩雑な設置作業や管理作業が必要なく家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる。
(5)突き合わせた対向側壁部を連結板と固定部材とにより連結しているので、対向側壁部の突き合わせ面の間の隙間から余分な水を円滑に排水でき、また、隣り合う底壁部同士は単に突き合わされているだけなので、この突き合わせ面の間の隙間からも余分な水を円滑に排水でき、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを防止できる。
(1)一対の端部ユニットと1乃至複数の中間ユニットに分解することができるので、各ユニットを個別に搬送することにより建物の屋上やベランダ等への搬入及び設置を容易に行うことができる。
(2)端部ユニットと中間ユニット、又は、一対の端部ユニット同士、若しくは、隣り合う中間ユニット同士を対向側壁部の側面に添設した連結板と固定部材とで容易に連結でき連結するだけで栽培容器を容易に組み立てることができる。
(3)連結する中間ユニットの数を増減することにより、建物の屋上やベランダ等の設置スペースの広さ、栽培物の種類や植付け数、或いは管理者の管理能力等に応じて、それに適した大きさに形成することができる。
(4)容器の内部に土を投入するだけで栽培物を植え付けることができ、煩雑な設置作業や管理作業が必要なく家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる。
(5)突き合わせた対向側壁部を連結板と固定部材とにより連結しているので、対向側壁部の突き合わせ面の間の隙間から余分な水を円滑に排水でき、また、隣り合う底壁部同士は単に突き合わされているだけなので、この突き合わせ面の間の隙間からも余分な水を円滑に排水でき、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを防止できる。
ここで、端部ユニットや中間ユニットの底壁部又は側壁部としては、木材や合板、合成樹脂材、或いは木材の廃材と合成樹脂の廃材とを粉砕して混練し板状に加熱成型した再利用材等が用いられる。合成樹脂材や再利用材を用いる場合は、内部に中空部を形成する、又は、中空部を形成すると共に該中空部を分割するようにその内部に複数の補強部を形成することができる。これにより、強度を低下させることなく軽量化を図ることができ、搬送性及び組立て分解作業性に優れる。
端部側壁部及び/又は対向側壁部は、厚みが15mm〜55mm好ましくは25mm〜45mmに形成されると共に、高さが50mm〜200mm好ましくは80mm〜120mmに形成される。厚みが25mmより小さくなるにつれ底壁部に立設した端部側壁部や対向側壁部の安定性が低下する傾向があり、15mmより小さくなるとこの傾向が極めて顕著になり、厚みが45mmより大きくなるにつれ重量が大きくなると共に必要な設置スペースに対する容器の容積が小さくなり搬送性及び組立て分解作業性、使用性が低下する傾向があり、55mmより大きくなるとこの傾向が極めて顕著になるため好ましくない。また、高さが80mmより小さくなるにつれ投入する土の厚みが小さくなり栽培物が十分に根を張ることができず育ちが悪くなる傾向があり、50mmより小さくなるとこの傾向が極めて顕著になり、高さが120mmより大きくなるにつれ重量が大きくなり搬送性及び組立て分解作業性、使用性が低下する傾向があり、200mmより大きくなるとこの傾向が極めて顕著になるため好ましくない。
底壁部の底面の四隅等に車輪やローラ等の移動手段や脚部を設けることもできる。これにより、栽培容器を移動させたり所定高さに設置して作業者が立ったまま作業したりすることができる。なお、移動手段や脚部は折畳み自在又は脱着自在に設けることもできる。
連結板としてはステンレス鋼等の金属板や合成樹脂板等が用いられる。また、固定部材としてはビスやボルトナット等が用いられる。この場合、連結板の所定部にビスやボルト等が挿通する左右一対の挿通孔を形成する。ボルトナットを用いることにより栽培容器を繰り返し分解及び組み立てることができ、何度でも再使用できる。
栽培容器に投入される土としては、腐植土等の泥炭を混合した純度の高い種々の有機物を多く含む客土等が好適に用いられる。このような客土は保肥力が高く、また保水性が高く且つ余分な水分の水はけが良いため、栽培物の育ちが良いが育ち過ぎたり根腐れしたりすることがなく、専門的な知識を有しない者であっても良質の野菜や草花等を栽培できる。
端部側壁部及び/又は対向側壁部は、厚みが15mm〜55mm好ましくは25mm〜45mmに形成されると共に、高さが50mm〜200mm好ましくは80mm〜120mmに形成される。厚みが25mmより小さくなるにつれ底壁部に立設した端部側壁部や対向側壁部の安定性が低下する傾向があり、15mmより小さくなるとこの傾向が極めて顕著になり、厚みが45mmより大きくなるにつれ重量が大きくなると共に必要な設置スペースに対する容器の容積が小さくなり搬送性及び組立て分解作業性、使用性が低下する傾向があり、55mmより大きくなるとこの傾向が極めて顕著になるため好ましくない。また、高さが80mmより小さくなるにつれ投入する土の厚みが小さくなり栽培物が十分に根を張ることができず育ちが悪くなる傾向があり、50mmより小さくなるとこの傾向が極めて顕著になり、高さが120mmより大きくなるにつれ重量が大きくなり搬送性及び組立て分解作業性、使用性が低下する傾向があり、200mmより大きくなるとこの傾向が極めて顕著になるため好ましくない。
底壁部の底面の四隅等に車輪やローラ等の移動手段や脚部を設けることもできる。これにより、栽培容器を移動させたり所定高さに設置して作業者が立ったまま作業したりすることができる。なお、移動手段や脚部は折畳み自在又は脱着自在に設けることもできる。
連結板としてはステンレス鋼等の金属板や合成樹脂板等が用いられる。また、固定部材としてはビスやボルトナット等が用いられる。この場合、連結板の所定部にビスやボルト等が挿通する左右一対の挿通孔を形成する。ボルトナットを用いることにより栽培容器を繰り返し分解及び組み立てることができ、何度でも再使用できる。
栽培容器に投入される土としては、腐植土等の泥炭を混合した純度の高い種々の有機物を多く含む客土等が好適に用いられる。このような客土は保肥力が高く、また保水性が高く且つ余分な水分の水はけが良いため、栽培物の育ちが良いが育ち過ぎたり根腐れしたりすることがなく、専門的な知識を有しない者であっても良質の野菜や草花等を栽培できる。
本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の栽培容器であって、前記端部ユニットの前記端部側壁部、及び、前記端部ユニット及び前記中間ユニットの前記対向側壁部は前記底壁部に2乃至複数箇所でビス止めされた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)端部側壁部及び対向側壁部が底壁部に2乃至複数箇所でビス止めされているので、端部側壁部及び対向側壁部と底壁部の間に水分を排水できる程度の隙間が生じ、余分な水分を円滑に排水することができ、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを確実に防止できる。
(1)端部側壁部及び対向側壁部が底壁部に2乃至複数箇所でビス止めされているので、端部側壁部及び対向側壁部と底壁部の間に水分を排水できる程度の隙間が生じ、余分な水分を円滑に排水することができ、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを確実に防止できる。
ここで、底壁部と該側壁部の当接部に環状部材を装入してビス止めしてもよい。これにより、底壁部と該側壁部との間の隙間を排水に十分な大きさに形成でき排水性を向上できる。また、該側壁部に通気孔や通水孔を形成してもよく、通気性や排水性を向上できる。
本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の栽培容器であって、前記連結部は、前記連結板に固設された筒状又は環状の支柱挿入部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)直線状やアーチ状、略コ字形状等の支柱を支柱挿入部に挿着し、支柱に蔓を有する植物等を支持させることができ、また、アーチ状等の支柱を支柱挿入部に挿着すると共に該アーチ状等の支柱の中間部に直線状の支柱を結着して、容器の略中央部等に直線状の支柱の立設することができ、植物を支持させることができ、植物の傾倒を防止できる。
(2)支柱挿入部が連結板に固設されているので、支柱を立設するための他の用具が不要であり、支柱の設置作業を容易に行うことができる。
(1)直線状やアーチ状、略コ字形状等の支柱を支柱挿入部に挿着し、支柱に蔓を有する植物等を支持させることができ、また、アーチ状等の支柱を支柱挿入部に挿着すると共に該アーチ状等の支柱の中間部に直線状の支柱を結着して、容器の略中央部等に直線状の支柱の立設することができ、植物を支持させることができ、植物の傾倒を防止できる。
(2)支柱挿入部が連結板に固設されているので、支柱を立設するための他の用具が不要であり、支柱の設置作業を容易に行うことができる。
ここで、支柱挿入部の側面に貫通孔を形成し、該貫通孔に止めネジを螺着することにより、支柱挿入部に挿入された支柱を締め付けることができ、支柱を確実に固定することができる。特に、風の強い屋上等において支柱が強風で飛ばされるのを防止できる。
本考案の請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の栽培容器であって、前記支柱挿入部に下端部が挿入され栽培容器の上部に架設されたアーチ状又は略コ字形状の支柱を備えた構成を有している。
この構成により、請求項3の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)アーチ状又は略コ字形状の支柱に防鳥ネットや防風ネット、ビニルシート、蔓等を巻き付けて保持するための網体、いわゆる蔓垣ネット等の被覆部材を支持させて設置することができ、栽培物を鳥や風、寒気等から保護したり蔓等を保持したりすることができ、良質の野菜や草花等を栽培することができる。
(2)アーチ状又は略コ字形状の支柱を支柱挿入部に挿着するだけで、栽培容器を被覆部材で被覆することができるので、専門的な知識を有さない者でもこれらの設置作業を短時間で容易に行うことができる。
(1)アーチ状又は略コ字形状の支柱に防鳥ネットや防風ネット、ビニルシート、蔓等を巻き付けて保持するための網体、いわゆる蔓垣ネット等の被覆部材を支持させて設置することができ、栽培物を鳥や風、寒気等から保護したり蔓等を保持したりすることができ、良質の野菜や草花等を栽培することができる。
(2)アーチ状又は略コ字形状の支柱を支柱挿入部に挿着するだけで、栽培容器を被覆部材で被覆することができるので、専門的な知識を有さない者でもこれらの設置作業を短時間で容易に行うことができる。
以上説明したように本考案によれば、以下のような有利な効果が得られる。
請求項1に記載の考案によれば、
(1)一対の端部ユニットと1乃至複数の中間ユニットに分解することができるので、各ユニットを個別に搬送することにより建物の屋上やベランダ等への搬入及び設置を容易に行うことができる分解が容易で搬送性及び設置作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
(2)端部ユニットと中間ユニット、又は、一対の端部ユニット同士、若しくは、隣り合う中間ユニット同士を対向側壁部の側面に添設した連結板と固定部材とで容易に連結でき連結するだけで栽培容器を容易に組み立てることができる組み立て作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
(3)連結する中間ユニットの数を増減することにより、建物の屋上やベランダ等の設置スペースの広さ、栽培物の種類や植付け数、或いは管理者の管理能力等に応じて、それに適した大きさに形成することができる汎用性に優れた栽培容器を提供することができる。
(4)容器の内部に土を投入するだけで栽培物を植え付けることができ、設置作業性及び管理作業性に優れ、家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる栽培容器を提供することができる。
(5)連結板と固定部材とにより連結しているので、対向側壁部又は底壁部の突き合わせ面の間の隙間からも余分な水を円滑に排水でき排水性に優れ、水はけがよいので栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを防止できる栽培容器を提供することができる。
請求項1に記載の考案によれば、
(1)一対の端部ユニットと1乃至複数の中間ユニットに分解することができるので、各ユニットを個別に搬送することにより建物の屋上やベランダ等への搬入及び設置を容易に行うことができる分解が容易で搬送性及び設置作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
(2)端部ユニットと中間ユニット、又は、一対の端部ユニット同士、若しくは、隣り合う中間ユニット同士を対向側壁部の側面に添設した連結板と固定部材とで容易に連結でき連結するだけで栽培容器を容易に組み立てることができる組み立て作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
(3)連結する中間ユニットの数を増減することにより、建物の屋上やベランダ等の設置スペースの広さ、栽培物の種類や植付け数、或いは管理者の管理能力等に応じて、それに適した大きさに形成することができる汎用性に優れた栽培容器を提供することができる。
(4)容器の内部に土を投入するだけで栽培物を植え付けることができ、設置作業性及び管理作業性に優れ、家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる栽培容器を提供することができる。
(5)連結板と固定部材とにより連結しているので、対向側壁部又は底壁部の突き合わせ面の間の隙間からも余分な水を円滑に排水でき排水性に優れ、水はけがよいので栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを防止できる栽培容器を提供することができる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、
(1)端部側壁部が底壁部に2乃至複数箇所でビス止めされているので、端部側壁部及び対向側壁部と底壁部の間の隙間から余分な水分を円滑に排水することができ排水性に優れ、水はけがよいので栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを確実に防止できる栽培容器を提供することができる。
(1)端部側壁部が底壁部に2乃至複数箇所でビス止めされているので、端部側壁部及び対向側壁部と底壁部の間の隙間から余分な水分を円滑に排水することができ排水性に優れ、水はけがよいので栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを確実に防止できる栽培容器を提供することができる。
請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2の効果に加え、
(1)支柱挿入部に挿着した直線状やアーチ状、略コ字形状等の支柱により植物を支持させることができ、植物の傾倒を防止できる栽培容器を提供することができる。
(2)支柱挿入部が連結板に固設されているので、支柱を立設するための他の用具が不要であり、煩雑な部品管理が必要なく使用性に優れると共に支柱の設置作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
(1)支柱挿入部に挿着した直線状やアーチ状、略コ字形状等の支柱により植物を支持させることができ、植物の傾倒を防止できる栽培容器を提供することができる。
(2)支柱挿入部が連結板に固設されているので、支柱を立設するための他の用具が不要であり、煩雑な部品管理が必要なく使用性に優れると共に支柱の設置作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
請求項4に記載の考案によれば、請求項3の効果に加え、
(1)アーチ状又は略コ字形状の支柱に防鳥ネットや防風ネット、ビニルシート、蔓垣ネット等の被覆部材を支持させて栽培物を鳥や風、寒気等から保護したり蔓等を保持したりすることができ、良質の野菜や草花等を栽培することができる栽培容器を提供することができる。
(2)アーチ状又は略コ字形状の支柱を支柱挿入部に挿着するだけで、栽培容器を被覆部材で被覆することができるので、これらの設置作業を短時間で容易に行うことができる設置作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
(1)アーチ状又は略コ字形状の支柱に防鳥ネットや防風ネット、ビニルシート、蔓垣ネット等の被覆部材を支持させて栽培物を鳥や風、寒気等から保護したり蔓等を保持したりすることができ、良質の野菜や草花等を栽培することができる栽培容器を提供することができる。
(2)アーチ状又は略コ字形状の支柱を支柱挿入部に挿着するだけで、栽培容器を被覆部材で被覆することができるので、これらの設置作業を短時間で容易に行うことができる設置作業性に優れた栽培容器を提供することができる。
以下、本考案の一実施の形態について、図1乃至図5を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1における栽培容器の全体斜視図であり、図2(a)は本実施の形態1における栽培容器の平面図であり、図2(b)は本実施の形態1における栽培容器の側面図であり、図3(a)は図2(a)のA−A線の矢視断面図であり、図3(b)は図2(a)のB−B線の矢視断面図であり、図3(c)は連結部の要部分解斜視図である。
図中、1は本実施の形態1における栽培容器、2a,2bは端部ユニット、3は中間ユニット、4は端部ユニット2a,2bの矩形状の底壁部、5は底壁部4の対向する2辺にビス止めされ立設された対向側壁部、6は底壁部4の他の1辺にビス止めされ立設された端部側壁部、7は対向側壁部5と端部側壁部6とのL字状の連結部分において各側壁部5,6の外側に添設されたステンレス鋼等の金属板からなるL字状連結板、8は中間ユニット3の矩形状の底壁部、9は底壁部8の対向する2辺にビス止めされ立設された対向側壁部、10は端部ユニット2a,2bと中間ユニット3とを連結する連結部、11は連結する端部ユニット2a,2bと中間ユニット3の対向側壁部5,9の端部を突き合わせた状態で各々の対向側壁部5,9の側面に添設されたステンレス鋼等の金属板からなる連結板、12はL字状連結板7及び連結板11に形成された2のボルト挿通孔、13は対向側壁部5,9及び端部側壁部6の両端部近傍に各々形成されたボルト孔、14はボルト(固定部材)、15はナット(固定部材)、16はL字状連結板7及び連結板11の略中央部等に溶接等により固設された筒状の支柱挿入部、17は支柱挿入部16に挿入した支柱を締め付け固定する止めネジ、18は対向側壁部5,9及び端部側壁部6を底壁部4,8に立設固定するためのビスである。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1における栽培容器の全体斜視図であり、図2(a)は本実施の形態1における栽培容器の平面図であり、図2(b)は本実施の形態1における栽培容器の側面図であり、図3(a)は図2(a)のA−A線の矢視断面図であり、図3(b)は図2(a)のB−B線の矢視断面図であり、図3(c)は連結部の要部分解斜視図である。
図中、1は本実施の形態1における栽培容器、2a,2bは端部ユニット、3は中間ユニット、4は端部ユニット2a,2bの矩形状の底壁部、5は底壁部4の対向する2辺にビス止めされ立設された対向側壁部、6は底壁部4の他の1辺にビス止めされ立設された端部側壁部、7は対向側壁部5と端部側壁部6とのL字状の連結部分において各側壁部5,6の外側に添設されたステンレス鋼等の金属板からなるL字状連結板、8は中間ユニット3の矩形状の底壁部、9は底壁部8の対向する2辺にビス止めされ立設された対向側壁部、10は端部ユニット2a,2bと中間ユニット3とを連結する連結部、11は連結する端部ユニット2a,2bと中間ユニット3の対向側壁部5,9の端部を突き合わせた状態で各々の対向側壁部5,9の側面に添設されたステンレス鋼等の金属板からなる連結板、12はL字状連結板7及び連結板11に形成された2のボルト挿通孔、13は対向側壁部5,9及び端部側壁部6の両端部近傍に各々形成されたボルト孔、14はボルト(固定部材)、15はナット(固定部材)、16はL字状連結板7及び連結板11の略中央部等に溶接等により固設された筒状の支柱挿入部、17は支柱挿入部16に挿入した支柱を締め付け固定する止めネジ、18は対向側壁部5,9及び端部側壁部6を底壁部4,8に立設固定するためのビスである。
ここで、端部側壁部6及び対向側壁部5,9としては、湿気に強く腐食し難い性質を有するヒバ等の木材又は廃材と合成樹脂の廃材とを粉砕して混練し板状に加熱成型した再利用材等を用い、その厚みは25mm〜45mm、高さは80mm〜120mm、長さは450mm〜1200mm程度に形成されている。また、底壁部4,8としては、端部側壁部6や対向側壁部5,9と同様の材質を用い、その厚みは5mm〜20mm、横辺及び縦辺の長さは450mm×600mm〜900mm×120mm程度に形成されている。これにより、安定性が高く且つ栽培容器1を軽量にできると共に、広い設置スペースをとらず搬送性及び組立て分解作業性、使用性を向上できる。なお、ヒバ等の木材を使用することにより、木材に防腐剤や防虫剤等の薬品を注入する必要がなく、幼児や子供等に安心して使用させることができる。
以上のように構成された本実施の形態1における栽培容器1について、以下その使用方法を図1乃至図4を用いて説明する。
図4は栽培容器1の使用状態を示す全体斜視図である。
図4において、20は土、21はアーチ状の支柱、22はビニルシート(被覆部材)である。
まず、一対の端部ユニット2a,2bと1乃至複数の中間ユニット3を建物の屋上やベランダ等の設置場所に個別に搬入する。次に、端部ユニット2aと中間ユニット3と端部ユニット2bとを連結部10で連結する。連結作業は、図3(c)に示すように、まず、連結部10において端部ユニット2a,2bの対向側壁部5の端部と中間ユニット3の対向側壁部9の端部とを突き合わせ、その突き合わせ部分の各対向側壁部5,9の側面に連結板11を添設する。次に、連通したボルト挿通孔12とボルト孔13にボルト14を挿通し、ボルト14の端部にナット15を螺着して締め付ける。なお、端部ユニット2a,2bの端部側壁部6と対向側壁部5はL字状連結板7により予め連結しておくが、その連結構造は連結板11に替えてL字状連結板7を用いた点以外は連結部10の構造と同様なので説明を省略する。
このように、端部ユニット2a,2bと中間ユニット3とを連結するだけで栽培容器1を容易に組み立てることができる。なお、栽培容器1を分解する場合は、ボルト14及びナット15、ビス18を外すだけでよく、容易に各ユニット2a,2b,3を分解できると共に、場合によっては対向側壁部5,9や端部側壁部6と底壁部4,8とを分解できる。
図4は栽培容器1の使用状態を示す全体斜視図である。
図4において、20は土、21はアーチ状の支柱、22はビニルシート(被覆部材)である。
まず、一対の端部ユニット2a,2bと1乃至複数の中間ユニット3を建物の屋上やベランダ等の設置場所に個別に搬入する。次に、端部ユニット2aと中間ユニット3と端部ユニット2bとを連結部10で連結する。連結作業は、図3(c)に示すように、まず、連結部10において端部ユニット2a,2bの対向側壁部5の端部と中間ユニット3の対向側壁部9の端部とを突き合わせ、その突き合わせ部分の各対向側壁部5,9の側面に連結板11を添設する。次に、連通したボルト挿通孔12とボルト孔13にボルト14を挿通し、ボルト14の端部にナット15を螺着して締め付ける。なお、端部ユニット2a,2bの端部側壁部6と対向側壁部5はL字状連結板7により予め連結しておくが、その連結構造は連結板11に替えてL字状連結板7を用いた点以外は連結部10の構造と同様なので説明を省略する。
このように、端部ユニット2a,2bと中間ユニット3とを連結するだけで栽培容器1を容易に組み立てることができる。なお、栽培容器1を分解する場合は、ボルト14及びナット15、ビス18を外すだけでよく、容易に各ユニット2a,2b,3を分解できると共に、場合によっては対向側壁部5,9や端部側壁部6と底壁部4,8とを分解できる。
次に、図4に示すように、組み立てた栽培容器1に耐根シートを敷設し、土20を投入する。土20としては、腐植土等を混合した純度の高い種々の有機物を多く含む客土等であって団粒構造を有するものを用い、厚みが80mm〜120mmとなるように所定量投入する。
次に、必要に応じて、アーチ状の支柱21の両端部を対向する支柱挿入部16に挿入し、止めネジ17で締め付けて固定すると共に、その上部にビニルシート22を覆設する。これにより簡易的な温室を形成し、栽培物を寒気から保護することができる。なお、ビニルシート22に替えて防鳥ネットや防風ネットを覆設することにより、栽培物を鳥や風から保護することができる。
次に、必要に応じて、アーチ状の支柱21の両端部を対向する支柱挿入部16に挿入し、止めネジ17で締め付けて固定すると共に、その上部にビニルシート22を覆設する。これにより簡易的な温室を形成し、栽培物を寒気から保護することができる。なお、ビニルシート22に替えて防鳥ネットや防風ネットを覆設することにより、栽培物を鳥や風から保護することができる。
また、本実施の形態1の栽培容器1において、直線状の支柱を立設するために支柱保持具を用いることができる。
図5(a)は支柱保持具の全体斜視図であり、図5(b)は支柱保持具の使用状態を示す要部斜視図であり、図5(c)は支柱保持具の別の使用状態を示す要部斜視図である。
図5において、25は支柱保持具、26はステンレス鋼等の金属板や合成樹脂板により形成された平板状のベース部、27はベース部26の所定部に溶接や接着等により立設固定された支柱挿入筒部、28は支柱挿入筒部27に挿入した支柱を締め付け固定する止めネジである。
栽培容器1の内部に直線状の支柱の立設する場合は、図5(b)に示すように、土20の表面から支柱挿入筒部27の上端部が露出するように支柱保持具25のベース部26側を土20に埋設する。支柱挿入筒部27に支柱の下端部を挿入して止めネジ28で締め付け固定することにより、支柱を栽培容器1の内部の任意の場所に立設することができる。
また、栽培容器1の側部に直線状又はアーチ状等の支柱を立設する場合は、図5(c)に示すように、栽培容器1の設置面と底壁部との間にベース部26を差し込む。支柱挿入筒部27に支柱の下端部を挿入して止めネジ28で締め付け固定することにより、支柱を栽培容器1の側部の任意の場所に立設することができる。
図5(a)は支柱保持具の全体斜視図であり、図5(b)は支柱保持具の使用状態を示す要部斜視図であり、図5(c)は支柱保持具の別の使用状態を示す要部斜視図である。
図5において、25は支柱保持具、26はステンレス鋼等の金属板や合成樹脂板により形成された平板状のベース部、27はベース部26の所定部に溶接や接着等により立設固定された支柱挿入筒部、28は支柱挿入筒部27に挿入した支柱を締め付け固定する止めネジである。
栽培容器1の内部に直線状の支柱の立設する場合は、図5(b)に示すように、土20の表面から支柱挿入筒部27の上端部が露出するように支柱保持具25のベース部26側を土20に埋設する。支柱挿入筒部27に支柱の下端部を挿入して止めネジ28で締め付け固定することにより、支柱を栽培容器1の内部の任意の場所に立設することができる。
また、栽培容器1の側部に直線状又はアーチ状等の支柱を立設する場合は、図5(c)に示すように、栽培容器1の設置面と底壁部との間にベース部26を差し込む。支柱挿入筒部27に支柱の下端部を挿入して止めネジ28で締め付け固定することにより、支柱を栽培容器1の側部の任意の場所に立設することができる。
以上のように本実施の形態1における栽培容器1は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)一対の端部ユニット2a,2bと中間ユニット3とを対向側壁部5,9の側面に添設した連結板11とボルト14、ナット15で容易に連結でき連結するだけで栽培容器1を容易に組み立てることができ、また、ボルト14及びナット15や場合によってはビス18を外すだけで端部ユニット2a,2bと中間ユニット3、又は各部材4,8,5,9,6を容易に分解することができるので、各ユニット2a,2b,3若しくは各部材4,8,5,9,6を個別に搬送することにより建物の屋上やベランダ等への搬入及び設置を容易に行うことができ搬送性及び設置作業性に優れる。
(2)一対の端部ユニット2a,2b同士を直接連結したり、連結する中間ユニット3の数を増減したりすることにより、建物の屋上やベランダ等の設置スペースの広さ、栽培物の種類や植付け数、或いは管理者の管理能力等に応じて、それに適した大きさに栽培容器1を形成することができる。
(3)栽培容器1の内部に耐根シート等を敷設する必要がなく、そのまま土20を投入するだけで栽培物を植え付けることができ、煩雑な設置作業や管理作業が必要なく家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる。
(4)連結部10において、突き合わせた対向側壁部5,9を連結板11とボルト14、ナット15により連結しているので、対向側壁部5,9の突き合わせ面の間の隙間から余分な水を円滑に排水でき、また、隣り合う底壁部4,8同士は単に突き合わされているだけなので、この突き合わせ面の間の隙間からも余分な水を円滑に排水でき、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを防止できる。
(5)端部側壁部6及び対向側壁部5,9が底壁部4,8に2乃至複数箇所でビス止めされているので、端部側壁部6及び対向側壁部5,9と底壁部4,8の間に水分を排水できる程度の隙間が生じ、余分な水分を円滑に排水することができ、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを確実に防止できる。また、底壁部4,8と側壁部5,6,9との当接部にワッカ等の環状部材をビス18が挿通されるように装入してビス止めすることにより、さらに排水性を向上できる。
(6)土20として腐植土等を混合した純度の高い種々の有機物を多く含む客土等であって団粒構造を有するものを用いているので、保肥力及び保水性が高く且つ余分な水分の水はけが良く、栽培物の育ち過ぎや根腐れを防止でき、良質の野菜や草花等を栽培できる。また、長期間使用しても硬く締まることがないので、農耕具を使用しなくても苗の植付けや栽培した芋類等の掘り出しが行える。
(7)土20が団粒構造を有することにより、栽培容器1から余分な水分は排出されるが土20は流出しないので、屋上やベランダ等の設置場所を汚したり排水管等に詰まったりするのを防止できる。
(8)土20の流出を防止するための構造が不要なので、栽培容器1として端部側壁部6や対向側壁部5,9の高さが80mm〜120mm程度のものを用いることができ、その側壁部の高さが80mm〜120mm程度の浅いものを用いることができ、袋詰めにされた土20を屋上やベランダ等に搬入する作業や栽培容器1への土20の投入作業、設置作業が容易になると共に、栽培容器1の搬送性及び組立て分解作業性、使用性が向上し、容易に家庭菜園や屋上緑化等を行うことができる。
(9)支柱21を支柱挿入部16或いは支柱保持具25の支柱挿入筒部27に挿着し、支柱21に蔓を有する植物等を支持させて植物の傾倒を防止したり、支柱21に防鳥ネットや防風ネット、ビニルシート22等を支持させて栽培物を鳥や風、寒気等から保護したりすることができ、良質の野菜や草花等を栽培することができると共に、専門的な知識を有さない者でもこれらの設置作業を短時間で容易に行うことができ設置作業性に優れる。
(10)支柱挿入部16が連結板11に固設されているので、支柱21を立設するための他の用具が不要であり、煩雑な部品管理が必要なく使用性に優れると共に支柱21の設置作業性に優れる。また、支柱保持具25を用いれば支柱を栽培容器1の内部や側部の任意の場所に容易に設置することができる。
(11)支柱挿入部16や支柱挿入筒部27に止めネジ17,28が設けられているので、挿入された支柱を締め付けて確実に固定することができ、特に風の強い屋上等において支柱や支柱に保持されたビニルシート22等の被覆部材が強風で飛ばされるのを防止できる。
(1)一対の端部ユニット2a,2bと中間ユニット3とを対向側壁部5,9の側面に添設した連結板11とボルト14、ナット15で容易に連結でき連結するだけで栽培容器1を容易に組み立てることができ、また、ボルト14及びナット15や場合によってはビス18を外すだけで端部ユニット2a,2bと中間ユニット3、又は各部材4,8,5,9,6を容易に分解することができるので、各ユニット2a,2b,3若しくは各部材4,8,5,9,6を個別に搬送することにより建物の屋上やベランダ等への搬入及び設置を容易に行うことができ搬送性及び設置作業性に優れる。
(2)一対の端部ユニット2a,2b同士を直接連結したり、連結する中間ユニット3の数を増減したりすることにより、建物の屋上やベランダ等の設置スペースの広さ、栽培物の種類や植付け数、或いは管理者の管理能力等に応じて、それに適した大きさに栽培容器1を形成することができる。
(3)栽培容器1の内部に耐根シート等を敷設する必要がなく、そのまま土20を投入するだけで栽培物を植え付けることができ、煩雑な設置作業や管理作業が必要なく家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる。
(4)連結部10において、突き合わせた対向側壁部5,9を連結板11とボルト14、ナット15により連結しているので、対向側壁部5,9の突き合わせ面の間の隙間から余分な水を円滑に排水でき、また、隣り合う底壁部4,8同士は単に突き合わされているだけなので、この突き合わせ面の間の隙間からも余分な水を円滑に排水でき、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを防止できる。
(5)端部側壁部6及び対向側壁部5,9が底壁部4,8に2乃至複数箇所でビス止めされているので、端部側壁部6及び対向側壁部5,9と底壁部4,8の間に水分を排水できる程度の隙間が生じ、余分な水分を円滑に排水することができ、水はけがよく栽培物が育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることを確実に防止できる。また、底壁部4,8と側壁部5,6,9との当接部にワッカ等の環状部材をビス18が挿通されるように装入してビス止めすることにより、さらに排水性を向上できる。
(6)土20として腐植土等を混合した純度の高い種々の有機物を多く含む客土等であって団粒構造を有するものを用いているので、保肥力及び保水性が高く且つ余分な水分の水はけが良く、栽培物の育ち過ぎや根腐れを防止でき、良質の野菜や草花等を栽培できる。また、長期間使用しても硬く締まることがないので、農耕具を使用しなくても苗の植付けや栽培した芋類等の掘り出しが行える。
(7)土20が団粒構造を有することにより、栽培容器1から余分な水分は排出されるが土20は流出しないので、屋上やベランダ等の設置場所を汚したり排水管等に詰まったりするのを防止できる。
(8)土20の流出を防止するための構造が不要なので、栽培容器1として端部側壁部6や対向側壁部5,9の高さが80mm〜120mm程度のものを用いることができ、その側壁部の高さが80mm〜120mm程度の浅いものを用いることができ、袋詰めにされた土20を屋上やベランダ等に搬入する作業や栽培容器1への土20の投入作業、設置作業が容易になると共に、栽培容器1の搬送性及び組立て分解作業性、使用性が向上し、容易に家庭菜園や屋上緑化等を行うことができる。
(9)支柱21を支柱挿入部16或いは支柱保持具25の支柱挿入筒部27に挿着し、支柱21に蔓を有する植物等を支持させて植物の傾倒を防止したり、支柱21に防鳥ネットや防風ネット、ビニルシート22等を支持させて栽培物を鳥や風、寒気等から保護したりすることができ、良質の野菜や草花等を栽培することができると共に、専門的な知識を有さない者でもこれらの設置作業を短時間で容易に行うことができ設置作業性に優れる。
(10)支柱挿入部16が連結板11に固設されているので、支柱21を立設するための他の用具が不要であり、煩雑な部品管理が必要なく使用性に優れると共に支柱21の設置作業性に優れる。また、支柱保持具25を用いれば支柱を栽培容器1の内部や側部の任意の場所に容易に設置することができる。
(11)支柱挿入部16や支柱挿入筒部27に止めネジ17,28が設けられているので、挿入された支柱を締め付けて確実に固定することができ、特に風の強い屋上等において支柱や支柱に保持されたビニルシート22等の被覆部材が強風で飛ばされるのを防止できる。
(実施の形態2)
図6(a)は本実施の形態2における栽培容器の端部ユニットの要部平面図であり、図6(b)は端部ユニットの別の例を示す要部平面図である。
図6において、31は略半楕円形状の端部ユニット、32は略半楕円形状に形成された端部ユニット31の底壁部、33a,33bは底壁部32の周縁部に沿って立設された湾曲側壁部材であり、対向側壁部33A,33Bとそれに一体に形成された湾曲状の端部側壁部33Cとを構成している。34は湾曲側壁部材33aと湾曲側壁部材33bの連結部分において各側壁部材33a,33bの外側に添設された湾曲連結板、35は多角形状の端部ユニット、36は多角形状に形成された端部ユニット35の底壁部、37a〜37fは底壁部36の周縁部に沿って立設された平板状側壁部材であり、平板状側壁部材37a,37fにより対向側壁部37A,37Bが構成されると共に、平板状側壁部材37b〜37eにより分割端部側壁部37Cが構成されている。38a〜38eは側壁部材37a〜37fの各々の連結部分において各側壁部材37a〜37fの外側に添設された折曲連結板、39a,39bは折曲連結板38a〜38eの折曲部分を挟んで左右に形成された連結板構成部である。なお、3は中間ユニット、10は連結部、14はボルト、15はナット、16は支柱挿入部、17は止めネジであり、これらは実施の形態1において説明したものと同様のものであるので同一の符号を付けて説明を省略する。
図6(a)は本実施の形態2における栽培容器の端部ユニットの要部平面図であり、図6(b)は端部ユニットの別の例を示す要部平面図である。
図6において、31は略半楕円形状の端部ユニット、32は略半楕円形状に形成された端部ユニット31の底壁部、33a,33bは底壁部32の周縁部に沿って立設された湾曲側壁部材であり、対向側壁部33A,33Bとそれに一体に形成された湾曲状の端部側壁部33Cとを構成している。34は湾曲側壁部材33aと湾曲側壁部材33bの連結部分において各側壁部材33a,33bの外側に添設された湾曲連結板、35は多角形状の端部ユニット、36は多角形状に形成された端部ユニット35の底壁部、37a〜37fは底壁部36の周縁部に沿って立設された平板状側壁部材であり、平板状側壁部材37a,37fにより対向側壁部37A,37Bが構成されると共に、平板状側壁部材37b〜37eにより分割端部側壁部37Cが構成されている。38a〜38eは側壁部材37a〜37fの各々の連結部分において各側壁部材37a〜37fの外側に添設された折曲連結板、39a,39bは折曲連結板38a〜38eの折曲部分を挟んで左右に形成された連結板構成部である。なお、3は中間ユニット、10は連結部、14はボルト、15はナット、16は支柱挿入部、17は止めネジであり、これらは実施の形態1において説明したものと同様のものであるので同一の符号を付けて説明を省略する。
ここで、端部ユニット31の平面視形状としては略半楕円形状に限られるものではなく、半円形状や砲弾状等の周縁部の一部に湾曲部分を有する形状を用いることができる。
端部ユニット35の平面視形状としては、四角形、五角形、六角形、八角形等の多角形状に形成することができる。また、側壁部材37a〜37fの内いずれか1以上を湾曲状に形成して部分的に湾曲部を有する形状に形成することができる。この場合、折曲連結板38a〜38eの連結板構成部39a,39bの内いずれか一方又は両方を湾曲状の側壁部材37a〜37fの側面に沿うように湾曲状に形成する。これにより、端部ユニット35として多角形状だけでなく一部が湾曲した種々の形状を用いることができる。
なお、湾曲側壁部材33a,33bが中間ユニット3側の端部近傍まで湾曲状に形成されている場合、或いは、側壁部材37a,37fと中間ユニット3の対向側壁部とを折曲状に連結する場合は、端部ユニット31,35と中間ユニット3の連結部10として、上述した折曲連結板38a〜38eや連結板構成部39a,39bの内いずれか一方を湾曲状に形成した連結板と同様の構成のものを用いることができる。
端部ユニット35の平面視形状としては、四角形、五角形、六角形、八角形等の多角形状に形成することができる。また、側壁部材37a〜37fの内いずれか1以上を湾曲状に形成して部分的に湾曲部を有する形状に形成することができる。この場合、折曲連結板38a〜38eの連結板構成部39a,39bの内いずれか一方又は両方を湾曲状の側壁部材37a〜37fの側面に沿うように湾曲状に形成する。これにより、端部ユニット35として多角形状だけでなく一部が湾曲した種々の形状を用いることができる。
なお、湾曲側壁部材33a,33bが中間ユニット3側の端部近傍まで湾曲状に形成されている場合、或いは、側壁部材37a,37fと中間ユニット3の対向側壁部とを折曲状に連結する場合は、端部ユニット31,35と中間ユニット3の連結部10として、上述した折曲連結板38a〜38eや連結板構成部39a,39bの内いずれか一方を湾曲状に形成した連結板と同様の構成のものを用いることができる。
以上のように構成された実施の形態2における栽培容器が実施の形態1と異なる点は、端部ユニット31,35が略半円形状又は略半楕円形状等の湾曲部分を有する形状、又は、多角形状に形成されている点である。この相異により、実施の形態1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)端部ユニット31,35を半楕円形状や多角形状等の種々の形状に形成することができ、ユニークな形状や温かみのある形状等に形成することができ外観に優れ、設置場所の雰囲気や使用者の嗜好に応じて種々の形状のものを用いることができる。
(1)端部ユニット31,35を半楕円形状や多角形状等の種々の形状に形成することができ、ユニークな形状や温かみのある形状等に形成することができ外観に優れ、設置場所の雰囲気や使用者の嗜好に応じて種々の形状のものを用いることができる。
以上説明したように、本考案は、建物の屋上や住宅のベランダ等に設置して野菜や草花等の等の植物を栽培するための栽培容器に関し、特に本考案によれば、建物の屋上やベランダ等に分解して搬入できるため搬入作業が容易であると共に簡単に連結でき連結することで設置スペースや栽培物の種類、管理者の要望等に応じた大きさに形成することができ使用性に優れ、且つ、余分な水が円滑に排水されるので育ちすぎたり根腐れ等が生じたりすることなく、家庭菜園や屋上緑化等を容易に行うことができる栽培容器を提供することができる。
1 栽培容器
2a,2b 端部ユニット
3 中間ユニット
4,8 底壁部
5,9 対向側壁部
6 端部側壁部
7 L字状連結板
10 連結部
11 連結板
12 ボルト挿通孔
13 ボルト孔
14 ボルト(固定部材)
15 ナット(固定部材)
16 支柱挿入部
17 止めネジ
18 ビス
20 土
21 支柱
22 ビニルシート(被覆部材)
25 支柱保持具
26 ベース部
27 支柱挿入筒部
28 止めネジ
31,35 端部ユニット
32,36 底壁部
33a,33b 湾曲側壁部材
33A,33B,37A,37B 対向側壁部
33C 端部側壁部
34 湾曲連結板
37a〜37f 平板状側壁部材
37C 分割端部側壁部
38a〜38e 折曲連結板
39a,39b 連結板構成部
2a,2b 端部ユニット
3 中間ユニット
4,8 底壁部
5,9 対向側壁部
6 端部側壁部
7 L字状連結板
10 連結部
11 連結板
12 ボルト挿通孔
13 ボルト孔
14 ボルト(固定部材)
15 ナット(固定部材)
16 支柱挿入部
17 止めネジ
18 ビス
20 土
21 支柱
22 ビニルシート(被覆部材)
25 支柱保持具
26 ベース部
27 支柱挿入筒部
28 止めネジ
31,35 端部ユニット
32,36 底壁部
33a,33b 湾曲側壁部材
33A,33B,37A,37B 対向側壁部
33C 端部側壁部
34 湾曲連結板
37a〜37f 平板状側壁部材
37C 分割端部側壁部
38a〜38e 折曲連結板
39a,39b 連結板構成部
Claims (4)
- 野菜や草花等の植物を栽培するための栽培容器であって、
a.多角形状又は略半楕円形状に形成された底壁部と、前記底壁部の対向する2辺に立設された対向側壁部と、前記底壁部の他の辺に前記対向側壁部と一体若しくは別体に形成され立設された端部側壁部又は分割端部側壁部と、を有する一対の端部ユニットと、
b.矩形状の底壁部と、前記底壁部の対向する2辺に立設された対向側壁部と、を有する1乃至複数の中間ユニットと、
c.前記端部ユニットと前記中間ユニット、又は、前記一対の端部ユニット同士、若しくは、隣り合う前記中間ユニット同士を連結する連結部と、
を備え、
前記連結部は、連結する2の前記対向側壁部の端部を突き合わせた状態で各々の前記対向側壁部の側面に添設される連結板と、前記連結板と各々の前記対向側壁部とを固定する固定部材と、を備えていることを特徴とする栽培容器。 - 前記端部ユニットの前記端部側壁部、及び、前記端部ユニット及び前記中間ユニットの前記対向側壁部は前記底壁部に2乃至複数箇所でビス止めされていることを特徴とする請求項1に記載の栽培容器。
- 前記連結部は、前記連結板に固設された筒状又は環状の支柱挿入部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の栽培容器。
- 前記支柱挿入部に下端部が挿入され栽培容器の上部に架設されたアーチ状又は略コ字形状の支柱を備えていることを特徴とする請求項3に記載の栽培容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003514U JP3112587U (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 栽培容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005003514U JP3112587U (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 栽培容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3112587U true JP3112587U (ja) | 2005-08-18 |
Family
ID=43274994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005003514U Expired - Fee Related JP3112587U (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 栽培容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3112587U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011130727A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Keiho Shokuhin:Kk | 植物栽培パネル、植物栽培装置、及び植物栽培方法 |
-
2005
- 2005-05-20 JP JP2005003514U patent/JP3112587U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011130727A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Keiho Shokuhin:Kk | 植物栽培パネル、植物栽培装置、及び植物栽培方法 |
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