JPH0830832A - 硬貨センサ - Google Patents

硬貨センサ

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Publication number
JPH0830832A
JPH0830832A JP18276394A JP18276394A JPH0830832A JP H0830832 A JPH0830832 A JP H0830832A JP 18276394 A JP18276394 A JP 18276394A JP 18276394 A JP18276394 A JP 18276394A JP H0830832 A JPH0830832 A JP H0830832A
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JP
Japan
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coin
sensor
coil
electrodes
coin sensor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18276394A
Other languages
English (en)
Inventor
Kumiko Kaneko
久美子 金子
Mamoru Sonobe
守 園部
Sadao Matsumoto
定男 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP18276394A priority Critical patent/JPH0830832A/ja
Publication of JPH0830832A publication Critical patent/JPH0830832A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置への取付作業を容易にすると共に、製造
コストを低減することができる硬貨センサを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 フェライトコア4と、フェライトコア4に巻
き回したコイル6とを備え、硬貨Kがコイル6の磁界に
与える影響を検出する硬貨センサ1において、フェライ
トコア4に2つの電極を設け、両電極にコイル6の両端
部を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬貨センサに関し、詳
しくは、硬貨の通過や、硬貨の真偽および種類などを識
別するために、自動販売機のコインメカニズムなどで用
いられる硬貨センサに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動販売機の硬貨識別装置で
は、硬貨通路の転動面を転動してくる硬貨の硬貨面に臨
むように、硬貨センサを配置し、硬貨が硬貨センサの磁
界に与える影響を検出することによって、硬貨の真偽お
よび種類を識別している。この種の硬貨センサとして、
従来、フェライトコアと、フェライトコアに巻き回した
コイルを備え、コイルの両端部をフェライトコアの外部
に引き出したものが一般的に用いられている。この硬貨
センサでは、コイルが発する磁界に対する硬貨の影響を
確実に検出するために、硬貨センサのコイルを、硬貨通
路の転動面のすぐ近くに配設することによって、高い識
別性能を確保するようにしている。
【0003】図4は、従来の硬貨センサを取り付けた状
態の硬貨識別装置の一部を表した側面図である。同図に
示すように、硬貨センサ51,51は、大小2つのもの
からなり、硬貨通路の転動面52の手前側の側板53に
直接接着されている。また、硬貨センサ51,51と硬
貨識別部(図示せず)を接続するための中継基板として
のプリント基板54が、側板53に取り付けられ、プリ
ント基板54には、ハーネス55が接続され、そのハー
ネス55の先端には、コネクタ56が取り付けられてい
る。そして、硬貨センサ51,51の各々のコイルの両
端部57,57が、半田付けによって、プリント基板5
4に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の硬
貨センサでは、硬貨センサ51,51を装置に取り付け
るのに先立って、まず、ハーネス加工、コネクタ56と
ハーネス55の接続処理、ハーネス55のプリント基板
54への半田付け処理を行う必要がある。また、硬貨セ
ンサ51,51を装置に取り付けた後、硬貨センサ5
1,51のコイルの両端部57,57をプリント基板に
半田付けしなければならない。このように、手作業の作
業工程が多いため、工数がかかる上に、生産性が悪く、
製造コストの低減を図る上で大きな障害となっていた。
【0005】本発明は、装置への取付作業を容易にする
と共に、製造コストを低減することができる硬貨センサ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る硬貨センサは、フェライトコア
と、フェライトコアに巻き回したコイルとを備え、硬貨
がコイルの磁界に与える影響を検出する硬貨センサにお
いて、フェライトコアに2つの電極を設け、両電極にコ
イルの両端部を接続したことを特徴とする。
【0007】請求項2に係る硬貨センサは、請求項1記
載の硬貨センサにおいて、プリント配線を有するフレキ
シブル基板を備え、両電極をプリント配線に半田付けし
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1に係る硬貨センサは、フェライトコア
に設けた2つの電極にコイルの両端部が接続されている
ため、例えば、中継用のプリント基板にチップマウンタ
などにより機械的に実装することができる。このため、
手作業の工程を低減することができるので、製造コスト
を低減することができる。
【0009】請求項2に係る硬貨センサは、フレキシブ
ル基板へ硬貨センサ本体としてのフライトコアおよびコ
イルを、半田付けにより取り付けたので、ハーネス加工
等の作業を不要にすることができ、この結果、硬貨セン
サの装置への取付工数を低減することができる。また、
例えば、高さの異なる複数の硬貨センサ本体を、装置の
同一平面上に取り付けるようなときや、同一形状の硬貨
センサ本体を用いる場合であっても、段差のある装置面
にそれぞれ取り付けるようなときなどにおいても、可撓
性を有するフレキシブル基板を用いているので、複数の
硬貨センサ本体を、フレキシブル基板に取り付けた状態
で、装置へ取り付けることができる。このため、ハーネ
ス加工等の作業工数や、硬貨センサの装置への取付工数
をより低減させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を、図面を参
照しながら、詳細に説明する。本発明を適用した硬貨セ
ンサ1は、図1に示すセンサ本体2、およびセンサ本体
2を装着するフレキシブル基板3(図2参照)から構成
されている。
【0011】センサ本体2は、図1に示すように、フェ
ライトコア4と、フェライトコア4の中央部に形成され
たコイル巻回部5に巻回されたコイル6とを備えてい
る。フェライトコア4は、比較的電気抵抗の高いニッケ
ル系のもので構成され、硬貨識別性能の正確さを向上さ
せると共に、後述する電極9,9間の電気抵抗を高める
機能を有している。また、センサ本体2の底部7には、
2つの凹部8,8が形成されており、両凹部8,8に
は、アルミニウムの電極9,9が接着され、電極9,9
には、コイル6の両端部10,10が半田付けされてい
る。
【0012】図2に示すように、フレキシブル基板3の
一端部には、コネクタ11が設けられ、コネクタ11の
各端子は、プリント配線12,12・・を介して、ラン
ド(プリント配線)13,13・・に接続されている。
ランド13・・は、硬貨センサ本体2の電極9を半田付
けするためのものであり、使用されるセンサ本体2の両
電極9,9の幅に合わせた間隔で配置されている。
【0013】次に、硬貨センサ1が取り付けられる硬貨
払出装置21について、図3を参照して概略的に説明す
る。
【0014】硬貨払出装置21は、釣銭の払い出しを行
うものであって、自動販売機のコインメカニズムに備え
られている。この硬貨払出装置21は、コインメカニズ
ムの上部の硬貨選別装置で釣銭用として選別された硬貨
Kを、硬貨Kの種類毎に設けられた硬貨保留筒22,2
3にいったん保留し、釣銭指令に基づいて保留筒22,
23の下端から1枚ずつ払い出すものである。この硬貨
払出装置21において、硬貨センサ1は、保留筒22,
23の背面側の所定の部位に配設されており、保留され
た硬貨Kの影響による磁界の変化をたえず検出してい
る。そして、硬貨センサ1は、検出信号を、フレキシブ
ル基板3を介して、図示しない硬貨枚数検出部に出力す
る。硬貨枚数検出部は、検出信号に基づいて、保留筒2
2,23に所定枚数の硬貨Kが保留されたことを判別す
ると、硬貨選別装置から保留筒22,23への硬貨Kの
保留動作を停止させ、図示しない硬貨金庫に選別された
硬貨Kを貯留するように制御する。
【0015】硬貨センサ1は、硬貨払出装置21に、以
下のようにして取り付けられる。まず、リフロー炉と組
み合わされたチップマウンタにより、フレキシブル基板
3のランド13にクリーム半田をスクリーン印刷する。
次いで、フェライトコア4の形状が異なる2種類のセン
サ本体2a,2bを、チップマウンタによってフレキシ
ブル基板3にマウントした後、リフロー炉によりリフロ
ー処理を行う。
【0016】次いで、硬貨払出装置21の背面板21a
に形成されているコイル取付部21b,21bの取付面
にセンサ本体2a,2bの上面を合わせて据え置く。次
に、フレキシブル基板3の裏面側に、フレキシブル基板
3を保護するための保護板24,24を置く。次いで、
固定板27を、その爪部29が、硬貨払出装置21の側
板に形成されているV字溝28にはまり込むように、取
り付ける。この場合、固定板27には、弾性を持つゴム
部材25,26がセンサ本体2a,2bの裏側に位置す
るように、予め取り付けられている。以上により、硬貨
センサ1は、ゴム部材25,26により裏側から押しつ
けられた状態で、硬貨払出装置21に取り付けられ、硬
貨払出装置21の背面板21aに密着するため、高い硬
貨識別性能(この場合には、硬貨の枚数検出性能)を発
揮する。
【0017】以上のように、高さが互いに異なるセンサ
本体2a,2bを装置に複数取り付ける場合や、硬貨セ
ンサ1の取付面に段差があるような場合などでも、フレ
キシブル基板3の持つ可撓性により、容易に取り付ける
ことができる。また、この際、接着剤などを使用せず
に、硬貨センサ1を硬貨払出装置21に取り付けること
ができるので、接着剤による人体への悪影響もない。さ
らに、フレキシブル基板3を用いることで、ハーネスや
コネクタなどの部品点数の削減によるコストダウンを図
ることができると共に、ハーネスのための線材のカット
処理、線材の両端の半田上げ処理などのハーネス加工等
の作業がなくなり、作業時間を大幅に短縮することがで
きる。また、硬貨センサ1の組立についても、チップマ
ウンタによる機械的な組立が可能であるので、よりコス
トダウンを図ることができると共に、マウントの際に、
温度やマウント速度などの管理も機械的に行えるので、
高い品質を維持することができる。
【0018】さらに、硬貨センサ1の硬貨払出装置21
への取付けは、単純作業であるので、組立ロボットなど
を、チップマウンタに隣接して配置することにより、セ
ンサ本体2のフレキシブル基板3への装着から、組立て
および検査までの作業を機械化することができる。この
場合には、組立ラインが一本化されることにより、組立
ラインの製造コストを削減することができると共に、組
立工数をより低減させることができる。また、自動化で
組立が行われるので、半田や薬品等が、人体に対して悪
影響を与えることがない。
【0019】なお、実施例では、ゴム部材25,26を
固定板27に予め取り付けてある例について説明した
が、これに限らず、別体であってもよく、装置にセンサ
本体2を密着させることができればよい。
【0020】また、硬貨センサ1の組立は、半田付け装
置の静止槽等でも行うことができる。この場合には、コ
イル6の両端部10,10の予備加熱、フラックス処
理、半田付け、カッター処理、仕上げ処理およびフラッ
クス洗浄からなる工程により、硬貨センサ1を組み立て
ることができる。
【0021】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、硬貨センサ1は、通過検出センサ、硬貨有
無検出センサおよび硬貨選別センサなどにも用いること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フェラ
イトコアに電極を設け、コイルの両端を電極に半田付け
することにより、チップマウンタなどを用いて、フレキ
シブル基板などに自動装着することができるので、組立
工数の低減を図ることができる。また、フレキシブル基
板に硬貨センサ本体としてのフェライトコアを装着する
ことで、硬貨センサの装置への取付作業を容易にすると
共に取付工数の低減を図ることができる結果、装置のコ
ストダウンを図ることができる。さらに、段差のあるよ
うな取付け面に複数の硬貨センサ本体を取り付けるよう
な場合であっても、容易に取り付けることができる結
果、取付工数をさらに低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る硬貨センサ本体の構成を示す図で
あり、(a)は平面図を、(b)は側面図を、(c)は
裏面図を、それぞれ示す。
【図2】本発明に係る硬貨センサに用いられるフレキシ
ブル基板の平面図である。
【図3】硬貨センサを取り付けた状態の硬貨払出装置の
平面図である。
【図4】従来の硬貨センサを硬貨転動路に取り付けた状
態の硬貨識別装置の側面図である。
【符号の説明】
1 硬貨センサ 2 センサ本体 3 フレキシブル基板 4 フェライトコア 6 コイル 9 電極 K 硬貨

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェライトコアと、当該フェライトコア
    に巻き回したコイルとを備え、硬貨が当該コイルの磁界
    に与える影響を検出する硬貨センサにおいて、 前記フェライトコアに2つの電極を設け、当該両電極に
    前記コイルの両端部を接続したことを特徴とする硬貨セ
    ンサ。
  2. 【請求項2】 プリント配線を有するフレキシブル基板
    を備え、前記両電極を当該プリント配線に半田付けした
    ことを特徴とする請求項1記載の硬貨センサ。
JP18276394A 1994-07-12 1994-07-12 硬貨センサ Withdrawn JPH0830832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18276394A JPH0830832A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 硬貨センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18276394A JPH0830832A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 硬貨センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0830832A true JPH0830832A (ja) 1996-02-02

Family

ID=16124004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18276394A Withdrawn JPH0830832A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 硬貨センサ

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JP (1) JPH0830832A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1327246C (zh) * 2002-12-26 2007-07-18 旭精工株式会社 一种硬币传感器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1327246C (zh) * 2002-12-26 2007-07-18 旭精工株式会社 一种硬币传感器

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011002