JPH08308319A - 播種機 - Google Patents

播種機

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Publication number
JPH08308319A
JPH08308319A JP11463895A JP11463895A JPH08308319A JP H08308319 A JPH08308319 A JP H08308319A JP 11463895 A JP11463895 A JP 11463895A JP 11463895 A JP11463895 A JP 11463895A JP H08308319 A JPH08308319 A JP H08308319A
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JP
Japan
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groove forming
sowing
seeding
groove
seed
Prior art date
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Pending
Application number
JP11463895A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ikeda
俊朗 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 播種溝Bを成形する際に耕耘土が鎮圧されて
も左右の案内側板32と播種溝成形体11の両端部の鎮圧ロ
ーラ13との間から耕耘土が押し出されることを防止で
き、耕耘土にて前行程で播種された隣接する播種溝を埋
設することを防ぎ耕耘土によって種子の発芽を阻害しな
いようにする。 【構成】 ロータリ耕耘体4及び播種溝成形体11を回転
自在に設ける。播種ノズル26を有する種子収納ホッパー
22を設ける。耕耘土を播種溝成形体11に案内する前後方
向の案内側板32を設ける。播種溝成形体11は同軸上に並
設固定された複数の鎮圧ローラ13及び各鎮圧ローラ13間
に各鎮圧ローラ13より大径の複数の溝成形輪16を有す
る。案内側板32は播種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ
13に向かって突出した閉塞板33を有する。閉塞板33の突
出端部34を播種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ13に近
接する。閉塞板33は溝成形輪16に向かって傾斜して突出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は播種機に係り、たとえ
ば、水田に播種溝を形成するとともに、この播種溝に水
稲種子を直播する水稲直播機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の播種機としては、たとえ
ば、ロータリ耕耘体を回転自在に設け、このロータリ耕
耘体の後方部に播種溝を成形する複数の溝成形輪を所定
の間隔をおいて軸方向に並設した播種溝成形体を回転自
在に設け、この播種溝成形体の各溝成形輪にて成形され
た播種溝に播種する播種ノズルを有する種子収納ホッパ
ーを設け、左右に前記ロータリ耕耘体にて耕耘された耕
耘土を前記播種溝成形体に案内する前後方向の案内側板
を相対して設け、この左右の案内側板の後端部を前記播
種溝成形体の両端部の前方に離間して開口した構成が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
左右の案内側板の後端部と播種溝成形体の両端部との間
には開口部を有するため、播種溝を成形する際には左右
の開口部から耕耘土が押し出され、この耕耘土にて前行
程で播種された隣接する播種溝を埋設し、その種子の発
芽を阻害することがある。すなわち、播種溝成形体の複
数の溝成形輪にて播種溝を成形する際には耕耘土は鎮圧
されて左右方向に広がる傾向があるため、左右の開口部
に最も近い位置の両端部の溝成形輪にて左右の開口部か
ら耕耘土が簡単に押し出され、この耕耘土にて前行程で
播種された隣接する播種溝を埋設し易い、という問題が
ある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、播種溝を成形する際に耕耘土が鎮圧されても、
左右の案内側板と播種溝成形体の両端部の鎮圧ローラと
の間から耕耘土が押し出されることを確実に防止でき、
かつ、耕耘土にて前行程で播種された隣接する播種溝を
埋設することを防止でき、耕耘土によって種子の発芽を
阻害することがなく、その構成も簡単で、多数列に亘っ
て整然と播種することができる作業性にすぐれた播種機
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の播種機
は、機枠と、この機枠に回転自在に軸架されたロータリ
耕耘体と、このロータリ耕耘体の後方部に位置して前記
機枠に回転自在に軸架されロータリ耕耘体にて耕耘され
た耕耘土を鎮圧するとともに播種溝を成形する播種溝成
形体と、前記機枠に設けられ前記播種溝成形体にて成形
された播種溝に播種する播種ノズルを有する種子収納ホ
ッパーと、前記機枠に相対して配設され前記ロータリ耕
耘体にて耕耘された耕耘土を前記播種溝成形体に案内す
る前後方向の案内側板とを具備し、前記播種溝成形体
は、同軸上に並設固定され耕耘土を鎮圧する複数の鎮圧
ローラ及びこの各鎮圧ローラ間に配設固定されかつ各鎮
圧ローラより大径に形成された播種溝を成形する複数の
溝成形輪を有し、前記相対する案内側板は、その後端部
に前記播種溝成形体の両端部の鎮圧ローラに向かって突
出した閉塞板をそれぞれ有し、この相対する閉塞板の突
出端部を前記播種溝成形体の両端部の鎮圧ローラにそれ
ぞれ近接したものである。
【0006】請求項2記載の播種機は、請求項1記載の
播種機において、相対する案内側板の閉塞板は、播種溝
成形体の両端部の溝成形輪に向かってそれぞれ傾斜して
突出し、この相対する閉塞板の突出端部を前記播種溝成
形体の両端部の鎮圧ローラにそれぞれ近接したものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1記載の播種機では、ロータリ耕耘体に
て圃場が順次耕耘されるとともに、この耕耘土は相対す
る案内側板にて播種溝成形体に案内され、この播種溝成
形体の各鎮圧ローラにて耕耘土が順次鎮圧されると同時
にこの各鎮圧ローラ間の各溝成形輪にて播種溝がそれぞ
れ順次成形される。
【0008】この際、相対する案内側板は後端部に閉塞
板をそれぞれ有し、この相対する閉塞板の突出端部を播
種溝成形体の両端部の鎮圧ローラにそれぞれ近接したこ
とにより、この相対する案内側板の後端部と播種溝成形
体の両端部の鎮圧ローラとの間が閉塞板にて閉塞され、
播種溝を成形する際に耕耘土が鎮圧されても、左右の案
内側板と播種溝成形体の両端部の鎮圧ローラとの間から
耕耘土が押し出されることが防止される。
【0009】また、各溝成形輪にて成形された各播種溝
には播種ノズルから種子収納ホッパー内の種子が順次播
種される。
【0010】請求項2記載の播種機では、相対する案内
側板の閉塞板を播種溝成形体の両端部の溝成形輪に向か
って傾斜して突出し、この相対する閉塞板の突出端部を
播種溝成形体の両端部の鎮圧ローラにそれぞれ近接した
ことにより、この閉塞板の傾斜面にて耕耘土があらかじ
め溝成形輪に向かって案内される。
【0011】そして、播種溝を成形する際に耕耘土が鎮
圧されても、耕耘土があらかじめ内側に寄せられている
ので、相対する閉塞板の突出端部を播種溝成形体の両端
部の鎮圧ローラにそれぞれ近接したことと相俟って、左
右の案内側板と播種溝成形体の両端部の鎮圧ローラとの
間から耕耘土が押し出されることが防止される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0013】1は機枠で、この機枠1は左右方向の中空
パイプ状の主枠2を有し、この主枠2の両端部には相対
して配設された上下方向の第1の伝動ケース3及びブラ
ケット(図示せず)がそれぞれ一体に固着されている。
また、前記第1の伝動ケース3とブラケットとの下端部
間にはロータリ耕耘体4が回転自在に軸架されている。
このロータリ耕耘体4は、前記第1の伝動ケース3とブ
ラケットとの下端部間に回転自在に軸架された左右方向
の耕耘軸5及びこの耕耘軸5の軸方向に放射状に突設さ
れた多数の耕耘爪6にて構成されている。
【0014】また、前記主枠2の略中間部には入力軸7
を前方に向けて回転自在に突出したミッション8が配設
固定され、このミッション8の第1の出力軸(図示せ
ず)は前記主枠2内の左側に回転自在に挿通軸架され、
この第1の出力軸の外端部が前記第1の伝動ケース3内
に突出され、この第1の出力軸の突出軸部には前記第1
の伝動ケース3内に突出された前記耕耘軸5の突出軸部
が連動媒体(図示せず)を介して連動連結されている。
そして、前記ミッション8の第1の出力軸からの出力に
よって前記ロータリ耕耘体4が回転駆動されるようにな
っている。
【0015】また、前記主枠2の両端部には相対して配
設された第2の伝動ケース9及びブラケット10がそれぞ
れ後下方に向かって一体に突設され、この第2の伝動ケ
ース9とブラケット10との後端部間には前記ロータリ耕
耘体4の後方部に位置してこのロータリ耕耘体4にて耕
耘された耕耘土を鎮圧するとともに播種溝を成形する播
種溝成形体11が回転自在に軸架されている。
【0016】前記播種溝成形体11は、前記第2の伝動ケ
ース9とブラケット10との後端部間に回転自在に軸架さ
れた左右方向の回転軸12を有し、この回転軸12には軸方
向に耕耘土を鎮圧する多数の鎮圧ローラ13が並設固定さ
れている。この各鎮圧ローラ13は、前記回転軸12に固着
された一対の円盤14及びこの一対の円盤14に嵌合固定さ
れた円筒体15にてそれぞれ形成されている。そして、前
記回転軸12の両端部に配設固定された両端部の鎮圧ロー
ラ13は他の鎮圧ローラ13よりは短い長さで形成されてい
る。
【0017】また、前記回転軸12には前記各鎮圧ローラ
13間の相対する円盤14間に挟持された多数の溝成形輪16
がそれぞれ配設固定されている。この各溝成形輪16は、
前記各鎮圧ローラ13の直径より大径に形成され、その外
周部に断面略V字状の播種溝Bを成形する断面山形状の
溝成形部17を有している。
【0018】また、前記ミッション8の第2の出力軸
(図示せず)は前記主枠2内の右側に回転自在に挿通軸
架され、この第2の出力軸の外端部が前記第2の伝動ケ
ース9内に突出され、この第2の出力軸の突出軸部には
前記第2の伝動ケース9内に突出された前記回転軸12の
突出軸部が連動媒体18を介して連動連結されている。そ
して、前記ミッション8の第2の出力軸からの出力によ
って前記播種溝成形体11が回転駆動されるとともに、こ
の播種溝成形体11が耕耘土に対してスリップ回転して耕
耘土を鎮圧しながら播種溝を成形するようになってい
る。
【0019】さらに、前記主枠2の両側部には相対して
配設した支持アーム19がそれぞれ後方に向かって一体に
突設され、この相対する支持アーム19の後端部間に固着
された左右方向の支枠20に取付フレーム21が固着され、
この取付フレーム21には種子収納ホッパー22が取付けら
れている。
【0020】前記種子収納ホッパー22は、その下端部に
突出形成された繰出部23内には種子を繰り出す繰出機構
24が内蔵されている。また、前記繰出部23の下端部に前
記播種溝成形体11の各溝成形輪16に相当する数の種子導
管25がそれぞれ繰出部23内に連通して固着され、この各
種子導管25の下端部に播種ノズル26が連設され、この播
種ノズル26の下端部には播種口27が開口されている。
【0021】また、前記第2の伝動ケース9及びブラケ
ット10の後端上部には相対して取付片28がそれぞれ上方
に向かって突設され、この相対する取付片28の上端部間
には左右方向の支持杆29が一体に固着されている。ま
た、前記支持杆29には前記播種溝成形体11の各溝成形輪
16に相当する位置に支持片30がそれぞれ後下方に向かっ
て一体に突設され、この各支持片30には前記各種子導管
25の播種ノズル26が前記各溝成形輪16の後方に位置して
それぞれ連結支持され、この各播種ノズル26の播種口27
は前記各溝成形輪16にて成形される播種溝の上方に位置
して開口されている。
【0022】つぎに、前記相対する第1の伝動ケース3
とブラケットとの間には前記ロータリ耕耘体4の上方を
被覆したロータリカバー31が一体に固着され、このロー
タリカバー31の後側下部に位置して前記第1の伝動ケー
ス3とブラケットには相対して前記ロータリ耕耘体4に
て耕耘された耕耘土を前記播種溝成形体11に案内する前
後方向のロータリカバー兼用の案内側板32がそれぞれ配
設固定されている。
【0023】また、前記相対する案内側板32は、その後
端部に前記播種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ13に向
かって突出した閉塞板33をそれぞれ有し、この相対する
閉塞板33は、案内側板32の後端部に一連に形成され、か
つ、この後端部から折り曲げた折曲部35を中心として前
記播種溝成形体11の両端部の溝成形輪16に向かってそれ
ぞれ傾斜して突出され、この相対する閉塞板33の突出端
部34が前記播種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ13にそ
れぞれ近接されている。そして、前記相対する閉塞板33
にて前記相対する案内側板32の後端部と前記播種溝成形
体11の両端部の鎮圧ローラ13との間を閉塞するようにな
っている。
【0024】また、前記相対する閉塞板33の上部に位置
して前記相対する案内側板32を後方に向かって延長した
カバー板部36がそれぞれ一体に突設され、この相対する
カバー板部36の前端部間には後下方に向かって傾斜して
配設された土飛散防止板37が固着されている。そして、
前記土飛散防止板37にてロータリ耕耘体4から放てきさ
れる耕耘土が上方に飛散することを防止して耕耘土を前
記播種溝成形体11の前方部に案内落下するようになって
いる。
【0025】つぎに、前記相対する案内側板32の前側部
には連結枠38がそれぞれ固着され、この左右の連結枠38
には上下方向の吊持杆39がそれぞれ調節手段にて上下方
向に位置調節自在に連結され、この左右の吊持杆39の下
端部には接地輪40がそれぞれ回転自在に軸架されてい
る。なお、図中41は前記主枠2の両側部に前方に向かっ
て一体に突設されたロワアーム、42は前記ミッション8
の上部に前方に向かって一体に突設されたトップマスト
である。
【0026】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0027】トラクタの三点懸架機構に播種機の左右の
ロワアームのロワピン及びトップマストの先端部をそれ
ぞれ連結するとともに、トラクタのPTO軸にミッショ
ン8の入力軸7を連結する。
【0028】また、トラクタの三点懸架機構にて播種機
を牽引進行する一方、このトラクタのPTO軸からの出
力によってミッション8の入力軸7が回転されると、こ
の入力軸7を有するミッション8の第1の出力軸からの
出力によって連動媒体を介して第1の伝動ケース3とブ
ラケットとの間に軸架されたロータリ耕耘体4がダウン
カット方向に向かって回転駆動される。
【0029】また、ロータリ耕耘体4が回転駆動される
一方、ミッション8の第2の出力軸からの出力によって
連動媒体18を介して第2の伝動ケース9とブラケット10
との間に軸架された播種溝成形体11が前記ロータリ耕耘
体4と同方向に向かって回転駆動される。
【0030】そして、ロータリ耕耘体4にて圃場が順次
耕耘されるとともに、この耕耘土は相対する左右の案内
側板32にて播種溝成形体11に案内され、この播種溝成形
体11の各鎮圧ローラ13及び各溝成形輪16が耕耘土に対し
てスリップ回転して、この各鎮圧ローラ13にて耕耘土が
順次鎮圧されて平らな整地面Aに整地されると同時にこ
の各鎮圧ローラ13間の各溝成形輪16の山形状の溝成形部
17にて整地面Aに断面略V字形状の播種溝Bがそれぞれ
順次成形される。
【0031】この際、相対する左右の案内側板32は後端
部に閉塞板33をそれぞれ有し、この相対する閉塞板33の
突出端部34を播種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ13に
それぞれ近接したことにより、この相対する案内側板32
の後端部と播種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ13との
間が閉塞板33にてそれぞれ閉塞される。
【0032】そして、播種溝成形体11の各溝成形輪16の
溝成形部17にて各播種溝Bを成形する際に耕耘土が鎮圧
されても、すなわち、特に播種溝成形体11の両端部の鎮
圧ローラ13及び両端部の溝成形輪16の溝成形部17にて耕
耘土が鎮圧されて播種溝Bが成形される際にも、この両
端部の鎮圧ローラ13及び両端部の溝成形輪16にて外方に
押し出されようとする耕耘土が左右の案内側板32にて阻
止される。
【0033】したがって、相対する左右の閉塞板33にて
左右の案内側板32の後端部と播種溝成形体11の両端部の
鎮圧ローラ13との間から耕耘土が押し出されることが防
止され、この耕耘土が現行程に隣接する前行程で播種さ
れた播種溝に押し出されることがなく、この耕耘土にて
前行程で播種された播種溝を埋設することが防止され
る。
【0034】また、相対する左右の閉塞板33はそれぞれ
の案内側板32の後端部との折曲部35を中心として播種溝
成形体11の両端部の溝成形輪16に向かって所定の傾斜角
度で傾斜して突出され、この相対する閉塞板33の突出端
部34が播種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ13にそれぞ
れ近接したことにより、この左右の閉塞板33の傾斜面に
て耕耘土があらかじめ両端部の溝成形輪16に向かって案
内される。
【0035】そして、両端部の溝成形輪16にて播種溝B
をそれぞれ成形する際に耕耘土が鎮圧されても、耕耘土
があらかじめ内側に寄せられているので、この両端部の
鎮圧ローラ13及び両端部の溝成形輪16にて外方に押し出
されようとする耕耘土が左右の案内側板32にて更に確実
に阻止される。
【0036】そして、左右の閉塞板33の突出端部34を播
種溝成形体11の両端部の鎮圧ローラ13にそれぞれ近接し
たことと相俟って、左右の案内側板32の後端部と播種溝
成形体11の両端部の鎮圧ローラ13との間から耕耘土が押
し出されることが確実に防止される。
【0037】また、播種溝成形体11の各鎮圧ローラ13及
び各溝成形輪16にて整地面A及び播種溝Bがそれぞれ成
形される一方、種子収納ホッパー22の繰出機構24が作動
されることにより、この繰出機構24にて種子収納ホッパ
ー22内に収納された水稲等の種子が繰出部23内から各種
子導管25に導出されるとともに、この各種子導管25の各
播種ノズル26の播種口27から各溝成形輪16の溝成形部17
にて成形された各播種溝Bにそれぞれ種子が順次播種さ
れる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、播種溝成形体
は同軸上に並設固定され耕耘土を鎮圧する複数の鎮圧ロ
ーラ及びこの各鎮圧ローラ間に配設固定されかつ各鎮圧
ローラより大径に形成された播種溝を成形する複数の溝
成形輪を有し、相対する案内側板は、その後端部に播種
溝成形体の両端部の鎮圧ローラに向かって突出した閉塞
板をそれぞれ有し、この相対する閉塞板の突出端部を前
記播種溝成形体の両端部の鎮圧ローラにそれぞれ近接し
たので、この相対する閉塞板にて案内側板の後端部と播
種溝成形体の両端部の鎮圧ローラとの間を閉塞すること
ができ、播種溝を成形する際に耕耘土が鎮圧されても、
左右の案内側板の後端部と播種溝成形体の両端部の鎮圧
ローラとの間から耕耘土が押し出されることを確実に防
止でき、かつ、耕耘土にて前行程で播種された隣接する
播種溝を埋設することを防止でき、耕耘土によって種子
の発芽を阻害することがなく、その構成も簡単で、多数
列に亘って整然と播種することができる作業性にすぐれ
た播種機を提供することができる。
【0039】請求項2の発明によれば、相対する案内側
板の閉塞板は播種溝成形体の両端部の溝成形輪に向かっ
てそれぞれ傾斜して突出したので、この相対する閉塞板
の傾斜面にて耕耘土をあらかじめ内側に寄せて播種溝成
形体に案内することができ、播種溝を成形する際に耕耘
土が鎮圧されても耕耘土が隣接する播種された播種溝に
押し出されることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す播種機の側面図であ
る。
【図2】同上播種溝成形体の断面図である。
【図3】同上播種溝成形体の作業状態を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 機枠 4 ロータリ耕耘体 11 播種溝成形体 13 鎮圧ローラ 16 溝成形輪 22 種子収納ホッパー 26 播種ノズル 32 案内側板 33 閉塞板 34 突出端部 B 播種溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、この機枠に回転自在に軸架され
    たロータリ耕耘体と、このロータリ耕耘体の後方部に位
    置して前記機枠に回転自在に軸架されロータリ耕耘体に
    て耕耘された耕耘土を鎮圧するとともに播種溝を成形す
    る播種溝成形体と、前記機枠に設けられ前記播種溝成形
    体にて成形された播種溝に播種する播種ノズルを有する
    種子収納ホッパーと、前記機枠に相対して配設され前記
    ロータリ耕耘体にて耕耘された耕耘土を前記播種溝成形
    体に案内する前後方向の案内側板とを具備し、 前記播種溝成形体は、同軸上に並設固定され耕耘土を鎮
    圧する複数の鎮圧ローラ及びこの各鎮圧ローラ間に配設
    固定されかつ各鎮圧ローラより大径に形成された播種溝
    を成形する複数の溝成形輪を有し、 前記相対する案内側板は、その後端部に前記播種溝成形
    体の両端部の鎮圧ローラに向かって突出した閉塞板をそ
    れぞれ有し、この相対する閉塞板の突出端部を前記播種
    溝成形体の両端部の鎮圧ローラにそれぞれ近接したこと
    を特徴とする播種機。
  2. 【請求項2】 相対する案内側板の閉塞板は、播種溝成
    形体の両端部の溝成形輪に向かってそれぞれ傾斜して突
    出し、この相対する閉塞板の突出端部を前記播種溝成形
    体の両端部の鎮圧ローラにそれぞれ近接したことを特徴
    とする請求項1記載の播種機。
JP11463895A 1995-05-12 1995-05-12 播種機 Pending JPH08308319A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0654074A (ja) * 1992-07-28 1994-02-25 Hitachi Ltd 遠隔監視システム
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