JPH0588203U - 播種機用部分耕耘装置 - Google Patents

播種機用部分耕耘装置

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Publication number
JPH0588203U
JPH0588203U JP3056792U JP3056792U JPH0588203U JP H0588203 U JPH0588203 U JP H0588203U JP 3056792 U JP3056792 U JP 3056792U JP 3056792 U JP3056792 U JP 3056792U JP H0588203 U JPH0588203 U JP H0588203U
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JP
Japan
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claw
tiller
holder
partial
claws
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Pending
Application number
JP3056792U
Other languages
English (en)
Inventor
茂義 前田
Original Assignee
多木農工具株式会社
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Publication date
Application filed by 多木農工具株式会社 filed Critical 多木農工具株式会社
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Publication of JPH0588203U publication Critical patent/JPH0588203U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリー耕耘装置後部に播種機を装着し
て、ロータリー耕耘装置に部分耕耘装置を装着して播種
位置において部分耕耘を行えるようにし、この部分耕耘
装置を簡単に脱着できるようにするものである。 【構成】 筒状の爪ホルダー22を上下に分割し、該爪
ホルダーの周面に爪取付座22cを放射状に突設し、該
中央列の爪取付座に溝切り爪24を、両側列の爪取付座
にカット爪23を植設し、ロータリー耕耘装置Rの耕耘
爪軸に爪ホルダーを装着したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はロータリー耕耘装置の後部に播種機を装着して播種作業を行う構成に おいて、播種機前方のみ部分的に耕耘できるようにするためのロータリーの構成 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からロータリー耕耘装置後部に播種機を装着して播種を行う構成において 、播種機前方に溝を切り種子を溝内に落下させるようにする構成は公知となって いるのである。例えば、実開平1−108005号公報の技術である。該従来技 術はロータリー耕耘装置の爪軸に溝切り用の円板状の溝切り爪を装着し、該溝切 り爪を播種機の前方位置に固定していたのである。
【0003】
【考案が解決すべき課題】
しかし、前記のような構成であると、溝切り用の溝切り爪をロータリー耕耘装 置に装着する場合には爪軸を外す必要があるため、大変面倒な作業となり、爪軸 に装着するための部品点数も多かったのである。また、溝切り爪により溝を形成 して、その溝に播種する工程であると、種子が溝内に播かれても、その周囲は耕 されていないために、保水能力が低く、通気性も低いために成育が悪いという不 具合があったのである。
【0004】
【課題を解決する手段】
本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説 明する。即ち、播種機前方に部分的に耕耘する装置を設けた構成において、筒状 の爪ホルダーを上下に分割し、該爪ホルダーの周面に爪取付座を放射状に突設し 、該中央の爪取付座に溝切り爪、両側の爪取付座にカット爪を植設し、ロータリ ー耕耘装置の耕耘爪軸に爪ホルダーを装着したものである。
【0005】
【作用】
次に本考案の作用を説明する。ロータリー耕耘装置Rの耕耘爪軸19を駆動す ることにより、部分耕耘装置Aのカット爪23が一定深さに耕耘し、中央の溝切 り爪24が更に深く耕耘し、その深く耕耘された部分に播種機Hの作溝ディスク 9が通過して溝を形成して種子がその溝内に落下され、覆土され鎮圧されて播種 作業が行われていくのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例を説明する。図1は本考案の部分耕耘装置の後部に播種機 を装着した全体側面図、図2は部分耕耘装置側面図、図3は同じく一部正面図、 図4は同じく組立斜視図、図5は耕耘後に播種した圃場の断面図である。
【0007】 図1において全体構成から説明すると、トラクター(又は管理機等)の後部に 作業機装着装置を介してロータリー耕耘装置Rが装着され、該ロータリー耕耘装 置Rのデプスフレーム1後端に取付ビーム2を固設して、該取付ビーム2の後部 に設けた角度及び高さ調節機構を介して取付バー3が横設され、該取付バー3に 播種機Hが条数分装着されるのである。
【0008】 該播種機Hは取付バー3に支持フレーム4が固設され、該支持フレーム4に平 行リンク5・5を介して播種フレーム6が枢結され、該播種フレーム6の後部上 に繰出装置7、その上部にホッパー8が配置され、播種フレーム6前下方に作溝 ディスク9、その後部に覆土ディスク10その後部に鎮圧ローラー11が配設さ れ、該鎮圧ローラー11の回転がチェーンケース12内のチェーン等を介して前 記繰出装置7を駆動する構成としている。従って、トラクターに牽引されて鎮圧 ローラー11が回転されると、繰出装置7が駆動されて、ホッパー8内の種子を 一定量ずつ繰り出して、ホースを介してV字状の作溝ディスク9の間に種子を落 下させ、該作溝ディスク9により形成された圃場上の溝内に種子が落下して、覆 土ディスク10によりその上に土を被せて、鎮圧ローラー11により鎮圧するの である。
【0009】 前記ロータリー耕耘装置Rは前中央にギアボックス15を設けて、入力軸16 を前方に突出し、該ギアボックス15より側方に突出した伝動軸よりチェーンケ ース17を介して耕耘爪軸19を駆動可能とし、該耕耘爪軸19には適宜間隔を あけて放射状に爪取付座19a・19a・・・が設けられて、耕耘爪を固定可能 としている。そして、耕耘爪軸19上周囲に耕耘カバー20が設けられ、該耕耘 カバー20後端にリアカバー21が枢結されている。
【0010】 本考案の部分耕耘装置Aは図2、図3、図4に示すように、円筒形に構成した 爪ホルダー22を中心部は爪軸19と同径の空洞を設けて上下に上爪ホルダー2 2aと下爪ホルダー22bに分割して、該爪ホルダー22の周面上に爪取付座2 2c・22c・・・・を中央と両側に三列放射状に突設して、カット爪23・2 3・・・と溝切り爪24・24・・・を植設できるようにし、該上爪ホルダー2 2a又は下爪ホルダー22b(本実施例では下爪ホルダー)の内側に差し込み突 起22dが中心方向に突出されて、前記耕耘爪軸19の爪取付座19aに挿入可 能な大きさとしている。
【0011】 そして、上爪ホルダー22aと下爪ホルダー22bの割面に、それぞれボルト 挿入孔を開口し、一方にはタップをたてて、両ホルダー22a・22bを合わせ てボルト26・26にて一方から他方へ締め付け固定するようにし、該爪ホルダ ー22と耕耘爪軸19との間にはスペーサ25を介装している。前記カット爪2 3は中途部で略直角に内側へ曲げられて、爪ホルダー22の両側に装着され、溝 切り爪24はカット爪23より長くして正面視真直ぐに構成して中央に装着され るのである。
【0012】 このような構成において、播種作業をするために、前記ロータリー耕耘装置R の耕耘爪軸19上の耕耘爪を外して、任意の爪取付座19aに差し込み突起22 dを挿入して、爪ホルダー22を上下から耕耘爪軸19に嵌合してボルト26・ 26にて固定して部分耕耘装置Aを形成し、この部分耕耘装置A後方に播種機H を配置して、耕耘爪軸19を回動して作業を行うと、部分耕が行われた圃場は図 5に示すように、カット爪23により耕耘した土壌は浅く耕耘され、その中央は 溝切り爪24により深く耕耘され、その深く耕耘された部分に後から播種機Hの 作溝ディスク9が通過して溝を形成して種子Sが落下され、覆土ディスク10に より土が被せられて鎮圧ロータリー11にて鎮圧されるのである。そして、作業 後に雨が降ると、その水は深く耕耘した部分へ流れるのである。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。即ち 、播種機前方のロータリー耕耘装置により部分耕耘が行われるようになり、この 部分耕耘により播種機は確実に種子を一定深さに播種することができるようにな り、保水効果も向上して作物の成育がよくなるようになったのである。また、部 分耕耘装置はロータリー耕耘装置の耕耘爪を外すだけで装着でき、しかも、上下 に分割する構成であるので、脱着が簡単に行えるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の部分耕耘装置の後部に播種機を装着し
た全体側面図である。
【図2】部分耕耘装置側面図である。
【図3】同じく一部正面図である。
【図4】同じく組立斜視図である。
【図5】耕耘後に播種した圃場の断面図である。
【符号の説明】
H 播種機 R ロータリー耕耘装置 19 耕耘爪軸 22 爪ホルダー 22c 爪取付座 23 カット爪 24 溝切り爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 播種機前方に部分的に耕耘する装置を設
    けた構成において、筒状の爪ホルダーを上下に分割し、
    該爪ホルダーの周面に爪取付座を放射状に突設し、該中
    央の爪取付座に溝切り爪、両側の爪取付座にカット爪を
    植設し、ロータリー耕耘装置の耕耘爪軸に爪ホルダーを
    装着したことを特徴とする播種機用部分耕耘装置。
JP3056792U 1992-05-11 1992-05-11 播種機用部分耕耘装置 Pending JPH0588203U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3056792U JPH0588203U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 播種機用部分耕耘装置

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JP3056792U JPH0588203U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 播種機用部分耕耘装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0588203U true JPH0588203U (ja) 1993-12-03

Family

ID=12307412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3056792U Pending JPH0588203U (ja) 1992-05-11 1992-05-11 播種機用部分耕耘装置

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JP (1) JPH0588203U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200474713Y1 (ko) * 2014-05-15 2014-10-08 문상현 배토기
JP2015039304A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 松山株式会社 農作業機
KR20150028548A (ko) * 2013-09-06 2015-03-16 주식회사 대진정공 트랙터용 배토장치
KR20160043439A (ko) * 2014-10-13 2016-04-21 대한민국(농촌진흥청장) 무경운용 원형로터리날

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57170103A (en) * 1981-06-11 1982-10-20 Mikuni Yoshiaki Ploughing and groove forming apparatus

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