JP2992196B2 - 採草地更新作業機 - Google Patents

採草地更新作業機

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JP2992196B2
JP2992196B2 JP6111486A JP11148694A JP2992196B2 JP 2992196 B2 JP2992196 B2 JP 2992196B2 JP 6111486 A JP6111486 A JP 6111486A JP 11148694 A JP11148694 A JP 11148694A JP 2992196 B2 JP2992196 B2 JP 2992196B2
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愛国 竹内
健三 諏澤
伸樹 山名
雅浩 亀井
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SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は採草地更新作業機に係
り、たとえば、牧草などの採草地を部分的に耕耘して採
草地に所定幅の播種部を形成するとともに、この播種部
に採草用の種子を追播して採草地を更新するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、牧草などの採草地は雑草の侵入や
裸地化、草種構成の劣化等によって牧草などの採草は質
的あるいは量的に低収化するため、この採草地を全面的
に耕起して採草用の種子を播種することなく採草地を更
新することが行われるようになっている。
【0003】この採草地を更新する採草地更新作業機と
しては、たとえば、機枠に播種溝を耕耘作溝するロータ
リ作溝体を回転自在に軸架するとともに、前記機枠に前
記播種溝に播種する採草用の種子を収容する種子ホッパ
ーを設け、前記ロータリ作溝体は、前記機枠に回転自在
に軸架された回転軸に円板状のフランジを固着し、この
フランジに2本の曲刃爪及びこの曲刃爪より長い2本の
直刃爪をそれぞれ交互に配設して放射状に一体に突出す
る構造が採られている。
【0004】そして、前記ロータリ作溝体にて略T字形
状の播種溝を形成するものであるが、すなわち、2本の
曲刃爪にて播種溝の上部は幅広く拡開した拡開部として
形成されるとともに、2本の直刃爪にて播種溝の下部は
前記拡開部より幅狭い上下方向の細溝状部として形成さ
れ、この播種溝は全体的には略T字形状に形成されるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記構造の採草地更新
作業機では、ロータリ作溝体にて略T字形状の播種溝を
形成するものであるが、この際、ロータリ作溝体の2本
の曲刃爪及び2本の直刃爪はフランジの定位置にそれぞ
れ交互に配設固定する構造のため、2本の曲刃爪にて形
成される播種溝の上部の拡開部は常に一定の幅でのみ形
成されるだけであり、この播種溝の上部の拡開部の幅を
調節して形成することができず、播種溝の上部の拡開部
に播種する種子の量、種子の大きさや種類、あるいは地
域差による要望に十分対応することができない、という
問題がある。
【0006】また、播種溝の上部の拡開部の幅を変える
ために2本の曲刃爪及び2本の直刃爪をフランジの同側
面に配設すると、各曲刃爪及び直刃爪にて形成される播
種溝と、この播種溝に対して播種する播種機構、覆土及
び鎮圧機構等との間の位置に芯ずれが生じ、この播種溝
に播種、覆土及び鎮圧するためには各機構の設定位置を
調節しなおさなければならない手数を要する、という問
題がある。
【0007】さらに、播種溝の上部の拡開部の幅を調節
する要望に対応しようとすると、曲刃爪及び直刃爪の種
類を何種類も用意する必要があって経済上及び保管上か
ら好ましいものではない。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、フランジに取付ける複数の曲刃爪及び直刃爪の
取付け位置を可変調節して設定することにより、これら
の各爪にて形成される略T字形状の播種溝の上部の拡開
部を、この拡開部に播種する種子の量、種子の大きさや
種類、あるいは地域差に十分対応した溝幅にて形成する
ことができ、この複数の曲刃爪及び直刃爪の取付け位置
を可変調節して設定しても播種溝の上部の拡開部と、こ
の播種溝に対して播種する播種機構、覆土及び鎮圧機構
等との間の位置に芯ずれが生じることがなく、これらの
各機構の設定位置を調節する必要がなく、フランジ自体
の強度を強化することができ、何種類もの曲刃爪及び直
刃爪を用意する必要がなく経済上及び保管上からも好ま
しい採草地更新作業機を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の採草地更
新作業機は、機枠と、この機枠に回転自在に設けられ草
地に所定幅の播種溝を耕耘作溝するロータリ作溝体と、
前記機枠に設けられ前記ロータリ作溝体にて形成された
播種溝に採草用の種子を播種する播種口を臨ませた種子
導管を有する種子ホッパーとを具備し、前記ロータリ作
溝体は、前記機枠に回転自在に軸架された回転軸と、こ
の回転軸に固着された板状のフランジと、このフランジ
に放射状に取付けられる複数の曲刃爪及びこの曲刃爪よ
り長い複数の直刃爪とからなり、前記フランジは、その
周側部に前記複数の曲刃爪及び直刃爪を取付ける複数の
取付突部を交互に反対方向に向かって突出形成し、前記
フランジの各取付突部の中で対向する位置の取付突部に
は前記直刃爪を配設してそれぞれ取付け、この直刃爪間
に位置する各取付突部には前記曲刃爪を、この曲刃爪の
爪先を互いに相手側に向けた状態で互いに反対側の取付
面を選択してそれぞれ付け替え可能に取付けるものであ
る。
【0010】請求項2記載の採草地更新作業機は、請求
項1記載の採草地更新作業機において、そのフランジの
各取付突部は、その一側面に曲刃爪及び直刃爪の基端部
を嵌合して着脱可能に取付ける凹状の嵌合取付面を有す
るとともに、その他側面に曲刃爪及び直刃爪の基端部を
係合して着脱可能に取付ける係合取付面を有し、この嵌
合取付面と係合取付面とを交互に用いて複数の曲刃爪及
び直刃爪をそれぞれ取付けるものである。
【0011】請求項3記載の採草地更新作業機は、請求
項1または2記載の採草地更新作業機において、ロータ
リ作溝体は、機枠の左右のブラケット間に回転自在に軸
架された左右方向の回転軸と、この回転軸に軸方向に所
定の間隔をおいて固着された複数の板状のフランジと、
この各フランジにそれぞれ放射状に取付けられる複数の
曲刃爪及びこの曲刃爪より長い複数の直刃爪とからな
り、前記回転軸は前記機枠に設けたミッションからの出
力によって回転駆動するものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の採草地更新作業機では、機枠が
牽引されて進行されるとともに、この機枠のロータリ作
溝体が回転されると、このロータリ作溝体のフランジに
放射状に取付けた複数の曲刃爪及びこの各曲刃爪より長
い複数の直刃爪にて更新する牧草などの採草地に所定幅
の略T字形状の播種溝が順次耕耘形成される。
【0013】すなわち、複数の曲刃爪にて播種溝の上部
は幅広く拡開した拡開部として形成されるとともに、複
数の直刃爪にて播種溝の下部は前記拡開部より幅狭い上
下方向の細溝状部として形成され、この播種溝は全体的
には略T字形状に順次形成される。
【0014】また、ロータリ作溝体が回転される一方
で、種子ホッパーから採草用の種子が順次繰り出される
とともに、この種子は種子導管に案内されて種子導管の
播種口から播種溝の上部の拡開部に順次播種される。
【0015】つぎに、フランジの各取付突部の中で対向
する位置の取付突部に取付けた各直刃爪を付け替えて配
設して取付けるとともに、この直刃爪間に位置する各取
付突部に取付けた各曲刃爪を互いに反対側の取付面を選
択して付け替えて取付けることにより、この複数の曲刃
爪及びこの各曲刃爪より長い複数の直刃爪にて更新する
牧草などの採草地に所定幅の略T字形状の播種溝が順次
耕耘形成されるが、この選択設定された複数の曲刃爪に
て播種溝の上部は所定の幅で幅広く拡開した拡開部とし
て形成される。
【0016】そして、この播種溝の上部の拡開部は、こ
の拡開部に播種する種子の量、種子の大きさや種類、あ
るいは地域差に十分対応した溝幅にて形成される。この
際、複数の曲刃爪及び複数の直刃爪はフランジの各取付
突部の取付面を選択して付け替えて取付けるため、これ
らの各爪により形成される播種溝の位置と種子導管の播
種口との間には位置ずれが生じることがなく、したがっ
て、播種溝の上部の拡開部には種子導管の播種口から採
草用の種子が順次播種される。
【0017】請求項2記載の採草地更新作業機では、フ
ランジの各取付突部は凹状の嵌合取付面及び係合取付面
を有するので、この各取付突部において嵌合取付面と係
合取付面とを交互に用いて複数の曲刃爪及び直刃爪をそ
れぞれ取付けることにより、これらの各爪は所定の設定
間隔で確実に取付けられ、これらの各爪により形成され
る播種溝の上部の拡開部は、この拡開部に播種する種子
の量、種子の大きさや種類、あるいは地域差に十分対応
した溝幅にて形成される。
【0018】請求項3記載の採草地更新作業機では、ミ
ッションからの出力によってロータリ作溝体の回転軸は
回転駆動されるとともに、この回転軸の軸方向に固着さ
れた複数のフランジにそれぞれ放射状に取付けられた複
数の曲刃爪及び直刃爪にて更新する牧草などの採草地に
は所定幅の略T字形状の複数条の播種溝がそれぞれ所定
の間隔をおいて順次耕耘形成される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0020】図1において、1は機枠で、この機枠1は
左右方向に長い中空パイプ状の主フレーム2を有し、こ
の主フレーム2の左右方向の両端部には相対して配設さ
れた上下方向の左右のブラケット3の上端部がそれぞれ
固着され、この一方側のブラケット3の外側部にはこの
ブラケット3に沿って上下方向の伝動ケース4が一体に
固着されている。
【0021】また、前記主フレーム2の両側部にはヒッ
チアーム5がそれぞれ前下方に向かって一体に突設さ
れ、この左右のヒッチアーム5の前端部にはロワピン6
がそれぞれ取着されている。また、前記主フレーム2の
中間部には入力軸7を前方に向けて回転自在に突出した
ミッション8が配設固定され、このミッション8のケー
ス体の上部にはトップマスト9が前方に向かって一体に
突設され、このトップマスト9の前端部には連結ピン10
が取着されている。
【0022】さらに、前記左右のヒッチアーム5と前記
トップマスト9とはステー11にてそれぞれ連結支持され
ている。そして、前記左右のヒッチアーム5のロワピン
6にはトラクタAの左右のロワリンクBが着脱自在に連
結されるとともに、前記トップマスト9の連結ピン10に
はトラクタAのトップリンクCが着脱自在に連結される
ようになっている。
【0023】また、前記主フレーム2には連結フレーム
12が一体に固着され、この連結フレーム12は、その前側
上部に位置して第1の支持フレーム13を有するととも
に、その後側上部に位置して第2の支持フレーム14を有
している。
【0024】つぎに、前記一方側のブラケット3及び伝
動ケース4と他方側のブラケット3との下端部間にはロ
ータリ作溝体15が回転自在に軸架され、このロータリ作
溝体15は、前記ミッション8の出力軸(図示せず)及び
前記伝動ケース4内に設けた連動媒体(図示せず)を介
してミッション8からの出力によって回転駆動されるよ
うになっている。
【0025】前記ロータリ作溝体15は、前記一方側のブ
ラケット3及び伝動ケース4と他方側のブラケット3と
の下端部間に回転自在に軸架された回転軸16と、この回
転軸16に軸方向に所定の間隔をおいて配設して固着され
た多数の板状のフランジ17と、この各フランジ17にそれ
ぞれ放射状に取付けられる複数のすなわち4本の曲刃爪
18及びこの各曲刃爪18より長い複数のすなわち2本の直
刃爪19とにより構成されている。
【0026】前記各フランジ17は、それぞれ同径で全体
的には円板状に形成され、その中心部には前記回転軸16
を挿通して回転軸16の周側部に固着される挿通孔20が形
成されているとともに、この挿通孔20を中心とした周側
部には前記各曲刃爪18及び各直刃爪19をそれぞれ取付け
る複数の取付突部21が等間隔をおいて交互に反対方向に
向かって突出形成されている。すなわち、前記各フラン
ジ17の平滑面17a の周側部において、その3箇所に等間
隔をおいて略扇形状の凹窪部17b がそれぞれ突出して形
成され、この3箇所の凹窪部17b 及びこの各凹窪部17b
間の3箇所の平滑面17a にて前記挿通孔20を中心とした
周側部には複数の取付突部21が等間隔をおいて交互に反
対方向に向かって突出形成されている。
【0027】また、前記各フランジ17の各取付突部21
は、その一側面が前記曲刃爪18及び直刃爪19の基端部を
嵌合して着脱可能に取付ける凹窪状の嵌合取付面22とな
っているとともに、その他側面が前記曲刃爪18及び直刃
爪19の基端部を係合して着脱可能に取付ける係合取付面
23となっている。そして、前記各フランジ17の各取付突
部21には前記曲刃爪18及び直刃爪19の基端部を着脱可能
に取付ける複数のボルト・ナット24のボルト24a を挿通
する複数の取付孔25がそれぞれ貫通して形成されてい
る。
【0028】また、前記各曲刃爪18は、その刃身18a の
先端部には外方に向かって略弧状に湾曲して突出形成さ
れた爪先18b を有している。しかして、本明細書におい
ては前記ロータリ作溝体15とは前記回転軸16と、この回
転軸16に固着された1枚のフランジ17と、この1枚のフ
ランジ17に放射状に取付けられる4本の曲刃爪18及び2
本の直刃爪19とからなる場合、並びに前記回転軸16と、
この回転軸16に固着された多数の板状のフランジ17と、
この各フランジ17にそれぞれ放射状に取付けられる4本
の曲刃爪18及び2本の直刃爪19とからなる場合の両構成
の場合を意味している。
【0029】つぎに、前記左右のブラケット3の上部間
には前記ロータリ作溝体15の上方部を被覆したカバー体
26が固着されている。このカバー体26は前記左右のブラ
ケット3の上部間に固着された左右のカバー側板27及び
この左右のカバー側板27の上端部間に固着され上方に向
かって円弧状に形成されたカバー天板28にて構成されて
いる。
【0030】そして、このカバー体26にてロータリ作溝
体15から放てきされる土壌が上方に飛散されることを防
止するようになっている。また、前記カバー天板28の後
端部には前記ロータリ作溝体15の後方に位置して配設さ
れた均平板29の上端部が取着されている。
【0031】つぎに、前記第1の支持フレーム13には施
肥用の肥料を収容した施肥タンク30が載置され、この施
肥タンク30の下端部の繰出部31には前記各フランジ17の
数に応じた数の肥料導管32の上端部が繰出部31に連通し
た状態で取着されている。また、前記均平板29の後側部
には左右方向に所定の間隔をおいて配設した前記各フラ
ンジ17の数に応じた数の施肥導管33が前記均平板29に突
設した支持具34にてそれぞれ支持されている。
【0032】また、前記各施肥導管33の上端部には前記
各肥料導管32の下端部が連通固定され、この各施肥導管
33の下端部に形成された施肥口35が前記各フランジ17の
後方部に位置してそれぞれ突設されている。また、前記
施肥タンク30の繰出部31内には施肥タンク30内の肥料を
前記各肥料導管32に繰出す肥料繰出機構36が内蔵されて
いる。
【0033】また、前記第2の支持フレーム14には採草
用の種子を収容した種子ホッパー37が載置され、この種
子ホッパー37の下端部の繰出部38には前記各フランジ17
の数に応じた数の種子導管39の上端部が繰出部38に連通
した状態で取着されている。また、前記均平板29の後側
部には左右方向に所定の間隔をおいて配設した前記各フ
ランジ17の数に応じた数の播種導管40が前記均平板29に
突設した前記支持具34にてそれぞれ支持されている。
【0034】また、前記各播種導管40の上端部には前記
各種子導管39の下端部が連通固定され、この各播種導管
40の下端部に形成された播種口41が前記各施肥口35の後
方部に位置してそれぞれ突設されている。また、前記種
子ホッパー37の繰出部38内には種子ホッパー37内の種子
を前記各種子導管39に繰出す種子繰出機構42が内蔵され
ている。
【0035】さらに、前記連結フレーム12の後端部には
第3の支持フレーム43が連結され、この第3の支持フレ
ーム43の前端下部には前記各フランジ17の数に応じた数
の上下方向の吊持杆44がそれぞれ後下方に向かって傾斜
して突設され、この各吊持杆44の下端部には前記各播種
口41の後方に位置して覆土輪45がそれぞれ進行方向に対
して所定の傾斜角度に傾斜した状態で回転自在に軸架さ
れている。
【0036】また、前記第3の支持フレーム43の後端下
部には前記各フランジ17の数に応じた数の上下方向の吊
持杆46がそれぞれ上下方向に位置調節自在に支持され、
この各吊持杆46の下端部には前記各覆土輪45の後方に位
置して鎮圧輪47がそれぞれ回転自在に軸架され、この各
鎮圧輪47にはスクレイパー48が設けられている。
【0037】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0038】トラクタAの左右のロワリンクBの後端部
に機枠1の左右のヒッチアーム5のロワピン6をそれぞ
れ回動自在に連結するとともに、前記トラクタAのトッ
プリンクCの後端部に機枠1のトップマスト9の連結ピ
ン10を回動自在に連結する。また、前記トラクタAのP
TO軸(図示せず)に動力伝達軸を介して機枠1に設け
たミッション8の入力軸7を連結する。
【0039】そして、トラクタAにて機枠1が牽引され
て進行されるとともに、このトラクタAのPTO軸にて
動力伝達軸を介してミッション8の入力軸7が回転され
ると、このミッション8の出力軸及び伝動ケース4内の
連動媒体を介してミッション8からの出力によってロー
タリ作溝体15が回転駆動され、このロータリ作溝体15の
各フランジ17に放射状に取付けた4本の曲刃爪18及びこ
の各曲刃爪18より長い2本の直刃爪19にて更新する牧草
などの採草地に所定幅の略T字形状の播種溝49が左右方
向に所定の間隔をおいて多数条に亘ってそれぞれ順次耕
耘形成される。
【0040】すなわち、各フランジ17において4本の曲
刃爪18にて播種溝49の上部は幅広く拡開した拡開部49a
として形成されるとともに、2本の直刃爪19にて播種溝
49の下部は前記拡開部49a より幅狭い上下方向の細溝状
部49b として形成され、この播種溝49は全体的には略T
字形状に順次形成される。
【0041】また、機枠1が進行されロータリ作溝体15
が回転駆動される一方で、機枠1の第1の支持フレーム
13及び第2の支持フレーム14に載置した施肥タンク30の
肥料繰出機構36及び種子ホッパー37の種子繰出機構42が
それぞれ作動されると、この肥料繰出機構36にて施肥タ
ンク30内に収容した肥料が順次繰出されるとともに、こ
の肥料は各肥料導管32及び各施肥導管33を経て各施肥導
管33の各施肥口35から前記各播種溝49の上部の幅広く拡
開した拡開部49a に順次施肥される。
【0042】また、種子繰出機構42にて種子ホッパー37
内に収容した採草用の牧草等の種子が順次繰出されると
ともに、この種子は各種子導管39及び各播種導管40を経
て各播種導管40の各播種口41から前記各播種溝49の上部
の幅広く拡開した拡開部49aに順次播種される。
【0043】また、機枠1が進行されると、各播種口41
の後方に配設した各覆土輪45が傾斜した状態で牽引され
て自転し、この各覆土輪45は土を削り取りながら進行す
るとともに、この土にて各播種溝49の上部の拡開部49a
の各種子が順次覆土される。また、機枠1が進行される
と、各覆土輪45の後方に配設した各鎮圧輪47が牽引され
て自転し、この各鎮圧輪47にて各播種溝49の各種子を覆
土した土が順次鎮圧される。
【0044】つぎに、各フランジ17の各取付突部21に4
本の曲刃爪18及び2本の直刃爪19をそれぞれ放射状に取
付ける場合において、各フランジ17の各取付突部21に対
して4本の曲刃爪18及び2本の直刃爪19を、この各取付
突部21の取付面を選択して付け替えて取付けることによ
り、各播種溝49の上部の幅広く拡開した拡開部49a の溝
幅は播種する種子の量、種子の大きさや種類、あるいは
地域差に十分対応した溝幅にて形成される。
【0045】この場合、各フランジ17の各取付突部21の
中で対向する位置の取付突部21を、それぞれ取付突部21
a ,21b とし、この対向する取付突部21a ,21b の間の
一方側の2個の各取付突部21を、それぞれ取付突部21c
,21d とし、また、前記対向する取付突部21a ,21b
の間の他方側の2個の各取付突部21を、それぞれ取付突
部21e ,21f とし、前記対向する取付突部21a ,21b に
は2本の直刃爪19をそれぞれ取付け、この2本の直刃爪
19の間の両側部の取付突部21c ,21d ,21e ,21f には
4本の曲刃爪18をそれぞれ取付ける。
【0046】すなわち、各播種溝49の上部の拡開部49a
の溝幅を、たとえば、60mmの溝幅で形成する場合には、
図4及び図5に示すように、各フランジ17の手前側に突
出した取付突部21a の嵌合取付面22には一方の直刃爪19
a の基端部を嵌合して複数のボルト・ナット24にて固着
し、各フランジ17の手前側と反対側に突出した取付突部
21b の嵌合取付面22には他方の直刃爪19b の基端部をそ
れぞれ嵌合して複数のボルト・ナット24にて固着するこ
とにより、2本の直刃爪19は回転軌跡を近接した状態に
配設して取付けられる。そして、この2本の直刃爪19を
合わせた厚さにて各播種溝49の下部には図6に示すよう
に前記拡開部49a より幅狭い上下方向の細溝状部49b が
形成される。
【0047】また、各フランジ17の手前側と反対側に突
出した取付突部21c ,21f の係合取付面23には爪先18b
を手前側に向けた状態で2本の曲刃爪18の基端部をそれ
ぞれ係合して複数のボルト・ナット24にて固着し、各フ
ランジ17の手前側に突出した取付突部21d ,21e の係合
取付面23には爪先18b を手前側と反対側に向けた状態で
2本の曲刃爪18の基端部をそれぞれ嵌合して複数のボル
ト・ナット24にて固着することにより、これらの4本の
曲刃爪18は前記2本の直刃爪19とともに、各フランジ17
に対して交互に配設されて放射状に取着される。そし
て、この4本の曲刃爪18にて各播種溝49の上部には図6
に示すように、60mmの溝幅の拡開部49a が形成される。
【0048】つぎに、各播種溝49の上部の拡開部49a の
溝幅を、たとえば、80mmの溝幅で形成する場合には、図
7及び図8に示すように、各フランジ17の対向する位置
の取付突部21a ,21b には2本の直刃爪19は前記60mmの
溝幅の拡開部49a を形成する場合と同様の位置に取付け
る。
【0049】また、各フランジ17の手前側と反対側に突
出した取付突部21c ,21f の嵌合取付面22には爪先18b
を手前側と反対側に向けた状態で2本の曲刃爪18の基端
部をそれぞれ嵌合して複数のボルト・ナット24にて固着
し、各フランジ17の手前側に突出した取付突部21d ,21
e の嵌合取付面22には爪先18b を手前側に向けた状態で
2本の曲刃爪18の基端部をそれぞれ係合して複数のボル
ト・ナット24にて固着することにより、これらの4本の
曲刃爪18は前記2本の直刃爪19とともに、各フランジ17
に対して交互に配設されて放射状に取着される。そし
て、この4本の曲刃爪18にて各播種溝49の上部には図9
に示すように、80mmの溝幅の拡開部49a が形成される。
【0050】つぎに、各播種溝49の上部の拡開部49a の
溝幅を、たとえば、100mm の溝幅で形成する場合には、
図10及び図11に示すように、各フランジ17の対向す
る位置の取付突部21a ,21b には2本の直刃爪19は前記
60mmの溝幅の拡開部49a を形成する場合と同様の位置に
取付ける。
【0051】また、各フランジ17の手前側と反対側に突
出した取付突部21c ,21f の嵌合取付面22には爪先18b
を手前側に向けた状態で2本の曲刃爪18の基端部をそれ
ぞれ嵌合して複数のボルト・ナット24にて固着し、各フ
ランジ17の手前側に突出した取付突部21d ,21e の嵌合
取付面22には爪先18b を手前側と反対側に向けた状態で
2本の曲刃爪18の基端部をそれぞれ嵌合して複数のボル
ト・ナット24にて固着することにより、これらの4本の
曲刃爪18は前記2本の直刃爪19とともに、各フランジ17
に対して交互に配設されて放射状に取着される。そし
て、この4本の曲刃爪18にて各播種溝49の上部には図1
2に示すように100mm の溝幅の拡開部49aが形成され
る。
【0052】つぎに、各播種溝49の上部の拡開部49a の
溝幅を、たとえば、120mm の溝幅で形成する場合には、
図13及び図14に示すように、各フランジ17の対向す
る位置の取付突部21a ,21b には2本の直刃爪19は前記
60mmの溝幅の拡開部49a を形成する場合と同様の位置に
取付ける。
【0053】また、各フランジ17の手前側と反対側に突
出した取付突部21c ,21f の係合取付面23には爪先18b
を手前側と反対側に向けた状態で2本の曲刃爪18の基端
部をそれぞれ嵌合して複数のボルト・ナット24にて固着
し、各フランジ17の手前側に突出した取付突部21d ,21
e の係合取付面23には爪先18b を手前側に向けた状態で
2本の曲刃爪18の基端部をそれぞれ嵌合して複数のボル
ト・ナット24にて固着することにより、これらの4本の
曲刃爪18は前記2本の直刃爪19とともに、各フランジ17
に対して交互に配設されて放射状に取着される。そし
て、この4本の曲刃爪18にて各播種溝49の上部には図1
5に示すように120mm の溝幅の拡開部49aが形成され
る。
【0054】このように、各フランジ17の各取付突部21
の中で対向する位置の取付突部21a,21b に取付けた2
本の直刃爪19を配設して取付けるとともに、この2本の
直刃爪19間に位置する各取付突部21c ,21d ,21e ,21
f に取付けた各曲刃爪18を互いに反対側の取付面22,23
を選択して付け替えて取付けることにより、この4本の
曲刃爪18及びこの各曲刃爪18より長い2本の直刃爪19に
て更新する牧草などの採草地には所定幅の略T字形状の
多数の播種溝49が順次耕耘形成されるが、この選択設定
された4本の曲刃爪18にて各播種溝49の上部は所定の幅
で幅広く拡開した拡開部49a として形成される。
【0055】そして、この各播種溝49の上部の拡開部49
a は、この拡開部49a に播種する種子の量、種子の大き
さや種類、あるいは地域差に十分対応した溝幅にて形成
される。この際、4本の曲刃爪18及び2本の直刃爪19は
各フランジ17の各取付突部21の取付面22,23を選択して
付け替えて取付けるため、これらの各爪18,19により形
成される各播種溝49の位置と各施肥口35、各播種口41、
各覆土輪45及び各鎮圧輪47との間には位置ずれが生じる
ことがなく、したがって、各播種溝49の上部の拡開部49
a には肥料及び採草用の種子が順次正確に播種されると
ともに、覆土及び鎮圧が順次正確に行われる。
【0056】また、2本の直刃爪19にて各播種溝49の下
部に細溝状部49b を形成する際には既存の牧草の根を切
断するので、新しい活力のある根の発根を促し、牧草を
蘇生することができ、また、細溝状部49b にて播種した
種子の根が伸びやすくなり、下層土に対する空気、水、
養分等の浸透性を良くして、採草の生育を促進させるこ
とができる。
【0057】つぎに、前記実施例ではロータリ作溝体15
の各フランジ17は、その平滑面17aの周側部において、
その3箇所に等間隔をおいて略扇形状の凹窪部17b をそ
れぞれ突出形成し、この各凹窪部17b 及びこの各凹窪部
17b 間の3箇所の平滑面17aにて複数の爪取付用の取付
突部21を交互に反対方向に向かって突出形成する場合に
ついて説明したが、これに限らず、この複数の爪取付用
の取付突部21は、たとえば、図16及び図17に示すよ
うに各フランジ17の平滑板部17c の周側部に交互に反対
方向に向かって突出形成するようにしてもよい。
【0058】すなわち、ロータリ作溝体15の各フランジ
17の中心部に形成された挿通孔20の開口縁部を環状の平
滑板部17c とし、この平滑板部17c の周側部に複数の爪
取付用の取付突部21を交互に反対方向に向かって凹窪状
に突出形成する。しかして、前記凹窪状の各取付突部21
は前記環状の平滑板部17c を基準として平滑板部17cの
周側部の板状部をプレス加工により略扇形状に突出形成
する。その他の構成については前記実施例の場合と同様
であるから前記実施例の説明に用いた符号を記入して説
明を省略する。また、各フランジ17の各取付突部21に対
する4本の曲刃爪18と2本の直刃爪19との取付けは前記
実施例の場合と同様であるから説明を省略する。
【0059】このように構成することにより、複数の取
付突部21を有する各フランジ17に複数の取付突部21をプ
レス加工により簡単に形成することができ、各フランジ
17の板厚を薄くできるとともに、多数のフランジ17を備
えてなるロータリ作溝体15は前記実施例に比べて全体的
に軽量化を図ることができる。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ロータリ作溝
体のフランジは、その周側部に複数の曲刃爪及び直刃爪
を取付ける複数の取付突部を交互に反対方向に向かって
突出形成し、前記フランジの各取付突部の中で対向する
位置の取付突部には前記直刃爪を配設してそれぞれ取付
け、この直刃爪間に位置する各取付突部には前記曲刃爪
を、この曲刃爪の爪先を互いに相手側に向けた状態で互
いに反対側の取付面を選択してそれぞれ付け替え可能に
取付けるようにしたので、このフランジに取付ける複数
の曲刃爪及び直刃爪の取付け位置を可変調節して設定す
ることにより、これらの各爪にて形成される略T字形状
の播種溝の上部の拡開部を、この拡開部に播種する種子
の量、種子の大きさや種類、あるいは地域差に十分対応
した溝幅にて形成することができ、この複数の曲刃爪及
び直刃爪の取付け位置を可変調節して設定しても播種溝
の上部の拡開部と、この播種溝に対して播種する播種機
構、覆土及び鎮圧機構等との間の位置に芯ずれが生じる
ことがなく、これらの各機構の設定位置を調節する必要
がなく、また、フランジの周側部に複数の取付突部を交
互に反対方向に向かって突出形成したので、この各取付
突部にてフランジ自体の強度を強化することができ、し
たがって、何種類もの曲刃爪及び直刃爪を用意する必要
がなく経済上及び保管上からも好ましい採草地更新作業
機を提供することができる。
【0061】請求項2の発明によれば、フランジの各取
付突部は、その一側面に曲刃爪及び直刃爪の基端部を嵌
合して着脱可能に取付ける凹状の嵌合取付面を有すると
ともに、その他側面に曲刃爪及び直刃爪の基端部を係合
して着脱可能に取付ける係合取付面を有し、この嵌合取
付面と係合取付面とを交互に用いて複数の曲刃爪及び直
刃爪をそれぞれ取付けるようにしたので、嵌合取付面及
び係合取付面に対して複数の曲刃爪及び直刃爪を付け違
いすることなく簡単かつ確実に取付けることができ、こ
の曲刃爪及び直刃爪の付け替え操作が容易である。
【0062】請求項3の発明によれば、ロータリ作溝体
は、機枠の左右のブラケット間に回転自在に軸架された
左右方向の回転軸と、この回転軸に軸方向に所定の間隔
をおいて固着された複数の板状のフランジと、この各フ
ランジにそれぞれ放射状に取付けられる複数の曲刃爪及
びこの曲刃爪より長い複数の直刃爪とからなり、前記回
転軸は前記機枠に設けたミッションからの出力によって
回転駆動するようにしたので、所定の間隔をおいて略T
字形状の播種溝を同時に複数条に亘って形成することが
でき、採草地を更新する作業能率を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す採草地更新作業機の側
面図である。
【図2】同上フランジの斜視図である。
【図3】同上フランジの断面図である。
【図4】同上ロータリ作溝体の爪配列状態の一例を示す
側面図である。
【図5】同上展開状態の説明断面図である。
【図6】同上播種溝の説明断面図である。
【図7】同上ロータリ作溝体の爪配列状態の他の例を示
す側面図である。
【図8】同上展開状態の説明断面図である。
【図9】同上播種溝の説明断面図である。
【図10】同上ロータリ作溝体の爪配列状態の更に他の
例を示す側面図である。
【図11】同上展開状態の説明断面図である。
【図12】同上播種溝の説明断面図である。
【図13】同上ロータリ作溝体の爪配列状態の更に他の
例を示す側面図である。
【図14】同上展開状態の説明断面図である。
【図15】同上播種溝の説明断面図である。
【図16】他の実施例のロータリ作溝体のフランジを示
す斜視図である。
【図17】同上フランジの断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 3 ブラケット 8 ミッション 15 ロータリ作溝体 16 回転軸 17 フランジ 18 曲刃爪 18b 爪先 19 直刃爪 21 取付突部 22 嵌合取付面 23 係合取付面 37 種子ホッパー 39 種子導管 41 播種口 49 播種溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山名 伸樹 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生 物系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 亀井 雅浩 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生 物系特定産業技術研究推進機構内 (56)参考文献 実開 昭56−15310(JP,U) 実開 平2−6404(JP,U) 実公 昭50−21930(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01B 49/06 A01B 33/12 A01C 5/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠と、この機枠に回転自在に設けられ
    草地に所定幅の播種溝を耕耘作溝するロータリ作溝体
    と、前記機枠に設けられ前記ロータリ作溝体にて形成さ
    れた播種溝に採草用の種子を播種する播種口を臨ませた
    種子導管を有する種子ホッパーとを具備し、 前記ロータリ作溝体は、前記機枠に回転自在に軸架され
    た回転軸と、この回転軸に固着された板状のフランジ
    と、このフランジに放射状に取付けられる複数の曲刃爪
    及びこの曲刃爪より長い複数の直刃爪とからなり、 前記フランジは、その周側部に前記複数の曲刃爪及び直
    刃爪を取付ける複数の取付突部を交互に反対方向に向か
    って突出形成し、 前記フランジの各取付突部の中で対向する位置の取付突
    部には前記直刃爪を配設してそれぞれ取付け、この直刃
    爪間に位置する各取付突部には前記曲刃爪を、この曲刃
    爪の爪先を互いに相手側に向けた状態で互いに反対側の
    取付面を選択してそれぞれ付け替え可能に取付けること
    を特徴とする採草地更新作業機。
  2. 【請求項2】 フランジの各取付突部は、その一側面に
    曲刃爪及び直刃爪の基端部を嵌合して着脱可能に取付け
    る凹状の嵌合取付面を有するとともに、その他側面に曲
    刃爪及び直刃爪の基端部を係合して着脱可能に取付ける
    係合取付面を有し、この嵌合取付面と係合取付面とを交
    互に用いて複数の曲刃爪及び直刃爪をそれぞれ取付ける
    ことを特徴とする請求項1記載の採草地更新作業機。
  3. 【請求項3】 ロータリ作溝体は、機枠の左右のブラケ
    ット間に回転自在に軸架された左右方向の回転軸と、こ
    の回転軸に軸方向に所定の間隔をおいて固着された複数
    の板状のフランジと、この各フランジにそれぞれ放射状
    に取付けられる複数の曲刃爪及びこの曲刃爪より長い複
    数の直刃爪とからなり、前記回転軸は前記機枠に設けた
    ミッションからの出力によって回転駆動することを特徴
    とする請求項1または2記載の採草地更新作業機。
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