JPS6230882Y2 - - Google Patents

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JPS6230882Y2
JPS6230882Y2 JP7977182U JP7977182U JPS6230882Y2 JP S6230882 Y2 JPS6230882 Y2 JP S6230882Y2 JP 7977182 U JP7977182 U JP 7977182U JP 7977182 U JP7977182 U JP 7977182U JP S6230882 Y2 JPS6230882 Y2 JP S6230882Y2
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JP
Japan
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tilling
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cover
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JP7977182U
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JPS58182605U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は耕耘砕土機のカバー装置に係り、たと
えば、普通耕耘用のロータリを利用して部分耕を
行つてたとえば、収草地の場合には草地更新を図
ることができるようにしたものに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
作物たとえば、牧草は経年変化により草勢が劣
化する。したがつて牧草の収量も次第に減少する
傾向がある。この原因の一つに牧草の根が互いに
張りつめることにより活性化を失うことが考えら
れる。そこで、このような場合には、牧草地を全
面耕起し、新たに牧草の種子を播種することが考
えられるが、この手段によると、牧草が収穫に適
するまで成長するには数ケ月を要するため、この
間は一時的にせよ無収穫期間となるという欠点が
ある。また全面耕起の場合には、傾斜地にあつて
は、土壌が傾斜方向に流失するという欠点を有す
るとともに、全面耕起する作業機は大馬力を要す
るという欠点もある。
そこで、牧草地を部分的に耕耘砕土して播種床
を形成し、この播種床に追播することが考えられ
るが、この播種床の間隔は牧草地における草勢や
その他の条件によつて変更する必要があり、また
部分耕の場合には、部分耕以外の部分は引続き収
穫する牧草が繁茂しているので、この牧草を飛散
する耕耘土によつて埋設してはならないととも
に、耕耘土が飛散して耕耘部に還元できないと耕
耘部が凹んで播種作業やその後の作物育成上好ま
しくない障害が生じるという問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記点に鑑みなされたもので、部分耕
をなす耕耘爪の位置に対応してこれの上方部を被
覆するカバー体の設定位置を変換できるように
し、このカバー体によつて上記耕耘爪により耕耘
砕土されかつ飛散する耕耘土を制御してこれを耕
耘部に確実に還元し、播種作業やその後の作物育
成上好ましい播種床を形成し、耕耘部が凹んだ
り、耕耘土の飛散によつて部分耕以外の部分に成
育する作物を埋没することがないようにし、たと
えば、牧草地においては、牧草を収穫し得る状態
を保持しつつ牧草地に牧草の種子を追播できるよ
うに部分的に耕耘でき、また傾斜地においては土
壌の流失を防ぎ、かつ比較的小馬力によつて牧草
を連続的に収穫できるように草地を更新できるよ
うにしたことを目的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案は、耕耘砕土機本体に取付ける両側の側
枠間に支杆を横架し、この支杆に上記耕耘砕土機
本体に回動自在に軸架された耕耘軸の部分耕をな
す耕耘爪を上方部において被覆する複数のカバー
体を位置調節自在に取付け、この各カバー体の後
方部に上記耕耘砕土機と異なる作業機を連結する
連結金具を設けたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を添附図面に示す一実施例について
説明する。
1は耕耘砕土機本体で、この本体1の中間部に
前後方向に入力軸2,3を突出したトランスミツ
シヨン4が設けられている。このトランスミツシ
ヨン4の前後の入力軸2,3は互いに反対方向に
回動して出力するようになつている。
また上記本体1の一端部に本体1としてのチエ
ーンケース5の上部が取付けられているととも
に、その他端部には本体1としてのブラケツト6
の上部が取付けられ、このチエーンケース5とブ
ラケツト6との下端部間に耕耘軸7が回動自在に
軸架され、この耕耘軸7の一端部がチエーンケー
ス5内に突出され、この突出端部と上記本体1内
に配設された出力軸8のチエーンケース5内の上
端部内に突出された突出端部との間に連動媒体を
介して無端チエーン9が懸架されている。また上
記出力軸8は上記トランスミツシヨン4に連動連
結されている。
つぎに、上記耕耘軸7の軸方向所定の間隔毎に
円盤状のフランジ10が固着され、この各フラン
ジ10中の所定の位置における選択されたフラン
ジ10には複数の耕耘爪11が放射状にかつボル
ト・ナツト12にて着脱自在に取付けられてい
る。この耕耘爪11を取付けたフランジ10と耕
耘爪11を取付けないフランジ10とは耕耘軸7
の軸方向に所定の間隔をおいて交互に配設されて
いる。
さらに、上記チエーンケース5とブラケツト6
との間に各フランジ10に耕耘爪11を取付けて
構成したロータリ耕耘砕土作業体の上部全面を被
覆した全面カバー体に代えてカバー体ユニツト1
5が着脱自在に取付けられている。このカバー体
ユニツト15は、上記チエーンケース5の内側お
よび上記ブラケツト6の内側にボルト・ナツト1
6にて着脱自在に取付ける板状の両側の側枠1
7,18を有し、この両側の側枠17,18の前
方部間および後方部間に支杆19,20が横架さ
れ、この前後の支杆19,20の軸方向に上記各
耕耘爪11の上部を被覆する円弧状の天板21a
と両側の側板21bからなる複数のカバー体21
がその前後に設けた取付金具22とボルト・ナツ
ト23とを介して位置調節自在にすなわち軸方向
摺動自在に取付けられ、この各カバー体21の後
部の取付金具22にアタツチメント24を有する
連結金具25が一体に突設され、さらに上記各カ
バー体21の後方部にはスクリーン26および均
平板27が取付けられている。
つぎに、上記各カバー体21の連結金具25に
播種機28の連結フレーム29がアタツチメント
24を介して着脱自在に連結されている。この播
種機28は、本体フレーム30の前方部に上記連
結フレーム29が止着されているとともに、本体
フレーム30の後方部に鎮圧駆動輪31が回動自
在に軸架されている。また上記本体フレーム30
の中間上部に種子を収納したホツパー32が設け
られ、このホツパー32の繰出部にはアジテータ
33が回動自在に内蔵され、このアジテータ33
の軸34の一端部と上記鎮圧駆動輪31との間に
は連動媒体35が懸架されている。また上記繰出
部の下方部に繰出部からの種子を播種する播種体
36が垂設され、この播種体36の下方部は上記
本体フレーム30に取付けられたオープナ37内
に延在されている。
つぎに、上記本体1の両側部に係止突片38お
よび前後方向に突出した連結基板39が止着さ
れ、この前方側に突出した連結基板39の前端部
と係止突片38に連結枠40が着脱自在に連結さ
れている。
このように構成されたものにおいて、本体1の
連結枠40の三点連結部をトラクタの三点連結部
に連結するとともに、前方に突出した入力軸2を
トラクタの出力軸部に連動連結する。
つぎに、たとえば、牧草地においてトラクタを
走行し本機を牽引走行するとともに、入力軸2、
トランスミツシヨン4、出力軸8およびチエーン
9を介して耕耘軸7を連動駆動する。
これにより、耕耘軸7における耕耘爪11を有
する部分に相当する牧草地は、所定の間隔をおい
て配設されている耕耘爪11によつて所定の巾で
複数列の部分耕が連続的になされる。そしてトラ
クタを牧草地において往復行することにより、牧
草地には所定の間隔毎に部分耕がなされるととも
に播種床が形成される。またこれとともに、各カ
バー体21の連結金具25に連結した播種機28
の牧草地に接地した鎮圧駆動輪31が回動し、連
動媒体35を介してホツパー32のアジテータ3
3が連動回動されるとともに、ホツパー32内に
収納した牧草の種子は繰出部から播種体36を介
して部分耕された播種床上面に連続的に播種さ
れ、これが鎮圧駆動輪31によつて鎮圧される。
上記の場合、耕耘軸7に部分的に残置した各耕
耘爪11の上方部は、両側に側板21bおよびこ
の上方部間に円弧状の天板21aを設けて形成し
たカバー体21によつて被覆されているので、耕
耘爪11によつて耕耘される際に飛散する耕耘土
は耕耘しない外方の牧草上に飛散し牧草を埋設す
るようなことなく、これを制御して部分耕上に誘
導落下して環元され、したがつて耕耘しつつ播種
床が連続して形成されるものである。
また牧草地の状況に応じて残置する耕耘爪の
巾、間隔を調節設定した場合には、これに応じて
カバー体21を支杆19,20にそつて摺動設定
し、設定された位置の各耕耘爪11の上方部を被
覆するようにする。
このようにして、牧草を収穫できる状態を保持
しつつ牧草間に新たに播種し、この牧草を育成
し、成長をまつて収穫に備えることができる。
つぎに、連結枠40を、係止突片38と連結基
板39の前端部から取脱し、これの向きを変えて
係止突片38と連結基板39の後端部とに連結す
るとともに、後方に突出した入力軸3にトラクタ
の出力軸部を連動連結する。またカバー体ユニツ
ト15をチエーンケース5とブラケツト6から取
脱し、これの向きを前後入替えて再びカバー体ユ
ニツト15の両側の側枠17,18をチエーンケ
ース5とブラケツト6に連結する。これにより耕
耘軸7は上記実施例とは逆転駆動されるととも
に、これに伴う耕耘土の飛散も各カバー体21に
よつて防止することができる。
前記実施例では、カバー体21の連結金具25
には播種機28を取付ける場合について説明した
が、これに限らず、耕耘砕土機と異なる作業を司
どる作業機としては、たとえば施肥機、施肥播種
機やその他の作業機を取付けるようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、耕耘砕土機本体に取付ける両
側の側枠間に支杆を横架し、この支杆に上記耕耘
砕土機本体に回動自在に軸架された耕耘軸の部分
耕をなす耕耘爪を上方部において被覆する複数の
カバー体を位置調節自在に取付け、このカバー体
の後方部に上記耕耘砕土機と異なる作業機を連結
する連結金具を設けたので、部分耕をなす耕耘爪
の位置に対応してこれの上方部を被覆するカバー
体の設定位置を容易に変換することができ、この
カバー体によつて、耕耘爪により耕耘砕土されか
つ飛散する耕耘土を制御してこれを耕耘部に確実
に還元することができ、播種作業やその後の作物
育成上好ましい播種床を形成することができ、耕
耘部が凹んだり、耕耘土の飛散によつて部分耕以
外の部分に成育する作物を埋設するようなおそれ
がなく、また連結金具に播種機などの作業機を連
結することにより播種床上に円滑に播種すること
ができ、したがつて、たとえば、牧草地において
は、牧草を収穫し得る状態を保持しつつ牧草地に
牧草の種子を追播できるように部分的に耕耘でき
るとともにその作業に関連して播種床に種子を連
続的に播種することができ、また傾斜地において
は土壌の流失を防ぎ、かつ比較的小馬力によつて
牧草を連続的に収穫できるように草地を更新でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
カバー装置を備えた耕耘砕土機の斜視図、第2図
は同上播種機を取付けた状態の一部の斜視図であ
る。 1……耕耘砕土機本体、7……耕耘軸、11…
…耕耘爪、17,18……側枠、19,20……
支杆、21……カバー体、25……連結金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 耕耘砕土機本体に取付ける両側の側枠間に支
    杆を軸架し、この支杆に上記耕耘砕土機本体に
    回動自在に軸架された耕耘軸の部分耕をなす耕
    耘爪を上方部において被覆する複数のカバー体
    を位置調節自在に取付け、この各カバー体の後
    方部に上記耕耘砕土機と異なる作業機を連結す
    る連結金具を設けたことを特徴とする耕耘砕土
    機のカバー装置。 (2) カバー体は、円弧状の天板とこの天板の両側
    の対設垂下した両側の側板からなり、支杆に摺
    動自在に取付けられていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の耕耘砕土機
    のカバー装置。 (3) カバー体を位置調節自在に取付けた支杆は、
    両側の側枠間の前後に平行状に横架されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の耕耘砕土機のカバー装
    置。
JP7977182U 1982-05-28 1982-05-28 耕耘砕土機のカバ−装置 Granted JPS58182605U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7977182U JPS58182605U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 耕耘砕土機のカバ−装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7977182U JPS58182605U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 耕耘砕土機のカバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58182605U JPS58182605U (ja) 1983-12-06
JPS6230882Y2 true JPS6230882Y2 (ja) 1987-08-08

Family

ID=30088945

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JP7977182U Granted JPS58182605U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 耕耘砕土機のカバ−装置

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JPS58182605U (ja) 1983-12-06

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