JPH08307800A - テレビ近傍聴視防止器 - Google Patents

テレビ近傍聴視防止器

Info

Publication number
JPH08307800A
JPH08307800A JP23461495A JP23461495A JPH08307800A JP H08307800 A JPH08307800 A JP H08307800A JP 23461495 A JP23461495 A JP 23461495A JP 23461495 A JP23461495 A JP 23461495A JP H08307800 A JPH08307800 A JP H08307800A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
television
screen
distance
image display
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23461495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3250779B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Fujiwara
英俊 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Technics Co Ltd
Original Assignee
Universal Technics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Universal Technics Co Ltd filed Critical Universal Technics Co Ltd
Priority to JP23461495A priority Critical patent/JP3250779B2/ja
Publication of JPH08307800A publication Critical patent/JPH08307800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3250779B2 publication Critical patent/JP3250779B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的とするところは、幼児などが無
意識でテレビなどの画面のある範囲内に近接して鑑賞し
ないようにして、幼児などが近視になるなどの不都合の
予防をするようにしたテレビ近傍聴視防止器を提供する
ものである。 【解決手段】 画像表示装置の近傍に設置され、画像表
示装置の画面の所定範囲内に入ったことを検出し、ま
た、離れたことを検出するように配設された第1の検出
用センサーを備え、人が画面の所定範囲内に近づくと設
定された範囲内に入ったことに対し注意を喚起し、画面
の近傍で長時間にわたり、画像表示装置の画面を見ない
ように構成され、かつ、設定された範囲から離れると、
上記と同様に赤外線信号が発射され、元の画面に復帰す
るように構成されていることで、幼児などが近視になる
などの不都合の予防をすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幼児などがテレビを見
るとき、近視などにならないようにするために、所定の
距離を置いてテレビを鑑賞するようにし、近視などの予
防をするためのテレビ近傍聴視防止器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビなどの画面に近接して鑑賞
すると、近視などになり易く、特に幼児などにあって
は、画面の近傍まで近接して見る傾向がある。したがっ
て、幼児などがいる家庭では、近接して鑑賞しないよう
に親が注意をしているのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のテレ
ビなどの装置には鑑賞している人の距離に対して考慮さ
れておらず、幼児などが一人で鑑賞中は画面に近接して
しまう不都合があった。このため、近視の原因の一つに
なったり、静電気による塵埃が目に入ったり、また漏洩
X線や、近年、問題となっている漏洩電磁波にさらされ
ることを考慮する必要があった。
【0004】本発明は、上記のような不具合を解消する
ためになされたもので、その目的とするところは、幼児
などが無意識でテレビなどの画面のある範囲内に近接し
て鑑賞しないように、画面から聴視者までの距離を測
り、その結果に基づいて自動的にテレビの補助電源が切
れたり、画面を切り換えることによって聴視者に注意を
喚起し、幼児などが近視になるなどの不都合の予防をす
るようにしたテレビ近傍聴視防止器を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器
は、赤外線を利用して遠隔操作するコントロール装置を
具備した画像表示装置において、上記画像表示装置の近
傍に設置され、画像表示装置の画面の所定範囲内に入っ
たことを検出し、また、離れたことを検出するように配
設された第1の検出用センサーと、この検出用センサー
から入力される情報に基づいて所定の赤外線信号を発す
る装置と、を具備することを特徴とする。また請求項2
のテレビ近傍聴視防止器は、画像表示装置に取り付けら
れ、この画像表示装置が動作しているか否かを検出する
第2の検出用センサーと、この検出用センサーからの情
報に基づいて、上記請求項1記載の第1の検出用センサ
ーからの情報を制御する論理回路と、この論理回路から
の情報に基づいて所定の赤外線信号を発する装置と、を
具備することを特徴とする。更に、請求項3記載のテレ
ビ近傍聴視防止器は、赤外線信号を発する装置が、請求
項1記載の第1の検出用センサーの一部として構成され
ていることを特徴とする。更に、請求項4記載のテレビ
近傍聴視防止器は、第1の検出用センサーの検出レベル
を可変とし、画面からの所定範囲を任意に設定できるコ
ントロール部を備えていることを特徴とする。更に、請
求項5記載のテレビ近傍聴視防止器は、第1の検出用セ
ンサーからの検出信号によってスタートする時間設定回
路が設けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成からなる本発明の請求項1記載のテ
レビ近傍聴視防止器によれば、画像表示装置の近傍に設
置され、画像表示装置の画面の所定範囲内に入ったこと
を検出し、また、離れたことを検出するように配設され
た第1の検出用センサーを備えているため、人が画面の
所定範囲内に近づくと、第1の検出用センサーからの情
報に基づいて発射された赤外線信号は、画像表示装置の
画面と第1の検出用センサー(以後、測距センサーと称
する)が同一方向を向いて設置されている場合、聴視者
に反射して画像表示装置に内蔵された赤外線信号を装置
に入射し、電源を切ったり、また、赤外線信号の伝送コ
ードによっては、画面を他に切り換えたりすることによ
って聴視者に違和感を与え、設定された範囲内に入った
ことに対し注意を喚起し、画面の近傍で長時間にわた
り、画像表示装置の画面を見ないように構成され、か
つ、設定された範囲から離れると、上記と同様に赤外線
信号が発射され、元の画面に復帰するように構成されて
いることで、幼児などが近視になるなどの不都合の予防
をすることができる。また、本発明の請求項2記載のテ
レビ近傍聴視防止器によれば、この測距センサーが画面
と対抗して設置されている場合、赤外線信号は直接、内
蔵された受信装置に入り前記と同様の作用をするように
構成されている。更に、本発明の請求項3記載のテレビ
近傍聴視防止器によれば、テレビなどの画面が動作して
いるか否かを検出し、動作状態であった場合、上記赤外
線信号を発射し、前記と同様の作用をする。動作してい
ない場合は、この赤外線信号を発射しないように構成す
ることによって、不要な動作を避けることも出来るほか
に、上記測距センサーと赤外線信号を発する素子を共用
することによって、コストを低減出来ることになる。更
に、本発明の請求項4記載のテレビ近傍聴視防止器によ
れば、測距センサーの検出レベルを可変にすることによ
り、設定範囲を可変とし、画面の大きさ、部屋の広さに
も対応できる。更に、本発明の請求項5記載のテレビ近
傍聴視防止器によれば、測距センサーからの検出信号を
時間設定回路を通すことによって設定された範囲内で、
設定された時間以上、聴視することがないようにするこ
とが出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかるテレビ近傍聴視防止器
の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明
のテレビ近傍聴視防止器をテレビに装着した際の斜視
図、図2は、本発明のテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図、図3は、図2
で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する基本的な回路
構成を示す回路ブロック図に、テレビ動作センサー、論
理回路を加えた回路ブロック図、図4は、図2で示した
テレビ近傍聴視防止器に使用する基本的な回路構成を示
す回路ブロック図にタイマーを加えた回路ブロック図で
ある。
【0008】図1で示すように、テレビ20の上、また
は近傍に、本発明のテレビ近傍聴視防止器1を設置す
る。測距センサー2によってテレビ20の画面3に近づ
いて見ようとする図2で示す子供9までの距離を測り、
距離設定ツマミ4で設定された距離の範囲内に子供9が
入って見ると、赤外LED5より赤外線信号が発射さ
れ、近寄った子供9に反射して、テレビ20のリモコン
受光素子6に入り、テレビ20の図示しない電源を切る
ことによって、注意を促すことができる。
【0009】図2に示す回路ブロック図によれば、測距
センサー2は、送信素子7aと受信素子7bとから構成
され、超音波を使用して送信素子7aから発射された超
音波8aが子供9に反射し、返ってきた反射超音波8b
を受信素子7bに入力された信号の時間差によって距離
を測定するように設定されている。測距センサー2から
のデータと距離設定回路11によって得られた結果に基
づき、設定範囲内に子供9が入ると赤外線信号発生器1
2aの信号発生器12bから所定の信号が赤外LED1
3に送られ、発射される。この赤外線14が子供9に反
射したものが、反射赤外線15としてテレビ20のリモ
コン用受光素子16に入り、電源を切るなどの動作をす
る。子供9がいなくなった場合には、この反射赤外線1
5が減衰しリモコン用受光素子16には感応しなくなる
レベルに設定することが出来る。これによって、人がい
なくなった場合にもテレビ20の電源が入ることはなく
なる。
【0010】図3によれば、テレビ20の動作検出セン
サー17から信号によって赤外線を出すか否かを判断す
る論理回路18を設けることによって、前記と同様の動
作をさせる。動作検出センサー17は、テレビ20の水
平同期信号を検出するコイルなどによって構成させるこ
とによってテレビ20の画面3が動作状態であるかを検
出させることが出来る。
【0011】図4によれば、基本的な動作は前述したも
のと同様であるが、時間設定回路19を介すことによっ
て、短時間、テレビ20の画面3に近寄った場合、赤外
線を止めるなどの方法がとれる。これにより、設定した
時間と、設定した距離の両方の情報から前述動作をさせ
ることが出来る。なお、実施例においては、測距センサ
ー2に超音波を用いたもので説明したが、測距センサー
2として赤外線を使用すると、PSD受光素子などを使
うことで同様の結果を得ることができる。また、この赤
外線受光素子5は、測距センサー2及びリモコンの発光
素子6の両方を兼ねることが出来る。
【0012】以上述べてきたように、この実施例で述べ
た本発明のテレビ近傍聴視防止器1によれば、今まで使
用しているテレビ20などの配線を変更することなく、
子供9が画面3に近寄ると自動的にテレビ20の電源を
切るなどして、予め子供9が近視になるのを防止するこ
とが出来る。
【0013】
【発明の効果】以上の構成からなる本発明の請求項1記
載のテレビ近傍聴視防止器によれば、画像表示装置の近
傍に設置され、画像表示装置の画面の所定範囲内に入っ
たことを検出し、また、離れたことを検出するように配
設された第1の検出用センサーを備えているため、人が
画面の所定範囲内に近づくと、第1の検出用センサーか
らの情報に基づいて発射された赤外線信号は、画像表示
装置の画面と第1の検出用センサーが同一方向を向いて
設置されている場合、聴視者に反射して画像表示装置に
内蔵された赤外線信号を装置に入射し、電源を切った
り、また、赤外線信号の伝送コードによっては、画面を
他に切り換えたりすることによって聴視者に違和感を与
え、設定された範囲内に入ったことに対し注意を喚起
し、画面の近傍で長時間にわたり、画像表示装置の画面
を見ないように構成され、かつ、設定された範囲から離
れると、上記と同様に赤外線信号が発射され、元の画面
に復帰するように構成されていることで、幼児などが近
視になるなどの不都合の予防をすることができる。ま
た、本発明の請求項2記載のテレビ近傍聴視防止器によ
れば、この測距センサーが画面と対抗して設置されてい
る場合、赤外線信号は直接、内蔵された受信装置に入り
前記と同様の作用をするように構成されている。更に、
本発明の請求項3記載のテレビ近傍聴視防止器によれ
ば、テレビなどの画面が動作しているか否かを検出し、
動作状態であった場合、上記赤外線信号を発射し、前記
と同様の作用をする。動作していない場合は、この赤外
線信号を発射しないように構成することによって、不要
な動作を避けることも出来るほかに上記測距センサーと
赤外線信号を発する素子を共用することによって、コス
トを低減出来ることになる。更に、本発明の請求項3記
載のテレビ近傍聴視防止器によれば、測距センサーの検
出レベルを可変にすることにより、設定範囲を可変と
し、画面の大きさ、部屋の広さにも対応できる。更に、
本発明の請求項3記載のテレビ近傍聴視防止器によれ
ば、測距センサーからの検出信号を時間設定回路を通す
ことによって設定された範囲内で、設定された時間以
上、聴視することのないようにすることが出来るなど諸
々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ近傍聴視防止器をテレビに装着
した斜視図である。
【図2】本発明のテレビ近傍聴視防止器に使用する基本
的な回路構成を示す回路ブロック図である。
【図3】図2で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図に、テレビ動作
センサー、論理回路を加えた回路ブロック図である。
【図4】図2で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図にタイマーを加
えた回路ブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・・テレビ近傍聴視防止器 2・・・・・測距センサー 3・・・・・画面 4・・・・・距離設定ツマミ 5・・・・・赤外線LED 6・・・・・リモコン受光素子 7a・・・・送信素子 7b・・・・受信素子 8a・・・・発射超音波 8b・・・・反射超音波 11・・・・距離設定回路 12a・・・赤外線信号発生器 12b・・・信号発生器 13・・・・リモコン赤外線信号 14・・・・反射リモコン赤外線信号 17・・・・動作検出センサー 18・・・・論理回路 19・・・・時間設定回路 20・・・・テレビ(画像表示装置)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 テレビ近傍聴視防止器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幼児などがテレビを見
るとき、近視などにならないようにするために、所定の
距離を置いてテレビを鑑賞するようにし、近視などの予
防をするためのテレビ近傍聴視防止器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビなどの画面に近接して鑑賞
すると、近視などになり易く、特に幼児などにあって
は、画面の近傍まで近接して見る傾向がある。したがっ
て、幼児などがいる家庭では、近接して鑑賞しないよう
に親が注意をしているのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のテレ
ビなどの装置には鑑賞している人の距離に対して考慮さ
れておらず、幼児などが一人で鑑賞中は画面に近接して
しまう不都合があった。このため、近視の原因の一つに
なったり、静電気による塵埃が目に入ったり、また漏洩
X線や、近年、問題となっている漏洩電磁波にさらされ
ることを考慮する必要があった。
【0004】本発明は、上記のような不具合を解消する
ためになされたもので、その目的とするところは、幼児
などが無意識でテレビなどの画面から予め設定される距
離の範囲内に近接して鑑賞しないように、画面から聴視
者までの距離を測り、その結果に基づいて自動的にテレ
ビの補助電源が切れたり、画面を切り換えることによっ
て聴視者に注意を喚起し、幼児などが近視になるなどの
不都合の予防をするようにしたテレビ近傍聴視防止器を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器
は、赤外線を利用して遠隔操作するコントロール装置を
具備した画像表示装置において、上記画像表示装置の近
傍に設置され、画像表示装置の画面と聴視者間の距離が
予め設定される距離の範囲内か否かを検出する第1の検
出用センサーと、この検出用センサーから入力される情
報に基づいて所定の赤外線信号を発する装置と、を具備
することを特徴とする。また請求項2のテレビ近傍聴視
防止器は、赤外線を利用して遠隔操作するコントロール
装置を具備した画像表示装置において、上記画像表示装
置の近傍に設置され、画像表示装置の画面と聴視者間の
距離が予め設定される距離の範囲内か否かを検出する第
1の検出用センサーと、画像表示装置に取り付けられ、
この画像表示装置が動作しているか否かを検出する第2
の検出用センサーと、この第2の検出用センサーからの
情報に基づいて、第1の検出用センサーからの情報を制
御する論理回路と、この論理回路からの情報に基づいて
所定の赤外線信号を発する装置と、を具備することを特
徴とする。更に、請求項3のテレビ近傍聴視防止器は、
赤外線を利用して遠隔操作するコントロール装置を具備
した画像表示装置において、上記画像表示装置の近傍に
設置され、画像表示装置の画面と聴視者間の距離が予め
設定される距離の範囲内か否かを検出する第1の検出用
センサーと、この検出用センサーから入力される情報に
基づいて所定の赤外線信号を発する装置とを具備し、赤
線信号を発する装置が、第1の検出用センサーの一部
として構成されることを特徴とする。更に、請求項4の
テレビ近傍聴視防止器は、赤外線を利用して遠隔操作す
るコントロール装置を具備した画像表示装置において、
上記画像表示装置の近傍に設置され、画像表示装置の画
面と聴視者間の距離が予め設定される距離の範囲内か否
かを検出する第1の検出用センサーと、予め設定される
距離の範囲を可変するコントロール部と前記検出用セ
ンサーから入力される情報に基づいて所定の赤外線信号
を発する装置とを具備することを特徴とする。更に、請
求項5のテレビ近傍聴視防止器は、赤外線を利用して遠
隔操作するコントロール装置を具備した画像表示装置に
おいて、上記画像表示装置の近傍に設置され、画像表示
装置の画面と聴視者間の距離が予め設定される距離の範
囲内か否かを検出する第1の検出用センサーと、第1の
検出用センサーからの検出信号によってスタートする時
間設定回路と、前記時間設定回路から入力される情報に
基づいて所定の赤外線信号を発する装置とを具備する
とを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成からなる本発明の請求項1記載のテ
レビ近傍聴視防止器によれば、画像表示装置の近傍に設
置され、画像表示装置の画面と聴視者間の距離が予め設
定される距離の範囲内か否かを検出する第1の検出用セ
ンサーを備えているため、人が画面の所定範囲内に近づ
くと、第1の検出用センサーからの情報に基づいて発射
された赤外線信号は、画像表示装置の画面と第1の検出
用センサー(以後、測距センサーと称する)が同一方向
を向いて設置されている場合、聴視者に反射したリモコ
ン赤外線信号が画像表示装置に内蔵された赤外線信号装
置に入射し、電源を切ったり、また、赤外線信号の伝送
コードによっては、画面を他に切り換えたりすることに
よって聴視者に違和感を与え、予め設定される距離の範
囲内に入ったことに対し注意を喚起し、画面の近傍で長
時間にわたり、画像表示装置の画面を見ないように構成
され、かつ、予め設定される距離の範囲から離れると、
上記と同様に赤外線信号が発射され、元の画面に復帰す
るように構成されていることで、幼児などが近視になる
などの不都合の予防をすることができる。また、本発明
の請求項記載のテレビ近傍聴視防止器によれば、この
測距センサーが画面と対抗して設置されている場合、赤
外線信号は直接、内蔵された受信装置に入り前記と同様
の作用をするように構成されている。更に、本発明の請
求項記載のテレビ近傍聴視防止器によれば、テレビな
どの画面が動作しているか否かを検出し、動作状態であ
った場合、上記赤外線信号を発射し、前記と同様の作用
をする。動作していない場合は、この赤外線信号を発射
しないように構成することによって、不要な動作を避け
ることも出来るほかに、請求項3記載のように、上記測
距センサーと赤外線信号を発する素子を共用することに
よって、コストを低減出来ることになる。更に、本発明
の請求項4記載のテレビ近傍聴視防止器によれば、予め
設定される距離の範囲を可変とするコントロール部を備
え、画面の大きさ、部屋の広さにも対応できる。更に、
本発明の請求項5記載のテレビ近傍聴視防止器によれ
ば、測距センサーからの検出信号を時間設定回路を通す
ことによって予め設定される距離の範囲内で、設定され
た時間以上、聴視することがないようにすることが出来
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかるテレビ近傍聴視防止器
の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明
のテレビ近傍聴視防止器をテレビに装着した際の斜視
図、図2は、本発明のテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図、図3は、図2
で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する基本的な回路
構成を示す回路ブロック図に、テレビ動作センサー、論
理回路を加えた回路ブロック図、図4は、図2で示した
テレビ近傍聴視防止器に使用する基本的な回路構成を示
す回路ブロック図にタイマーを加えた回路ブロック図で
ある。
【0008】図1で示すように、テレビ20の上、また
は近傍に、本発明のテレビ近傍聴視防止器1を設置す
る。測距センサー2によってテレビ20の画面3に近づ
いて見ようとする図2で示す子供9までの距離を測り、
距離設定ツマミ4で予め設定された距離の範囲内に子供
9が入ると、赤外LED5より赤外線信号が発射さ
れ、近寄った子供9に反射して、テレビ20のリモコン
受光素子6に入り、テレビ20の図示しない電源を切る
ことによって、注意を促すことができる。
【0009】図2に示す回路ブロック図によれば、測距
センサー2は、送信素子7aと受信素子7bとから構成
され、超音波を使用して送信素子7aから発射された超
音波8aが子供9に反射し、返ってきた反射超音波8b
を受信素子7bに入力された信号の時間差によって距離
を測定するように設定されている。測距センサー2から
のデータと距離設定回路11によって得られた結果に基
づき、予め設定される距離の範囲内に子供9が入ると赤
外線信号発生器12aの信号発生器12bから所定の
モコン赤外線信号13が発射される。このリモコン赤外
線信号13が子供9に反射したものが、反射リモコン赤
外線信号14としてテレビ20のリモコン用受光素子
に入り、電源を切るなどの動作をする。子供9がいなく
なった場合には、この反射リモコン赤外線信号14が減
衰しリモコン用受光素子には感応しなくなるレベルに
設定することが出来る。これによって、人がいなくなっ
た場合にもテレビ20の電源が入ることはなくなる。
【0010】図3によれば、テレビ20の動作検出セン
サー16から信号によって赤外線を出すか否かを判断す
る論理回路18を設けることによって、前記と同様の動
作をさせる。動作検出センサー16は、テレビ20の水
平同期信号を検出するコイルなどによって構成させるこ
とによってテレビ20の画面3が動作状態であるかを検
出させることが出来る。
【0011】図4によれば、基本的な動作は前述したも
のと同様であるが、時間設定回路19を介すことによっ
て、短時間、テレビ20の画面3に近寄った場合、赤外
線を止めるなどの方法がとれる。これにより、設定した
時間と、予め設定される距離の両方の情報から前述動作
をさせることが出来る。なお、実施例においては、測距
センサー2に超音波を用いたもので説明したが、測距セ
ンサー2として赤外線を使用すると、PSD受光素子な
どを使うことで同様の結果を得ることができる。また、
この赤外線LED5は測距センサー2の一部を兼ねる
とが出来る。
【0012】以上述べてきたように、この実施例で述べ
た本発明のテレビ近傍聴視防止器1によれば、今まで使
用しているテレビ20などの配線を変更することなく、
子供9が画面3に近寄ると自動的にテレビ20の電源を
切るなどして、予め子供9が近視になるのを防止するこ
とが出来る。
【0013】
【発明の効果】以上の構成からなる本発明の請求項1記
載のテレビ近傍聴視防止器によれば、画像表示装置の近
傍に設置され、画像表示装置の画面と聴視者間の距離が
予め設定される距離の範囲内か否かを検出する第1の検
出用センサーを備えているため、人が画面の所定範囲内
に近づくと、第1の検出用センサーからの情報に基づい
て発射された赤外線信号は、画像表示装置の画面と第1
の検出用センサーが同一方向を向いて設置されている場
合、聴視者に反射したリモコン赤外線信号が画像表示装
置に内蔵された赤外線信号装置に入射し、電源を切った
り、また、赤外線信号の伝送コードによっては、画面を
他に切り換えたりすることによって聴視者に違和感を与
え、予め設定される距離の範囲内に入ったことに対し注
意を喚起し、画面の近傍で長時間にわたり、画像表示装
置の画面を見ないように構成され、かつ、予め設定され
る距離の範囲から離れると、上記と同様に赤外線信号が
発射され、元の画面に復帰するように構成されているこ
とで、幼児などが近視になるなどの不都合の予防をする
ことができる。また、本発明の請求項記載のテレビ近
傍聴視防止器によれば、この測距センサーが画面と対抗
して設置されている場合、赤外線信号は直接、内蔵され
た受信装置に入り前記と同様の作用をするように構成さ
れている。更に、本発明の請求項記載のテレビ近傍聴
視防止器によれば、テレビなどの画面が動作しているか
否かを検出し、動作状態であった場合、上記赤外線信号
を発射し、前記と同様の作用をする。動作していない場
合は、この赤外線信号を発射しないように構成すること
によって、不要な動作を避けることも出来るほかに、請
求項3記載のように、上記測距センサーと赤外線信号を
発する素子を共用することによって、コストを低減出来
ることになる。更に、本発明の請求項記載のテレビ近
傍聴視防止器によれば、測距センサーの検出レベルを可
変にすることにより、予め設定される距離の範囲を可変
とし、画面の大きさ、部屋の広さにも対応できる。更
に、本発明の請求項記載のテレビ近傍聴視防止器によ
れば、測距センサーからの検出信号を時間設定回路を通
すことによって設定された範囲内で、設定された時間以
上、聴視することのないようにすることが出来るなど諸
々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ近傍聴視防止器をテレビに装着
した斜視図である。
【図2】本発明のテレビ近傍聴視防止器に使用する基本
的な回路構成を示す回路ブロック図である。
【図3】図2で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図に、テレビ動作
センサー、論理回路を加えた回路ブロック図である。
【図4】図2で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図にタイマーを加
えた回路ブロック図である。
【符号の説明】 1・・・・・テレビ近傍聴視防止器 2・・・・・測距センサー 3・・・・・画面 4・・・・・距離設定ツマミ 5・・・・・赤外線LED 6・・・・・リモコン受光素子 7a・・・・送信素子 7b・・・・受信素子 8a・・・・発射超音波 8b・・・・反射超音波 11・・・・距離設定回路 12a・・・赤外線信号発生器 12b・・・信号発生器 13・・・・リモコン赤外線信号 14・・・・反射リモコン赤外線信号16 ・・・・動作検出センサー 18・・・・論理回路 19・・・・時間設定回路 20・・・・テレビ(画像表示装置)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を利用して遠隔操作するコントロ
    ール装置を具備した画像表示装置において、 上記画像表示装置の近傍に設置され、画像表示装置の画
    面の所定範囲内に入ったことを検出し、また、離れたこ
    とを検出するように配設された第1の検出用センサー
    と、 この検出用センサーから入力される情報に基づいて所定
    の赤外線信号を発する装置と、 を具備することを特徴とするテレビ近傍聴視防止器。
  2. 【請求項2】 上記請求項1記載の画像表示装置に取り
    付けられ、この画像表示装置が動作しているか否かを検
    出する第2の検出用センサーと、 この検出用センサーからの情報に基づいて、上記請求項
    1記載の第1の検出用センサーからの情報を制御する論
    理回路と、 この論理回路からの情報に基づいて所定の赤外線信号を
    発する装置と、 を具備することを特徴とする請求項1記載のテレビ近傍
    聴視防止器。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載の赤外線信号
    を発する装置が、請求項1記載の第1の検出用センサー
    の一部として構成されることを特徴とする請求項1記載
    のテレビ近傍聴視防止器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の第1の検出用センサーの
    検出レベルを可変とし、画面からの所定範囲を任意に設
    定できるコントロール部を備えていることを特徴とする
    請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の第1の検出用センサーか
    らの検出信号によってスタートする時間設定回路が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のテレビ近傍
    聴視防止器。
JP23461495A 1995-08-22 1995-08-22 テレビ近傍聴視防止器 Expired - Fee Related JP3250779B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23461495A JP3250779B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 テレビ近傍聴視防止器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23461495A JP3250779B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 テレビ近傍聴視防止器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08307800A true JPH08307800A (ja) 1996-11-22
JP3250779B2 JP3250779B2 (ja) 2002-01-28

Family

ID=16973811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23461495A Expired - Fee Related JP3250779B2 (ja) 1995-08-22 1995-08-22 テレビ近傍聴視防止器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3250779B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266333A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Rohm Co Ltd 3dディスプレイ
JP2007281656A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Sharp Corp 映像表示装置
WO2010107179A2 (ko) * 2009-03-16 2010-09-23 Kim Ki Hyeong 인체감지센서를 이용한 다기능 티브이
CN101916073A (zh) * 2010-07-08 2010-12-15 邓发文 多功能学习控制装置的控制电路及学习控制方法
CN112565850A (zh) * 2020-10-31 2021-03-26 易斐斯贸易(深圳)有限公司 通过红外码和usb方式控制电视机的外置电子设备
WO2022082711A1 (zh) * 2020-10-23 2022-04-28 中科传启(苏州)科技有限公司 电子设备的防近视方法、防近视电子设备及防近视平板

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005266333A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Rohm Co Ltd 3dディスプレイ
JP2007281656A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Sharp Corp 映像表示装置
WO2010107179A2 (ko) * 2009-03-16 2010-09-23 Kim Ki Hyeong 인체감지센서를 이용한 다기능 티브이
WO2010107179A3 (ko) * 2009-03-16 2010-11-11 Kim Ki Hyeong 인체감지센서를 이용한 다기능 티브이
CN101916073A (zh) * 2010-07-08 2010-12-15 邓发文 多功能学习控制装置的控制电路及学习控制方法
WO2022082711A1 (zh) * 2020-10-23 2022-04-28 中科传启(苏州)科技有限公司 电子设备的防近视方法、防近视电子设备及防近视平板
CN112565850A (zh) * 2020-10-31 2021-03-26 易斐斯贸易(深圳)有限公司 通过红外码和usb方式控制电视机的外置电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3250779B2 (ja) 2002-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5805201A (en) Device for automatically controlling a television
US20140354535A1 (en) System and method of display device
JPH08307800A (ja) テレビ近傍聴視防止器
KR20110094367A (ko) 티비 시청거리 유지장치
EP0986038B1 (en) Housing containing a PIR sensor and a camera
KR20110041066A (ko) 시청거리에 따른 티브이 영상 크기 조절장치
EP0113533B1 (en) Television receiver
KR101910094B1 (ko) 모니터 화면 제어 시스템
JP3021392U (ja) テレビ近傍聴視防止器
CN102104745B (zh) 一种电视机的视频控制电路
JPH09284666A (ja) テレビ自動制御装置
JP2004120049A (ja) テレビジョン受像機
JPH0638145A (ja) テレビ受像機
JPH08154243A (ja) 防犯センサー付きドアホンカメラ及びこれを用いたテレビインターホンシステム
JPH0944772A (ja) テレビ画面接近防止装置
JP2004096599A (ja) ディスプレイ装置用リモコン・システム
KR100534641B1 (ko) 미라클 글라스를 이용한 공동현관기 및 그 제어 방법
JP2001074854A (ja) テレビ用近接検知装置
KR100192298B1 (ko) 투사형 디스플레이 장치
WO2006100622A1 (en) Near viewing protection
JPH0983829A (ja) テレビ長時間聴視防止器
JPH09107508A (ja) テレビ自動制御装置
KR0179972B1 (ko) 시청거리 유지 회로 및 방법
JPH02183691A (ja) テレビの視聴状況測定装置
KR100297526B1 (ko) 외부음성/영상신호를자동으로텔레비젼에표시하는장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071116

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081116

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees