JP2007281656A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】あらかじめ設定しておいた条に従って自動的に警告番組を選定し、且つ利用者が不適切な状態であることを検出することにより警告を与えることができる映像表示装置を提供する。
【解決手段】マイコン14は、メモリ22に記憶した警告映像特定条件に基づいて、視聴番組が警告対象の番組か否かを確認する。警告番組であれば、マイコン14は、光センサ18の検出値から部屋の明るさを求めて、メモリ22に記憶されている警告状態条件とセンサ17,18の情報から視聴者が適切な状態で視聴しているか判定する。不適切な状態が所定時間続くと、液晶表示パネル11に警告表示を行う。警告の履歴をメモリ22に保存する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョン受信機等の映像表示装置に関するものであり、特に、テレビジョン受像機に近い位置や暗い場所での視聴のように、目に負担がかかる状態での視聴を制限するための映像表示装置である。
近年、テレビジョン受像機やコンピュータ等の表示画面に近い位置で視聴したり、暗い環境で視聴していたりすると、目に負担がかかる。そこで、テレビの視聴において、悪環境状態(目に負担がかかる状態)を察知し、警告を発する技術が開示されている。
例えば、特許文献1には、テレビジョン受像機を視聴する場合、赤外線センサにより人の位置を検出し、また光センサから部屋の明るさを検出することで、テレビが視聴条件を守らない時は視聴を制限する機能を持つテレビジョン受像機が記載されている。
また、特許文献2には、人体の頭部にレーザダイオードをその光軸がほぼ画面に平行方向になるように取り付け、ディスプレイ画面の前方には適正距離をもってホトセンサー列を設置し、ダイオードから発信される画面に向ってほぼ平行方向の信号をホトセンサー列が捉えた際に警告を発するようにしたものが記載されている。
特開2004−120049号公報 特開平10−307569号公報
しかし、特許文献1の場合、警告モードがONになっているといかなる番組に対しても有効になってしまう。また、映画を視聴するために部屋を暗くするときや、ビデオのセッティング時にテレビの視聴目的以外で近づいたときなどの警告する必要がない場合でもユーザに警告を与えてしまう。警告をOFFにする方法でこれらの問題を回避することもできるが、わざわざそのたびにモードを切り替えるには手間がかかり、モードの切り替えを繰り返していくうちにONに設定しているつもりが誤ってOFFに設定されているといった勘違いが生じる場合もあり得る。
また、特許文献2の場合のように、1人1人の頭部にレーザダイオードを装着するには手間がかかるとともに、装着するための部品も必要となり、価格も高くなってしまう。
本発明は、斯かる実情に鑑み、あらかじめ設定しておいた条に従って自動的に警告番組を選定し、且つ利用者が不適切な状態であることを検出することにより警告を与えることができる映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、利用者が不適切な状態で映像を見ている場合に警告を与える映像表示装置において、
映像を表示する表示手段と、前記警告を必要とする映像を特定するための警告映像特定条件と、不適切な状態を検知するための警告状態条件と、不適切な状態を検知してから警告するまでの警告時間とを記憶する記憶手段と、前記状態を検知する検知手段と、前記警告映像特定条件に基づいて、前記表示手段に表示される映像が警告の対象映像であると特定する警告映像特定手段と、前記警告映像特定手段に警告対象映像と特定され、前記警告時間まで前記検知手段の検知結果が警告状態条件を満し続けた場合に、利用者に警告を行う制御手段を備えることを特徴とするものである。
ここで、前記警告映像特定条件は、警告が必要な番組名あるいは番組カテゴリであり、前記制御手段は、前記警告映像特定条件に基づいて、電子番組表から文字認識により特定することを特徴とする。
また、本発明は、利用者が不適切な状態で映像を見ている場合に警告を与える警告処理を行う映像表示装置において、
映像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている映像内の警告表示を認識するための警告認識情報と、不適切な状態を検知するための警告状態条件と、不適切な状態を検知してから警告するまでの警告時間とを記憶する記憶手段と、前記状態を検知する検知手段と、前記警告認識情報に基づいて、前記表示手段に表示される映像内の警告内容を認識する警告認識手段と、前記警告認識手段によって映像内に警告表示が認識され、前記警告時間まで前記検知手段の検知結果が警告状態条件を満し続けた場合に、利用者に警告を行う制御手段を備えることを特徴とするものである。
ここで、前記警告認識情報は、映像内の警告を示す文字情報であり、前記制御手段は、前記警告認識情報に基づいて、映像内の警告表示を文字認識により認識することを特徴とする。
また、前記警告状態条件は前記表示手段と利用者の距離であり、前記検知手段は距離センサであってもよいし、前記警告状態条件は装置周囲の明るさであり、前記検知手段は光センサであってもよい。
また、前記制御手段は、前記表示手段に警告表示をしてもよいし、音声により警告を行う発音手段をさらに備えて、該発音手段により警告をしてもよい。
また、前記制御手段は、警告を行った後、所定時間が経過しても状態が改善されなければ、警告表示を目立たせる処理を行ったり、表示されている映像を小さくしたり、さらには前記表示手段の表示を停止したりすることを特徴とする。
また、前記制御手段は、前記記憶手段に警告の履歴を記憶させることを特徴とする。
また、前記制御手段は、あらかじめ登録していたパスワードと一致するパスワードが入力された場合に、前記記憶手段に記憶されている警告に関するデータを消去や変更を許可することを特徴とする。
本発明によれば、警告指定番組や警告文字が組み込まれた映像の場合に警告が発動することで適切な状態(例えば、表示手段と視聴者の距離や映像表示装置周囲の明るさが適切な状態)で視聴を確保でき、警告対象外の番組や警告が組み込まれていない映像では警告に制限されることなく自由な視聴が楽しめることになる。また、設定した警告時間の間、不適切な状態が継続しない限り警告が行われないので、映像表示装置への人の接近が瞬間的又は短時間の時や、一時的に部屋を暗くした場合にも警告が行われず、自由な視聴が楽しめることになる。
本発明によれば、文字認識技術によるテレビ映像内の警告表示を認識したり、また電子番組表内の番組や番組内容からあらかじめ設定しておいたキーワードを認識したりすることで、警告を必要とする番組とそうでない番組や、映像に組み込んだ警告文字を自動判別し、すべての番組を警告できないようにすることが可能となる。
また、本発明は、警告を表示や音声で行うことにより、視聴者の注意を引くことができる。
本発明によれば、警告指定番組にパスワードをつけることで指定した以外の人(子供など)が警告を解除できないようにできる。
また、警告しても状態改善がされなければ、警告を目立たせるために警告表示の絵やアイコンを明るくしたり、大きくしたり、また映像を小さくしたりして、字が読めない幼児に対しても警告に注意を喚起できる。
また、本発明は、警告の履歴を残すことで親が家を留守している時といったテレビを管理できない場合においてもその子供が正しい視聴状態であったかを知ることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る表示装置である液晶テレビジョン受信機の一実施形態を示すブロック図である。
1はアンテナより受信されたテレビ放送波(RF信号)から指定チャンネルのビデオ信号を出力するチューナ、および外部入力端子より入力された映像・音声信号を選択するAV−SW(スイッチ)である。2は符号化された信号を、元の音声信号、映像信号に復号するデコーダ、3はデコーダ2で選択された音声信号に対して各種音声処理を行うための音声信号処理部、4は音声信号処理部3にて処理した音声信号をスピーカにて音を発生するための音声アンプ、5はスピーカである。
6はデコーダ2の映像信号から文字認識をしたり、電子番組データを抽出する処理部分である文字認識/電子番組表処理部、7はデコーダ2で選択された映像信号に対して各種映像処理を行うための映像処理部、8は映像信号を液晶ドライバにて表示処理できるよう変換したり、液晶用各種コントロール信号を処理する液晶コントローラ、9は液晶コントローラ8から送られてくる信号を表示させるための処理を行う液晶ドライバ、10は各種情報をオンスクリーン表示するためのOSD処理部、11は映像を表示する液晶表示パネルである。
12は各種命令を指示入力するためのリモコン、13はリモコン12から射出された赤外線信号を受光するためのリモコン受光部、14は各部の制御を行うマイコンである。15はバックライト光源の消灯/点灯を駆動制御するための光源駆動部、16は液晶表示パネル11の裏面に配置された直下型のバックライト光源である。尚、バックライト光源16は、直下型蛍光灯ランプ(CCFT)の他、直下型又はサイド照射型のLED光源など種々の光源を用いることが可能であり、各ランプ・LEDを独立して点灯・消灯可能できる。
17は液晶表示パネル11から視聴者までの距離を測定する距離センサ、18は周辺の明るさを測定する光センサ、19は冷却ファンおよびファン駆動部である。20は電源部のオン/オフを駆動制御するための電源駆動部、21は電源部、22は各条件やデータ等を記憶しておくメモリである。マイコン14は、リモコン受光部13で受光したリモコン信号に基づいて、各構成部品の動作制御を行ったり、OSD(On Screen Display)表示内容、表示場所、冷却ファン等の制御を行う。
尚、本実施形態においては、指示入力手段として、リモコン12を用いているが、装置本体に設けた操作部(図示せず)により、各種命令を指示入力するようにしても良いことは言うまでもない。
次に、この液晶テレビジョン受信機の警告処理について説明する。
この液晶テレビジョン受像機は、警告する必要のある映像を特定したり、映像に表示される警告内容によって警告処理を行うものであり、以下にその実施形態を具体的に説明する。この実施形態では、ユーザである親が、子供の目に対する負担を減らすために、子供がよく見るアニメを警告対象の番組に設定する。そして、子供が液晶テレビジョン受像機で警告対象映像を視聴すると、液晶テレビジョン受像機までの距離や部屋の明るさが不適切な場合に警告を行うものである。
<第1実施形態>
図2及び図3は液晶テレビジョン受信機の第1実施形態の警告処理手順を示すフローチャートである。図4は、液晶テレビジョン受信機の第1実施形態の警告映像を特定する処理を示す説明図である。図5は、第1実施形態の警告処理の画面を示す説明図である。
第1実施形態では、ユーザが警告を必要とする映像や番組を特定する警告映像特定条件と警告を与えるための不適切な状態を検知するための警告状態条件とを入力設定して、液晶テレビジョン受像機に自動で警告処理を行わせる。
まず、ユーザ(親)はリモコン12を利用して、警告映像特定条件と警告状態条件を入力する(ステップS1)。例えば、図4に示すように、警告映像特定条件である警告対象とする番組のカテゴリ、不適切な状態を検知するための警告状態条件である部屋の明るさと液晶テレビジョン受信機から視聴者までの距離、不適切な状態を検知してから警告するまでの第1回目の警告時間である第1警告時間と第2回目の警告時間である第2警告時間とを設定する。例えば、リモコン12に警告条件設定キーが設けられており、ユーザがそれを押すと、マイコン14はリモコン受光部13を介して信号を受け取る。そしてメモリ22から警告条件設定画面のデータを読み出し、OSD処理部10にOSD画像を生成させ、液晶コントローラ8と液晶ドライバ9を介して、液晶表示パネル11の画面上に警告条件設定画面31が表示される。ユーザはリモコン12を用いて警告条件設定画面31で条件を入力すると、マイコン14は、警告映像特定条件と警告状態条件と警告時間を一旦メモリ22に格納する。
図4の警告条件設定画面31では、次のように設定されている。
・警告番組カテゴリ:アニメ
・部屋の明るさ:+2
・距離:5m
・第1警告時間:10秒
・第2警告時間:1分
ここで、部屋の明るさは、標準とされる明るさを0とし、所定の明るさ分だけ増加するごとに+1ずつレベルをあげ、逆に減少するごとに−1ずつレベルを下げるとしたものである。
この設定の後は液晶テレビジョン受像機に警告処理をさせる場合も有るが、さらにユーザ(親)が番組を確認して警告番組を指定する場合もある。
例えば、警告条件設定画面31で設定を行った場合、マイコン14は、メモリ22から警告番組カテゴリ「アニメ」を取得して、文字認識・電子番組表処理部6に番組の抽出をさせる。文字認識・電子番組表処理部6は、デコーダ2からEPG(Electoric Program Guide)のデータを取得して、「アニメ」の番組を文字認識によって検索し抽出する。マイコン14は、その抽出データを液晶表示パネル11に表示する(図4の表示画面32参照)。その中からユーザ(親)が、リモコン12を用いて警告番組をさらに選択してもよいし、抽出された番組をすべて警告番組としてもよい。マイコン14は、警告番組のデータ(チャンネルと放映時間)を、警告映像特定条件としてメモリ22に記憶する。
また、ユーザ(親)が、図4の表示画面33に示すように、リモコン12を用いて液晶表示パネル11にその日の番組表を表示して、その中から警告番組を指定してもよい。そして、マイコン14は、上記同様に警告番組のデータを警告映像特定条件としてメモリ22に記憶する。
尚、この設定条件は、子供等が簡単に設定を変えたり、消去できないように、パスワードを設定して、入力パスワードが設定パスワードと一致しなければ、条件の消去、変更ができないようになっている。
図5(a)に示すように、ユーザ(子供)がリモコン12を用いて見たいチャンネルを指定して、視聴を開始する(ステップS2)。チャンネル指定は、リモコン12からチャンネル数字を入力しても良いし、EPG情報を画面上に表示させて所望の番組を指定してもよい。
マイコン14は、時間カウンタA/B/Cをそれぞれリセットする(ステップS3)。そして、マイコン14は、メモリ22に記憶した警告映像特定条件に基づいて、視聴番組が警告対象の番組か否かを確認する(ステップS4)。警告映像特定条件が「アニメ」であれば、マイコン14は、文字認識・電子番組表処理部6にEPG情報から視聴中の番組が「アニメ」で有るかを検索させ、検索結果が「アニメ」で有るかを確認する。あるいは警告映像特定条件がチャンネルと放映時刻の番組情報である場合は、視聴中の番組がその番組情報に一致するかを確認する。
警告対象番組であれば、マイコン14は、光センサ18の検出値から部屋の明るさを求めて、メモリ22に記憶されている警告状態条件の明るさ条件と比較して部屋が暗いか否かを判断する(ステップS5)。この時の検出値が警告状態条件値より小さい場合、部屋が暗いと判断し、時間カウンタAのカウントを開始する(ステップS6)。光センサ18の検出値が警告状態条件値以上であれば部屋は明るいとして時間カウンタAをリセットする(ステップS7)。
次に、マイコン14は、液晶テレビジョン受信機と視聴者の距離が近いかを判断する(ステップS8)。距離センサ17の検出値が所定値より小さい場合に距離が近いと判断し、時間カウンタBのカウントを開始する。距離センサ17の検出値が所定値以上の場合には液晶テレビジョン受信機と視聴者の距離が十分確保されていると判断し、時間カウンタBをリセットする(ステップS10)。
マイコン14は、時間カウンタA,Bの値が設定時間a,bを超えたかを判断し(ステップS11)、超えない場合はステップS3に戻り、超えた場合はステップS12に進む。ここでは、設定時間a,bは、第1警告時間「10秒」である。この値は任意であり、また、設定時間a,bの時間は異なっていてもよいし、同じでもよい。
マイコン14は、時間カウンタA,Bの値が設定時間a,bを超えない場合にはステップS3に戻り、部屋が暗かったり、距離が近かったりしたときは、時間カウンタA,Bはそのままカウントを続け、部屋が明るくなったり、距離が遠くなった場合は、時間カウンタA,Bをリセットする。
こうして、部屋の明るさや視聴者までの距離が不適切な状態が続いて、時間カウンタA,Bの値が設定時間a,bを超えた場合は、例えば図5(b)に示すように、初めて警告表示に至る(ステップS12)。この警告表示は、第1警告時間後(設定時間a,b)に、マイコン14がメモリ22から警告表示の画像を読み出し、OSD処理部10によりOSD画像を生成して液晶コントローラ8、液晶ドライバ9を介して液晶表示パネル11にOSD表示する。さらにステップS12で、時間カウンタCのカウントを始める。ここで、時間カウンタCは第2警告時間の1分をカウントしている。
ユーザは、常にその場にとどまっているわけでもなく、液晶テレビジョン受像機近づく場合もあるし、別の人間が液晶テレビ受像機のそばを通過する場合もある。また、部屋の明るさも、例えば、カーテンを引くなどして一瞬暗くなる場合もある。そのたびごとに、警告表示されては、ユーザにとっても不快であるので、所定時間だけ不適切な状態が続いたとき、初めて警告表示する。
マイコン14は、一定時間経過後(ステップS13)、再び視聴距離と部屋の明るさが不適切か否かを、メモリ22に記憶した警告状態条件に基づいて、距離センサ17、光センサ18の検出結果をもとに判断する(ステップS14)。そして、マイコン14は、視聴距離と部屋の明るさが不適切な場合は、ステップS15に進み、図5(c)に示すように、さらに映像サイズを縮小し、警告表示を拡大する。ステップS14において、視聴距離や部屋の明るさが適切な場合は、履歴をメモリ22に保存して、ステップS3に戻る。
マイコン14は、時間カウンタCが第2警告時間1分を超えたかを判断する(ステップS17)。第2警告時間1分に至らなければ、ステップS14に戻る。そして、視聴距離と部屋の明るさが不適切な場合は、ステップS15に進み、図5(c)に示す警告表示を繰り返す。この場合、第2警告時間までの残り時間と、その時間を超えた場合のペナルティ「電源をスタンバイ状態にする」を表示する。
時間カウンタCが第2警告時間を超えていれば、マイコン14は履歴をメモリ22に保存し(ステップS18)、電源制御部20に電源21をスタンバイ状態にさせる(ステップS19)。そのため、液晶表示パネル11の表示は消され、バックライト光源16が消灯状態となる(図5(d)参照)。
このように履歴を保存することによって、どのような警告がされて、どのような処理がされたか分かることによって、視聴状態がどうであったか後から確認できる。また、警告しても改善されなければ、ペナルティ機能として表示を一定時間消すなどして、警告の実効性を向上させる。
一定時間経過後、マイコン14は電源21をオンし(ステップS20)、時間カウンタCをリセットし(ステップS21)、再びステップS12にも戻る。
<第2実施形態>
第2実施形態は、映像信号に警告表示が組み込まれている場合を想定している。この場合の警告処理は、前述の図2及び図3に示した手順とほぼ同じなので、これを用いて説明する。
第2実施形態の場合は、メモリ22には、あらかじめ映像に組み込まれている可能性のある警告内容を認識するための警告認識情報が記憶されている。
警告処理は、ステップS1〜S3まで上記と同一処理である。
図6に示すように、「お子さまへ テレビをみるときはへやを明るくしてできるだけはなれてみてください」と映像自体に警告が表示されたとする。文字認識・電子番組表処理部6が表示された警告を文字認識する。ステップS4の処理が、第2実施形態では異なり、マイコン14は、メモリ22に記憶されている警告認識情報に基づいて、文字認識・電子番組表処理部6が認識した文字内容が警告であるか否かを確認する。ステップS5以降の処理は同じなので説明は省略する。
映像信号に警告表示が組み込まれている場合は、ユーザの液晶表示パネルからの距離や部屋の明るさなどの状態を検出して不適切であれば警告処理を行うことになるので、ユーザは適切な状態で液晶テレビジョン受像機を視聴しようとする。また、映像に警告表示が組み込まれていなければ警告処理がされないので、必要のない警告表示も減少する。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る表示装置である液晶テレビジョン受信機の一実施形態を示すブロック図である。 液晶テレビジョン受信機の第1実施形態の警告処理の手順を示すフローチャートである。 図2から続く液晶テレビジョン受信機の第1実施形態の警告処理の手順を示すフローチャートである。 液晶テレビジョン受信機の第1実施形態の警告映像を特定する処理を示す説明図である。 第1実施形態の警告処理の画面を示す説明図である。 第2実施形態の映像に組み込まれた警告表示を示す画面図である。
符号の説明
1 チューナ・AV−SW
2 デコーダ
3 音声信号処理部
4 アンプ
5 スピーカ
6 文字認識・電子番組表処理部
7 映像信号処理部
8 液晶コントローラ
9 液晶ドライバ
10 OSD処理部
11 液晶表示パネル
12 リモコン
13 リモコン受光部
14 マイコン
16 バックライト光源
17 距離センサ
18 光センサ
20 電源制御部
21 電源
22 メモリ

Claims (13)

  1. 利用者が不適切な状態で映像を見ている場合に警告を与える映像表示装置において、
    映像を表示する表示手段と、
    前記警告を必要とする映像を特定するための警告映像特定条件と、不適切な状態を検知するための警告状態条件と、不適切な状態を検知してから警告するまでの警告時間とを記憶する記憶手段と、
    前記状態を検知する検知手段と、
    前記警告映像特定条件に基づいて、前記表示手段に表示される映像が警告の対象映像であると特定する警告映像特定手段と、
    前記警告映像特定手段に警告対象映像と特定され、前記警告時間まで前記検知手段の検知結果が警告状態条件を満し続けた場合に、利用者に警告を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記警告映像特定条件は、警告が必要な番組名あるいは番組カテゴリであり、
    前記制御手段は、前記警告映像特定条件に基づいて、電子番組表から文字認識により特定することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 利用者が不適切な状態で映像を見ている場合に警告を与える警告処理を行う映像表示装置において、
    映像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている映像内の警告表示を認識するための警告認識情報と、不適切な状態を検知するための警告状態条件と、不適切な状態を検知してから警告するまでの警告時間とを記憶する記憶手段と、
    前記状態を検知する検知手段と、
    前記警告認識情報に基づいて、前記表示手段に表示される映像内の警告内容を認識する警告認識手段と、
    前記警告認識手段によって映像内に警告表示が認識され、前記警告時間まで前記検知手段の検知結果が警告状態条件を満し続けた場合に、利用者に警告を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
  4. 前記警告認識情報は、映像内の警告を示す文字情報であり、
    前記制御手段は、前記警告認識情報に基づいて、映像内の警告表示を文字認識により認識することを特徴とする請求項3に記載の映像表示装置。
  5. 前記警告状態条件は、前記表示手段と利用者の距離であり、
    前記検知手段は距離センサであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の映像表示装置。
  6. 前記警告状態条件は、装置周囲の明るさであり、
    前記検知手段は光センサであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の映像表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記表示手段に警告表示をすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の映像表示装置。
  8. 音声により警告を行う発音手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記発音手段により警告をすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の映像表示装置。
  9. 前記制御手段は、警告を行った後、所定時間が経過しても状態が改善されなければ、警告表示を目立たせる処理を行うことを特徴とする請求項8に記載の映像表示装置。
  10. 前記制御手段は、警告を行った後、所定時間が経過しても状態が改善されなければ、表示されている映像を小さくすることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の映像表示装置。
  11. 前記制御手段は、警告を行った後、所定時間が経過しても状態が改善されなければ、前記表示手段の表示を停止することを特徴とする請求項1乃至10に記載の映像表示装置。
  12. 前記制御手段は、前記記憶手段に、警告の履歴を記憶させることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の映像表示装置。
  13. 前記制御手段は、あらかじめ登録していたパスワードと一致するパスワードが入力された場合に、前記記憶手段に記憶されている警告に関するデータを消去や変更を許可することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の映像表示装置。
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