JP2001074854A - テレビ用近接検知装置 - Google Patents
テレビ用近接検知装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成で人の検知とテレビジョン受像機の
制御が正確に可能なテレビ用近接検知装置を提供する。 【解決手段】人の存在を検知する焦電センサ等の人体セ
ンサ14と、人体センサ14により検知された人の位置
がテレビジョン受像機10から所定の距離以内にある場
合に、そのテレビジョン受像機10の画像を消す等の制
御を行う制御装置22を備える。制御装置22は、人体
センサ14が人を検知すると、テレビジョン受像機10
に入力する電源や映像信号を切る。人体センサ14はテ
レビジョン受像機10の上方に位置して下向きに設置さ
れる。
制御が正確に可能なテレビ用近接検知装置を提供する。 【解決手段】人の存在を検知する焦電センサ等の人体セ
ンサ14と、人体センサ14により検知された人の位置
がテレビジョン受像機10から所定の距離以内にある場
合に、そのテレビジョン受像機10の画像を消す等の制
御を行う制御装置22を備える。制御装置22は、人体
センサ14が人を検知すると、テレビジョン受像機10
に入力する電源や映像信号を切る。人体センサ14はテ
レビジョン受像機10の上方に位置して下向きに設置さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体を赤外線等
により検出してテレビジョン受像機から人体までの距離
を判別し、テレビジョン受像機を制御するテレビ用近接
検知装置に関する。
により検出してテレビジョン受像機から人体までの距離
を判別し、テレビジョン受像機を制御するテレビ用近接
検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受像機とそれを見
る人の距離は、眼に対する刺激や疲労度の観点から、所
定距離以上離れてみることが好ましい。しかし、興味の
ある番組等ではつい近づいてみてしまい、眼に良くない
状況を続ける場合があった。そこで従来、特開昭61−
184482号公報に開示されているように、テレビジ
ョン受像機と人の間隔を検知して、警報を出す装置が提
案されていた。この装置は、テレビジョン受像機のリモ
コン装置から発せられる信号の強さを基に、そこにいる
人とテレビジョン受像機との距離を算出し、アラームを
鳴らすものである。
る人の距離は、眼に対する刺激や疲労度の観点から、所
定距離以上離れてみることが好ましい。しかし、興味の
ある番組等ではつい近づいてみてしまい、眼に良くない
状況を続ける場合があった。そこで従来、特開昭61−
184482号公報に開示されているように、テレビジ
ョン受像機と人の間隔を検知して、警報を出す装置が提
案されていた。この装置は、テレビジョン受像機のリモ
コン装置から発せられる信号の強さを基に、そこにいる
人とテレビジョン受像機との距離を算出し、アラームを
鳴らすものである。
【0003】また、特開平3−234198号公報に開
示されているように、焦電センサにより、人を検知し
て、電子機器を制御する装置は広く知られている。
示されているように、焦電センサにより、人を検知し
て、電子機器を制御する装置は広く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術の前者の場合、距離の検知が正確にできず、リ
モコン操作の後で人が動いてしまうと検知できず、事実
上役に立たないものであった。また、上記従来技術の後
者の焦電センサを利用した制御装置は、単に人を検知し
て電子機器を動作させるだけであり、これをそのままテ
レビジョン受像機の近接検知装置に利用しようとする
と、検知距離のばらつきが大きく、人のわずかな動きに
も敏感に反応してしまうものである。したがって、検知
精度が悪く、しかも頻繁にテレビジョンの画面がオンオ
フしたりして、実用性の無いものであった。
来の技術の前者の場合、距離の検知が正確にできず、リ
モコン操作の後で人が動いてしまうと検知できず、事実
上役に立たないものであった。また、上記従来技術の後
者の焦電センサを利用した制御装置は、単に人を検知し
て電子機器を動作させるだけであり、これをそのままテ
レビジョン受像機の近接検知装置に利用しようとする
と、検知距離のばらつきが大きく、人のわずかな動きに
も敏感に反応してしまうものである。したがって、検知
精度が悪く、しかも頻繁にテレビジョンの画面がオンオ
フしたりして、実用性の無いものであった。
【0005】この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑
みて成されたもので、簡単な構成で人の検知とテレビジ
ョン受像機の制御が正確に可能なテレビ用近接検知装置
を提供することを目的とする。
みて成されたもので、簡単な構成で人の検知とテレビジ
ョン受像機の制御が正確に可能なテレビ用近接検知装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、人の存在を
検知する焦電センサ等の人体センサと、上記人体センサ
により検知された人の位置がテレビジョン受像機から所
定の距離以内にある場合に、そのテレビジョン受像機の
画像を消す等の制御を行う制御装置を備えたテレビ用近
接検知装置である。上記制御装置は、上記人体センサが
人を検知すると、上記テレビジョン受像機に入力する電
源や映像信号を切るものである。上記人体センサは焦電
センサであり、この焦電センサは上記テレビジョン受像
機の上方に位置して下向きに設置され、上記焦電センサ
の検知範囲が上記テレビジョン受像機の周囲に床面に向
かって円錐台状に形成される。
検知する焦電センサ等の人体センサと、上記人体センサ
により検知された人の位置がテレビジョン受像機から所
定の距離以内にある場合に、そのテレビジョン受像機の
画像を消す等の制御を行う制御装置を備えたテレビ用近
接検知装置である。上記制御装置は、上記人体センサが
人を検知すると、上記テレビジョン受像機に入力する電
源や映像信号を切るものである。上記人体センサは焦電
センサであり、この焦電センサは上記テレビジョン受像
機の上方に位置して下向きに設置され、上記焦電センサ
の検知範囲が上記テレビジョン受像機の周囲に床面に向
かって円錐台状に形成される。
【0007】またこの発明は、人の存在を検知する焦電
センサ等の人体センサと、上記人体センサにより検知さ
れた人の位置がテレビジョン受像機から所定の距離以内
にある場合に、そのテレビジョン受像機の画像を消す等
の制御を行うリモコン信号を発する送信装置を備えたテ
レビ用近接検知装置である。さらに、上記テレビジョン
受像機の電源のオン、オフを検知する電源検知装置を備
え、この電源検知装置により上記テレビジョン受像機の
電源がオンの場合に上記送信装置が作動するようにした
ものである。
センサ等の人体センサと、上記人体センサにより検知さ
れた人の位置がテレビジョン受像機から所定の距離以内
にある場合に、そのテレビジョン受像機の画像を消す等
の制御を行うリモコン信号を発する送信装置を備えたテ
レビ用近接検知装置である。さらに、上記テレビジョン
受像機の電源のオン、オフを検知する電源検知装置を備
え、この電源検知装置により上記テレビジョン受像機の
電源がオンの場合に上記送信装置が作動するようにした
ものである。
【0008】上記人体センサは、上記送信装置と一体に
設けられ、上記テレビジョン受像機の上部に設置され、
上記送信装置から上記テレビジョン受像機のリモコン信
号受信装置に画面の制御信号が送信されるものである。
設けられ、上記テレビジョン受像機の上部に設置され、
上記送信装置から上記テレビジョン受像機のリモコン信
号受信装置に画面の制御信号が送信されるものである。
【0009】上記制御装置は、上記人体センサが人を検
知しても一定期間上記テレビジョン受像機への上記入力
を切らず、人の検知範囲での移動を可能とし、この一定
期間経過後には所定期間人体検知間隔を短くして、人の
わずかな動きでも検知するように感度を上げ、これを繰
り返すようにしたものである。
知しても一定期間上記テレビジョン受像機への上記入力
を切らず、人の検知範囲での移動を可能とし、この一定
期間経過後には所定期間人体検知間隔を短くして、人の
わずかな動きでも検知するように感度を上げ、これを繰
り返すようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一
実施形態を示すもので、この実施形態のテレビ用近接検
知装置は、図2に示すように、テレビジョン受像機10
の上部に設置可能に設けられ、検知装置本体12には、
人体から発せられる赤外線を検知可能な焦電センサ14
が設けられている。焦電センサ14は、検知装置本体1
2に設けられた取付部20の下面12a設けられ、検知
装置本体12の下方に対して所定角度の広がりを持って
検知する。さらに、検知装置本体12の取付部20は、
テレビジョン受像機10の画面と平行な水平軸を中心に
わずかに揺動可能に設けられている。
て図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一
実施形態を示すもので、この実施形態のテレビ用近接検
知装置は、図2に示すように、テレビジョン受像機10
の上部に設置可能に設けられ、検知装置本体12には、
人体から発せられる赤外線を検知可能な焦電センサ14
が設けられている。焦電センサ14は、検知装置本体1
2に設けられた取付部20の下面12a設けられ、検知
装置本体12の下方に対して所定角度の広がりを持って
検知する。さらに、検知装置本体12の取付部20は、
テレビジョン受像機10の画面と平行な水平軸を中心に
わずかに揺動可能に設けられている。
【0011】この焦電センサ14が接続された回路は、
図1に示すように、焦電センサ14が検知装置本体12
内の制御装置22に接続されている。さらに制御装置2
2は、検知装置本体12とは別体に設けられた切換部4
2に接続されている。切換部42には、制御装置22か
らの信号によりスイッチ44を開閉するリレー部材46
が設けられている。スイッチ44は、商用電源に接続す
るプラグ34と、テレビジョン受像機10のプラグ38
が接続されるコンセント36との間の配線39に直列に
設けられている。
図1に示すように、焦電センサ14が検知装置本体12
内の制御装置22に接続されている。さらに制御装置2
2は、検知装置本体12とは別体に設けられた切換部4
2に接続されている。切換部42には、制御装置22か
らの信号によりスイッチ44を開閉するリレー部材46
が設けられている。スイッチ44は、商用電源に接続す
るプラグ34と、テレビジョン受像機10のプラグ38
が接続されるコンセント36との間の配線39に直列に
設けられている。
【0012】また、検知装置本体12には、人体検知状
態を表示するLED48が設けられている。制御装置2
2及びこれに接続された回路等の電源は、商用電源を直
流5Vに変換する図示しないAC/DCコンバータによ
り供給される。
態を表示するLED48が設けられている。制御装置2
2及びこれに接続された回路等の電源は、商用電源を直
流5Vに変換する図示しないAC/DCコンバータによ
り供給される。
【0013】この実施形態のテレビ用近接検知装置は、
図3に示すように、切換部42のプラグ34を商用電源
のコンセントに差し込み、その切換部42のコンセント
36にテレビジョン受像機10のプラグ38を差し込
む。そして、このテレビ用近接検知装置の検知装置本体
12を図2に示すように、テレビジョン受像機10の上
面前部に設置し、焦電センサ14がテレビジョン受像機
10の前で下向きに位置するようにする。この後、この
テレビ用近接検知装置を作動させる。
図3に示すように、切換部42のプラグ34を商用電源
のコンセントに差し込み、その切換部42のコンセント
36にテレビジョン受像機10のプラグ38を差し込
む。そして、このテレビ用近接検知装置の検知装置本体
12を図2に示すように、テレビジョン受像機10の上
面前部に設置し、焦電センサ14がテレビジョン受像機
10の前で下向きに位置するようにする。この後、この
テレビ用近接検知装置を作動させる。
【0014】この実施形態のテレビ用近接検知装置の動
作は、取付部20をわずかに揺動させて焦電センサ14
の検知範囲を調節し、検知範囲を適宜の距離に設定す
る。例えば、取り付け高さと角度に対応する検知範囲の
表により、テレビジョン受像機10の大きさに合わせ
て、例えば1.5m程度の検知範囲となるように取付部
20の角度を調節する。そして、このテレビ用近接検知
装置を作動させる。
作は、取付部20をわずかに揺動させて焦電センサ14
の検知範囲を調節し、検知範囲を適宜の距離に設定す
る。例えば、取り付け高さと角度に対応する検知範囲の
表により、テレビジョン受像機10の大きさに合わせ
て、例えば1.5m程度の検知範囲となるように取付部
20の角度を調節する。そして、このテレビ用近接検知
装置を作動させる。
【0015】そして、テレビジョン受像機10の電源を
入れテレビ用近接検知装置を作動させると、焦電センサ
14により設定した範囲内の人体検知を開始する。ここ
で、短時間の人の検知範囲への進入や単なる通過を検知
しないようにするために、ここでは、人体検知の作動開
始後所定期間例えば数秒間は、検知範囲内に人が進入し
ても人体検知信号によりリレー部材46を作動させず、
スイッチ44を開かないように制御装置22により設定
されている。そして、最初の人体検知後、数秒間経過す
ると、数ミリ秒の短い周期で人体検知非検知を繰り返
す。そして、この短周期の人体検知を数秒間続けると再
び数秒間人体検知信号を制御装置22が送信しない期間
を続け、以上の動作を繰り返す。
入れテレビ用近接検知装置を作動させると、焦電センサ
14により設定した範囲内の人体検知を開始する。ここ
で、短時間の人の検知範囲への進入や単なる通過を検知
しないようにするために、ここでは、人体検知の作動開
始後所定期間例えば数秒間は、検知範囲内に人が進入し
ても人体検知信号によりリレー部材46を作動させず、
スイッチ44を開かないように制御装置22により設定
されている。そして、最初の人体検知後、数秒間経過す
ると、数ミリ秒の短い周期で人体検知非検知を繰り返
す。そして、この短周期の人体検知を数秒間続けると再
び数秒間人体検知信号を制御装置22が送信しない期間
を続け、以上の動作を繰り返す。
【0016】ここで、検知装置本体12の正面のLED
48は、短周期で人体検知を繰り返している期間は消え
ており、人体検知しても検知信号を出さずにテレビジョ
ン受像機10の電源をオフにしない数秒間の期間中は、
例えば緑色に発光させる。これにより、LED48が点
灯している間に、短時間だけ検知範囲内に進入する場合
や単なる通過の場合にはテレビジョン受像機10の電源
を切らないようにしている。また、焦電センサ14によ
り人体を検知し、検知信号がリレー部材46に送信され
ると、スイッチ44が開きテレビジョン受像機10の画
面が消える。
48は、短周期で人体検知を繰り返している期間は消え
ており、人体検知しても検知信号を出さずにテレビジョ
ン受像機10の電源をオフにしない数秒間の期間中は、
例えば緑色に発光させる。これにより、LED48が点
灯している間に、短時間だけ検知範囲内に進入する場合
や単なる通過の場合にはテレビジョン受像機10の電源
を切らないようにしている。また、焦電センサ14によ
り人体を検知し、検知信号がリレー部材46に送信され
ると、スイッチ44が開きテレビジョン受像機10の画
面が消える。
【0017】この実施形態のテレビ用近接検知装置によ
れば、所定の範囲に人40が進入するとテレビジョン受
像機10の電源側のスイッチ44が開かれ、画面が消
え、必要以上に近くでテレビジョン受像機10の画面を
見ないようにすることができるるものである。
れば、所定の範囲に人40が進入するとテレビジョン受
像機10の電源側のスイッチ44が開かれ、画面が消
え、必要以上に近くでテレビジョン受像機10の画面を
見ないようにすることができるるものである。
【0018】次にこの発明の第二実施形態について図4
を基にして説明する。ここで上記実施形態と同様の部材
は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態で
は、上記実施形態の電源をオンオフする代わりに、人体
検知により映像信号をオフにするものである。即ち、リ
レー部材46によりオンオフされるスイッチ44は、信
号ケーブル50,51の間に設けられた信号線49と直
列に設置されている。従って、この実施形態の切換部4
2は、アンテナ等に接続された信号ケーブル50のコネ
クタに取り付け、テレビジョン受像機10側の信号ケー
ブル51をこの切換部42のコネクタに差し込む。
を基にして説明する。ここで上記実施形態と同様の部材
は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態で
は、上記実施形態の電源をオンオフする代わりに、人体
検知により映像信号をオフにするものである。即ち、リ
レー部材46によりオンオフされるスイッチ44は、信
号ケーブル50,51の間に設けられた信号線49と直
列に設置されている。従って、この実施形態の切換部4
2は、アンテナ等に接続された信号ケーブル50のコネ
クタに取り付け、テレビジョン受像機10側の信号ケー
ブル51をこの切換部42のコネクタに差し込む。
【0019】この実施形態によっても上記実施形態と同
様の効果を得ることができ、さらに、信号線のオンオフ
であるので、リレー部材46やスイッチ44を小型化す
ることができる。
様の効果を得ることができ、さらに、信号線のオンオフ
であるので、リレー部材46やスイッチ44を小型化す
ることができる。
【0020】次にこの発明の第三実施形態について図5
〜図7を基にして説明する。この実施形態のテレビ用近
接検知装置は、テレビジョン受像機10の上部に設置可
能に設けられ、その検知装置本体12には、人体から発
せられる赤外線を検知可能な焦電センサ14と、テレビ
ジョン受像機10の図示しないリモコン装置からの信号
を受信する受信部16に、そのテレビジョン受像機10
に付属のリモコン装置と同様のリモコン信号を送信する
送信装置である送信部18が設けられている。焦電セン
サ14は、その取付部20が検知装置本体12に対し
て、テレビジョン受像機10の画面と平行な水平軸を中
心にわずかに揺動可能に設けられている。
〜図7を基にして説明する。この実施形態のテレビ用近
接検知装置は、テレビジョン受像機10の上部に設置可
能に設けられ、その検知装置本体12には、人体から発
せられる赤外線を検知可能な焦電センサ14と、テレビ
ジョン受像機10の図示しないリモコン装置からの信号
を受信する受信部16に、そのテレビジョン受像機10
に付属のリモコン装置と同様のリモコン信号を送信する
送信装置である送信部18が設けられている。焦電セン
サ14は、その取付部20が検知装置本体12に対し
て、テレビジョン受像機10の画面と平行な水平軸を中
心にわずかに揺動可能に設けられている。
【0021】この焦電センサ14が接続された回路は、
図6に示すように、焦電センサ14が制御装置22に接
続され、さらに制御装置22には、リモコン信号を発信
する送信装置である送信回路24が接続されている。ま
た、リモコン信号を発信するために、そのテレビジョン
受像機10のリモコン信号を学習するための、受信回路
26が制御装置22に接続されている。制御装置22や
送信回路24,受信回路26は、検知装置本体12に内
蔵されている。制御装置22には、さらに、テレビジョ
ン受像機10の電源が入っているのか否かを検知する電
源検知装置であるカレントセンサ28が接続されてい
る。
図6に示すように、焦電センサ14が制御装置22に接
続され、さらに制御装置22には、リモコン信号を発信
する送信装置である送信回路24が接続されている。ま
た、リモコン信号を発信するために、そのテレビジョン
受像機10のリモコン信号を学習するための、受信回路
26が制御装置22に接続されている。制御装置22や
送信回路24,受信回路26は、検知装置本体12に内
蔵されている。制御装置22には、さらに、テレビジョ
ン受像機10の電源が入っているのか否かを検知する電
源検知装置であるカレントセンサ28が接続されてい
る。
【0022】制御装置22及びこれに接続された回路等
の電源は、図7に示すように、商用電源を直流5Vに変
化するアダプタ30により供給される。アダプタ30
は、検知装置本体12とは別体に設けられ、内部にAC
/DCコンバータ32と、カレントセンサ28が設けら
れている。このアダプタ30は商用電源に接続するプラ
グ34を備えるとともに、このプラグに接続された接点
を有したコンセント36を備えている。このコンセント
36は、テレビジョン受像機のプラグ38を接続するも
のであり、カレントセンサ28がテレビジョン受像機1
0に供給される電流を検知する。
の電源は、図7に示すように、商用電源を直流5Vに変
化するアダプタ30により供給される。アダプタ30
は、検知装置本体12とは別体に設けられ、内部にAC
/DCコンバータ32と、カレントセンサ28が設けら
れている。このアダプタ30は商用電源に接続するプラ
グ34を備えるとともに、このプラグに接続された接点
を有したコンセント36を備えている。このコンセント
36は、テレビジョン受像機のプラグ38を接続するも
のであり、カレントセンサ28がテレビジョン受像機1
0に供給される電流を検知する。
【0023】この実施形態のテレビ用近接検知装置は、
アダプタ30を商用電源に差し込み、そのアダプタ30
のコンセント36にテレビジョン受像機10のプラグ3
8を差し込んで電源を入れる。そして、このテレビ用近
接検知装置の検知装置本体12を図5に示すように、テ
レビジョン受像機10の上面前部に設置し、焦電センサ
14,送信部18がテレビジョン受像機10の前に出る
ようにする。
アダプタ30を商用電源に差し込み、そのアダプタ30
のコンセント36にテレビジョン受像機10のプラグ3
8を差し込んで電源を入れる。そして、このテレビ用近
接検知装置の検知装置本体12を図5に示すように、テ
レビジョン受像機10の上面前部に設置し、焦電センサ
14,送信部18がテレビジョン受像機10の前に出る
ようにする。
【0024】この後、先ずテレビジョン受像機10のリ
モコン信号の学習を行わせる。学習操作は、テレビジョ
ン受像機10のリモコン装置を検知装置本体12の受信
回路26が設けられた受信窓19に向けて送信し、所定
の学習動作を行う。この後、このテレビ用近接検知装置
を作動させる。
モコン信号の学習を行わせる。学習操作は、テレビジョ
ン受像機10のリモコン装置を検知装置本体12の受信
回路26が設けられた受信窓19に向けて送信し、所定
の学習動作を行う。この後、このテレビ用近接検知装置
を作動させる。
【0025】この実施形態のテレビ用近接検知装置の動
作は、取付部20をわずかに揺動させて調節し、焦電セ
ンサ14の検知範囲を適宜の距離に設定する。例えば、
角度と検知範囲の表などにより1.5m程度に設定す
る。そして、このテレビ用近接検知装置を作動させる
と、テレビジョン受像機10の電源が入っている場合、
カレントセンサ28により制御装置22はその電流を検
知して、テレビジョン受像機10がオンしていることを
検知し、焦電センサ14の検知動作を行う。
作は、取付部20をわずかに揺動させて調節し、焦電セ
ンサ14の検知範囲を適宜の距離に設定する。例えば、
角度と検知範囲の表などにより1.5m程度に設定す
る。そして、このテレビ用近接検知装置を作動させる
と、テレビジョン受像機10の電源が入っている場合、
カレントセンサ28により制御装置22はその電流を検
知して、テレビジョン受像機10がオンしていることを
検知し、焦電センサ14の検知動作を行う。
【0026】そして、検知範囲内に人40が入ってくる
とこれが検知され、制御装置22は、送信回路24にリ
モコン信号を発信させる。ここで発信される信号は、先
に学習したリモコン信号であり、テレビジョン受像機1
0をオフにする信号である。オフにするリモコン信号が
送信部18から発信され、テレビジョン受像機10の受
信部16がこれを検知すると、そのテレビジョン受像機
はオフになり画面が消える。
とこれが検知され、制御装置22は、送信回路24にリ
モコン信号を発信させる。ここで発信される信号は、先
に学習したリモコン信号であり、テレビジョン受像機1
0をオフにする信号である。オフにするリモコン信号が
送信部18から発信され、テレビジョン受像機10の受
信部16がこれを検知すると、そのテレビジョン受像機
はオフになり画面が消える。
【0027】また、人40がその検知範囲にいない場合
や、出ていった場合は、焦電センサ14によりそれが検
知され、制御装置22により送信回路24は、テレビジ
ョン受像機10をオンする信号を発信させる。送信部1
8から送信されたオン信号を受信部16が検知すると、
テレビジョン受像機10はオンし、画面が表れる。
や、出ていった場合は、焦電センサ14によりそれが検
知され、制御装置22により送信回路24は、テレビジ
ョン受像機10をオンする信号を発信させる。送信部1
8から送信されたオン信号を受信部16が検知すると、
テレビジョン受像機10はオンし、画面が表れる。
【0028】この実施形態のテレビ用近接検知装置によ
れば、所定の範囲に人40が入るとテレビジョン受像機
10のリモコン信号により、テレビジョン受像機10の
画面のオン、オフを行うので、動作が簡単且つ確実であ
る。しかも、テレビジョン受像機10の電源のオン、オ
フをアダプタ30内のカレントセンサ28により検知し
て動作させるので、テレビジョン受像機10がついてい
ない場合には動作せず、無駄な動作がない。
れば、所定の範囲に人40が入るとテレビジョン受像機
10のリモコン信号により、テレビジョン受像機10の
画面のオン、オフを行うので、動作が簡単且つ確実であ
る。しかも、テレビジョン受像機10の電源のオン、オ
フをアダプタ30内のカレントセンサ28により検知し
て動作させるので、テレビジョン受像機10がついてい
ない場合には動作せず、無駄な動作がない。
【0029】この発明のテレビ用近接検知装置は、上記
実施形態に限定されるものではなく、焦電センサの種類
や、位置は適宜設定可能であり、焦電センサ以外の赤外
線検知装置や、他の人体検知装置を用いても良い。ま
た、テレビジョン受像機の制御は、リモコン装置を用い
るほかに、直接電源をオン、オフしても良い。また、テ
レビジョン受像機の制御は、画面のオン、オフの他に画
面輝度を調節したり、画面の大きさや表示により近接状
態を知らせる制御を行うものでも良い。さらに、人体検
知が必要でない場合等に人体検知機能をオフにするスイ
ッチ等の機能を設けておいても良い。
実施形態に限定されるものではなく、焦電センサの種類
や、位置は適宜設定可能であり、焦電センサ以外の赤外
線検知装置や、他の人体検知装置を用いても良い。ま
た、テレビジョン受像機の制御は、リモコン装置を用い
るほかに、直接電源をオン、オフしても良い。また、テ
レビジョン受像機の制御は、画面のオン、オフの他に画
面輝度を調節したり、画面の大きさや表示により近接状
態を知らせる制御を行うものでも良い。さらに、人体検
知が必要でない場合等に人体検知機能をオフにするスイ
ッチ等の機能を設けておいても良い。
【0030】
【発明の効果】この発明のテレビ用近接検知装置は、簡
単な構成で確実に人体の検知を行いテレビジョン受像機
の制御を行うことができ、テレビジョン受像機の画面に
近づきすぎることを防止する。また、人体センサに焦電
センサを用いた場合、その向きを下向きにすることによ
って、正確な検知範囲の確定が可能となる。また、短時
間の人の進入や動きを無視することにより、より使いや
すい装置とすることができる。
単な構成で確実に人体の検知を行いテレビジョン受像機
の制御を行うことができ、テレビジョン受像機の画面に
近づきすぎることを防止する。また、人体センサに焦電
センサを用いた場合、その向きを下向きにすることによ
って、正確な検知範囲の確定が可能となる。また、短時
間の人の進入や動きを無視することにより、より使いや
すい装置とすることができる。
【図1】この発明の第一実施形態のテレビ用近接検知装
置の概略ブロック線図である。
置の概略ブロック線図である。
【図2】この実施形態のテレビ用近接検知装置の設置状
態の概略図である。
態の概略図である。
【図3】この実施形態のテレビ用近接検知装置の使用状
態を示す概略図である。
態を示す概略図である。
【図4】この発明の第二実施形態のテレビ用近接検知装
置の概略ブロック線図である。
置の概略ブロック線図である。
【図5】この発明の第三実施形態のテレビ用近接検知装
置の設置状態の概略図である。
置の設置状態の概略図である。
【図6】この実施形態のテレビ用近接検知装置の概略ブ
ロック線図である。
ロック線図である。
【図7】この実施形態のテレビ用近接検知装置のアダプ
タの回路図である。
タの回路図である。
10 テレビジョン受像機 12 検知装置本体 14 焦電センサ 16 受信部 18 送信部 20 取付部 22 制御装置 42 切換部 44 スイッチ 46 リレー部材
Claims (7)
- 【請求項1】 人の存在を検知する人体センサと、上記
人体センサにより検知された人の位置がテレビジョン受
像機から所定の距離以内にある場合に、そのテレビジョ
ン受像機の画面を制御する制御装置を備え、上記制御装
置は上記人体センサが人を検知すると、上記テレビジョ
ン受像機への入力を切ることを特徴とするテレビ用近接
検知装置。 - 【請求項2】 上記制御装置は、テレビジョン受像機の
電源入力のオン、オフまたは信号入力のオン、オフを行
うことを特徴とする請求項1記載のテレビ用近接検知装
置。 - 【請求項3】 人の存在を検知する人体センサと、上記
人体センサにより検知された人の位置がテレビジョン受
像機から所定の距離以内にある場合にそのテレビジョン
受像機の画面を制御するリモコン信号を発する送信装置
とを備えたことを特徴とするテレビ用近接検知装置。 - 【請求項4】 上記テレビジョン受像機の電源のオン、
オフを検知する電源検知装置と、この電源検知装置によ
り上記テレビジョン受像機の電源がオンの場合に上記送
信装置が作動することを特徴とする請求項3記載のテレ
ビ用近接検知装置。 - 【請求項5】 上記人体センサは焦電センサであり、こ
の焦電センサは上記テレビジョン受像機の上方に位置し
て下向きに設置され、上記焦電センサの検知範囲が上記
テレビジョン受像機の周囲に床面に向かって円錐台状に
形成されることを特徴とする請求項1ないし4記載のテ
レビ用近接検知装置。 - 【請求項6】 上記人体センサは、焦電センサであり、
上記送信装置と一体に設けられ、上記テレビジョン受像
機の上部に設置されることを特徴とする請求項3記載の
テレビ用近接検知装置。 - 【請求項7】 上記制御装置は、上記人体センサが人を
検知しても一定期間上記テレビジョン受像機への上記入
力を切らず、この一定期間経過後所定期間人体検知間隔
を短くして検知感度を上げ、これを繰り返すようにした
ことを特徴とする請求項1ないし6記載のテレビ用近接
検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34771899A JP2001074854A (ja) | 1999-06-28 | 1999-12-07 | テレビ用近接検知装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18150099 | 1999-06-28 | ||
JP11-181500 | 1999-06-28 | ||
JP34771899A JP2001074854A (ja) | 1999-06-28 | 1999-12-07 | テレビ用近接検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001074854A true JP2001074854A (ja) | 2001-03-23 |
Family
ID=26500660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34771899A Pending JP2001074854A (ja) | 1999-06-28 | 1999-12-07 | テレビ用近接検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001074854A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006253981A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Sharp Corp | 映像音声出力装置 |
JP2014077686A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Toshiba Corp | 電子機器および動作制御方法 |
JP6333461B1 (ja) * | 2017-12-01 | 2018-05-30 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
US10893325B2 (en) | 2016-11-04 | 2021-01-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device and control method therefor |
-
1999
- 1999-12-07 JP JP34771899A patent/JP2001074854A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006253981A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Sharp Corp | 映像音声出力装置 |
JP2014077686A (ja) * | 2012-10-10 | 2014-05-01 | Toshiba Corp | 電子機器および動作制御方法 |
US10893325B2 (en) | 2016-11-04 | 2021-01-12 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device and control method therefor |
JP6333461B1 (ja) * | 2017-12-01 | 2018-05-30 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
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