JP3250779B2 - テレビ近傍聴視防止器 - Google Patents

テレビ近傍聴視防止器

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JP3250779B2
JP3250779B2 JP23461495A JP23461495A JP3250779B2 JP 3250779 B2 JP3250779 B2 JP 3250779B2 JP 23461495 A JP23461495 A JP 23461495A JP 23461495 A JP23461495 A JP 23461495A JP 3250779 B2 JP3250779 B2 JP 3250779B2
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英俊 藤原
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有限会社ユーテック
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、幼児などがテレビを見
るとき、近視などにならないようにするために、所定の
距離を置いてテレビを鑑賞するようにし、近視などの予
防をするためのテレビ近傍聴視防止器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビなどの画面に近接して鑑賞
すると、近視などになり易く、特に幼児などにあって
は、画面の近傍まで近接して見る傾向がある。したがっ
て、幼児などがいる家庭では、近接して鑑賞しないよう
に親が注意をしているのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のテレ
ビなどの装置には鑑賞している人の距離に対して考慮さ
れておらず、幼児などが一人で鑑賞中は画面に近接して
しまう不都合があった。このため、近視の原因の一つに
なったり、静電気による塵埃が目に入ったり、また漏洩
X線や、近年、問題となっている漏洩電磁波にさらされ
ることを考慮する必要があった。
【0004】本発明は、上記のような不具合を解消する
ためになされたもので、その目的とするところは、幼児
などが無意識でテレビなどの画面から予め設定される距
離の範囲内に近接して鑑賞しないように、画面から聴視
者までの距離を測り、その結果に基づいて自動的にテレ
ビの補助電源が切れたり、画面を切り換えることによっ
て聴視者に注意を喚起し、幼児などが近視になるなどの
不都合の予防をするようにしたテレビ近傍聴視防止器を
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器
は、赤外線を受信するリモコン受光素子を具備し遠隔操
作されるテレビの近傍に設置して用いるテレビ近傍聴視
防止器であって、テレビの画面と聴視者間の距離が予め
設定される距離の範囲内か否かを検出する第1の検出用
センサーと、テレビの水平同期信号を検出するコイルな
どで構成され、テレビが動作しているか否かを検出する
第2の検出用センサーと、この第2の検出用センサーか
らの情報に基づいて、第1の検出用センサーからの情報
を制御する論理回路と、この論理回路からの情報に基づ
いて、テレビの電源を切るための赤外線信号を発する装
とを具備し、この赤外線信号が視聴者で反射され、上
記リモコン受光素子で受信されることにより、テレビの
電源を切ることを特徴とする。また請求項2のテレビ近
傍聴視防止器は、請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器
において、赤外線信号を発する装置が、第1の検出用セ
ンサーの一部として構成されることを特徴とする。更
に、請求項3のテレビ近傍聴視防止器は、請求項1記載
のテレビ近傍聴視防止器において、さらに、第1の検出
用センサーにおいて予め設定される距離の範囲を可変す
るコントロール部を具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】以上の構成からなる本発明の請求項1記載のテ
レビ近傍聴視防止器によれば、テレビの画面と聴視者間
の距離が予め設定される距離の範囲内か否かを検出する
第1の検出用センサーと、テレビの水平同期信号を検出
するコイルなどで構成され、テレビが動作しているか否
かを検出する第2の検出用センサーとを備えているた
め、人が画面の所定範囲内に近づくと、第1及び第2
検出用センサーからの情報に基づいて発射された赤外線
信号は、テレビの画面と第1の検出用センサー(以後、
測距センサーと称する)が同一方向を向いて設置されて
いる場合、聴視者に反射したリモコン赤外線信号がテレ
に内蔵された赤外線信号装置に入射し、電源を切った
り、また、赤外線信号の伝送コードによっては、画面を
他に切り換えたりすることによって聴視者に違和感を与
え、予め設定される距離の範囲内に入ったことに対し注
意を喚起し、画面の近傍で長時間にわたり、テレビの画
面を見ないように構成され、かつ、予め設定される距離
の範囲から離れると、上記と同様に赤外線信号が発射さ
れ、元の画面に復帰するように構成されていることで、
幼児などが近視になるなどの不都合の予防をすることが
できる。また、本発明の請求項1記載のテレビ近傍聴視
防止器によれば、この測距センサーが画面と対抗して設
置されている場合、赤外線信号は直接、内蔵された受信
装置に入り前記と同様の作用をするように構成されてい
る。更に、本発明の請求項1記載のテレビ近傍聴視防止
器によれば、テレビ画面が動作していない場合は、この
赤外線信号を発射しないように構成することによって、
不要な動作を避けることも出来るほかに、請求項記載
のように、上記測距センサーと赤外線信号を発する素子
を共用することによって、コストを低減出来ることにな
る。更に、本発明の請求項記載のテレビ近傍聴視防止
器によれば、予め設定される距離の範囲を可変とするコ
ントロール部を備え、画面の大きさ、部屋の広さにも
応できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかるテレビ近傍聴視防止器
の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明
のテレビ近傍聴視防止器をテレビに装着した際の斜視
図、図2は、本発明のテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図、図3は、図2
で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する基本的な回路
構成を示す回路ブロック図に、テレビ動作センサー、論
理回路を加えた回路ブロック図、図4は、図2で示した
テレビ近傍聴視防止器に使用する基本的な回路構成を示
す回路ブロック図にタイマーを加えた回路ブロック図で
ある。
【0008】図1で示すように、テレビ20の上、また
は近傍に、本発明のテレビ近傍聴視防止器1を設置す
る。測距センサー2によってテレビ20の画面3に近づ
いて見ようとする図2で示す子供9までの距離を測り、
距離設定ツマミ4で予め設定された距離の範囲内に子供
9が入ると、赤外線LED5より赤外線信号が発射さ
れ、近寄った子供9に反射して、テレビ20のリモコン
受光素子6に入り、テレビ20の図示しない電源を切る
ことによって、注意を促すことができる。
【0009】図2に示す回路ブロック図によれば、測距
センサー2は、送信素子7aと受信素子7bとから構成
され、超音波を使用して送信素子7aから発射された超
音波8aが子供9に反射し、返ってきた反射超音波8b
を受信素子7bに入力された信号の時間差によって距離
を測定するように設定されている。測距センサー2から
のデータと距離設定回路11によって得られた結果に基
づき、予め設定される距離の範囲内に子供9が入ると赤
外線信号発生器12aの信号発生器12bから所定のリ
モコン赤外線信号13が発射される。このリモコン赤外
線信号13が子供9に反射したものが、反射リモコン赤
外線信号14としてテレビ20のリモコン用受光素子6
に入り、電源を切るなどの動作をする。子供9がいなく
なった場合には、この反射リモコン赤外線信号14が減
衰しリモコン用受光素子6には感応しなくなるレベルに
設定することが出来る。これによって、人がいなくなっ
た場合にもテレビ20の電源が入ることはなくなる。
【0010】図3によれば、テレビ20の動作検出セン
サー16から信号によって赤外線を出すか否かを判断す
る論理回路18を設けることによって、前記と同様の動
作をさせる。動作検出センサー16は、テレビ20の水
平同期信号を検出するコイルなどによって構成させるこ
とによってテレビ20の画面3が動作状態であるかを検
出させることが出来る。
【0011】図4によれば、基本的な動作は前述したも
のと同様であるが、時間設定回路19を介すことによっ
て、短時間、テレビ20の画面3に近寄った場合、赤外
線を止めるなどの方法がとれる。これにより、設定した
時間と、予め設定される距離の両方の情報から前述動作
をさせることが出来る。なお、実施例においては、測距
センサー2に超音波を用いたもので説明したが、測距セ
ンサー2として赤外線を使用すると、PSD受光素子な
どを使うことで同様の結果を得ることができる。また、
この赤外線LED5は測距センサー2の一部を兼ねるこ
とが出来る。
【0012】以上述べてきたように、この実施例で述べ
た本発明のテレビ近傍聴視防止器1によれば、今まで使
用しているテレビ20などの配線を変更することなく、
子供9が画面3に近寄ると自動的にテレビ20の電源を
切るなどして、予め子供9が近視になるのを防止するこ
とが出来る。
【0013】
【発明の効果】以上の構成からなる本発明の請求項1記
載のテレビ近傍聴視防止器によれば、テレビの画面と聴
視者間の距離が予め設定される距離の範囲内か否かを検
出する第1の検出用センサーと、テレビの水平同期信号
を検出するコイルなどで構成され、テレビが動作してい
るか否かを検出する第2の検出用センサーとを備えてい
るため、人が画面の所定範囲内に近づくと、第1及び第
の検出用センサーからの情報に基づいて発射された赤
外線信号は、テレビの画面と第1の検出用センサーが同
一方向を向いて設置されている場合、聴視者に反射した
リモコン赤外線信号が画像表示装置に内蔵された赤外線
信号装置に入射し、電源を切ったり、また、赤外線信号
の伝送コードによっては、画面を他に切り換えたりする
ことによって聴視者に違和感を与え、予め設定される距
離の範囲内に入ったことに対し注意を喚起し、画面の近
傍で長時間にわたり、画像表示装置の画面を見ないよう
に構成され、かつ、予め設定される距離の範囲から離れ
ると、上記と同様に赤外線信号が発射され、元の画面に
復帰するように構成されていることで、幼児などが近視
になるなどの不都合の予防をすることができる。また、
本発明の請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器によれ
ば、この測距センサーが画面と対抗して設置されている
場合、赤外線信号は直接、内蔵された受信装置に入り前
記と同様の作用をするように構成されている。更に、本
発明の請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器によれば、
テレビ画面が動作していない場合は、この赤外線信号を
発射しないように構成することによって、不要な動作を
避けることも出来るほかに、請求項記載のように、上
記測距センサーと赤外線信号を発する素子を共用するこ
とによって、コストを低減出来ることになる。更に、本
発明の請求項記載のテレビ近傍聴視防止器によれば、
測距センサーの検出レベルを可変にすることにより、予
め設定される距離の範囲を可変とし、画面の大きさ、部
屋の広さにも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ近傍聴視防止器をテレビに装着
した斜視図である。
【図2】本発明のテレビ近傍聴視防止器に使用する基本
的な回路構成を示す回路ブロック図である。
【図3】図2で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図に、テレビ動作
センサー、論理回路を加えた回路ブロック図である。
【図4】図2で示したテレビ近傍聴視防止器に使用する
基本的な回路構成を示す回路ブロック図にタイマーを加
えた回路ブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・・テレビ近傍聴視防止器 2・・・・・測距センサー 3・・・・・画面 4・・・・・距離設定ツマミ 5・・・・・赤外線LED 6・・・・・リモコン受光素子 7a・・・・送信素子 7b・・・・受信素子 8a・・・・発射超音波 8b・・・・反射超音波 11・・・・距離設定回路 12a・・・赤外線信号発生器 12b・・・信号発生器 13・・・・リモコン赤外線信号 14・・・・反射リモコン赤外線信号 16・・・・動作検出センサー 18・・・・論理回路 19・・・・時間設定回路 20・・・・テレビ(画像表示装置)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を受信するリモコン受光素子を具
    備し遠隔操作されるテレビの近傍に設置して用いるテレ
    ビ近傍聴視防止器であって、 テレビの画面と聴視者間の距離が予め設定される距離の
    範囲内か否かを検出する第1の検出用センサーと、 テレビの水平同期信号を検出するコイルなどで構成さ
    れ、テレビが動作しているか否かを検出する第2の検出
    用センサーと、 この第2の検出用センサーからの情報に基づいて、第1
    の検出用センサーからの情報を制御する論理回路と、 この論理回路からの情報に基づいて、テレビの電源を切
    るための赤外線信号を発する装置とを具備し、この赤外線信号が視聴者で反射され、上記リモコン受光
    素子で受信されることにより、テレビの電源を切る こと
    を特徴とするテレビ近傍聴視防止器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器に
    おいて、赤外線信号を発する装置が、第1の検出用セン
    サーの一部として構成されることを特徴とするテレビ近
    傍聴視防止器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテレビ近傍聴視防止器に
    おいて、さらに、第1の検出用センサーにおいて予め設
    定される距離の範囲を可変するコントロール部を具備す
    ることを特徴とするテレビ近傍聴視防止器。
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