JPH08307585A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH08307585A
JPH08307585A JP7129760A JP12976095A JPH08307585A JP H08307585 A JPH08307585 A JP H08307585A JP 7129760 A JP7129760 A JP 7129760A JP 12976095 A JP12976095 A JP 12976095A JP H08307585 A JPH08307585 A JP H08307585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
size
recording paper
information
control
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7129760A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7129760A priority Critical patent/JPH08307585A/ja
Publication of JPH08307585A publication Critical patent/JPH08307585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側から指定された記録紙の指定に起因す
る受信側の誤動作を未然に防止することができるファク
シミリ装置を提供する。 【構成】 前手順において、相手先装置からの通知され
た記録紙サイズ情報に基づき原稿情報のサイズと同じサ
イズの記録紙がセットされていると判定すると、その原
稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙
サイズ情報を相手先装置へ通知し、相手先装置からの通
知された記録紙サイズ情報に基づき原稿情報のサイズと
異なるサイズの記録紙がセットされていると判定する
と、原稿情報に対する記録紙サイズ指定情報として記録
幅、最大記録長を示す情報を相手先装置へ通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置間で行われる
通信手順においては、着呼側で発呼側からの呼出信号を
検出すると、回線の補足が行われ、着呼側と発呼側との
間で予め設定された伝送制御手順に基づき手順信号のや
り取りが行われる。この手順信号のやり取りに基づき着
呼側と発呼側との間で受信側と送信側との確定が行われ
る。
【0003】この手順信号には、着呼側から発呼側に送
信されるDIS(デジタル識別信号)と、このDISに
対する応答信号として発呼側から着呼側に送信されるD
CSとが含まれる。
【0004】従来、ファクシミリ装置としては、受信側
となるときに、送信側に記録能力を通知する機能が設け
られているものがある。この記録能力の通知には、DI
Sが用いられ、記録能力を示す情報は、DISのFIF
の所定のビットに書き込まれる。
【0005】具体的には、記録能力を示す情報として
は、記録紙の最大幅および記録紙の最大長が用いられ、
記録紙の最大幅を示す情報はDISのFIF(ファクシ
ミリインフォメーションフィールド)の(ビット17,
ビット18)に、記録紙の最大長を示す情報はFIFの
(ビット19,ビット20)にそれぞれ書き込まれる。
【0006】例えば、(ビット17,ビット18)に
は、記録紙の最大幅が215mmであるときに対し
(0,0)と、記録紙の最大幅が215mm、255m
m、303mmであるときに対し(0,1)と、記録紙
の最大幅が215mm、255mmであるときに対し
(1,0)と、記録紙の最大幅が無効であるときに対し
(1,1)とそれぞれ書き込まれる。
【0007】(ビット19,ビット20)には、記録紙
の最大長が297mm(A4サイズ)であるときに対し
(0,0)と、記録紙の最大長が無制限であるときに対
し(0,1)と、記録紙の最大長が297mm(A4サ
イズ)、304mm(B4サイズ)であるときに対し
(1,0)と、記録紙の最大長が無効であるときに対し
(1,1)とそれぞれ書き込まれる。
【0008】これに対し、送信側となる相手先装置で
は、DISに対する応答としてDCS(デジタル命令信
号)が受信側に送出される。通常、このDCSによって
セットされている記録紙の幅(読取原稿の幅)は具体的
に受信側に通知されるが、記録紙の最大長(読取原稿の
最大長)は制限なしとして通知されることが多い。
【0009】この記録紙の幅(読取原稿の幅)を示す情
報は、DCSのFIFの(ビット17,ビット18)に
書き込まれる。例えば、(ビット17,ビット18)に
は、記録紙の幅が215mmであるときに対し(0,
0)と、記録紙の幅が303mmであるときに対し
(0,1)と、記録紙の幅が255mmであるときに対
し(1,0)と、記録紙の幅が無効であるときに対し
(1,1)とそれぞれ書き込まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に、送信側からは、通常、このDCSによってセットさ
れている記録紙の幅(読取原稿の幅)が具体的に受信側
に通知されるが、記録紙の最大長(読取原稿の最大長)
に関しては制限なしとして通知されることが多いから、
送信側からA4サイズ、レターサイズ、またはリーガル
サイズの原稿情報を送信するとき、受信側では、送信側
からのDCSによって記録前に予め原稿情報の記録長を
判別することができず、1ページ分の原稿情報を受信し
た後に原稿情報の記録長が判別可能になる。よって、受
信した原稿情報を適正なサイズの記録紙に記録すること
ができない。
【0011】受信した原稿情報を適正なサイズの記録紙
に記録するために、DCSによって原稿情報の幅を示す
情報とともに、その記録長を示す情報を受信側に通知す
ることが考えられるが、受信側に送信側から通知された
記録紙の幅、記録長に対応する記録紙がセットされてい
ないとき、記録紙の選択が良好に行われず、誤動作の可
能性がある。
【0012】本発明の目的は、送信側から指定された記
録紙の指定に起因する受信側の誤動作を未然に防止する
ことができるファクシミリ装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
相手先装置との間で伝送制御手順を実行する手順実行手
段と、読み取られる原稿情報のサイズを検出する原稿サ
イズ検出手段と、前記相手先装置から通知される前記相
手先装置に給紙可能に搭載されている記録紙のサイズを
検出する記録紙サイズ検出手段と、前記伝送制御手順に
よって前記相手先装置に前記原稿情報に対する記録紙の
サイズを指定する記録紙サイズ指定情報を通知する記録
紙サイズ指定手段とを備えるファクシミリ装置におい
て、前記相手先装置からの通知された記録紙サイズ情報
から前記原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙が給紙
可能に搭載されていると判定すると、その原稿情報のサ
イズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ情報
を前記相手先装置へ通知するように前記記録紙サイズ指
定手段に指示し、前記相手先装置からの通知された記録
紙サイズ情報から前記原稿情報のサイズと異なるサイズ
の記録紙が給紙可能に搭載されていると判定すると、前
記原稿情報に対する記録紙サイズ指定情報として記録
幅、最大記録長を示す情報を前記相手先装置へ通知する
ように前記記録紙サイズ指定手段に指示する第1の制御
を実行する制御手段が設けられてることを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記制御手段は、前記相手先
装置からの通知された記録紙サイズ情報から前記原稿情
報のサイズより大きいサイズの記録紙が給紙可能に搭載
されていると判定すると、前記原稿情報のサイズと同じ
サイズの記録紙を指定する記録紙サイズ指定情報を前記
相手先装置へ通知するように前記記録紙サイズ指定手段
に指示する第2の制御を実行することを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記制御手段は、前記相手先
装置からの通知された記録紙サイズ情報から前記原稿情
報のサイズと異なるサイズの記録紙が給紙可能に搭載さ
れていると判定すると、前記原稿情報のサイズと同じサ
イズの記録紙を指定する記録紙サイズ指定情報を前記相
手先装置へ通知するように前記記録紙サイズ指定手段に
指示する第3の制御を実行することを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記制御手段は、前記第1の
制御と、前記相手先装置からの通知された記録紙サイズ
情報から前記原稿情報のサイズより大きいサイズの記録
紙が給紙可能に搭載されていると判定すると、前記原稿
情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙サ
イズ指定情報を前記相手先装置へ通知するように前記記
録紙サイズ指定手段に指示する第2の制御と、前記相手
先装置からの通知された記録紙サイズ情報から前記原稿
情報のサイズと異なるサイズの記録紙が給紙可能に搭載
されていると判定すると、前記原稿情報のサイズと同じ
サイズの記録紙を指定する記録紙サイズ指定情報を前記
相手先装置へ通知するように前記記録紙サイズ指定手段
に指示する第3の制御との内からいずれか1つの制御を
設定し、その設定された制御を実行することを特徴とす
る。
【0017】
【作用】請求項1記載のファクシミリ装置では、制御手
段で、相手先装置からの通知された記録紙サイズ情報か
ら原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙が給紙可能に
搭載されていると判定すると、その原稿情報のサイズと
同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ情報を相手
先装置へ通知するように記録紙サイズ指定手段に指示
し、相手先装置からの通知された記録紙サイズ情報から
原稿情報のサイズと異なるサイズの記録紙が給紙可能に
搭載されていると判定すると、原稿情報に対する記録紙
サイズ指定情報として記録幅、最大記録長を示す情報を
相手先装置へ通知するように記録紙サイズ指定手段に指
示する第1の制御を実行する。
【0018】請求項2記載のファクシミリ装置では、制
御手段で、相手先装置からの通知された記録紙サイズ情
報から原稿情報のサイズより大きいサイズの記録紙が給
紙可能に搭載されていると判定すると、原稿情報のサイ
ズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ指定情
報を相手先装置へ通知するように記録紙サイズ指定手段
に指示する第2の制御を実行する。
【0019】請求項3記載のファクシミリ装置では、制
御手段で、相手先装置からの通知された記録紙サイズ情
報から原稿情報のサイズと異なるサイズの記録紙が給紙
可能に搭載されていると判定すると、原稿情報のサイズ
と同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ指定情報
を相手先装置へ通知するように記録紙サイズ指定手段に
指示する第3の制御を実行する。
【0020】請求項4記載のファクシミリ装置では、制
御手段で、第1の制御と、相手先装置からの通知された
記録紙サイズ情報から原稿情報のサイズより大きいサイ
ズの記録紙が給紙可能に搭載されていると判定すると、
原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録
紙サイズ指定情報を相手先装置へ通知するように記録紙
サイズ指定手段に指示する第2の制御と、相手先装置か
らの通知された記録紙サイズ情報から原稿情報のサイズ
と異なるサイズの記録紙が給紙可能に搭載されていると
判定すると、原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を
指定する記録紙サイズ指定情報を相手先装置へ通知する
ように記録紙サイズ指定手段に指示する第3の制御との
内からいずれか1つの制御を設定し、その設定された制
御を実行する。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0022】(第1実施例)図1は本発明のファクシミ
リ装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【0023】ファクシミリ装置は、図1に示すように、
電話回線2aに接続されている網制御装置(以下、NC
Uという)2を備える。
【0024】NCU2は、電話網をデータ通信などに使
用するための回線端末へ接続するなどの電話交換網の接
続制御、データ通信路への切替を行い、電話回線2aと
電話機4との接続、および電話回線2aとハイブリッド
回路6との接続を選択的に切り換える。NCU2と電話
機4とは信号線2bで接続され、NCU2とハイブリッ
ド回路6とは信号線2cで接続されている。NCU2の
切換動作は後述する制御回路20で制御される。制御回
路20から信号線20aを介して与えられる制御信号が
「0」であるとき、電話回線2aと電話機4との接続が
行われる。これに対し、制御信号が「1」であるとき、
電話回線2aとハイブリッド回路6との接続が行われ
る。なお、通常状態では、電話回線2aと電話機4との
接続が選択されている。
【0025】ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
【0026】送信系は、CCD(電化結合素子)などの
撮像素子と光学系から構成される読取回路14と、読取
回路14で読み取られる原稿のサイズを検出する原稿サ
イズ検出回路22とを有する。
【0027】読取回路14は、送信原稿から主走査方向
の1ライン分の画像を順次に読取り、この読み取られた
画像を示すデータは信号線14aに出力される。
【0028】原稿サイズ検出回路22は、検出した原稿
サイズを示す信号を信号線22aを介して制御回路20
に出力する。例えば、読み取られる原稿のサイズがレタ
ーサイズ(216mm×279mm)であれば、制御回
路20に信号線22aを介してレベル「0」の信号が出
力され、原稿のサイズがリーガルサイズ(216mm×
356mm)であれば、制御回路20に信号線22aを
介してレベル「1」の信号が出力される。
【0029】読取回路14から信号線14aを介して出
力されたデータは制御回路20に与えられる。制御回路
20は、信号線14aを介して取り込まれたデータに対
し符号化処理を施し、この符号化されたデータは信号線
20bを介して変復調器8に出力される。
【0030】変復調器8は、信号線20bからの符号化
されたデータに対し変調処理を施し、変調信号を生成す
るとともに、ハイブリッド回路6から信号線6aを介し
て取り込まれた受信信号に対し復調処理を施し、復調デ
ータを生成する。この変調処理および復調処理は、IT
U−T勧告V.8,V.21,V.27ter,V.2
9,V.17,V.34に基づき行われる。変復調器8
による変調、復調処理の内容は制御回路20から信号線
20cを介して与えられる信号によって指示され、この
指示された変調、復調処理によって伝送モードが決定さ
れる。
【0031】変復調器8で生成された変調信号は、ハイ
ブリッド回路6に信号線8aを介して出力され、ハイブ
リッド回路6は前記変調された信号を送信信号としてN
CU2経由で電話回線2aに送出する。
【0032】これに対し、受信系では、相手装置からN
CU2経由で受信した信号がハイブリッド回路6から信
号線6aを介して変復調器8に出力される。変復調器8
は、上述したように、信号線6aを介して取り込まれた
受信号に対し復調処理を施し、復調データを生成する。
変復調器8で生成された復調データは、信号線8bを介
して制御回路20に与えられる。制御回路20は、復調
データに対し復号化などの処理を施し、復号化されたデ
ータは信号線20eを介して記録回路16に与えられ
る。
【0033】記録回路16は、復号化されたデータが示
す画像を1ライン毎に順次に現在セットされている記録
紙に記録する。
【0034】現在セットされている記録紙のサイズは、
記録紙サイズ検出回路24で検出され、その検出結果
は、信号24aを介して制御回路20に出力される。例
えば、現在セットされている記録紙がレータサイズの記
録紙であるとき、レベル「0」の信号が信号24aを介
して制御回路20に出力され、リーガルサイズの記録紙
であるとき、レベル「1」の信号が信号24aを介して
制御回路20に出力される。
【0035】読取回路14で読み取られたデータ、その
データを符号化したデータ、受信したデータ、そのデー
タを復号化したデータは、必要に応じてメモリ回路18
に格納される。
【0036】制御回路20は、相手先装置からの情報を
受信し、相手先装置へ情報を送信するための伝送制御手
順を実行するとともに、受信動作および送信動作の制御
を実行する。
【0037】この伝送制御手順では、相手先装置から送
信された情報を受信する受信側である場合、現在セット
されている記録紙のサイズを記録紙サイズ検出回路24
からの検出結果に基づき判定し、その記録紙の最大記録
幅および最大記録長を含む記録紙サイズ情報をDISま
たはDTCによって相手先装置に通知する。
【0038】これに対し、相手先装置へ原稿情報を送信
する送信側である場合、原稿情報に対する記録紙のサイ
ズを指定する記録紙サイズ指定情報がDCSによって相
手先装置に通知される。この記録紙サイズ指定情報の通
知制御には、第1の制御、第2の制御、第3の制御の3
つの制御モードが含まれている。
【0039】第1の制御では、相手先装置から通知され
た記録紙サイズ情報に基づき原稿情報のサイズと同じサ
イズの記録紙がセットされていると判定すると、その原
稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙
指定サイズ情報を相手先装置へ通知し、相手先装置から
の通知された記録紙サイズ情報に基づき原稿情報のサイ
ズと異なるサイズの記録紙が相手先装置にセットされて
いると判定すると、原稿情報に対する記録紙サイズ指定
情報として記録幅、最大記録長を示す情報を相手先装置
へ通知する。
【0040】第2の制御では、相手先装置からの通知さ
れた記録紙サイズ情報に基づき原稿情報のサイズより大
きいサイズの記録紙が給紙可能に搭載されていると判定
すると、原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定
する記録紙サイズ指定情報を相手先装置へ通知する。
【0041】第3の制御では、相手先装置からの通知さ
れた記録紙サイズ情報に基づき原稿情報のサイズと異な
るサイズの記録紙がセットされていると判定すると、原
稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙
サイズ指定情報を相手先装置へ通知する。
【0042】各第1制御、第2の制御および第3の制御
の内のいずれか1つの制御モードは、選択回路26で設
定される。具体的には、第1の制御が設定されると、レ
ベル「0」の信号が信号線26aを介して制御回路20
に出力され、第2の制御が設定されると、レベル「1」
の信号が信号線26aを介して制御回路20に出力さ
れ、第3の制御が設定されると、レベル「2」の信号が
信号線26aを介して制御回路20に出力される。
【0043】次に、記録紙サイズ情報が書き込まれるD
ISまたはDTCのFIFのビット構成および記録紙サ
イズ指定情報が書き込まれるDCSのFIFのビット構
成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の
ファクシミリ装置における記録紙サイズ情報が書き込ま
れるDISまたはDTCのFIFのビット構成および記
録紙サイズ指定情報が書き込まれるDCSのFIFのビ
ット構成を示す図である。
【0044】記録紙サイズ情報としては、図2に示すよ
うに、記録紙の最大幅を示す情報がDISまたはDTC
のFIFの(ビット17,ビット18)に、記録紙の最
大長を示す情報がFIFの(ビット19,ビット20)
にそれぞれ書き込まれる。
【0045】例えば、(ビット17,ビット18)に
は、記録紙の最大幅が215mm(A4幅)であるとき
に対し(0,0)と、記録紙の最大幅が215mm、2
55mm(B4幅)、303mm(A3幅)であるとき
に対し(0,1)と、記録紙の最大幅が215mm、2
55mmであるときに対し(1,0)と、記録紙の最大
幅が無効であるときに対し(1,1)とそれぞれ書き込
まれる。
【0046】(ビット19,ビット20)には、記録紙
の最大長が297mm(A4長)であるときに対し
(0,0)と、記録紙の最大長が無制限であるときに対
し(0,1)と、記録紙の最大長が297mm、304
mm(B4長)であるときに対し(1,0)と、記録紙
の最大長が無効であるときに対し(1,1)とそれぞれ
書き込まれる。
【0047】また、FIFの(X),(X+1)の各ビ
ットは、レータサイズの記録紙の有無、リーガルサイズ
の記録紙の有無を示す情報ビットとして割り当てられて
いる。具体的には、ビット(X)において、レータサイ
ズの記録紙がないとき、(0)が書き込まれ、レータサ
イズの記録紙があるとき、ビット(1)が書き込まれ
る。ビット(X+1)において、リーガルサイズの記録
紙がないとき、(0)が書き込まれ、リーガルサイズの
記録紙があるとき、ビット(1)が書き込まれる。
【0048】記録紙サイズ指定情報は、DCSのFIF
の(ビット17,ビット18)に書き込まれる。例え
ば、(ビット17,ビット18)には、記録紙の幅が2
15mmであるときに対し(0,0)と、記録紙の幅が
303mmであるときに対し(0,1)と、記録紙の幅
が255mmであるときに対し(1,0)と、記録紙の
幅が無効であるときに対し(1,1)とそれぞれ書き込
まれる。
【0049】また、FIFの(X),(X+1)の各ビ
ットは、レータサイズ原稿の送信の有無、リーガルサイ
ズ原稿の送信の有無を示す情報ビットとして割り当てら
れている。具体的には、ビット(X)において、レータ
サイズ原稿が送信されるとき、(1)が書き込まれ、ビ
ット(X+1)において、リーガルサイズ原稿が送信さ
れるとき、(1)が書き込まれる。
【0050】次に、A4サイズ、レターサイズまたはリ
ーガルサイズの記録紙がセットされているときのDI
S、DTCのFIFの各ビット(17,18)、(1
9,20)、(X,X+1)の構成例と、A4サイズ、
レターサイズまたはリーガルサイズの原稿がセットされ
ているときのDCSのFIFの各ビット(17,1
8)、(19,20)、(X,X+1)の構成例とを図
3を参照しながら説明する。図3はA4サイズ、レター
サイズまたはリーガルサイズの記録紙がセットされてい
るときのDIS、DTCのFIFの各ビット(17,1
8)、(19,20)、(X,X+1)の構成例、およ
びA4サイズ、レターサイズまたはリーガルサイズの原
稿がセットされているときのDCSのFIFの各ビット
(17,18)、(19,20)、(X,X+1)の構
成例と示す図である。
【0051】A4サイズ、レターサイズまたはリーガル
サイズの記録紙がセットされているとき、図3に示すよ
うに、A4サイズ、レターサイズまたはリーガルサイズ
の記録紙の記録幅は215mmであるから、DIS、D
TCのFIFのビット(17,18)には(0,0)と
書き込まれ、受信能力としては副走査方向に受信長の制
限がないから、FIFのビット(19,20)には
(0,1)と書き込まれる。また、FIFのビット
(X,X+1)にはレターサイズまたはリーガルサイズ
の記録紙の有無に応じて(0,0)、(1,0)(0,
1)がそれぞれ書き込まれる。このように所定のビット
に書き込まれたDIS,DTCによってセットされてい
る記録紙のサイズが送信側に通知される。
【0052】A4サイズ、レターサイズまたはリーガル
サイズの原稿がセットされているとき、図3に示すよう
に、A4サイズ、レターサイズまたはリーガルサイズの
原稿幅は215mmであるから、DCSのFIFのビッ
ト(17,18)には(0,0)と書き込まれ、受信側
から受信長が無制限と通知されると、FIFのビット
(19,20)には(0,1)と書き込まれ、原稿長が
無制限であることが示される。また、FIFのビット
(X,X+1)にはレターサイズまたはリーガルサイズ
の記録紙の有無に応じて(0,0)、(1,0)(0,
1)がそれぞれ書き込まれる。このように所定のビット
に書き込まれたDCSによって指定記録紙サイズ(原稿
サイズ)が受信側に通知される。
【0053】次に、制御回路20の制御動作について図
4を参照しながら説明する。図4は図1のファクシミリ
装置の制御回路による制御動作を示すフローチャートで
ある。なお、本実施例では、受信側にレターサイズの記
録紙がセットされ、送信側からレータサイズまたはリー
ガルサイズの原稿が送信されるケース、また、受信側に
リーガルサイズの記録紙がセットされ、送信側からレー
タサイズまたはリーガルサイズの原稿が送信されるケー
スについて説明する。
【0054】図4を参照するに、まず、ステップS42
が実行される。ステップS42では、信号線20aにレ
ベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0055】次いで、ステップS44が実行され、ステ
ップS44では、送信が選択されたか否かを判定する。
送信が選択されないと、ステップS46が実行され、送
信が選択されると、ステップS48が実行される。
【0056】ステップS46では、その他の処理が実行
される。その他の処理の実行後、処理は再びステップS
42に戻る。
【0057】ステップS48では、信号線20aにレベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0058】ステップS48の実行後、ステップS50
が実行される。ステップS50では、前手順が実行さ
れ、この前手順において送信側と受信側との間でDC
S、DIS、DTCがやり取りされる。そのDCS、D
IS、DTCのFIFの各ビット構成については後述す
る。
【0059】次いで、ステップS52が実行される。ス
テップS52では、画伝送が行われる。ステップS52
の実行後、ステップS54が実行される。
【0060】ステップS54では、後手順が実行され、
後手順の実行後、処理は再びステップS42に戻る。
【0061】次に、上述のステップS50の前手順にお
いてやり取りされるDCSまたはDIS、DTCのFI
Fの各ビット構成について図5を参照しながら説明す
る。図5は図4のステップS50の前手順においてやり
取りされるDCSまたはDIS、DTCのFIFの各ビ
ット構成を示す図である。
【0062】送信側と受信側との間で伝送制御手順が開
始されると、図5に示すように、受信側から所定のビッ
トに情報が書き込まれているDIS(またはDTC)が
送信側に通知される。このDISのFIFのビット(1
7,18,19,20)、ビット(X,X+1)には、
図5に示すように、(0,0,0,1)、(0,0)が
書き込まれている。このDISによれば、レターサイズ
の記録紙、リーガルサイズの記録紙の指定がないから、
原稿がレターサイズ、リーガルサイズのいずれのサイズ
であっても、FIFのビット(17,18,19,2
0)、ビット(X,X+1)に、(0,0,0,1)、
(0,0)が書き込まれているDCSが送信側から受信
側に送出される。このDCSによって、記録幅としてA
4記録紙サイズ幅が指定され、最大記録長として無制限
が受信側に指定されるから、原稿長さの指定は行われな
い。
【0063】また、受信側から、FIFのビット(1
7,18,19,20)、ビット(X,X+1)に、
(0,0,0,1)、(1,0)が書き込まれているD
IS(またはDTC)が送信側に通知されると、送信側
において、DISから受信側にセットされている記録紙
がレターサイズの記録紙であると判定される。
【0064】送信側から送信する原稿サイズがレターサ
イズであると、この原稿のサイズと同一サイズの記録紙
が受信側にセットされているから、FIFのビット(1
7,18,19,20)、ビット(X,X+1)に、
(0,0,0,1)、(1,0)が書き込まれているD
CSが送信側から受信側に送出される。このDCSによ
って、レターサイズの記録紙が受信側に指定される。
【0065】これに対し、セットされている原稿サイズ
がリーガルサイズであるとき、受信側にリーガルサイズ
の記録紙がセットされていないことから、FIFのビッ
ト(17,18,19,20)、ビット(X,X+1)
に、(0,0,0,1)、(0,0)が書き込まれてい
るDCSが送信側から受信側に送出される。このDCS
によって、記録幅としてA4記録紙サイズ幅が指定さ
れ、最大記録長として無制限が受信側に指定されるか
ら、原稿長さの指定は行われない。
【0066】さらに、受信側から、FIFのビット(1
7,18,19,20)、ビット(X,X+1)に、
(0,0,0,1)、(0,1)が書き込まれているD
IS(またはDTC)が送信側に通知されると、送信側
において、DISから受信側にセットされている記録紙
がリーガルサイズの記録紙であると判定される。
【0067】送信側から送信する原稿サイズがレターサ
イズであると、この原稿のサイズと同一サイズの記録紙
が受信側にセットされていないことから、FIFのビッ
ト(17,18,19,20)、ビット(X,X+1)
に、(0,0,0,1)、(0,0)が書き込まれてい
るDCSが送信側から受信側に送出される。このDCS
によって、記録幅としてA4記録紙サイズ幅が指定さ
れ、最大記録長として無制限が受信側に指定され、原稿
長さの指定は行われない。
【0068】これに対し、送信側から送信する原稿サイ
ズがリーガルサイズであると、この原稿のサイズと同一
サイズの記録紙が受信側にセットされているから、FI
Fのビット(17,18,19,20)、ビット(X,
X+1)に、(0,0,0,1)、(0,1)が書き込
まれているDCSが送信側から受信側に送出される。こ
のDCSによって、リーガルサイズの記録紙が受信側に
指定される。
【0069】このように、受信側にセットされている記
録紙のサイズが原稿サイズと同一のサイズであるとき、
送信側から受信側に原稿サイズと同じサイズの記録紙を
指定するから、原稿情報を同一サイズの記録紙に記録す
ることができ、受信側の誤動作を未然に防止することが
できる。
【0070】また、受信側では、記録動作に先立ち、記
録紙の選択を行うことができる。
【0071】さらに、受信側に原稿サイズと異なるサイ
ズの記録紙がセットされているとき、記録紙のサイズ
(原稿の長さ)指定を行わないから、セットされていな
い記録紙の指定に起因する受信側の誤動作を未然に防止
することができる。
【0072】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について図6を参照しながら説明する。図6は本発明の
ファクシミリ装置の第2実施例における前手順において
やり取りされるDCSまたはDIS、DTCのFIFの
各ビット構成を示す図である。
【0073】本実施例は、第1実施例の構成と同じ構成
を有し、本実施例では、受信側にセットされている記録
紙のサイズが送信原稿のサイズより大きいとき、受信側
に原稿サイズより同じサイズの記録紙を指定する第2の
制御を行う。
【0074】送信側と受信側との間で行われる前手順に
おいて、受信側から所定のビットに情報が書き込まれて
いるDIS(またはDTC)が送信側に通知される。
【0075】図6を参照するに、受信側から、FIFの
ビット(17,18,19,20)、ビット(X,X+
1)に、(0,0,0,1)、(0,1)が書き込まれ
ているDIS(またはDTC)が送信側に通知される
と、送信側において、DISから受信側にセットされて
いる記録紙がリーガルサイズの記録紙であると判定され
る。
【0076】送信側が送信する原稿サイズがレターサイ
ズであると、この原稿のサイズより大きい記録紙が受信
側にセットされているから、FIFのビット(17,1
8,19,20)、ビット(X,X+1)に、(0,
0,0,1)、(0,1)が書き込まれているDCSが
送信側から受信側に送出される。このDCSによって、
レターサイズの記録紙(原稿)が受信側に指定される。
【0077】このように、受信側にセットされている記
録紙のサイズが送信原稿のサイズより大きいとき、受信
側に原稿サイズより同じサイズの記録紙を指定するか
ら、。原稿情報を等倍でサイズの大きい記録紙に記録す
ることができる。
【0078】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
について図7を参照しながら説明する。図7は本発明の
ファクシミリ装置の第3実施例における前手順において
やり取りされるDCSまたはDIS、DTCのFIFの
各ビット構成を示す図である。
【0079】本実施例は、第1実施例の構成と同じ構成
を有し、本実施例では、受信側にセットされている記録
紙のサイズと原稿サイズとが異なるときに、実際の原稿
サイズと同じサイズを指定する第3の制御を行う。
【0080】送信側と受信側との間で行われる前手順に
おいて、受信側から所定のビットに情報が書き込まれて
いるDIS(またはDTC)が送信側に通知される。
【0081】図7を参照するに、受信側にレターサイズ
の記録紙がセットされているとき、受信側から、FIF
のビット(17,18,19,20)、ビット(X,X
+1)に、(0,0,0,1)、(1,0)が書き込ま
れているDIS(またはDTC)が送信側に通知され
る。これにより、送信側において、DISから受信側に
セットされている記録紙がレターサイズの記録紙である
と判定される。
【0082】送信側から送信する原稿サイズがリーガル
サイズであると、FIFのビット(17,18,19,
20)、ビット(X,X+1)に、(0,0,0,
1)、(0,1)が書き込まれているDCSが送信側か
ら受信側に送出される。このDCSによって、リーガル
サイズの記録紙(原稿)が受信側に指定される。
【0083】これに対し、受信側にリーガルサイズの記
録紙がセットされているとき、受信側から、FIFのビ
ット(17,18,19,20)、ビット(X,X+
1)に、(0,0,0,1)、(0,1)が書き込まれ
ているDIS(またはDTC)が送信側に通知される。
これにより、送信側において、DISから受信側にセッ
トされている記録紙がリーガルサイズの記録紙であると
判定される。送信側から送信する原稿サイズがレターサ
イズであるとき、同様に、FIFのビット(17,1
8,19,20)、ビット(X,X+1)に、(0,
0,0,1)、(1,0)が書き込まれているDCSが
送信側から受信側に送出される。このDCSによって、
レターサイズの記録紙(原稿)が受信側に指定される。
【0084】受信側でこの指定された記録紙のサイズに
基づき、送信された原稿情報を縮小して記録紙に記録す
るなど、原稿情報サイズと異なるサイズの記録紙に原稿
情報を所定の倍率で記録するように制御することが可能
になる。
【0085】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
について図8を参照しながら説明する。図8は本発明の
ファクシミリ装置の第4実施例における制御回路による
制御動作を示すフローチャートである。
【0086】本実施例は、第1実施例の構成と同じ構成
を有し、本実施例では、選択回路26によって、第1の
制御(第1実施例)、第2の制御(第2実施例)および
第3の制御(第3実施例)の中から1つの制御モードを
選択し、その選択された制御モードを設定する。なお、
本実施例では、第1実施例と異なるステップについて説
明し、同じステップについて説明は省略する。
【0087】CMLオン後(ステップS48)、図8に
示すように、ステップS62が実行され、ステップS6
2では、選択回路26からの信号に基づき選択された制
御モードの判定を行う。
【0088】選択回路26からの信号レベルが「0」で
あるとき、すなわち選択された制御モードが第1制御で
あるとき、ステップS50(図4に示す)が実行され
る。
【0089】選択回路26からの信号レベルが「1」で
あるとき、すなわち選択された制御モードが第2制御モ
ードであるとき、ステップS66が実行される。ステッ
プS66では、前手順が実行され、図5および図6に示
すDCSまたはDIS、DTCのやり取りが行われる。
次いで、ステップS52(図4に示す)が実行される。
【0090】選択回路26からの信号レベルが「2」で
あるとき、すなわち選択された制御モードが第3制御モ
ードであるとき、ステップS68が実行される。ステッ
プS68では、前手順が実行され、図5および図7に示
すDCSまたはDIS、DTCのやり取りが行われる。
次いで、ステップS52(図4に示す)が実行される。
【0091】このように、状況に応じて記録紙サイズ
(原稿サイズ)を指定するための制御を選択することが
でき、誤動作を防止することができるとともに、受信側
で記録紙のサイズを指定する情報の有効利用を図ること
ができる。
【0092】
【発明の効果】請求項1記載のファクシミリ装置によれ
ば、制御手段で、相手先装置からの通知された記録紙サ
イズ情報から原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙が
給紙可能に搭載されていると判定すると、その原稿情報
のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ
情報を相手先装置へ通知するように記録紙サイズ指定手
段に指示し、相手先装置からの通知された記録紙サイズ
情報から原稿情報のサイズと異なるサイズの記録紙が給
紙可能に搭載されていると判定すると、原稿情報に対す
る記録紙サイズ指定情報として記録幅、最大記録長を示
す情報を相手先装置へ通知するように記録紙サイズ指定
手段に指示する第1の制御を実行するから、原稿情報を
同一サイズの記録紙に記録することができるとともに、
受信側の誤動作を未然に防止することができる。
【0093】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、制御手段で、相手先装置からの通知された記録紙サ
イズ情報から原稿情報のサイズより大きいサイズの記録
紙が給紙可能に搭載されていると判定すると、原稿情報
のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ
指定情報を相手先装置へ通知するように記録紙サイズ指
定手段に指示する第2の制御を実行するから、原稿情報
サイズより大きいサイズの記録紙に原稿情報を等倍で記
録することができる。
【0094】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、制御手段で、相手先装置からの通知された記録紙サ
イズ情報から原稿情報のサイズと異なるサイズの記録紙
が給紙可能に搭載されていると判定すると、原稿情報の
サイズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ指
定情報を相手先装置へ通知するように記録紙サイズ指定
手段に指示する第3の制御を実行するから、原稿情報サ
イズと異なるサイズの記録紙に原稿情報を所定の倍率で
記録するように制御することが可能になる。
【0095】請求項4記載のファクシミリ装置では、制
御手段で、第1の制御と、相手先装置からの通知された
記録紙サイズ情報から原稿情報のサイズより大きいサイ
ズの記録紙が給紙可能に搭載されていると判定すると、
原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録
紙サイズ指定情報を相手先装置へ通知するように記録紙
サイズ指定手段に指示する第2の制御と、相手先装置か
らの通知された記録紙サイズ情報から原稿情報のサイズ
と異なるサイズの記録紙が給紙可能に搭載されていると
判定すると、原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を
指定する記録紙サイズ指定情報を相手先装置へ通知する
ように記録紙サイズ指定手段に指示する第3の制御との
内からいずれか1つの制御を設定し、その設定された制
御を実行するから、状況に応じて記録紙サイズ(原稿サ
イズ)を指定するための制御を選択することによって、
誤動作を防止することができるとともに、受信側で記録
紙のサイズを指定する情報の有効利用を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のファクシミリ装置の第1実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置における記録紙サイズ
情報が書き込まれるDISまたはDTCのFIFのビッ
ト構成および記録紙サイズ指定情報が書き込まれるDC
SのFIFのビット構成を示す図である。
【図3】A4サイズ、レターサイズまたはリーガルサイ
ズの記録紙がセットされているときのDIS、DTCの
FIFの各ビット(17,18)、(19,20)、
(X,X+1)の構成例、およびA4サイズ、レターサ
イズまたはリーガルサイズの原稿がセットされていると
きのDCSのFIFの各ビット(17,18)、(1
9,20)、(X,X+1)の構成例と示す図である。
【図4】図1のファクシミリ装置の制御回路による制御
動作を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップS50の前手順においてやり取
りされるDCSまたはDIS、DTCのFIFの各ビッ
ト構成を示す図である。
【図6】本発明のファクシミリ装置の第2実施例におけ
る前手順においてやり取りされるDCSまたはDIS、
DTCのFIFの各ビット構成を示す図である。
【図7】本発明のファクシミリ装置の第3実施例におけ
る前手順においてやり取りされるDCSまたはDIS、
DTCのFIFの各ビット構成を示す図である。
【図8】本発明のファクシミリ装置の第4実施例におけ
る制御回路による制御動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2 NCU 6 ハイブリッド回路 8 変復調器 14 読取回路 16 記録回路 18 メモリ回路 20 制御回路 22 原稿サイズ検出回路 24 記録紙サイズ検出回路 26 選択回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手先装置との間で伝送制御手順を実行
    する手順実行手段と、読み取られる原稿情報のサイズを
    検出する原稿サイズ検出手段と、前記相手先装置から通
    知される前記相手先装置に給紙可能に搭載されている記
    録紙のサイズを検出する記録紙サイズ検出手段と、前記
    伝送制御手順によって前記相手先装置に前記原稿情報に
    対する記録紙のサイズを指定する記録紙サイズ指定情報
    を通知する記録紙サイズ指定手段とを備えるファクシミ
    リ装置において、前記相手先装置からの通知された記録
    紙サイズ情報から前記原稿情報のサイズと同じサイズの
    記録紙が給紙可能に搭載されていると判定すると、その
    原稿情報のサイズと同じサイズの記録紙を指定する記録
    紙サイズ情報を前記相手先装置へ通知するように前記記
    録紙サイズ指定手段に指示し、前記相手先装置からの通
    知された記録紙サイズ情報から前記原稿情報のサイズと
    異なるサイズの記録紙が給紙可能に搭載されていると判
    定すると、前記原稿情報に対する記録紙サイズ指定情報
    として記録幅、最大記録長を示す情報を前記相手先装置
    へ通知するように前記記録紙サイズ指定手段に指示する
    第1の制御を実行する制御手段が設けられてることを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記相手先装置からの
    通知された記録紙サイズ情報から前記原稿情報のサイズ
    より大きいサイズの記録紙が給紙可能に搭載されている
    と判定すると、前記原稿情報のサイズと同じサイズの記
    録紙を指定する記録紙サイズ指定情報を前記相手先装置
    へ通知するように前記記録紙サイズ指定手段に指示する
    第2の制御を実行することを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記相手先装置からの
    通知された記録紙サイズ情報から前記原稿情報のサイズ
    と異なるサイズの記録紙が給紙可能に搭載されていると
    判定すると、前記原稿情報のサイズと同じサイズの記録
    紙を指定する記録紙サイズ指定情報を前記相手先装置へ
    通知するように前記記録紙サイズ指定手段に指示する第
    3の制御を実行することを特徴とする請求項1記載のフ
    ァクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1の制御と、前
    記相手先装置からの通知された記録紙サイズ情報から前
    記原稿情報のサイズより大きいサイズの記録紙が給紙可
    能に搭載されていると判定すると、前記原稿情報のサイ
    ズと同じサイズの記録紙を指定する記録紙サイズ指定情
    報を前記相手先装置へ通知するように前記記録紙サイズ
    指定手段に指示する第2の制御と、前記相手先装置から
    の通知された記録紙サイズ情報から前記原稿情報のサイ
    ズと異なるサイズの記録紙が給紙可能に搭載されている
    と判定すると、前記原稿情報のサイズと同じサイズの記
    録紙を指定する記録紙サイズ指定情報を前記相手先装置
    へ通知するように前記記録紙サイズ指定手段に指示する
    第3の制御との内からいずれか1つの制御を設定し、そ
    の設定された制御を実行することを特徴とする請求項1
    に記載のファクシミリ装置。
JP7129760A 1995-04-28 1995-04-28 ファクシミリ装置 Pending JPH08307585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7129760A JPH08307585A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7129760A JPH08307585A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08307585A true JPH08307585A (ja) 1996-11-22

Family

ID=15017526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7129760A Pending JPH08307585A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08307585A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4814894A (en) Image transmitting system having density selection
US6122071A (en) Facsimile apparatus capable of executing communication protocol for identifying type of modem of destination station
US5748334A (en) Facsimile apparatus capable of performing a standard procedure and a non-standard procedure
JPH08307585A (ja) ファクシミリ装置
JP2711865B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3012695U (ja) ファクシミリ装置
JP3610199B2 (ja) データ通信システム
JP2502060B2 (ja) フアクシミリ装置
JPH09191362A (ja) ファクシミリ装置
JP3376182B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3368206B2 (ja) ファクシミリ通信装置
JPH0969925A (ja) ファクシミリ装置
JP2584949B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH05130345A (ja) フアクシミリ装置
JPH0965045A (ja) ファクシミリ装置
JPH05300353A (ja) ファクシミリ装置
JPH0246066A (ja) ファクシミリ装置
JPH08237461A (ja) ファクシミリ装置
JP2002314773A (ja) 通信装置
JPS61251365A (ja) 画像送信装置
JPH0752913B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH11355505A (ja) ファクシミリ装置
JPH08265503A (ja) ファクシミリ装置
JP2000078344A (ja) ファクシミリ装置及びファクシミリ装置の記録方法
JP2001189835A (ja) 画像通信装置