JPH08306864A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH08306864A
JPH08306864A JP11190795A JP11190795A JPH08306864A JP H08306864 A JPH08306864 A JP H08306864A JP 11190795 A JP11190795 A JP 11190795A JP 11190795 A JP11190795 A JP 11190795A JP H08306864 A JPH08306864 A JP H08306864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
clock
wiring
integrated circuit
semiconductor integrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP11190795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Kondo
武夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】配線遅延を小さく抑えたまま、クロックスキュ
ーの低減化が図られた半導体集積回路装置を提供する。 【構成】第1のクロック信号CLK1で駆動されるバッ
ファ11,フリップフロップ12_1,…,12_mか
らなる第1のセル群、および第2のクロック信号CLK
2で駆動されるバッファ14,フリップフロップ15_
1,…,15_nからなる第2のセル群の直上のクロッ
ク優先層31に、第1,第2のセル群それぞれに対応す
るクロック信号伝達用導体面31a,31bを形成しヴ
ィア32で接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロック信号伝達用配
線に特徴を有する半導体集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置において、その内部
に形成された複数のセル、例えばフリップフロップやラ
ッチをクロック信号伝達用配線で接続して同一のクロッ
ク信号で駆動する場合、クロック信号伝達用配線を伝達
するクロック信号のタイミングにずれ、即ちクロックス
キューがあると、フリップフロップ等が誤動作する場合
がある。
【0003】そこで、従来よりクロック信号伝達用配線
の幅を変更してクロック信号の遅延量を制御することに
よりクロックスキューを低減する技術が提案されてい
る。また、クロック信号伝達用配線のレイアウト時に、
各セルへ供給されるクロック信号のタイミングを揃える
バッファをクロック信号伝達用配線に挿入してクロック
信号の遅延量を制御することによりクロックスキューを
低減する技術も提案されている。
【0004】さらに、各セルへ供給されるクロック信号
のタイミングを遅延させるキャパシタをクロック信号伝
達用配線に設けてクロック信号の遅延量を制御すること
によりクロックスキューを低減する技術も提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したクロ
ック信号伝達用配線の幅を変更したり、配線の途中にバ
ッファを配置してクロックスキューを低減する技術で
は、配線が混雑した場合、クロック信号伝達用配線以外
の配線の配線効率が低下する場合があり、また分岐され
た各クロック信号伝達用配線の抵抗による遅延成分を正
確に制御することが困難である。
【0006】さらに、キャパシタをクロック信号伝達用
配線に設けてクロックスキューを低減する技術では、キ
ャパシタの容量による配線遅延が大きくなり、また遅延
を正確に制御するためのキャパシタの作り込みが困難で
ある。本発明は、上記事情に鑑み、配線遅延を小さく抑
えたまま、クロックスキューの低減化が図られた半導体
集積回路装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の半導体集積回路装置は、同一のクロック信号で駆動
される複数のセルの直上に、これら複数のセルをクロッ
ク信号伝達用配線で仮に接続したとした場合におけるそ
のクロック信号伝達用配線を面と見立てたときのその面
の角数よりも少ない角数の多角形からなるクロック信号
伝達用導体面を有することを特徴とするものである。
【0008】ここで、互いに異なるクロック信号で駆動
される各複数のセルを駆動する各クロック信号を伝達す
る複数の上記クロック信号伝達用導体面が同一配線層に
形成されていてもよい。
【0009】
【作用】本発明の半導体集積回路装置は、同一のクロッ
ク信号で駆動される複数のセルの直上に、クロック信号
伝達用導体面を有するため、複数のセルそれぞれに同一
のクロック信号が抵抗値の低いクロック信号伝達用導体
面を経由して伝達されることになり、配線遅延が小さ
い。従って、従来の、クロック信号伝達用配線の幅を変
更したり、配線の途中にバッファを配置したりする技術
と比較し、配線効率の低下が避けられ、また分岐された
各クロック信号伝達用配線の抵抗による遅延成分の制御
の困難がなく、さらに従来の、キャパシタをクロック信
号伝達用配線に設けた技術と比較し、キャパシタによる
配線遅延や、困難なキャパシタの作り込みも必要なく、
クロックスキューが容易に低減される。
【0010】また、互いに異なるクロック信号で駆動さ
れる各複数のセルを駆動する各クロック信号を伝達する
複数のクロック信号伝達用導体面を同一配線層に形成す
ると、複数のクロック信号を必要とする場合において
も、クロック信号伝達用導体面を形成するための配線層
が1つで済む。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図を参照して説明する。図
1は、本発明の一実施例の半導体集積回路装置の論理回
路図である。図1には、第1のクロック信号CLK1が
入力されるセルとして、バッファ11,フリップフロッ
プ12_1,12_2,12_3,…,12_mが示さ
れている。また、第2のクロック信号CLK2が入力さ
れる複数のセルとして、バッファ14,フリップフロッ
プ15_1,15_2,15_3,…,15_nも示さ
れている。
【0012】バッファ11の入力には第1のクロック信
号CLK1が入力される。そのバッファ11の出力は各
フリップフロップ12_1,12_2,12_3,…,
12_mの各クロック端子CLKに接続されている。こ
こで、第1のクロック信号CLK1がバッファ11に入
力されると、第1のクロック信号CLK1はバッファ1
1を経由して各フリップフロップ12_1,12_2,
12_3,…,12_mの各クロック端子CLKに入力
され、これにより各フリップフロップ12_1,12_
2,12_3,…,12_mが駆動される。
【0013】一方、バッファ14の入力には第2のクロ
ック信号CLK2が入力される。そのバッファ14の出
力は各フリップフロップ15_1,15_2,15_
3,…,15_nの各クロック端子CLKに接続されて
いる。ここで第2のクロック信号CLK2がバッファ1
4に入力されると、第2のクロック信号CLK2はバッ
ファ14を経由して各フリップフロップ15_1,15
_2,15_3,…,15_nの各クロック端子CLK
に入力され、これによりフリップフロップ15_1,1
5_2,15_3,…,15_nが駆動される。
【0014】図2は、図1に示す半導体集積回路装置に
おけるセル群の配置・配線のためのフローチャートであ
る。また図3は、図2に示すフローチャートにおけるレ
イアウト図である。図1に示す半導体集積回路装置にお
けるセル群の配置・配線を行なうには、先ず、図2に示
すステップS1において、同一クロックグループをもつ
セル群、即ち第1のクロック信号CLK1が入力される
バッファ11,フリップフロップ12_1,12_2,
12_3,…,12_mからなる第1のセル群と、第2
のクロック信号CLK2が入力されるバッファ14,フ
リップフロップ15_1,15_2,15_3,…,1
5_nからなる第2のセル群とが重ならないように、即
ち、図3(a)に示すように、第1のセル群の配置領域
と第2のセル群の配置領域とが分離されるように配置す
る。
【0015】次に、図2に示すステップS2において、
これら第1、第2のセル群の直上の、図3(b)に示す
配線層としてのクロック優先層31に、第1のセル群の
バッファ11の出力,各フリップフロップ12_1,1
2_2,12_3,…,12_mの各クロック端子CL
Kを囲む多角形からなるクロック信号伝達用導体面31
aを形成する。このクロック信号伝達用導体面31a
は、バッファ11の出力,各フリップフロップ12_
1,12_2,12_3,…,12_mの各クロック端
子CLKを、通常のクロック信号伝達用配線で仮に接続
したとした場合におけるそのクロック信号伝達用配線を
面と見立てたときのその面の角数よりも少ない角数の多
角形からなる面である。同様にしてクロック優先層31
に、第2のセル群のバッファ14の出力,各フリップフ
ロップ15_1,15_2,15_3,…,15_nの
各クロック端子CLKを囲む多角形からなるクロック信
号伝達用導体面31bを形成する。
【0016】さらに、ステップS3において、クロック
信号伝達用導体面31aと第1のセル群のバッファ11
の出力,各フリップフロップ12_1,12_2,12
_3,…,12_mの各クロック端子CLKをそれぞれ
ヴィア32で接続し、またクロック信号伝達用導体面3
1bと第2のセル群のバッファ14の出力,各フリップ
フロップ15_1,15_2,15_3,…,15_n
の各クロック端子CLKもそれぞれヴィア32で接続す
る。
【0017】このようにして第1のセル群および第2の
セル群それぞれが接続されているため、各クロック信号
CLK1,CLK2は、各クロック信号伝達用導体面3
1a,31bを経由して伝達されることになり、配線遅
延が小さくクロックスキューが低減される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路装置は、配線遅延を小さく抑えたまま、クロック
スキューが容易に低減される。従って、特に高周波で動
作する半導体集積回路装置が容易に作成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体集積回路装置の論理
回路図である。
【図2】図1に示す半導体集積回路装置におけるセル群
の配置・配線のためのフローチャートである。
【図3】図2に示すフローチャートにおけるレイアウト
図である。
【符号の説明】
11,14 バッファ 12_1,12_2,12_3,…,12_m,15_
1,15_2,15_3,…,15_n フリップフロ
ップ 31 クロック優先層 31a,31b クロック信号伝達用導体面 32 ヴィア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のクロック信号で駆動される複数の
    セルの直上に、これら複数のセルをクロック信号伝達用
    配線で接続した場合における該クロック信号伝達用配線
    を面と見立てたときの該面の角数よりも少ない角数の多
    角形からなるクロック信号伝達用導体面を有することを
    特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 互いに異なるクロック信号で駆動される
    各複数のセルを駆動する各クロック信号を伝達する複数
    の前記クロック信号伝達用導体面が同一配線層に形成さ
    れてなることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回
    路装置。
JP11190795A 1995-05-10 1995-05-10 半導体集積回路装置 Pending JPH08306864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11190795A JPH08306864A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 半導体集積回路装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11190795A JPH08306864A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08306864A true JPH08306864A (ja) 1996-11-22

Family

ID=14573120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11190795A Pending JPH08306864A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 半導体集積回路装置

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JP (1) JPH08306864A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047768A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Kawasaki Microelectronics Kk 半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047768A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Kawasaki Microelectronics Kk 半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法

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Effective date: 20051220

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