JPH0830587B2 - 複合加熱調理器 - Google Patents
複合加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0830587B2 JPH0830587B2 JP6643987A JP6643987A JPH0830587B2 JP H0830587 B2 JPH0830587 B2 JP H0830587B2 JP 6643987 A JP6643987 A JP 6643987A JP 6643987 A JP6643987 A JP 6643987A JP H0830587 B2 JPH0830587 B2 JP H0830587B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- inclined surface
- guide
- exhaust guide
- exhaust pipe
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Electric Ovens (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス燃焼装置の後方に位置する排気筒、及
び、その機械室内の排気ガイドの構造に関するものであ
る。
び、その機械室内の排気ガイドの構造に関するものであ
る。
従来の技術 従来の排気筒及び排気ガイドは、第8図及び第3図に
示すような形状を持ち、その作用は、第6図のように、
冷却用のファン13によって機械室に送り込まれた空気
が、排気ガイド3の傾斜面を通じて各種制御部品を効率
よく冷却し、なおかつ、排気ガイド3の後部垂直面及
び、排気筒1の前部傾斜面によって、排気をスムーズに
行なう方法である。
示すような形状を持ち、その作用は、第6図のように、
冷却用のファン13によって機械室に送り込まれた空気
が、排気ガイド3の傾斜面を通じて各種制御部品を効率
よく冷却し、なおかつ、排気ガイド3の後部垂直面及
び、排気筒1の前部傾斜面によって、排気をスムーズに
行なう方法である。
発明が解決しようとする問題点 ところが、このような構造と位置にある排気筒及びエ
アガイドにおいては、第4図のごとく、なべ10より煮こ
ぼれが生じた場合に、排気筒1から機械室内へ水滴が入
る恐れがある。それが、排気ガイド3より後方に落下し
た場合はその真下にあるガスブロックカバー6という、
傾斜して取り付けられたプレート上に落ち、それによっ
て制御室後部の制御部品5のないスペースに落ちるた
め、制御部品5に水滴のかかる心配はない。しかし、排
気ガイド3の後面に沿って落下した場合は、排気ガイド
3の傾斜面に流れ込み、ガスブロックカバー6と排気ガ
イド3とのすき間からこぼれ落ち、その下方にある制御
部品5に水滴がかかる恐れがある。また、排気筒1の前
方内面に沿ってこぼれ落ちた場合は、続いて傾斜面に流
れ込み、水滴は排気ガイド3上に落下する。その結果、
排気ガイド3上にあるトランス等の制御部品5に水滴が
かかることになる。これらは、制御部品5のショートを
引き起こし、動作不能の原因となる。そして、排気筒1
と排気ガイド3との位置・形状関係については、機械室
内の空気の循環・排気に大きく影響するため、位置や形
状の大きな変更は困難であるという問題があった。
アガイドにおいては、第4図のごとく、なべ10より煮こ
ぼれが生じた場合に、排気筒1から機械室内へ水滴が入
る恐れがある。それが、排気ガイド3より後方に落下し
た場合はその真下にあるガスブロックカバー6という、
傾斜して取り付けられたプレート上に落ち、それによっ
て制御室後部の制御部品5のないスペースに落ちるた
め、制御部品5に水滴のかかる心配はない。しかし、排
気ガイド3の後面に沿って落下した場合は、排気ガイド
3の傾斜面に流れ込み、ガスブロックカバー6と排気ガ
イド3とのすき間からこぼれ落ち、その下方にある制御
部品5に水滴がかかる恐れがある。また、排気筒1の前
方内面に沿ってこぼれ落ちた場合は、続いて傾斜面に流
れ込み、水滴は排気ガイド3上に落下する。その結果、
排気ガイド3上にあるトランス等の制御部品5に水滴が
かかることになる。これらは、制御部品5のショートを
引き起こし、動作不能の原因となる。そして、排気筒1
と排気ガイド3との位置・形状関係については、機械室
内の空気の循環・排気に大きく影響するため、位置や形
状の大きな変更は困難であるという問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解消するもので
あり、排気筒1及び排気ガイド3に簡単な部品を追加す
ることによって、制御部品5の寿命を延ばし、かつ、安
全性の向上をはかる排気筒1及び排気ガイド3の構造に
することを目的とする。
あり、排気筒1及び排気ガイド3に簡単な部品を追加す
ることによって、制御部品5の寿命を延ばし、かつ、安
全性の向上をはかる排気筒1及び排気ガイド3の構造に
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達するため、本発明の排気筒は従来の排気
筒1の傾斜面上端から垂直に、金属性のプレートを垂ら
した構成であり、また、本発明の排気ガイドは従来の排
気ガイド3の傾斜面上端から垂直に、金属性のプレート
を垂らすようにして取り付けた構成である。
筒1の傾斜面上端から垂直に、金属性のプレートを垂ら
した構成であり、また、本発明の排気ガイドは従来の排
気ガイド3の傾斜面上端から垂直に、金属性のプレート
を垂らすようにして取り付けた構成である。
作用 本発明の排気筒及び排気ガイドは、それぞれ、煮こぼ
れが生じた場合に水滴がつたって落ちる垂直面を延ば
し、それらの先端が他と接触しない構造としているた
め、排気筒は、従来のもののように、水滴が前方傾斜面
をつたって排気ガイド上に落ちるということはなく、ま
た排気ガイドは従来のもののように、水滴が傾斜面をつ
たってガスブロックカバーの外へ落ちるということもな
くなり、制御部品が水滴によってショートすることなく
制御部品の寿命を延ばし、また、安全性の向上という効
果を有するものである。
れが生じた場合に水滴がつたって落ちる垂直面を延ば
し、それらの先端が他と接触しない構造としているた
め、排気筒は、従来のもののように、水滴が前方傾斜面
をつたって排気ガイド上に落ちるということはなく、ま
た排気ガイドは従来のもののように、水滴が傾斜面をつ
たってガスブロックカバーの外へ落ちるということもな
くなり、制御部品が水滴によってショートすることなく
制御部品の寿命を延ばし、また、安全性の向上という効
果を有するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に基づき説明す
る。
る。
第1図に示すように、排気筒1の手前内面の上部垂直
面上に、厚さ0.5mm程度の金属性のプレート2をスポッ
ト溶接により、取り付ける。このとき、機械室からの排
気に支障がない程度、プレート2を取り付け面より下方
に垂らすようにして取り付ける。また、プレート2の左
右方向の寸法は、機械室の寸法に合わせる。
面上に、厚さ0.5mm程度の金属性のプレート2をスポッ
ト溶接により、取り付ける。このとき、機械室からの排
気に支障がない程度、プレート2を取り付け面より下方
に垂らすようにして取り付ける。また、プレート2の左
右方向の寸法は、機械室の寸法に合わせる。
次に、排気ガイド3については、第3図に示すように
垂直面と傾斜面とのコーナーから、排気に支障がない程
度、厚さ0.5mmほどの金属性のプレート4を下方に垂直
に垂らして取り付ける。このとき、垂直面の裏側に、ス
ポット溶接によって取り付ける。このプレート4の幅
は、排気ガイド3の幅と同寸法とする。
垂直面と傾斜面とのコーナーから、排気に支障がない程
度、厚さ0.5mmほどの金属性のプレート4を下方に垂直
に垂らして取り付ける。このとき、垂直面の裏側に、ス
ポット溶接によって取り付ける。このプレート4の幅
は、排気ガイド3の幅と同寸法とする。
発明の効果 以上のように本発明の排気筒及び排気ガイド構造によ
れば、次の効果を得ることができる。
れば、次の効果を得ることができる。
(1)制御部品に水滴がかからず、ショートしないの
で、制御部品を長持ちさせることができる。
で、制御部品を長持ちさせることができる。
(2)金属性のプレートを取り付けるだけなので、非常
に安価にできる。
に安価にできる。
(3)煮こぼれに関して絶大な効果があるのに対し、排
気に関しては全く支障にならない。
気に関しては全く支障にならない。
(4)煮こぼれした水滴は、割と限られたスペースに落
下するので、腐食する範囲を狭くできる。
下するので、腐食する範囲を狭くできる。
第1図は本発明の一実施例である排気筒の要部斜視図、
第2図は同排気筒の要部断面図、第3図は同排気ガイド
の要部斜視図、第4図は従来例の排気筒及び排気ガイド
まわりの断面図、第5図は本発明の一実施例である排気
筒及び排気ガイドまわりの断面図、第6図は機械室内の
空気の循環を示す機械室の断面図、第7図は一般的な複
合加熱調理器をシステムキッチンに組み込んだ斜視図、
第8図は従来の排気筒の要部斜視図である。 1……排気筒、2……(排気筒用)プレート、3……排
気ガイド、4……(排気ガイド用)プレート、5……各
種制御部品、6……ガスブロックカバー。
第2図は同排気筒の要部断面図、第3図は同排気ガイド
の要部斜視図、第4図は従来例の排気筒及び排気ガイド
まわりの断面図、第5図は本発明の一実施例である排気
筒及び排気ガイドまわりの断面図、第6図は機械室内の
空気の循環を示す機械室の断面図、第7図は一般的な複
合加熱調理器をシステムキッチンに組み込んだ斜視図、
第8図は従来の排気筒の要部斜視図である。 1……排気筒、2……(排気筒用)プレート、3……排
気ガイド、4……(排気ガイド用)プレート、5……各
種制御部品、6……ガスブロックカバー。
Claims (1)
- 【請求項1】ガスコンロの後部にある、グリル及びオー
ブン庫内の排気及び、特に強制冷却を要するトランスや
マグネトロン等の各種制御部品を収納している機械室内
の排気を兼ねた排気孔と、前記排気を前記排気孔に導く
ための、前面に傾斜を設けた排気筒と、前記機械室内の
排気を効率よく行なうために、前記機械室をしきるよう
な傾斜面をもち、それをはさむようにしてその上下に前
記制御部品を配し、その後端から垂直に上方へ延びた面
の先端が、前記排気筒の傾斜面下に位置する排気ガイド
とを備え、前記排気筒の傾斜面上端および前記排気ガイ
ドの傾斜面上端から垂直に下方へ突出した金属性のプレ
ートをもち、これによって、前記排気孔より煮こぼれに
よって落下した水滴が、前記排気ガイドの傾斜面の上下
にある前記制御部品にかからないようにした、複合加熱
調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6643987A JPH0830587B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 複合加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6643987A JPH0830587B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 複合加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63233218A JPS63233218A (ja) | 1988-09-28 |
JPH0830587B2 true JPH0830587B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=13315803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6643987A Expired - Lifetime JPH0830587B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 複合加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830587B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4528310B2 (ja) * | 2007-01-22 | 2010-08-18 | リンナイ株式会社 | グリル付きコンロ |
CN110986124B (zh) * | 2019-11-21 | 2022-08-16 | 华帝股份有限公司 | 一种吸油烟机自适应清洗防溅水控制方法 |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP6643987A patent/JPH0830587B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63233218A (ja) | 1988-09-28 |
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