JPH08305680A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH08305680A
JPH08305680A JP7105493A JP10549395A JPH08305680A JP H08305680 A JPH08305680 A JP H08305680A JP 7105493 A JP7105493 A JP 7105493A JP 10549395 A JP10549395 A JP 10549395A JP H08305680 A JPH08305680 A JP H08305680A
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JP
Japan
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microcomputer
ram
volatile memory
program
operation program
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Pending
Application number
JP7105493A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kasuga
義昭 春日
Junichi Yasui
純一 安井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開発試作段階に量産品の置き換えとして用い
るマイコンにおいて、プログラムの書換えが可能で、し
かも高速動作に対応でき、量産品とのサイズも同じで置
き換えが容易なマイコンを実現する。 【構成】 少なくともCPUとROMを内蔵したマイコ
ン2と、マイコン2の動作プログラムを記述した電気的
に書換え可能な不揮発性メモリ3と、RAM4とを備
え、マイコン2、不揮発性メモリ3およびRAM4をそ
れぞれ別々のチップで構成し、かつRAM4の上にバン
プ電極8を介してマイコン2および不揮発性メモリ3を
搭載し、しかもこのマイコン2は、不揮発性メモリ3に
記憶された動作プログラムを読み出す場合に、動作プロ
グラムを不揮発性メモリ3からRAM4に転送して、R
AM4から動作プログラムを読み出すことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるフラッシュメ
モリ(電気的に一括消去可能な不揮発性メモリ)等の電
気的に書換え可能な不揮発性メモリを搭載したマイクロ
コンピュータ(以下「マイコン」という)に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイコンにはそのマイコンの動
作プログラムを記述したリードオンリメモリ(以下「R
OM」という)を内蔵している。特に量産するマイコン
製品には、価格や構成で量産に適しているマスクROM
が内蔵され、このマスクROMに動作プログラムが記述
されている。マスクROMは読み出し専用メモリである
ので、製造段階で記述された情報(プログラム)は後で
書き換えることができない。
【0003】ところが、例えばマイコンの開発段階や量
産の頭出し時には、プログラムの中に誤り(バグ)が発
見されることもあり、この場合にはROMに記述された
プログラムを書き直す必要がある。このため従来は開発
段階にマスクROMを使用せず、マスクROMの代わり
に例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換え可能な不
揮発性メモリを使用して、プログラムの修正を可能にし
ていた。
【0004】図5は従来のフラッシュメモリ内蔵マイコ
ンの構成を示す。同図(A)は、フラッシュメモリ内蔵
マイコンを樹脂封止した後の断面図であり、また同図
(B)はマイコン内の構成を示す平面図である。同図
(A)において、101は封止パッケージ、102はフ
ラッシュメモリ内蔵マイコンであり、その内部は、同図
(B)に示すように、フラッシュメモリ102aとCP
U(中央演算処理装置)102bを備えた基本構成を採
っている。103はフラッシュメモリ内蔵マイコン10
2を搭載しているリードフレームのダイパッド部、10
4はリード端子、105はリード端子104とフラッシ
ュメモリ内蔵マイコン102とを電気的に接続している
ワイヤである。
【0005】以上のような構成のマイコンを開発段階で
使用することにより、フラッシュメモリ102aに記述
されたプログラムの修正が可能になる。従って、修正に
よってプログラム中に存在するバグをすべて取り除いて
からマスクROM内蔵マイコンを用いて量産することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フラッ
シュメモリ等の不揮発性メモリは記憶データの出力に時
間がかかるため、高速なマイコンに上記のフラッシュメ
モリ等を内蔵したマイコンを用いると、不揮発性メモリ
のためにマイコン全体の動作速度が遅くなってしまうと
いう課題を有している。特に100MHz(メガヘル
ツ)程のクロックで動作するマイコンにおいては、フラ
ッシュメモリのためにその高速性が維持できなくなる。
【0007】本発明は、上記の課題に鑑み、開発段階等
に用いるフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを有した
マイコンを実質的に高速動作可能にするものであり、し
かも量産段階のマイコン製品と比べてもサイズを大きく
することもなく、開発段階の製品から量産品への置き換
えを簡単に行い得る半導体装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の半導体装置は、少なくともCPUとR
OMを内蔵したマイコンと、マイコンの動作プログラム
を記述した電気的に書換え可能な不揮発性メモリと、R
AMとを備え、マイコン、不揮発性メモリおよびRAM
をそれぞれ別々のチップで構成し、かつRAMの上にバ
ンプ電極を介してマイコンおよび不揮発性メモリを搭載
し、しかもこのマイコンは、不揮発性メモリに記憶され
た動作プログラムを読み出す場合に、動作プログラムを
不揮発性メモリからRAMに転送して、RAMから動作
プログラムを読み出すことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項2記載の半導体装置は、少な
くともCPUとROMを内蔵したマイコンと、マイコン
の動作プログラムを記述した電気的に書換え可能な不揮
発性メモリと、RAMとを備え、マイコン、不揮発性メ
モリおよびRAMをそれぞれ別々のチップで構成し、か
つ不揮発性メモリの上にバンプ電極を介してマイコンお
よびRAMを搭載し、しかもこのマイコンは不揮発性メ
モリに記憶された動作プログラムを読み出す場合に、動
作プログラムを不揮発性メモリからRAMに転送して、
RAMから動作プログラムを読み出すことを特徴とする
ものである。
【0010】また、請求項3記載の半導体装置は、少な
くともCPUとROMを内蔵したマイコンと、マイコン
の動作プログラムを記述した電気的に書換え可能な不揮
発性メモリと、RAMとを備え、マイコン、不揮発性メ
モリおよびRAMをそれぞれ別々のチップで構成し、か
つマイコンの上にバンプ電極を介してRAMおよび不揮
発性メモリを搭載し、しかもこのマイコンは不揮発性メ
モリに記憶された動作プログラムを読み出す場合に、動
作プログラムを不揮発性メモリからRAMに転送して、
RAMから動作プログラムを読み出すことを特徴とする
ものである。
【0011】また、請求項4記載の半導体装置は、請求
項1〜3のいずれかに記載の構成において、マイコンと
不揮発性メモリおよびRAMの間には、少なくとも2種
類のアドレスバスおよびデータバスが介在しており、2
種類のアドレスバスおよびデータバスのうち第1のアド
レスバスおよびデータバスは、マイコン、不揮発性メモ
リおよびRAMの間に介在し、不揮発性メモリにマイコ
ンの動作プログラムを書き込む場合、および不揮発性メ
モリに記憶された動作プログラムをRAMに転送する場
合に使用され、また2種類のアドレスバスおよびデータ
バスのうち第2のアドレスバスおよびデータバスは、マ
イコンとRAMの間に介在し、マイコンがRAMから動
作プログラムを読み出す場合に使用され、第1のアドレ
スバスおよびデータバスは、CPUに接続されたバスコ
ントローラによって制御され、また第2のアドレスバス
およびデータバスは、CPUによって直接制御される構
成としたことを特徴とするものである。
【0012】また、請求項5記載の半導体装置は、請求
項1〜4のいずれかに記載の構成において、マイコン
は、RAMとマイコンに内蔵したROMとのそれぞれの
出力を相補的に許可・禁止する切り換え回路を備え、切
り換え回路はCPUから出力されるアドレス信号に依存
して切り換え信号を出力することを特徴とするものであ
る。
【0013】また、請求項6記載の半導体装置は、請求
項1〜5のいずれかに記載の半導体装置において、マイ
コンが内蔵するROMには、少なくともデータ書き込み
プログラムとブートプログラムが記憶され、不揮発性メ
モリに書き込み電圧が印加されている状態でマイコンに
リセット信号が入力すると、マイコンはデータ書き込み
プログラムを実行して、不揮発性メモリへのデータ書き
込みを行い、また不揮発性メモリに書き込み電圧が印加
されていない状態でマイコンにリセット信号が入力する
と、マイコンはブートプログラムを実行して、不揮発性
メモリからRAMへのデータ転送を行うことを特徴とす
るものである。
【0014】
【作用】請求項1から3に記載の構成によれば、不揮発
性メモリに記憶された情報を一旦RAMにダウンロード
(転送)し、マイコンはこのRAMから情報を読み出す
ので、マイコンは比較的高速動作可能なRAMから直
接、情報を読み出すことになり、実質的に高速処理が可
能になる。
【0015】また、従来と比較してRAMを新たに追加
した構成になるが、マイコン、不揮発性メモリ、RAM
を重ね合わせて配置し、これを樹脂封止することで、パ
ッケージサイズとしては従来品と何ら変わらない大きさ
のものを提供でき得る。
【0016】また、請求項4記載の構成によれば、第2
のアドレスバスおよびデータバスはバスコントローラを
介さずに直接にCPUによって制御されているので、R
AMに記憶された動作プログラムの読み出しをCPUの
動作速度と同等の速度で行うことができ、高速制御が可
能となる。
【0017】また、請求項5記載の構成によれば、アド
レス信号に依存して切り換え信号を出力する切り換え回
路を有しているので、RAMのデータを示すアドレスが
CPUから出力された場合には、RAMの出力が許可さ
れて、内蔵ROMの出力が禁止され、また内蔵ROMの
データを示すアドレスがCPUから出力された場合に
は、内蔵ROMの出力が許可されて、RAMの出力が禁
止される。このため、特に外部端子から切り換え信号を
入力しなくても、CPUがアクセスする対象を切り換え
ることができる。
【0018】また、請求項6記載の構成によれば、マイ
コンへのリセット信号の入力により、自動的に、不揮発
性メモリへのデータ書き込みや、不揮発性メモリからR
AMへのデータ転送を行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の半導体装置の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は本発明の半導体装置の断面構成を示
す。同図は、フラッシュメモリ内蔵マイコンを樹脂封止
した後の断面図であり、1は封止パッケージ、2はマイ
コン、3はフラッシュメモリ、4はSRAM(スタティ
ック・ランダム・アクセス・メモリ)であり、マイコン
2、フラッシュメモリ3およびSRAM4はそれぞれ別
々のチップに納められている。また本実施例ではSRA
M4の上にマイコン2とフラッシュメモリ3とを搭載し
ている。5はSRAMを搭載しているリードフレームの
ダイパッド部、6はリード端子、7はリード端子6とS
RAM4とを電気的に接続しているワイヤである。ま
た、マイコン2とSRAM4、およびフラッシュメモリ
3とSRAM4は、それぞれバンプ電極8によって電気
的に接続されている。
【0021】このようにSRAM4の上にマイコン2と
フラッシュメモリ3を搭載する構成を採用すれば、パッ
ケージ全体の大きさを従来製品と変わり無い大きさにす
ることができる。また、このように、全体を小さくでき
るので、この構成をマイコンの開発段階におけるテスト
用の製品に用いると、量産品のマスクROM内蔵マイコ
ンの製品と大きさを同じにすることもできる。従って、
開発試作品を量産品と同じ様に扱うことができるので、
開発段階の検査が容易になり、また開発試作品から量産
品への切り換えも容易に行える。
【0022】なお、本実施例では、SRAMの上にマイ
コンとフラッシュメモリを搭載する構成としたが、これ
に限らず、フラッシュメモリの上にマイコンとSRAM
を搭載する構成としてもよい。
【0023】さらに、マイコンの上にSRAMとフラッ
シュメモリを搭載する構成でもよい。但し、これらの実
施態様の中でより好ましい構成は、SRAMあるいはフ
ラッシュメモリのいずれかを下に設けて、マイコンを上
に配置する構成である。なぜなら、開発試作段階におけ
るマイコンは、開発試作用としてわざわざ新たに作るの
ではなく、量産品に用いるマスクROM内蔵マイコンと
同じものを用いる方が都合がよい。また量産品は、でき
るだけチップサイズを小さくした方がコスト的にも安く
なり量産に適するようになるので、図1に示すマイコン
についても量産に適するサイズに合わせておくことにな
る。すなわち、マイコンの上にSRAMとフラッシュメ
モリを搭載する構成にすると、必然的にマイコンのサイ
ズが大きくなるので量産に不向きとなる場合がある。
【0024】次に図2を用いてさらに詳細な構成と動作
を説明する。図2は、図1におけるマイコン2とフラッ
シュメモリ3とSRAM4との間のアドレスバスやデー
タバスの配線関係を示している。ここではバス等の信号
配線関係を示すため、マイコン2とフラッシュメモリ3
とSRAM4を平面的な位置関係で表している。
【0025】同図において、2、3、4は図1と同様に
それぞれ、マイコンとフラッシュメモリとSRAMであ
る。
【0026】マイコン2の内部構成を説明すると、9は
中央演算処理装置(以下「CPU」という)、10は、
マイコン2の動作プログラムが記憶されている内蔵RO
Mである。内蔵ROM10は読み出し専用メモリである
ので、プログラムの内容を書き換えることはできない。
従って、この内蔵ROM10は書き換える必要のない最
小限のプログラムを記憶しており、具体的には、フラッ
シュメモリ3へデータ(プログラム)を書き込む場合の
マイコン2の動作を記述したプログラムや、フラッシュ
メモリ3からSRAM4へデータ転送するときに必要な
ブートプログラムを記憶している。なお、これら以外の
マイコン2の動作プログラム、特にマイコンの用途に応
じて記述したプログラム(ユーザプログラム)は、フラ
ッシュメモリ3に記憶される。11はRAMでありマイ
コン2の中に取り込んだデータを一時的に保持する。ま
た12は切り換え回路、13はインバータであり、これ
らの構成によってCPU9が出力するアドレス信号に依
存して、内蔵ROM10あるいはSRAM4の一方の出
力を禁止し、他方を許可するように、相補的な切り換え
を行っている。14はバスコントローラであり、接続さ
れたアドレスバス22やデータバス23のそれぞれのバ
スタイミングを制御し、また外部に接続されたユーザR
AMやROM等(図示せず)のバスタイミングを制御し
ている。バスタイミングの制御はCPU9によってもで
きるが、CPU9の負荷をできるだけ軽くするために、
このバスコントローラ14によって制御を行っている。
但し、バスコントローラ14の制御動作はCPU9に比
較して遅い。15は入出力回路であり、タイマ等(図示
せず)の周辺機能に接続されたバスにつながっている。
【0027】フラッシュメモリ3やSRAM4の一部の
内部構成は、従来の構成と変わりないので、ここでは具
体的な構成の説明を省略する。
【0028】また、フラッシュメモリ3にはアドレスバ
ス22とデータバス23が接続されている。SRAM4
は、2ポートのアドレス信号入力用のポート16を有し
ており、アドレスバス19とアドレスバス22が接続さ
れている。また、SRAM4のデータ出力用の出力バッ
ファ回路17はデータバス20に接続されており、ま
た、その制御端子には信号線21がインバータ13を介
して切り換え回路12に接続されている。一方、この切
り換え回路12の出力は内蔵ROM10の出力イネーブ
ル端子OEに直接に接続されている。すなわち、切り換
え回路12の出力が内蔵ROM10の出力イネーブル端
子OEに入力し、切り換え回路12の反転出力がSRA
M4の出力バッファ回路17の制御端子に入力している
ので、内蔵ROM10の出力とSRAM4の出力は相補
的に切り換えられる。また、SRAM4のデータ入力用
の入力バッファ回路18はデータバス23に接続されて
いる。
【0029】マイコン2、フラッシュメモリ3およびS
RAM4を互いに接続するアドレスバスおよびデータバ
スとしては、図2に示すようにアドレスバス19および
22と、データバス20および23が必要となる。これ
らのバスのうち、アドレスバス22およびデータバス2
3についてはバスコントローラ14によって制御されて
いるが、アドレスバス19およびデータバス20につい
ては、CPU9によって直接に制御されている。
【0030】図3は本実施例における内蔵ROM10と
フラッシュメモリ3の使い方を示しており、それぞれに
記述されているプログラムの概念を示す。内蔵ROM1
0とフラッシュメモリ3にはいずれもマイコン2の動作
プログラムが記憶されるが、これらの使い方の違いを説
明する。
【0031】まず、同図(A)は内蔵ROM10に記憶
されたプログラムを示しており、ここには、データ書き
込みプログラム10aと、いわゆるブートプログラム1
0bが記述されている。データ書き込みプログラム10
aは、フラッシュメモリ3にデータを書き込むためのマ
イコン2の動作プログラムであり、このプログラムが実
行されるとCPU9の制御によってフラッシュメモリ3
内にデータが書き込まれる。ブートプログラム10bは
フラッシュメモリ3からSRAM4へデータを転送する
場合に実行されるプログラムであり、データ転送を実行
している最中にCPU9がSRAM4からデータを読み
出さないように、CPU9に対していわゆるブート期間
(待ち時間)を作っている。内蔵ROM10には、これ
らの書き換える必要のない2つのプログラムが記憶され
ている。
【0032】この内蔵ROM10からプログラムを読み
出す場合には、例えば、マイコン起動時に入力されるリ
セット信号(図示せず)を利用することができる。すな
わち、マイコン起動時に発生するリセット信号を内蔵R
OM10に入力し、リセット信号が入力すると同時にプ
ログラムを実行するという方法を採ることができる。但
し、この場合には、データ書き込みプログラム10a
と、ブートプログラム10bのいずれを実行するかを選
ぶ必要がある。この選択方法としては、例えば、フラッ
シュメモリ3への書き込み電圧を利用することができ
る。すなわち、フラッシュメモリ3にデータを書き込む
とき(データ書き込みプログラム10aを実行すると
き)には、必ずフラッシュメモリ3に対して12.5V
の書き込み電圧が印加されている。このように高い電圧
は書き込み以外の動作時には印加されないので、この書
き込み電圧の情報をマイコン2に入力するように構成す
れば、12.5Vが印加されている状態でリセット信号
が入力すると、CPU9は内蔵ROM10のデータ書き
込みプログラム10aを実行し、また、12.5Vが入
力していないときには、CPU9が内蔵ROM10のブ
ートプログラム10bを実行するように切り換えること
ができる。
【0033】また、図3(B)はフラッシュメモリ3に
記述されているプログラムである。ここには、例えばユ
ーザ(使用者)プログラムを記述する。すなわち、製造
者がプログラム内容を決定するのではなく、使用者がマ
イコンの用途に応じて、独自のマイコンの動作プログラ
ムを決定し記述する。このようにフラッシュメモリのよ
うに書換え可能な不揮発性メモリに、ユーザプログラム
を記述すれば、容易に修正ができ、特にプログラム修正
の生じやすい開発段階において有用となる。
【0034】なお、このフラッシュメモリ3に記述され
たプログラムのアドレス(番地)と、内蔵ROM10の
ブートプログラム10bのアドレスは異なっており、こ
の違いを利用して図2の切り換え回路12が切り換え動
作を行う。例えば、本実施例では図3に示すようにアド
レス1001から1500にブートプログラム10bが
記述され、アドレス1501から2000にフラッシュ
メモリ3のユーザプログラムが記述されている。この場
合、CPU9がアドレス1001から1500を出力し
ているときには、切り換え回路12は内蔵ROM10か
らの出力を許可し、SRAM4の出力を禁止するように
切り換え信号を出力する。また、CPU9がアドレス1
501から2000を出力しているときには、切り換え
回路12がSRAM4からのユーザプログラムの出力を
許可し、内蔵ROM10の出力を禁止するように切り換
え信号を出力する。
【0035】また、以上の説明では、マイコンにリセッ
ト信号が入力すると、必ず、データ書き込みプログラム
10aか、ブートプログラム10bのいずれかを実行す
ることとしているが、他の実施態様もある。例えば、ブ
ートプログラム10bの先頭にマイコンの外部端子(モ
ード設定端子)の状態を検知する命令を記述し、さらに
その外部端子の電位がハイレベルのときには、ブートプ
ログラムをそのまま実行し、外部端子の電位がロウレベ
ルのときには、ブートプログラムを実行せずに、ユーザ
プログラムを実行する旨の分岐命令を記述しておく。こ
の構成によれば、ブートプログラムを実行するかしない
かを外部端子に印加する電圧で切り換えることができ
る。ここで、ブートプログラムをしないことによる効果
を説明する。マイコンへのリセット信号は、電源(パワ
ー)オンと同時に入力されるだけでなく、電源オンの期
間中にも入力され得る。しかし、電源をオフしない限り
は、SRAMに一度転送されたデータは消去されないの
で、電源オンの期間中のリセット信号に基づいてブート
プログラムを実行する必要はない。むしろ、このような
場合にブートプログラムを実行してデータ転送を行う
と、同じデータをSRAMに上書きすることになり、時
間の無駄が生じることになる。従って、電源オン時以外
には、外部端子の設定を変える(例えば、電位をハイレ
ベルからロウレベルに切り換える)ことにより、無駄な
ブートプログラム実行期間を省略でき、マイコンの動作
をより高速にできる。
【0036】次に、以上のように構成された半導体装置
の動作を図2を用いて説明する。まず、フラッシュメモ
リ3にデータ(プログラム)を書き込む場合の動作につ
いて説明する。
【0037】上記のようにマイコン2の内蔵ROM10
には、フラッシュメモリ3へのデータ書き込みプログラ
ム10aが記述されている。CPU9が起動するときの
リセット信号(図示せず)がマイコン2に入力し、内蔵
ROM10に入力する。このとき、12.5Vの書き込
み電圧がフラッシュメモリ3に印加されていると、この
12.5Vを示す信号とリセット信号がマイコン2に入
力し、内蔵ROM10のデータ書き込みプログラム10
aを実行する。その動作を説明すると、まず、CPU9
が入出力回路15を介して書き込むべきプログラムを外
部からシリアルデータとして取り込む。次にバスコント
ローラ14がアドレスバス22およびデータバス23の
バスタイミングを制御し、フラッシュメモリ3内の所定
のアドレスを指定して、データバス23を介してデータ
(プログラム)をフラッシュメモリ3に書き込む。な
お、この場合マイコン2は外部から取り込んだデータを
一時的にRAM11に保持することもできる。このよう
にマイコン2がシリアルデータとしてプログラムを取り
込む方式を採れば、専用バスをわざわざ設ける必要がな
く、より簡単な構成により実現できる。
【0038】なお、フラッシュメモリ3にデータを書き
込む方法としては、マイコン2を介さない方法もある。
例えば、マイコン2に入力するクロックを止め、CPU
9の動作を止め、同時にSRAM4への入力を禁止する
ことで、システム全体としては、フラッシュメモリ3単
体と同等になる。この状態で外部からPROMライタ等
を使用してフラッシュメモリ3にデータを書き込むこと
もできる。
【0039】次にフラッシュメモリ3からSRAM4へ
データを転送し、マイコン2がSRAM4からデータを
読み出す動作を説明する。
【0040】データ転送についてもマイコン2の起動時
に行う。すなわち、フラッシュメモリ3に12.5Vの
書き込み電圧が印加されていない状態で、マイコン2の
起動時にリセット信号が入力すると、CPU9は内蔵R
OM10のブートプログラム10bを選択し実行する。
このとき、CPU9はブートプログラムが記述されてい
るアドレス(1001番地〜1500番地)を、アドレ
スバス19を介してSRAM4と内蔵ROM10、およ
び切り換え回路12に対して出力する。CPU9が出力
するアドレスは、ブートプログラム10bの書き込まれ
たアドレス(1001番地から1500番地)に一致す
るので、切り換え回路12はハイレベルの論理信号を出
力する。このため内蔵ROM10の出力イネーブル端子
OEにはそのままハイレベルの信号が入力するので、内
蔵ROM10の出力は許可状態となり、一方、SRAM
4の出力バッファ回路17の制御端子にはインバータ1
3を介してロウレベルの信号が入力するので、SRAM
4の出力は禁止状態となる。この動作によりブートプロ
グラム10bが順次読み出されて実行されていく。CP
U9はこのブートプログラム10bに従って、この期間
中にフラッシュメモリ3のデータ(プログラム)を読み
出し、データバス23を介してマイコン2に取り込み、
マイコン2から再びデータバス23を介してSRAM4
へ書き込み(転送)を行う。なお、この場合もマイコン
2は取り込んだデータを一時的にRAM11に保持する
こともできる。
【0041】次に、プログラムの読み出し動作である
が、CPU9はユーザプログラムが記述されているアド
レス(1501番地〜2000番地)を、アドレスバス
19を介してSRAM4と内蔵ROM10、および切り
換え回路12に対して出力する。このCPU9から出力
されるアドレスはSRAM4に転送されたユーザプログ
ラムのアドレス(1501番地から2000番地)に一
致するので、切り換え回路12はロウレベルの論理信号
を出力する。このため内蔵ROM10の出力イネーブル
端子OEにはそのままロウレベルの信号が入力し、内蔵
ROM10の出力は禁止状態となり、一方、SRAM4
の出力バッファ回路17の制御端子にはインバータ13
を介してハイレベルの信号が入力するので、SRAM4
の出力は許可状態となる。この結果、SRAM4からユ
ーザプログラムがデータバス20を介してマイコン2へ
読み出され、このプログラム命令の内容に従ってマイコ
ン2が動作する。なお、SRAM4からプログラムを読
み出すために使用されるアドレスバス19とデータバス
20は、バスコントローラにより制御されずに、CPU
9によって直接に制御される。これにより、SRAM4
をマイコン2と別チップに設けても、バス制御を高速に
行うことができるので、SRAM4からのデータ読み出
しを高速に行うことができ、マイコンシステム全体の動
作も高速になる。
【0042】すなわち、本実施例では、マイコンシステ
ム全体の高速性を維持しつつ、構成をよりコンパクトに
するために、マイコン2とフラッシュメモリ3とSRA
M4を別々のチップで構成し、これらを重ね合わせて配
置する手段を採った。また、マイコン2の動作プログラ
ムを記憶したメモリ(SRAM4)が別チップで構成さ
れていると、バスタイミングの遅れによってマイコンの
動作にも遅れが生じるので、動作プログラムの読み出し
用のバスの制御についてはCPUが直接行い、バス制御
を高速に行って、マイコン動作の高速性を保っている。
【0043】図4は従来技術における読み出し動作と、
本実施例の読み出し動作を比較したタイミング図であ
る。
【0044】同図(A)のようにマイコンにリセット信
号RSETが入力すると、従来では、同図(B)のよう
にすぐに不揮発性メモリからプログラムを読み出してプ
ログラムを実行していた。一方、本実施例では、同図
(C)に示すようにリセット信号RSETが入力する
と、まず不揮発性メモリからSRAMへプログラムを転
送するためのブートプログラムが実行され、次にマイコ
ンがSRAMからプログラムを読み出して実行する。す
なわち、本実施例の動作ではブートプログラム実行が余
分に追加されているわけであるが、このブートプログラ
ム実行の期間は、実際数10ミリ秒以下に抑えることが
できる。これに対して、従来技術では不揮発性メモリか
らプログラムを直接に読み出しているので、このための
時間が長くかかり、全体の動作時間としては本実施例の
方が高速になる。
【0045】また、この発明を量産前の開発試作段階の
マイコンに適用した場合には、その後の置き換えにより
量産品となるマスクROM内蔵マイコンの動作について
も図4(C)に示す動作と同じように、ブートプログラ
ムを実行後に動作プログラムを実行するようにする方が
よい。すなわち、マスクROM内蔵マイコンではデータ
転送を行わないので、実際にはブートプログラムの実行
は不要であるが、本実施例のマイコンはブートプログラ
ムを実行する期間が必要となるので、置き換え対象とな
るマスクROM内蔵マイコンについても、動作タイミン
グを一致させておいて、周辺回路に与える影響(出力信
号のタイミング)を同じにしておいた方がよい。
【0046】なお、以上の実施例では、いわゆるフラッ
シュメモリを使用した例を示したが、他の電気的に書換
え可能な不揮発性メモリであっても本発明を適用でき
る。
【0047】また、同様に上記の実施例では、SRAM
を例に説明したが、DRAM等の他のRAMであっても
不揮発性メモリよりは高速に動作するので本発明を適用
できる。
【0048】また、上記の実施例では、フラッシュメモ
リに印加する書き込み電圧を利用して、内蔵ROM10
のデータ読み出しを行ったが、この書き込み電圧12.
5Vの情報を利用しなくても、外部端子からモード信号
を与える方法でもよい。すなわち、LSIの端子を1つ
モード切り換え用として使い、この端子にハイレベルの
論理信号が入力しているときに、リセット信号が入力す
るとデータ書き込みプログラム10aを実行し、端子に
ロウレベルの論理信号が入力しているときに、リセット
信号が入力するとブートプログラム10bを実行する方
法でもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、不揮発性メモリに記憶
された情報を一旦RAMに転送し、マイコンはこのRA
Mから情報を読み出すので、従来に比べて高速なマイコ
ンを提供できる。例えば、従来技術では実現できないよ
うな100MHzで動作するフラッシュメモリ付マイコ
ンを提供することができる。このため、この発明を開発
試作段階の高速マイコンに適用すれば、プログラムの書
換えが可能で、しかも高速動作に対応できるマイコンが
実現できる。
【0050】また、従来と比較してRAMを新たに追加
した構成になるが、マイコン、不揮発性メモリ、RAM
を重ね合わせて配置するので、これを樹脂封止すること
で、パッケージサイズとしては従来品と何ら変わらない
大きさのものを提供できる。従って、例えば、この発明
を開発試作段階のマイコンに適用すれば、量産品とのサ
イズも同じで置き換えが容易なマイコンを実現でき、上
記の効果と合わせれば、開発段階や量産の頭出し用のマ
イコンとしては、きわめて有用なものを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体装置の断面構
成図
【図2】同実施例の信号配線関係を示す構成図
【図3】同実施例におけるメモリ内の状態を示す概念図
【図4】同実施例と従来例の動作を比較するタイミング
【図5】従来の半導体装置の構成を示す図
【符号の説明】
1 封止パッケージ 2 マイコン 3 フラッシュメモリ 4 SRAM 5 ダイパッド部 6 リード端子 7 ワイヤ 8 バンプ電極 9 CPU 10 内蔵ROM 11 RAM 12 切り換え回路 13 インバータ 14 バスコントローラ 15 入出力回路 16 ポート 17 出力バッファ回路 18 入力バッファ回路 19 アドレスバス 20 データバス 21 信号線 22 アドレスバス 23 データバス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともCPUとROMを内蔵したマイ
    コンと、前記マイコンの動作プログラムを記述した電気
    的に書換え可能な不揮発性メモリと、RAMとを備え、
    前記マイコン、前記不揮発性メモリおよび前記RAMを
    それぞれ別々のチップで構成し、かつ前記RAMの上に
    バンプ電極を介して前記マイコンおよび不揮発性メモリ
    を搭載し、前記マイコンは前記不揮発性メモリに記憶さ
    れた動作プログラムを読み出す場合に、前記動作プログ
    ラムを前記不揮発性メモリから前記RAMに転送して、
    前記RAMから動作プログラムを読み出すことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】少なくともCPUとROMを内蔵したマイ
    コンと、前記マイコンの動作プログラムを記述した電気
    的に書換え可能な不揮発性メモリと、RAMとを備え、
    前記マイコン、前記不揮発性メモリおよび前記RAMを
    それぞれ別々のチップで構成し、かつ前記不揮発性メモ
    リの上にバンプ電極を介して前記マイコンおよびRAM
    を搭載し、前記マイコンは前記不揮発性メモリに記憶さ
    れた動作プログラムを読み出す場合に、前記動作プログ
    ラムを前記不揮発性メモリから前記RAMに転送して、
    前記RAMから動作プログラムを読み出すことを特徴と
    する半導体装置。
  3. 【請求項3】少なくともCPUとROMを内蔵したマイ
    コンと、前記マイコンの動作プログラムを記述した電気
    的に書換え可能な不揮発性メモリと、RAMとを備え、
    前記マイコン、前記不揮発性メモリおよび前記RAMを
    それぞれ別々のチップで構成し、かつ前記マイコンの上
    にバンプ電極を介して前記RAMおよび不揮発性メモリ
    を搭載し、前記マイコンは前記不揮発性メモリに記憶さ
    れた動作プログラムを読み出す場合に、前記動作プログ
    ラムを前記不揮発性メモリから前記RAMに転送して、
    前記RAMから動作プログラムを読み出すことを特徴と
    する半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装
    置において、マイコンと不揮発性メモリおよびRAMの
    間には、少なくとも2種類のアドレスバスおよびデータ
    バスが介在しており、前記2種類のアドレスバスおよび
    データバスのうち第1のアドレスバスおよびデータバス
    は前記マイコン、前記不揮発性メモリおよび前記RAM
    の間に介在し、前記不揮発性メモリに前記マイコンの動
    作プログラムを書き込む場合、および前記不揮発性メモ
    リに記憶された前記動作プログラムを前記RAMに転送
    する場合に使用され、また前記2種類のアドレスバスお
    よびデータバスのうち第2のアドレスバスおよびデータ
    バスは前記マイコンと前記RAMの間に介在し、前記マ
    イコンが前記RAMから前記動作プログラムを読み出す
    場合に使用され、前記第1のアドレスバスおよびデータ
    バスは、CPUに接続されたバスコントローラによって
    制御され、また前記第2のアドレスバスおよびデータバ
    スは、CPUによって直接制御される構成としたことを
    特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装
    置において、マイコンは、RAMと前記マイコンに内蔵
    したROMとのそれぞれの出力を相補的に許可・禁止す
    る切り換え回路を備え、前記切り換え回路はCPUから
    出力されるアドレス信号に依存して切り換え信号を出力
    することを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装
    置において、マイコンが内蔵するROMには、少なくと
    もデータ書き込みプログラムとブートプログラムが記憶
    され、不揮発性メモリに書き込み電圧が印加されている
    状態で前記マイコンにリセット信号が入力すると、前記
    マイコンは前記データ書き込みプログラムを実行して、
    不揮発性メモリへのデータ書き込みを行い、また前記不
    揮発性メモリに書き込み電圧が印加されていない状態で
    前記マイコンにリセット信号が入力すると、前記マイコ
    ンは前記ブートプログラムを実行して、前記不揮発性メ
    モリからRAMへのデータ転送を行うことを特徴とする
    半導体装置。
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