JPH08305594A - 二重化装置の制御メモリ冗長方式 - Google Patents

二重化装置の制御メモリ冗長方式

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JPH08305594A
JPH08305594A JP7106132A JP10613295A JPH08305594A JP H08305594 A JPH08305594 A JP H08305594A JP 7106132 A JP7106132 A JP 7106132A JP 10613295 A JP10613295 A JP 10613295A JP H08305594 A JPH08305594 A JP H08305594A
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JP
Japan
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control
memory
circuit
control device
test
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Application number
JP7106132A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yabu
俊明 藪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH08305594A publication Critical patent/JPH08305594A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は信頼性を向上し得る二重化装置の制
御メモリ冗長方式を提供することを目的とする。 【構成】 予備系の制御装置1bの診断中に、現用系の
制御装置1aのハード回路群7aに障害が発生したもの
とすると、この障害発生が障害監視回路8aにより検出
され、障害監視回路8aから障害検出信号とアラームが
それぞれ発生される。CPU11aに入力されたアラー
ムは、CPU11bにメイトアラームとして受信され、
CPU11bの制御に基づき制御装置1bの診断を中止
させる。障害検出信号が入力される外部ゲート10の出
力信号は、コピーメモリ選択回路3を試験用メモリ回路
4の出力記憶データを選択するように切り替える。これ
により、試験用メモリ回路4に書き込まれていた制御装
置1aの正常動作時の制御メモリ9aの記憶データが読
み出されて、制御メモリ9bに書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重化装置の制御メモリ
冗長方式に係り、特に現用系及び予備系のそれぞれに制
御メモリを持ち、定期的に定時系構成切り替えを行う二
重化装置の制御メモリ冗長方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御メモリを有する二重化装置の
制御メモリ冗長方式としては、現用系及び予備系のそれ
ぞれに制御メモリを持ち、一日一回定時系構成切り替え
を行うことにより信頼性を保証している。
【0003】定時系構成切り替え時には、予備系に自動
診断をかけ、その結果が正常終了時に現用系より制御情
報を予備系にコピーすることによって予備系を新現用系
とし、切り替えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、ハード
ウェアの集積化、高密度実装化が進み装置あたりのゲー
ト数が増大する傾向にあり、集積化に伴い診断項目の多
様化、診断内容の複雑化も進み結果的に診断時間も増大
する。診断中は、予備系の制御メモリには、診断用の試
験パターン等が格納されていて、単純に現用系へ切り替
えはできない。よって、従来方式での診断時間の増大
は、予備系診断時に現用系に障害が起こった場合に切り
替え不能となり、両系ダウンとなりシステムの信頼性に
悪影響を及ぼす。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
試験用に使用する一重化の制御メモリに現用系の制御メ
モリの内容を常時書き込み、診断中かつ現用系障害時に
試験用メモリから制御情報を予備系の制御メモリにコピ
ーすることにより、信頼性を向上し得る二重化装置の制
御メモリ冗長方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、それぞれ内蔵の制御メモリの制御情報に基
づいて制御動作を行い、一方が現用系として他方が予備
系として用いられる二重化された第1及び第2の制御装
置のうち予備系である第2の制御装置を診断し、診断結
果が正常であるときに現用系である第1の制御装置内の
前記制御メモリの制御情報を第2の制御装置内の制御メ
モリにコピーして第2の制御装置を現用系に定時系構成
切り替える二重化装置の制御メモリ冗長方式において、
試験時に用いられる一重化の試験用メモリ回路と、第1
及び第2の制御装置のそれぞれの内部の障害発生を監視
する第1及び第2の障害監視回路と、第1の制御装置内
の制御メモリの制御情報を試験用メモリ回路に転送して
コピーする転送手段と、第2の制御装置の診断時に第1
の障害監視回路により障害検出されたときに、第1の障
害監視回路より出力される信号に基づいて、第2の制御
装置の診断を中止して試験用メモリ回路の記憶制御情報
を第2の制御装置内の制御メモリに転送して書き込んで
第2の制御装置を現用系に切り替える切り替え手段とを
有する構成としたものである。
【0007】
【作用】本発明では、現用系の第1の制御装置の制御メ
モリの制御情報を予め試験用メモリ回路にコピーしてお
き、予備系の第2の制御装置の診断時に、第1の制御装
置内の第1の障害監視回路により障害検出されたとき
に、第1の障害監視回路より出力される信号に基づい
て、第2の制御装置の診断を中止して試験用メモリ回路
の記憶制御情報を第2の制御装置内の制御メモリに転送
して書き込むようにしているため、第1の制御装置に障
害が発生したとしても、第2の制御装置の制御メモリに
は正常時の第1の制御装置内の制御メモリの制御情報を
書き込める。
【0008】また、本発明での試験用メモリ回路は、第
1及び第2の制御装置が診断動作していないときで、か
つ、ホットスタンバイ状態のときに、試験回路により試
験用として用いられる、既存の試験用メモリ回路である
ため、定時系構成切り替え専用のメモリ回路を不要にで
きる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面と共に説
明する。図1は本発明になる制御メモリ冗長方式の一実
施例の構成図を示す。本実施例は、二重化の制御装置1
a及び1bと、アクト指示回路2、コピーメモリ選択回
路3、試験用メモリ回路4、書き込み制御メモリ選択回
路5、試験回路6、外部ゲート10、中央処理装置(C
PU)11a、11b、インバータ12及びバッファ1
3からなる。
【0010】制御装置1a、1bはハード回路群7a、
7b、障害監視回路8a、8b及び制御メモリ9a、9
bから構成されている。なお、実際には制御装置1aか
ら制御装置1b方向への外部ゲート10、コピーメモリ
選択回路3及びバッファ13などに相当する回路部が、
制御装置1bから制御装置1a方向にも更に設けられて
いるが、図示は省略してある。
【0011】一重化の試験用メモリ回路4は、本来、試
験回路6による試験の際に用いられるものであるが、試
験は常時行われるものではなく、その使用頻度は低い。
そこで、本実施例はこの試験用メモリ回路4を利用し
て、現用系の制御メモリの制御情報を常時書き込むもの
である。ここで、本実施例では、制御装置1aが現用系
(アクト)、制御装置1bが予備系(スタンバイ)であ
るものとする。この場合、アクト指示回路2の出力は”
1”とされる。
【0012】このアクト指示回路2の出力は、インバー
タ12により反転されて”0”とされて書き込み制御メ
モリ選択回路5に供給され、この書き込み制御メモリ選
択回路5に入力される制御メモリ9a及び9bの各記憶
データのうち、制御メモリ9aの記憶データを選択して
試験用メモリ回路4に供給するように制御している。こ
れにより、予備系の制御装置1bの診断が開始されるま
での通常状態では、制御メモリ9aの記憶データが書き
込み制御メモリ選択回路5を介して試験用メモリ回路4
に常時書き込まれている。また、アクト指示回路2の出
力によりバッファ13はオンとされ、かつ、コピーメモ
リ選択回路3は制御メモリ9aの出力データを選択する
状態とされている。
【0013】次に、かかる実施例の定時系構成切り替え
時の動作について図2のフローチャートを併せ参照して
説明する。定時系構成切り替え時には、予備系の制御装
置1bの診断がCPU11bの制御の下に制御メモリ9
bに試験パターンを書き込んで行われる(ステップ2
1)。この診断中に現用系の制御装置1aの障害発生が
障害監視回路8aにより監視されている(ステップ2
2)。
【0014】障害が発生することなく診断が正常終了し
たことがCPU11a及び11bにより確認されると
(ステップ23)、予備系の制御装置1b内の制御メモ
リ9bに、現用系の制御メモリ9aの記憶データをコピ
ーメモリ選択回路3を介してコピーした後(ステップ2
4)、現用系を制御装置1aから制御装置1bへ切り替
える(ステップ25)。
【0015】一方、予備系の制御装置1bの診断中に、
現用系の制御装置1aのハード回路群7aに障害が発生
したものとすると、この障害発生が障害監視回路8aに
より検出され(ステップ22)、障害監視回路8aから
障害検出信号とアラームがそれぞれ発生され(ステップ
26)、障害検出信号は外部ゲート10に供給され、そ
の出力信号の論理値を反転させ、アラームはCPU11
aに入力される。
【0016】障害監視回路8aからCPU11aに入力
された前記アラームは、CPU11aからCPU11b
にメイトアラームとして受信され、CPU11bの制御
に基づき制御装置1bの診断を中止させる(ステップ2
7)。
【0017】一方、外部ゲート10の出力信号は、コピ
ーメモリ選択回路3にセレクト信号として印加されてお
り、上記の障害検出時の論理値の反転により、コピーメ
モリ選択回路3を制御メモリ9aの出力記憶データから
試験用メモリ回路4の出力記憶データを選択するように
切り替える。
【0018】これにより、予備系の制御装置1bの診断
中のハード回路群7aの障害発生時には、診断開始前ま
で試験用メモリ回路4に書き込まれていた制御装置1a
の正常動作時の制御メモリ9aの記憶データ(制御情
報)が読み出されて、コピーメモリ選択回路3及びバッ
ファ13を介して制御メモリ9bに診断中止後に書き込
まれる(コピーされる)(ステップ28)。
【0019】その後、制御装置1bの制御メモリ9bに
は直前まで現用系であった制御装置1aの制御メモリ9
aの制御情報が正常に書き込まれているので、制御装置
1bは予備系から現用系へ切り替えられる(ステップ2
5)。これにより、サービスが続行される。制御装置1
bの現用系への切り替えに伴い、アクト指示回路2の出
力信号の論理は”0”に切り替えられ、また、バッファ
13がオフとされる。
【0020】このように、本実施例によれば、予備系の
制御装置1bの診断中に、現用系の制御装置1aのハー
ド回路群7aなどに障害が発生した場合でも、現用系の
制御装置1aの制御メモリ9aの制御情報が正常に制御
メモリ9bに書き込めるので、制御装置1bを予備系か
ら現用系へ切り替えることができる。
【0021】なお、制御装置1a及び1bの診断中以外
の時で、かつ、制御装置1a、1bがホットスタンバイ
の時にのみ試験用メモリ回路4内にある選択論理は、試
験回路6を選択し、試験用として用いられる。試験は、
診断と異なり、二重線の地絡その他の障害発生後に障害
原因を検出するためや、工事後に正常に動作するかを確
認するために外部との間で行う。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現用系の第1の制御装置の制御メモリの制御情報を予め
試験用メモリ回路にコピーしておき、予備系の第2の制
御装置の診断時に第1の制御装置が障害検出されたとき
は、第2の制御装置の診断を中止して試験用メモリ回路
の記憶制御情報を第2の制御装置内の制御メモリに転送
して書き込み、第2の制御装置の制御メモリに正常時の
第1の制御装置内の制御メモリの制御情報を書き込める
ようにしたため、予備系の第2の制御装置の診断中に、
現用系の第1の制御装置に障害が発生しても予備系の第
2の制御装置を新たな現用系へ切り替えることができ、
従来よりも信頼性を向上できる。
【0023】また、本発明によれば、使用頻度の低い既
存の試験用メモリ回路を利用することにより、定時系構
成切り替え専用のメモリ回路を不要にしたため、予備系
の第2の制御装置の診断中に、現用系の第1の制御装置
に障害が発生しても予備系の第2の制御装置を現用系へ
切り替えるための回路の追加を最小限に抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の動作説明用フローチャートである。
【符号の説明】
1a、1b 制御装置 2 アクト指示回路 3 コピーメモリ選択回路 4 試験用メモリ回路 5 書き込み制御メモリ選択回路 6 試験回路 7a、7b ハード回路群 8a、8b 障害監視回路 9a、9b 制御メモリ 11a、11b 中央処理装置(CPU)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ内蔵の制御メモリの制御情報に
    基づいて制御動作を行い、一方が現用系として他方が予
    備系として用いられる二重化された第1及び第2の制御
    装置のうち予備系である第2の制御装置を診断し、診断
    結果が正常であるときに現用系である第1の制御装置内
    の前記制御メモリの制御情報を前記第2の制御装置内の
    前記制御メモリにコピーして前記第2の制御装置を現用
    系に定時系構成切り替える二重化装置の制御メモリ冗長
    方式において、 試験時に用いられる一重化の試験用メモリ回路と、 前記第1及び第2の制御装置のそれぞれの内部の障害発
    生を監視する第1及び第2の障害監視回路と、 前記第1の制御装置内の制御メモリの制御情報を前記試
    験用メモリ回路に転送してコピーする転送手段と、 前記第2の制御装置の診断時に前記第1の障害監視回路
    により障害検出されたときに、該第1の障害監視回路よ
    り出力される信号に基づいて、前記第2の制御装置の診
    断を中止して前記試験用メモリ回路の記憶制御情報を該
    第2の制御装置内の制御メモリに転送して書き込んで該
    第2の制御装置を現用系に切り替える切り替え手段とを
    有することを特徴とする二重化装置の制御メモリ冗長方
  2. 【請求項2】 前記試験用メモリ回路は、前記第1及び
    第2の制御装置が診断動作していない時で、かつ、ホッ
    トスタンバイ状態のときに、試験回路により試験用とし
    て用いられる、既存の試験用メモリ回路であることを特
    徴とする請求項1記載の二重化装置の制御メモリ冗長方
    式。
JP7106132A 1995-04-28 1995-04-28 二重化装置の制御メモリ冗長方式 Pending JPH08305594A (ja)

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JP7106132A JPH08305594A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 二重化装置の制御メモリ冗長方式

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JP (1) JPH08305594A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5146452B2 (ja) * 2007-06-05 2013-02-20 富士通株式会社 監視装置、情報処理装置、及びアラーム信号出力方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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