JPH08304480A - 過電圧検出回路 - Google Patents

過電圧検出回路

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JPH08304480A
JPH08304480A JP8105533A JP10553396A JPH08304480A JP H08304480 A JPH08304480 A JP H08304480A JP 8105533 A JP8105533 A JP 8105533A JP 10553396 A JP10553396 A JP 10553396A JP H08304480 A JPH08304480 A JP H08304480A
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voltage
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input terminal
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JP8105533A
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Inventor
Sergio Palara
セルジオ・パラーラ
Stefano Sueri
ステファノ・スエーリ
Salvatore Schiaccianoce
サルヴァトーレ・スカッチアノーチェ
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KORIMUME CONSORZIO PERU LA RICHIERUKA SUTSURA MICROELETTRONICA NERU METSUTSUOJIORUNO
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
STMicroelectronics SRL
CORIMME Consorzio per Ricerca Sulla Microelettronica nel Mezzogiorno
Original Assignee
KORIMUME CONSORZIO PERU LA RICHIERUKA SUTSURA MICROELETTRONICA NERU METSUTSUOJIORUNO
SGS THOMSON MICROELECTRONICS
CORIMME Consorzio per Ricerca Sulla Microelettronica nel Mezzogiorno
SGS Thomson Microelectronics SRL
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/58Testing
    • H01T13/60Testing of electrical properties
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R29/00Arrangements for measuring or indicating electric quantities not covered by groups G01R19/00 - G01R27/00
    • G01R29/02Measuring characteristics of individual pulses, e.g. deviation from pulse flatness, rise time or duration
    • G01R29/027Indicating that a pulse characteristic is either above or below a predetermined value or within or beyond a predetermined range of values
    • G01R29/0273Indicating that a pulse characteristic is either above or below a predetermined value or within or beyond a predetermined range of values the pulse characteristic being duration, i.e. width (indicating that frequency of pulses is above or below a certain limit)

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給電線と制御スイッチとの間の電気負荷の過
負荷を正しく正確に判定する回路を得る。 【解決手段】 基準電圧E1に保持された第1の入力端
子と、給電線ALに接続された第2の入力端子を有する
第1のしきい値比較器C1と、第2の基準電圧E2に保
持された第1の入力端子と、電気負荷Z1の第2の端子
に接続された第2の入力端子を有する少なくとも1つの
第2のしきい値比較器C2と、給電線ALと回路1から
の出力端子OUTとの間に第1の端子および第2の端子
と共に挿入され、しきい値比較器C1およびC2の出力
に接続された入力を有する少なくとも1つの論理ブロッ
クDによって制御される出力トランジスタT1と、回路
1の出力端子OUTと、論理ブロックDの入力端子との
間に、それぞれ入力端子および出力端子と共に挿入され
たフィードバック・ブロックRを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給電線と制御スイ
ッチとの間に挿入された電気負荷上の過電圧を検出する
回路に関する。
【0002】本発明の応用分野は特に、自動車業界に関
するものであり、下記の説明は、単にそれを簡略化する
ために、給電線と制御スイッチとの間に挿入されたコイ
ルの過電圧を検出する回路に関して行われる。
【0003】
【従来の技術】内燃機関用の電子点火装置では、排気段
中に、装置に含まれる点火コイルの二次回路に火花が存
在するかどうかを検出する必要があることが知られてい
る。火花が実際に存在する場合は、それに続いて、触媒
コンバータの劣化を回避する措置をとる必要がある。
【0004】この要件を満たす既知の技術構造は、欧州
特許出願第88108869.4号に記載されており、
この出願は、エンジンの点火コイルの二次回路に火花が
存在するかどうかを、コイルの一次回路に存在する電圧
の異なる動作を調べることによって検出することを提案
している。
【0005】この現象をよりよく理解するために図1を
参照する。内燃機関の電子点火装置に含まれる制御スイ
ッチSが閉鎖されると、時間に対して線形に増大する電
流が点火コイルLの一次回路L’を通過する。
【0006】一方、制御スイッチSが開放された場合、
点火コイルLの一次回路L’に存在する電圧Vaは急激
に増大し、次いである時間間隔の後に、車両のバッテリ
によってもたらされる電圧Vsの値に等しい値で停止す
る。このケースでは、点火コイルLの二次回路L”に火
花が存在しない場合、電圧Vaの動作が、ほぼ図2
(a)に示した動作と同じになることを検出することが
できる。 この第1の状況では、過電圧が持続する時間
は約100msである。
【0007】一方、点火コイルLの二次回路L”に火花
が存在する場合、電圧Vaの動作は図3(a)に示した
動作となる。この状況では、過電圧は約2msだけ持続
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明が対象とする技
術的問題は、給電線と制御スイッチとの間の電気負荷の
過負荷を正しく正確に判定する回路を提供する問題であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この技術的問題は、本明
細書に添付の特許請求の範囲の特徴記載部分に述べる前
述のタイプの回路によって解決される。
【0010】本発明による回路の特徴および利点は、本
発明を限定するためではなく例示のために添付の図面に
関して提供した実施例の説明から明らかになろう。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.各図面を参照すると、1は全体的に、給
電線ALと制御スイッチSとの間に第1および第2の端
子と共に挿入された電気負荷Z1の過電圧を検出する回
路を示している。
【0012】特に図4を参照すると、回路1が、第1の
基準電圧E1に保持された第1の入力端子と、給電線A
Lに接続された第2の入力端子と、出力端子とを有する
第1のしきい値比較器C1を備えることが認識されよ
う。
【0013】再び図4を参照すると、回路1が、第2の
基準電圧E2に保持された第1の入力端子を有する第2
のしきい値比較器C2も含むことが認識されよう。第2
の比較器C2は、第1の抵抗素子R1に直列接続された
1方向ブロックZNを介して電気負荷の第2の端子Z1
に接続された第2の入力端子と、出力端子も含む。
【0014】比較器C2の第2の入力端子は、第3の抵
抗素子R2を通して第4の基準電圧GND、たとえばグ
ラウンドにも接続される。回路1は、給電線ALと回路
1の出力端子OUTとの間に第1および第2の端子と共
に挿入された、たとえばNPNタイプの出力トランジス
タT1も含む。このトランジスタT1は、しきい値比較
器C1およびC2の出力端子に接続された入力を有する
論理ブロックDによって制御される。
【0015】回路1は、回路1の出力端子OUTとそれ
に続く論理ブロックDの入力との間に、それぞれ入力端
子および出力端子と共に挿入されたフィードバック・ブ
ロックRも含む。さらに具体的には、このフィードバッ
ク・ブロックRは、第3の基準電圧E3に保持された第
1の入力端子と、回路1の出力端子OUTに接続された
第2の入力端子と、出力端子とを有する第3のしきい値
比較器C3を含む。
【0016】論理ブロックDは、第2のしきい値比較器
C2の出力端子に接続された第1の入力端子と、第3の
しきい値比較器C3の出力端子に接続された第2の入力
端子とを有する、たとえばORタイプの第1の論理ゲー
トP1を含む。これだけでなく、論理ブロックDは、第
1の比較器C1の出力端子に接続された第1の入力端子
と、第1の論理ゲートP1の出力端子に接続された第2
の入力端子とを有する、たとえばANDタイプの第2の
論理ゲートP2も含む。この第2の論理ゲートP2は、
出力トランジスタT1を制御する出力端子も含む。
【0017】最後に、図4は、コンデンサC1が第2の
基準素子R1に並列接続され、回路1の出力端子OUT
と第4の基準電圧GNDとの間に挿入されることを示
す。説明の都合上、次に、電気負荷Z1が導電タイプの
もの、たとえば、図5に示したように、一次回路L’と
二次回路L”とを備えるエンジンの電子点火コイルLで
ある応用例に関して、本発明による回路1の動作につい
て説明する。スイッチSが開放された初期条件も考え
る。
【0018】この場合、電圧Vaは、コイルの二次回路
L”に火花が存在するかどうかに応じて図2(a)およ
び図3(a)に示したように変化し、点火コイルの一次
回路L’の端部に存在することが分かる。
【0019】電圧Vaのピーク値は、火花が存在しない
場合は約400Vであり、火花が存在する場合は約25
0Vである。まず、コイルLの二次回路L”に火花が存
在しないケースを、次式が成立する第1の条件が得られ
ると仮定して考える。
【0020】 Va>Vzn+[R1+R2]×E2/R2=Vth1 (1)
【0021】上式で、Vznは、1方向ブロックZNの
端子に存在する電圧であり、この応用例では約40Vで
あり、E2は約1Vであり、Vth1は第1の上しきい
値である。これだけでなく、第3の抵抗素子R2の端子
での電圧がV2である場合、条件(1)から次式が成立
する。
【0022】V2>E2
【0023】次式が成立する第2の条件が得られること
も仮定する。
【0024】 V1>Vs+E1=Vth2 (2)
【0025】上式で、V1=V2+Vznであり、Vs
は供給電圧であり、この応用例では車両のバッテリ電圧
と同じであり、約6Vと約24Vとの間に存在し、E1
は数ボルト程度であり、Vth2は第2の下しきい値で
ある。
【0026】条件(1)と条件(2)が共に存在するこ
とは、第1のしきい値比較器C1および第2のしきい値
比較器C2が切替動作を実行し、それぞれハイ論理レベ
ルの電圧Vc1およびVc2を比較器自体の出力端子に
もたらすことを意味する。電圧Vc2は、論理ゲートP
1を活動化して、それ自体がハイ論理レベルである出力
電圧Vp1をもたらす。
【0027】したがって、論理ゲートP2は、その両方
の入力上にハイ論理レベルを有するため、活動化され
て、やはりハイ論理レベルの出力電圧Vp2をもたら
す。この電圧Vp2によって、出力トランジスタT1は
活動状態になる。このトランジスタが活動状態になる
と、回路1のOUT出力端子は電圧VOUT=Vp2−
VbeT1を有し、コンデンサC1は充電を開始する。
次式が成立する第3の条件が得られることも仮定する。
【0028】 Vout>E3 (3)
【0029】ここで、E3は約1Vである。この第3の
条件が存在することは、第3のしきい値比較器C3が切
替動作を実行し、出力としてハイ論理レベルの電圧Vc
3をもたらすことを意味する。したがって、論理ゲート
P1の2つの入力は共にハイ論理レベルなので、論理ゲ
ートP1は引き続き電圧Vp1をハイ論理レベルに維持
する。
【0030】前述のことの結果として、電圧Voutは
値Vp2−VbeT1のままになり、コンデンサC1は
充電されたままになる。1方向ブロックZN内を流れる
電流がIである場合、次式が成立する。
【0031】Va=Vzn+(R1+R2)×I
【0032】図5を参照すると、Va=Vznであると
き、Iは零になり、したがってVaはV1に等しくな
る。この状況では、V2=R2×I=0でもある。しか
し、条件(2)が依然として満たされ、したがって次式
が成立する場合、
【0033】V1=Va>Vth2
【0034】第1の比較器C1は引き続き電圧Vc1を
ハイ論理レベルに維持し、これに対して、第2のしきい
値比較器C2は切替動作を実行し、電圧Vc2を零に低
減させる。
【0035】コンデンサC1が電圧Vout>E3まで
充電されるので、第3のしきい値比較器C3は電圧Vc
3をハイ論理レベルに維持し、論理ゲートP1からの出
力にハイ論理レベルの電圧Vp1が存在する。
【0036】論理ゲートP2の入力は依然としてハイ論
理レベルなので、論理ゲートP2は電圧Vp2をハイ論
理レベルに維持し、したがって出力トランジスタT1は
活動状態のままである。次いで、次式が成立することが
判明すると、
【0037】Va=V1<Vth2
【0038】第1のしきい値比較器C1が切り替わり、
電圧Vc1が零に低減する。したがって、論理ゲートP
2も切り替わり、電圧Vp2が零に低減し、出力トラン
ジスタT1が非活動化される。このような状況で、電圧
Voutの経路は、第2の抵抗部材R1へのコンデンサ
C1の放電経路をたどる。
【0039】さらに具体的には、電圧Voutの経路は
図2(b)に示した経路である。電圧Voutは、基準
電圧E3の値よりも低くなった後、条件(1)が再確立
されないかぎり、再び正になることがないことに留意さ
れたい。点火コイルLの二次回路L”に火花が存在する
とき、前述の方法と同じ方法が実行される。
【0040】しかし、この場合、電圧Vaの経路に関連
する問題がある。図3(a)に示したように、約10m
sの第1の短命の過電圧の後、電圧Vaは実際上、数1
0マイクロ秒にわたって高速に連続する零から約70V
ないし80Vまでの交番シーケンスに従う。
【0041】前述のことから、Va<Vth2のとき、
出力トランジスタT1が非活動化され、コンデンサC1
が放電を開始する。これが起こらないようにするため
に、コンデンサC1および第2の抵抗素子R1は、依然
として、電圧Vaが従う交番シーケンス全体にわたって
条件Vout>E3が得られるように寸法付ける必要が
ある。
【0042】このように、第3の比較器C3は実際上、
電圧Vc3をハイ論理レベルに維持する。その場合、電
圧Vaを下しきい値Vth2よりも高くして、電圧Vc
2が再びハイ論理レベルになるようにすれば十分であ
る。このように、論理ゲートP2が再び活動化され、ハ
イ論理レベルの出力電圧Vp2がもたらされ、出力トラ
ンジスタT1が再活動化される。したがって、点火コイ
ルLの二次回路L”に火花が存在する場合、電圧Vou
tの経路は図3(b)に示した経路になる。
【0043】また、図2(a)および図3(a)に示し
たように、コイルLの二次回路L”中の火花がなくなっ
た後、電圧Vaは、零への遷移を示し、次いで供給電圧
Vs、すなわち下しきい値電圧Vth2よりも低い値で
停止する。したがって、電圧Voutは、図2(b)お
よび図3(b)に示したように、第2の抵抗素子へのコ
ンデンサC1の放出時間R1にわたって零となる傾向が
ある。
【0044】回路1と、たとえば電力用トランジスタを
使用して構成された制御スイッチSが、VIPower
タイプの技法を使用して同じシリコン・チップに組み込
まれることに留意されたい。この結果、コンデンサC1
による電圧Vaのフィルタリングは回路1の出力でのみ
実行される。
【0045】実際には、コイルLの二次コイルL”に火
花が存在するときに電圧Vaが交番し、グラウンドに対
して負の値をとるために、回路1中の中間点で実行され
るフィルタリングは、スプリアス活動状態構成要素が活
動化され、それによって回路自体が非活動化されること
によって否定される。
【0046】図6は、本発明による回路1の好ましい実
施例を示す。この図を参照すると分かるように、1方向
ブロックZNは、直列接続された、ツェナ・タイプの、
第1のダイオードZ1と、第2のダイオードZ2と、第
3のダイオードZ3と、第4のダイオードZ4とを備え
る。
【0047】第1のしきい値比較器C1はPNPタイプ
の第2のトランジスタT2を備え、これに対して、しき
い値比較器C2および第1の論理ゲートP1はNPNタ
イプの第3のトランジスタT3によってもたらされる。
第5のダイオードD1は、第2のトランジスタT2のエ
ミッタ端子に接続され、第1の基準電圧E1をもたら
す。
【0048】図6は、第2の論理ゲートP2がNPNタ
イプの第4のトランジスタT4によってもたらされ、こ
れに対して、ミラー電流接続された、PNPタイプの、
第5のトランジスタT5および第6のトランジスタT6
が、第3のしきい値比較器C3をもたらすことも示す。
【0049】これだけでなく、図6に示した回路1は、
駆動端子第1出力トランジスタT1とグラウンドとの間
に第1の端子および第2の端子と共に挿入されたツェナ
・タイプの第6のダイオードZ5も備える。
【0050】前述の回路の実施例の機能に関するかぎ
り、電圧Vaがツェナ・ダイオードZ1、Z2、Z3、
Z4のチェーンの終わりに存在する電圧Vznよりも低
いとき、第3のトランジスタT3が非活動化され、同時
に、第4のトランジスタT4が活動化され、第1の出力
トランジスタT1を非活動状態のままに維持する。した
がって、電圧Voutは零に等しくなる。
【0051】一方、電圧Vaが電圧Vznよりも高くな
ると、ツェナ・ダイオードZ1、Z2、Z3、Z4のチ
ェーン内を流れる電流IがトランジスタT3を活動化
し、それによって第4のトランジスタT4が非活動化さ
れる。
【0052】同時に、第2のトランジスタT2も活動状
態になり、トランザクションT1を活動状態にする出力
電流をもたらす。このトランジスタが活動状態になる
と、電圧Voutは零よりも大きな値に増大する。ダイ
オードZ5が存在するため、電圧Voutが最大値Vz
5−VbeT1を超えないことに留意されたい。これだ
けでなく、下記の条件が得られる場合、
【0053】Vout>E3
【0054】第5のトランジスタT5と第6のトランジ
スタT6で形成された比較器が切り替わり、T6が非活
動化され、T5が活動化され、第3のトランジスタT3
が活動状態のままになる。このため、第4のトランジス
タT4は引き続き非活動状態のままになる。
【0055】電圧Vaが再び電圧Vznよりも低くなる
と、ツェナ・ダイオードZ1、Z2、Z3、Z4のチェ
ーン内を流れる電流Iは零に等しくなる。しかし、下記
の条件が得られる場合、
【0056】Va>Vs+VbeT2+VD1
【0057】第2のトランジスタT2は引き続き活動状
態のままになり、第1のトランジスタT1は活動状態の
ままになる。
【0058】一方、次式が得られる場合、
【0059】Va<Vs+VbeT2+VD1
【0060】第2のトランジスタT2は非活動化され、
もはや第1のトランジスタT1に電流を提供せず、その
ため、第1のトランジスタT1は非活動化される。した
がって、電圧Voutは、第2の抵抗部材R1へのコン
デンサC1の放電関数に従って低下を開始する。しか
し、次式が成立するかぎり、
【0061】Vout>E3
【0062】第5のトランジスタT5が引き続き活動状
態のままになり、第3のトランジスタT3が活動状態の
ままになる。
【0063】第3のトランジスタT3は第4のトランジ
スタT4を非活動状態のままにする。 このような状況
では、電圧Vaがしきい値Vs+Vd1+VbeT2よ
りも高くなり、再び第2のトランジスタT2が活動化さ
れ、それによって第1のトランジスタT1が活動化され
れば十分である。
【0064】このように、電圧Voutは再び、零より
も大きな値をとる。しかし、電圧Voutが基準電圧E
3よりも低くなることができるほど長い時間にわたって
電圧Vaがしきい値よりも低くなったとき、第6のトラ
ンジスタT6が活動状態になり、第5のトランジスタT
5が非活動状態になる。したがって、第3のトランジス
タT3も非活動状態になり、これに対して、第4のトラ
ンジスタT4が活動状態になり、第1のトランジスタT
1が明確に非活動状態になる。
【0065】第1のトランジスタT1が再び活動状態に
なるのは、電圧Vaが再び電圧Vznを超え、ツェナ・
ダイオードZ1、Z2、Z3、Z4のチェーンが再活動
化されたときだけである。この時点で、前述のサイクル
が繰り返される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内燃機関用の電子点火装置の図である。
【図2】 ある時間基準に図1中の装置に存在する電気
信号の図を示す図である。
【図3】 図2(a)と同じ時間基準に図1中の装置に
存在する電気信号の図を示す図である。
【図4】 本発明によって構築された回路のブロック図
である。
【図5】 本発明によって構築された回路の可能な応用
例を示す図である。
【図6】 図4に示したブロック図中の回路の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
AL 給電線、S 制御スイッチ、Z1 電気負荷、O
UT 出力端子、Vout 電圧信号、E1 第1の基
準電圧、E2 第2の基準電圧、E3 第3の基準電
圧、C1 第1のしきい値比較器、C2 第2のしきい
値比較器、C3第3のしきい値比較器、1 回路、T1
出力トランジスタ、R フィードバック・ブロック、
D 論理ブロック、P1 第1の論理ゲート、P2 第
2の論理ゲート、GND 第4の基準電圧、ZN 1方
向ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592253644 エスジーエス−トムソン・マイクロエレク トロニクス・ソチエタ・ア・レスポンサビ リタ・リミタータ SGS−THOMSON MICROEL ECTRO NICS S.R.L. イタリア国、20041 アグラーテ・ブリア ンツァ、ヴィア・チ・オリヴェッティ 2 (72)発明者 セルジオ・パラーラ イタリア国、95026 アチトレッツァ、フ ランツィオーネ・アチカステッロ、ヴィ ア・リヴォールノ 103 (72)発明者 ステファノ・スエーリ イタリア国、95100 カタニア、ヴィア・ ア・マリオ 5 (72)発明者 サルヴァトーレ・スカッチアノーチェ イタリア国、95018 リポスト、ヴィア・ ピエルサンティ・マッタレッラ 3

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給電線(AL)と制御スイッチ(S)と
    の間に第1および第2の端子と共に挿入された電気負荷
    (Z1)の過電圧を検出する回路であって、出力端子
    (OUT)に電圧信号(Vout)を有し、 第1の基準電圧(E1)に保持された第1の入力端子
    と、給電線(AL)に接続された第2の入力端子と、出
    力端子とを有する少なくとも1つの第1のしきい値比較
    器(C1)と、 第2の基準電圧(E2)に保持された第1の入力端子
    と、電気負荷(Z1)の第2の端子に接続された第2の
    入力端子と、出力端子とを有する少なくとも1つの第2
    のしきい値比較器(C2)と、 給電線(AL)と回路(1)からの出力端子(OUT)
    との間に第1の端子および第2の端子と共に挿入され、
    しきい値比較器(C1)および(C2)の出力に接続さ
    れた入力を有する少なくとも1つの論理ブロック(D)
    によって制御される少なくとも1つの出力トランジスタ
    (T1)と、 回路(1)の出力端子(OUT)と、それに続く、論理
    ブロック(D)の入力端子との間に、それぞれ入力端子
    および出力端子と共に挿入された少なくとも1つのフィ
    ードバック・ブロック(R)とを備えることを特徴とす
    る過電圧検出回路。
  2. 【請求項2】 フィードバック・ブロック(R)が、第
    3の基準電圧(E3)に保持された第1の入力端子と、
    回路(1)からの出力(OUT)端子に接続された第2
    の入力端子と、出力端子とを有する少なくとも第3のし
    きい値比較器(C3)を含むことを特徴とする請求項1
    に記載の過電圧検出回路。
  3. 【請求項3】 論理ブロック(D)が、第2のしきい値
    比較器(C2)の出力端子に接続された第1の入力端子
    と、第3のしきい値比較器(C3)からの出力端子に接
    続された第2の入力端子と、出力端子とを有する少なく
    とも1つの第1の論理ゲート(P1)と、 第1の比較器(C1)の出力端子に接続された第1の入
    力端子と、第1の論理ゲート(P1)からの出力端子に
    接続された第2の入力端子と、出力トランジスタ(T
    1)を制御することができる出力端子とを有する少なく
    とも1つの第2の論理ゲート(P2)とを備えることを
    特徴とする請求項1に記載の過電圧検出回路。
  4. 【請求項4】 第2の比較器(C2)の第2の入力端子
    が、第1の抵抗素子(R1)に直列接続された少なくと
    も1つの1方向ブロック(ZN)を通して電気負荷(Z
    1)の第2の端子に接続されることを特徴とする請求項
    1に記載の過電圧検出回路。
  5. 【請求項5】 第2の抵抗素子(R1)に並列接続され
    たコンデンサ(C1)が、前記コンデンサの出力端子
    (OUT)と第4の基準電圧(GND)との間に挿入さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の過電圧検出回
    路。
  6. 【請求項6】 第1の論理ゲート(P1)がORタイプ
    のものであることを特徴とする請求項3に記載の過電圧
    検出回路。
  7. 【請求項7】 第2の論理ゲート(P2)がANDタイ
    プのものであることを特徴とする請求項3に記載の過電
    圧検出回路。
  8. 【請求項8】 出力トランジスタ(T1)がNPNタイ
    プのものであることを特徴とする請求項1に記載の過電
    圧検出回路。
  9. 【請求項9】 VIPowerタイプの技法を使用して
    集積されることを特徴とする請求項1に記載の過電圧検
    出回路。
JP8105533A 1995-04-28 1996-04-25 過電圧検出回路 Pending JPH08304480A (ja)

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