JPH08303917A - オープンショーケースのデッキパンおよびその取付け構造 - Google Patents

オープンショーケースのデッキパンおよびその取付け構造

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JPH08303917A
JPH08303917A JP11417095A JP11417095A JPH08303917A JP H08303917 A JPH08303917 A JP H08303917A JP 11417095 A JP11417095 A JP 11417095A JP 11417095 A JP11417095 A JP 11417095A JP H08303917 A JPH08303917 A JP H08303917A
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JP
Japan
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deck pan
deck
pan
mounting
rear panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP11417095A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Watanabe
健 渡邊
Yuji Aoyama
祐次 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デッキパンの着脱,取付け位置の変更作業が楽
に行え、さらにデッキパンの取付位置よって庫内の保冷
性能を悪化させることがないように改良したデッキパン
およびその取付け構造を提供する。 【構成】ケース本体1の背面パネル7と前壁部の内側に
設けたリタンーグリル7との間に架け渡して庫内底部に
設置したデッキパン4の取付け構造として、デッキパン
の後部にフック棒11を伸縮可能に組み込んで背面パネ
ルに穿孔した取付穴8aに差し込み、デッキパンの前部
をリタンーグリルの壁面に穿孔した取付穴7aに係止し
た支え部材10に担持させて支持する。また、デッキパ
ン4の前部には把手13を設け、さらに、デッキパンの
後部には背面パネルとの間の隙間を塞ぐようにパッキン
14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷気循環式オープンシ
ョーケースのケース本体に組み込んだデッキパンおよび
その取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図4に頭記したオープンショーケ
ースの構成を示す。図において、1はケース本体の外
箱、2は内箱、3は商品陳列棚、4は庫内底部に設置し
たデッキパン、21は外箱1と内箱2との間に画成した
冷気循環ダクト、5は冷気循環ダクト4内に配置した冷
却器(冷凍機の蒸発器)、6は外箱1の底部に配置した
循環送風ファン、7は外箱1の前壁部の内側に設置した
エアカーテン吸込用のリタンーグリルである。かかる構
成で、保冷運転時には冷却器5と熱交換した冷気がファ
ン6により矢印のように循環送風されてケース本体の前
面に冷気エアカーテンを吹出し形成することは周知の通
りである。
【0003】ここで、前記したデッキパン4はファン6
を設置した外箱1の底部(通称「舟底部」と呼ばれる)
に形成される冷気循環送風路と商品陳列室との間の仕切
りと、商品陳列棚を兼用しており、ショーケースの長手
方向に分割したものを内箱2の背面パネル8とリタンー
グリル7との間に架け渡して着脱可能に設置されてい
る。
【0004】また、デッキパン4の具体的な取付け構造
として、従来では図5(a)で示すようにリタンーグリ
ル7,背面パネル8の壁面に穿孔した取付穴7a,8a
に前後端を差し込んで架け渡したワイヤラック9の上に
デッキパン4を載置するか、あるいは図5(b)で示す
ようにリタンーグリル7,背面パネル8の壁面に穿孔し
た取付穴7a,8aにそれぞれ個別に棚状のデッキパン
支え部材10を引っ掛け、ここにデッキパン4の前部,
後部を載せて担持するようにしている。また、この場合
に前記した取付穴7a,8aをリタンーグリル7,背面
パネル8の壁面に上下段に並べて複数設けておき、その
取付穴の位置を選択することで、図5(a)の鎖線で表
すようにデッキパン4の取付け高さ,角度を変更できる
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のデッキパン取付け構造は次記のような問題点があ
る。 1)先記のようにデッキパン4の取付け高さ,角度を変
更したり、あるいは外箱底部(舟底部)を中を清掃する
に際しては、デッキパンの上に陳列した商品を取り除い
た後、図5(a)の構成ではデッキパン4,およびワイ
ヤラック9を一旦取り外した後、改めてワイヤラック
9,デッキパン4を新たな取付け位置にセットし直す必
要があって手間がかかる。さらに図5(b)のようにデ
ッキパン4を別な支え部材10を介して支持するように
した取付け構造では、特に庫内の奥部に位置する背面パ
ネル側の支え部材10は作業員の手が十分に届かず、か
つその上方には商品陳列棚3が迫り出していることもあ
って作業が非常にやりにくい。しかも、前記した従来構
造では1枚の重量がかなり重いデッキパンを手に抱えて
出し入れする必要があってその取扱い性にも難がある。
【0006】2)また、図5(a)の鎖線で示すよう
に、デッキパン4の後部を前部より高くした傾斜姿勢で
使用する場合には、水平姿勢での取付け状態に比べてリ
タンーグリル7と背面パネル8との間のスパンが長くな
ることから、デッキパン4の後部と背面パネル8との間
の隙間が拡大する。このために、商品が隙間に挟まった
り,落ち込んだりするほか、この隙間を通じて庫内の空
気がファン6に直接吸い込まれ、この結果としてショー
ケースの前面に吹出し形成された冷気エアカーテンが乱
れ、これが原因で外気の庫内侵入量が増加して保冷性能
を悪化させるなどの問題が生じる。
【0007】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、デッキパンの着
脱,取付け位置の変更作業が楽に行え、さらにデッキパ
ンの取付位置よって庫内の保冷性能を悪化させることが
ないように改良したデッキパンおよびその取付け構造を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、デッキパ
ン,およびその取付け構造を次記のように構成すること
により達成される。まず、本発明のデッキパンの取付け
構造では、デッキパンの後部をデッキパン自身に組み込
んだフック棒を介して背面パネルに穿孔した取付穴に差
し込み、デッキパンの前部をリタンーグリルの壁面に穿
孔した取付穴に係止した棚状の支え部材に担持させて支
持する。ここで、背面パネル,およびリタンーグリルの
壁面には上下段に並ぶ複数の取付穴が穿孔するものと
し、さらにフック棒はデッキパンに対して伸縮可能に組
み込んで構成することができる。
【0009】また、デッキパンの出し入れ操作性を改善
ために、本発明によれば、デッキパンの前部に把手を設
けるものとする。さらに、庫内の保冷性を改善するため
に、本発明によれば、デッキパンの後部に背面パネルと
の間の隙間を閉塞するパッキン部材を設けるものとす
る。
【0010】
【作用】まず、前記したデッキパンの取付け構造によれ
ば、デッキパンにはその後部から突き出したフック棒が
一体に組み込まれており、庫内の奥部にあって手の届き
難い背面パネル側への取付け位置変更をショーケースの
前方からデッキパンを手に持って直接行え、デッキパン
とワイヤラックを組合わせた従来構造のようにデッキパ
ンの着脱作業に二重手間を必要としない。また、この場
合に、デッキパンの前部に把手を設けておくことによ
り、デッキパンの取扱いがより一層やり易くなる。
【0011】また、デッキパンの後部にパッキンを設け
て背面パネルとの間の隙間を塞ぐことにより、商品が隙
間に挟まりたり,落ち込むことが防げるほか、庫内空気
が隙間を通じてファンに吸い込まれることがなく、これ
が原因で生じるエアカーテンの層流乱れ,保冷性能の低
下が防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、実施例の図中で図5に対応する同一部材に
は同じ符号が付してある。 実施例1:図1,図2において、デッキパン4の裏面側
には左右一対のフック棒11が支持金具12を介して前
後方向へスライド可能に組み込まれており、フック棒1
1の先端がデッキパン4の後端面を貫通して背後に突き
出している。そして、このフック棒11をケース本体の
背面パネル8に穿孔した上下段の取付穴8aに先端を差
し込んでデッキパン4の後部を支持している。一方、リ
タンーグリル7の壁面には上下段に並ぶ取付穴7aに引
っ掛けた棚状の支え部材10が設けてあり、この上にデ
ッキパン4の前部が担持されている。さらに、デッキパ
ン4の前部には上方へ引出し自在な把手13を備えてい
る。
【0013】かかる構成により、リタンーグリル7に穿
孔した取付穴7a,ないし背面パネル8に穿孔した取付
穴8aを選択してデッキパン4に設けたフック棒11,
およびデッキパン支え部材10の高さをセットすること
により、デッキパン4の取付高さ,角度を任意に変更で
きる。また、この場合の操作は、把手13に手を掛ける
ことにより楽に行える。なお、フック棒11は背面パネ
ル8上で選択した取付穴8aの高さに合わせて伸縮する
ことにより、デッキパンを水平姿勢,傾斜姿勢に取付け
ることができる。
【0014】実施例2:図3(a)〜(c)は本発明の
請求項5に対応する実施例を示すものであり、デッキパ
ン4の後縁には背後に張り出したパッキン14を装備し
ており、(a)図の取付け状態でデッキパン4の後端と
背面パネル8との間の隙間を閉塞している。これによ
り、商品などが隙間に落ち込むことが防げるほか、図示
の鎖線矢印で表すような庫内空気の吸込みを無くしてエ
アカーテンの乱れを防止できる。
【0015】ここで、パッキン14は例えばプラスチッ
ク製であり、軟質のひれ状パッキン部14aと硬質の基
部14bとを一体に成形し、デッキパン4に対して
(b)図のように基部14bをねじ締結するか、あるい
は(c)図のように基部14bを差し込んで固定するな
どの構成がある。なお、パッキン14は実施例1のデッ
キパンに対しても付設して実施することができるのは勿
論である。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明の構成によれ
ば、次記の効果を奏する。 1)デッキパンの着脱,取付け位置,角度の変更などの
メンテナンスが簡単な操作で楽に行える。 2)デッキパンに把手を設けたことにより、デッキパン
上に商品を載せたままでも着脱作業が行えて便利であ
る。
【0017】3)デッキパンの後部にパッキンを設けて
背面パネルとの間の隙間を閉塞したことにより、商品な
どの隙間への落ち込みが防げるほか、庫内空気が舟底部
のファンに直接吸い込まれことがなくなり、これにより
庫内空気の吸込みに起因するエアカーテンの乱れを防止
して保冷性能の安定維持が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応するデッキパン取付け
構造の構成断面図
【図2】図1の分解斜視図
【図3】本発明の実施例2に対応するデッキパンの構成
図であり、(a)はデッキパンの設置状態図、(b),
(c)はそれぞれデッキパンへのパッキンの取付構造を
表す図
【図4】本発明の実施対象となる多段式オープンショー
ケースの構成図
【図5】従来におけるデッキパンの取付け構造例を示
し、(a),(b)はそれぞれ異なる取付け構造の断面図
【符号の説明】
1 ケース本体の外箱 4 デッキパン 7 リタンーグリル 7a 取付け穴 8 背面パネル 8a 取付け穴 10 支え部材 11 フック棒 13 把手 14 パッキン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体の背面パネルと前壁部の内側に
    設けたエアカーテン吸込用リタンーグリルとの間に架け
    渡して庫内底部に設置したデッキパンの取付け構造であ
    って、デッキパンの後部をデッキパン自身に組み込んだ
    フック棒を介して背面パネルに穿孔した取付穴に差し込
    み、デッキパンの前部をリタンーグリルの壁面に穿孔し
    た取付穴に係止した棚状の支え部材に担持させて支持し
    たことを特徴とするオープンショーケースのデッキパン
    取付け構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデッキパン取付け構造にお
    いて、背面パネル,およびリタンーグリルの壁面には上
    下段に並ぶ複数の取付穴が穿孔されていることを特徴と
    するオープンショーケースのデッキパン取付け構造。
  3. 【請求項3】請求項1記載のデッキパン取付け構造にお
    いて、フック棒がデッキパンに対して伸縮可能に組み込
    まれていることを特徴とするオープンショーケースのデ
    ッキパン取付け構造。
  4. 【請求項4】ケース本体の背面パネルと前壁部の内側に
    設けたエアカーテン吸込用リタンーグリルとの間に架け
    渡して庫内底部に設置した商品陳列棚兼用のデッキパン
    において、デッキパンの前部に把手を設けたことを特徴
    とするオープンショーケースのデッキパン。
  5. 【請求項5】ケース本体の背面パネルと前壁部の内側に
    設けたエアカーテン吸込用リタンーグリルとの間に架け
    渡して庫内底部に設置した商品陳列棚兼用のデッキパン
    において、デッキパンの後部に背面パネルとの間の隙間
    を閉塞するパッキン部材を設けたことを特徴とするオー
    プンショーケースのデッキパン。
JP11417095A 1995-05-12 1995-05-12 オープンショーケースのデッキパンおよびその取付け構造 Pending JPH08303917A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005337603A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Okamura Corp 冷蔵ショーケース
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WO2017141386A1 (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 三菱電機株式会社 ショーケース

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