JPH08303113A - スイッチ構造とこのスイッチ構造を使用した挟み込み防止装置 - Google Patents

スイッチ構造とこのスイッチ構造を使用した挟み込み防止装置

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JPH08303113A
JPH08303113A JP7135712A JP13571295A JPH08303113A JP H08303113 A JPH08303113 A JP H08303113A JP 7135712 A JP7135712 A JP 7135712A JP 13571295 A JP13571295 A JP 13571295A JP H08303113 A JPH08303113 A JP H08303113A
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JP
Japan
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switch
slider
window glass
detection position
carrier
Prior art date
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Application number
JP7135712A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tanimoto
昌寛 谷本
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経年変化により窓ガラスの全閉位置が上がっ
た場合にも全閉位置とスイッチの検知位置との間隔を常
に一定に保つことを可能にする。 【構成】 ドア本体34に取り付けられるベース1と、
このベース1に移動可能に設けられて窓ガラス36のス
トライカ40の干渉により一方向にのみ移動するスライ
ダー2と、このスライダー2の一方向の移動のみを許容
すると共に、移動した位置に前記スライダー2を保持す
る保持手段と、前記スライダー2に取り付けられて前記
窓ガラス36の干渉により作動するスイッチ3とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のドアの窓ガラ
ス等の全閉位置(停止位置)からある距離のところの位
置を検知するスイッチ構造とこのスイッチ構造を使用し
た挟み込み防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図7に示すように車両等のドア
の窓ガラス36の全閉位置ハからある距離のところの位
置、すなわち検知位置ロをスイッチにより検知して、こ
の検知位置ロに窓ガラス36が位置すると、前記スイッ
チを作動して挟み込み防止の回路をオフ(OFF)させ
ることにより窓ガラス36を全閉位置(停止位置)まで
移動させるようにしてある。なお、スイッチの作動前ま
で挟み込み防止回路が働いており、その間である荷重以
上の荷重が窓ガラスに加わると、この窓ガラスが停止
し、その後、後退するようになっている。前記スイッチ
の役割は、全閉位置からある距離のところで挟み込み防
止の回路をオフ(OFF)させ、窓ガラスが閉まりきる
ところの荷重で窓ガラスが停止し、その後、後退しない
ようにするものである。
【0003】従来、この種のスイッチをドアに取り付け
る場合には、窓ガラス36の全閉位置ハからスイッチの
検知位置ロまでの間隔を調整しながらその取り付けが行
われていた。すなわち、スイッチには取付部が形成され
ていて、この取付部には長孔が設けてあって、これらの
長孔に挿入した取付ねじを弛めた状態で前記スイッチを
動かしてその調整を行い、取付ねじを締め付けることに
よりスイッチをドアに取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスイッチの取付けでは、その取付けに工数がかか
る上に、スイッチの位置が固定されてしまうために、前
記ドアの窓部のパッキン等の経年変化により窓ガラス3
6の全閉位置が上がった場合に、全閉位置ハと検知位置
ロとの間隔が大きくなってしまうという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みな
されたものであって、その第1の目的とするところは、
移動側部材の停止位置での部材等の経年変化によりこの
停止位置が変わった場合にも停止位置とスイッチの検知
位置との間隔を常に一定に保つことが可能になるスイッ
チ構造を提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的とするところ
は、経年変化により窓ガラスの全閉位置が上がった場合
にも全閉位置とスイッチの検知位置との間隔を常に一定
に保つことが可能になって、窓ガラスによる挟み込みを
防止することができる挟み込み防止装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、請求項1の発明に係わるスイッチ構造は、
固定側部材に取り付けられるベースと、このベースに移
動可能に設けられて移動側部材の干渉により一方向にの
み移動するスイッチ担持体と、前記スイッチ担持体の一
方向の移動のみを許容すると共に、移動した位置に前記
スイッチ担持体を保持する保持手段と、前記スイッチ担
持体に取り付けられて前記移動側部材の干渉により作動
するスイッチとを備えたことを特徴とする。
【0008】また、上記の第1の目的を達成するため
に、請求項2の発明に係わるスイッチ構造は、請求項1
の発明に係わるスイッチ構造において、前記スイッチ担
持体が前記ベースの案内溝部に移動可能に設けられたス
ライダーであり、前記保持手段が、前記案内溝部に、前
記スライダーの移動方向に沿うて形成され且つ一方向に
傾斜したラチェット状歯部と、前記スライダーに形成さ
れて前記ラチェット状歯部に噛み合う多数の歯部とで構
成されたものである。
【0009】また、上記の第2の目的を達成するため
に、請求項3の発明に係わる挟み込み防止装置は、スイ
ッチ構造を、ベースとこのベースに移動可能に設けられ
て移動側部材の干渉により一方向にのみ移動するスイッ
チ担持体と前記スイッチ担持体の一方向の移動のみを許
容すると共に移動した位置に前記スイッチ担持体を保持
する保持手段と前記スイッチ担持体に取り付けられて前
記移動側部材の干渉により作動するスイッチとで構成
し、前記ベースを自動車用ドアのドア本体に取り付け、
前記移動側部材を、前記自動車用ドアの窓ガラスに設け
られて前記スイッチの作動レバーを作動するレバー作動
部と前記スライダーを作動するスライダー作動部とを有
するストライカで構成し、前記スイッチを窓ガラスの駆
動用電気回路に組み込んだことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係わるスイッチ構造にあっては、前記
スイッチが動作する位置を前記移動側部材の停止位置か
ら所定の距離だけ離れた位置に設定する場合、前記スイ
ッチを担持したスイッチ担持体を、全閉位置が最下位の
場合でも前記移動側部材に当接できる位置より下にセッ
トし、前記移動側部材を移動させて、この移動側部材を
停止すると、この移動側部材が前記スイッチ担持体に干
渉してこのスイッチ担持体を押して、前記スイッチを検
知位置に位置させる。
【0011】したがって、前記スイッチの検知位置は前
記停止位置が変わらない限り一定になり、前記移動側部
材が移動して検知位置に達すると、前記スイッチを作動
して挟み込み防止の回路をオフ(OFF)させることに
より移動側部材を停止位置まで移動させることができ
る。
【0012】そして、前記停止位置の部材等の経年変化
により停止位置が変わると、前記移動側部材が移動して
停止位置に停止した際に、この移動側部材がスイッチ担
持体に当接してこのスイッチ担持体を押して、前記スイ
ッチの検知位置は、経年変化により前記停止位置が変化
した分変化することになり、前記スイッチの検知位置は
一定になる。
【0013】また、本発明に係わる挟み込み防止装置に
あっては、前記スイッチが動作する位置を前記窓ガラス
の全閉位置から所定の距離だけ下がった位置に設定する
場合、前記スイッチを搭載したスライダーを、全閉位置
が最下位の場合でも前記ストライカに当接できる位置よ
り下にセットし、前記窓ガラスを上昇させて、この窓ガ
ラスを全閉すると、前記ストライカのスライダー作動部
が前記スライダーに干渉してこのスライダーを押し上げ
て、前記スイッチを検知位置に位置させる。そして、前
記保持手段により前記スイッチを検知位置に保持する。
【0014】したがって、前記スイッチの検知位置は前
記全閉位置が変わらない限り一定になり、前記窓ガラス
が上昇して検知位置に達すると、前記ストライカのレバ
ー作動部が、スイッチの作動レバーに干渉して前記スイ
ッチを作動して挟み込み防止の回路をオフ(OFF)さ
せることにより窓ガラスを全閉位置まで移動させること
ができる。
【0015】そして、前記自動車用ドアの窓部の周縁部
に設けられたウエザーストリップのようなパッキンの経
年変化により前記全閉位置が上がると、前記窓ガラスが
全閉した際に、前記ストライカのスライダー作動部が前
記スライダーに当接してこのスライダーを押し上げて、
前記スイッチの検知位置は、経年変化により前記全閉位
置が上がった分上がることになり、前記スイッチの検知
位置は一定になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。図1の(1)は本発明に係わるスイッチ構造を取
り付けた自動車のドアの概略的な構成説明図、(2)は
(1)のD部の拡大詳細図、図2は本発明に係わるスイ
ッチ構造の平面図、図3は図2のA方向からの矢視図、
図4は図2のB方向からの矢視図、図5は図2のC−C
線に沿う断面図である。
【0017】本発明に係わるスイッチ構造Sは、ベース
1とスイッチ担持体であるスライダー2とスイッチ3と
から大略構成されている。前記ベース1は、その中央部
に案内部4を、左側にスイッチレバー保護部5を、右側
に取付部6をそれぞれ有しており、前記案内部4は図2
において上下方向に沿う案内溝部7を備えており、この
案内溝部7の左、右側部にはスライド溝8が形成してあ
り、この案内溝部7の底面部には上下方向に多数の歯部
が形成してある。これらの歯部は一方向、すなわち上方
向に傾斜したラチェット状歯部9である。
【0018】また、前記スイッチレバー保護部5は、前
記案内部4の左側部から左方に延出した延出部10の左
端部に立ち壁部11を形成して成り、その中央が移動側
部材が通過する部材通過部12になっている。また、前
記取付部6の中央部には、その上下に位置させて、取付
ねじ穴部13と回転止め用突起14とが設けてあり、こ
の取付ねじ穴部13は取付穴15に取付用ナット16を
嵌着して構成してある。また、前記取付部6にはコード
固定部22が設けてある。
【0019】前記スライダー2は短冊状のスライダー本
体17を有しており、このスライダー本体17の下端部
には、このスライダー本体17の面に対して直角を成す
当接面部18が形成してある。そして、スライダー本体
17の両側部にはスライドガイド19が形成してあり、
また、スライダー本体17の下側にはリベット取付穴2
0が形成してあり、スライダー本体17の裏面には上下
方向に多数の歯部21が形成してある。
【0020】前記スイッチ3はオン−オフスイッチであ
り、これのスイッチ本体23の下端部に位置させて取付
部24が形成してあり、この取付部24に取付穴25が
形成してある。また、スイッチ本体23には、可動子2
6を押圧してスイッチオンに成さしめる作動レバー27
が装着してあり、この作動レバー27は、その取付基部
28に連ねて前記可動子26を押圧する押圧部29と、
この押圧部29にばね部30を介して連ねられた部材干
渉部31とを有している。
【0021】そして、前記スライダー2には前記スイッ
チ3が取り付けてある。すなわち、スイッチ本体23の
取付部24に設けた取付穴25に挿入したリベット32
をスライダー本体17のリベット取付穴20に挿入し、
このリベット32をカシメることにより、前記スライダ
ー2に前記スイッチ3が所定の角度傾けた状態で取り付
けてあり、前記作動レバー27の部材干渉部31は前記
スライダー2の軸線イに対して直角を成していて、この
部材干渉部31は前記スイッチレバー保護部5の部材通
過部12内に位置している。
【0022】そして、上記のようにスイッチ3を搭載し
たスライダー2は、その両側にスライドガイド19を前
記ベース1の案内溝部7の左右のスライド溝8に摺動可
能に挿入してこのベース1に取り付けてあり、スライダ
ー本体17の裏面に多数の歯部21は前記案内溝部7の
ラチェット状歯部9に噛み合っていて、これらで保持手
段を構成している。そして、前記スイッチ3のコード2
8は前記コード固定部22に固定されている。
【0023】上記のように構成されたスイッチ構造S
は、図1に示すように自動車用ドア33の固定側部材で
あるドア本体34の後部内側に、そのベース1の取付部
6の取付ねじ穴部13と回転止め用突起14とを利用し
て取付ねじ(図示せず)により取り付けられている。
【0024】また、前記自動車用ドア33に窓部35に
は窓ガラス36が上下方向に移動可能に設けてあり、ド
ア本体34には窓ガラス36の上下動を案内するフロン
トガイド37とリアガイド38及び窓ガラス36を上下
方向に駆動するウインドウレギュレータ組立体39とが
設けてある。そして、前記窓ガラス36の後部下側には
移動側部材であるL字形状のストライカ40が設けてあ
り、このストライカ40の垂直部がレバー作動部41
に、水平部がスライダー作動部42にそれぞれ成されて
いる。
【0025】そして、前記スイッチ構造Sにおける前記
スイッチ3は挟み込み防止の電気回路、すなわちウイン
ドウレギュレータ組立体39の駆動用電気回路に組み込
まれている。
【0026】次に、前記スイッチ構造S及び挟み込み防
止装置の作動を説明する。まず、前記スイッチ構造Sに
おいて、スイッチ3が動作する位置、すなわち検知位置
ロを、図7に示すように前記窓ガラス36の全閉位置ハ
からL1だけ下がった位置に設定する。この設定は、前
記スイッチ構造Sの取付時に前記スイッチ3を搭載した
スライダー2を、全閉位置が最下位の場合でも前記スト
ライカ40に当接できる位置より下にセットし、前記ウ
インドウレギュレータ組立体39を駆動することにより
前記窓ガラス36を上昇させて、この窓ガラス36を全
閉すると、図6の(1)のように前記ストライカ40の
スライダー作動部42が前記スライダー2の当接面部1
8に当接してこのスライダー2を押し上げて、前記スイ
ッチ3を検知位置ロに位置させることにより行われる。
【0027】この検知位置ロにおいては、前記スライダ
ー2の裏面に歯部21は上方向に傾斜したラチェット状
歯部9に噛み合うためにスライダー2は下方向には移動
しないことになり、前記スライダー2を介して前記スイ
ッチ3は検知位置ロに保持される。
【0028】したがって、前記スイッチ3の検知位置ロ
は前記全閉位置ハが変わらない限り一定になり、前記窓
ガラス36が上昇して検知位置ロに達すると、前記スト
ライカ40のレバー作動部41が、スイッチ3の作動レ
バー27の部材干渉部31に干渉してこの作動レバー2
7を撓ませて押圧部29が可動子26を押圧してスイッ
チ3を作動させて挟み込み防止の回路をオフ(OFF)
させることにより窓ガラス36を全閉位置まで移動させ
ることができる。
【0029】前記自動車用ドア33の窓部35の周縁部
に設けられたウエザーストリップのようなパッキン(図
示せず)の経年変化により前記全閉位置ハが上がると、
図6の(1)、(2)に示す動作が繰り返されて、すな
わち前記窓ガラス36が上昇し、この窓ガラス36が全
閉した際に、前記ストライカ40のスライダー作動部4
2が前記スライダー2の当接面部18に当接してこのス
ライダー2を押し上げて、前記スイッチ3の検知位置ロ
は、経年変化により前記全閉位置ハが上がった分上が
る。この場合、L1は一定に保たれ、前記全閉位置ハか
ら検知位置ロ間での距離(L1+L2)も一定になる。
【0030】この検知位置ロにおいては、前記スライダ
ー2の裏面に歯部21は上方向に傾斜したラチェット状
歯部9に噛み合うためにスライダー2は下方向には移動
しないことになり、前記スライダー2を介して前記スイ
ッチ3は検知位置ロに保持される。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、請求項1
の発明に係わるスイッチ構造にあっては、前記スイッチ
が動作する位置を前記移動側部材の停止位置から所定の
距離だけ離れた位置に設定する場合、前記スイッチを担
持したスイッチ担持体を、全閉位置が最下位の場合でも
前記移動側部材に当接できる位置より下にセットし、前
記移動側部材を移動させて、この移動側部材を停止する
と、この移動側部材が前記スイッチ担持体に干渉してこ
のスイッチ担持体を押して、前記スイッチを検知位置に
位置させる。
【0032】したがって、前記スイッチの検知位置は前
記停止位置が変わらない限り一定になり、前記移動側部
材が移動して検知位置に達すると、前記スイッチを作動
させて移動側部材を停止させることができる。
【0033】そして、前記停止位置の部材等の経年変化
により停止位置が変わると、前記移動側部材が移動して
停止位置に停止した際に、この移動側部材がスイッチ担
持体に当接してこのスイッチ担持体を押して、前記スイ
ッチの検知位置は、経年変化により前記停止位置が変化
した分変化することになり、前記スイッチの検知位置は
一定になる。
【0034】また、請求項2の発明に係わるスイッチ構
造にあっては、請求項1の発明に係わるスイッチ構造に
おける効果と同一の効果を奏し得るばかりか、前記スイ
ッチ担持体が前記ベースの案内溝部に移動可能に設けら
れたスライダーであり、前記保持手段が、前記案内溝部
に、前記スライダーの移動方向に沿うて形成され且つ一
方向に傾斜したラチェット状歯部と、前記スライダーに
形成されて前記ラチェット状歯部に噛み合う多数の歯部
とで構成されたことにより、前記保持手段による前記ス
イッチの検知位置での保持を、前記ラチェット状歯部と
これに噛み合う多数の歯部とにより確実なものにするこ
とができる。
【0035】また、請求項3の発明に係わる挟み込み防
止装置にあっては、前記スイッチが動作する位置を前記
窓ガラスの全閉位置から所定の距離だけ下がった位置に
設定する場合、前記スイッチを搭載したスライダーを、
全閉位置が最下位の場合でも前記ストライカに当接でき
る位置より下にセットし、前記窓ガラスを上昇させて、
この窓ガラスを全閉すると、前記ストライカのスライダ
ー作動部が前記スライダーに干渉してこのスライダーを
押し上げて、前記スイッチを検知位置に位置させる。そ
して、前記保持手段により前記スイッチを検知位置に保
持する。
【0036】したがって、前記スイッチの検知位置は前
記全閉位置が変わらない限り一定になり、前記窓ガラス
が上昇して検知位置に達すると、前記ストライカのレバ
ー作動部が、スイッチの作動レバーに干渉して前記スイ
ッチを作動して挟み込み防止の回路をオフ(OFF)さ
せることにより移動側部材を停止位置まで移動させるこ
とができる。
【0037】そして、前記自動車用ドアの窓部の周縁部
に設けられたウエザーストリップのようなパッキンの経
年変化により前記全閉位置が上がると、前記窓ガラスが
全閉した際に、前記ストライカのスライダー作動部が前
記スライダーに当接してこのスライダーを押し上げて、
前記スイッチの検知位置は、経年変化により前記全閉位
置が上がった分上がることになり、前記スイッチの検知
位置は一定になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は本発明に係わるスイッチ構造を取り付
けた自動車のドアの概略的な構成説明図である。(2)
は(1)のD部の拡大詳細図である。
【図2】本発明に係わるスイッチ構造の平面図である。
【図3】図2のA方向からの矢視図である。
【図4】図2のB方向からの矢視図である。
【図5】図2のC−C線に沿う断面図である。
【図6】(1)〜(3)はスイッチの動作説明図であ
る。
【図7】自動車のドアの全閉位置及びスイッチの検知位
置の説明図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 スライダー(スイッチ担持体) 3 スイッチ 34 ドア本体(固定側部材) 36 窓ガラス(移動側部材) 40 ストライカ(移動側部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側部材に取り付けられるベースと、 このベースに移動可能に設けられて移動側部材の干渉に
    より一方向にのみ移動するスイッチ担持体と、 前記スイッチ担持体の一方向の移動のみを許容すると共
    に、移動した位置に前記スイッチ担持体を保持する保持
    手段と、 前記スイッチ担持体に取り付けられて前記移動側部材の
    干渉により作動するスイッチとを備えたことを特徴とす
    るスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ担持体が前記ベースの案内
    溝部に移動可能に設けられたスライダーであり、前記保
    持手段が、前記案内溝部に、前記スライダーの移動方向
    に沿うて形成され且つ一方向に傾斜したラチェット状歯
    部と、前記スライダーに形成されて前記ラチェット状歯
    部に噛み合う多数の歯部とで構成された請求項1記載の
    スイッチ構造。
  3. 【請求項3】 スイッチ構造を、ベースとこのベースに
    移動可能に設けられて移動側部材の干渉により一方向に
    のみ移動するスイッチ担持体とこのスイッチ担持体の一
    方向の移動のみを許容すると共に移動した位置に前記ス
    イッチ担持体を保持する保持手段と前記スイッチ担持体
    に取り付けられて前記移動側部材の干渉により作動する
    スイッチとで構成し、前記ベースを自動車用ドアのドア
    本体に取り付け、前記移動側部材を、前記自動車用ドア
    の窓ガラスに設けられて前記スイッチの作動レバーを作
    動するレバー作動部と前記スライダーを作動するスライ
    ダー作動部とを有するストライカで構成し、前記スイッ
    チを窓ガラスの駆動用電気回路に組み込んだことを特徴
    とする挟み込み防止装置。
JP7135712A 1995-05-10 1995-05-10 スイッチ構造とこのスイッチ構造を使用した挟み込み防止装置 Pending JPH08303113A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6347482B1 (en) 1999-03-23 2002-02-19 Koito Manufacturing Co., Ltd. Safety device for power windows
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