JPH1113338A - ウインドレギュレータの挟み込み検出装置 - Google Patents

ウインドレギュレータの挟み込み検出装置

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Publication number
JPH1113338A
JPH1113338A JP9180539A JP18053997A JPH1113338A JP H1113338 A JPH1113338 A JP H1113338A JP 9180539 A JP9180539 A JP 9180539A JP 18053997 A JP18053997 A JP 18053997A JP H1113338 A JPH1113338 A JP H1113338A
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JP
Japan
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cable
guide
guide rail
slide guide
carrier plate
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Application number
JP9180539A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Yoshimura
龍雄 吉村
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Nippon Cable System Inc
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械・電気式の挟み込み検出装置の利点を損
なうことなく、ケーブル負荷の検出精度を高め、車種に
よって異なる窓ガラスの重量や摺動抵抗に容易に適合さ
せうる挟み込み検出装置を提供する。 【解決手段】 上下方向に配置されるガイドレール2上
に摺動自在に設けられ、上方のガイドプーリから下方に
向かうケーブル8と摺動自在に係合してガイドレール2
の側方に方向転換させるスライドガイド24と、そのス
ライドガイド24を下向きに付勢する引っ張りバネ46
と、ガイドレール2側に回動自在に設けた検出レバー5
3の段部62と協働してスライドガイド24が上向きに
移動したことを検出するリミットスイッチLSとからな
る、挟み込み検出装置A。検出レバー53はネジリコイ
ルバネ54で回動付勢され、検出レバー53の第2アー
ム63はキャリアプレートが上端に達する直前でキャリ
アプレートと係合するように横方向に突出し、それによ
り挟み込み検出のキャンセル機構が構成される。てい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウインドレギュレー
タの挟み込み検出装置、とくに自動車、住宅の電気駆動
式のウインドレギュレータが窓を閉じるときに手や物を
挟み込んだことを機械・電気的に検出する挟み込み検出
装置、およびそれを用いた安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下方向に延びるガイドレール
と、その上下端にそれぞれ回転自在に設けられるケーブ
ルガイドと、それらのケーブルガイドの間に張られ、さ
らに全体としてループ状に配索されるケーブルと、ガイ
ドレールに沿って上下動自在に設けられると共に、ケー
ブルの途中に係止されているキャリアプレートと、ケー
ブルのループを往復循環駆動する電動式の駆動装置とを
備えたケーブル駆動式の電動ウインドレギュレータが知
られている。
【0003】このような電動ウインドレギュレータで
は、スイッチを入れると窓ガラスが上昇端に達するまで
上昇を続けるので、窓ガラスと窓枠の間に手や物が挟ま
ったことを検出する挟み込み検出装置を設け、その検出
装置の信号に基づいて駆動装置を止めたり逆転させる安
全装置が設けられている。この種の挟み込み検出装置と
しては、回転部品が回転するときにパルスを発生させ、
あるいは駆動モータの電流を検出し、そのパルスや電流
の状態に基づいて窓を開閉させる速度または駆動力の変
化を検出し、挟み込み状態を判断する電気式の挟み込み
検出装置が提案されている。
【0004】他方、特開平6−167168号公報に
は、窓の開閉動作のための駆動力の変化をバネの伸縮で
検出し、リミットスイッチなどで検出する機械・電気式
の挟み込み検出装置が開示されている。この公報の第1
実施形態では、上側のプーリが固定板の上に取り付けら
れ、ガイドレール側と駆動装置側とを連結する導管の端
部が、圧縮コイルバネを介して前記固定板に取り付けら
れている。そのためケーブルに過大な張力が加わると、
導管の端部が圧縮コイルバネの付勢力に抗して固定板側
にいくらか移動する。すなわち配索経路を短くしてケー
ブルの張力を緩めようとする。この第1実施形態では、
その導管の端部の移動をリミットスイッチなどで検出し
て、挟み込みを検出するようにしている。
【0005】前記公報の第2実施形態では、ガイドレー
ルの上側にレバーを回動自在に設け、そのレバーの先端
にプーリ(ケーブルガイド)を回転自在に設けると共
に、プーリが上方に移動する向きに前記レバーをバネに
より回動付勢している。そのためケーブルに過大な張力
が加わったとき、レバーがバネの付勢力に抗して回動
し、配索経路を短くしてケーブルの張力を緩めようとす
る。そしてその回動をリミットスイッチなどで検出し
て、挟み込み検出の信号を出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の電気式の検出装
置は、パルス発生のための電気要素が比較的高価であ
り、また複雑な制御を必要とするため、制御機構も比較
的高価である。また安価なセンサや制御機構を用いる
と、正確な検出が難しい。他方、前述の機械・電気式の
検出装置は、比較的安価に製造できる利点はあるが、負
荷を検出するためのバネを取り付けるスペースが制限さ
れるので、バネの設計の自由度がきわめて狭い。そのた
め負荷の検出精度を高めるのが困難である。さらに車種
によって異なる窓ガラスの重量や摺動抵抗にバネの付勢
力を適合させるのが困難である。
【0007】本発明は、機械・電気式の検出装置の利点
を損なうことなく、ケーブル負荷の検出精度を高め、車
種によって異なる窓ガラスの重量や摺動抵抗に容易に適
合させうるウインドレギュレータの挟み込み検出装置を
提供することを技術課題としている。さらに本発明は、
窓ガラスの締め切り端近辺の挟み込み不感帯域の検出を
も機械的に、簡単に行いうるウインドレギュレータの挟
み込み検出装置、およびそれらの検出装置を用いた安全
装置を提供することを技術課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のウインドレギュ
レータの挟み込み検出装置は、窓の開閉方向に延びるガ
イドレールと、ガイドレールの両端近辺にそれぞれ設け
られるケーブルの方向転換用のケーブルガイドと、両方
のケーブルガイド間に張られ、さらにループ状に配索さ
れるケーブルと、ガイドレールに沿って移動自在に設け
られると共に、ケーブルガイド間に張られているケーブ
ルの途中に係止されているキャリアプレートと、ケーブ
ルのループを往復循環駆動するための電動式の駆動装置
とを備えたケーブル式の電動ウインドレギュレータに用
いる挟み込み検出装置であって、(a)ケーブルの配索
経路を長くする第1位置と短くする第2位置とをとるよ
うに、前記ケーブルと係合し、かつ、ガイドレールに沿
って移動自在に設けられるスライドガイドと、(b)そ
のスライドガイドを第1位置に向かって付勢する、ガイ
ドレールに沿って配置されるバネと、(c)前記スライ
ドガイドが第2位置に移動したことを電気的に検出する
検出手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】前記スライドガイドは、一方のケーブルガ
イドで方向転換されてガイドレールに沿って延びるケー
ブルをガイドレールに対して横方向に方向転換するため
のガイド部を備えているものが好ましい。ただし横方向
以外に斜めないし上方向に方向転換するものであっても
よい。さらにスライドガイドは、ケーブルを駆動装置ま
で案内するための導管の端部を係止する導管係止部を備
えているものが好ましい。なお後述するように、導管を
要しないウインドレギュレータでは、もちろん導管係止
部は設ける必要がない。
【0010】上記の検出装置においては、キャリアプレ
ートが窓を閉じる位置の直近に達したとき、そのキャリ
アプレートと協働して前記検出手段の作用をキャンセル
するキャンセル機構を設けるのが一層好ましい。また検
出手段は、ガイドレール上に設けられる補助部材と、ス
ライドガイドが第2位置に来たときにスライドガイドと
補助部材の接近ないし接触により信号を出すセンサとか
ら構成することができる。その場合は前記キャンセル機
構は、補助部材を、前記スライドガイドが第2位置に来
たことを検出する検出位置と検出することができないキ
ャンセル位置とをとるように、ガイドレール上に移動自
在に支持する移動手段と、補助部材を常時キャンセル位
置側に付勢する付勢手段と、前記キャリアプレートに設
けられた、キャリアプレートが窓の閉じる位置の直近に
達したとき補助部材と当接して補助部材をキャンセル位
置側に逃がす当接部とから構成することができる。
【0011】その場合、前記補助部材を、ガイドレール
に回動自在に支持されたL字状の検出レバーとし、その
検出レバーの第1アームまたはスライドガイドのうちい
ずれか一方に他方との接近ないし接触を検出するセンサ
を設け、第2アームがキャリアプレートの当接部と当接
するように構成するのが好ましい。
【0012】本発明のウインドレギュレータの安全装置
は、前述の挟み込み検出装置と、検出手段がスライドガ
イドが第2位置に移動したことを検出したとき、駆動装
置を逆向きに作動させる逆転手段とを備えていることを
特徴としている。
【0013】
【作用および発明の効果】本発明の挟み込み検出装置
は、ケーブルに負荷される張力が所定の範囲内であれ
ば、スライドガイドがバネの付勢力により第1位置に位
置する。そのため検出手段は挟み込みを検出しない。そ
して窓ガラスと窓枠などとの間に物を挟み込んでケーブ
ルに所定以上の張力が負荷されたときは、ケーブルに係
合しているスライドガイドがバネの付勢力に抗してガイ
ドレールに沿って第2位置まで移動する。それにより検
出手段がスライドガイドの移動を検出し、挟み込み検出
信号を発生する。
【0014】上記のように本発明の装置では、スライド
ガイドがガイドレールに沿って移動自在であり、しかも
そのスライドガイドを付勢するバネもガイドレールに沿
って配置しているので、余分なスペースをとらない。そ
のためバネの伸縮ストロークを大きくすることができ、
またバネの付勢力を比較的自由に、とくに大きく設定す
ることができる。したがって負荷の検出精度を容易に高
めることができ、さらに車種によって異なる窓ガラスの
重量や摺動抵抗に対して適切な付勢力のバネを採用する
ことができる。
【0015】他方、スライドガイドが、一方のケーブル
ガイドで方向転換されてガイドレールに沿って延びるケ
ーブルをケーブルガイドに対して横方向に方向転換する
ためのガイド部を備えている場合は、スライドガイドが
前記一方のケーブルガイドから離れたり、近づいたりす
ると、ほぼその移動量の分だけバネが伸縮し、ケーブル
の配索経路が長くなったり短くなったりする。
【0016】さらにスライドガイドに、ケーブルをルー
プ状に摺動自在に案内するための導管の端部を係止する
導管係止部を設けた検出装置では、ガイドレール側と駆
動装置側とを2本の導管で連結した従来のウインドレギ
ュレータとほぼ同様のループ状の構成をとることができ
る。
【0017】上記のケーブル式のウインドレギュレータ
では、窓ガラスが窓を閉じたとき、負荷が急激に増大す
るので、駆動装置が停止するまで一時的にケーブルの張
力が高くなる。上記の検出装置において、キャリアプレ
ートが窓の閉じる位置の直近に達したとき、そのキャリ
アプレートと協働して前記検出手段の作用をキャンセル
するキャンセル機構を設ける場合は、窓が閉じるときに
はすでに検出装置の作用がキャンセルされている。した
がってケーブルの張力が一時的に高くなっても、挟み込
み信号を出さない。
【0018】そのようなキャンセル機構は、窓の開閉の
検出器と組み合わせて電気回路により構成することもで
きる。しかし、検出手段を、ガイドレール上に設けられ
る補助部材と、スライドガイドが第2位置に来たときに
スライドガイドと補助部材の接近ないし接触により信号
を出すセンサとから構成し、前記キャンセル機構を、補
助部材を、前記スライドガイドが第2位置に来たことを
検出する検出位置と検出することができないキャンセル
位置とをとるように、ガイドレール上に移動自在に支持
する移動手段と、補助部材を常時キャンセル位置側に付
勢する付勢手段と、前記キャリアプレートに設けられ
た、キャリアプレートが窓を閉じる位置の直近に達した
とき補助部材と当接して補助部材をキャンセル位置側に
逃がす当接部とから、機械・電気的に構成する場合は、
本来の挟み込み検出装置に対して簡単な機構を追加する
だけで、キャンセル機構を実現することができる。
【0019】すなわちこのキャンセル機構では、キャリ
アプレートが窓の閉じる位置の直近に達すると、その当
接部が補助部材に当接し、キャンセル位置側に逃がす。
そのためスライドガイドが第2位置まで移動しても、セ
ンサが働かない。そのため挟み込みと誤認することが避
けられる。
【0020】前記補助部材を、中心部がガイドレールに
回動自在に支持されたL字状の検出レバーとし、その検
出レバーの第1アームまたはスライドガイドのいずれか
一方に他方との接近ないし接触を検出するセンサを設
け、第2アームがキャリアプレートの当接部と当接する
ように構成する場合は、キャリアプレートが窓を閉じる
位置の直近に達すると当接部がL字状のレバーの前記他
方のアームに当接し、レバーを回動させる。それにより
前記一方のアームがスライドガイドから離れたキャンセ
ル位置に移動する。その場合、一方のアームはスライド
ガイドの移動方向、すなわちガイドレールに沿った方向
に対して横方向に移動するので、少しの移動でキャンセ
ル位置に移動する。このようにL字状の検出レバーは、
キャリアプレートの移動方向を横方向に方向転換する作
用を奏するものである。
【0021】本発明のウインドレギュレータの安全装置
は、前述の挟み込み検出装置と、前記検出手段がスライ
ドガイドが第2位置に移動したことを検出したとき、前
記電動式の駆動装置を逆向きに作動させる逆転手段とを
備えているので、挟み込みを検出したときに単に止まる
だけでなく、直ちに挟み込んだ物を開放することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
のウインドレギュレータの挟み込み検出装置の好ましい
実施の形態を説明する。図1は本発明の検出装置の一実
施形態を示す斜視図、図2および図3はそれぞれ図1の
検出装置を備えたウインドレギュレータの全体を示す正
面図および側面図、図4は図1の検出装置の正面図、図
5は図4のIV-IV 線断面図、図6は図1におけるスライ
ドガイドとほぼ類似のスライドガイドの背面斜視図、図
7および図8はそれぞれ図1の検出装置の作動状態を示
す正面図、図9は本発明の検出装置の他の実施形態の作
動状態を示す正面図、図10は図9の検出装置の他の作
動状態を示す正面図である。
【0023】最初に図2および図3を参照してウインド
レギュレータの全体を説明する。このウインドレギュレ
ータ1は自動車のドアの窓ガラスを昇降駆動するもので
あるが、本発明は他の種類のウインドレギュレータにも
適用することができる。図2のウインドレギュレータ1
は、ほぼ上下方向に配置されるガイドレール2およびそ
のガイドレール2上に摺動自在に設けられるキャリアプ
レート3を備えた昇降装置4と、その昇降装置4とコン
トロールケーブル5、6によって連結される駆動装置7
とからなる従来公知の基本構成を備えている。
【0024】駆動装置7は従来のこの種のウインドレギ
ュレータに用いられているものと実質的に同じものであ
り、モータMと、ウオームギヤ減速機Gと、その減速機
の出力軸に固定されてケーシングに回転自在に支持され
るドラムDとから構成される。ドラムDの表面には螺旋
状のガイド溝が形成され、コントロールケーブル5、6
の内索である一対のケーブル8、9の端部がそれぞれケ
ーブルエンドにより係止されている。
【0025】前記ガイドレール2は図1または図5に示
すように、平坦部10と、その平坦部の側縁から実質的
に直角に立ち上がる立ち上がり部11と、平坦部10の
他端から立ち上がり部11と同じ方向に立ち上がる二重
折り曲げ部12と、その二重折り曲げ部12の根元から
平坦部10と面一に延びるリップ部13とからなる所定
の断面形状を有する長尺材である。二重折り曲げ部12
は実質的に密着するように折り曲げた部分である。
【0026】図3に示すように、ガイドレール2は前記
立ち上がり部11が外側になるように、大きい曲率半径
で湾曲している。この湾曲は自動車の窓ガラスの湾曲の
曲率にほぼ合わせており、外側、すなわち図3の左側が
自動車の外側に対応する。また図2は自動車の内側から
ウインドレギュレータ1を見た状態で示している。図2
および図3の符号14a、14bおよび15はそれぞれ
ガイドレール2をドアパネルなどに取り付けるためのブ
ラケットおよび取付ネジである。
【0027】図2に示すように、ガイドレール2の上端
には一方のケーブル8と係合して方向転換するためのガ
イドプーリ16が回転自在に取り付けられている。また
ガイドレール2の下端には、他方のケーブル9を方向転
換するための固定ガイド17が取り付けられている。固
定ガイド17にはケーブル9と摺接する円弧状のガイド
溝が設けられている。ガイドプーリ16および固定ガイ
ド17はそれぞれ特許請求の範囲におけるケーブルガイ
ドである。
【0028】キャリアプレート3は、ガイドレール2の
二重折り曲げ部12と嵌合摺接して左右方向に移動ない
し傾斜しないように案内するガイド溝を有するスライド
シュー18と、キャリアプレート3がガイドレール2か
ら離れないようにリップ部13の裏面(図2では手前
側)と摺接する係合シュー19とを備えた公知のもので
ある。キャリアプレートの上端の左右には、窓ガラスを
固定するガラス取付部20、20が設けられている。さ
らにキャリアプレート3には、ケーブル8、9の端部に
設けるケーブルエンドを係止するための係合突起21が
設けられている。
【0029】キャリアプレート3の係合突起21に一端
が係止されて下向きに延びるケーブル(下降用ケーブ
ル)9は、従来のウインドレギュレータと同じく、固定
ガイド17によって方向転換され、その固定ガイド17
に取り付けたコントロールケーブル用の導管23に挿通
され、駆動装置7まで案内される。しかし一端が係合突
起21に係止されて上向きに延びるケーブル(上昇用ケ
ーブル)8は、ガイドプーリ16で下向きに方向転換し
た後、スライドガイド24によって横向きに方向転換さ
れて導管25に挿通され、駆動装置7まで案内される。
導管23、25は螺旋状に巻かれた鋼線からなる筒状部
材の周囲に合成樹脂被覆を設けた可撓性を有するチュー
ブであり、鋼撚り線などからなるケーブル8、9を摺動
自在に案内する。なお金属チューブなどの可撓性が低い
導管を用いることもできる。また、ガイドレール2と駆
動装置7がブラケットなどで連結されている場合、ある
いは両者をドアパネルなどに取り付けている場合は、直
接両者間の間にケーブルを張り渡すことができる。その
ような場合はとくに導管23、25を設ける必要はな
い。
【0030】このように構成されるウインドレギュレー
タ1は、2本のケーブル8、9がいわば閉ループ状に配
索されており、上昇用ケーブル8が駆動装置7のドラム
Dに巻き取られ、下降用ケーブル9がドラムから送り出
されると、そのループが図2の反時計方向に循環する。
そのためキャリアプレート3が上昇し、窓ガラスを閉じ
る。逆に、駆動装置7のドラムDが逆方向に回転する
と、ループが逆方向に循環し、キャリアプレート3が下
降して窓を開く。
【0031】前記スライドガイド24は挟み込み装置A
の要素であり、この実施形態では、図1あるいは図5、
図6に示すように、たとえば合成樹脂などで一体成形す
ることができる。このスライドガイド24は、ガイドレ
ール2と摺動する断面L字状のガイドスリット31を有
するスライド部32と、そのスライド部から三角形状に
側方に突出し、ケーブル8を方向転換するための円弧状
のガイド溝33を有し、ケーブルを保持するガイド要素
34と、そのガイド要素34の先端に突出する導管取付
部35と、下方に突出するバネ係止部36とを備えたブ
ロック状のものである。ガイドスリット31はガイドレ
ール2の平坦部10から立ち上がり部11に掛けてのコ
ーナ部と摺動するように断面L字状を呈し、スライド部
32を上下に貫通している。なおこの実施形態ではスラ
イドガイド24を一体に成形しているが、ガイド要素を
別部品にするなど、2以上の部品を組み合わせて構成す
ることもできる。ガイド溝33を備えたガイド要素34
は、請求項2のガイド部に対応する。
【0032】図6に示すように、ガイド要素34はガイ
ドレール2の下端に取り付けた前述の固定ガイド17と
実質的に同じものであり、円弧状に湾曲している底面3
7には、ケーブル8を摺動自在に案内するための断面U
字状の前述のガイド溝33が形成されている。またガイ
ド要素34の底面37とスライド部32の側面38との
間には、ケーブル8を挿入するための切り欠きないし隙
間39が設けられている。ガイド要素34の先端側の前
記導管取付部35には、導管25の端部を係止する有底
円柱状の穴40が導管係止部として形成されている。な
お導管25を係止する穴40は下面側に設けたケーブル
8を挿入するためのスリット41で外部と連通してい
る。そのスリット41は穴40の奥の底面まで達してお
り、さらにその底面を貫通して前記ガイド溝33の下端
側と連続している。
【0033】さらに図1に示すように、スライド部材2
4の表面側には、リミットスイッチLSを取り付けるた
めの凹部44が設けられている。その凹部44はリミッ
トスイッチLSのレバー(アクチュエータ)45を突出
させるために背面側にも開放されている。バネ係止部3
6には、引っ張りコイルバネ(以下、単に引っ張りバネ
という)46の上端のフックが係止されている。その引
っ張りバネ46の下端のフックは、図2に示すように、
ガイドレール2に取り付けたブラケット47に係止され
ている。挟み込み検出装置Aは、それらのスライドガイ
ド24、リミットスイッチLS、引っ張りバネ46およ
びガイドレール2側に設けられる、リミットスイッチと
協働する突起ないし段部とから構成される。
【0034】上記のスライドガイド24は、図4に示す
ようにガイドレール2の側縁に摺動自在に設けられるの
で、その上下方向の位置は引っ張りバネ46の引っ張り
力と、ケーブル8の張力とのバランスにより定まる。す
なわちケーブル8の張力が弛むと、スライドガイド24
が引っ張りバネ46の付勢力で下向きに移動し、いわば
配索経路を長くする。それによりケーブル8に再び適切
な張力が回復する。他方、ケーブル8に過大な張力が加
わると、図7に示すように、スライドガイド24は配索
経路を短くする方向、すなわち上向きに移動する。した
がって引っ張りバネ46の張力を適切に設定しておけ
ば、このスライドガイド24の位置を検出することによ
り、窓ガラスが物を挟み込んだことなどに起因するケー
ブル張力の異常な上昇を検出することができる。
【0035】スライドガイド24の上下動を検出するに
は、たとえばガイドレール2にリミットスイッチLSの
レバー45と協働する突起ないし段部を設ければよい。
すなわちスライドガイド24が下降しているときは当接
せず、上昇したときにレバー45と当接する突起ないし
段部を設ければよい。しかし本実施形態では、キャリア
プレートが上昇端に達したときにリミットスイッチLS
の作用をキャンセルするキャンセル機構50を設け、リ
ミットスイッチLSと協働する突起ないし段部を以下の
ように移動させる構成を採用している。
【0036】このキャンセル機構50は、図1に示すガ
イドレール2に取り付けたブラケット51と、そのブラ
ケット51に軸52により回転自在に取り付けた検出レ
バー53と、その検出レバー53を常時図1の時計方向
に回転付勢するためのネジリコイルバネ54と、図2に
示すキャリアプレート3に設けた突起ないしピン(請求
項5および6の当接部)55とから構成される。検出レ
バー53は請求項5の補助部材である。ブラケット51
の下部にはスライドガイド24の上昇端のストッパと、
検出レバー53の時計方向の回転のストッパをと兼ねた
曲げ起し部56が設けられている。またブラケット51
の先端側はいくらか浮かせており、図5に示すように、
その浮かせた部位57に孔58を形成している。そして
その孔に軸52の先端を嵌入し、加締めや溶接などで固
定している。また検出レバー53には軸52と回転自在
に嵌合する円筒状のバーリング部59が形成され、その
バーリング部59の周囲に前述のネジリコイルバネ54
が装着されている。
【0037】図4に示すように、ネジリコイルバネ54
の一端はブラケット51の曲げ起し部56に係止され、
他端は検出レバー53に形成した孔60に係止してい
る。それにより、検出レバー53は軸52廻りに回動自
在に支持され、常時、時計方向に付勢されている。また
検出レバー53の下向きに延びるアーム(第1アーム)
61におけるスライドガイド24と対向する部位には、
リミットスイッチLSのレバー45と協働する段部62
が設けられている。また横方向に延びるアーム(第2ア
ーム)63はガイドレール2から外側に突出しており、
そのためキャリアプレート3のスライドシューなどとは
干渉せず、かつ、ピン55と係合することができる。こ
の実施形態では、下側に延びる第1アーム61よりも横
向きに延びる第2アーム63を短くしている。
【0038】このキャンセル機構によれば、図8に示す
ようにキャリアプレート3が上昇端に達すると、キャリ
アプレート3のピン55が検出レバー53の先端61と
係合し、ネジリコイルバネ54の付勢力に抗して検出レ
バー53を反時計方向に回転させる。それにより段部6
2がスライドガイド24から充分に離れる。したがって
窓ガラスが上昇端に達してケーブル8に過大な張力が加
わり、それによりスライドガイド24が上昇したとして
も、リミットスイッチLSは作動しない。なお本実施形
態では、検出レバー53は第1アーム61よりも第2ア
ーム63が短いので、キャリアプレート3の動きを拡大
して段部62の逃げの動きに変換することができる。そ
れによりさらに検出精度が高くなる。
【0039】つぎに図2を参照して、ウインドレギュレ
ータ1の制御システムおよび安全装置を含めた全体の作
用について説明する。図2の65はコントローラであ
り、電源66から直流12Vなどの電力の供給を受け、
操作スイッチ67の操作に基づき、駆動装置7のモータ
の正転、逆転および停止を制御する。さらにこのコント
ローラ65は、リミットスイッチLSから挟み込み信号
を受けて、そのモータを逆転させる制御を行う。すなわ
ちコントローラ65は請求項7にいう逆転手段を備えて
いる。なお窓の昇降端を検出し、その位置で窓ガラスが
止まるようにモータを停止させる制御については、図示
していないが、従来公知の方法で行うことができる。リ
ミットスイッチLSとコントローラ65とを接続するコ
ード68は、本実施形態ではスライドガイド24から出
た後、コントロールケーブルの導管25に結束されてい
る。そしてさらに駆動装置7とコントローラ65とを連
結するケーブル69と共に、コントローラ65まで導か
れている。このようにリミットスイッチLSをスライド
ガイド24に設ける場合は、そのコード68の配線が容
易である利点がある。
【0040】上記のウインドレギュレータ1において、
窓が開放している状態では、キャリアプレートが想像線
Iの位置にある。この状態から操作スイッチ67を窓を
閉じる側に操作すると、モータ駆動用の電線を介して駆
動装置7のモータMを一方向に回転駆動させる。それに
より前述のループ状のケーブル8、9が反時計方向に循
環し、キャリアプレート3を上昇させる。そしてキャリ
アプレート3が上昇端に達する直前に、ピン55が検出
レバー53の先端部に係合する。それにより、そのレバ
ー53が反時計方向に回動され、前述のキャンセル状態
になる。ついで窓ガラスが窓枠などと当接して、図示し
ない検出器によりモータMが停止される。そのときに上
昇用のケーブル8に過大な張力が発生するが、リミット
スイッチLSはそのことを検出しないので、逆転手段が
作用せず、下降動作を行わない。このキャンセル機構の
作動は、窓ガラスが上昇端に達するたびに行われる。
【0041】つぎに操作スイッチ67によりモータMを
逆転させると、ケーブル8、9が時計方向に循環し、キ
ャリアプレートを下降させる。そのとき検出レバー53
は元の状態に戻るが、上昇用のケーブル8には大きい張
力が加わっていないので、挟み込み検出装置が作動する
ことがなく、窓ガラスはそのまま下降する。
【0042】窓ガラスを上昇させている途中に、窓ガラ
スの上端と窓枠などとの間に物を挟み込んだ場合は、上
昇用のケーブル8に異常な張力が加わり、前述のように
スライドガイド24が引っ張りバネ56の付勢力に抗し
ていくらか上昇し(図5参照)、リミットスイッチLS
のレバーが検出レバーの段部と係合して押し込まれる。
それによりコントラーラ65が挟み込みを生じたと判断
し、逆転手段が作用して駆動装置7のモータを逆転させ
る。それにより挟み込みが直ちに解除される。
【0043】このように上記の挟み込み検出装置Aは、
ケーブル8の張力をそれとバランスする引っ張りバネ5
6の伸縮長さの変動により検出し、異常な張力が生じた
ときに挟み込み信号として認識するものである。そのた
め、モータの回転数の異常をパルスのカウントなどで検
出する従来の挟み込み検出装置に比して、電気回路や制
御回路の構成が簡単であり、安価に製造することができ
る。さらにスライドガイド24はガイドレール2を利用
してその上をスライドさせるので、機構が簡単である。
また引っ張りバネ46はガイドレール2に沿って配置し
ているので、充分に長くすることができ、検出精度も高
い。また窓ガラスの重量や摺動抵抗などに応じて引っ張
りバネ46の長さやバネ定数を変更すればよいので、種
々の種類の自動車に容易に対応することができる。また
キャンセル機構についても機械・電気的に構成している
ので、電気回路や制御回路がシンプルで、作動が確実で
ある。さらに挟み込み装置が挟み込みを検出したとき、
コントローラ65により直ちに駆動装置のモータMが逆
転するので、窓ガラスおよび挟み込んだものの両方を安
全に保護することができる。
【0044】前記の実施形態ではスライドガイド24に
リミットスイッチLSを設け、検出レバー53に設けた
段部62と協働させるようにしているが、図9に示す検
出装置Bのように、検出レバー53の側にリミットスイ
ッチLSを設け、スライドガイド24側に設けた段部6
2と協働させるようにしてもよい。なお図9では通常の
状態を想像線で示し、挟み込みを検出してスライドガイ
ド24が上昇した状態を実線で示している。この挟み込
み検出装置Bは、リミットスイッチLSを検出レバー5
3に設けた以外は図1などの検出装置Aと同じであり、
同じ作用効果を奏する。またキャンセル機構も前述の場
合と実質的に同じであり、キャリアプレート3が上昇端
に達したとき、図10のように検出レバー53が回動し
て、リミットスイッチの作用をキャンセルする。
【0045】前記スライドガイド24はケーブル8と摺
接してガイドし、ケーブルを方向転換させているが、プ
ーリにより方向転換させるようにしてもよい。またガイ
ドレールの上端のガイドプーリも、摺接するガイドとす
ることもできる。さらにガイドレールの一端にケーブル
ガイドを2個設け、一方のケーブルガイドによって18
0度方向転換したケーブルをスライドガイドに係合させ
た上で他方のケーブルガイドに係合させ、部分的にU字
状の配索経路を取ることもできる。その場合はスライド
ガイドの移動量の2倍の量で配索経路長さを変更するこ
とができる。前記実施形態ではキャリアプレート3に2
本のケーブル8、9のそれぞれの一端が係止されている
が、請求項1にいう「ケーブルの途中」とは、このよう
な状態も含むものである。
【0046】前述の実施形態では機械・電気式のキャン
セル機構を採用しているが、キャリアプレートの上昇端
を別個のリミットスイッチなどで検出し、その信号に基
づいて電気回路により挟み込み回避動作をキャンセルさ
せることもできる。また前述のキャンセル機構では、補
助部材として検出レバーを採用しているが、ガイドレー
ルに沿って摺動する部材とすることもできる。またリミ
ットスイッチに代えて、近接スイッチなどの他のセンサ
を採用することもできる。なお所望により、引っ張りコ
イルバネに代えて、圧縮コイルバネを採用することもで
きる。ガイドレールは上下方向の外、左右方向ないし斜
め方向にも配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の検出装置の一実施形態を示す斜視図
である。
【図2】 その検出装置を備えたウインドレギュレータ
の全体を示す正面図である。
【図3】 その検出装置を備えたウインドレギュレータ
の全体を示す側面図である。
【図4】 図1の検出装置の正面図である。
【図5】 図4のIV-IV 線断面図である。
【図6】 図1におけるスライドガイドとほぼ類似のス
ライドガイドの背面斜視図である。
【図7】 図1の検出装置の作動状態を示す正面図であ
る。
【図8】 その検出装置の異なる作動状態を示す正面図
である。
【図9】 本発明の検出装置の他の実施形態の作動状態
を示す正面図である。
【図10】 図9の検出装置の他の作動状態を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 ウインドレギュレータ 2 ガイドレール 3 キャリアプレート 7 駆動装置 8 ケーブル 9 ケーブル 16 ガイドプーリ 17 固定ガイド A 検出装置 24 スライドガイド 34 ガイド要素 LS リミットスイッチ 46 引っ張りバネ 50 キャンセル機構 53 検出レバー 55 ピン 61 第1アーム 63 第2アーム 65 コントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の開閉方向に延びるガイドレールと、
    ガイドレールの両端近辺にそれぞれ設けられるケーブル
    の方向転換用のケーブルガイドと、両方のケーブルガイ
    ド間に張られ、さらにループ状に配索されるケーブル
    と、ガイドレールに沿って移動自在に設けられると共
    に、ケーブルガイド間に張られるケーブルの途中に係止
    されているキャリアプレートと、ケーブルのループを往
    復循環駆動するための電動式の駆動装置とを備えた、ケ
    ーブル駆動式の電動ウインドレギュレータに用いる挟み
    込み検出装置であって、(a)ケーブルの配索経路を長
    くする第1位置と短くする第2位置とをとるように、前
    記ケーブルと係合し、かつ、ガイドレールに沿って移動
    自在に設けられるスライドガイドと、(b)そのスライ
    ドガイドを第1位置に向かって付勢するようにガイドレ
    ールに沿って配置されるバネと、(c)前記スライドガ
    イドが第2位置に移動したことを電気的に検出する検出
    手段とを備えている、ウインドレギュレータの挟み込み
    検出装置。
  2. 【請求項2】 前記スライドガイドが、一方のケーブル
    ガイドで方向転換されてガイドレールに沿って延びるケ
    ーブルを、ガイドレールに対して横方向に方向転換する
    ためのガイド部を備えている請求項1記載の挟み込み検
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記スライドガイドが、ケーブルを駆動
    装置まで案内するための導管の端部を係止する導管係止
    部を備えている請求項1または2記載の挟み込み検出装
    置。
  4. 【請求項4】 キャリアプレートが窓の開閉端の直近に
    達したとき、そのキャリアプレートと協働して前記検出
    手段の作用をキャンセルするキャンセル機構を備えてい
    る請求項1、2または3記載の挟み込み検出装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が、ガイドレール上に設け
    られる補助部材と、スライドガイドが第2位置に来たと
    きにスライドガイドと補助部材の接近ないし接触により
    信号を出すセンサとを備えており、さらに前記キャンセ
    ル機構が、補助部材を、前記スライドガイドが第2位置
    に来たことを検出する検出位置と検出することができな
    いキャンセル位置とをとるように、ガイドレール上に移
    動自在に支持する移動手段と、補助部材を常時キャンセ
    ル位置側に付勢する付勢手段と、前記キャリアプレート
    に設けられた、キャリアプレートが窓を閉じる位置の直
    近に達したとき補助部材と当接して補助部材をキャンセ
    ル位置側に逃がす当接部とを備えている、請求項4記載
    の挟み込み検出装置。
  6. 【請求項6】 前記補助部材がガイドレールに回動自在
    に支持されたL字状の検出レバーであり、その検出レバ
    ーの第1アームまたはスライドガイドのうちの一方に他
    方との接近ないし接触を検出するセンサが設けられ、第
    2アームがキャリアプレートの当接部と当接するように
    構成されている請求項5記載の挟み込み検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6記載
    の挟み込み検出装置と、前記検出手段がスライドガイド
    が第2位置に移動したことを検出したとき、前記駆動装
    置を逆向きに作動させる逆転手段とを備えているウイン
    ドレギュレータの安全装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103147655A (zh) * 2013-03-29 2013-06-12 宁波世通汽车零部件有限公司 齿条式玻璃升降器
CN110006667A (zh) * 2019-05-08 2019-07-12 全昊 一种行程测试系统

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