JPH08303109A - 窓開閉装置 - Google Patents

窓開閉装置

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JPH08303109A
JPH08303109A JP10664395A JP10664395A JPH08303109A JP H08303109 A JPH08303109 A JP H08303109A JP 10664395 A JP10664395 A JP 10664395A JP 10664395 A JP10664395 A JP 10664395A JP H08303109 A JPH08303109 A JP H08303109A
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lever
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bracket
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Naoki Nakada
直樹 中田
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤ巻取りレバーの引出し方法が一見して
理解できるとともに、室内への突出が少なく、シンプル
なデザインに形成できる窓開閉装置の提供。 【構成】 回転部材の前面から突設されたブラケットを
備え、レバー1は、ブラケットの前面を覆う前板部、お
よび左右側面を覆うとともに該左右側面との間に支点C
を有し揺動自在に連結された左右側壁を有するレバー基
部1Aと、把手10が取りつけられたレバー先端部1B
とを有し、ケーシング2の前面には、把手10の嵌め込
み穴26が形成され、レバー1は、把手10が嵌め込み
穴26に嵌め込まれた状態で折り畳まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤを介して遠隔
操作される窓開閉装置にかかわり、とくにワイヤ巻取り
機構に連結されるワイヤ巻取りレバーの連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】排煙窓の窓開閉装置は、窓枠と該窓枠の
一端に揺動自在に取り付けられた障子との間に、該障子
を開窓方向に付勢する付勢機構を付設し、遠隔操作装置
としてのワイヤ巻取り機構で該付勢機構を押圧して閉窓
状態を維持している。この排煙窓の開窓は、ワイヤ巻取
り機構に設けた押しボタンなどの操作手段を操作するこ
とにより、ワイヤを巻き取っているプーリーのラチェッ
ト機構を解除することによりなされる。
【0003】一端開放させた窓を閉める作業は、前記プ
ーリーの軸に連結するとともに、ワイヤ巻取り機構の前
面に取りつけたワイヤ巻取りレバーを手動で回転させる
ことによりなされる。このワイヤ巻取り機構は常時使用
されるものでないため、部屋の使い勝手および外観の美
化の観点から、壁などに埋設して壁面から突出しを少な
くすることが望ましい。
【0004】このため、従来より、ワイヤ巻取り機構を
壁面に埋設するとともに、ワイヤ巻取りレバーをワイヤ
巻取り機構の前面に面一的に埋設されるよう折り畳ん
で、壁面をフラットにした窓開閉装置が使用されてい
る。この窓開閉装置は、ワイヤ巻取り機構に設けられた
押しボタンを押し開窓する動作に連動して、レバーが自
動的に押し出される構成であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、ワイヤ巻取
り機構およびレバーの構造を良く知っている使用者には
操作は容易であるが、初心者には一見してレバーの引出
し方法が判別できないため、まごつく欠点があった。ま
た、必要に応じて排煙窓を半開きなど所望の開度に設定
し一旦レバーをワイヤ巻取り機構に収めた後、排煙窓の
開度を変更しようとすると、レバーを押し出すための押
しボタンを押す操作に連動して窓が全開してしまい、開
窓度合いの変更や閉窓操作に手間がかかる問題があっ
た。
【0006】この発明の目的は、ワイヤ巻取りレバーの
引出し方法が一見して理解できるとともに、室内への突
出が少なく、シンプルなデザインに形成でき、かつ窓を
半開きに設定し一旦レバーを折り畳んでワイヤ巻取り機
構に付着させた後でも、そのまま所望の開窓度合いに変
更したり、閉窓を行える窓開閉装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ボックスの
前面にフェース(前蓋)で塞いだケーシング内に、ラチ
ェット機構を備えたワイヤ巻取りプーリー、該プーリー
に連結された回転部材、および前記ラチェット機構の解
除機構を収容してなるワイヤ巻取り機構と、前記回転部
材に連結されて前記ケーシングの前面に装着されたワイ
ヤ巻取りレバーと、一端が開閉窓の障子に連結されると
ともに、他端が前記プーリーに巻き取られるワイヤとを
備えた窓開閉装置において、前記回転部材は、該回転部
材の前面から突設されたブラケットを備え、前記レバー
は、前記ブラケットの前面を覆う前板部、および前記ブ
ラケットの左右側面を覆うとともに該左右側面との間に
支点を有し揺動自在に連結された左右側壁を有するレバ
ー基部と、把手が取りつけられたレバー先端部とを有
し、前記フェースの前面には、前記把手の嵌め込み穴は
形成され、前記レバーは、前記把手が前記嵌め込み穴に
嵌め込まれた状態で前記支点を中心に前記フェースの前
面に折り畳まれることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の窓開閉装置は、前記ブラ
ケットは、前記回転部材の前面から一体に突設された前
出部、およひ該前出部から下方に延長された垂下部から
なることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の窓開閉装置は、前記レバ
ーの先端部を前記把手取付け面と反対側に膨出させ、該
膨出部の前記把手取付け側面の両側に抉り部を形成した
ことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の窓開閉装置は、前記垂下
部の下端に貫通横穴を開けるとともに該貫通横穴にピン
を貫設し、該ピンの両端を前記レバー基部の左右側壁に
支持させたことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用・効果】この発明の窓開閉装置のワイヤ巻
取りレバーは、不使用時においては把手がワイヤ巻取り
機構内に収まり、かつジョイントはレバー基部に隠され
ているため、つぎの作用・効果を奏する。 イ)レバーがワイヤ巻取り機構から露出しているため、
初めて窓開閉装置を操作する人にも、レバーの操作方法
が一目瞭然であり、使用性に優れる。
【0012】ロ)把手ノブがワイヤ巻取り機構に埋設さ
れているため室内への突起が少なく、ジョイントがレバ
ー基部に隠されているためシンプルなデザインで見た目
に違和感が少ない。 ハ)レバーを折り畳んだ状態からレバーを引出して開窓
度合いを変更したり閉窓する操作が円滑にできる。
【0013】
【実施例】図1〜図4は、ワイヤ巻取りレバー1を装着
した排煙窓Aの窓開閉装置100を示し、一端が排煙窓
Aの障子Bに連結されたワイヤYと、該ワイヤYの巻取
り機構200とを備える。ワイヤ巻取り機構200は、
偏平で縦長の箱状ケーシング2内に組み込まれており、
ワイヤ巻取りレバー1は、該ケーシング2の前面に取り
付けられている。ケーシング2は、図3に示す如く、壁
面Wに埋設して設置される。
【0014】ケーシング2は、図3に示す如く、背板2
1が一体成形されたボックス22と、該ボックス22の
前面に締結されたフェース(前蓋)23とからなる。ケ
ーシング2内の下部には、ワイヤ巻取りプーリー3が回
転自在に収容されている。プーリー3と背板21との間
には、プーリー3の左回り回転(排煙窓Aを閉める方
向)を許容し、右回り回転(排煙窓Aを開く方向)を規
制するためのラチェット機構4が設けられている。プー
リー3の軸31の前部には6角穴32が形成されてい
る。
【0015】ケーシング2内の中間部には、遠心式ブレ
ーキ5が設けられ、ケーシング2の上部には前記ラチェ
ット機構4によるプーリー3の左回り回転の規制を解除
し、排煙窓Aを開くための開放ボタン41が設けられて
いる。前蓋23の下部には、肉厚部2Aが形成されると
ともに該肉厚部2Aに前記プーリー3と同軸を有する穴
24が形成されている。穴24の中間部は径小部25と
なっており、前記レバー1を取りつけるための回転部材
6が回転自在に嵌め込まれている。前蓋23の上部で前
記開放ボタンPの下方には、後記する把手の嵌め込み穴
26が開けられている。
【0016】回転部材6は、後端が開口した外筒部6
1、該外筒部61の前端に設けられた前端フランジ6
2、および前端フランジ62の前面に突設されたブラケ
ット7からなる前部材と、前記円筒部61内に後端から
差し込まれて締結された後部材とからなる。後部材は、
後端フランジ63と内周にスプラインが形成された内筒
部64とからなり、該内筒部64が前記円筒部61に差
し込まれ、ネジ65で締結されている。内筒部64と、
前記プーリー3の6角穴32とは、伝動軸33が差し込
まれて連結されている。前端フランジ62の前面はフェ
ース23の前面と略同一面となっており、ブラケット7
はフェース23の前面より前方に突き出している。
【0017】ブラケット7は、前端フランジ62の前面
から一体に突設された前出部71、およひ該前出部71
の前端から下方に延長された垂下部72からなる。垂下
部72の下端は径大の略円筒部73となっており貫通横
穴74が形成されている。回転部材6は、外筒部61が
前記穴24の径小部25に嵌め込まれ、前端フランジ6
2と後端フランジ63との間で径小部25を挟むように
して、前記肉厚部2Aに回転自在に装着されている。な
お、ブラケット7を別体で形成し、前端フランジ62に
固着してもよい。
【0018】レバー1は、略帯板状を呈し、前記ブラケ
ット7に支点Cを有するレバー基部1Aと、後面に回転
自在の円筒状把手10が取付けられたレバー先端部1B
とを有する。レバー基部1Aは、ブラケット7の前面を
覆う前板部11、および該前板部11の左右両側から後
方に延長され、ブラケット7の左右側面を覆う左右側壁
12、12を有する。
【0019】この実施例では、左右側壁12、12の基
端部は、内側に突出した円筒状の左右ボス部13、13
となっている。左右ボス部13、13の中心には、前記
貫通横穴74と対応してピン穴14、14が開けられて
おり、ピンPが差し込まれて前記支点Cを構成してい
る。また、前板部11の基端部は、ボス部13、13の
円筒面と同一円筒面を形成するように1/4円筒面11
1となっている。
【0020】左右側壁12、12は、レバー基部1A側
が幅広でレバー先端部1Bに向かって幅が漸減し、レバ
ー基端部1Bは左右側壁12、12のない板状部となっ
ている。レバー先端部1Bは肉厚に形成されるととも
に、把手10の取付け面と反対側になだらかに膨出して
おり、該膨出部15の把手10の取付け側面の両角に抉
り部16、16が形成されている。
【0021】すなわち、レバー1は、ピンPを支点Cと
して回転部材6に対して揺動自在となっており、前記ケ
ーシング2は、前記把手10の嵌め込み穴26を有す
る。前記レバー1は、不使用時には図2の(B)、図3
に示す如く、前記支点Cを中心に左右側壁12、12の
先端がケーシング2の前蓋23に当接または近接するよ
うにして折り畳まれるとともに、把手10は嵌め込み穴
26に嵌め込まれる。
【0022】排煙窓Aは、常時は締められており、これ
を開放する際は、ボタン41を押し込む。この操作によ
り、リンク機構42(図4参照)を介してラチェット機
構4が解除されプーリー3の回転が自由になる。排煙窓
Aの障子Bは、開窓付勢機構としてのピストン43によ
り押されて窓枠Eから離れ、つぎに自重でプーリー3か
らワイヤYを巻戻しながら開く。
【0023】排煙窓Aを閉めるときは、抉り部16、1
6に指先を掛けてレバー1の先端部1Bを前に引き出
す。これにより、レバー1は支点C回りに揺動して図2
の(A)に示す如く下方に垂れ下がる。つぎに把手10
を手で掴んでレバー1を回転部材6の軸回りに右回転さ
せ、プーリー3を左回りに回転させる。これにより、ワ
イヤYはプーリー3に巻き取られ、障子Bは重力および
ピストン43の抗力に逆らって閉窓方向に駆動される。
【0024】窓を半開など所定開度に設定するときは、
開放ボタン41を押して排煙窓Aを全開させ、つぎにレ
バー1を引き出しての回動させる。所望の開度でレバー
1の回動操作を停止し、レバー1を図2の(B)の位置
に折り畳む。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤ巻取り機構の前蓋部分の斜視図である。
【図2】ワイヤ巻取り機構の側面断面図である。
【図3】ワイヤ巻取り機構の前蓋を外した状態の正面図
である。
【図4】窓開閉装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ巻取りレバー 2 ケーシング 23 フェース 3 ワイヤ巻取りプーリー 4 ラチェット機構 5 遠心式ブレーキ 6 回転部材 7 ブラケット 100 窓開閉装置 200 ワイヤ巻取り機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に、ラチェット機構を備え
    たワイヤ巻取りプーリー、該プーリーに連結された回転
    部材、および前記ラチェット機構の解除機構を収容して
    なるワイヤ巻取り機構と、前記回転部材に連結されて前
    記ケーシングの前面に装着されたワイヤ巻取りレバー
    と、一端が開閉窓の障子に連結されるとともに、他端が
    前記プーリーに巻き取られるワイヤとを備えた窓開閉装
    置において、 前記回転部材は、該回転部材の前面から突設されたブラ
    ケットを備え、 前記レバーは、前記ブラケットの前面を覆う前板部、お
    よび前記ブラケットの左右側面を覆うとともに該左右側
    面との間に支点を有し揺動自在に連結された左右側壁を
    有するレバー基部と、把手が取りつけられたレバー先端
    部とを有し、 前記ケーシングの前面には、前記把手の嵌め込み穴は形
    成され、 前記レバーは、前記把手が前記嵌め込み穴に嵌め込まれ
    た状態で前記支点を中心に前記ケーシングの前面に折り
    畳まれることを特徴とする窓開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ブラケットは、
    前記回転部材の前面から一体に突設された前出部、およ
    ひ該前出部から下方に延長された垂下部からなることを
    特徴とする窓開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記レバー先端部を
    前記把手取付け面と反対側に膨出させ、該膨出部の前記
    把手取付け側面の両側に抉り部を形成したことを特徴と
    する窓開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記垂下部の下端に
    貫通横穴を開けるとともに該貫通横穴にピンを貫設し、
    該ピンの両端を前記レバー基部の左右側壁に支持させた
    ことを特徴とする窓開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106884374B (zh) * 2017-03-20 2018-04-27 浙江鑫直建筑有限公司 一种用于古建筑廊桥的挡风装置及其安装方法
CN108735116A (zh) * 2018-04-24 2018-11-02 浙江麦知网络科技有限公司 一种防风效果好的户外商标展示架

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CN108735116B (zh) * 2018-04-24 2021-08-24 浙江麦知网络科技有限公司 一种防风效果好的户外商标展示架

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