JPH08302751A - 油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路 - Google Patents
油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路Info
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- JPH08302751A JPH08302751A JP10632795A JP10632795A JPH08302751A JP H08302751 A JPH08302751 A JP H08302751A JP 10632795 A JP10632795 A JP 10632795A JP 10632795 A JP10632795 A JP 10632795A JP H08302751 A JPH08302751 A JP H08302751A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧ショベルのブーム上げと旋回の複合操作
を行った場合に、ブーム上げ速度を速くして操作性を向
上させる。 【構成】 第１の油圧ポンプ１１にブーム用第１方向制
御弁１２と旋回用方向制御弁１３とをパラレル接続した
油圧ショベルに於いて、旋回用方向制御弁１３への供給
油路１６上に絞り位置と開放位置とを有する切替弁１７
を介装する。ブーム上げと旋回の複合操作を行う場合
は、切替スイッチ２６をオンにしてリモートコントロー
ル弁１８をブーム上げ側へ操作すれば、圧力スイッチ２
４がパイロット２次圧を感知してオンとなり、アンド回
路２５の出力信号にてソレノイド弁２１がオンとなる。
従って、パイロット油路２２へパイロット１次圧が供給
され、切替弁１７が絞り位置に切り替わって旋回用方向
制御弁１３への供給油量が規制され、ブーム用第１方向
制御弁１２への供給油量が増加してブーム上げ速度が速
くなる。
を行った場合に、ブーム上げ速度を速くして操作性を向
上させる。 【構成】 第１の油圧ポンプ１１にブーム用第１方向制
御弁１２と旋回用方向制御弁１３とをパラレル接続した
油圧ショベルに於いて、旋回用方向制御弁１３への供給
油路１６上に絞り位置と開放位置とを有する切替弁１７
を介装する。ブーム上げと旋回の複合操作を行う場合
は、切替スイッチ２６をオンにしてリモートコントロー
ル弁１８をブーム上げ側へ操作すれば、圧力スイッチ２
４がパイロット２次圧を感知してオンとなり、アンド回
路２５の出力信号にてソレノイド弁２１がオンとなる。
従って、パイロット油路２２へパイロット１次圧が供給
され、切替弁１７が絞り位置に切り替わって旋回用方向
制御弁１３への供給油量が規制され、ブーム用第１方向
制御弁１２への供給油量が増加してブーム上げ速度が速
くなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は油圧ショベルの油圧回路
に関するものであり、特に、ブーム上げと旋回の複合操
作を行うときにブーム用方向制御弁への供給油量を多く
するブーム上げ優先油圧回路に関するものである。
に関するものであり、特に、ブーム上げと旋回の複合操
作を行うときにブーム用方向制御弁への供給油量を多く
するブーム上げ優先油圧回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の油圧ショベルの油圧回路を図２に
示す。第１の油圧ポンプ１にブーム用第１方向制御弁２
と旋回用方向制御弁３をパラレル接続し、第２の油圧ポ
ンプ４にブーム用第２方向制御弁５を接続してある。
示す。第１の油圧ポンプ１にブーム用第１方向制御弁２
と旋回用方向制御弁３をパラレル接続し、第２の油圧ポ
ンプ４にブーム用第２方向制御弁５を接続してある。
【０００３】ブーム用のリモートコントロール弁６を上
げ側へ操作したときは、パイロットポンプ７からパイロ
ット油路８へパイロット油が供給され、ブーム用第１方
向制御弁２とブーム用第２方向制御弁５のスプールが切
り替わり、第１の油圧ポンプ１及び第２の油圧ポンプ４
の吐出油が油路９へ導出され、油圧シリンダ１０ａ及び
１０ｂが伸長してブームが上昇する。
げ側へ操作したときは、パイロットポンプ７からパイロ
ット油路８へパイロット油が供給され、ブーム用第１方
向制御弁２とブーム用第２方向制御弁５のスプールが切
り替わり、第１の油圧ポンプ１及び第２の油圧ポンプ４
の吐出油が油路９へ導出され、油圧シリンダ１０ａ及び
１０ｂが伸長してブームが上昇する。
【０００４】また、旋回用のリモートコントロール弁
（図示せず）を操作すれば、旋回用方向制御弁３のスプ
ールが切り替わり、機体が左右何れかへ旋回する。
（図示せず）を操作すれば、旋回用方向制御弁３のスプ
ールが切り替わり、機体が左右何れかへ旋回する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】油圧ポンプにブーム用
方向制御弁と旋回用方向制御弁をパラレル接続した油圧
ショベルに於いては、ダンプカーへの土砂積み込み時等
にブーム上げと旋回の複合操作を行った場合は、旋回側
への供給油量が多いためにブーム上げ速度が遅くなり、
作業のサイクルタイムが長くなって操作性が良好ではな
かった。
方向制御弁と旋回用方向制御弁をパラレル接続した油圧
ショベルに於いては、ダンプカーへの土砂積み込み時等
にブーム上げと旋回の複合操作を行った場合は、旋回側
への供給油量が多いためにブーム上げ速度が遅くなり、
作業のサイクルタイムが長くなって操作性が良好ではな
かった。
【０００６】そこで、油圧ショベルのブーム上げと旋回
の複合操作を行った場合に、ブーム用方向制御弁への供
給油量を多くしてブーム上げ速度を速くし、複合操作時
の操作性を向上させるために解決すべき技術的課題が生
じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを
目的とする。
の複合操作を行った場合に、ブーム用方向制御弁への供
給油量を多くしてブーム上げ速度を速くし、複合操作時
の操作性を向上させるために解決すべき技術的課題が生
じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、油圧ポンプにブーム
用方向制御弁と旋回用方向制御弁をパラレル接続した油
圧ショベルに於いて、旋回用方向制御弁への供給油路上
に絞り位置と開放位置とを有する切替弁を介装し、ブー
ム上げと旋回の複合操作用の切替スイッチを設けるとと
もに、ブーム用方向制御弁のブーム上げパイロット油路
に圧力スイッチを設け、夫々のスイッチをアンド回路の
入力端子に接続し、アンド回路の出力信号にて前記切替
弁を絞り位置に操作するようにした油圧ショベルのブー
ム上げ優先油圧回路を提供するものである。
するために提案されたものであり、油圧ポンプにブーム
用方向制御弁と旋回用方向制御弁をパラレル接続した油
圧ショベルに於いて、旋回用方向制御弁への供給油路上
に絞り位置と開放位置とを有する切替弁を介装し、ブー
ム上げと旋回の複合操作用の切替スイッチを設けるとと
もに、ブーム用方向制御弁のブーム上げパイロット油路
に圧力スイッチを設け、夫々のスイッチをアンド回路の
入力端子に接続し、アンド回路の出力信号にて前記切替
弁を絞り位置に操作するようにした油圧ショベルのブー
ム上げ優先油圧回路を提供するものである。
【０００８】
【作用】ブーム上げと旋回の複合操作を行う場合には、
先ず複合操作用の切替スイッチを手動にてオンにする。
次に、リモートコントロール弁をブーム上げ側へ操作す
れば、ブーム上げパイロット油路に設けられた圧力スイ
ッチがパイロット２次圧を感知してオンとなる。
先ず複合操作用の切替スイッチを手動にてオンにする。
次に、リモートコントロール弁をブーム上げ側へ操作す
れば、ブーム上げパイロット油路に設けられた圧力スイ
ッチがパイロット２次圧を感知してオンとなる。
【０００９】前記切替スイッチ及び圧力スイッチの双方
のスイッチがオンとなったときは、アンド回路の出力端
子から信号が出力され、この出力信号により切替弁が操
作されて絞り位置に切り替わる。
のスイッチがオンとなったときは、アンド回路の出力端
子から信号が出力され、この出力信号により切替弁が操
作されて絞り位置に切り替わる。
【００１０】従って、油圧ポンプから旋回用方向制御弁
へ供給される油量が減少し、ブーム用方向制御弁への供
給油量が増加してブーム上げ速度が速くなる。
へ供給される油量が減少し、ブーム用方向制御弁への供
給油量が増加してブーム上げ速度が速くなる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図１は油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路を
示し、第１の油圧ポンプ１１にブーム用第１方向制御弁
１２と旋回用方向制御弁１３をパラレル接続し、第２の
油圧ポンプ１４にブーム用第２方向制御弁１５を接続す
る。
する。図１は油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路を
示し、第１の油圧ポンプ１１にブーム用第１方向制御弁
１２と旋回用方向制御弁１３をパラレル接続し、第２の
油圧ポンプ１４にブーム用第２方向制御弁１５を接続す
る。
【００１２】前記旋回用方向制御弁１３への供給油路１
６上に絞り位置と開放位置とを有する切替弁１７を介装
するとともに、ブーム用のリモートコントロール弁１８
に接続されたパイロットポンプ１９の吐出油路２０を分
岐してソレノイド弁２１へ接続する。
６上に絞り位置と開放位置とを有する切替弁１７を介装
するとともに、ブーム用のリモートコントロール弁１８
に接続されたパイロットポンプ１９の吐出油路２０を分
岐してソレノイド弁２１へ接続する。
【００１３】該ソレノイド弁２１をオンにしたときは、
スプールが開放位置に切り替わってパイロット油路２２
へパイロット１次圧が供給され、前記切替弁１７のパイ
ロットポート１７ａにパイロット１次圧が掛って切替弁
１７が絞り位置に切り替わる。一方、該ソレノイド弁２
１をオフにしたときは、スプールが閉止位置に切り替わ
ってパイロット１次圧が遮断され、パイロット油路２２
のパイロット油がタンクに戻って切替弁１７が開放位置
に復帰する。
スプールが開放位置に切り替わってパイロット油路２２
へパイロット１次圧が供給され、前記切替弁１７のパイ
ロットポート１７ａにパイロット１次圧が掛って切替弁
１７が絞り位置に切り替わる。一方、該ソレノイド弁２
１をオフにしたときは、スプールが閉止位置に切り替わ
ってパイロット１次圧が遮断され、パイロット油路２２
のパイロット油がタンクに戻って切替弁１７が開放位置
に復帰する。
【００１４】前記ブーム用第１方向制御弁１２及びブー
ム用第２方向制御弁１５は、ブーム用のリモートコント
ロール弁１８の操作に応じて夫々のパイロットポート１
２ａ，１５ａまたは１２ｂ，１５ｂにパイロット２次圧
が掛り、夫々のスプールがブーム上げ位置またはブーム
下げ位置に切り替わる。
ム用第２方向制御弁１５は、ブーム用のリモートコント
ロール弁１８の操作に応じて夫々のパイロットポート１
２ａ，１５ａまたは１２ｂ，１５ｂにパイロット２次圧
が掛り、夫々のスプールがブーム上げ位置またはブーム
下げ位置に切り替わる。
【００１５】一方、前記旋回用方向制御弁１３は、旋回
用のリモートコントロール弁（図示せず）の操作に応じ
てパイロットポート１３ａまたは１３ｂにパイロット２
次圧が掛り、スプールが左旋回位置または右旋回位置に
切り替わる。
用のリモートコントロール弁（図示せず）の操作に応じ
てパイロットポート１３ａまたは１３ｂにパイロット２
次圧が掛り、スプールが左旋回位置または右旋回位置に
切り替わる。
【００１６】ここで、ブーム上げパイロット油路２３に
パイロット２次圧を感知する圧力スイッチ２４を設け、
該圧力スイッチ２４をアンド回路２５の一方の入力端子
へ接続する。また、オペレータの操作し易い位置にブー
ム上げと旋回の複合操作用の切替スイッチ２６を設け、
この切替スイッチ２６をアンド回路２５の他方の入力端
子へ接続する。更に、アンド回路２５の出力端子を前記
ソレノイド弁２１のソレノイドへ接続する。
パイロット２次圧を感知する圧力スイッチ２４を設け、
該圧力スイッチ２４をアンド回路２５の一方の入力端子
へ接続する。また、オペレータの操作し易い位置にブー
ム上げと旋回の複合操作用の切替スイッチ２６を設け、
この切替スイッチ２６をアンド回路２５の他方の入力端
子へ接続する。更に、アンド回路２５の出力端子を前記
ソレノイド弁２１のソレノイドへ接続する。
【００１７】而して、ブーム上げと旋回の複合操作を行
う場合には、先ず複合操作用の切替スイッチ２６を手動
にてオンにする。次にブーム用のリモートコントロール
弁１８をブーム上げ側へ操作すれば、パイロットポンプ
１９からブーム上げパイロット油路２３へパイロット油
が供給され、ブーム用第１方向制御弁１２のブーム上げ
パイロットポート１２ａとブーム用第２方向制御弁１５
のブーム上げパイロットポート１５ａにパイロット２次
圧が掛り、夫々のスプールがブーム上げ位置に切り替わ
る。
う場合には、先ず複合操作用の切替スイッチ２６を手動
にてオンにする。次にブーム用のリモートコントロール
弁１８をブーム上げ側へ操作すれば、パイロットポンプ
１９からブーム上げパイロット油路２３へパイロット油
が供給され、ブーム用第１方向制御弁１２のブーム上げ
パイロットポート１２ａとブーム用第２方向制御弁１５
のブーム上げパイロットポート１５ａにパイロット２次
圧が掛り、夫々のスプールがブーム上げ位置に切り替わ
る。
【００１８】従って、第１の油圧ポンプ１１からブーム
用第１方向制御弁１２を経て油路２７へ作動油が供給さ
れるとともに、第２の油圧ポンプ１４からブーム用第２
方向制御弁１５を経て油路２７へ作動油が供給され、ブ
ーム用油圧シリンダ２８ａ及び２８ｂが伸長してブーム
が上昇する。
用第１方向制御弁１２を経て油路２７へ作動油が供給さ
れるとともに、第２の油圧ポンプ１４からブーム用第２
方向制御弁１５を経て油路２７へ作動油が供給され、ブ
ーム用油圧シリンダ２８ａ及び２８ｂが伸長してブーム
が上昇する。
【００１９】また、旋回用のリモートコントロール弁を
左旋回側または右旋回側へ操作すれば、旋回用方向制御
弁１３のスプールが左旋回位置または右旋回位置に切り
替わり、第１の油圧ポンプ１１から供給油路１６及び切
替弁１７を通過した作動油が旋回用方向制御弁１３を経
て旋回用油圧シリンダ（図示せず）へ供給される。
左旋回側または右旋回側へ操作すれば、旋回用方向制御
弁１３のスプールが左旋回位置または右旋回位置に切り
替わり、第１の油圧ポンプ１１から供給油路１６及び切
替弁１７を通過した作動油が旋回用方向制御弁１３を経
て旋回用油圧シリンダ（図示せず）へ供給される。
【００２０】一方、ブーム上げパイロット油路２３に設
けられた圧力スイッチ２４は前記パイロット２次圧を感
知してオンとなり、前記切替スイッチ２６と圧力スイッ
チ２４の双方のスイッチがオンになることによってアン
ド回路２５の出力端子から信号が出力され、この出力信
号によってソレノイド弁２１がオンとなる。
けられた圧力スイッチ２４は前記パイロット２次圧を感
知してオンとなり、前記切替スイッチ２６と圧力スイッ
チ２４の双方のスイッチがオンになることによってアン
ド回路２５の出力端子から信号が出力され、この出力信
号によってソレノイド弁２１がオンとなる。
【００２１】前述したように、ソレノイド弁２１がオン
となったときには前記切替弁１７が絞り位置に切り替わ
り、旋回用方向制御弁１３への供給油量が減少する。従
って、第１の油圧ポンプ１１からブーム用第１方向制御
弁１２を介してブーム用油圧シリンダ２８ａ及び２８ｂ
へ供給される油量が増加し、ブーム用油圧シリンダ２８
ａ及び２８ｂの伸長速度が速くなる。
となったときには前記切替弁１７が絞り位置に切り替わ
り、旋回用方向制御弁１３への供給油量が減少する。従
って、第１の油圧ポンプ１１からブーム用第１方向制御
弁１２を介してブーム用油圧シリンダ２８ａ及び２８ｂ
へ供給される油量が増加し、ブーム用油圧シリンダ２８
ａ及び２８ｂの伸長速度が速くなる。
【００２２】斯くして、ブーム上げと旋回の複合操作を
行った場合に、ブーム上げ速度が速くなって作業のサイ
クルタイムが短縮され、操作性が向上する。尚、前記切
替弁１７はアンド回路２５の出力信号にて絞り位置に切
り替わるので、ブーム上げ操作のみや切替スイッチ２６
のオンのみでは切替弁１７が切り替わることはなく、他
の複合操作や単独操作に悪影響を与えることがない。
行った場合に、ブーム上げ速度が速くなって作業のサイ
クルタイムが短縮され、操作性が向上する。尚、前記切
替弁１７はアンド回路２５の出力信号にて絞り位置に切
り替わるので、ブーム上げ操作のみや切替スイッチ２６
のオンのみでは切替弁１７が切り替わることはなく、他
の複合操作や単独操作に悪影響を与えることがない。
【００２３】また、本実施例ではパイロット操作形の切
替弁１７を使用しているが、これに代えてソレノイド操
作形の切替弁（図示せず）を使用してもよい。そして、
該ソレノイド操作形切替弁のソレノイドにアンド回路２
５の出力端子を接続すれば、ブーム上げと旋回の複合操
作時にはアンド回路２５の出力信号にて該切替弁が直接
操作され、該切替弁が絞り位置に切り替わって旋回用方
向制御弁１３への供給油量が減少する。
替弁１７を使用しているが、これに代えてソレノイド操
作形の切替弁（図示せず）を使用してもよい。そして、
該ソレノイド操作形切替弁のソレノイドにアンド回路２
５の出力端子を接続すれば、ブーム上げと旋回の複合操
作時にはアンド回路２５の出力信号にて該切替弁が直接
操作され、該切替弁が絞り位置に切り替わって旋回用方
向制御弁１３への供給油量が減少する。
【００２４】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【００２５】
【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、ブーム上げと旋回の複合操作時には、切替スイッチ
とブーム上げパイロット油路の圧力スイッチの双方がオ
ンになることにより、アンド回路の出力信号にて切替弁
を絞り位置に操作する。従って、旋回用方向制御弁へ供
給される油量が減少し、ブーム用方向制御弁を介してブ
ーム用油圧シリンダへ供給される油量が増加してブーム
上げ速度が速くなる。
に、ブーム上げと旋回の複合操作時には、切替スイッチ
とブーム上げパイロット油路の圧力スイッチの双方がオ
ンになることにより、アンド回路の出力信号にて切替弁
を絞り位置に操作する。従って、旋回用方向制御弁へ供
給される油量が減少し、ブーム用方向制御弁を介してブ
ーム用油圧シリンダへ供給される油量が増加してブーム
上げ速度が速くなる。
【００２６】斯くして、ブーム上げと旋回の複合操作時
のブーム上げ速度が上昇し、操作性が著しく向上する。
のブーム上げ速度が上昇し、操作性が著しく向上する。
【図１】本発明の一実施例を示し、油圧ショベルのブー
ム上げ優先油圧回路図。
ム上げ優先油圧回路図。
【図２】従来型の油圧ショベルの油圧回路図。
１１ 第１の油圧ポンプ １２ ブーム用第１方向制御弁 １３ 旋回用方向制御弁 １６ 供給油路 １７ 切替弁 ２１ ソレノイド弁 ２３ ブーム上げパイロット油路 ２４ 圧力スイッチ ２５ アンド回路 ２６ 切替スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 油圧ポンプにブーム用方向制御弁と旋回
用方向制御弁をパラレル接続した油圧ショベルに於い
て、旋回用方向制御弁への供給油路上に絞り位置と開放
位置とを有する切替弁を介装し、ブーム上げと旋回の複
合操作用の切替スイッチを設けるとともに、ブーム用方
向制御弁のブーム上げパイロット油路に圧力スイッチを
設け、夫々のスイッチをアンド回路の入力端子に接続
し、アンド回路の出力信号にて前記切替弁を絞り位置に
操作するようにしたことを特徴とする油圧ショベルのブ
ーム上げ優先油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10632795A JPH08302751A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10632795A JPH08302751A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08302751A true JPH08302751A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14430822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10632795A Pending JPH08302751A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 油圧ショベルのブーム上げ優先油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08302751A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011023028A1 (zh) * | 2009-08-27 | 2011-03-03 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 旋挖钻机高低双速加压系统 |
| WO2019103001A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | 川崎重工業株式会社 | 油圧駆動システム |
| CN110397100A (zh) * | 2019-07-01 | 2019-11-01 | 上海三一重机股份有限公司 | 挖掘机控制系统、挖掘机及挖掘机控制方法 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10632795A patent/JPH08302751A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011023028A1 (zh) * | 2009-08-27 | 2011-03-03 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 旋挖钻机高低双速加压系统 |
| WO2019103001A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | 川崎重工業株式会社 | 油圧駆動システム |
| CN111356844A (zh) * | 2017-11-22 | 2020-06-30 | 川崎重工业株式会社 | 油压驱动系统 |
| GB2581928A (en) * | 2017-11-22 | 2020-09-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Hydraulic drive system |
| US11162239B2 (en) | 2017-11-22 | 2021-11-02 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Hydraulic drive system |
| GB2581928B (en) * | 2017-11-22 | 2022-09-14 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Hydraulic drive system |
| CN110397100A (zh) * | 2019-07-01 | 2019-11-01 | 上海三一重机股份有限公司 | 挖掘机控制系统、挖掘机及挖掘机控制方法 |
| CN110397100B (zh) * | 2019-07-01 | 2021-10-29 | 上海三一重机股份有限公司 | 挖掘机控制系统、挖掘机及挖掘机控制方法 |
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