JP2520293B2 - 油圧掘削機の作業機油量配分切換回路 - Google Patents
油圧掘削機の作業機油量配分切換回路Info
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2278—Hydraulic circuits
- E02F9/2292—Systems with two or more pumps
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- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2225—Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves
- E02F9/2228—Control of flow rate; Load sensing arrangements using pressure-compensating valves including an electronic controller
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- E02F9/2239—Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
- E02F9/2242—Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance including an electronic controller
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、上部旋回体と下部走行体とを有する油圧掘
削機に係り、特に複数個の油圧ポンプの合流回路を有す
る油圧掘削機の油圧回路に関する。
削機に係り、特に複数個の油圧ポンプの合流回路を有す
る油圧掘削機の油圧回路に関する。
[従来の技術] 従来、油圧掘削機においては、第2図に示すようにブ
ーム操作レバー1を上げ側に操作すると、パイロット油
圧によりブームLo操作弁スプール12とブームHi操作弁ス
プール13とがそれぞれ作動して回路を開き、2個の油圧
ポンプ14,15から送られた圧油はそれぞれ前記操作弁を
経た後合流してブームシリンダ16,17のボトム側に作用
し、ブームシリンダを伸ばす。ブーム上げとアーム掘削
またはアームダンプを同時に操作した場合は、アーム絞
り操作弁18が作動し、アーム操作弁へ流れる油量を絞っ
てブーム・アームの同時操作が円滑に行えるようになっ
ている。
ーム操作レバー1を上げ側に操作すると、パイロット油
圧によりブームLo操作弁スプール12とブームHi操作弁ス
プール13とがそれぞれ作動して回路を開き、2個の油圧
ポンプ14,15から送られた圧油はそれぞれ前記操作弁を
経た後合流してブームシリンダ16,17のボトム側に作用
し、ブームシリンダを伸ばす。ブーム上げとアーム掘削
またはアームダンプを同時に操作した場合は、アーム絞
り操作弁18が作動し、アーム操作弁へ流れる油量を絞っ
てブーム・アームの同時操作が円滑に行えるようになっ
ている。
アーム操作レバーを掘削側またはダンプ側に操作した
場合は、上記と同様にアームLo、アームHi操作弁が合流
回路を形成し、また旋回操作レバーを同時操作すると旋
回優先操作弁がアームシリンダへの回路を絞り、旋回モ
ータに優先的に圧油が送られるようになっている。
場合は、上記と同様にアームLo、アームHi操作弁が合流
回路を形成し、また旋回操作レバーを同時操作すると旋
回優先操作弁がアームシリンダへの回路を絞り、旋回モ
ータに優先的に圧油が送られるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら油圧掘削機を用いて作業を行う場合に
は、ブーム・アーム・バケット・旋回の各操作のうち2
つ以上の操作を組み合わせた同時複合操作がしばしば行
われるため、作業内容によっては作業機への作動油の流
量配分が不適切なため、2ポンプ合流回路が必ずしも効
果的でない現象が発生している。
は、ブーム・アーム・バケット・旋回の各操作のうち2
つ以上の操作を組み合わせた同時複合操作がしばしば行
われるため、作業内容によっては作業機への作動油の流
量配分が不適切なため、2ポンプ合流回路が必ずしも効
果的でない現象が発生している。
例えば溝掘削作業において溝の中心線に対して45°方
向に排土する場合、1回の掘削が終わると排土地点にバ
ケットを移動させるためブーム上げ・アームダンプ・旋
回の同時操作を行うが、このとき旋回操作に対して旋回
と旋回優先の2バルブが作動し、アームLo操作弁への油
量を制御して旋回回路に優先的に圧油が供給される。ま
たアームダンプ操作に対しては、アームLo、アームHiの
2バルブが作動し、2個の油圧ポンプから送られた油量
のうち旋回回路に分与した残りがアームシリンダのヘッ
ド側に供給される。
向に排土する場合、1回の掘削が終わると排土地点にバ
ケットを移動させるためブーム上げ・アームダンプ・旋
回の同時操作を行うが、このとき旋回操作に対して旋回
と旋回優先の2バルブが作動し、アームLo操作弁への油
量を制御して旋回回路に優先的に圧油が供給される。ま
たアームダンプ操作に対しては、アームLo、アームHiの
2バルブが作動し、2個の油圧ポンプから送られた油量
のうち旋回回路に分与した残りがアームシリンダのヘッ
ド側に供給される。
ブームシリンダにもフレームLo、ブームHiの2バルブ
を通って合流した圧油が送られるが、旋回角が約45°と
小さいため旋回およびアームダンプの動作に対してブー
ムの上昇が遅れ、このためブーム上げ・アームダンプ・
旋回の同時操作の他にブーム上げの単独操作も行って上
記欠点を補っている。
を通って合流した圧油が送られるが、旋回角が約45°と
小さいため旋回およびアームダンプの動作に対してブー
ムの上昇が遅れ、このためブーム上げ・アームダンプ・
旋回の同時操作の他にブーム上げの単独操作も行って上
記欠点を補っている。
土砂を掘削した後180°旋回して車両に積み込む作業
においては、上記と逆にブーム上げ・アームダンプより
も旋回の時間が長くかかるため、旋回の単独操作を追加
する必要があり、掘削した後90°旋回して土砂を車両に
積み込む場合は、ブーム上げ・旋回よりもアームダンプ
が遅れるため、アームダンプの単独操作を加えてこれを
補う必要がある。
においては、上記と逆にブーム上げ・アームダンプより
も旋回の時間が長くかかるため、旋回の単独操作を追加
する必要があり、掘削した後90°旋回して土砂を車両に
積み込む場合は、ブーム上げ・旋回よりもアームダンプ
が遅れるため、アームダンプの単独操作を加えてこれを
補う必要がある。
本発明は前述した従来の問題点に着目し、運転者が操
作レバーについてそのつど同時操作・単独操作の調整を
せずに能率よく作業が遂行できるような作業機油量配分
切換回路を提供することを目的とする。
作レバーについてそのつど同時操作・単独操作の調整を
せずに能率よく作業が遂行できるような作業機油量配分
切換回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る油圧掘削機
の作業機油量配分切換回路は、上部旋回体と下部走行体
とを有し、複数個の油圧ポンプを備えた油圧掘削機にお
いて、作業機操作レバーと主操作弁とを結ぶパイロット
油圧回路に少なくとも1個以上の切換弁を設け、該切換
弁を作動させて前記複数個の油圧ポンプの吐出油量の合
流形式を変更し、作業形態別に最適の油量配分を行う油
圧回路を選択できる構成とした。
の作業機油量配分切換回路は、上部旋回体と下部走行体
とを有し、複数個の油圧ポンプを備えた油圧掘削機にお
いて、作業機操作レバーと主操作弁とを結ぶパイロット
油圧回路に少なくとも1個以上の切換弁を設け、該切換
弁を作動させて前記複数個の油圧ポンプの吐出油量の合
流形式を変更し、作業形態別に最適の油量配分を行う油
圧回路を選択できる構成とした。
[作用] 上記構成によれば、作業機操作レバーと主操作弁とを
結ぶパイロット油圧回路に設けた切換弁の操作により、
油圧ポンプの流量の合流形式を作業形態に適合させるこ
とができるようにしたので、従来から問題点とされてい
た同時操作時における作業機の一部の動作遅れが解決
し、各操作レバーの操作を調整する必要がなくなる。
結ぶパイロット油圧回路に設けた切換弁の操作により、
油圧ポンプの流量の合流形式を作業形態に適合させるこ
とができるようにしたので、従来から問題点とされてい
た同時操作時における作業機の一部の動作遅れが解決
し、各操作レバーの操作を調整する必要がなくなる。
[実施例] 以下に本発明に係る油圧掘削機の作業機油量配分切換
回路の実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。
回路の実施例について、図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図において、ブーム操作レバー1に直結するパイ
ロットバルブ2に接続するパイロット油圧回路2aは、途
中で分岐してブームLo操作弁およびブームHi操作弁のス
プール端部に接続されるが、前記分岐回路の片方に切換
弁3が設けられている。またアーム操作レバー4に直結
するパイロットバルブ5から出たパイロット油圧回路5a
も、前記と同様に途中で分岐してアームLo操作弁および
アームHi操作弁のスプール端部に接続されていて、前記
分岐回路の片方に切換弁6が設けられている。更にコン
トロールポンプ7からパイロットバルブを経て旋回優先
弁のスプールに接続するパイロット油圧回路8に切換弁
9が設けられている。
ロットバルブ2に接続するパイロット油圧回路2aは、途
中で分岐してブームLo操作弁およびブームHi操作弁のス
プール端部に接続されるが、前記分岐回路の片方に切換
弁3が設けられている。またアーム操作レバー4に直結
するパイロットバルブ5から出たパイロット油圧回路5a
も、前記と同様に途中で分岐してアームLo操作弁および
アームHi操作弁のスプール端部に接続されていて、前記
分岐回路の片方に切換弁6が設けられている。更にコン
トロールポンプ7からパイロットバルブを経て旋回優先
弁のスプールに接続するパイロット油圧回路8に切換弁
9が設けられている。
前記切換弁3,6,9はいずれもスプリングオフセット電
磁弁で、コントローラ10からの信号電流によって作動す
る。コントローラ10はモード切換スイッチ11に接続さ
れ、モード切換スイッチ11の入り、切りによって前記切
換弁3,6,9が作動し、各パイロット回路の断続ができる
ようになっている。
磁弁で、コントローラ10からの信号電流によって作動す
る。コントローラ10はモード切換スイッチ11に接続さ
れ、モード切換スイッチ11の入り、切りによって前記切
換弁3,6,9が作動し、各パイロット回路の断続ができる
ようになっている。
モード切換スイッチ11には標準、ブーム優先、アーム
優先、旋回優先の4個のスイッチが設けられていて、第
1表に示すように例えばブーム優先のスイッチを押すと
切換弁6,9が作動し、第1図のアームHi操作弁へのパイ
ロット回路と旋回優先操作弁へのパイロット回路が閉鎖
され、アームは1ポンプの流量のみで作動し、旋回は優
先しなくなる。従ってブーム回路のみが2ポンプ合流と
なり、溝掘削・45°方向排土作業においてブームの上昇
が遅れる現象は発生しなくなる。
優先、旋回優先の4個のスイッチが設けられていて、第
1表に示すように例えばブーム優先のスイッチを押すと
切換弁6,9が作動し、第1図のアームHi操作弁へのパイ
ロット回路と旋回優先操作弁へのパイロット回路が閉鎖
され、アームは1ポンプの流量のみで作動し、旋回は優
先しなくなる。従ってブーム回路のみが2ポンプ合流と
なり、溝掘削・45°方向排土作業においてブームの上昇
が遅れる現象は発生しなくなる。
同様にアーム優先スイッチを押すと切換弁3,9が作動
し、旋回優先スイッチを押すと切換弁3,6が作動してそ
れぞれのパイロット回路を閉鎖する。このようにして、
選択したモードに対して最も重要な油圧アクチュエータ
に優先的に油量を確保する。また標準のスイッチを押し た場合は3個の切換弁はすべて作動せず、操作弁は従来
通りの作動をする。
し、旋回優先スイッチを押すと切換弁3,6が作動してそ
れぞれのパイロット回路を閉鎖する。このようにして、
選択したモードに対して最も重要な油圧アクチュエータ
に優先的に油量を確保する。また標準のスイッチを押し た場合は3個の切換弁はすべて作動せず、操作弁は従来
通りの作動をする。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、各操作弁を作動
させるパイロット油圧回路に切換弁を設け、モード切換
スイッチによって運転者が必要とする優先モードを自由
かつ容易に選択できるようにしたので、作業機各部のタ
イミングを合わせるために各操作レバーの操作を調整す
る必要がなくなり、油圧掘削機の作業機操作性が著しく
向上するという効果が得られる。
させるパイロット油圧回路に切換弁を設け、モード切換
スイッチによって運転者が必要とする優先モードを自由
かつ容易に選択できるようにしたので、作業機各部のタ
イミングを合わせるために各操作レバーの操作を調整す
る必要がなくなり、油圧掘削機の作業機操作性が著しく
向上するという効果が得られる。
第1図は実施例に係るモード切換スイッチと切換弁とを
設けた油圧掘削機の操作弁用パイロット回路のうち、本
発明関連部分の回路説明図、第2図は従来の技術による
油圧掘削機のブーム上げに関する部分の油圧回路概略説
明図である。 1……ブーム操作レバー 2a,5a,8……パイロット油圧回路 3,6,9……切換弁 4……アーム操作レバー 10……コントローラ 11……モード切換スイッチ
設けた油圧掘削機の操作弁用パイロット回路のうち、本
発明関連部分の回路説明図、第2図は従来の技術による
油圧掘削機のブーム上げに関する部分の油圧回路概略説
明図である。 1……ブーム操作レバー 2a,5a,8……パイロット油圧回路 3,6,9……切換弁 4……アーム操作レバー 10……コントローラ 11……モード切換スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】上部旋回体と下部走行体とを有し、複数個
の油圧ポンプを備えた油圧掘削機において、作業機操作
レバーと主操作弁とを結ぶパイロット油圧回路に少なく
とも1個以上の切換弁を設け、該切換弁を作動させて前
記複数個の油圧ポンプの吐出油量の合流形式を変更し、
作業形態別に最適の油量配分を行う油圧回路を選択でき
るようにしたことを特徴とする油圧掘削機の作業機油量
配分切換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295328A JP2520293B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 油圧掘削機の作業機油量配分切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295328A JP2520293B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 油圧掘削機の作業機油量配分切換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02140332A JPH02140332A (ja) | 1990-05-30 |
JP2520293B2 true JP2520293B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=17819192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63295328A Expired - Lifetime JP2520293B2 (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 油圧掘削機の作業機油量配分切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520293B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3511425B2 (ja) * | 1995-09-18 | 2004-03-29 | 日立建機株式会社 | 油圧システム |
GB2435501A (en) * | 2006-02-28 | 2007-08-29 | Agco Gmbh | Hydraulic system with priority assigned to different consumers |
GB0603991D0 (en) | 2006-02-28 | 2006-04-05 | Agco Gmbh | Hydraulic systems for utility vehicles, in particular agricultural vehicles |
JP5122906B2 (ja) * | 2007-10-11 | 2013-01-16 | 東芝機械株式会社 | 建設機械のロードセンシング式油圧制御装置 |
US9353769B2 (en) * | 2010-07-28 | 2016-05-31 | Illinois Tool Works Inc. | Hydraulic tool that commands prime mover output |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP63295328A patent/JP2520293B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02140332A (ja) | 1990-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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