JPH08302418A - 含クロム鋼スラグおよびその排滓処理方法 - Google Patents
含クロム鋼スラグおよびその排滓処理方法Info
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Abstract
スラグを溶鋼の浴面上から分離あるいは除去するに際
し、排滓後のスラグからの6価のCrの溶出を防止す
る。 【構成】 溶鋼とスラグ間の脱硫分配比(S)/ [S]
を下記式を満足するように調整する。 (S)/ [S] ≧101.06X-0.62 但し、X=(CaO)/(SiO2 ) また、脱硫を促進するために、溶解精錬時間を長くする
か、またはSiやAl等の脱酸剤を添加する。 【効果】 排滓後のスラグからの6価のCrの溶出が皆
無となり、スラグの資源としての活用がはかれる。
Description
て発生するスラグに関して、環境上の問題となる6価の
Cr(Cr6+)の溶出を防止し、資源としてのスラグの
利用をはかる排滓処理方法およびスラグ組成に関する。
Crを含む含クロム鋼は電気炉での溶解工程後、上底吹
き転炉、AODおよびVOD等での精錬工程で製造され
ている。これらの工程では溶鋼中の [C] , [S] 等の
不純物の除去が行なわれるが、溶鋼中の [Si] や [A
l] 等の酸化が起こり、(SiO2 ),(Al2 O3 )
等の酸化物が生成する。一方、炉の耐火物を保護するた
めにCaOやMgOが添加される。これらの結果、溶解
精錬工程ではスラグの生成は避けられない。また、含ク
ロム鋼の溶解精錬工程では溶鋼中 [Cr] の酸化が避け
られず、スラグ中に3価のCrの酸化物である(Cr2
O3 )が生成し、一部に6価のCrの酸化物である(C
rO3 )が生成する。これらの酸化物は溶解精錬工程の
末期で還元処理されるが、処理が不十分であればスラグ
中に(CrO3 )が残存し、含クロム溶鋼から分離した
後に6価のCrの溶出を招き、環境上の問題となるため
に、スラグの資源としての利用が阻害されてきた。
からの6価のCrの溶出を防止する対策および6価のC
rの溶出のないスラグの条件は全く知られておらず、こ
のため排滓処理されたスラグは定期的に分析を行い、環
境に悪影響を及ぼさないように、十分な管理がなされて
きた。一方、排滓されたスラグから6価のCrが溶出し
ないように不溶化する方法としては、特開昭48−71
371号公報、特開平5−345658号公報、特開昭
52−93669号公報および特開昭52−15265
1号公報等多数開示されている。これらの方法は高温下
で還元処理するか、またはFe(OH)2 やBa塩等の
薬品を加え処理する方法であり、処理コストが高く、か
つ多量処理に不向きであるために、多量に発生する含ク
ロム鋼のスラグの処理には十分に活用されていない。
工程において発生するスラグを溶鋼の浴面上から分離あ
るいは除去するに際し、排滓後のスラグからの6価のC
rの溶出を防止することを目的とする。また、6価のC
rの溶出のないスラグ組成を提示することを目的とす
る。
利に解決したものであり、その要旨は含クロム鋼の溶解
精錬工程において発生するスラグを溶鋼の浴面上から分
離あるいは除去するに際し、下記(1)式を満足させる
ようにスラグ中(S)濃度と溶鋼中 [S] 濃度の比であ
る脱硫分配比(S)/ [S] を調整してスラグを分離あ
るいは除去することを特徴とする含クロム鋼のスラグの
排滓処理方法である。
グを溶鋼の浴面上から分離あるいは除去するに際し、前
記(1)式を満足する脱硫分配比(S)/ [S] を得る
ために、溶解精錬をさらに継続して溶解精錬時間を長く
するか、またはSiやAl等の脱酸剤を加え、溶鋼の脱
硫反応を促進することを特徴とする含クロム鋼のスラグ
の排滓処理方法である。
度(CaO)/(SiO2 )が下記(2)式を満足する
ことを特徴とする含クロム鋼の溶解スラグである。 (S)≧0.02×101.06X-0.62………………(2) 但し、X=(CaO)/(SiO2 ) また、スラグ中(S)濃度とスラグ塩基度(CaO)/
(SiO2 )が下記(3)式を満足することを特徴とす
る含クロム鋼の精錬スラグである。
ていない温度の低い時期において、また精錬工程では溶
鋼中の [C] を除去するために酸素吹込みを行う時期に
おいて、下記(4)式で示されるような溶鋼中 [Cr]
の酸化反応が進行し、3価のCrの酸化物である(Cr
2 O3 )を生成する。
ような6価のCrの酸化物である(CrO3 )の生成反
応が進行することは避けられず、酸化期末期では最大
0.5mass%レベルの(CrO3 )が存在する場合もあ
る。 (Cr2 O3 )+3 [O] →2(CrO3 )……………………(5) これらのCr酸化物は溶解工程では溶解末期の昇温期あ
るいは還元期で、精錬工程では還元剤としてSiやAl
等を添加して精錬する還元期で還元され、特に6価のC
rの酸化物である(CrO3 )はほとんど微量となる。
しかし、(CrO3 )は微量でも存在すれば排滓後、6
価のCrの溶出の原因となるために、溶解精錬工程で完
全に(CrO3 )を還元しておく必要がある。
工程の間で、すなわち排滓する前に定量分析する方法は
全くなく、このために排滓処理したスラグを管理する方
法がとられてきた。本発明者らは排滓後のスラグの6価
のCrの溶出量は溶鋼とスラグ間の反応状態に依存する
ことを見出し、これを定量化する式として前記(1)式
を導出した。これは同一スラグ塩基度で考えた場合、
(S)/ [S] が高いことは還元反応が十分に進行して
いることを意味し、このため(CrO3 )が完全に存在
しない状態が達成されるためである。
て、前記(1)式を満足させるには溶解精錬時間を長く
するか、またはSiやAl等の脱酸剤を加えることが有
効であることを見出した。一般に、含クロム鋼の溶鋼工
程で溶鋼中〔S〕濃度は0.02mass%まで脱硫され、
その後の精錬工程で0.005mass%まで脱硫される。
前記(1)式にこれらの値を代入すれば、前記(2)式
および(3)式が得られる。(2)式を満足する溶解ス
ラグであれば、また(3)式を満足する精錬スラグであ
れば6価のCrの溶出のないスラグであることが確認さ
れた。
明の含クロム鋼スラグの排滓処理は図1に例示するよう
な溶解精錬工程で発生するスラグの処理に適用するもの
である。図1(a)は電気炉での溶解、(b)はAOD
での精錬、(c)は上底吹き転炉での溶解精錬、(d)
はVODでの精錬工程を示し、図中の1は電極、2は溶
鋼、3はスラグ、4は上吹きランス、5は横吹き羽口、
6は底吹き羽口、7は底吹きポーラスプラグを示す。こ
れらの工程では溶解精錬を効率的に進め、かつ炉の耐火
物を保護するために、溶鋼量の5%以上のスラグの発生
は避けられない。また、溶解途中あるいは精錬途中の酸
化条件下でスラグ中に6価のCrの酸化物である(Cr
O3 )が生成し、これが溶解末期あるいは精錬末期の還
元期で還元が不十分であれば排滓後スラグに残留し、6
価のCrの溶出の原因となる。なお、溶鋼中の〔S〕濃
度は溶解工程で約0.02mass%まで脱硫され、精錬工
程で約0.005mass%まで脱硫されるのが一般的であ
る。
て排滓されるスラグからの6価のCrの溶出量は溶鋼と
スラグの脱硫分配比である(S)/ [S] に依存するこ
とを見出し、(S)/ [S] の値にしきい値を設けるこ
と、脱硫反応を促進すること、及び排滓されるスラグ組
成を規定することで排滓後スラグからの6価のCrの溶
出を完全に防止するのである。
で溶解、AODで精錬を行った場合の各工程のスラグ塩
基度である(CaO)/(SiO2 )と脱硫分配比
(S)/[S] の関係を示す。なお、図中の○と●印は
溶解工程での値、□と■印は精錬工程での値を示し、ま
た、●と■印は排滓後スラグの6価のCrの溶出分析を
行った結果、溶出量が環境基準の0.05mg/リットル
を超えたスラグ、○と□印は6価のCrの溶出量が0.
04mg/リットル以下の問題とならないスラグを示す。
図2より●と■印が存在する領域は図中の実線より下の
領域であり、実線より上の領域に保持すれば6価のCr
の溶出は防止できる。この領域を式で表せば前記(1)
式である。
で溶解、AODで精錬を行った場合の最終の還元期で初
めて溶鋼およびスラグの分析を行ってからの溶解精錬の
保持時間と脱硫分配比(S)/ [S] の関係を示す。な
お、この場合のスラグ塩基度(CaO)/(SiO2 )
は1.50であり、図中の○印は溶解工程、□印は精錬
工程での値を示す。この場合では、図3に示すように溶
鋼およびスラグの分析値での(S)/ [S] が初回分析
で5以下の低い値なので精錬を継続して精錬時間をさら
に3分以上長くすることにより前記(1)式より求まる
しきい値9.33を越えることが可能になり、6価のC
rの溶出を効率よく防止することが可能になる。
で溶解、AODで精錬を行った場合の最終の還元期で脱
酸剤としてSiを溶鋼トン当り1kgを追加添加する前後
のスラグ塩基度(CaO)/(SiO2 )と脱硫分配率
(S)/ [S] の関係を示す。なお、図中の○印は溶解
工程、□印は精錬工程での値を示す。図4より脱酸剤を
加え、脱硫反応を促進させることで(S)/ [S] の値
が大きくなり、6価のCrの溶出を効率よく防止するこ
とが可能になる。
で溶解を行った後に溶鋼の浴面上から分離あるいは除去
したスラグのスラグ塩基度(CaO)/(SiO2 )と
脱硫分配比(S)/ [S] の関係を示す。なお、図中の
●印は6価のCrの溶出分析を行った結果、溶出量が環
境基準の0.05mg/lを超えたスラグ、○印は6価の
Crの溶出量が0.04mg/l以下の問題とならないス
ラグを示す。図5より●印が存在する領域は図中の実線
の下の領域であり、実線より上の領域で有れば6価のC
rの溶出はないスラグとなる。この領域を式で表せば前
記(2)式である。
で溶解を行い、その後AODで精錬を行った後に溶鋼の
浴面上から分離あるいは除去したスラグのスラグ塩基度
(CaO)/(SiO2 )と脱硫分配比(S)/ [S]
の関係を示す。なお、図中の■印は6価のCrの溶出分
析を行った結果、溶出量が環境基準の0.05mg/リッ
トルを超えたスラグ、□印は6価のCrの溶出量が0.
04mg/リットル以下の問題とならないスラグを示す。
図5より■印が存在する領域は図中の実線の下の領域で
あり、実線より上の領域で有れば6価のCrの溶出はな
いスラグとなる。この領域を式で表せば前記(3)式で
ある。
いて発生するスラグを溶鋼の浴面上から分離あるいは除
去するに際し、前記(1)式を満足するように脱硫分配
比を調整した後にスラグを分離あるいは除去すること
で、排滓後のスラグからの6価のCrの溶出を防止する
ことが可能になる。また、脱硫分配比を上げて、前記
(1)式を満足させるには溶解精錬時間を長くするか、
またはSiやAl等の脱酸剤を加えることが有効である
ことが確認された。なお、スラグ塩基度(CaO)/
(SiO2 )および脱硫分配比(S)/ [S] とも溶解
精錬工程の間に分析により確認できる値であり、前記
(1)式を満足することを確認した後に、スラグを分離
あるいは除去することで排滓後の管理が不要になる。
グであれば6価のCrの溶出はなく、また前記(3)式
を満足する精錬スラグであれば6価のCrの溶出はない
ことが確認された。
18mass%Cr)60ton の溶鋼を製造する処理を図1
(a)に示す溶解工程、(b)に示す精錬工程の実施態
様で実施した。溶解工程ではスクラップ、Fe−Cr,
Fe−Niを原料として溶解し、溶鋼温度1500℃ま
で昇温した後、取鍋にスラグと共に出鋼した。取鍋に入
ったスラグはAODに溶鋼を入れる前にスラグパンに傾
転排滓した。AODでは [C] 濃度0.05mass%まで
脱炭した後に、脱炭中に酸化した [Cr] を還元するた
めに還元剤を加え、還元精錬を行った後にスラグと共に
出鋼した。溶鋼を連続鋳造した後に、スラグはスラグパ
ンに分離、除去した。
および比較例のいずれも30チャージに適用した。本発
明例では出鋼する前にスラグ塩基度(CaO)/(Si
O2)および脱硫分配比(S)/ [S] を確認し、両者
の関係が前記(1)式を満足しない場合には溶解精錬時
間を3分間延長するか、または脱酸剤としてSiを溶鋼
トン当り1kg添加して処理する方法を採用した。比較例
は前記(1)式による6価のCrの溶出を検知する手段
のない場合の方法であり、溶解および精錬後直ちに出鋼
して、スラグを排滓処理した場合である。
は本発明のコストを100として、比例換算した値であ
る。
外れる溶解工程でのスラグはなく、前記(3)式の条件
を外れる精錬工程でのスラグもなかったが、比較例では
前記(2)式の条件を外れる溶解工程でのスラグが12
チャージ、前記(3)式の条件を外れる精錬工程でのス
ラグが8チャージ存在した。本発明例では、排滓後のス
ラグからの6価のCrの溶出は皆無であり、そのために
スラグの管理コストは大幅に削減できた。
排滓処理において、排滓後のスラグからの6価のCrの
溶出を防止することが可能になり、定常的な6価のCr
の分析が不要となり、スラグ管理の手間を大幅に削減で
きる。また、スラグの環境に対する悪影響がなくなり、
スラグを例えば路盤材として使用するなど資源として活
用する範囲を大幅に広げられる。
は電気炉での溶解、(b)はAODでの精錬、(c)は
上底吹き炉での溶解精錬、(d)はVODでの精錬工程
を示す図である。
分配比(S)/ [S] の関係における6価のクロム溶出
量の状態を示す図である。
(S)/ [S] との関係を示す図である。
分配比(S)/ [S] の関係における脱酸剤の添加の結
果を示す図である。
グ中の(S)濃度との関係における、溶解工程での6価
のクロムの溶出量の状態を示す図である。
グ中の(S)濃度との関係における、精錬工程での6価
のクロムの溶出量の状態を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 含クロム鋼の溶解精錬工程において発生
するスラグを溶鋼の浴面上から分離あるいは除去するに
際し、下記(1)式を満足するようにスラグ中(S)濃
度と溶鋼中 [S] 濃度の比である脱硫分配比(S)/
[S] を調整してスラグを分離あるいは除去することを
特徴とする含クロム鋼スラグの排滓処理方法。 (S)/ [S] ≧101.06X-0.62…………………(1) 但し、X=(CaO)/(SiO2 ) (S):スラグ中(S)濃度(mass%) [S] :溶鋼中〔S〕濃度(mass%) (CaO):スラグ中(CaO)濃度(mass%) (SiO2 ):スラグ中(SiO2)濃度(mass%) - 【請求項2】 最終還元期における溶鋼およびスラグの
分析により脱硫分配比(S)/ [S] を算出し、該脱硫
分配比(S)/ [S] が前記(1)式を満足しない場合
は、さらに溶解精錬を継続することを特徴とする請求項
1記載の含クロム鋼スラグの排滓処理方法。 - 【請求項3】 最終還元期における溶鋼およびスラグの
分析により脱硫分配比(S)/ [S] を算出し、該脱硫
分配比(S)/ [S] が前記(1)式を満足しない場合
は、脱酸剤を添加して溶鋼の脱硫反応を促進することを
特徴とする請求項1記載の含クロム鋼スラグの排滓処理
方法。 - 【請求項4】 スラグ中(S)濃度とスラグ塩基度(C
aO)/(SiO2)が下記(2)式を満足することを
特徴とする含クロム鋼の溶解スラグ。 (S)≧0.02×101.06X-0.62………………(2) 但し、X=(CaO)/(SiO2 ) - 【請求項5】 スラグ中(S)濃度とスラグ塩基度(C
aO)/(SiO2)が下記(3)式を満足することを
特徴とする含クロム鋼の精錬スラグ。 (S)≧0.005×101.06X-0.62……………(3) 但し、X=(CaO)/(SiO2 )
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10749695A JP3586311B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 含クロム鋼スラグおよびその排滓処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10749695A JP3586311B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 含クロム鋼スラグおよびその排滓処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08302418A true JPH08302418A (ja) | 1996-11-19 |
JP3586311B2 JP3586311B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=14460690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10749695A Expired - Lifetime JP3586311B2 (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | 含クロム鋼スラグおよびその排滓処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3586311B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000053539A1 (fr) * | 1999-03-10 | 2000-09-14 | Kawasaki Steel Corporation | Traitement de scories d'affinage d'acier inoxydable |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP10749695A patent/JP3586311B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000053539A1 (fr) * | 1999-03-10 | 2000-09-14 | Kawasaki Steel Corporation | Traitement de scories d'affinage d'acier inoxydable |
US6732547B1 (en) * | 1999-03-10 | 2004-05-11 | Jfe Steel Corporation | Method for the treating stainless steel refining slag |
KR100530197B1 (ko) * | 1999-03-10 | 2005-11-22 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 스테인리스강 정련슬래그의 처리방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3586311B2 (ja) | 2004-11-10 |
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