JPH08301860A - 低溶剤アルキルジケテンの製造方法 - Google Patents
低溶剤アルキルジケテンの製造方法Info
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- JPH08301860A JPH08301860A JP8110989A JP11098996A JPH08301860A JP H08301860 A JPH08301860 A JP H08301860A JP 8110989 A JP8110989 A JP 8110989A JP 11098996 A JP11098996 A JP 11098996A JP H08301860 A JPH08301860 A JP H08301860A
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- C07D305/02—Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
- C07D305/10—Heterocyclic compounds containing four-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atoms not condensed with other rings having one or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D305/12—Beta-lactones
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- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/87—Preparation of ketenes or dimeric ketenes
- C07C45/89—Preparation of ketenes or dimeric ketenes from carboxylic acids, their anhydrides, esters or halides
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- C07C49/88—Ketenes; Dimeric ketenes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 カルボン酸クロリドと第三級アミンとを、水
と大体において混じらない不活性溶剤中で反応させ、差
し当たり水または水蒸気なしで、次いで水または水蒸気
を用いて蒸溜することによって生じる、低溶剤アルキル
ジケテンの製造方法を提供する。 【解決手段】 下記式(I) [式中R1:C10〜C30アルキルまたはC10〜C30アル
ケニル、R2:水素またはC1〜C8アルキルを表わす]
の低溶剤アルキルジケテンを、下記式II のカルボン酸クロリドと、下記式III [式中R3,R4,R5:C1〜C12アルキルまたはC3〜
C12シクロアルキルを表わす]の第三級アミンとを、水
と大体において混じらない不活性溶剤中で反応させ、有
機相を80〜130℃の温度および10〜500mba
rの圧力で蒸留し、引き続き水または水蒸気を添加して
蒸留することにより製造する。
と大体において混じらない不活性溶剤中で反応させ、差
し当たり水または水蒸気なしで、次いで水または水蒸気
を用いて蒸溜することによって生じる、低溶剤アルキル
ジケテンの製造方法を提供する。 【解決手段】 下記式(I) [式中R1:C10〜C30アルキルまたはC10〜C30アル
ケニル、R2:水素またはC1〜C8アルキルを表わす]
の低溶剤アルキルジケテンを、下記式II のカルボン酸クロリドと、下記式III [式中R3,R4,R5:C1〜C12アルキルまたはC3〜
C12シクロアルキルを表わす]の第三級アミンとを、水
と大体において混じらない不活性溶剤中で反応させ、有
機相を80〜130℃の温度および10〜500mba
rの圧力で蒸留し、引き続き水または水蒸気を添加して
蒸留することにより製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カルボン酸クロリ
ドと第三級アミンとを、水と大体において混じらない不
活性溶剤中で反応させ、差し当たり水または水蒸気なし
で、次いで水または水蒸気を用いて蒸留することによっ
て生じる、低溶剤アルキルジケテンの製造方法に関す
る。
ドと第三級アミンとを、水と大体において混じらない不
活性溶剤中で反応させ、差し当たり水または水蒸気なし
で、次いで水または水蒸気を用いて蒸留することによっ
て生じる、低溶剤アルキルジケテンの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アルキルジケテン(AKD)は、主に紙
の製造において疎水性化剤として使用される。このた
め、通常アルキルジケテン、ろう状の水に不溶の物質
を、保護コロイドとしてイオン変性デンプンまたは合成
ポリマー(アニオンまたはカチオン)の使用下に分散液
に変える。
の製造において疎水性化剤として使用される。このた
め、通常アルキルジケテン、ろう状の水に不溶の物質
を、保護コロイドとしてイオン変性デンプンまたは合成
ポリマー(アニオンまたはカチオン)の使用下に分散液
に変える。
【0003】ドイツ国特許(DE−A)2327988
号からは、脂肪酸クロリドを第三級アミンと無水溶剤、
たとえばトルオール中で反応させ、引き続きアミン塩酸
塩を低濃度の中性塩溶液で抽出することによりアルキル
ジケテンを製造することは公知である。
号からは、脂肪酸クロリドを第三級アミンと無水溶剤、
たとえばトルオール中で反応させ、引き続きアミン塩酸
塩を低濃度の中性塩溶液で抽出することによりアルキル
ジケテンを製造することは公知である。
【0004】ドイツ国特許(DE−A)2927118
号からは、脂肪酸クロリドを第三級アミン、好ましくは
ジメチルシクロヘキシルアミンとトリメチルアミンから
なる混合物と、無水溶剤、たとえばトルオール中で反応
させることによりアルキルジケテンを製造することは公
知である。2種の異なる第三級アミンの面倒で費用のか
かる取り扱いのほかに、双方のアミンの後処理および定
量的回収は困難である。
号からは、脂肪酸クロリドを第三級アミン、好ましくは
ジメチルシクロヘキシルアミンとトリメチルアミンから
なる混合物と、無水溶剤、たとえばトルオール中で反応
させることによりアルキルジケテンを製造することは公
知である。2種の異なる第三級アミンの面倒で費用のか
かる取り扱いのほかに、双方のアミンの後処理および定
量的回収は困難である。
【0005】双方の場合、得られるアルキルジケテン
は、溶剤を蒸留により除去した後なおかなりの溶剤残量
(約1%)を含有する。減少は、大きい技術的努力(高
真空、高い温度)を払って得られるにすぎない。しか
し、それには不十分な熱安定性(ポリマー生成物に分
解)が対立する。
は、溶剤を蒸留により除去した後なおかなりの溶剤残量
(約1%)を含有する。減少は、大きい技術的努力(高
真空、高い温度)を払って得られるにすぎない。しか
し、それには不十分な熱安定性(ポリマー生成物に分
解)が対立する。
【0006】ヨーロッパ特許(EP−A)550107
号からは、カルボン酸クロリドを溶剤の不在で第三級ア
ミンと反応させる方法が公知である。このために記載さ
れた反応装置は、技術的に非常に費用がかかりかつこの
方法にしか使用できない。さらに、後処理は時間がかか
る。アミン塩酸塩の水抽出は、有機相(=アルキルジケ
テン)の高い粘度に基づき時間がかかる。そのうえ、ア
ルキルジケテンへの不完全な反応の場合には、非常に安
定なエマルションが生成し、これが低い収率をもたら
し、ひいては方法を不経済にする。
号からは、カルボン酸クロリドを溶剤の不在で第三級ア
ミンと反応させる方法が公知である。このために記載さ
れた反応装置は、技術的に非常に費用がかかりかつこの
方法にしか使用できない。さらに、後処理は時間がかか
る。アミン塩酸塩の水抽出は、有機相(=アルキルジケ
テン)の高い粘度に基づき時間がかかる。そのうえ、ア
ルキルジケテンへの不完全な反応の場合には、非常に安
定なエマルションが生成し、これが低い収率をもたら
し、ひいては方法を不経済にする。
【0007】PCT特許(WO−A)94/18389
号からは、吸着剤の添加により有機溶剤の残分を除去す
る方法が公知である。このため、差し当たりアルキルジ
ケテンの水分散液を製造し、引き続き有機溶剤を吸収す
る適当な吸着剤、たとえばゼオライトを加える。この方
法は、添加した吸着剤を有機溶剤の吸収後に再び濾過に
より除去しなければならないので面倒である。
号からは、吸着剤の添加により有機溶剤の残分を除去す
る方法が公知である。このため、差し当たりアルキルジ
ケテンの水分散液を製造し、引き続き有機溶剤を吸収す
る適当な吸着剤、たとえばゼオライトを加える。この方
法は、添加した吸着剤を有機溶剤の吸収後に再び濾過に
より除去しなければならないので面倒である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、先に挙げた欠点を除去することである。
は、先に挙げた欠点を除去することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】それにより、一般式I
【0010】
【化4】
【0011】[式中R1はC10〜C30アルキルまたはC
10〜C30アルケニルを表わし、R2は水素またはC1〜C
8アルキルを表わす]の低溶剤アルキルジケテンを、一
般式II
10〜C30アルケニルを表わし、R2は水素またはC1〜C
8アルキルを表わす]の低溶剤アルキルジケテンを、一
般式II
【0012】
【化5】
【0013】[式中R1およびR2は上記のものを表わ
す]のカルボン酸クロリドと、一般式III
す]のカルボン酸クロリドと、一般式III
【0014】
【化6】
【0015】[式中R3,R4,R5はC1〜C12アルキル
またはC3〜C12シクロアルキルを表わし、R3 および
R4は一緒に、場合により酸素または窒素により中断さ
れたC2〜C11アルキレン二鎖を表わす]の第三級アミ
ンとを、水と大体において混じらない不活性溶剤中で反
応させることによって製造する新規な改善された方法を
見出したが、この方法は80〜130℃の温度および1
0〜500mbarの圧力で蒸留し、引き続き水または
水蒸気の添加下に蒸留することを特徴とする。
またはC3〜C12シクロアルキルを表わし、R3 および
R4は一緒に、場合により酸素または窒素により中断さ
れたC2〜C11アルキレン二鎖を表わす]の第三級アミ
ンとを、水と大体において混じらない不活性溶剤中で反
応させることによって製造する新規な改善された方法を
見出したが、この方法は80〜130℃の温度および1
0〜500mbarの圧力で蒸留し、引き続き水または
水蒸気の添加下に蒸留することを特徴とする。
【0016】本発明による方法は、次のように実施する
ことができる:カルボン酸クロリドIIと第三級アミン
IIIとを、水と大体において混じらない不活性有機溶
剤、好ましくは大体において無水の有機溶剤、殊に好ま
しくは無水の不活性有機溶剤中で、40〜95℃、好ま
しくは50〜80℃、殊に好ましくは60〜65℃の温
度および0.1〜3bar,好ましくは0.5〜1.5
bar,殊に好ましくは常圧(大気圧)で反応させ、引
き続き水抽出後に有機相を10〜500mbar,好ま
しくは30〜350mbar、殊に好ましくは50〜2
50mbarの圧力および80〜130℃、好ましくは
95〜120℃、殊に好ましくは100から115℃の
温度下に蒸留により溶剤を除去することができる。これ
に続いて、10〜500mbar、好ましくは30〜3
50mbar、殊に好ましくは50〜250mbarの
圧力および80〜130℃、好ましくは95〜120
℃、殊に好ましくは100〜115℃の温度下に水蒸気
または水を反応器中へ配量することができる。
ことができる:カルボン酸クロリドIIと第三級アミン
IIIとを、水と大体において混じらない不活性有機溶
剤、好ましくは大体において無水の有機溶剤、殊に好ま
しくは無水の不活性有機溶剤中で、40〜95℃、好ま
しくは50〜80℃、殊に好ましくは60〜65℃の温
度および0.1〜3bar,好ましくは0.5〜1.5
bar,殊に好ましくは常圧(大気圧)で反応させ、引
き続き水抽出後に有機相を10〜500mbar,好ま
しくは30〜350mbar、殊に好ましくは50〜2
50mbarの圧力および80〜130℃、好ましくは
95〜120℃、殊に好ましくは100から115℃の
温度下に蒸留により溶剤を除去することができる。これ
に続いて、10〜500mbar、好ましくは30〜3
50mbar、殊に好ましくは50〜250mbarの
圧力および80〜130℃、好ましくは95〜120
℃、殊に好ましくは100〜115℃の温度下に水蒸気
または水を反応器中へ配量することができる。
【0017】水蒸気の配量は、通例好ましくは直接にア
ルキルジケテン−トルオール溶液中へ行われる。水の配
量は、下方または上方からアルキルジケテン−トルオー
ル溶液中へまたは上方からアルキルジケテン−トルオー
ル溶液の表面上へ行われる。配量は、簡単に導入管を介
して、好ましくは撹拌機の近くに行うかまたはより費用
のかかる構造(多孔環状管等)を介して行うこともでき
る。
ルキルジケテン−トルオール溶液中へ行われる。水の配
量は、下方または上方からアルキルジケテン−トルオー
ル溶液中へまたは上方からアルキルジケテン−トルオー
ル溶液の表面上へ行われる。配量は、簡単に導入管を介
して、好ましくは撹拌機の近くに行うかまたはより費用
のかかる構造(多孔環状管等)を介して行うこともでき
る。
【0018】水と有機溶剤からなる共沸混合物は通例凝
縮させ、水相(場合により痕跡の溶剤で汚染されてい
る)と有機相とに分離する。双方の相は、次の反応バッ
チにおいて再び使用することができる。
縮させ、水相(場合により痕跡の溶剤で汚染されてい
る)と有機相とに分離する。双方の相は、次の反応バッ
チにおいて再び使用することができる。
【0019】所望量の水または水蒸気の配量後、通例蒸
留はなお若干続行する(10〜50mbarの真空およ
び100から120℃下に約10〜45分)。次に、反
応器に通例窒素を導通し、冷却する。
留はなお若干続行する(10〜50mbarの真空およ
び100から120℃下に約10〜45分)。次に、反
応器に通例窒素を導通し、冷却する。
【0020】アルキルジケテン中のトルオール含量は、
通常の分析法(たとえばGC)で測定することができ
る。
通常の分析法(たとえばGC)で測定することができ
る。
【0021】水と大体において混じらない不活性溶剤と
しては、アルカン、たとえばC5〜C30アルカン、たと
えばn−ペンタン、ペンタン混合物、n−ヘキサン、イ
ソヘキサン、ヘキサン混合物、n−ヘプタン、n−オク
タン、好ましくはn−ヘキサン、イソヘキサン、ヘキサ
ン混合物、n−ヘプタン混合物、n−オクタン混合物、
殊に好ましくはヘキサン混合物、シクロアルカン、たと
えばC5〜C12シクロアルカン、たとえばシクロペンタ
ン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタ
ン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、好
ましくはシクロヘキサンおよびメチルシクロヘキサン、
殊に好ましくはシクロヘキサン、芳香族炭化水素、たと
えばベンゾール、トルオール、キシロール、好ましくは
ベンゾールおよびトルオール、殊に好ましくはトルオー
ル、塩素化アルカン、たとえば1,2−ジクロルプロパ
ン、1,2−ジクロルブタン、好ましくは1,2−ジク
ロルプロパン、エーテル、たとえばジエチルエーテル、
ジ−イソプロピルエーテル、ジ−イソアミルエーテル、
ジ−n−ヘキシルエーテル、メチル−tert−ブチル
エーテル、好ましくはジイソプロピルエーテルおよびメ
チル−tert−ブチルエーテルまたはそれらの混合物
が適当である。
しては、アルカン、たとえばC5〜C30アルカン、たと
えばn−ペンタン、ペンタン混合物、n−ヘキサン、イ
ソヘキサン、ヘキサン混合物、n−ヘプタン、n−オク
タン、好ましくはn−ヘキサン、イソヘキサン、ヘキサ
ン混合物、n−ヘプタン混合物、n−オクタン混合物、
殊に好ましくはヘキサン混合物、シクロアルカン、たと
えばC5〜C12シクロアルカン、たとえばシクロペンタ
ン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタ
ン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、好
ましくはシクロヘキサンおよびメチルシクロヘキサン、
殊に好ましくはシクロヘキサン、芳香族炭化水素、たと
えばベンゾール、トルオール、キシロール、好ましくは
ベンゾールおよびトルオール、殊に好ましくはトルオー
ル、塩素化アルカン、たとえば1,2−ジクロルプロパ
ン、1,2−ジクロルブタン、好ましくは1,2−ジク
ロルプロパン、エーテル、たとえばジエチルエーテル、
ジ−イソプロピルエーテル、ジ−イソアミルエーテル、
ジ−n−ヘキシルエーテル、メチル−tert−ブチル
エーテル、好ましくはジイソプロピルエーテルおよびメ
チル−tert−ブチルエーテルまたはそれらの混合物
が適当である。
【0022】アミンIII対カルボン酸クロリドIIの
モル比は、通例0.1:1〜30:1、好ましくは
1:1〜3:1、殊に好ましくは1:1〜1.2:1で
ある。
モル比は、通例0.1:1〜30:1、好ましくは
1:1〜3:1、殊に好ましくは1:1〜1.2:1で
ある。
【0023】不活性溶剤対カルボン酸クロリドIIの重
量比は、通例0.01:1〜100:1、好ましくは
0.5:1〜2:1、殊に好ましくは0.8:1〜1:
1である。
量比は、通例0.01:1〜100:1、好ましくは
0.5:1〜2:1、殊に好ましくは0.8:1〜1:
1である。
【0024】必要な水量ないしは蒸気量は、通例アルキ
ルジケテンに対して、3〜300重量%、好ましくは5
〜50重量%、殊に好ましくは5〜30重量%である。
ルジケテンに対して、3〜300重量%、好ましくは5
〜50重量%、殊に好ましくは5〜30重量%である。
【0025】カルボン酸クロリドIは、通例12以上の
C原子、好ましくは16以上のC原子を有する長鎖飽和
または不飽和酸クロリドであり;天然産出脂肪酸からの
酸クロリドの混合物、たとえばやし油、トール油、ヒマ
シ油、オリーブ油、牛脂、パーム核油を使用する事がで
き、好ましくはC16〜C22、殊に好ましくはC16〜C18
を有する脂肪酸混合物である。
C原子、好ましくは16以上のC原子を有する長鎖飽和
または不飽和酸クロリドであり;天然産出脂肪酸からの
酸クロリドの混合物、たとえばやし油、トール油、ヒマ
シ油、オリーブ油、牛脂、パーム核油を使用する事がで
き、好ましくはC16〜C22、殊に好ましくはC16〜C18
を有する脂肪酸混合物である。
【0026】化合物I,IIおよびIII中の置換基R
1,R2,R3,R4およびR5は、下記のものを表わす: R1 −C10〜C30アルキル、好ましくはC12〜C25アルキ
ル、殊に好ましくはC12〜C20アルキル、たとえばドデ
シル、テトラデシルおよびヘキサデシル、 −C10〜C30アルケニル、好ましくはC12〜C25アルケ
ニル、殊に好ましくはC12〜C20アルケニル、たとえば
テトラデク−7−1−イルおよびヘキサデク−7−1−
イル、 R2 −水素、 C1〜C8アルキル、好ましくはC1〜C4アルキル、たと
えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブ
チル、殊に好ましくはメチルおよびエチル、 R3,R4,R5 −C1〜C12アルキル、好ましくはC1〜C8アルキル、
たとえばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、sec−ペ
ンチル、ネオペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n
−ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、n−ヘ
プチル、イソヘプチル、n−オクチル、イソオクチル、
n−ノニル、イソノニル、n−デシル、イソデシル、n
−ウンデシル、イソウンデシル、n−ドデシルおよびイ
ソウンデシル、殊に好ましくはC1〜C4アルキル、たと
えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert
−ブチル、 −C3〜C12シクロアルキル、好ましくはC3〜C8シク
ロアルキル、たとえばシクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよ
びシクロオクチル、殊に好ましくはシクロペンチル、シ
クロヘキシルおよびシクロオクチル、 R3,R4 −一緒に、場合により酸素または窒素により中断された
C2〜C11アルキレン二鎖、好ましくは場合により酸素
または窒素により中断されたC3〜C7アルキレン二鎖、
たとえば−(CH2)3−,−(CH2)4−,−(CH)
2−,−(CH2)5−,−(CH2)2−N−(CH2)2
−および−(CH2)2−O−(CH2)2−。
1,R2,R3,R4およびR5は、下記のものを表わす: R1 −C10〜C30アルキル、好ましくはC12〜C25アルキ
ル、殊に好ましくはC12〜C20アルキル、たとえばドデ
シル、テトラデシルおよびヘキサデシル、 −C10〜C30アルケニル、好ましくはC12〜C25アルケ
ニル、殊に好ましくはC12〜C20アルケニル、たとえば
テトラデク−7−1−イルおよびヘキサデク−7−1−
イル、 R2 −水素、 C1〜C8アルキル、好ましくはC1〜C4アルキル、たと
えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブ
チル、殊に好ましくはメチルおよびエチル、 R3,R4,R5 −C1〜C12アルキル、好ましくはC1〜C8アルキル、
たとえばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、sec−ペ
ンチル、ネオペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n
−ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、n−ヘ
プチル、イソヘプチル、n−オクチル、イソオクチル、
n−ノニル、イソノニル、n−デシル、イソデシル、n
−ウンデシル、イソウンデシル、n−ドデシルおよびイ
ソウンデシル、殊に好ましくはC1〜C4アルキル、たと
えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert
−ブチル、 −C3〜C12シクロアルキル、好ましくはC3〜C8シク
ロアルキル、たとえばシクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよ
びシクロオクチル、殊に好ましくはシクロペンチル、シ
クロヘキシルおよびシクロオクチル、 R3,R4 −一緒に、場合により酸素または窒素により中断された
C2〜C11アルキレン二鎖、好ましくは場合により酸素
または窒素により中断されたC3〜C7アルキレン二鎖、
たとえば−(CH2)3−,−(CH2)4−,−(CH)
2−,−(CH2)5−,−(CH2)2−N−(CH2)2
−および−(CH2)2−O−(CH2)2−。
【0027】“無溶剤”AKDの使用:紙の疎水性化の
ため;低溶剤含量を有するAKDは貯蔵安定性(トルオ
ールは貯蔵安定性に不利な影響を及ぼす)において、製
紙工場(紙製造の乾燥部門において溶剤が逃失する)に
おいて適用する際およびこうして製造した紙の後での使
用(たとえば飲料用厚紙製造(テトラパック)の場合、
食料品との接触のため溶剤は許容されない)において有
利である。
ため;低溶剤含量を有するAKDは貯蔵安定性(トルオ
ールは貯蔵安定性に不利な影響を及ぼす)において、製
紙工場(紙製造の乾燥部門において溶剤が逃失する)に
おいて適用する際およびこうして製造した紙の後での使
用(たとえば飲料用厚紙製造(テトラパック)の場合、
食料品との接触のため溶剤は許容されない)において有
利である。
【0028】本発明による方法は、その構造に基づき原
則的に、有機溶剤に溶解して存在する水と反応すること
ができ、蒸留により精製しなければならずかつ低い溶剤
含量の必要性のある他の有機物質にも拡張することがで
きる:たとえば長鎖脂肪酸の無水物、イミド、長鎖脂肪
酸と他のカルボン酸/カルボン酸誘導体との混合無水物
またはイミド、たとえばアシル化カプロラクタムおよび
アシル化安息香酸。
則的に、有機溶剤に溶解して存在する水と反応すること
ができ、蒸留により精製しなければならずかつ低い溶剤
含量の必要性のある他の有機物質にも拡張することがで
きる:たとえば長鎖脂肪酸の無水物、イミド、長鎖脂肪
酸と他のカルボン酸/カルボン酸誘導体との混合無水物
またはイミド、たとえばアシル化カプロラクタムおよび
アシル化安息香酸。
【0029】
例1 トルオール400g中のジメチルシクロヘキシルアミン
230gに、ステアリン酸クロリド480gを温度60
℃で配量し、1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性
にし、水で2回抽出した。有機相の溶剤の大部分を、真
空中(100mbar)100〜110℃の温度で留去
し、引き続き温度および真空を維持して水蒸気合計24
0gを徐々に導入した。蒸留はなお30分継続し、その
後窒素を導通し、冷却した。 収率は97.3%であっ
た(アルキルジケテン含量92.6%)。
230gに、ステアリン酸クロリド480gを温度60
℃で配量し、1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性
にし、水で2回抽出した。有機相の溶剤の大部分を、真
空中(100mbar)100〜110℃の温度で留去
し、引き続き温度および真空を維持して水蒸気合計24
0gを徐々に導入した。蒸留はなお30分継続し、その
後窒素を導通し、冷却した。 収率は97.3%であっ
た(アルキルジケテン含量92.6%)。
【0030】例2 トルオール520g中のトリエチルアミン160gに、
ステアリン酸クロリド445gを温度65℃で配量し、
1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性にし、水で2
回抽出した。有機相の溶剤の大部分を、真空中(145
mbar)100〜110℃の温度で留去し、引き続き
温度および真空を維持して水蒸気合計120gを徐々に
導入した。蒸留をなお30分継続し、その後窒素を導通
し、冷 却した。収率は97.3%であった(アルキルジ
ケテン含量92.6%)。
ステアリン酸クロリド445gを温度65℃で配量し、
1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性にし、水で2
回抽出した。有機相の溶剤の大部分を、真空中(145
mbar)100〜110℃の温度で留去し、引き続き
温度および真空を維持して水蒸気合計120gを徐々に
導入した。蒸留をなお30分継続し、その後窒素を導通
し、冷 却した。収率は97.3%であった(アルキルジ
ケテン含量92.6%)。
【0031】例3 トルオール530g中のトリエチルアミン214gに、
ステアリン酸クロリド560gを温度65℃で配量し、
1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性にし、水で2
回抽出した。有機相の溶剤の大部分を、真空中(70m
bar)100〜110℃の温度で留去し、引き続き温
度および真空を維持して水合計180gを配量した。蒸
留をなお30分継続し、その後窒素を導通し、冷却し
た。収率は99.1%であった(アルキルジケテン含量
91.5%)。
ステアリン酸クロリド560gを温度65℃で配量し、
1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性にし、水で2
回抽出した。有機相の溶剤の大部分を、真空中(70m
bar)100〜110℃の温度で留去し、引き続き温
度および真空を維持して水合計180gを配量した。蒸
留をなお30分継続し、その後窒素を導通し、冷却し
た。収率は99.1%であった(アルキルジケテン含量
91.5%)。
【0032】製造したアルキルジケテンのトルオール含
量:(GCにより測定)
量:(GCにより測定)
【0033】
【表1】
【0034】比較例A:ドイツ国特許(DE−A)29
27118号、例4 トルオール500g中のジメチルシクロヘキシルアミン
245gに、温度60℃でステアリン酸クロリド500
gを配量し、1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性
にし、水で2回抽出し、有機相から蒸留により(蒸留:
100〜110℃、15mbar)トルオールを除去し
た。収率は97%であった(アルキルジケテンの含量8
6.7%)。
27118号、例4 トルオール500g中のジメチルシクロヘキシルアミン
245gに、温度60℃でステアリン酸クロリド500
gを配量し、1時間後撹拌した。引き続き、硫酸で酸性
にし、水で2回抽出し、有機相から蒸留により(蒸留:
100〜110℃、15mbar)トルオールを除去し
た。収率は97%であった(アルキルジケテンの含量8
6.7%)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッティアス ファンクヘーネル ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン バイエルンシュトラーセ 45 (72)発明者 ヴォルフガング ロイター ドイツ連邦共和国 ハイデルベルク アム プフェルヒェルハング 16
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式I 【化1】 [式中R1はC10〜C30アルキルまたはC10〜C30アル
ケニルを表わし、R2は水素またはC1〜C8アルキルを
表わす]低溶剤アルキルジケテンを、一般式II 【化2】 [式中R1およびR2は上記のものを表わす]のカルボン
酸クロリドと、一般式III 【化3】 [式中R3,R4,R5はC1〜C12アルキルまたはC3〜
C12シクロアルキルを表わし、R3およびR4は一緒
に、場合により酸素または窒素により中断されたC2〜
C11アルキレン二鎖を表わす]の第三級アミンとを、水
と大体において混じらない不活性溶剤中で反応させるこ
とにより製造する方法において、80〜130℃の温度
および10〜500mbarの圧力で蒸留し、引き続き
水または水蒸気の添加下に蒸留することを特徴とする低
溶剤アルキルジケテンの製造方法。 - 【請求項2】 R1がC12〜C25アルキルまたはC12〜
C25アルケニルを表わすことを特徴とする請求項1記載
の低溶剤アルキルジケテンIの製造方法。 - 【請求項3】 R1がC14〜C20アルキルまたはC14〜
C20アルケニルを表わすことを特徴とする請求項1記載
の低溶剤アルキルジケテンIの製造方法。 - 【請求項4】 R2が水素を表わすことを特徴とする請
求項1から3までのいずれか1項記載の低溶剤アルキル
ジケテンIの製造方法。 - 【請求項5】 蒸留を95〜120℃の温度および30
〜350mbarの圧力で実施する殊を特徴とする請求
項1記載の低溶剤アルキルジケテンIの製造方法。 - 【請求項6】 蒸留を100〜115℃の温度および5
0〜250mbarの圧力で実施することを特徴とする
請求項1記載の低溶剤アルキルジケテンの製造方法。 - 【請求項7】 請求項1記載の方法を使用する、長鎖脂
肪酸の溶剤の乏しい無水物、イミド、長鎖脂肪酸と他の
カルボン酸/カルボン酸誘導体との混合無水物または混
合イミドの製造方法。
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DE19516183 | 1995-05-03 |
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---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110989A Withdrawn JPH08301860A (ja) | 1995-05-03 | 1996-05-01 | 低溶剤アルキルジケテンの製造方法 |
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---|---|
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EP (1) | EP0741121B1 (ja) |
JP (1) | JPH08301860A (ja) |
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DE19505751A1 (de) * | 1995-02-20 | 1996-08-22 | Basf Ag | Wäßrige Alkyldiketen-Dispersionen und ihre Verwendung als Leimungsmittel für Papier |
DE10158661A1 (de) | 2001-11-30 | 2003-06-12 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Alkylketendimeren |
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CN103467413B (zh) * | 2012-06-06 | 2016-07-06 | 丰益高分子材料(连云港)有限公司 | 一种烷基烯酮二聚体的合成方法 |
CN102962026B (zh) * | 2012-12-04 | 2014-02-05 | 苏州天马精细化学品股份有限公司 | 连续化无溶剂制备高纯度akd的设备及方法 |
CN102974295B (zh) * | 2012-12-04 | 2014-02-05 | 苏州天马精细化学品股份有限公司 | 一种适用于有粘稠物料参加或生成的反应器 |
CN108148019A (zh) * | 2016-12-02 | 2018-06-12 | 丰益表面活性材料(连云港)有限公司 | 一种akd的制备方法 |
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DE2927118C2 (de) * | 1979-07-05 | 1981-10-15 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur Herstellung von Fettalkyldiketenen |
EP0550107B1 (en) * | 1991-12-30 | 1996-01-31 | Akzo Nobel N.V. | Long-chain ketene dimers |
ATE171744T1 (de) * | 1993-02-15 | 1998-10-15 | Eka Chemicals Ab | Verfahren zur verminderung des gehalts an organischen lösungsmitteln in cellulose-reaktiven wasserabweisenden mitteln |
SE9300584D0 (sv) * | 1993-02-22 | 1993-02-22 | Eka Nobel Ab | A process for the production of ketene dimers |
SE511318C2 (sv) * | 1993-02-22 | 1999-09-13 | Eka Chemicals Ab | Förfarande för framställning av ketendimerer |
US5525738A (en) * | 1993-03-26 | 1996-06-11 | Hercules Incorporated | Process for the manufacture of alkyl ketene dimers by dimerization with tertiary amines |
GB9309604D0 (en) * | 1993-05-10 | 1993-06-23 | Hercules Inc | Process for the manufacture of alkyl ketene dimer |
-
1996
- 1996-04-24 EP EP96106407A patent/EP0741121B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-24 DE DE59602419T patent/DE59602419D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-26 US US08/638,225 patent/US5672721A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-01 JP JP8110989A patent/JPH08301860A/ja not_active Withdrawn
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---|---|
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EP0741121A3 (de) | 1996-11-20 |
EP0741121B1 (de) | 1999-07-14 |
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EP0741121A2 (de) | 1996-11-06 |
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